JPH077B2 - 植物植生用層状構造体 - Google Patents

植物植生用層状構造体

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JPH077B2
JPH077B2 JP2271010A JP27101090A JPH077B2 JP H077 B2 JPH077 B2 JP H077B2 JP 2271010 A JP2271010 A JP 2271010A JP 27101090 A JP27101090 A JP 27101090A JP H077 B2 JPH077 B2 JP H077B2
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    • Y02B80/32Roof garden systems

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばビルや共同住宅、戸建住宅など建築物の
屋上においてスカイフロントの1つとして土を使用する
ことなく緑化を実現させると共にその上を随時、歩行
し、あるいは横臥して憩いの場を提供するに好適な植物
植生用層状構造体に関するものである。
(従来の技術) 現在、ビル屋上などは殆どクーリングタワーや物干場が
ある程度で余り利用されておらず、僅かに神社や植木が
ある程度であるが、近時、建築物の高層化と共に屋上空
間の景観を配慮した都市づくりが進められ、ビル屋上ま
たはバルコニーなどに芝や草花を植生し、屋上またはバ
ルコニー空間を緑化することで都市に不足する緑を大き
く拡大することが行われつつある。
ところで、現在、試みられている上記ビルの屋上やコン
クリートの上に芝や草花を植生する方法としては土を使
用し、植生することが最も一般的である。
勿論、一方において水耕栽培など、ロックウールやポリ
ウレタン発泡体あるいは不織布を使用して野菜や草花を
植生することも知られており、(例えば特開昭55−9739
号公報、特開昭61−25408号公報など参照)一部に実施
されている例もあるが、この場合は多くは温室や屋内で
あって、その上を歩行したり、横臥したりするビルの屋
上などにおいて大規模に利用されるに至っていない。
また、その他法面施工のため、不織布を用い、ネットで
覆う工法や、人がその上に歩くことができる植物養成マ
ットとして吸水性の材料に、これを補強するためフレー
ムを組み合わせたマットも提案されている。(特開昭60
−98912号公報参照) (発明が解決しようとする課題) ところが、近時、従来の屋上空間の利用に加え、更に景
観、デザインという面でビルや共同住宅、戸建住宅など
の建築物の屋上やバルコニーを街の中の貴重なスペース
として捉え、利用者に対して憩いと潤いを与えると共に
建築物に付加価値をも与えることを目的としてスカイフ
ロントが注目され、脚光を浴びて来た。
そして、このような観点に従って屋上空間の緑化が見直
されるに及び従来の土を利用する方法では屋上(コンク
リート面)に芝や草花を植え、その上を歩行したり、寝
ころんで読書、歓談したりするには少なくとも10cm〜20
cm程度の土壌を屋上に持ち込み、かつ草の根がコンクリ
ートの亀裂に入り込むために防水対策が必要になる。し
かも土壌を屋上などへ持って上がると、重量(例えば土
10cm厚さとして170kg/m2)が重いため、建築物の屋上ま
たはバルコニー床の構造をそのために補強しなければな
らない上、(現在の建築基準法では屋上またはバルコニ
ーの床の許容積載荷重は180kg/m2であるため、屋上また
バルコニーに土10cm厚さの土を盛ったとすると重量が15
0〜170kg/m2であるため人が歩行したりすると許容荷重
を越える恐れがある。)更に、雨水などで流された土に
よって建築物が汚され問題となる。
と云って一方、前記水耕栽培は、ビル屋上またはバルコ
ニーなど、その上を歩行したりするには適しないことは
前述の通りであり、またフレームを組み合わせる方式や
法面施工方式も屋上またバルコニーにおける草花の広範
囲な植生に利用できるものではなく、新たな屋上植生方
式の開発が求められるに至った。
