JPH0778647A - ツーピースコネクタ - Google Patents

ツーピースコネクタ

Info

Publication number
JPH0778647A
JPH0778647A JP27363193A JP27363193A JPH0778647A JP H0778647 A JPH0778647 A JP H0778647A JP 27363193 A JP27363193 A JP 27363193A JP 27363193 A JP27363193 A JP 27363193A JP H0778647 A JPH0778647 A JP H0778647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
conductive
parts
touch
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27363193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07118342B2 (ja
Inventor
Akira Shimada
明 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kel Corp
Original Assignee
Kel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kel Corp filed Critical Kel Corp
Priority to JP5273631A priority Critical patent/JPH07118342B2/ja
Publication of JPH0778647A publication Critical patent/JPH0778647A/ja
Publication of JPH07118342B2 publication Critical patent/JPH07118342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】絶縁保持体に片持ち梁状に保持された導電コン
タクトにおける接点接触部の変形を防いで電気的接触安
定を図る。 【構成】接点部3a,103a、弾性可変形部3b,1
03b、接点接触部3c,103c及び固定部3d,1
03dを有する導電コンタクト1,101を固定部3
d,103dで絶縁保持体2,102に片持ち梁状に保
持し、接点部3aが弾性的に圧接する接点接触部103
cの非接触部に、かつ、接点部103aが同じく弾性的
に圧接する接点接触部3cの非接触面に、それぞれ当接
してそれら各接点接触部3c,103cを支持するため
の導電コンタクト支持面域14,114を形成してある
ツーピースコネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、一対の電気コネクタ
であるいわゆるツーピースコネクタに関し、特に絶縁保
持体に片持ち梁状に保持される導電コンタクトの支持手
段に特徴を有するコネクタに関する。 【0002】 【従来の技術】実公昭52ー12141号公報には、先
端に接点部が隆起した弾性可変形部、接点接触部及び固
定部を有する導電コンタクトを備え、固定部が絶縁保持
体に一体に挿入されることで導電コンタクトが片持ち梁
状に保持されているツーピースコネクタが開示されてい
る。このコネクタにおいては、互いにコネクタが嵌合さ
れるとき、互いの導電コンタクトの接点部が互いの導電
コンタクトの弾性可変形部の接触面に摺接し、その嵌合
が完了したとき、互いの接点部が接点接触部に弾性的に
圧接することを特徴としている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公知コネ
クタにおけるような導電コンタクトを備えるコネクタに
おいては、前記接点接触部は、相手コンタクトの接点部
が弾性的に圧接する極めて重要な部分であるが、それに
もかかわらず絶縁保持体によって直接支持されていな
い、即ち、絶縁保持体から単に延出するに過ぎない。こ
のため、前記接点接触部が、導電コンタクトを絶縁保持
体に組み込むときに変形したり、接点部の圧接力で経時
的に変形したりして、接点部との所与の接触が達成され
難く接触信頼性が得られない虞れがある。 【0004】本発明は、絶縁保持体に創作を施こすこと
で、そうした従来技術の欠点を克服することを課題とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、接点部を有
する弾性可変形部、接点接触部及び固定部が一端部から
他端部へ順に位置する細長い導電コンタクトと、絶縁保
持体とを備え、前記導電コンタクトが前記固定部におい
て前記絶縁保持体に固定されることで片持ち梁状に保持
されている互いに組み合わせ可能な一対のコネクタから
成り、一方の前記コネクタの前記接点部が他方の前記コ
ネクタの前記接点接触部に弾性的に圧接するツーピース
コネクタを前提とする。 【0006】この発明の特徴は、前記前提において、前
記絶縁保持体が前記接点接触部の長さと実質的に等しい
範囲にわたって前記絶縁保持体の一部によって形成され
た導電コンタクト支持面域を有し、前記導電コンタクト
支持面域が前記接点接触部の非接触面側に当接して前記
接点接触部を支持する点にある。 【0007】 【作用】前記構成を有するこの発明においては、一対の
コネクタを組み合わせると、一対の導電コンタクトの接
点部が相対的に摺接しながら移動して互いを乗り越え、
更に相手導電コンタクトの接触面に沿って相対的に摺接
しながら移動し、その移動にともなって弾性可変形部が
その弾性力に抗して背面側へ反って変位する。遂には、
各接点部が相手導電コンタクトの接点接触部に乗り上げ
て弾性的に圧接し、電気接続が達成される。 【0008】 【実施例】図面を参照して、本発明に係る一実施例を説
明すると以下のとおりである。 【0009】図1及び図2は、実施例に係るツーピース
コネクタを構成する一対のコネクタ1,101の長さ方
向に対して直角な断面図である。 【0010】図1に示すように、一方のコネクタ1は、
絶縁保持体としてのハウジング2と、複数の導電コンタ
クト3とから構成されている。ハウジング2は、絶縁材
料から全体として横長のほぼ直方体に成形され、基端壁
4と、この両側から延出する一対の側壁5と、両側壁5
の中間の基端壁4から該両側壁よりも長く延出する仕切
壁6とを有し、これら各壁で一対の空部7が画成されて
いる。仕切壁6は、両側面が平坦な基端域8と、ハウジ
ング2の長さ方向(基端域8の幅方向)へ延出し所与ピ
ッチで両側面に複数の条溝10が形成された延長域9と
を有している。各条溝10は、これらの長さ方向へ沿う
両側壁11でそれぞれ画成されている。延長域9の先端
両側部12は、円弧状に形成されている。基端壁4には
基端域8の両側面に沿って各条溝10とピッチが一致す
る複数の導電コンタクト保持孔13が形成されている。 【0011】図2に示すように、他方のコネクタ101
は、絶縁保持体としてのハウジング102と、複数の導
電コンタクト103とから構成されている。ハウジング
102は、全体として横長のほぼ直方体に成形され、基
端壁104と、この両側から延出する一対の嵌合部とし
ての側壁105を有し、これら各壁で空部107が画成
されている。両側壁105は、肉厚の基端域108と、
各内側面に各条溝10とピッチが一致する複数の条溝1
10が形成された延長域109とを有している。各条溝
110は、これらの長さ方向へ沿う両側壁111でそれ
ぞれ画成されている。延長域109の先端両側部112
は、円弧状に形成されている。基端壁104には基端域
108の各側面に沿って各条溝110とピッチが一致す
る複数の導電コンタクト保持孔113が形成されてい
る。 【0012】図1及び図2に示すように、導電コンタク
ト3,103は、この種の公知金属板材から細長く形成
され、接点部3a,103aを有する弾性可変形部3
b,103bと、接点接触部3c,103cと、固定部
3d,103dとを有している。接点部3a,103a
は、弾性可変形部3b,103bの接触面の先端に隆起
