JPH0779905B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0779905B2
JPH0779905B2 JP62050410A JP5041087A JPH0779905B2 JP H0779905 B2 JPH0779905 B2 JP H0779905B2 JP 62050410 A JP62050410 A JP 62050410A JP 5041087 A JP5041087 A JP 5041087A JP H0779905 B2 JPH0779905 B2 JP H0779905B2
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shaft
stator
washing machine
rotor
rotary tank
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エドワード スミス デニス
ジュリアン オーブリー ウィリアムズ ジョン
デイビッド ダンカン ジェラルド
デュワー トーマス グリーミー
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ホイットニー シャクロック フランク
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フイツシヤ− アンド パイケル リミテイド
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    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30—Driving arrangements 
    • D06F37/304—Arrangements or adaptations of electric motors
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30—Driving arrangements 
    • D06F37/40—Driving arrangements  for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively
    • H—ELECTRICITY
    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャビネットを有し、その中に垂直軸上に取
付けられて穿孔された回転槽内で正逆転を繰り返す撹拌
器が設けられ、一方、前記回転槽は水密に保たれた水容
器内に取付けられ、前記回転槽と撹拌器は連続的に一方
向に回転して回転作用を与え、更に前記キャビネットは
モータと前記撹拌器並びに回転槽のための駆動手段とを
具えた洗濯機用の駆動気機構及び／又はこの機構を組み
込んだ洗濯機に関する。
〔発明の構成〕
本発明は、上述の洗濯機用駆動機構及び／又はこの駆動
機構を組み込んだ有用な洗濯機を提供することを目的と
する。
本発明の一態様によれば、キャビネットを具え、その内
部には撹拌器が垂直シャフト上に取付けられ、同心に取
付けられた穿孔回転槽内でこれと共に回転すると同時
に、正逆転を繰り返し、前記回転槽と撹拌器は一方向に
連続的に回転して回転作用を与え、又、前記回転槽と撹
拌器は水密な容器内に取付けられて、前記キャビネット
は前記撹拌器を正逆転したり、前記回転槽を連続的に一
方向に回転させるためのモータと駆動手段とを具えた洗
濯機用の駆動手段であって、前記回転槽の少なくとも一
部と前記撹拌器と共に回転可能な一部とは、相互に軸方
向に可動であり、前記各部分はこれと連携する相互結合
手段を有し、更に洗濯工程において前記相互結合手段の
一部を作動させる相互結合機構作動手段が設けられ、該
相互連結機構作動手段は少なくとも前記撹拌器と共に回
転可能な前記部分と前記回転槽の前記少なくとも一部と
の軸方向の相対運動によって、連続回転運動が必要な場
合には前記回転槽と前記撹拌器とを連結し、前記回転槽
の被洗濯物の相対運動が不要な場合には反対方向の軸方
向の相互運動によって前記相互結合手段の前記部分を作
動させて分離して前記撹拌器の撹拌を可能となすように
構成された駆動手段が提供される。
本発明の別の態様によれば、極の上に励磁可能な巻線を
担持したステータ、ロータを担持しモータの一部を形成
するフレーム内に回転自在に保持されたシャフトを有す
るモータを具えた駆動システムであって、前記フレーム
は前記ステータも担持し、撹拌器、キャビネット内に取
付けられた水容器に収容された穿孔回転槽を具え、前記
モータ、前記撹拌器及び前記回転槽は前記シャフトに同
心的に担持され、二つのモードのいずれかで回転可能に
なされ、その一つは撹拌モードであってロータ、シャフ
ト及び撹拌器が一定の円弧状の正逆転を繰り返すが前記
回転槽は実質的に静止状態に保持され、他方は回転モー
ドであってロータ、回転槽及び撹拌器は連続的に一方向
に回転し、前記回転槽の少なくとも一部品と撹拌器と共
に回転可能な一部品とは相互に軸方向に可動であり、前
