JPH0778543A - シーソーバランス型有極継電器 - Google Patents
シーソーバランス型有極継電器Info
- Publication number
- JPH0778543A JPH0778543A JP22405293A JP22405293A JPH0778543A JP H0778543 A JPH0778543 A JP H0778543A JP 22405293 A JP22405293 A JP 22405293A JP 22405293 A JP22405293 A JP 22405293A JP H0778543 A JPH0778543 A JP H0778543A
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- Japan
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- magnetic pole
- armature
- movable contact
- contactor
- contact spring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 交換機をはじめとする電子機器において基板
等に高密度実装される超小型の有極継電器に関し、接極
子や永久磁石の摩滅を軽減し動作の安定化を図ったシー
ソーバランス型有極継電器の提供を目的とする。 【構成】 中央部片側に支承部11を突出させた可動接点
ばね1、絶縁体3を介し可動接点ばね1と一体化された
接極子8、両端の磁極部51、52が接極子8に対向し長軸
部53にコイル6が巻回されたコ字状の鉄芯5、および、
磁極部51、52間に装着され両端が同極で中央が異極とな
る永久磁石7を有し、磁極部51、52含む平面と接極子8
との間隔が一方から他方に向かって広がるよう支承部11
がコモン端子41に固着され、接極子8の中央側面から左
右に突出させた支持軸81を箱体9に設けられた凹部91に
よって支承し、且つ、接極子8と永久磁石7とが隙間を
介して対向してなるように構成する。
等に高密度実装される超小型の有極継電器に関し、接極
子や永久磁石の摩滅を軽減し動作の安定化を図ったシー
ソーバランス型有極継電器の提供を目的とする。 【構成】 中央部片側に支承部11を突出させた可動接点
ばね1、絶縁体3を介し可動接点ばね1と一体化された
接極子8、両端の磁極部51、52が接極子8に対向し長軸
部53にコイル6が巻回されたコ字状の鉄芯5、および、
磁極部51、52間に装着され両端が同極で中央が異極とな
る永久磁石7を有し、磁極部51、52含む平面と接極子8
との間隔が一方から他方に向かって広がるよう支承部11
がコモン端子41に固着され、接極子8の中央側面から左
右に突出させた支持軸81を箱体9に設けられた凹部91に
よって支承し、且つ、接極子8と永久磁石7とが隙間を
介して対向してなるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機をはじめとする電
子機器において基板等に高密度実装される超小型の有極
継電器に係り、特に接極子や永久磁石の磨耗を軽減し動
作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器に関
する。
子機器において基板等に高密度実装される超小型の有極
継電器に係り、特に接極子や永久磁石の磨耗を軽減し動
作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器に関
する。
【0002】電子交換機のプリント板には各加入者回路
に対応する電磁継電器が搭載されているが近年の加入者
回路の増加に伴い、プリント板当たりの回路数を増大す
る手段として例えば低背化や省面積化による電磁継電器
の小型化が要求されている。
に対応する電磁継電器が搭載されているが近年の加入者
回路の増加に伴い、プリント板当たりの回路数を増大す
る手段として例えば低背化や省面積化による電磁継電器
の小型化が要求されている。
【0003】シーソーバランス型有極継電器(以下有極
継電器と略称する)は低背化や省面積化が可能でかかる
用途に適しているが、従来の有極継電器は接極子と永久
磁石が接触しているため摩滅が大きく長期間にわたる動
作の安定化を阻害している。
継電器と略称する)は低背化や省面積化が可能でかかる
用途に適しているが、従来の有極継電器は接極子と永久
磁石が接触しているため摩滅が大きく長期間にわたる動
作の安定化を阻害している。
【0004】そこで、接極子や永久磁石の摩滅を軽減し
動作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器の
実現が望まれている。