している。弾性可変形部3b,103bは、接触斜面3
b’,103b’を有している。接触斜面3b’,10
3b’は、その部位即ち弾性可変形部3b,103bの
前記金属材料をつぶし・縁取り加工または切削加工等の
方法で形成されている。 【0013】各導電コンタクト3,103は、固定部3
d,103dが保持孔13,113に一体的に固定され
るとともに、接点接触部3c,103cがその非接触部
(背面)において基端域8,108の導電コンタクト支
持面域14,114に当接して支持されることで、片持
ち梁状に保持されている。導電コンタクト支持面域1
4,114は、接点接触部3c,103cの長さと実質
的に等しい範囲にわたって基端壁4,104の内側面か
ら前方へ延びる寸法を有している。接点部3a,103
aを含む弾性可変形部3b,103bは、条溝10,1
10上に、これらの深さ方向に弾性的に変位できるよう
に、かつ、側壁11,111で阻止されることで、ハウ
ジング2,102の横方向へ弾性的に変位できないよう
に位置している。導電コンタクト3,103の前記保持
状態では、導電コンタクト3の接触斜面3b’及び接点
接触平面3c’が側壁5の内側面と対向し、導電コンタ
クト103の接触斜面103b’及び接点接触平面10
3c’同士が対向している。 【0014】図3は、前記構成を有するコネクタ1,1
01の組み合わせ状態の断面図である。図4は、両方の
コネクタの組み合わせ初期から終期までにおける導電コ
ンタクトの挙動を示す概略図である。 【0015】この組み合わせ状態において、図1及び図
2で示した前記空部7に前記側壁105が、かつ、前記
空部107に前記仕切壁6が位置し、各コンタクト3,
103が接触して電気接続が達成される。もとより、こ
の組み合わせ状態におけるコネクタ1,101を相対的
に離反させることができる。 【0016】基端壁4,104の外側から延出する各導
電コンタクト3,103の固定部3d,103dには脚
部(図示せず)が連なり、これらの脚部はプリント配線
板などに対する配列態様によっては例えば直角に屈曲さ
れることがある。 【0017】ハウジング2,102は、これらの長さ方
向両端に側壁15,115を有していることは、この種
の周知のコネクタハウジングと同じである。 【0018】前記コネクタ1,101を互いに組み合わ
せると、図4(a),(b),(c)に示すように、導
電コンタクト3,103は、先ず、接点部3a,103
aが相対的に摺接しながら移動して互いを乗り越える。
次いで、図4(d)に示すように、接点部3aが導電コ
ンタクト103の接触斜面103b’に、かつ、接点部
103aが導電コンタクト3の接触斜面3b’に沿って
相対的に摺接しながら移動し、その移動にともなって接
点部3a,103aを含む弾性可変形部3b,103b
がそれぞれの弾性力に抗して前記条溝10,110の底
面(凹面)側へ反って変位する。このとき、接触斜面3
b’,103b’の存在により、接点接触部3c,10
3cに負荷(応力)が集中してこれらの部位が変形する
ことがない。最終的には、図4(e)に示すように、接
点部3aが導電コンタクト支持面域114で固定的に支
持される接点接触平面103c’に、かつ、接点部10
3aが同様に導電コンタクト支持面域14で固定的に支
持される接点接触平面3c’に乗り上げて弾性的に圧接
するに至る。 【0019】 【発明の効果】以上の構成を有するこの発明に係るコネ
クタによれば、絶縁保持体にはその一部で導電コンタク
トのいわば付け根である固定部に隣接して導電コンタク
ト支持平面域が設けられ、これに導電コンタクトにおけ
る相手導電コンタクトとの非接触面(背面)が当接して
支持されているため、接点部が接触して電気接続を達成
すべき最も重要な区域である接点接触部が、導電コンタ
クトを絶縁保持体に組み込むときに変形したり、接点部
による圧接力で経時的に変形したりすることで、所与の
接触が達成されなくなるという虞れがなく、接触信頼性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例に係る一方のコネクタの長さ
方向と直角な断面図。 【図2】この発明の実施例に係る他方のコネクタの長さ
方向と直角な断面図。 【図3】両コネクタの組み合わせ状態の断面図。 【図4】図4(a)〜(e)は、両方のコネクタの組み
合わせ初期から終期までにおける導電コンタクトの挙動
を示す概略模式図。 【符号の説明】 1,101 コネクタ 2,102 絶縁保持体 3,103 導電コンタクト 3a,103a 接点部 3b,103b 弾性可変形部 3c,103c 接点接触部 3d,103d 固定部 14,114 導電コンタクト支持面域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 接点部を有する弾性可変形部、接点接触部及び固定部が
    一端部から他端部へ順に位置する細長い導電コンタクト
    と、絶縁保持体とを備え、前記導電コンタクトが前記固
    定部において前記絶縁保持体に固定されることで片持ち
    梁状に保持されている互いに組み合わせ可能な一対のコ
    ネクタから成り、一方の前記コネクタの前記接点部が他
    方の前記コネクタの前記接点接触部に弾性的に圧接する
    ツーピースコネクタにおいて、 前記絶縁保持体が前記接点接触部の長さと実質的に等し
    い範囲にわたって前記絶縁保持体の一部によって形成さ
    れた導電コンタクト支持面域を有し、前記導電コンタク
    ト支持面域が前記接点接触部の非接触面側に当接して前
    記接点接触部を支持することを特徴とする前記コネク
    タ。
JP5273631A 1993-11-01 1993-11-01 ツーピースコネクタ Expired - Lifetime JPH07118342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5273631A JPH07118342B2 (ja) 1993-11-01 1993-11-01 ツーピースコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5273631A JPH07118342B2 (ja) 1993-11-01 1993-11-01 ツーピースコネクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17899889A Division JPH0249373A (ja) 1989-07-13 1989-07-13 コンタクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0778647A true JPH0778647A (ja) 1995-03-20
JPH07118342B2 JPH07118342B2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=17530397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5273631A Expired - Lifetime JPH07118342B2 (ja) 1993-11-01 1993-11-01 ツーピースコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07118342B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104915A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Kel Corp コネクタ
WO2022068996A1 (de) * 2020-09-29 2022-04-07 Harting Electric Stiftung & Co. Kg Kontaktelement für leiterkartensteckverbinder
WO2024022045A1 (zh) * 2022-07-29 2024-02-01 深圳市长盈精密技术股份有限公司 一种端子、端子组及连接器组件