本発明は上述の如き時代の趨勢に対応し、ビル屋上また
はバルコニーなどのコンクリート面において土を使用す
ることなく芝や草花を植生し、しかもその上を歩行した
り横臥することのできる新規な植物植生用層状構造体を
見出すことによりビル屋上またはバルコニーの緑化を実
現して屋上またはバルコニーの美観を高めると共に緑化
面積の増大化をはかり、都市街の活性化を達成すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) しかして、上記目的に適合する本発明層状構造体の構成
は、基本的に合成繊維を主材とし、構成繊維を互いに絡
交形成せしめた不織繊維構造体からなる3つの層を含ん
で土を使用することなく重合構成され、その第1の不織
繊維構造体層は、通気性、保水性を有するが、繊維密度
ならびにその通気性、保水性はともに他の2層に対し中
間にあって芝などの植物を種から植生するに適した植生
層であり、第2の不織繊維構造体層は適度の通気性と透
水性を有するが繊維密度、保水性はともに他の2層に比
し最も大きく、通根、根の保持と植物の根の保護機能を
もつ保護層であり、第3の不織繊維構造体層は通気性は
他の2層に比し最も大きいが繊維密度、保水性ともに最
も低く、かつ、弾力性を有して過剰な雨水などの排水に
適すると共に、全体を支持するに充分な保持力を有する
排水層であることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明のもう1つの発明は上記層状構
成を基本として、その最上層に合成樹脂製網状物を配層
すると共に、最下層に対し止水性能および植物の根切り
性能を有する合成樹脂製シートを重合せしめたものであ
る。
(作用) 上記本発明層状構造体は屋上またはバルコニーにおいて
植物植生用として施工されるものであり、施工にあたっ
ては、ビル屋上などのコンクリート面において、植物植
生に利用しようとする所要範囲で、先ず、第3の層を敷
設配置し、次に第2の層、第1の層を順次重合して(必
要に応じ中間に補強布などを介在せめてもよい。)3層
を含む構造体として形成し、周縁部を適宜、固定するこ
とによって設置する。
なお、第1,第2及び第3の各層は単に重合するのみでも
よいが、ずれ防止のため部分的に固定せしめてもよい。
かくして、形成された上記層状構造体はその植生層(第
1の層)に芝や植物の種を播いて発芽させ、(第1の層
を第2の層に重合する前に、予め第1の層に種を直播き
し発芽させておいてもよい。)適当に施肥を行って発芽
した芝や植物の発育を助成するが、第1の植生層は上記
植生に適する適当な保水性と通気性を有し、また適度の
排水性を具備して芝や植物の発育を助成する。
一方、第2の根の保持層は容易に伸びて来た芝や植物の
根が通根できて、なお、これらの根をしっかり保持する
役割を有する。
そのため繊維密度、保水性が大きく適当に垂直、水平両
方向の透水性を有し水が溜まり水となって根腐れを起こ
すことを阻止すると共に、絶えず、新鮮な水を保水す
る。
しかも通気性は他の2層にくらべて小さいが適度に酸素
の供給を可能として根の保護をはかる。
更に第3の排水層は充分な排水機能を有することから降
水雨量に対して充分な排水を行い、しかも溜まり水とな
って根固め層で根腐れの発生するのをなくする。
なお、根の保護層、排水層は適当な厚さを有し歩行や、
草刈作業時の荷重に対しても充分な支持力、復元力を有
し、層状構造体全体の歩行性の改善作用を有する。
また、請求項2記載の発明における最上層の合成樹脂製
網状体は人の歩行、横臥や草刈機の使用などに際して荷
重を網状体全面に均等に分布させ、特定場所への荷重集
中を阻止すると共に、風や台風に対する保護を確実とす
る。
更に最下層の合成樹脂シートは止水機能があり、シート
上の雨水や余分の液肥を完全に排水すると共に排水層か
ら出て来た芝や植物の根が屋上のコンクリートや防水層
の細かい亀裂に入り込み、これを破損させるのを防止す
る。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照し、本発明の具体的実施例に
ついて説明する。
第1図は本発明に係る層状構造体の1例であり、図にお