動作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器の
実現が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図3は従来の有極継電器を示す斜視図で
ある。図3(a) に示す如く従来の有極継電器は一対の可
動接点ばね1と可動接点ばね1の間に配設された接極子
2を有し、所定の間隔を置いて平行に並べられた可動接
点ばね1と接極子2は中央にモールドした絶縁体3によ
り一体化されている。
ある。図3(a) に示す如く従来の有極継電器は一対の可
動接点ばね1と可動接点ばね1の間に配設された接極子
2を有し、所定の間隔を置いて平行に並べられた可動接
点ばね1と接極子2は中央にモールドした絶縁体3によ
り一体化されている。
【0006】また、長軸部53にコイル6が巻回され長軸
部53を挟む磁極部51、52の端面が接極子2に対向するコ
字状の鉄芯5を有し、例えば、中央近傍をN極とすると
両端がS極になる平板状の永久磁石7が鉄芯5の磁極部
51、52間に装着されている。
部53を挟む磁極部51、52の端面が接極子2に対向するコ
字状の鉄芯5を有し、例えば、中央近傍をN極とすると
両端がS極になる平板状の永久磁石7が鉄芯5の磁極部
51、52間に装着されている。
【0007】両端に図示省略された可動接点が固着され
てなる一対の可動接点ばね1は中央部の片側に突出させ
た支承部11を有し、一体化された可動接点ばね1と接極
子2は平行であるが可動接点ばね1の支承部11は図示の
如く先端が捻られている。
てなる一対の可動接点ばね1は中央部の片側に突出させ
た支承部11を有し、一体化された可動接点ばね1と接極
子2は平行であるが可動接点ばね1の支承部11は図示の
如く先端が捻られている。
【0008】かかる支承部11を箱体4に植設されたコモ
ン端子41に溶接することで例えば、一方の磁極部51に接
極子2が当接し、磁極部51、52の端面を含む平面と接極
子2の隙間が他方の磁極部52側に向かって順次広がるよ
うに支承することができる。
ン端子41に溶接することで例えば、一方の磁極部51に接
極子2が当接し、磁極部51、52の端面を含む平面と接極
子2の隙間が他方の磁極部52側に向かって順次広がるよ
うに支承することができる。
【0009】絶縁体3を介して可動接点ばね1と一体化
された接極子2は永久磁石7と対向する面の中央に支点
21が突出しており、支承部11をコモン端子41に溶接する
ことにより図3(b) に示す如く接極子2の支点21は永久
磁石7の中央部に当接する。
された接極子2は永久磁石7と対向する面の中央に支点
21が突出しており、支承部11をコモン端子41に溶接する
ことにより図3(b) に示す如く接極子2の支点21は永久
磁石7の中央部に当接する。
【0010】かかる有極継電器において鉄芯5に捲回さ
れたコイル6に通電することによって接極子2が支点21
の周りを回動し、それまで当接していた磁極部51と接極
子2が離れると共に隙間を介して対向していた磁極部52
と接極子2の間が閉じる。
れたコイル6に通電することによって接極子2が支点21
の周りを回動し、それまで当接していた磁極部51と接極
子2が離れると共に隙間を介して対向していた磁極部52
と接極子2の間が閉じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の有極継
電器は永久磁石と接極子の支点が常に接触しており接極
子の回動に伴い両者が摺動する。かかる摺動を繰り返す
ことによって共に硬質材料で形成されてなる永久磁石ま
たは支点が磨耗し、発生した磨耗粉が永久磁石と支点の
隙間に吸着されて有極継電器の動作を不安定にするとい
う問題があった。
電器は永久磁石と接極子の支点が常に接触しており接極
子の回動に伴い両者が摺動する。かかる摺動を繰り返す
ことによって共に硬質材料で形成されてなる永久磁石ま
たは支点が磨耗し、発生した磨耗粉が永久磁石と支点の
隙間に吸着されて有極継電器の動作を不安定にするとい
う問題があった。
【0012】本発明の目的は接極子や永久磁石の摩滅を
軽減し動作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継
電器を提供することにある。
軽減し動作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継
電器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる有極
継電器を示す斜視図である。なお全図を通し同じ対象物
は同一記号で表している。
継電器を示す斜視図である。なお全図を通し同じ対象物
は同一記号で表している。
【0014】上記課題は両端に可動接点を有し中央部の
片側に支承部11を突出させてなる可動接点ばね1、絶縁
