JPH03249933A - ブラシレス液体撹拌発泡装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の産業上の利用分野） 本発明は、化学薬品、プリント基板に使用するフラクサ
ー、泡風呂等の多くの装置に適用できるブラシレス液体
攪拌発泡装置に関する。

（従来技術とその問題点） 工業用、民生用を含めて一般に液体を所定の箇所に導い
て、その位置で攪拌して発泡させることが多数の装置に
おいて必要になっている。

プリント基板に用いるフラックス発泡装置や泡風呂用の
泡発生装置などは、その好適な例である。

しかるに従来において、液体を発泡させるために用いら
れているものの多くは、エアーコンプレッサーであった
り、交流モータを用いた液体攪拌発泡装置である。

しかし、エアーコンプレッサーや交流モータを用いた発
泡装置の場合には、比較的大型の装置に適するとしても
、小型化を要求される装置においては、効率の良好な直
流モータを用いたものが適する。

ここに、液体攪拌発泡装置が、例えば家庭の風呂に使用
したりする泡風呂用として利用されるとなると、上記交
流モータを用いた場合には、高圧電源のため人体に危険
であるために苗々、直流モータが望ましくなってくるわ
けだが、従来の液体攪拌発泡装置ではブラシとコミュテ
ータを用いた接触式給電機構を採用しているために、非
常に寿命が短かく、家庭用で用いるには、保守点検がや
っかいで不適切なものと言われている。

しかるに、現時点では、上記接触式給電機構を用いた直
流モータを採用した液体攪拌発泡装置しか存在しないで
いた。

このため、泡風呂用の液体攪拌発泡装置は、寿命が短か
く、保守点検がしばしば必要になるため、一般家庭には
、なかなか普及しない問題があった。

（本発明の課題） 本発明は、一般家庭用にも適するように、保守点検が不
要なメンテナンスフリーの液体攪拌発泡装置を極めて容
易且つ安価に、しかもスペースの有効利用を図るためと
極細形状の液体を発泡させるためのブラシレス液体攪拌
発泡装置を得ることを課題になされたものである。

（発明の課題達成手段） かかる発明の課題は、下記構成要素■乃至■を満足する
ブラシレス液体攪拌発泡装置を提供することによって達
成される。

構成要素■； ブラシレス液体攪拌発泡装置本体内に液体流入口と液体
を発泡させて上記本体の外部に排出するための液体排出
口を有する液体攪拌発泡室と有鉄心形ブラシレスモータ
収納室とを防液処理して区■していること。

構成要素■： 上記有鉄心形ブラシレスモータ収納室内には、回転軸に
Ｎ極とＳ極の磁極を持った界磁マグネットを回転軸と共
に一体して回転するように支持しており、該界磁マグネ
ットと径方向の空隙を介して有鉄心型ステータ電機子を
固定側に設け、上記界磁マグネットとは別個に上記回転
軸の軸方向端部寄りに上記界磁マグネットの有するＮ極
、Ｓ極の磁極と同じ角度位置を持って位置検知用のＮ極
とＳ極の磁極を備えて位置検知用回転マグネットを形成
し、該位置検知用回転マグネットの磁極を検出するため
の磁気センサを上記位置検知用回転マグネットと対向し
て固定側に設けていること。

構成要素■； 上記有鉄心形ブラシレスモータの回転軸が防水処理手段
によって防水されて液体攪拌発泡室にまで延びて形成さ
れていること。

構成要素■； 上記液体攪拌発泡室まで延びた上記回転軸部に上記液体
攪拌発泡室内において液体流入口から液体攪拌発泡室内
に流入された液体を攪拌発泡する液体攪拌発泡用回転体
を取り着けて該液体攪拌発泡用回転体によって攪拌発泡
された液体を液体排出口より発泡排出するようにしてい
ること。

（発明の構成） 第１図は本発明の一実施例を示すブラシレス液体攪拌発
泡装置の半縦断面図、第２図は同ブラシレス液体攪拌発
泡装置に用いた有鉄心形ブラシレスモータの縦断面図、
第３図は同ブラシレスモータの主要部の分解斜視図であ
る。

以下、第１図乃至第３図を参照して、本発明の実施例を
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブラシレス液体攪拌発
泡装置ｌｌで、ブラシレス液体攪拌発泡装置カバー２と
ブラシレス液体攪拌発泡装置蓋体３３とで形成している
。上記ブラシレス攪拌発泡装置１は、プラスチック等の
防液性に優れた材質からなるブラシレスモータ軸方向防
液用蓋体４で閉じて、上記ブラシレス液体攪拌発泡装置
１を有鉄心形ブラシレスモータ室５と液体攪拌発泡室６
に区画している。

上記有鉄心形ブラシレスモータ室５内には、上記ブラシ
レスモータ軸方向防液用蓋体４の上部に螺子２７によっ
て形成された円筒状径方向空隙型有鉄心形ブラシレスモ
ータ用ケーシング８が固定されている。該ケーシング８
と上記蓋体４に装着された軸受９，１０とによって有鉄
心形ブラシレスモータ１１を形成するための回転軸１２
を回動自在に軸支している。