いて、(1)は第1の層をなす植生層、(2)は第2の
層をなす保護層、(3)は第3の層をなす排水層を夫々
示し、これら植生層(1)、保護層(2)及び排水層
(3)の3層重合構造によって本発明層状構造体におけ
る請求項1に係る基本構造が形成されていると共に、更
に図において、植生層(1)の上面に合成樹脂製網状体
(4)が、また最下層、即ち排水層の下面に止水、根切
りの役割を有する合成樹脂製シール(5)が夫々配層さ
れていて、全体として本発明層状構造体の請求項2に係
る構造が形成されている。ここで上記第1の層(1)を
なす芝などの植生層はその上に芝や植物の種を播き、植
生させる層であり、ポリエステル,ポリプロピレン、ア
クリルなどの合成繊維を主材にし、これ単独あるいは適
宜吸水性繊維の適当量例えば15〜30%程度混合せしめた
繊維ウエブをニードリングし、構成繊維を互いに絡交せ
しめた、通常、繊維の見掛け密度0.11g/cm3程度で厚さ5
mm前後の不織布が用いられる。
吸水性繊維の混合は植生層(1)の保水性を高め、乾燥
による発芽率低下防止を図る上に有効であるがレーヨン
などの人造繊維は吸水状態で長期使用すると、腐る場合
があるので、可及的アクリル系吸水繊維を用いることが
好適である。
この植生層(1)はその上に種を播き、発芽させる役目
を有することからその特性として測定値の1例を示せば
保水量2.4kg/m2、通気量178cc/cm2/sec、垂直透水係数
1.5cm/secを有し保水性がよく、空気の流通も適度で、
また透水性あるいは排水性も適当に保有している。
また、この植生層(1)は芝や植物の根が背光性を示す
ため白色よりも黒色が好ましく、とりわけ、濃緑色は最
も良好である。
次に前記第2の層(2)をなす保護層は容易に伸びて来
た芝や植物の根が、通根できて、しかもこれらの根をし
っかり保持する役目を有するものであり、繊維の見掛け
密度は、適当に大きい方が良い。しかも、通気性が良く
て、酸素の供給が充分に行われ、なお、適当な保水性が
ありながらも、適当な垂直、水平方向の透水性があっ
て、水が溜まり水になって根腐れを起こしたりせぬよ
う、絶えず、新鮮な水が保水されることが望ましい。
この保護層(2)は、適当な厚さが必要であり、一般的
に(植生層+保護層+排水層)全体で最小限5cm以上の
厚さが必要と言われるが、保護層のみで厚さ5cm前後が
望ましい。
しかも、歩行や草刈作業時の荷重に対して、充分な復原
力を持つことが必要で、弾性回復率は可及的大きいもの
を選定する。
この保護層(2)はポリエステル繊維から成る通常、ニ
ードル不織布で測定値の1例を示せば見掛け密度0.23g/
cm3、厚さ10mm前後、保水量6.0kg/m2、通気量36cc/cm2/
sec、垂直透水係数2.3×10-1cm/secで、圧縮率は7.6%
と小さく、厚さ回復率(荷重800g/cm2)は94%と高い特
性を有する。また、別の例として、次のような特性をも
つ不織布と、上記不織布とを適当に混ぜて重ねて使用す
ることもある。即ち、その不織布は見掛け密度は、0.05
g/cm3と小さいので保水量が40kg/m2と大きく、通気量12
2cc/cm2/sec、垂直透水係数3.5cm/secと大きいが、それ
程圧縮率17%は大きくなく、厚さ回復率も90%前後と大
きい、比較的細い太さの繊維からなる不織布である。
また、これら保護層(2)においても、背光性を示す根
に対して、白色よりも黒色系が好ましい。
更に第3の層(3)である排水層は、通常、50〜100mm/
Hrの降水雨量に対対しても充分、排水機能を持ち、しか
も保水性は零に近く芝や草花の根に絶えず、新鮮な水が
補給されるものであることが必要であり、排水層で溜水
となって根固め層での根腐れを絶対発生しないようにす
る。
そのためには比較的繊維空隙率の大きな、即ち他の2層
に比し繊維密度の最も低い不織布を選定するが、逆に弾
性回復が悪く、変形したり、また変形率が大きくて歩行
時に不快感を与えるようでは好ましくない。
従ってこの排水層(3)は通常、500〜5,000デニール前
後の太さを有するビニリデン繊維から成る不織布マット