記一部品はこれと連携する相互結合手段の一部を有し、
前記撹拌器の少なくとも一部品と前記回転槽の少なくと
も一部品とを軸方向に相対運動させることによって前記
撹拌器を前記相互結合手段の前記部品に結合させて回転
モードとなし、反対方向の相対的軸方向運動によって前
記回転槽内の被洗濯物の相対運動を生じることなしに前
記撹拌器の撹拌運動を可能ならしめて撹拌モードとなす
ように、該相互結合手段の前記部品を駆動する相互結合
機構作動手段を設けた駆動システムが提供される。
本発明の更に別の態様によれば、キャビネットを具え、
その内部には撹拌器が垂直シャフト上に取付けられ、穿
孔回転槽内でこれと共に回転すると同時に、正逆転を繰
り返し、前記回転槽と撹拌器は一方向に連続的に回転し
て回転作用を与え、又、前記回転槽と撹拌器は水密な容
器内に取付けられて、前記キャビネットは前記撹拌器を
正逆転したり、前記回転槽を連続的に一方向に回転させ
るためのモータと駆動手段とを具えた洗濯機用の駆動手
段であって、該駆動手段は前記駆動手段と前記回転槽と
の間に相互結合手段を具え、該相互結合手段は前記容器
内に実質的に所定量の水が存在するか否かによって選択
的に作動する作動手段を具え、水が存在する場合には該
相互連結手段は前記駆動手段と前記回転槽との間を非係
合となし、水が存在しない場合には前記相互連結結合手
段は前記駆動手段と前記回転槽とを係合させ、回転槽が
駆動手段と共に回転するようになすように構成された駆
動手段が提供される。
本発明の他の態様によれば、キャビネットを具え、その
内部には撹拌器が垂直シャフト上に取付けられ、同心に
取付けられた穿孔回転槽内でこれと共に回転すると同時
に、モータによって正逆転を繰り返し、前記回転槽と撹
拌器は前記モータによって一方向に連続的に回転して回
転作用を与え、又、前記回転槽と撹拌器は水密な容器内
に取付けられて、前記キャビネットは前記撹拌器を正逆
転したり、前記回転槽を連続的に一方向に回転させるた
めのモータと前記撹拌器を正逆転させたり前記回転槽と
撹拌器とを連続的に一方向に回転させたりする作用を選
択的に行う駆動手段を具え、該駆動手段は前記回転槽の
少なくとも一部とこれと軸方向の相対運動可能な前記撹
拌器と共に回転可能な一つの部品とを具え、前記各部品
はこれに連携する相互結合手段の一部を有し、更に相互
結合機構作動手段が設置され、回転運動が必要な場合に
は前記撹拌器と共に回転可能な前記少なくとも一部と前
記回転槽の前記少なくとも一部との軸方向の相対運動に
よって前記撹拌器を前記回転槽に結合し、前記相互結合
手段の前記手段を作動させて反対向きの軸方向相互運動
によって分離し、前記回転槽内の被洗濯物に相対運動を
生じさせることなしに前記撹拌器の撹拌作用を行わせる
駆動システムが提供される。
本発明の更に他の態様によれば、極の上に励磁巻線を担
持したステータ、ロータ、モータフレームを具え、該フ
レームは中央部に軸受ホルダを有すると共に、互いに連
携する位置決め手段をその外周近傍に具え、これによっ
て前記フレームを軸方向に離れて設置された前記軸受ホ
ルダに保持し、前記フレームはステータの円筒形状外周
面を前記フレームの軸受ホルダと同心に保持するように
配置されたステータ位置決め手段を有し；前記軸受ホル
ダ内には一対の軸受が取付けられ、シャフトが前記軸受
に回転自在に支持されると共に、前記ロータを担持し；
前記ロータは磁性材料からなる保持リングを具え、一連
の永久磁石が該保持リングの内面に所定の間隔をおいて
配置され、前記ステータの回転外周面には巻線が設けら
れ、前記シャフトにはハブが取付けられ、前記永久磁石
の内面を前記シャフトと同心に保持する保持リング支持
体が設けられているモータが提供される。
本発明の又更に別の態様によれば、キャビネット、該キ
ャビネット内に懸垂状態で保持された洗浄液用容器、該
容器の下部に取付けられたモータ、該容器内に設置され
た撹拌器、前記モータと撹拌器との間に該モータによっ
て撹拌器が特設直接駆動されるように設けられた駆動シ
ャフト、該容器内に設けられた回転槽を具えた洗濯機に
おいて、該回転槽内には前記撹拌器が設置され、該回転
槽は前記駆動シャフトに回転自在に取付けられ、前記駆
動シャフトと前記容器との間にはシール手段が設置さ
れ、二つの位置を占め得る相互結合手段が設けられ、そ
の一方の位置においては該相互結合手段は前記回転槽を
前記撹拌器に結合して共に回転させ、他方の位置におい
ては前記回転槽は前記撹拌器から解放され、該解放モー
ドの場合には前記撹拌器に正逆転を与えて前記回転槽内
に収容された衣類に撹拌作用を与え、結合モードの場合
には前記回転槽と前記撹拌器に一方向の連続回転を与え
るように構成された電気供給手段が設置されている洗濯
機が提供される。
本発明のもう一つの態様によれば、キャビネット、該キ
ャビネット内に懸垂状態で保持された洗浄液用容器、該
容器の下部に取付けられたモータ、該容器内に設置され
た撹拌器、前記モータと撹拌器との間に該モータによっ
て撹拌器が直接駆動されるように設けられた駆動シャフ
ト、該容器内に設けられた回転槽を具えて洗濯機であっ
て、該回転槽内には前記撹拌器が設置され、該回転槽は
前記駆動シャフトに回転自在に取付けられ、前記駆動シ
