JPH0779483A

JPH0779483A - コードレス電話装置

Info

Publication number: JPH0779483A
Application number: JP5223246A
Authority: JP
Inventors: Hideo Kiumi; 秀夫鬼海
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1993-09-08
Filing date: 1993-09-08
Publication date: 1995-03-20

Abstract

(57)【要約】【目的】コードレス子機に局線キーを設けず、複数の
局線に対する発信及び着信応答並びに保留応答を行い、
装置規模を縮小して小型化を図る。【構成】構内交換機１１で局線Ｌａ〜Ｌｃの発信及び
着信応答並びに保留応答を制御する。リモートコントロ
ール装置１３は、無線接続装置１２ａ〜１２ｃより送信
される構内交換機１１からの局線Ｌａ〜Ｌｃの使用状態
である局線情報を無線回線を通じて受信して表示し、局
線Ｌａ〜Ｌｃのそれぞれの発信、着信及び保留応答を指
示し、またダイヤル番号を出力し、かつ、この処理情報
を無線送信する。コードレス子機１４は装備するダイヤ
ルキー１４ｃを操作して処理した局線Ｌａ〜Ｌｃのそれ
ぞれの発信、着信及び保留応答と、リモートコントロー
ル装置１３からの処理情報とを無線回線を通じて無線接
続装置１２ａ〜１２ｃに送出して構内交換機１１と接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、コードレス子機に複数
の局線キーを設けることなく、複数の局線に対する発信
及び着信応答並びに保留応答を行うコードレス電話装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】近時のコードレス電話装置では、構内交
換機び複数の無線接続装置と複数のコードレス子機によ
って構成されているものが知られている。

【０００３】図３は、このような従来のコードレス電話
装置の構成を示すブロック図である。図３において、こ
のコードレス電話装置は、局線Ｌａ，Ｌｂ，Ｌｃを収容
した構内交換機１と、この構内交換機１に接続され、一
つの制御チャネルと複数の通話チャネルの無線回線でコ
ードレス子機と接続するための無線接続装置２ａ，２
ｂ，２ｃと、この無線接続装置２ａ〜２ｃと無線回線で
接続される複数のコードレス子機３…とを有している。
コードレス子機３…は、それぞれ送受信処理部３ａと、
この送受信処理部３ａに接続され、局線Ｌａ〜Ｌｃの接
続状態を表示する局線状態表示部３ｂと、局線Ｌａ〜Ｌ
ｃに対する発信、着信及び保留応答を行うための図示し
ない三つの局線選択キーを有する局線キー３ｃと、ダイ
ヤル番号を入力するためのダイヤルキー３ｄとを有して
いる。

【０００４】次に、この従来例の構成における動作につ
いて説明する。まずコードレス子機３内の局線キー３ｃ
における一つの局線選択キーを操作し、無線回線で接続
される無線接続装置２ａ〜２ｃを通じで構内交換機１が
局線Ｌａ〜Ｌｃから希望する一つの局線（Ｌａ〜Ｌｃ）
を捕捉する。この後、コードレス子機３内のダイヤルキ
ー３ｄを押下して入力したダイヤル番号を送受信処理部
３ａ、無線回線を通じて無線接続装置２ａ〜２ｃに送信
し、さらに構内交換機１を通じて、補足した局線（Ｌａ
〜Ｌｃ）から送出する。またコードレス子機３が応答す
る局線（Ｌａ〜Ｌｃ）からの着信の場合は、コードレス
子機３の局線キー３ｃ又はダイヤルキー３ｄを操作し
て、着信に応答する。

【０００５】またコードレス子機３は、このコードレス
子機３と同様の構成の図示しない他のコードレス子機又
は構内交換機１に接続される図示しない有線電話機が、
局線（Ｌａ〜Ｌｃ）の保留を行った場合に、この保留し
た局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に対応する局線キー又は特定ダイ
ヤル番号を操作して、保留した局線（Ｌａ〜Ｌｃ）への
応答を行う。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで従来例のコー
ドレス電話装置では、コードレス子機３に、局線Ｌａ〜
Ｌｃに対して発信、着信及び保留応答を行うための局線
状態表示部３ｂ及び三つの局線選択キーを有する局線キ
ー３ｃを設けている。したがって、可搬の容易が求めら
れるコードレス子機３の装置規模が増大化してしまい、
小型化が妨げられる。また局線キー３ｃは、慣用的には
６局線に対する発信、着信及び保留応答を行う六つのキ
ーが配置される場合が多いが、より多数の発信、着信及
び保留応答を行うためには、局線キー３ｃの局線選択キ
ーを、さらに増加しなければならず、この場合もコード
レス子機３の小型化の妨げになるという欠点がある。

