JPH052078Y2 - - Google Patents

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JPH052078Y2
JPH052078Y2 JP1989012538U JP1253889U JPH052078Y2 JP H052078 Y2 JPH052078 Y2 JP H052078Y2 JP 1989012538 U JP1989012538 U JP 1989012538U JP 1253889 U JP1253889 U JP 1253889U JP H052078 Y2 JPH052078 Y2 JP H052078Y2
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persimmon
persimmons
basket
basket tube
tube
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JP1989012538U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は干柿の製造工程に用いられる柿揉み機
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の柿揉み機として実公昭58−25840
号公報や実公昭63−38787号公報のものが知られ
ている。
この従来構造は、機体に回転軸を水平状態でか
つ片持ち状態で突設し、回転軸に複数固の柿を収
容し得る柿篭筒を取付け、回転軸を回動させる回
動機構を配設して構成されている。
しかして柿篭筒内に複数固の柿を収容し、柿篭
筒を回動機構により一分乃至三分間回動し、柿篭
筒内で柿を自由反転し、落下させて柿揉みするよ
うにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構造の場合、柿篭筒の外
周面に出入口を開口形成し、出入口を開閉板によ
り開閉可能に設け、柿の収納、排出の際、着脱金
具により開閉板を外し、柿篭筒を手で回して出入
口を下側に位置させ、揉み作業終了済みの柿を柿
篭筒内から出入口を介して落下排出し、再び柿篭
筒を回して出入口を上側に位置させ、柿を出入口
より柿篭筒内に投入し、出入口を開閉板により閉
口し、着脱金具により開閉板を取付けるという厄
介な作業が必要となつており、しかも柿篭筒と回
転軸との間には柿篭筒の自由回動を可能にするク
ラツチ手段が備えてあつて、柿の収納、排出時に
はさらにクラツチ手段の係脱操作も必要となつて
おり、このため柿の収納、排出に時間が掛かり、
柿揉み作業に要する時間は柿の乾燥程度にもよる
が前記の如く一分乃至三分程度であり、頻繁に柿
の出し入れをしなければならず、それだけ柿揉み
作業の能率向上の面での不都合を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解決することを目的
とするもので、その要旨は、機体1と、複数個の
柿を収容し得る柿篭筒4と、該柿篭筒4を回動さ
せる回動機構10とを備えており、上記柿篭筒4
をその先端側面が斜め上向き位置から斜め下向き
位置まで傾動可能状態で上記機体1の一側に配設
し、機体1の他側に、前記柿篭筒4と連設され、
且つ該柿篭筒4の先端側を斜め上向きの位置に保
持せしめる重錘を設けたことを特徴とする柿揉み
機に係るものである。
〔作用〕
柿収納時は斜め上向き位置の状態で保持された
柿篭筒にその先端側面の開放状態の出入口から柿
を投入することになる。また柿排出時は例えば手
で押動して柿篭筒を斜め下向き位置に傾ければ開
放状態の出入口から柿は落下排出され、手を離す
と該柿篭筒は重錘によりもとの状態に復帰動す
る。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、1
は機体であつて、機体1に支点軸20を軸受け2
1により回動可能に配設し、支点軸20に傾動枠
22を取付け、傾動枠22に回転軸2を片持ち状
態で軸受3により配設している。
4は柿篭筒であつて、柿篭筒4の外周面は金網
や穴明き鉄板、いわゆるパンチングメタルなどの
周面板5で形成され、基端側面は側板6で閉口さ
れ、先端側面は開放状態の出入口7になつてお
り、柿篭筒4の先端側内周面に放射状に取付枠8
を形成し、柿篭筒4の基端側内周面に掻き上げ突
部9を複数個突設し、柿篭筒4を取付枠8と側板
6とにより回転軸2に取付け固定している。
10は回動機構であつて、この場合傾動枠22
の下部にモータ11を配設し、モータ11の主軸
にプーリ12を取付け、前記回転軸2にプーリ1
3を取付け、プーリ12,13間にベルト14を
掛回して構成している。
15は操作部であつて、前記支点軸20の側端
部に固定突設されている。
16はウエイトであつて、前記支点軸20を境
にして柿篭筒4側よりもモータ11側を重くし、
すなわち傾動枠22全体の重心をモータ11側に
位置させ、柿篭筒4の先端側面が常時は斜め上向
き状態に位置し得るように設けられており、かつ
ウエイト16により傾動枠22のバランスをとつ
て傾動枠22の傾動操作が軽快になし得るように
設けられている。
もちろんウエイト16を用いずに傾動枠22、