ャフトと前記容器との間にはシール手段が設置され、二
つの位置を占め得る相互結合手段が設けられ、その一方
の位置においては該相互結合手段は前記回転槽を前記撹
拌器に結合して共に回転させ、他方の位置においては前
記回転槽は前記撹拌器から解放され、該解放モードの場
合には前記撹拌器に正逆転を与えて前記回転槽内に収容
された衣類に撹拌作用を与え、結合モードの場合には前
記回転槽と前記撹拌器に一方向の連続回転を与えるよう
に構成された前記モータが設置され、前記回転槽の少な
くとも一部と前記撹拌器と共に回転可能な一つの部品と
が相互に軸方向に可動であり、前記各部品はこれに連携
する相互結合手段の一部を有し、更に相互結合機構作動
手段が設置され、回転運動が必要な場合には前記撹拌器
と共に回転可能な前記少なくとも一部と前記回転槽の前
記少なくとも一部との軸方向の相対運動によって前記撹
拌器を前記回転槽に結合し、前記相互結合手段の前記手
段を作動させて反対向きの軸方向相互運動によって分離
し、前記回転槽内の被洗濯物に相対運動を生じさせるこ
となしに前記撹拌器の撹拌作用を行わせる洗濯機が提供
される。
なお、当業者であれば、本発明の説明に基づいてその範
囲から逸脱することなしに多くの改変が可能である。本
発明はここに述べられた実施例に限定されるものではな
い。
以下に図面に示された好適実施例に基づいて本発明を更
に詳細に説明する。
〔実施例〕
第１図において、洗濯機は正方形断面を有するキャビネ
ット１を具え、該キャビネット内には後述する本発明に
かかるモータ２が取付けられている。四つの吊り下げロ
ッド４とスプリング５によって、前記キャビネット１内
に水容器３が懸垂され、モータその他の機構が容器３に
取付けられている。これらのスプリングは正方形断面の
キャビネット１の隅に設けられ、従って第１図と45゜ず
れた別の断面図である第８図にロッドの一部が示されて
いる。ここで水と称するのは洗浄液を指し、例えば水と
洗剤との混合液を称する。水容器３内には穿孔された回
転槽６が設置され、該回転槽内には撹拌器７が設置され
ている。一部が示されている開閉蓋９が設けられ、これ
を通じて水容器と回転槽内に衣類が入れられる。回転槽
は、第１図の後方の片側にのみ示されているように、上
方バランスリング10によってバランスされている。第８
図に示すように、ロッド４の先端はフック12になってお
り、容器底部29に設けられた孔13にスプリング５を介し
て係合している。撹拌器７は中空の駆動シャフト11上
に、これと共に回転可能に且つ軸方向にスライド可能に
取付けられている。回転槽６は該シャフト11上に、やは
り回転可能に且つ軸方向にスライド可能に取付けられて
いる。
モータ２は次のように構成されている。ロータ15は、第
２図に示すように、保持リング16を有し、該保持リング
はシリコン合金鋼等の磁性材料のストリップからなり、
該ストリップは隣接する面同士が絶縁され、相互に接触
して積層され、短い中空シリンダを形成している。該シ
リンダの内側には、一群の磁石17が設けられ、保持リン
グ16はモールド内に置かれた磁石の上に被せられる前
に、若干拡張される。磁石は高い磁束値に磁化される能
力を有する材料で作られた永久磁石であり、例えばマグ
ナクェンチ社（Magnaquench Inc.）の製造にかかるネオ
ディニウム・アイアン（Neodinium iron,商品名）等が
好適である。前記シリンダ及び磁石は、ハブ19、ディス
ク又はスポーク状の接続部20、略円筒形をなすエレメン
ト21からなるプラスチック部材18によって、所定の位置
に保持されている。該部材は保持リング及び磁石の周囲
に成形され、磁石17の内周面がハブ19の軸と同心になる
ように維持している。
モータのステータ25はシリコン合金鋼等の低いヒステリ
シスを有するスチールのストリップで作られたコアを有
する。第９図に示すように、該ストリップは間隔を置い
て設置された極片群を形成するように予備成形され、積
層された極片によって外側を向いた極８が形成された中
空シリンダの形状をした環状体に構成されている。極８
は狭いバンド14によって相互に連結されて湾曲縁が比較
的容易に形成されるようになされている。コアの極の上
の巻線を絶縁するために、上部絶縁ホルダ22が極の片側
に設置され、下部絶縁ホルダ23が反対側に設置され、接
合線24で合致している。巻線26は各孔を取り巻くホルダ
の上に設置され、極の上に直接作用する。
ステータは三相の星形結線モードで巻かれることが望ま
しく、巻線は公知の技術で形成され結線される。
ステータ25とロータ15は後述のように取付けられる。
水容器３は射出成形で作られることが好ましく、底部29
にはモータ支持コラム30が強化ウエブ31を伴って設けら
れている。これらのウエブは容器３の外周まで延び、該
容器と一体成形されている。
モータ２はダイキャスト金属又はプラスチック材料の射
出成形、又はスチールやプラスチック材料のプレスによ
って作られたホルダを具えた軸受フレーム32及び33を有
する。該フレーム32,33は同じモールドやダイの組で作
られることが好ましく、これによって両フレームの寸法
の均一性が保証される。これらのフレームは、軸受ホル
