JPH0779360B2 - 誤り検出装置 - Google Patents

誤り検出装置

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JPH0779360B2
JPH0779360B2 JP61062294A JP6229486A JPH0779360B2 JP H0779360 B2 JPH0779360 B2 JP H0779360B2 JP 61062294 A JP61062294 A JP 61062294A JP 6229486 A JP6229486 A JP 6229486A JP H0779360 B2 JPH0779360 B2 JP H0779360B2
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maximum amplitude
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waveform
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signal
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章文 井手
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタルデータの伝送に於ける検出装置、特
にパーシャルレスポンス方式を採用した場合の誤り検出
装置に関する。
従来の技術 ディジタルデータの伝送や記録再生に於いては、受信さ
れた信号や再生された信号から元のディジタルデータ
(又は変調出力信号)に復元する技術がきわめて重要な
技術分野の一つである。伝送路や記録再生媒体は、その
伝送特性がフラットではなく振幅や位相の面で歪を併っ
ている、加えて雑音が重畳される。一方、受信された信
号や再生された信号から元のディジタルデータ(又は変
調出力信号)に復元する際の性能、すなわち検出器の性
能が最終的な誤り率を決定してしまう。従って、誤り発
生を出来るだけ下げる為に色々の検出方式が提案され実
用化されている。
ところで、伝送路や記録媒体に入力した波形とは異なる
波形に変換した後、元のデータに復元する検出方式を一
般にパーシャルレスポンス検出と称している。伝送路や
記録再生媒体の特性によってはこの方式が効果的とな
る。
このパーシャルレスポンス検出の従来例を以下に示す。
(なお、以降“パーシャルレスポンス検出”を“PR"と
記す。)第4図はPR(1,−1)を示すブロック図であ
る。同図に於いて、1は入力端子、3及び4はコンパレ
ータ、5は論理和回路(OR)、6はDフリップフロッ
プ、8は出力端子、2は閾値入力端子、7はクロック入
力端子である。受信(又は再生)された信号を等化した
後入力端子1を介してコンパレータ3及び4の夫々一方
の入力に印加される。コンパレータ3及び4の他の入力
には閾値電位(この電位をVtとする)が閾値入力端子2
を介して印加されている。従って、入力端子1に印加さ
れた信号がVtよりも高くなるとコンパレータ3がハイレ
ベルを、−Vtよりも低くなるとコンパレータ4がハイレ
ベルを出力する。これら両コンパレータ3及び4の出力
は論理和回路5で論理和され、Dフリップフロップ6の
D端子に入力される。Dフリップフロップ6のクロック
端子にはクロック信号がクロック信号入力端子7を介し
て印加される。
第4図に示した従来例の動作を第3図に示した波形図と
供にさらに説明を加える。
第3図に於いて、26はクロック信号、27は伝送すべきデ
ータ列、28はデータ列27をNRZI変調した後の信号、29は
入力端子1に印加される信号、30及び31は閾値電位Vt
び−Vt、33はコンパレータ3の出力、34はコンパレータ
4の出力、36は論理和回路5の出力、38はDフリップフ
ロップ6の出力波形を夫々示す波形であり、破線32,37
及び39は雑音などにより誤りが発先する場合を示してい
る。本従来例では、データをNRZI変調し伝送路を介して
PR(1,−1)検出する場合を挙げている。入力端子1を
介して印加された受信波形29はコンパレータ3で閾値電
位(Vt)30と比較され、30を越えている期間はハイレベ
ルとなり波形33が論理和回路5の一方の入力に導びかれ
る。同様にして、コンパレータ4では波形29が閾値電位
(−Vt)31よりも低い期間のみハイレベルを出し論理和
回路5にパルス34を送出する。この結果、論理和回路5
は波形36を出力し、波形36はDフリップフロップ6のD
端子に印加される。受信側で復元したクロック信号40が
クロック端子7を介してDフリップフロップ6のクロッ
ク端子に印加される。この結果Dフリップフロップ6は
波形39を出力することになり、元のデータ列27に復元さ
れる。
発明が解決しようとする問題点 ところで、伝送路や記録再生過程では波形干渉や多くの
雑音が重畳するのが常でありこれに帰因して復元された
データ列に誤りが発生してしまう。この様子を第3図と
供に説明する。受信された信号29に大きな雑音32が重畳
されると閾値電位(−Vt)31を越えてしまう。こうなる
と、コンパレータ4はハイレベルを出力し破線35とな