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212141U (ja) * 1975-07-14 1977-01-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212141U (ja) * 1975-07-14 1977-01-27

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104915A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Kel Corp コネクタ
WO2022068996A1 (de) * 2020-09-29 2022-04-07 Harting Electric Stiftung & Co. Kg Kontaktelement für leiterkartensteckverbinder
WO2024022045A1 (zh) * 2022-07-29 2024-02-01 深圳市长盈精密技术股份有限公司 一种端子、端子组及连接器组件

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07118342B2 (ja) 1995-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6312295B2 (en) Electrical connector
JPH0338769Y2 (ja)
JP3494885B2 (ja) 結合コネクタ
KR950009900B1 (ko) 전기부품용 소케트에 있어서의 접촉부
JP2546255Y2 (ja) 雌型端子金具
US7828570B2 (en) Connector having improved pivoting member design
US6576853B2 (en) Switch exhibition non-unidirectional displacement
US6872082B2 (en) Land grid array connector having wiping terminals
US6623316B1 (en) Electrical connector having improved features regarding normal force required for effectively engaging a printed board with the electrical connector
JP4168986B2 (ja) Fpc用コネクタ
JPH10189175A (ja) 電気コネクタ
JP2012099276A (ja) コンタクト及びコネクタ
US20060281353A1 (en) Connector
US6352453B2 (en) Terminal structure for a female connector
JP2005135757A (ja) オス端子及びこれを用いたオスコネクタ
JPH0778647A (ja) ツーピースコネクタ
JPH0477429B2 (ja)
JPH09213432A (ja) 電気コネクタ組立体及びそれに使用される電気コネクタ
JP2002158055A (ja) 上面接続型fpc用zifコネクタ
JP7379016B2 (ja) コンタクトアセンブリ
JP2003045521A (ja) 電気接続用端子及びこれを用いた電気コネクタ
JP2002050423A (ja) フレキシブル基板接続用コネクタ
JP2558787Y2 (ja) コネクタ
JP2717365B2 (ja) Zifコネクタ装置
JPH057829B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960604