JPH0779Y2 - 柿揉み機 - Google Patents

柿揉み機

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JPH0779Y2
JPH0779Y2 JP586690U JP586690U JPH0779Y2 JP H0779 Y2 JPH0779 Y2 JP H0779Y2 JP 586690 U JP586690 U JP 586690U JP 586690 U JP586690 U JP 586690U JP H0779 Y2 JPH0779 Y2 JP H0779Y2
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JP
Japan
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persimmon
storage cylinder
persimmon storage
persimmons
kneading machine
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JP586690U
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Inventor
直人 井伊
諭史 小林
Original Assignee
株式会社ミツワ
小林製袋産業株式会社
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、干柿の製造の際に用いられる柿揉み機に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の柿揉み機として本願の出願人等が出願し
た実願平1−12538号(以下単に従来例という。)があ
る。
この従来例は、柿収納筒体からの柿の出し入れの厄介さ
を解消すべく柿収納筒体の前端側面を開口状態に設け、
且つ柿収納筒体を傾動自在に設けたもので、柿揉み作業
中は柿収納筒体を前端側面が上方を向くように固定して
回動させる為、柿は柿収納筒体からこぼれ落ちたりする
ことが防止でき、柿を柿収納筒体から出す時は柿収納筒
体の前端側面を下向きにするだけで良く、例えば柿収納
筒体に設けた開閉扉を開閉させたりせずに、柿の出し入
れが行なえ非常に便利であるという点を要旨とするもの
である。
しかし、出願人はこの従来品を使用しているうちに次の
欠点があることを確認した。
即ち、この従来品は柿収納筒体の前端側面が開放状態に
設けられている為、柿収納筒体に開閉扉を設け、開閉扉
を閉塞した状態で柿収納筒体を水平回動させるタイプに
比し、柿がこぼれ落ちることのないよう柿収納量を少な
くしなければならないという欠点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、柿揉み作業中に柿がこぼれ落ちたりせず、且
つ柿収納筒体からの柿の出し入れが簡単で而かも柿収納
筒体に多量の柿を収納し得る柿揉み機を提供することを
技術的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
前端開口部より複数個の柿2を投入する有底状の柿収納
筒体3をその前端開口面が斜め上向き位置から斜め下向
き位置に傾動するように傾動機構7を設けて基枠1に架
設し、この柿収納筒体3の前端開口部の内側に柿出入口
4を設けた鍔板5を付設し、柿収納筒体3を回動させる
回動機構6と柿収納筒体3を所望の角度に傾動させる傾
動機構7とを併設したことを特徴とする柿揉み機に係る
ものである。
〔作用〕
柿収納筒体3をその前端開口面が斜め上向き状態となる
ように位置せしめて柿収納筒体3内の柿出入口4から柿
2を投入する。
鍔板5がある為、鍔板5の巾長分だけ柿2は多量に投入
できる。
柿収納筒体3の傾斜角度が大きいと柿収納筒体3内の柿
2が柿収納筒体3の基端部側に集まり攪拌,柿揉み効果
が半減するのであるが、本案品は、鍔板5がある為、柿
2が柿収納筒体3からこぼれ落ちることを配慮しなくて
良く、従って、柿収納筒体3をより水平に近い状態で使
用し得ることになる。
回動機構6により柿収納筒体3を回動せしめて柿揉み作
業を行う。
柿収納筒体3には開閉扉等がなく常に柿出入口4が開口
している為柿揉み作業中の柿2を直接目で観察でき、仕
上がり状態が確認できるとともに柿収納筒体3内に異物
が入ったり、柿2が潰れたりした場合、これらを柿収納
筒体3から簡単に排除し得ることになる。
柿揉み作業が終了したら、回転させたままの状態で傾動
機構7により柿収納筒体3を前端開口部が斜め下向き状
態となるように傾動せしめ、柿出入口4から柿2を排出
する。
〔実施例〕
図面は、本考案の実施例を図示したもので、基枠1は左
右二本の脚杆8の中央内側に∩状の支持枠9を左右二本
の脚杆8間に軸架した軸杆10を支点軸として擺動自在に
立設し、この基枠1にモーター11を付設し、モーター11
の駆動をスプロケットギア12,チェーン13を介して柿収
納筒体3に連結された回動軸14に伝達せしめる構造であ
る。
符号15は軸筒、16は取付杆、17は柿収納筒体3を起伏さ
せるハンドル、18は軸受、19は掻き上げ突条である。
尚、柿収納筒体3の外周面は金網や穴あき鉄板,所謂パ
ンチングメタル等の周面板で形成されている。
符号20は支持枠9に付設した桟枠29の左右に軸着された