柿篭筒4及びモータ11の自重によりバランスを
とるようにしてもよい。
尚、クレームでいう重錘とは、ここでいう側板
6、傾動枠22、柿篭筒4、モータ11を総称す
る意味である。
この実施例は上記構成であるから、柿Wの収納
の際斜め上向きに開放している出入口7からその
都度開閉板を外さなくともそのまま柿を出入口7
から投入することができ、かつ柿の排出の際操作
部15を握持して押し下げ、傾動枠22支点軸2
0を中心として想像線の如く傾動させることによ
り柿篭筒4はその先端側面が斜め下向き位置に傾
動し、柿を出入口7から落下排出でき、きわめて
容易に柿の収納、排出をすることができ、それだ
け柿揉み作業能率を大幅に向上することができ
る。
また、必ずしも回動機構10、この場合モータ
11を停止しなくとも柿Wの収納、排出ができ、
柿篭筒4を傾けると柿は回転しつつ排出され、さ
らなる作業能率の向上が図れ、かつクラツチ手段
は不要なためその係脱に伴う衝撃により生ずる、
モータ11等の寿命低下を抑制することもでき
る。
また、柿篭筒4の斜め上向き位置の傾斜角度を
定めて柿篭筒4内への柿の収納量を適正に制限
し、一回の処理量以上の柿は出入口7からこぼれ
るように設けると、作業者が誤って処理量以上の
過剰量の柿を投入しても出入口7からこぼれ落
ち、このため柿Wの反転、落下に必要な充分な柿
揉み空間が必ずとれることになり、良好な柿揉み
効果を得ることもできるとともに各部機構に無理
を与えることも防止し得る。
尚、本考案は上記実施例の構造すなわち、機体
傾動枠22の形態や回動機構10の構造に限られ
るものではない。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、重錘により柿収納時は斜
め上向きに開放している出入口からそのまま投入
することができ、かつ柿排出の際操は柿篭筒を斜
め下向き位置に傾動させることにより柿を出入口
から落下排出でき、きわめて容易に柿の収納、排
出をすることができ、それだけ柿揉み作業能率を
大幅に向上することができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案はの一実施例を示すもので、第1
図は側面図、第2図はその部分正面図、第3図は
その平面図である。 1……機体、4……柿篭筒、10……回動機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体と、複数固の柿を収容し得る柿篭筒と、該
    柿篭筒を回動させる回動機構とを備えており、上
    記柿篭筒をその先端側面が斜め上向き位置から斜
    め下向き位置まで傾動可能状態で上記機体の一側
    に配設し、機体の他側に、前記柿篭筒と連設さ
    れ、且つ該柿篭筒の先端側を斜め上向きの位置に
    保持せしめる重錘を設けたことを特徴とする柿揉
    み機。
JP1989012538U 1989-02-04 1989-02-04 Expired - Lifetime JPH052078Y2 (ja)

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JP1989012538U JPH052078Y2 (ja) 1989-02-04 1989-02-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989012538U JPH052078Y2 (ja) 1989-02-04 1989-02-04

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Publication Number Publication Date
JPH02102993U JPH02102993U (ja) 1990-08-16
JPH052078Y2 true JPH052078Y2 (ja) 1993-01-19

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ID=31222064

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627759U (ja) * 1979-08-08 1981-03-14
JPS5941991U (ja) * 1982-09-10 1984-03-17 株式会社東芝 電磁調理器
JPS6338787U (ja) * 1986-08-28 1988-03-12

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627759U (ja) * 1979-08-08 1981-03-14
JPS5941991U (ja) * 1982-09-10 1984-03-17 株式会社東芝 電磁調理器
JPS6338787U (ja) * 1986-08-28 1988-03-12

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JPH02102993U (ja) 1990-08-16

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