り、論理和回路5の出力も破線37となる。この結果、D
フリップフロップ6の出力も破線39となってしまう。
この様に、従来方式では伝送や記録再生過程で大きな雑
音が混入したり、波形歪が大きくなったりすると誤った
データに復元してしまう。
そこで、本発明はこの様な誤りが発生した場合に、誤り
が存在しているか否かを高い確率で検知することを可能
化するものである。
問題点を解決するための手段 そこで本発明は、検出出力を積算する積算器と、この積
算値の所定期間の最大振幅を算出する最大振幅算出器
と、算出された最大振幅が所定値を越えた場合には誤り
が存在していたことを示すポインタを発生するポインタ
発生器とを具備するものである。
作用 以上の様に構成することで誤りが存在しているか否かを
高確率で判定することが可能となる。
実 施 例 本発明の実施例を以下に図面と共に説明する。第1図は
本発明の実施例を示すブロック図であり、同図に於い
て、1は入力端子、2は閾値電位入力端子、3及び4は
コンパレータ、5は論理和回路、6はDフリップフロッ
プ、7はクロック信号入力端子、8は出力端子、9は積
算器、10は最大振幅算出器、11はポインタ発生器、12は
ポインタ出力端子である。なお1〜8については第4図
の1〜8に夫々対応しているので詳細な説明は省略す
る。コンパレータ3及び4の出力は夫々積算器9にも入
力されている。積算器9では、コンパレータ3がハイレ
ベルを出した時に正方向に、逆にコンパレータ4がハイ
レベルを出した時に負方向に夫々1ステップづつ変化さ
せた結果を出力する。積算器9の出力は最大振幅算出器
10に印加され、所定期間内の最大値と最少値との差すな
わち最大振幅に変換される。この結果をポインタ発生器
11に印加し、印加された最大振幅が所定値以上になると
その期間内で検出誤りが存在したことになりポインタを
ポインタ出力端子12を介して出力する。
第1図に示した実施例を第3図の波形図と供にさらに説
明を加える。同図に於いて、26〜39は第4図に示した従
来例の説明に使用したのでこれらの説明は省略する。40
はクロック信号、41及び44は第1図のコンパレータ3及
び4で判定された結果、42及び45は第1図の積算器9の
出力、43及び46は第1図の最大振幅算出器10の出力であ
る。なお、41〜43は検出誤りが存在しない場合、44〜46
は検出誤りが存在している場合である。既に説明した通
り積算器9はコンパレータ3がハイレベルを出す毎に正
方向に1ステップ、コンパレータ4がハイレベルを出す
毎に負方向に1ステップ変化させた信号を出す。ここで
は1ステップとして±1とすると、入力端子1に印加さ
れた信号は波形29であるから、積算器9の出力は波形33
がハイレベルとなる毎に+1,波形34がハイレベルとなる
毎に−1変化することとなる。従って積算器9の出力変
化量は41のごとく……0±1 0−1 0+1−1 0 0……と
なるので積算器9の出力は波形42となる。この波形42か
ら最大振幅算出器10に於いて最大振幅43が算出される。
算出された最大振幅43はポインタ発生器11に印加され
る。本発明の実施例では変調方式としてNRZIを例に挙げ
ているので変調波の振幅は1である。従ってポインタ発
生器11では入力される最大振幅が1を越えているか否か
で検出誤りの有無を判定する。最大振幅43は1を越えて
いないのでこの期間では検出誤りが存在したとは判定せ
ず、ポインタも発生させない。
ところで、入力端子1に印加された信号29に雑音32が重
畳された場合はコンパレータ4は誤ってパルス35を発生
することになり、論理和回路5も誤ったパルス37を発生
しDフリップフロップ6から誤った検出結果39が送出さ
れる。しかしながら、コンパレータ4が誤ったパルス35
を出すと、積算器9の出力の変化量はこの時−1とな
る。その結果積算器9の出力は検出誤りが発生した時点
以降1レベル負方向に移行してしまうので波形45とな
る。波形45が最大振幅算出器10に印加されて最大振幅46
が算出されその値は2となる。これは1を越えているの
でポインタ発生器11は検出誤りが存在していると判断し
ポインタをポインタ出力端子12を介して出力する。
次に、第1図に示した本発明の実施例に対するさらに詳
細な構成例を第2図に示す。同図に於いて、13及び14は
パルス入力端子、18はクロック信号入力端子、15及び16
はDフリップフロップ、17はアップダウンカウンタ、19
はリセット信号入力端子、20は最大値保持回路、21は最
小値保持回路、22は引算器、23はマグニチュードコンパ
レータ、24は正規振幅値入力端子、25はポインタ出力端
子、9は積算器、10は最大振幅算出器、11はポインタ発
生器である。9〜11は第1図の9〜11、25は第1図の12
に夫々に対応しており、パルス入力端子13及び14は夫々
第1図のコンパレータ3及び4の出力と結合されてい
る。第3図に示した波形図と共に説明すると、パルス入
力端子13及び14には波形33及び34が夫々印加されてお
り、Dフリップフロップ15及び16のD端子に各々導びか
れる。クロック信号入力端子18を介して印加されるクロ
ック信号40で両Dフリップフロップ15及び16が駆動され
る。Dフリップフロップ15及び16の出力はフップダウン