擺動支承杆で、この二本の擺動支承杆20の下端間には水
平スライド杆21が架設されており、夫々の脚杆8に形成
したスライド長窓22内を水平スライド杆21はスライド動
する。
軸杆10の中央部には足踏み杆23が軸着されており、この
足踏み杆23の先端には足踏み部24が形成され、足踏み杆
23の途中には水平スライド杆21のスライド動を規制する
突体25が付設され、足踏み部24の下面と二本の脚杆8端
部間に架設させた連結杆26との間には発条27が介在せし
められている。
また、図面は基枠1の重心をモーター11側に位置させ、
柿収納筒体3の前端側面が常時斜め上向き状態に位置し
得るように設けられている。
足踏み杆23の突体25と水平スライド杆21との係合により
擺動支承杆20は擺動しない為不意に柿収納筒体3の前端
側面が斜め下向きになることはない。
図中符号28はキャスターであり、本体を移動させる場合
には二本の脚杆8のキャスター28が付設されていない側
を持ち上げ、引動することにより行う。
図中符号30はカバーである。
図面の実施例の作用は次の通りである。
水平スライド杆21のスライド動を突体25により阻止せし
めて柿収納筒体3を第1図の如く前端側面が斜め上方を
向くように位置せしめておき、この状態で柿出入口4か
ら柿収納筒体3内に柿2を投入し、柿収納筒体3をモー
ター11の駆動により回動させる。
柿収納筒体3が常に開放されている為、柿2の投入が非
常に楽に行えるとともに鍔板5の巾長分だけ鍔板5がな
い場合に比し多量に柿2を収納し得ることになる。
柿収納筒体3内の柿2は柿収納筒体3の回動により揉み
ほぐされる。掻き上げ突条19がある為柿2は柿収納筒体
3の内周面に当接しながら移動するのではなく掻き上げ
突条19を乗り越える為跳ね上がったりそれだけ良好に柿
揉みがなされることになる。
この際、鍔板5がある為、柿収納筒体3内の柿2はこぼ
れ落ちにくい。
所定の時間経過したらハンドル17を握持して足踏み部24
を足で踏む。
足踏み部24は発条27に抗しながら下降し、突体25と水平
スライド杆21の係合が解除される為、ハンドル17を持ち
上げることにより水平スライド杆21はスライド長窓22内
を第1図中左側にスライド動し、柿収納筒体3は、第1
図の想像線の如く前端側面が斜め下向きになる。
図示した実施例のように、柿収納筒体3に所定量の柿2
を収納した場合、柿収納筒体3側とモーター11側とのバ
ランスが吊り合うように設計すると、ハンドル17を持ち
上げる力が小さくて済み、作業性が良好となる。
柿収納筒体3が回動し柿収納筒体3の前端側面が斜め下
向きとなった状態で柿出入口4から揉みほぐされた柿2
を排出せしめる。
この際、柿出入口4は常に開放されている為、柿2の排
出を円滑に行うことができる。
尚、柿2の排出は、柿収納筒体3の回動に伴い回動する
掻き上げ突条19の存在により柿2が掻き上げられるか
ら、鍔板5があっても柿2の排出に支障は生ぜず、柿収
納筒体3内の柿2は残ることなく全て円滑に排出される
ことになる。
また、柿収納筒体3の斜め上向き位置の傾斜角度を鍔板
5の巾長を考慮して定め、柿収納筒体3内への柿2の収
納量を制限して必要以上の柿2を投入したら柿2が柿収
納筒体3からこぼれ出るように設けると、作業者が誤っ
て必要以上の柿2を柿収納筒体3内に投入しても柿出入
口4から柿2がこぼれ落ち、この為柿2の揉みほぐしに
十分な柿揉み空間が確保でき、良好な柿揉み効果を得る
ことができるとともに各部機構に無理を与えることも防
止し得る。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成したから、多量の柿の柿揉
みができるとともに柿収納筒体への柿の投入,排出を円
滑に行うことのできる柿揉み機を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は側断面
図、第2図は一部を省略した平面図、第3図は柿収納筒
体の一部を省略した斜視図、第4図は柿収納筒体の一部
を切り欠けた側面図である。 1…基枠、2…柿、3…柿収納筒体、4…柿出入口、5
…鍔板、6…回動機構、7…傾動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端開口部より複数個の柿を投入する有底
    状の柿収納筒体をその前端開口面が斜め上向き位置から
    斜め下向き位置に傾動するように傾動機構を設けて基枠
    に架設し、この柿収納筒体の前端開口部の内側に柿出入
    口を設けた鍔板を付設し、柿収納筒体を回動させる回動
    機構と柿収納筒体を所望の角度に傾動させる傾動機構と
    を併設したことを特徴とする柿揉み機。
JP586690U 1990-01-25 1990-01-25 柿揉み機 Expired - Fee Related JPH0779Y2 (ja)

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JP586690U JPH0779Y2 (ja) 1990-01-25 1990-01-25 柿揉み機

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JPH0399993U JPH0399993U (ja) 1991-10-18
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