JPS6122779Y2 - - Google Patents

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JPS6122779Y2
JPS6122779Y2 JP1980091714U JP9171480U JPS6122779Y2 JP S6122779 Y2 JPS6122779 Y2 JP S6122779Y2 JP 1980091714 U JP1980091714 U JP 1980091714U JP 9171480 U JP9171480 U JP 9171480U JP S6122779 Y2 JPS6122779 Y2 JP S6122779Y2
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JP
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nail
claw
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frame
nailing
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JP1980091714U
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JPS5713177U (ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種建築工事等において、仮止用に用
いられる仮止釘を引抜く場合等に利用して有用な
釘抜き機に関するものである。
建築物の内装仕上げをプリント合板仕上げにす
るような場合、プリント合板を支持柱等に取り付
けるのに、接着剤を利用してプリント合板と支持
柱等との間を接着固定する方法がとられている。
この場合には、釘止め等の方法のように合板の表
面に釘頭等が見えたりすることによる仕上げ外観
の美感を損うおそれがなく、プリント面のみが外
部に見えるきれいな仕上りとすることができる。
しかし、このように接着剤により接着固定する
方法でも、張り込み時には接着剤がすぐに固まら
ないので、接着剤による接着固定状態が安定する
までの間、仮止め用の釘を打付けて仮止めする方
法がとられている。この仮止め釘は、補助的に用
いられるものであり、接着剤による接着状態が安
定すれば抜き去られるものである。
そして、このような仮止め釘としては、たとえ
ば第1図Aに示すように細軸状の釘1にプラステ
イツクブロツク2を挿着しておき、この釘1を第
1図Bに示すようにプリント合板3,3の突き合
せ部4に打ち込んで支柱5まで突き差し、上記プ
ラステイツクブロツク2を介して固定支持するも
のである。これによつて、プリント合板3,3の
表面には釘1は直接触れることなく、また細軸状
の釘1であつても十分上記ブロツク2を介して係
止できるので安定した支持状態が得られる。な
お、上記釘1を細軸状のものを使用するのは、抜
き去つたあとの釘穴を、できるだけ目立ちにくい
小さな穴にとどめたいためであり、上記ブロツク
2は釘1の打込み位置の表示もかねている。
ところで、上記仮止め用の釘1を抜き取るに
は、プリント合板3,3の表面を傷付けることな
く、また抜取つたあとの釘穴も目立たないように
する必要がある。そのためには、工具を前記プラ
スチツクブロツク2とプリント合板3,3との間
に差し込むようなことはさけなければならず、ま
た抜き取つたあとの釘穴が拡大したり必要以上に
大きく傷付いたりしないようにするためには、上
記釘1を真直ぐ引き抜く必要がある。
本考案は、このような実情に鑑み提案したもの
であり、上述のような仮止め釘の抜きとりをプリ
ント合板等を傷付けることなく、真直ぐ、容易に
抜き取ることができるような釘抜き機を提供しよ
うとするものである。
すなわち、本考案の仮止め釘用の釘抜き機は、
釘打施工面に当接する平担な支持面を有する枠体
に中途部を枢支され上記支持面方向に向かつて押
圧操作可能な操作端を備えた操作ハンドルと、上
記枠体に設けられた上記釘打施工面に対し垂直な
方向に延長して形成されたガイド溝にガイド突起
を係合させて回転不可の状態で案内される昇降爪
と、上記操作ハンドルの先端に移動支点を介して
連結されるともにその中途部を上記昇降爪の中途
部に上記枠体のガイド溝にガイドされる移動支点
を介して連結してなる回転爪とからなる上記操作
レバーの回動操作により釘に喰付き挟持し且つ上
昇されてなる喰付き爪とを備えなるものであり、
操作ハンドルの一回の押下げストロークにより仮
止め釘をしつかりとくわえ込み、さらに真直ぐ引
抜くことができるようにしたものである。