該回転軸１２には、Ｎ極１３ａ、Ｓ極１３ｂの永久磁石
がそれぞれｎ（ｎは１以上の整数）個備えて円環状に形
成された界磁マグネット１３が固設されている。また回
転軸１２の上部には、上記界磁マグネット１３のＮ極１
３ａ、Ｓ極１３ｂと同じ位相の角度位置にＮ極１４ａ、
Ｓ極の磁極を交互に４極に着磁された位置検知用マグネ
ット１４が固定されて上記回転軸１２と一体して回転す
るようにしている。上記界磁マグネット１３と径方向の
空隙を介して対向する上記ケーシング８の内面には第３
図）二示すような３相配置の電機子コイル１５を備えた
有鉄心形ステータ電機子１６を固定して上記界磁マグネ
ット１３と相対的回動するよう番こしている。上記ケー
シンシング８には位置検知素子配役板１７を固定し、該
位置検知素子配役板１７には、上記位置検知用マグネッ
ト１４のＮ極１４ａ、Ｓ極１４ｂの磁極を検出すること
ができる位置に位置検知素子として用いたホール素子や
ホールＩＣ等の磁電変換素子１８群を配設している。

液体攪拌発泡室６内の構造について説明すると、この発
泡室６を形成する発泡装置カバー２の側面には、上記発
泡室６内に液体を取り入れるための液体流入口１９と、
上記発泡室６内に入れられ攪拌発泡された液体を排出す
るための液体排出口２０を形成しである。上記発泡室６
内に８いては、上記回転輪１２が防水処理手段によって
防水されて延長突出形成され、該延長突出形成された回
転軸１２部に上記発泡室δ内に入れられた液体を攪拌発
泡して上記液体排出口２０を介して外部に強制的に攪拌
発泡するための液体攪拌発泡フィン２１が固定され、上
記回転軸１２と一体して回転するようにしている。

（発明の作用） リード１ｓ２２によって電源が閉成されると磁電変換素
子１８群が検出した位置検知用マグネット１４の磁極に
応じた出力信号によって口承しない駆動回路が電機子コ
イル１５に適宜な方向のｉｔを通電するため、所定方向
の回転トルクが得られ、界磁マグネット１３が適宜な方
向に回転する。界磁マグネット１３が回転すると、回転
軸１２に固定された潜体攪拌発泡フィン２１も同方向に
回転する。このため上記発泡室６内には液体流入口１９
を介して継続して液体が導入されてくると共に、上記発
泡フィン２１によって液体が攪拌発泡されて液体排出口
２０から強制的に送出される。

（発明の効果） 本発明は、極めて簡単な構成でメンテナンスフリーの長
寿命が期待できるブラシレス液体攪拌発泡装置を安価に
得ることが可能なため、また小型に形成できるため家庭
用などに用いることができる有用なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すフラジレス液体攪拌発
泡装置の半縦断面図、第２図は同ブラシレス液体攪拌発
泡装置に用いた一例としての有鉄心形ブラシレスモータ
の縦断面図、第３図は同ブラシレスモータの主要部の分
解斜視図である。 １・・・ブラシレス液体攪拌発泡装置、２・・・７ラシ
レス液体攪拌発泡装置カバー　３・・・ブラシレス液体
攪拌発泡装置蓋体、４・・・ブラシレスモータ軸方向防
液用蓋体、５・・・有鉄心形プラシレスモーク室、６・
・・液体攪拌発泡室、７・・・螺子、８・・・円部状径
方向空隙型有鉄心形７ラシレスモーク用ケーシング、９
，１０・・・軸受、１１・・・有鉄心形ブラシレスモー
タ、１２・・・回転軸、１３・・・界磁マグネット、　
１３ａ・・・Ｎ極、１３ｂ・・・Ｓ極、　１４・・・位
置検知用マグネット、１４ａ・・・Ｎ極、１４ｂ・・・
Ｓ極、１５・・・電機子コイル、１６・・・有鉄心形ス
テータ電機子、１７・・・位置検知素子配設板、１８・
・・磁電変換素子（位置検知素子）、１９・・・液体流
入口、２０・・・液体排出口、２１・・・液体攪拌発泡
フィン、　２２・・・リード線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　下記構成要素（１）乃至（４）からなることを特徴と
   するブラシレス液体攪拌発泡装置。 （１）ブラシレス液体攪拌発泡装置本体内に液体流入口
   と液体を発泡させて上記本体の外部に排出するための液
   体排出口を有する液体攪拌発泡室と有鉄心形ブラシレス
   モータ収納室とを防液処理して区画していること。 （２）上記有鉄心形ブラシレスモータ収納室内には、回
   転軸にＮ極とＳ極の磁極を持った界磁マグネットを回転
   軸と共に一体して回転するように支持しており、該界磁
   マグネットと径方向の空隙を介して有鉄心型ステータ電
   機子を固定側に設け、上記界磁マグネットとは別個に上
   記回転軸の軸方向端部寄りに上記界磁マグネットの有す
   るＮ極、Ｓ極の磁極と同じ角度位置を持って位置検知用
   のＮ極とＳ極の磁極を備えた位置検知用回転マグネット
   を形成し、該位置検知用回転マグネットの磁極を検出す
   るための磁気センサを上記位置検知用回転マグネットと
   対向して固定側に設けていること。 （３）上記有鉄心形ブラシレスモータの回転軸が防水処
   理手段によって防水されて液体攪拌発泡室にまで延びて
   形成されていること。 （４）上記液体攪拌発泡室まで延びた上記回転軸部に上
   記液体攪拌発泡室内において液体流入口から液体攪拌発
   泡室内に流入された液体を攪拌発泡する液体攪拌発泡用
   回転体を取り着けて該液体攪拌発泡用回転体によって攪
   拌発泡された液体を液体排出口より発泡排出するように
   していること。