【０００７】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、コードレス子機に複数の局線選択キーを
設けることなく、複数の局線に対する発信及び着信応答
並びに保留応答を行うことができ、コードレス子機の装
置規模が縮小して、小型化が可能になる優れたコードレ
ス電話装置の提供を目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコードレス電話装置は複数の局線及び内線
における発信及び着信応答並びに保留応答を制御する構
内交換機と、構内交換機に接続されて少なくとも一つの
制御チャネルと複数の通話チャネルの無線回線における
電波を送受信するための複数の無線接続装置と、無線接
続装置より送信される構内交換機からの複数の局線の使
用状態である局線情報を無線受信して表示し、複数の局
線のそれぞれの発信、着信及び保留応答を指示するとと
もにダイヤル番号を出力し、かつ、この処理情報を無線
送信するリモートコントロール装置と、装備するダイヤ
ルキーを操作して処理した複数の局線のそれぞれの発
信、着信及び保留応答と、リモートコントロール装置か
らの処理情報とを無線回線を通じて無線接続装置に送出
して構内交換機と接続するコードレス子機とを備える構
成である。

【０００９】この構成にあって、リモートコントロール
装置は、無線接続装置より送信される構内交換機からの
複数の局線の使用状態である局線情報を無線受信し、か
つ、局線の補足及びダイヤル番号の送出処理を行うリモ
ートコントロール無線受信処理手段と、このリモートコ
ントロール無線受信処理手段からの局線情報を表示する
局線状態表示手段と、リモートコントロール無線受信処
理手段を通じて複数の局線のそれぞれの発信、着信及び
保留応答を指示するための複数の局線選択キーと、リモ
ートコントロール無線受信処理手段を通じて、入力ダイ
ヤル番号を送出するためのダイヤルキーと、リモートコ
ントロール無線受信処理手段からの処理情報を無線送信
する送信手段とを備える構成である。のコードレス電話
装置。

【００１０】またコードレス子機は、リモートコントロ
ール装置から無線送信される処理情報を受信する受信手
段と、複数の局線に対する発信及び着信応答並びに保留
応答の指示とともに、ダイヤル番号を入力するためのダ
イヤルキーと、受信手段及びダイヤルキーと接続される
とともに、無線接続装置と無線回線で接続され、受信手
段及びダイヤルキーの操作による複数の局線のそれぞれ
の発信、着信及び保留応答を無線回線を通じて無線接続
装置に送出して構内交換機と接続するコードレス送受信
部とを備える構成である。

【００１１】さらに複数の局線に対する発信及び着信応
答並びに保留応答を制御する構内交換機と、構内交換機
に接続されて少なくとも一つの制御チャネルと複数の通
話チャネルの無線回線における電波を送受信するための
複数の無線接続装置と、構内交換機からの複数の局線の
使用状態である局線情報を有線で受信して表示し、複数
の局線のそれぞれの発信、着信及び保留応答を指示する
とともに、ダイヤル番号を入力し、かつ、この処理情報
を無線送信するリモートコントロール装置と、装備する
ダイヤルキーを操作して処理した複数の局線のそれぞれ
の発信、着信及び保留応答と、リモートコントロール装
置からの処理情報とを無線回線を通じて無線接続装置に
送出して構内交換機と接続するコードレス子機とを備え
る構成である。

【００１２】

【作用】このような構成により、本発明のコードレス電
話装置は、無線接続装置より送信される構内交換機から
の複数の局線の使用状態である局線情報をリモートコン
トロール装置が無線受信して表示し、この複数の局線の
それぞれの発信、着信及び保留応答を指示するとともに
ダイヤル番号を出力し、かつ、この処理情報を無線送信
している。またコードレス電話装置がダイヤルキーを操
作して処理した複数の局線のそれぞれの発信、着信及び
保留応答と、リモートコントロール装置からの処理情報
とを無線回線を通じて無線接続装置に送出して構内交換
機と接続している。したがって、コードレス子機に複数
の局線選択キーを設けることなく、複数の局線に対する
発信及び着信応答並びに保留応答を行うことが出来る。

