JPS625741A - ペ−ジング子機どうしで通信可能なメツセ−ジ付ペ−ジングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はページングシステムに関し、特にページング子
機どうしで二方向通信の行えるメツセージ付ページング
システムに関する。

〔従来の技術〕

従来、ページングシステムは呼出者からページング受信
機所持者への一方向通信であり、ページング受信機所持
者からの通信は通常、電話を使用するといったもので、
しかも特定の電話との通信のみであった。その後、メツ
セージ付ページングシステムが提案され、ページング受
信機所有者に対してメツセージ情報を伝えることが可能
になったが、これもまだ一方向の通信であった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のページングシステムは、上述のように。

一方向通信しかできないため、単にメツセージを伝える
だけのサービス、あるいは電話の普及している地域での
サービスに限られる。こｎに対して、ページング受信機
所有者どうしでの二方向通信の要求が高まってきている
。もちろん。

二方向通信としては、自動車電話、ＭＯＡ等や単なるト
ランシーバもあるが、電波を非常（二ぜいたくに使用し
、その割には加入者をふやすことができないといった欠
点がある。

本発明の目的は、ページングシステムにおいては一周波
数あたりの加入者をたくさんとれるという特長に着目し
て、ページング子機どうしで二方向通信可能なメツセー
ジ付ページングシステムを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、ページング信号受信手段と所望のペー
ジング番号およびメツセージ情報を入力でき、かつ自己
のページング番号とともに前記所望のページング番号お
よびメツセージ情報を呼出要求信号として送信する手段
とを有したページング子機と、ページング子機へページ
ング信号を送信する手段とページング子機からの呼出要
求信号を受信する手段および受信した情報をもとに被呼
側ページング子機へそのページング番号およびメツセー
ジ、発呼側ページング子機へそのページング番号および
確認信号をそれぞれページング信号として送信する手段
とを有したページング基地局とで構成され、前記ページ
ング信号と呼出要求信号は別の無線チャンイ・ルを使用
することを特徴としたページング子機どうしで通信可能
なメツセージ付ページングシステムが得られる。

〔実施例〕

次に９本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図であり、ここで
は隣接し合う一定範囲内のエリア１；−機ずつ配置され
たページング親機を６機有するページング基地局による
ページングシステムについて説明する。

１ａ、１ｂはページング子機であり、受信および送信機
能を有している。２ａ、　２ｂ、２０　は分散配置され
たページング親機の送信部、５ａ。

３’ｂ、３ｃはページング親機の受信部、　４ａ、４ｂ
。

４ｃはアンテナである。５はページングエンコーダ装置
、６はページング呼出受付装置、７は一般交換機、８は
電話機である。

従来のページングサービスとしては、電話機８より呼出
したい人のページング子機（たとえば１ａ）のページン
グ番号をダイヤルすると。

この信号は交換機７を通してページングエンコーダ装置
へ入力される。エンコードされたページング信号はペー
ジング親機の送信部２ａ、　２ｂ。

２ｃ、アンテナ４ａ、４ｂ、４ｃよりチャンネルＯＨ１
の電波となって送信され、該当するページング子機１ａ
が呼出される。

次に、ページング子機からの呼出しサービスしたい時は
、ページング子機１ａより自分のページング子機１ｂの
ページング番号、ページング子機１ａのページング番号
および相手に伝えたいメツセージ情報（以下ではこれら
をまとめて呼出要求信号と呼ぶ）をチャンネルＣＨ２の
電波にのせて送出する。この呼出要求信号は最寄りのペ
ージング親機のアンテナ４ｂ、受信部６ｂによって受信
され、ページング呼出受付装置６へ送られる。ページン
グ呼出受付装置６はページング呼出要求信号を解読し、
ページング子機１ａに対しての呼出信号およびページン
グ子機１ｂに対しての受付確認信号をページングエンコ
ーダ装置５へ送る。ページングエンコーダ装置５により
エンコードされた信号は、ページング信号としてベーシ
ング親機の送信部２ａ。