カウンタ17のカウントアップ端子及びカウントダウン端
子に夫々印加される。又、アップダウンカウンタ17には
クロック信号入力端子18を介してクロック信号が、リセ
ット信号入力端子19を介してリセット信号が入力されて
いるので、所定期間毎にリセットされた後、次のリセッ
トまでカウントを続ける。この時、Dフリップフロップ
15がハイレベルの時はクロック信号が印加される毎に1
つづつ増大し、Dフリップフロップ16がハイレベルの時
はクロック信号が印加される毎に1つづつ減少する様な
信号を出すので、アップダウンカウンタ17の出力状態は
波形42と同等なものとなる。Dフリップフロップ15及び
16、アップダウンカウンタ17で積算器9を構成してい
る。次に、アップダウンカウンタ17の出力は最大値保持
回路20及び最小値保持回路21に印加される。最大値保持
回路20及び最小値保持回路21にはリセット信号入力端子
19を介してリセット信号も印加されており、リセット信
号が到来してから次のリセット信号が到来するまでの最
大値及び最小値が保持される。これらは共に引算器22に
導びかれ、それらの差、すなわち最大振幅値が算出され
マグニチュードコンパレータ23に送出される。最大値保
持回路20、最小値保持回路21及び引算器22で最大振幅算
出器10を構成している。引算器22の出力値は最大振幅43
に等しく、マグニチュードコンパレータ23に於いて正規
振幅値入力端子24を介して入力されている正規振幅値と
比較される。もしも、引算器22から出力される最大振幅
が正規振幅値よりも大きい場合には検出誤りが存在して
いるはずであるからポインタ出力端子25を介してポイン
タを送出することになる。
以上、本発明について実施例と共に説明した。ただし、
本説明では説明簡単化のためNRZ変調,PR(1,−1)の場
合を示してあるが本発明は他の変調方式・他のPR方式・
多値変調にも適用されることは言うまでもない。例え
ば、ディジタル磁気記録再生装置の1種であるディジタ
ルVTRではPR(1,0,−1)検出や3値記録なども検討さ
れておりこの様な方式に対しても本発明は効果を発す
る。
又、誤りが存在した場合の誤り検出確率についての詳細
な説明は省略するが、第2図に於けるリセット信号入力
端子19に印加されるリセット信号の周期すなわちブロッ
ク長が長い程誤り検出確率は1に近づくことになる。
発明の効果 以上の説明でも明白な通り、本発明によれば、信号の変
調方式に大きく制限されることなく誤り検出が可能で、
伝送路や記録再生媒体を有効利用でき、誤りが存在して
いるか否かを簡単な構成で且つ高確率で判定できるとい
った長所を有する。この結果を用いて誤り訂正能力を大
幅に向上させたり誤り修正を高品質に実施することも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図に示した本発明実施例の詳細な構成例を示すブロッ
ク図、第3図は第1図,第2図及び第4図の各部の様子
を示す波形図、第4図は従来例を示すブロック図であ
る。 9……積算器、10……最大振幅算出器、11……ポインタ
発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路又は記録再生系に印加した2値また
    は多値信号のレベル数よりも多いレベル数を有する異極
    性の多値信号に変換して検出した結果を積算する積算器
    と、この積算器出力の所定期間内に於ける最大振幅を算
    出する最大振幅算出器と、この最大振幅が所定値を越え
    た場合には誤りが存在していることを示すポインタを発
    生するポインタ発生器とを具備したことを特徴とする誤
    り検出装置。
JP61062294A 1986-03-20 1986-03-20 誤り検出装置 Expired - Lifetime JPH0779360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61062294A JPH0779360B2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20 誤り検出装置

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JPS62219851A JPS62219851A (ja) 1987-09-28
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834002B2 (ja) * 1979-10-17 1983-07-23 日立電子株式会社 デイジタル信号の磁気記録再生方式
JPS56112151A (en) * 1980-02-12 1981-09-04 Mitsubishi Electric Corp Detecting circuit for bipolar pulse polarity error

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JPS62219851A (ja) 1987-09-28

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