【００１３】

【実施例】以下、本発明のコードレス電話装置の実施例
を図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明のコー
ドレス電話装置の第１の実施例における構成を示すブロ
ック図である。図１において、局線Ｌａ，Ｌｂ，Ｌｃが
接続されるとともに、この装置全体の動作を管理し、か
つ、制御する構内交換機１１と、この構内交換機１１に
接続され、一つ又は二つの制御チャネルと複数の通話チ
ャネルの無線回線でコードレス子機と接続するための無
線接続装置１２ａ，１２ｂ，１２ｃと、この無線接続装
置１２ａ〜１２ｃから構内交換機１１に接続される局線
Ｌａ〜Ｌｃの使用状態である局線情報を受信するリモー
トコントロール装置１３と、無線接続装置１２ａ〜１２
ｃの無線回線を通じて構内交換機１１に接続されて通話
を行うコードレス子機１４とを有している。リモートコ
ントロール装置１３は、局線Ｌａ〜Ｌｃの使用状態であ
る局線情報を無線接続装置１２ａ〜１２ｃの無線回線を
通じて受信し、かつ、このリモートコントロール装置１
３における発信及び着信応答並びに保留応答を行うリモ
ートコントロール無線受信処理部１３ａと、局線情報を
液晶ディスプレイなどに表示する局線状態表示部１３ｂ
とを有している。さらに局線Ｌａ〜Ｌｃに対して発信及
び着信応答並びに保留応答を行うための局線キー１３ｃ
と、ダイヤル番号を入力するためのダイヤルキー１３ｄ
と、コードレス子機１４に対して、ダイヤルキー１３
ｄ、局線キー１３ｃの押下による制御データで変調した
微弱電波、赤外線などを送信するリモート制御データ送
信部１３ｅとを有している。コードレス子機１４は、リ
モートコントロール装置１３からの微弱電波、赤外線な
どを受信して、制御データを復調するリモート制御デー
タ受信部１４ａと、コードレス送受信処理部１４ｂと、
ダイヤル番号の入力を行うダイヤルキー１４ｃとを有し
ている。

【００１４】次に、この第１の実施例の構成における動
作について説明する。まずコードレス子機１４が局線Ｌ
ａ〜Ｌｃを通じて発信を行う場合について説明する。こ
の場合はコードレス子機１４のダイヤルキー１４ｃを操
作する。この操作でコードレス子機１４に割り当てられ
た局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に接続される。この後、ダイヤル
キー１４ｃから入力したダイヤル番号により、図示しな
い相手先の電話機に局線（Ｌａ〜Ｌｃ）、図示しない回
線網を通じて接続され、その着信呼び出しが行われる。

【００１５】次にリモートコントロール装置１３を使用
して空き状態を調べ、この空き局線（Ｌａ〜Ｌｃ）から
発信を行う場合について説明する。

【００１６】この場合、リモートコントロール装置１３
内の局線状態表示部１３ｂが常時、構内交換機１１、無
線接続装置１２ａ〜１２ｃ、リモートコントロール無線
受信処理部１３ａを通じて局線Ｌａ〜Ｌｃの空き状態を
調べて表示している。この調べた空き局線（Ｌａ〜Ｌ
ｃ）に対応する局線キー１３ｃ中の図示しない局線選択
キーをコードレス子機１４の使用者が押下すると、リモ
ートコントロール装置１３が、押下された局線キー１３
ｃ中の図示しない局線選択キーに対応したキー情報で変
調を施した微弱電波、赤外線などを、リモート制御デー
タ送信部１３ｅを通じてコードレス子機１４に送出す
る。コードレス子機１４は、キー情報で変調された微弱
電波、赤外線などをリモート制御データ受信部１４ａで
受信して復調し、この復調したキー情報を、コードレス
送受信処理部１４ｂから無線回線を通じて、無線接続装
置１２ａ〜１２ｃに送出し、ここから構内交換機１１に
出力する。構内交換機１１は無線接続装置１２ａ〜１２
ｃからのキー情報、すなわち、コードレス子機１４から
のキー情報に対応する局線（Ｌａ〜Ｌｃ）と、コードレ
ス子機１４とを無線回線を通じて接続する処理を行う。
この後、リモートコントロール装置１３中のダイヤルキ
ー１３ｄからダイヤル番号を入力し、この入力したダイ
ヤル番号で変調した微弱電波、赤外線などを、リモート
制御データ送信部１３ｅを通じてコードレス子機１４に
送出する。コードレス子機１４はダイヤル番号で変調が
施された微弱電波、赤外線などをリモート制御データ受
信部１４ａで受信して復調する。この復調したダイヤル
番号をコードレス送受信処理部１４ｂから無線回線を通
じて、無線接続装置１２ａ〜１２ｃに送出し、ここから
構内交換機１１に送出する。構内交換機１１はリモート
コントロール装置１３を通じて補足した局線（Ｌａ〜Ｌ
ｃ）を通じて相手先の電話機を呼び出す。