２ｂ、　２ｃ、アンテナ４ａ、４ｂ、４ｃより電波ＣＨ
１となって送出される。このことにより。

ページング子機１ａはページング子機１ｂから送出され
たメツセージ情報を伴って呼出さｎ。

ページング子機１ｂは呼出要求信号が受付けられたとい
う確認情報を伴って呼出される。

次に、第２図をも用いて信号の流れの面から説明する。

信号（ａ）はページング子機１ｂからページング子機１
ａへの呼出しを行った時の信号の一例で、同期信号ＳＣ
，自己のページング番号Ｎｂ、相手のページング番号Ｎ
ａおよびメツセージ情報Ｉ、王、Ｉが続けて送出される
（−例として、それぞれの信号は５１２　ｂｉｔ／ｓｅ
ｃで３１ビア）長である）。

このページング呼出要求信号は、最寄りのページング親
機の受信部６ｂによって受信され、ページング呼出受付
装置６へ入力される。ページング呼出受付装置６は各ペ
ージング親機より入ってきたページング呼出要求信号を
解読して複数のページング親機から同時に同じページン
グ呼出要求信号を受付けているかどうかチェックし。

受付けていれば１つの呼としてページングエンコーダ装
置５ヘページング呼出要求信号を送る。

これは、たとえばページング子機１ｂからのページング
呼出要求信号が複数のページング親機で受信される可能
性があるからである。また。

ページング呼出要求信号の各信号は、ビット誤り検出訂
正機能をもったコード（たとえば。

ＢＣＨ（１１，２１）コード）で構成されており。

１つのページング親機へ数々のページング子機から呼出
しが同時にあったときはビット誤りを起こすのでその呼
出しはキャンセルする。このようにして誤まった情報が
送出されるのを防ぐ。

信号（１））はページング呼出受付装置６からページン
グエンコーダ装置５へ送出する呼出信号の一例で、ペー
ジング親機から受けとったページング呼出要求信号に応
じて、呼出されるページング子機１ａへの呼出信号およ
び呼出しを行ったページング子機１ｂへの確認信号とし
てページングエンコーダ装置５へ送出する。ここで。

確認信号としては１通常の呼出時におけるページング番
号（ここではＮｂ）およびメツセージ情報のうちあらか
じめ定められた信号Ａを送出する。

信号（Ｃ）はページングエンコーダ装置５から各各のペ
ージング親機へ送出するページング信号の一例で、プリ
アンプル信号Ｐ、同期信号ＳＣ：二つづいて呼出信号が
送出される（−例として。

信号速度は５１２　ｂｉｔ／ｓｅａで、プリアンプル信
号Ｐをのぞく信号はすべて３１ピント）。この例では、
同期信号ＳＣにつづいてページング子機１ａへの呼出信
号Ｎａ、■、　工、Ｉ　およびページング子機１ｂへの
呼出信号Ｎｂ、Ａ（実際にはこれは確認信号となる）が
送出される。このように。

呼出しを行ったページング子機１ｂへ確認信号を送るこ
とにより、たとえばページング子機がらの電波が弱くて
どのページング親機にもページング呼出要求信号が受信
されなかった等の送信不良を知らせることができる。

次に、ページング子機の詳細につき、第６図。

第４図、第５図を用いて詳しくのべる。

第３図はページング子機のブロック図であり。

まず、受信機能を説明する。アンテナ１１より受信され
たチャンネルＣＨ１の無線信号は、受信部１２で増幅後
復調される。復調された信号はデコーダ１３によってＲ
ＯＭ１４に書込まれている自己のページング番号と照合
され、一致した時は呼びがあった旨をＣＰＵ１５に通報
する。

ＣＰＵ１５はページング番号にひき続くメツセージ情報
を受信し、ＬＣＤ表示器１６にメツセージ情報を表示さ
せると共に、ドライバー１７を通してスピーカ１８を鳴
らし、呼びがあったことをページング子機の所持者に知
らせる。なお。

ＣＰＵ１５はクリスタル発振子１９により発生されたク
ロックにより動作する。

次に、送信機能を説明する。後述する操作でデータ入力
スイッチ部２１より呼び出したいページング番号および
伝えたいメツセージを入力し、送出操作を行うことによ
り、　ＣＰＵ１５は同期信号ＳＯ，ＲＯＭ１４に書込ま
れている自己のページング番号Ｎｘおよび入力されたペ
ージング番号、メツセージをページング呼出要求信号に
エンコードして送信部２２に出力する。送信部２２はペ
ージング呼出要求信号をチャンネルＣＨ２の無線信号に
変調しアンテナ１１全通して空中へ送出する。