ダ27,28がフレームの外周に設けられた位置決め突起34
とこれに対応する孔35と同心になるように、そしてステ
ータ25の内側のコーナ37に適合する外側アングル36と同
心になるように、注意深く設計され且つ製作されてい
る。
フレームを強化するために強化用くぼみ49が設けられ、
組み立てに当たって一方のフレームは、他方のフレーム
に対して45゜回転した状態で組み立てられ、孔と突起と
の正確な位置合わせが行われるようになされる。
軸受38,39は軸受ホルダ27,28内に嵌め込まれ、これらの
軸受は駆動シャフト11を取り囲むスペーサチューブ40に
よって隔離されている。ハブ19は、シャフト11の中空部
内に保持されたナット11aと螺合するボルト41によって
シャフト11に固定され、該シャフト11はハブ19内のスプ
ライン空間42に係合するスプラインを提供する。搬送の
目的のために、更に別のナット43が、懸垂ロッドによっ
て支持されたこの組立体を維持し、キャビネット部材44
に固定している。
回転槽６はステンレススチール製の穿孔中空シリンダ45
を具え、該シリンダはその下縁をプラスチック製の底部
46の外周部で回転させることによって、該プラスチック
製底部46に固定されている。必要に応じ、下部バランス
リング47が設置され、上下両リングはそれぞれ隔壁と液
容器を具えた中空リングとして構成され、環状ディスク
48によって閉鎖されている。一方のバランスリング、特
に上部リング10は回転中に好適なバランスを与えること
が判った。
一定の間隔で複数のブリッジ50が設けられ、該ブリッジ
はバランスリング47（これが設置されていれば）を漏斗
形の空気室51に連結している。該空気室は下を向いた開
口と一体的に形成されたチューブ52とを有し、該チュー
ブはシャフト11を取り囲んでいる。低摩擦のブラスチッ
ク軸受53によって、プラスチック底部29及び回転槽６が
駆動シャフト11上で回転すると共に、軸方向にスライド
可能に保持されている。
高い衝撃耐性を有する材料、例えば高衝撃耐性プラスチ
ック等で作られた下方を向いた一群のドッグクラッチの
歯55が、空気室51にねじ57等によって固定されたキャリ
ア56に担持されている。リング60には、これも高衝撃耐
性を有する材料で作られたドッグクラッチの歯61が担持
され、該リング60はそれに設けられたスプラインと駆動
シャフト11上に設けられたスプラインとの係合によって
駆動シャフト11上を軸方向にスライド可能に回転するよ
うに構成されている。撹拌器７はリング60の外側スプラ
イン64に係合する内側スプライン63を具えたボス62を有
し、シャフト11の回転によって歯61と撹拌器７を回転さ
せるように構成され、ボス62は駆動シャフト11上を軸方
向にスライドして、第１図と第２図の左側の上昇位置に
各エレメントを位置させる。因に下降位置は同図の右側
に示されている。
空気室51は、水が該空気室51の下部を閉鎖した場合に該
室内に捕捉された空気によって浮力が生じるように設計
されている。撹拌の際の波立ち等によって空気室51内に
水が侵入する場合には、底面はディスク54によって閉鎖
されてもよい。
浮力は、容器３内に所定量の水が存在している場合に、
少なくともか回転槽６と撹拌器７を上昇させるのに充分
なことが必要であり、この回転槽と撹拌器の上昇位置は
第１図と第２図の左側に、下降位置は右側に示されてい
る。回転槽６が上昇位置にある場合、即ち空気室51の浮
力によって支えられているとき、歯55と61とは互いに離
れ、撹拌器は回転槽６とは無関係に所望の回転運動をし
ながら自由回転する。水が容器３に存在しないか又は実
質的に存在しない場合、回転槽６は歯55と61とが係合す
るまで沈む。そして回転槽６は撹拌器７とは一つのユニ
ットとして回転し、この回転は連続的に一方向に続き、
衣類を回転槽内で回転させ、公知の脱水工程が実行され
る。水を入れたり出したりする際の回転槽の昇降運動の
際に、軸方向にスライドする部品間の摩擦接触を減らす
ために、モータ２にゆっくりした撹拌運動、即ち小さな
円弧状の正逆回転を与えるための制御手段が設けられて
いる。逆転の度に、ドッグは逆方向に接触し、ドッグ間
のクリアランスと空間に起因して短時間の間相互に自由
状態となる。
撹拌運動の際、即ち撹拌器が上昇位置にあるときに、回
転槽を固定するために、回転槽の上の縁67を容器３の上
部部材69の下側の摩擦表面に接触させてもよい。
撹拌器７は、コラム82の表面からコーン状ディスク83の
上面まで延びているブレード81を有する。ディスク83と
空気室51の上面85との間には空間が存在し、この空間に
は該空気を遠心インペラとして機能させる放射状の翼
（図示しない）によって分割されていることが望まし
い。遠心ポンプのような、別のインペラを設けてもよ
い。
ディスク83の外周又はその近傍に空間84の出口開口86が
設置され、該ディスクの外周87は下方に曲げられてバラ
ンスリング47の内周に接近している。この構成によって
ポンプ作用が与えられ、水がコラム82の中心から孔88、
空間84を経てバランスリング47の下側に抜け、回転槽６
と容器３の間の空間89に達し、糸屑は水が孔90を経て再