【００１７】次にコードレス子機１４が局線着信に応答
する場合について説明する。この場合は、コードレス子
機１４内のダイヤルキー１４ｃを操作することにより、
コードレス送受信処理部１４ｂ、無線回線、無線接続装
置１２ａ〜１２ｃ、構内交換機１１を通じて、その着信
に対して応答する。

【００１８】さらにリモートコントロール装置１３の局
線状態表示部１３ｂがコードレス子機１４以外の局線
（Ｌａ〜Ｌｃ）で着信中を表示し、その局線（Ｌａ〜Ｌ
ｃ）に応答する場合について説明する。

【００１９】この場合は、その局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に対
応する局線キー１３ｃを押下する。この押下されたキー
情報を、リモートコントロール装置１３のリモート制御
データ送信部１３ｅを通じてコードレス子機１４に送出
する。コードレス子機１４は、キー情報をコードレス子
機１４に接続されたリモート制御データ受信部１４ａを
通じて受信し、このキー情報を無線接続装置１２ａ〜１
２ｃを通じて構内交換機１１に送出する。構内交換機１
１はコードレス子機１４から受信したキー情報に対応す
る局線（Ｌａ〜Ｌｃ）とコードレス子機１４とを接続す
る。このようにしてコードレス子機１４は自己装置への
着信以外の局線（Ｌａ〜Ｌｃ）での着信に応答する。

【００２０】次に、コードレス子機１４が、保留した局
線（Ｌａ〜Ｌｃ）に応答する場合について説明する。こ
の場合、コードレス子機１４が通話を保留すると、この
局線（Ｌａ〜Ｌｃ）での保留は構内交換機１１から無線
回線で送信され、その局線（Ｌａ〜Ｌｃ）での保留をリ
モートコントロール装置１３の局線表示装置１３ｂの液
晶ディスプレイなどで表示する。この保留に対して再度
応答する場合は、コードレス子機１４内のダイヤルキー
１４ｃを操作して、その着信に対する応答を行う。

【００２１】次にコードレス子機１４以外の図示しない
他のコードレス子機が保留した局線Ｌを捕捉する場合に
ついて説明する。

【００２２】この場合、リモートコントロール装置１３
の局線状態表示部１３ｂが局線（Ｌａ〜Ｌｃ）の着信中
を表示しており、この表示を通じて保留された局線（Ｌ
ａ〜Ｌｃ）を確認して、コードレス子機１４のダイヤル
キー１４ｃに特定の操作を行う。この操作を通じて保留
の局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に応答する。さらにリモートコン
トロール装置１３の局線状態表示部１３ｂで、保留中を
表示された局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に対応する局線キー１３
ｃ中の図示しない局線選択キーを押下すると、リモート
コントロール装置１３は押下されたキー情報をリモート
制御データ送信部１３ｅを通じてコードレス子機１４に
送出する。このキー情報はコードレス子機１４のリモー
トコントロール無線受信処理部１３ａを通じて受信され
る。この受信したキー情報を無線接続装置１２ａ〜１２
ｃを通じて構内交換機１１に送出する。構内交換機１１
はコードレス子機１４から受信したキー情報に対応する
局線（Ｌａ〜Ｌｃ）とコードレス子機１４とを無線接続
装置１２ａ〜１２ｃ、無線回線、コードレス送受信処理
部１４ｂを通じて接続する。この接続でコードレス子機
１４は図示しない他のコードレス子機が保留した局線
（Ｌａ〜Ｌｃ）に応答できる。