を、厚さ30〜60mmの範囲で選択して使用する。これらは
弾力性を有し、測定の1例を示せば約900kg/m2の荷重に
対し厚さの変化率は40%までで、その回復率は80%以上
のもので通気性の極めて大きいものである。
勿論、上記不織布マットは単独でもよいが、15〜30デニ
ールのポリエステル繊維から成る厚さ10mm程度の透水性
の良い不織布と組み合わせることも好ましく、この場合
には全体層の歩行性の改善が図られる。
以上、述べた第1,第2及び第3の各層である植生層
(1)、保護層(2)及び排水層(3)の3層を重合設
置することによって本発明の基本となる層状構造体が構
成されるが、重合にあたっては、図の如くビルなど建築
構造物の屋上コンクリート面(6)で第3の層、第2の
層、第1の層と順次、重合して施工することが最も一般
的に行われる。
この場合、各層の役割を阻害しないようにして中間に他
の層をあるいは布などを介在させることも差支えない。
なお、この重合にあたっては特に互いに各層を接着させ
ることは必須ではなく、むしろ、芝や植物の根の通根に
よりこれがパンチングの如くなって各層を確実に保持す
る。
そして、上記層状構造体の植生物(1)に対し芝や、植
物の種が播かれるがこれら種を播くには他の2層と建築
構造物上で重合設置した後、その上面の植生層(1)あ
るいは網状体(4)があるときは網状体(4)の上から
植生層(1)に種を播いてさせてもよいし、また別の場
所で植生層(1)のみに種を播き発芽させた後、層状構
造体として重合作成せしめてもよい。
この場合、層状構造体として建築構造物上で直接発芽さ
せる場合も植生層のみを別の場所で発芽させてから建築
構造物上に移す場合も適当に施肥を行い、発芽した芝の
発育を助成することが好ましい。
特に建築構造物上で発芽させる場合には適度の湿りと強
風に対しての飛散防止のため、湿った不織布やマットを
植生層(1)の上に被せるのが効果的である。しかし適
当に日光に当てることを忘れてはならない。
次に更に第1図における最上層の合成樹脂製網状体
(4)と最下層の合成樹脂製シート(5)について説明
する。これら合成樹脂製網状体(4)およびシート
(5)は本発明の請求項2に係る発明の要部をなすもの
であり、先ず、前者、即ち、最上層にのせる合成樹脂製
網状体(4)は前記3層の層状構造体の最上層にのせら
れ、その周囲を適当な間隔、例えば30〜50cm間隔で建築
構造物に固定した留め具で固定される。
この網状体(4)は人の歩行、横臥や草刈機の使用時な
どに当たって荷重を全面に出来るだけ均等に分布させ
て、植生層(1)の特定の場所に荷重が集中してかかる
のを防ぐとともに、風や台風などに対する保護である。
特にビルの屋上またはバルコニーなど建築構造物の高所
における強風による芝や植物は勿論、前記層状構造体の
各層(1),(2),(3)の飛散防止が重要である。
従ってこの網状体(4)の固定方法としては、屋上の床
上または周囲の壁に適当な間隔で設けた留め具に連繋し
たりまた建設構造物にワイヤーなどで緩着された適当な
重量、長さの押さえ棒に繋留する方法が用いられる。
この網状体(4)はその具体例として高圧ポリエチレン
(高密度ポリエチレン)製の、網目の大きさが10〜30mm
程度の網状体で縦横引張強さが500〜1,000kg/mのもの
を、全体の大きさ、面積に合わせて使用する。色彩も緑
色系のものが望ましく、重量も500〜1,000g/m2のものが
適当てある。
一方、最下層の止水、根切のための合成樹脂製シート
(5)はシート上の余分な雨水が余分の液肥が完全に適
切な方法で排水されることが必要で、通常、厚さ1〜3m
m程度の軟質塩化ビニールシートなどが適当であり、色
は一般的に黒色が用いられる。
かくしてこれら合成樹脂製網状体(4)とシート(5)
とは前記3層を基本とする層状構造体と協同して層状構
造体上の歩行、草刈りなどを容易ならしめると共に建築
構造物保護のため、止水性能及び植物の根切り性能を確
保することができる。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように合成繊維を主材とする不織
繊維構造体からなり、通気性を有し、繊維密度、保水性