び回転槽内に入る前に該空間内に拘束される。必要に応
じ、公知のように衣類の仕上げ剤を保持する容器をコラ
ム82に取付けてもよい。
ステータ25の下に取付けられた環状容器66内に設置され
た環状のプリント回路板に、エレクトロニクス式の転換
装置65を設けてもよい。該転換装置は保護と熱放散のた
めのコンパウンド内に被包されていることが望ましく、
該装置はモータ２を正逆方向に駆動してシャフト11を正
逆転させ、撹拌器７を正逆転させて周知の洗濯作用を行
わせる。このようなエレクトロニクス式の転換装置は、
ニュージーランド特許第213489号、第213490号、及びこ
れらに対応する英国特許第2180672号並びに米国特許第4
857814号に開示され、その内容は参考として本明細書中
にも組み入れられている。該エレクトロニクス式転換装
置は、モータに連続的な回転作用を与えるようにも構成
され、これにより、水が容器３に入っていない場合には
前述のように歯55と61との係合によって回転槽を撹拌器
と共に回転させるようになす。
しかし、撹拌器がゆっくりした撹拌作用をなし、容器３
が少なくとも所定レベルの水を有している場合には、空
気室51内の空気の浮力によって回転槽と撹拌器は上昇す
る。これによって歯55は上昇して歯61との接触が外れ、
撹拌器は回転槽から独立して運動、所望の速度と回転角
度で正逆転を繰り返し、回転槽内の衣類を動かすことな
く洗濯作用を与えることが可能となる。
駆動シャフト11と水容器の底部29との間のシールの目的
で、第５図に示すように、スチール製の短いシリンダ70
がねじ71によって上部フレーム32に固定され、フランジ
72が軸受38を所定の位置に支持している。この短いシリ
ンダ70は、水容器の底部29の孔の壁73に対してシール72
aを維持し、ディスク74はシャフト11に対して保持リン
グ76で押さえられた別のシール75を維持している。ディ
スク77がシャフト11に対してスプリング79によって押さ
えられた別のシール78を保持し、フランジ80が該ディス
クと一体的に作られた短いシリンダ81内に設けられてい
る。
シール72a、短いシリンダ81、ディスク74及びシール75
は互いに一体的に作られ、ディスク77、シール78及びフ
ランジ80も互いに一体的に作られている。両方のユニッ
トはネオプレン（Neoprene商品名）等の公知の可撓性シ
ール材料で作られることが望ましい。
容器３の排水を行う目的で、ポンプ95が設けられ、該ポ
ンプ95は容器３の下部の開口96の周囲に直接取付けら
れ、短い可撓性のチューブがポンプの出口からキャビネ
ットの背面を通ってユーザーの排水用接続点まで延在し
ている。
軸受39と38は、駆動シャフト11上に滑り嵌合しており、
ねじ92によるキャップ91と締めつけとボルト41の締めつ
けによって、両軸受は所定の位置に把持される。ロータ
固定ねじ92のボルト41の取り外しによって、駆動シャフ
ト11は上方に抜き取られ、モータのロータ15は下方に抜
き取られる。フレーム32と33を所定位置に保持している
ねじ93を取り外した後、モータ２は一つのユニットとし
て外すことができる。このようにして、保守の目的のた
めの分解は容易に実行可能である。更に、ねじ92を外す
ことによって、撹拌器及び撹拌器のハブも取り外され、
回転槽アセンブリは上方に持ち上げられて引き抜かれ
る。このように保守は非常に簡単である。
回転槽とその内容物は、撹拌作用が行われている際には
浮遊状態にあるので、スラスト軸受は不要である。軸受
53は水面下でしかも実質的に静止している回転槽に対し
て低い速度で働くので、軸受は軽負荷用軸受で充分であ
る。
相互結合手段の別の態様が第６図に示されている。
撹拌器７は、ボルト102によってシャフト101に固定され
た漏斗型部材100と連携している。該シャフト101は前述
のシャフト11に対応するものであり、前述のモータによ
って駆動される。
漏斗型部材100の内部には、プラスチック製のホルダで
ある昇降部材103が設けられている。該昇降部材は、プ
ラスチック成形品であって、その外周縁106と漏斗型部
材100の縁部とに固定されたネオプレン（商品名）等の
可撓性ベローズ105によってシールされている。別の可
撓性ベローズ107が前記部材103と漏斗型部材100とにシ
ール可能に固定されている。該部材103は一定の間隔で
設けられたドッグ103aを有し、該ドッグ103aは回転槽６
の底に設けられた壁部109の間の空間に係合している。
図示しないスプリングによって、部材103上にハブ108か
ら下に向かう力が与えられ、空間110はハブ108の切り欠
き111及び駆動シャフト101に設けられた一連の孔を通じ
て外気と連通している。この構成により、容器３が空の
ときにはスプリングが部材103を下向きに動かし、ドッ
グ103aが壁部109間の空間に係合して、回転槽と撹拌器
と共に連続的に回転させる。しかし、容器３が所定のレ
ベルまで水を保持している場合には、部材103の下面に
対する静水圧によって該部材はスプリンクの力に抗して
浮き上がり、前述の空気孔を通じて通気が行われ、ドッ
ク108は上昇して回転槽から外れ、撹拌器は回転槽から
独立して回転し、正逆転を繰り返して洗濯作用をなす。