次に、第４図を用いてＣＰＵ１５の動作をさらに詳しく
のべる。プログラムメモリ１５ｏ１に一連の処理動作を
行うための動作命令の系列が書込まれており、プログラ
ムカウンタ１５０２の内容に対応する番地の内容が制御
部１５ｏ３に出力され、この内容により制御部１５ｏ３
は各部に制御信号を送出する。プログラムカウンタ１５
ｏ２はプログラムメモ！Ｊ　１５０１の内容が制御部１
５０６に送出される毎（二通常＋１ずつ加算されるが。

ジャンプ命令等がある時はそれに従う。外部回路とデー
タバス１５０６とのインタフェースは人力ボート１５０
７．出カポ−）１５０８．入カポ−）１５０９．出力ボ
ート１５１０．出力ポート１５１１゜人カポ−）１５１
２．入力ボート１５１５により行う。データバス１５ｏ
６はプログラムカウンタ１５０２、データメモリ１５１
４　、演算部（Ａｒｉｔｈ−ｍｅｔｉｃ　ａｎｄ　Ｌｏ
ｇｉｃ　Ｕｎｉｔ　）　１５　Ｄ　４　、　　アキュム
レータ１５０５とも接続されデータの転送、処理を行う
。なお、クリスタル発振子１９１発振部１５１７．９イ
ア１５１６はＣＰＵ　１５の処理に必要なりロックを作
っている。ＬＣＤコントロール／ドライバ１５１５はデ
ータメモリ１５１４に記憶されたデータのうち、特定の
ものをＬＣＤ表示器１６に表示させるためのコントロー
ル／ドライバ回路である。

まず、受信動作を説明する。

デコーダ１３ではＲＯＭ１４１＝書込まれたべ一番号に
引き続く受信信号Ｂおよび受信信号に同期（７た同期信
号ＣをＣＰＵ１５へ送出する。ＣＰＵ１５は入カポ−）
１５０７全通して同期信号Ｃのタイミングで引き続（受
信信号Ｂをメツセージ情報としてうけとり、データメモ
！Ｉ　１５１４ヘスドアし、ＬＣＤコントロール／ドラ
イバ１５１５全通して表示信号ＥをＬＣＤ表示器１６へ
出力する。ＣＰＵ１５は同時に出力ポー）１５１１を通
して鳴音＠号Ｄ７：ドライバ１７へ送出しスピーカ１８
を鳴音させ乙１）鳴音およびＬＣＤ表示のリセット等の
コントロールはリセットボタン２０で人カポ−）　１５
１３を通し２て行う。

次に、送信動作を説明する。

送信データ入力はデータ入力スイッチ部２１より入力さ
れ、入力ボート１５１２を通して一旦。

データメモリ１５１４にストアされ、またＬＣＤコント
ロール／ドライバ１５１５を通してＬＣＤ表示器１６に
も表示される。データ入力完了後。

データ入力スイッチ部２１により送信操作が行われると
、出カポ−）　１５１０全通して送信要求信号Ｊおよび
入力された送信データよりエンコードされたページング
呼出要求信号Ｋを送信部２２へ送出する。

次に、第５図を用いて具体的なデータ人力手段につきの
べる。データ入力部は１図示のようクン に、モード切替ボタン２１１．データ人カポ≠す２１２
および図示のように数字２文字が付された１０個の入カ
ポタン群２１５等から成る。入カポタン群２１５は、”
Ｏ−９”ボタンはＯ〜９の数字全入力し２例えば“ア”
ボタンはア行の文字を人力するためのものである。