さらに、本考案は上記喰付き爪の開口範囲が十
分に広く、いずれの方向からも打込み済みの仮止
め釘にも対接することができ取扱いに便利な釘抜
き機を提供しようとするものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例について説
明する。
第2図は本考案釘抜き機の構成の概要を示す側
面図であり、図示の状態は非行動状態である。同
図中6は工具本体を構成する枠体であり、この例
では図中下側に図示しないプリント合板面等の釘
打施工面に当接する図示の如く平担な支持面であ
る接地部7が形成されている。この接地部7に
は、プリント合板表面に傷を付けたりしないよう
に、ゴムやフエルト等のような緩衝材8が配設さ
れている。9は操作ハンドルであり、その押圧操
作部9Aが斜め上方に突き出すように、中途部を
支軸10により前記枠体6に枢支されている。
なお、このハンドル9には戻しスプリング11
が同図中反時計まわり方向の弾発力を与えるよう
に枠体6の切起し部12とハンドル9間に配設さ
れている。また、上記ハンドル9の先端すなわち
同図中左方端には長孔13が開設され、この長孔
13はハンドル9の長手方向に連設されている。
14は喰付き爪であり、第1図に示す如き仮止め
釘1のプラステイツクブロツク2に対し、両側面
より喰付いて挾持するためのものである。そし
て、この喰付き爪14は昇降爪15と回転爪16
が組付けられて構成されている。すなわち、上記
昇降爪15は、この例では上下方向に伸びる垂直
部15Aに突設したガイド突起15Bが前記枠体
6に垂直方向に延長して形成されるとともに下端
側を図示の如く右方に傾斜させたガイド溝17内
に係合されており、この溝17に沿つて上下方向
にのみ移動自在となつている。そして、この昇降
爪15の下端側には喰付き部15Cが突設される
とともに、長孔15Dが開設されている。また、
上記回転爪16は、基端に前記長孔13内に挿入
係合される支軸16Aが設けられるとともに、中
途部には前記長孔15Dに挿入係合される支軸1
6Bが設けられ、さらに先端には前記喰付き部1
5Cと対を成す喰付き部16Cが設けられてい
る。なお、上記支軸16Bは、上記昇降爪15の
長孔15Dに挿入係合されるとともに上記枠体6
のガイド溝17にも係合され、操作ハンドル9の
回動操作により上記ガイド溝17に案内される。
なお、上記長孔13と支軸16A及び長孔15
Dと支軸16Bとはいずれも各支軸16Aと16
Bとが対応係合する各長孔13と15D内を移動
自在となり移動連結支点を構成している。また、
前記各喰付き部15Cと16Cは互に対峙しあ
い、枠体6の下側左方端に形成した切欠き部18
内に突出自在に臨んでいる。なお、上記切欠き部
18は仮止め釘設置部となる部分である。そし
て、上記構成の工具は、通常の非操作時状態にお
いては、操作ハンドル9は戻しバネ11の力によ
り図示の如く右上方斜め方向に突出するように設
置されており、このとき喰付き爪14の先端の各
喰付き部15Cと16C間は開いた状態になつて
いる。すなわち、上記第2図に示す状態のときに
は、喰付き爪14は、第3図に示す如く、回転爪
16の支軸16Aが操作ハンドル9の長孔13の
上壁13Aにより上方への位置規制をされ、また
上記支軸16Bはガイド溝17の傾斜下端17A
に係止されるとともに昇降爪15の長孔15Dの
下端15Eに係止し、したがつて昇降爪15は下
端位置に設置され十分開放されている。そこで、
仮止め釘1の抜き取りに際しては、先ず、この第
3図に示す状態で引抜こうとする釘1Aの側方に
この工具Aをセツトする。なお、このとき各喰付
部15C,16C間は十分に開口されている。こ
の第3図の状態から、工具Aを上記釘1Aの側方
に押し付けると、第4図に示すごとく、前記昇降
爪15の喰付き部15Cがプラステイツクブロツ
ク2の一側面2Aに圧接される。なお、このとき
他方の喰付き部16Cは上方に開いているので邪
魔になることはない。そこで、この状態から前記
操作ハンドル9を支軸10まわりを図中時計方向
に回転するように押し下げると、第5図に示すよ
うにこのハンドル9の先端9B側が上方に移動す
る。すると、前記長孔13に挿入係合されている
支軸16Aが上方に移動され回転爪16は支軸1
6Bを中心に反時計まわり方向に回転変位され
る。なお、このとき、上記支軸16Bは長孔15
D内を上方に移動しその上端15Fに係合する位
置まで持ち上げられる。そして、上記回転爪16
の作動により、その喰付き部16Cは前記プラス
テイツクブロツク2の他側面2Bに喰い付き、さ
らに上記レバー9による回動が進むと、各喰付き
部15Cと16Cが前記ブロツク2を両側面2
A,2Bよりしつかりと挾持するものである。