【００２３】このように、第１の実施例によれば複数の
局線に対して発信及び着信応答並びに保留応答を行うた
めの複数の局線キーを備えていないコードレス子機１４
…でもリモートコントロール装置１３を操作して複数の
局線Ｌａ〜Ｌｃに対して発信、着信応答、保留応答を行
うことが出来る。

【００２４】次に第２の実施例について説明する。この
第２の実施例は、第１の実施例におけるリモートコント
ロール装置１３が、構内交換機１１、無線接続装置１２
ａ〜１２ｃを通じて、局線Ｌａ〜Ｌｃの使用状態である
局線情報を無線を通じて受信しているのに対して、局線
情報を通信線を通じて伝送している。

【００２５】図２は、第２の実施例における構成を示す
ブロック図である。図２において、局線Ｌａ〜Ｌｃが接
続される構内交換機１７と、リモートコントロール装置
１８内のリモートコントロール有線受信処理部１８ａと
が通信線１９で接続されている。この他の構成は、図１
に示した第１の実施例の構成と同様である。

【００２６】次に、この第２の実施例の動作について説
明する。この第２の実施例における発信及び着信応答並
びに保留応答の動作及び操作は、通信線１９を通じてリ
モートコントロール装置１８内のリモートコントロール
有線受信処理部１８ａに構内交換機１７から局線Ｌａ〜
Ｌｃの使用状態である局線情報が入力される以外は第１
の実施例と同様である。発信を行う場合、コードレス子
機１４のダイヤルキー１４ｃを操作して、局線Ｌａ〜Ｌ
ｃを通じて発信を行う。またリモートコントロール装置
１３を使用して空き状態を調べ、この空き局線（Ｌａ〜
Ｌｃ）から発信を行う。この場合、局線状態表示部１３
ｂで局線Ｌａ〜Ｌｃの空き状態を調べて表示し、空き局
線（Ｌａ〜Ｌｃ）に対応する局線キー１３ｃ中の図示し
ない選局選択キーをコードレス子機１４の使用者が押下
して構内交換機１１がリモートコントロール装置１３を
通じて補足した局線（Ｌａ〜Ｌｃ）を通じて相手先の電
話機を呼び出す。

【００２７】着信応答を行う場合、コードレス子機１４
が局線着信に応答する際にはコードレス子機１４のダイ
ヤルキー１４ｃを操作して着信に応答する。またリモー
トコントロール装置１３の局線状態表示部１３ｂがコー
ドレス子機１４以外の局線（Ｌａ〜Ｌｃ）で着信中を表
示している場合、その局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に対応する局
線キー１３ｃ中の局線選局キーを押下して着信に応答す
る。

【００２８】保留応答を行う場合、コードレス子機１４
が、保留した局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に応答する際には、コ
ードレス子機１４中のダイヤルキー１３ｄを操作して保
留した着信に対する応答を行う。またコードレス子機１
４以外の図示しない他のコードレス子機が保留した局線
Ｌを捕捉する場合、リモートコントロール装置１３の局
線状態表示部１３ｂが局線（Ｌａ〜Ｌｃ）の着信中を表
示しており、保留された局線（Ｌａ〜Ｌｃ）を確認し
て、コードレス子機１４のダイヤルキー１４ｃに特定の
操作を行って、保留の局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に応答する。
さらにリモートコントロール装置１３の局線状態表示部
１３ｂで、保留中を表示された局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に対
応する局線キー１３ｃ中の局線選局キーを押下して、コ
ードレス子機１４は図示しない他のコードレス子機が保
留した局線（Ｌａ〜Ｌｃ）に応答する。

【００２９】このように、第２の実施例によれば通信線
１９を通じてリモートコントロール装置１８内のリモー
トコントロール有線受信処理部１８ａに構内交換機１７
から局線Ｌａ〜Ｌｃの使用状態である局線情報が入力さ
れる。したがって、第１の実施例の無線伝送に比較し、
雑音などが少ない安定した局線情報が入力される。また
第１の実施例と同様に複数の局線に対して発信及び着信
応答並びに保留応答を行うための複数の局線キーを備え
ていないコードレス子機１４…でも複数の局線Ｌａ〜Ｌ
ｃに対して発信、着信応答、保留応答を行うことが出来
る。