回転槽と撹拌器との相互結合の更に別の態様が第７図に
示され、撹拌器７はボルト111によって中実のスプライ
ンシャフト112に固定されたハブ110と組み合わされてい
る。漏斗型をした空気室115がシャフト112上にスライド
自在に嵌合している。該空気室は、撹拌が始まる前に容
器３に予め水が充填されると、該容器内の水の上昇によ
って空気が捕捉されるように構成された空気捕捉空間11
6を具えている。漏斗型空気室115はフロートとして作用
し、第７図の右側に示された壁部107との係合位置から
ドッグ113を外し、図の左側に示された非係合位置に移
動させる。
本発明の好適態様は、少なくとも次の利点を有する。
1. モータアセンブリと構造は、駆動システムと一体化
され、簡単なシャフトと一対の軸受が、撹拌器の一端に
おいてロータを支え、他端において回転槽を支え、モー
タ用と撹拌器や回転槽用に別々のシャフトや軸受を設け
る必要がない。
2. 下部のモータフレームの外板にステータとロータを
取付けたため、ステータ及び／又はモータの交換が容易
になった。
3. モータのステータに関連する環状ディスク内にエレ
クトロニクス装置を取付けたので、接続ワイヤを短くす
ることが可能となり、工場でコンパクトに結線したユニ
ットを提供可能となった。
4. 浮遊回転槽の考えによって、スプリング、軸受の必
要がなくなり、保守が容易となった。
5. 限定されない角度で回転可能な完全に自由な撹拌に
よって、撹拌作用の際に所望の角度での回転が可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明にかかる洗濯機の側断面図であり、一部
の部品は平面図で他の部品に対して45゜ひねった位置に
表されており、 第２図は水容器、回転槽、撹拌器、駆動機構及びモータ
の拡大断面図、 第３図と第４図は本発明の一態様にかかる好適なモータ
フレームの平面図と断面図、 第５図は、第２図の一部の拡大図であり、シール、シャ
フト、軸受の関係を示し、 第６図は本発明の別の態様の一部断面図、 第７図は本発明の更に別の態様の一部断面図、 第８図は、第１図と45゜位相と異なった破断断面図、 第９図は本発明の一部をなすモータのコアの裏面図であ
る。 １……キャビネット、２……モータ、 ３……水容器、６……回転槽、 ７……撹拌器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ジュリアン オーブリー ウィリ アムズ ニュージーランド国，オークランド，マウ ント ウェリントン，マウント ウェリン トン ハイウェイ 39，シー／オー フィ ッシャー アンド パイケル リミティド (72)発明者 ジェラルド デイビッド ダンカン ニュージーランド国，オークランド，マウ ント ウェリントン，マウント ウェリン トン ハイウェイ 39，シー／オー フィ ッシャー アンド パイケル リミティド (72)発明者 グリーミー デュワー トーマス ニュージーランド国，オークランド，マウ ント ウェリントン，マウント ウェリン トン ハイウェイ 39，シー／オー フィ ッシャー アンド パイケル リミティド (72)発明者 ジョン グラント ボローズ ニュージーランド国，オークランド，マウ ント ウェリントン，マウント ウェリン トン ハイウェイ 39，シー／オー フィ ッシャー アンド パイケル リミティド (72)発明者 フランク ホイットニー シャクロック ニュージーランド国，オークランド，マウ ント ウェリントン，マウント ウェリン トン ハイウェイ 39，シー／オー フィ ッシャー アンド パイケル リミティド

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】撹拌器が垂直シャフトに取付けられて、該
    垂直シャフトに回転可能に取付けられた穿孔回転槽内で
    シャフトと共に回転し且つ前後方向に回転揺動して洗濯
    作用を行うように構成されたキャビネットを有する洗濯
    機であって、前記回転槽と撹拌器は連続的に一方向に回
    転して回転作用を与え、前記穿孔回転槽は静止している
    水容器内に取付けられ、前記キャビネットは電気モータ
    と駆動手段を含む駆動機構を具えて前記回転槽に前記回
    転揺動又は連続的な一方向の回転を行わせ；前記駆動手
    段は、前記垂直シャフトと、該垂直シャフトと前記回転
    槽との間に設置されその第１部分が前記垂直シャフトに
    取付けられるか又はこれによって回転可能に駆動され別
    の部分が前記回転槽に取付けられるか又はこれに駆動可
    能に連結された相互結合手段と、前記容器内に少なくと
    も所定量の水が存在している場合には前記相互結合手段
    の前記部分が切り離され前記容器内に実質的に水が無い
    場合には前記相互結合手段の前記部分が連結されて前記
    穿孔回転槽が垂直シャフトと共に回転するように構成さ
    れた作動手段とを具え；該作動手段は、前記垂直シャフ
    トによって回転可能な空気室を具え、前記容器内に実質
    的に前記所定量の水が存在する場合には、該空気室の浮