そして、上記第5図の状態から、さらに操作レ
バー9の回動が進むと、第6図に示すように上記
レバー9の長孔13より支軸16Aをガイド溝1
7に沿つて上方へ引上げる力が作用される。する
と喰付き爪14は仮止め釘1Aをそのプラステイ
ツクブロツク2において挾持しながら真直ぐ上方
に引上げ、支柱5及びプリント合板3より引き抜
くことができる。
なお、上記説明においては、プリント合板3を
水平位置に図示し説明したが、壁などの場合はプ
リント合板3は垂直状に設置されるもので、工具
Aのハンドル9の操作方向は横方向から押し付け
るようになる場合が多く、そのときは仮止め釘1
Aは真直ぐ水平方向に抜き去られることになる。
そして、上記第6図の如く釘1Aの抜き取り
後、操作ハンドル9の押圧力を解除すると、前記
戻しバネ11の弾発力により、ハンドル9は反時
計まわり方向にもどされ、したがつて喰付き爪1
4は前記第2乃至4図に示した如く開放され、釘
を放し、釘抜き作業を終了できる。
上述のように、本考案の釘抜き機によれば、仮
止め釘は常に真直ぐ抜きとることができ、しかも
ハンドルの押圧操作だけでしつかりと釘を支持し
抜きとることができるので、効率の良い作業を行
ない得る。
しかも、プリント合板表面等に対する損傷のお
それもなく、極めて良好な仮止め釘の抜き取り処
理を行ない得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は仮止め釘を説明する図であり、第1図
Aは仮止め釘の斜視図、第1図Bは仮止め状態の
一部縦断側面図である。第2図は本考案の一実施
例を示す概略側面図、第3図から第6図は使用状
態における作動順に順次示す要部拡大側面図であ
る。 1,1A……仮止め釘、2……プラステイツク
ブロツク、3……プリント合板、6……枠体、9
……操作ハンドル、10……支軸、13……長
孔、14……喰付き爪、15……昇降爪、16…
…回転爪、16A,16B……支軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 釘打施工面に当接する平担な支持面を有する枠
    体に中途部を枢支され上記支持面方向に向かつて
    押圧操作可能な操作端を備えた操作ハンドルと、 上記枠体に設けられた上記釘打施工面に対し垂
    直な方向に延長して形成されたガイド溝にガイド
    突起を係合させて回転不可の状態で案内される昇
    降爪と、上記操作ハンドルの先端に移動支点を介
    して連結されるとともにその中途部を上記昇降爪
    の中途部に上記枠体のガイド溝にガイドされる移
    動支点を介して連結してなる回転爪とからなる上
    記操作ハンドルの回動操作により釘に喰付き挟持
    し且つ上昇されてなる喰付き爪とを備えてなる仮
    止釘用釘抜き機。
JP1980091714U 1980-06-30 1980-06-30 Expired JPS6122779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980091714U JPS6122779Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980091714U JPS6122779Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713177U JPS5713177U (ja) 1982-01-23
JPS6122779Y2 true JPS6122779Y2 (ja) 1986-07-08

Family

ID=29453685

Family Applications (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531597B2 (ja) * 1975-12-17 1980-08-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716691Y2 (ja) * 1978-08-24 1982-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531597B2 (ja) * 1975-12-17 1980-08-19

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Publication number Publication date
JPS5713177U (ja) 1982-01-23

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