【００３０】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコードレス電話装置は、無線接続装置より送信される
構内交換機からの複数の局線の使用状態である局線情報
をリモートコントロール装置が無線受信して表示し、こ
の複数の局線のそれぞれの発信、着信及び保留応答を指
示するとともにダイヤル番号を出力し、かつ、この処理
情報を無線送信している。またコードレス電話装置がダ
イヤルキーを操作して処理した複数の局線のそれぞれの
発信、着信及び保留応答と、リモートコントロール装置
からの処理情報とを無線回線を通じて無線接続装置に送
出して構内交換機と接続している。これによって、コー
ドレス子機に複数の局線選択キーを設けることなく、複
数の局線に対する発信及び着信応答並びに保留応答を行
うことができ、コードレス子機の装置規模が縮小して、
小型化が可能になるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のコードレス電話装置の第１の実施例に
おける構成を示すブロック図

【図２】第２の実施例における構成を示すブロック図

【図３】従来のコードレス電話装置の構成を示すブロッ
ク図

【符号の説明】１１構内交換機１２無線接続装置１３リモートコントロール装置１３ａリモートコントロール無線受信処理部１３ｂ局線状態表示部１３ｃ局線キー１３ｄダイヤルキー１３ｅリモート制御データ送信部１４コードレス子機１４ａリモート制御データ受信部１４ｂコードレス送受信処理部１４ｃダイヤルキー

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の局線及び内線における発信及び着
信応答並びに保留応答を制御する構内交換機と、上記構
内交換機に接続されて少なくとも一つの制御チャネルと
複数の通話チャネルの無線回線における電波を送受信す
るための複数の無線接続装置と、上記無線接続装置より
送信される構内交換機からの上記複数の局線の使用状態
である局線情報を無線受信して表示し、上記複数の局線
のそれぞれの発信、着信及び保留応答を指示するととも
にダイヤル番号を出力し、かつ、この処理情報を無線送
信するリモートコントロール装置と、装備するダイヤル
キーを操作して処理した上記複数の局線のそれぞれの発
信、着信及び保留応答と、上記リモートコントロール装
置からの上記処理情報とを無線回線を通じて無線接続装
置に送出して上記構内交換機と接続するコードレス子機
とを備えるコードレス電話装置。
【請求項２】リモートコントロール装置は、無線接続
装置より送信される構内交換機からの複数の局線の使用
状態である局線情報を無線受信し、かつ、局線の補足及
びダイヤル番号の送出処理を行うリモートコントロール
無線受信処理手段と、このリモートコントロール無線受
信処理手段からの局線情報を表示する局線状態表示手段
と、上記リモートコントロール無線受信処理手段を通じ
て複数の局線のそれぞれの発信、着信及び保留応答を指
示するための複数の局線選択キーと、上記リモートコン
トロール無線受信処理手段を通じて、入力ダイヤル番号
を送出するためのダイヤルキーと、リモートコントロー
ル無線受信処理手段からの処理情報を無線送信する送信
手段とを備えることを特徴とする請求項１記載のコード
レス電話装置。
【請求項３】コードレス子機は、リモートコントロー
ル装置から無線送信される処理情報を受信する受信手段
と、複数の局線に対する発信及び着信応答並びに保留応
答の指示とともに、ダイヤル番号を入力するためのダイ
ヤルキーと、上記受信手段及びダイヤルキーと接続され
るとともに、無線接続装置と無線回線で接続され、上記
受信手段及びダイヤルキーの操作による複数の局線のそ
れぞれの発信、着信及び保留応答を無線回線を通じて無
線接続装置に送出して構内交換機と接続するコードレス
送受信部とを備えることを特徴とする請求項１記載のコ
ードレス電話装置。
【請求項４】複数の局線に対する発信及び着信応答並
びに保留応答を制御する構内交換機と、上記構内交換機
に接続されて少なくとも一つの制御チャネルと複数の通
話チャネルの無線回線における電波を送受信するための
複数の無線接続装置と、上記構内交換機からの上記複数
の局線の使用状態である局線情報を有線で受信して表示
し、上記複数の局線のそれぞれの発信、着信及び保留応
答を指示するとともに、ダイヤル番号を入力し、かつ、
この処理情報を無線送信するリモートコントロール装置
と、装備するダイヤルキーを操作して処理した上記複数
の局線のそれぞれの発信、着信及び保留応答と、上記リ
モートコントロール装置からの上記処理情報とを無線回
線を通じて無線接続装置に送出して上記構内交換機と接
続するコードレス子機とを備えるコードレス電話装置。