    力によって前記相互結合手段の前記部分の少なくとも一
    方を前記結合手段の他方との係合から外す衣類用洗濯
    機。
  2. 【請求項２】前記空気室が浮揚可能なチャンバである特
    許請求の範囲第１項に記載の衣類洗濯機。
  3. 【請求項３】前記回転槽も前記空気室によって上昇する
    特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の衣類洗濯機。
  4. 【請求項４】前記空気室が区切られ、室の下方に開口を
    有する特許請求の範囲第３項に記載の衣類洗濯機。
  5. 【請求項５】前記空気室が釣鐘型をなし、その中にシー
    ル可能に且つ可撓性を持つように可動部材が取付けられ
    ている特許請求の範囲第１項に記載の衣類洗濯機。
  6. 【請求項６】前記相互結合手段が、前記可動部材上に一
    群のドッグクラッチの歯を具え、穿孔回転槽のベース上
    に設けられたこれに対応する歯部材と係合可能である特
    許請求の範囲第５項に記載の衣類洗濯機。
  7. 【請求項７】前記穿孔回転槽が一群の放射状リブと放射
    状の溝を有する構造ベースを具え、前記ドッグクラッチ
    歯が該溝内に係合して前記リブに向き合っている特許請
    求の範囲第６項に記載の衣類洗濯機。
  8. 【請求項８】前記電気モータが、その極に励磁巻線を有
    するステータと、ロータと、中央に一対の軸受取付け部
    を有し且つ該軸受取付け部を軸方向に整列して別々に保
    持するように構成された位置決め手段を有する軸受ハウ
    ジングとを具え、該軸受ハウジングは前記ステータを軸
    受取付け部と同軸に保持するように配置されたステータ
    位置決め手段を有し、一対の軸受が前記軸受取付け部に
    取付けられ、前記垂直シャフトは該軸受に回転可能に取
    付けられると共に前記ロータを担持し、前記ロータは、
    磁性材料のバッキングリングと、該バッキングリングの
    内周面上に間隔を置いて配置され前記ステータの巻線の
    外側を回転可能な一群の永久磁石と、前記シャフト上に
    取付けられたハブと、前記永久磁石の内周面を前記シャ
    フトと同軸に保持するバッキングリング支持部材とを具
    えている特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれか１項
    に記載の衣類洗濯機。
  9. 【請求項９】前記ステータが前記ハウジングの外側に設
    けられ、前記ロータが前記ハブとそれのリムとの間の連
    結部を有し、該連結部は前記ステータの外側にある特許
    請求の範囲第８項に記載の衣類洗濯機。
  10. 【請求項１０】前記ステータが磁性材料の環状螺旋体を
    有し、該螺旋体は環の外周面から外側に張り出した極を
    有し、前記環状螺旋体は前記ステータ位置決め手段上に
    取付けられている特許請求の範囲第９項に記載の衣類洗
    濯機。
  11. 【請求項１１】前記巻線と前記極とを絶縁する絶縁手段
    が設けられ、該手段は一対のプラスチック成型体を具
    え、各成型体は各極の一部を被覆する絶縁体を具えた環
    状体の形をなし、両成型体の間には各極の厚さの中間部
    に仕切りが設けられている特許請求の範囲第８項〜第10
    項のいずれか１項に記載の衣類洗濯機。
  12. 【請求項１２】前記回転槽がその内部に中空の筒状取付
    け部を有し、前記垂直シャフト又は前記筒状取付け部が
    減摩コーティングを有し、該シャフト又は前記筒状取付
    け部の表面が前記減摩コーティングと摺接し、撹拌の際
    に回転槽と垂直シャフトとの間の軸受面を提供する特許
    請求の範囲第１項〜第11項のいずれか１項に記載の衣類
    洗濯機。
  13. 【請求項１３】前記垂直シャフトとモータが、前記撹拌
    器のシャフトからの離脱と前記モータの前記容器からの
    離脱によって、下方に外れる特許請求の範囲第１項〜第
    12項のいずれか１項に記載の衣類洗濯機。
  14. 【請求項１４】前記撹拌器と回転槽とが、前記撹拌器の
    前記シャフトからの離脱の後に、前記容器の上部開口を
    通じて上方に取り外し可能である特許請求の範囲第１項
    〜第13項のいずれか１項に記載の衣類洗濯機。
  15. 【請求項１５】撹拌器が垂直シャフトに取付けられて、
    該垂直シャフトに同軸に回転可能に取付けられた穿孔回
    転槽内でシャフトと共に回転し且つ回転揺動して洗濯作
    用を行うように構成され、前記回転槽と撹拌器とは連続
    的に一方向に回転して回転作用を行い、前記穿孔回転槽
    はベースと壁とを具えた静止の水容器内に取付けられ、
    更に前記垂直シャフトを選択的に回転揺動させるか又は
    前記垂直シャフトを連続的に一方向に回転させるための
    駆動手段が設けられているキャビネットを有する洗濯機
    であって、前記シャフトは前記容器の外側で一対の軸受
    上に取付けられ、該シャフトはシャフトと孔壁との間に