呼出要求したい時はまずモード切替ボタン２１１を押す
ことにより、ノーマルモードから送出モードへ切替える
。このとき送出データ入力可能となり、１０個の入カポ
タン群２１６によりデータを入力してい（。最初に、ペ
ージング番号入力状態となり、入カポタン群２１６のう
ち”０−９″のボタンを入力したい数字の回数分押すこ
とにより、１→２→３→４→・・・とＬＣＤ表示器１６
に表示される。入力したい数字がＬＣＤ表示器１６に表
示された時にデータ人カポタン２１２を押せばその数字
がストアされ次のケタ入力待ち状態になる。このように
して必要ケタ数入力すると９次にメツセージ入力状態と
なり、入カポタン群２１３のうち入力したい文字の行（
ア行、カ行、・・・）のボタンを数回押すことにより、
たとえばア→イ→つ→工→オ→ア→・・・と順次ＬＣＤ
表示器１６に表示される。このようにして入力したい文
字がＬＣＤ表示器１６に表示された時にデータ入カポタ
ン２１２を押せばその文字がストアされ次の文字人力待
ち状態になる。呼出したいページング番号およびメツセ
ージを入力した後、データ入カポタン２１２およびリセ
ットボタン３０を同時に押すことで送信操作が行われ、
入力データがページング呼出要求信号として送出される
。なお、これら２つの受信機能（ノーマルモード）、送
信機能（送信モード）以外（＝メモリ機能（データスト
アモード）を加えればデータ入力スイッチ部を利用して
メモ帳として使用できる。

ページング子機の送出パワーについては、第１図に示し
たように、ページング親機（少なくとも受信部であれば
良い）を複数局ある程度の間隔（たとえば１ム範囲）に
て配置することにより、最寄りのページング親機を通し
てページング呼出要求信号が受けつけられるので送信パ
ワーは小さくできる。しかも、ページング呼出要求信号
そのものもわずかの送信時間ですむため電池等も小さく
てよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明はページング子機から別の
ページング子機への発呼通信を行うことができ、しかも
その発呼の確認を発呼したページング子機において行え
るので、ページング子機どうしの二方向通信が可能とな
る。特に。

ページングシステムの最大の長所である１周波数あたり
の加入者をたくさんとｎるといった特徴はそのまま生か
せ、しかも必要周波数はページング信号用とページング
呼出要求信号用の２波しか使用しないので、自動車電話
、ＭＣ！Ａ等に比べ安価なシステムが実現できる。さら
に。

ページング子機単体としてもページング呼出要求信号送
出に必要な時間はわずか（たとえば。

１ＳθＣ程度）であるので、電池９回路等が小さくてよ
く、他の二方向通信機器に比べ非常に小型化できるとい
った効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のページングシステム−実施例のブロッ
ク図、第２図は本発明で用いる信号の一例を示した図、
第３図は本発明で用いるページング子機の構成の一例を
示した図、第４図は第３図のＣＰＵ１５の詳細構成図、
第５図は本発明で用いるページング子機の外観図である
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ページング信号受信手段と所望のページング番号お
   よびメッセージ情報を入力でき、かつ自己のページング
   番号とともに前記所望のページング番号およびメッセー
   ジ情報を呼出要求信号として送信する手段とを有したペ
   ージング子機と、ページング子機へページング信号を送
   信する手段とページング子機からの呼出要求信号を受信
   する手段および受信した情報をもとに被呼側ページング
   子機へそのページング番号およびメッセージ、発呼側ペ
   ージング子機へそのページング番号および確認信号をそ
   れぞれページング信号として送信する手段とを有したペ
   ージング基地局とで構成され、前記ページング信号と呼
   出要求信号は別の無線チャンネルを使用することを特徴
   としたページング子機どうしで通信可能なメッセージ付
   ページングシステム。 ２、特許請求の範囲第１項記載のページングシステムに
   おいて、前記ページング基地局のページング子機からの
   呼出要求信号受信手段が複数箇所にあり、かつ前記ペー
   ジング基地局はこれら複数の受信手段により受信された
   前記呼出要求信号が一致した時はそれを１つの呼出要求
   信号として処理する機能を有することを特徴とするペー
   ジング子機どうしで通信可能なメッセージ付ページング
   システム。 ３、特許請求の範囲第１項記載のページングシステムに
   おいて、前記ページング子機からの呼出要求信号にビッ
   ト誤り検出機能をもった符号を用い、かつ前記ページン
   グ基地局の呼出要求信号受信手段は前記ビット誤り検出
   機能をもち、ビット誤りが一定以上あった時にはその呼
   出要求信号をキャンセルする機能をもつことを特徴とす
   るページング子機どうしで通信可能なメッセージ付ペー
   ジングシステム。