などの特性を異ならしめ、夫々の役割をもたせた植生
層、保護層及び排水層の3層を含むことを基本とする層
状構造体であり、これをビルなど建築構造物の屋上また
はバルコニーに設置することにより芝などの植生に必要
な根の保護、空気の流通、適当量の給水、排水、施肥な
どの要件を具備して土の使用を不要ならしめ、屋上利用
に好適である重量の軽減と共に歩行可能性、横臥可能性
をも付与して近時、関心がもたれている建築構造物の屋
上またはバルコニー利用を始めとする建物の床面への植
物の植生に顕著な効果を奏する。
即ち、本発明層状構造体によれば植生層は芝など植物を
種から植生するのに適当な保水性と通気性を備えてお
り、保護層は通根,根の保持のための必要な空隙と密度
を有し、また排水層は新鮮な給水と根腐れの原因となる
溜まり水をなくし、過剰な雨水を適度に排水すると共
に、弾力性を有して全体として歩行に適する支持力を確
保して屋上などにおける土を使用しない植物の植生を容
易ならしめることができる。
特に上記層状構造体は総重量が40〜60kg/m2の重さしか
なく、建築基準法上の屋上広場またはバルコニー床の許
容積載重量を人などが歩行しても越える恐れがなく安全
であり土を用いた場合に必要なな屋上広場またはバルコ
ニー床の構造物に特別な補強を要しない利点がある。
しかも、請求項2記載の発明は更に前記層状構造体の最
上層に所定の合成樹脂製網状体を配し、最下層に合成樹
脂製シートを配したものであり、最上層の合成樹脂製網
状体は前記3層を基本とする層状構造体と共同して、そ
の上の歩行、草刈りなどを容易ならしめると共に、その
上にかかる荷重を全面に分散して均等ならしめ、同時に
表層を平均的に抑えて風や台風などに対しても安定せし
める特長を有し、また最下層の合成樹脂シートは排水層
より伸び出た植物の根がコンクリート面や防水層の細い
亀裂に入り込み、これを破損せしめるのを防止すると共
に屋上面の水洩れを完全に阻止し建築構造物上における
植物の植生をより安定有効ならしめる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る層状構造体の施工状態を示す断面
図である。 (1)……植物植生層、 (2)……保護層、 (3)……排水層、 (4)……合成樹脂製網状体、 (5)……合成樹脂製シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪田 亜規良 滋賀県大津市大萱3丁目17―8―105 (72)発明者 中居 猛 滋賀県彦根市松原2丁目2―29 (56)参考文献 実開 昭54−40832(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成繊維を主材とし、構成繊維を互いに絡
    交形成せしめた不織繊維構造体からなる3つの層を含ん
    で土を使用することなく重合構成され、その第1の不織
    繊維構造体層は、通気性、保水性を有するが、繊維密度
    ならびにその通気性、保水性はともに他の2層に対し中
    間にあって芝などの植物を種から植生するに適した植生
    層であり、第2の不織繊維構造体層は適度の通気性と透
    水性を有するが繊維密度、保水性はともに他の2層に比
    し最も大きく、通根、根の保持と植物の根の保護機能を
    もつ保護層であり、第3の不織繊維構造体層は通気性は
    他の2層に比し最も大きいが繊維密度、保水性ともに最
    も低く、かつ、弾力性を有して過剰な雨水などの排水に
    適すると共に、全体を支持するに充分な保持力を有する
    排水層であることを特徴とする植物植生用層状構造体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の植物植生用層状構造体にお
    いて、その最上層に合成樹脂製網状物を配層すると共に
    最下層に止水性能及び植物の根切り性能を有する合成樹
    脂製シートを重合してなることを特徴とする植物植生用
    層状構造体。
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