    少なくとも一つの防水シールを有する前記静止水容器の
    ベースの孔を貫通し、前記シャフトは前記回転槽を回転
    可能に担持すると共に、相互連結作動手段を介して前記
    回転槽を駆動し、該相互連結作動手段は、前記回転槽と
    前記シャフトとを相互連結した場合にはこれらを一方向
    に共に回転させ、前記シャフトを前記回転槽から切り離
    した場合には洗濯作用を行わせることを特徴とする衣類
    洗濯機。
  16. 【請求項１６】前記駆動手段は、突極片上に励磁巻線を
    担持したステータとロータと前記静止の水容器上に取付
    けられて前記ステータを支持するステータ支持フレーム
    とを有する突極モータを具え、前記シャフトはその一端
    に前記ロータを担持し、その他端は前記撹拌器に向かい
    合い、更に前記シャフトは、前記モータと撹拌器との中
    間に間隔を置いて設置された一対の軸受に取付けられて
    いる特許請求の範囲第15項に記載の衣類洗濯機。
  17. 【請求項１７】前記相互結合手段は、前記垂直シャフト
    上に取付けられるか又はこれによって回転駆動される第
    １部分と前記回転槽上に取付けられるか又はこれに駆動
    可能に連結された別の部分とを有し、前記作動手段は、
    前記容器内に少なくとも所定量の水が存在している場合
    には前記部分を軸方向に遠ざかるように移動させて切離
    して回転槽を回転させずに撹拌器の回転揺動を可能に
    し、一方、容器内に実質的に水が存在しない場合には前
    記部分同士が係合するように軸方向に移動させて係合さ
    せて回転槽を前記シャフトと共に一方向に連続回転させ
    る特許請求の範囲第15項と第16項に記載の衣類洗濯機。
  18. 【請求項１８】前記シャフトがその上に減摩コーティン
    グを有し、前記回転槽が前記水漏れしない容器内に中空
    の筒状取付け部を有し、使用時に該筒状取付け部の内周
    面が前記減摩コーティング上を摺接して、撹拌の際に回
    転槽とシャフトとの間の軸受表面を提供する特許請求の
    範囲第15項に記載の衣類洗濯機。
  19. 【請求項１９】極の上に励磁巻線を担持して電子回路を
    介して励磁されるように構成され、磁性材料のストリッ
    プで縁を巻かれた環状体として形成された磁性ヨークを
    有し、前記ストリップはそれと一体化された極片を有
    し、該極片が積層されて複数の極を形成し、等間隔で配
    置され、ヨークの外周面から外方に張り出すように巻か
    れているステータと、 前記巻線が適宜に励磁されると前記極と相互作用を行う
    磁石手段を具え、これによって回転させられるロータ
    と、 中央部に軸方向に間隔を置いて配列された軸受取付け部
    と、フレームを保持する位置決め手段と、更に前記ステ
    ータの円筒状外周面を前記軸受取付け部と同軸に保持す
    るように構成されたステータ位置決め手段とを有するモ
    ータフレームと、 前記軸受取付け部に取付けられた軸受と、 前記軸受に回転可能に取付けられ、前記軸受取付け部の
    外側に前記ロータを担持するシャフトと を具えた電気モータ。
  20. 【請求項２０】前記ロータが、磁性材料のバッキングリ
    ングと、該バッキングリングの内周面に間隔を置いて設
    置された一群の永久磁石と、前記シャフト上に取付けら
    れたハブと、前記永久磁石の内周面を前記シャフトと同
    軸に保持するバッキングリング支持体とを具え、前記バ
    ッキングリングと磁石とは前記ステータの極の外側で回
    転可能となっている特許請求の範囲第19項に記載の電気
    モータ。
  21. 【請求項２１】前記ステータが前記フレームの外側に設
    けられ、前記ロータが前記ハブとバッキングリング支持
    体との間に結合部分を有し、且つ該結合部分が前記ステ
    ータの外側に設けられている特許請求の範囲第20項に記
    載の電気モータ。
  22. 【請求項２２】前記ストリップが、極片が張り出してい
    る縁の反対側の内面の縁を有し、隣接する極片同士の間
    の該縁はステータのストリップの幅が減少するように切
    り欠かれ、これによって隣接する極片同士がストリップ
    材料の狭いバンドで連結されている特許請求の範囲第19
    項又は20項に記載の電気モータ。
  23. 【請求項２３】前記巻線の前記極から絶縁するための絶
    縁体が設けられ、これは一対のプラスチック成型体を具
    え、各成型体は各極の一部を絶縁被覆する環状体をな
    し、二つの成型体の間の各極の厚さ方向の中間には仕切
    りが設けられている特許請求の範囲第19項に記載の電気
    モータ。
  24. 【請求項２４】前記ロータが前記ステータの外側にこれ
    と相対回転するように取付けられている特許請求の範囲
    第19項〜第23項のいずれか１項に記載の電気モータ。
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