体3を介し中央部が可動接点ばね1と一体化されてなる
角柱状の接極子8、両端の磁極部51、52が接極子8に対
向し長軸部53にコイル6が巻回されてなるコ字状の鉄芯
5、および、磁極部51、52間に装着され両端が同極で中
央が異極となる永久磁石7を有し、側面から見たとき磁
極部51、52の端面を含む平面と磁極部51、52に対向する
接極子8との間隔が、一方の磁極部51側から他方の磁極
部52側に向かって広がるよう可動接点ばね1の支承部11
が、箱体9に植設されたコモン端子41に固着されてなる
シーソーバランス型有極継電器であって、接極子8の中
央側面から左右に突出してなる支持軸81を箱体9に設け
られてなる凹部91によって支承し、且つ、接極子8と永
久磁石7とが隙間を介して対向してなる本発明のシーソ
ーバランス型有極継電器によって達成される。
片側に支承部11を突出させてなる可動接点ばね1、絶縁
体3を介し中央部が可動接点ばね1と一体化されてなる
角柱状の接極子8、両端の磁極部51、52が接極子8に対
向し長軸部53にコイル6が巻回されてなるコ字状の鉄芯
5、および、磁極部51、52間に装着され両端が同極で中
央が異極となる永久磁石7を有し、側面から見たとき磁
極部51、52の端面を含む平面と磁極部51、52に対向する
接極子8との間隔が、一方の磁極部51側から他方の磁極
部52側に向かって広がるよう可動接点ばね1の支承部11
が、箱体9に植設されたコモン端子41に固着されてなる
シーソーバランス型有極継電器であって、接極子8の中
央側面から左右に突出してなる支持軸81を箱体9に設け
られてなる凹部91によって支承し、且つ、接極子8と永
久磁石7とが隙間を介して対向してなる本発明のシーソ
ーバランス型有極継電器によって達成される。
【0015】
【作用】図1において角柱状の接極子の中央側面から左
右に突出してなる支持軸を箱体に設けられてなる凹部に
よって支承し、接極子と永久磁石を隙間を介して対向さ
せることで接極子や永久磁石が磨耗して発生する磨耗粉
を無くすことができる。
右に突出してなる支持軸を箱体に設けられてなる凹部に
よって支承し、接極子と永久磁石を隙間を介して対向さ
せることで接極子や永久磁石が磨耗して発生する磨耗粉
を無くすことができる。
【0016】なお、硬質材料からなる支持軸と軟質材料
からなる箱体凹部の摺動により磨耗粉が発生するが発生
量が極めて少なく、接極子の回動に伴い発生した磨耗粉
が支持軸と箱体凹部の隙間に吸着され有極継電器の動作
を不安定にすることはない。
からなる箱体凹部の摺動により磨耗粉が発生するが発生
量が極めて少なく、接極子の回動に伴い発生した磨耗粉
が支持軸と箱体凹部の隙間に吸着され有極継電器の動作
を不安定にすることはない。
【0017】即ち、接極子や永久磁石の摩滅を軽減し動
作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器を実
現することができる。
作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器を実
現することができる。
【0018】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお図2は本発明になる有極継電器の変形例を
示す斜視図である。
明する。なお図2は本発明になる有極継電器の変形例を
示す斜視図である。
【0019】図1(a) に示す如く本発明になる有極継電
器は可動接点ばね1と可動接点ばね1の間に配設された
接極子8を有し、所定の間隔を置いて平行に並べられた
可動接点ばね1と接極子8は中央にモールドした絶縁体
3により一体化されている。
器は可動接点ばね1と可動接点ばね1の間に配設された
接極子8を有し、所定の間隔を置いて平行に並べられた
可動接点ばね1と接極子8は中央にモールドした絶縁体
3により一体化されている。
【0020】また、長軸部53にコイル6が巻回され長軸
部53を挟む磁極部51、52の端面が接極子8に対向するコ
字状の鉄芯5を有し、例えば、中央近傍をN極とすると
両端がS極になる平板状の永久磁石7が鉄芯5の磁極部
51、52間に装着されている。
部53を挟む磁極部51、52の端面が接極子8に対向するコ
字状の鉄芯5を有し、例えば、中央近傍をN極とすると
両端がS極になる平板状の永久磁石7が鉄芯5の磁極部
51、52間に装着されている。
【0021】両端に図示省略された可動接点が固着され
てなる一対の可動接点ばね1は中央部の片側に突出させ
た支承部11を有し、一体化された可動接点ばね1と接極
子8は平行であるが可動接点ばね1の支承部11は図示の
如く先端が捻られている。
てなる一対の可動接点ばね1は中央部の片側に突出させ
た支承部11を有し、一体化された可動接点ばね1と接極
子8は平行であるが可動接点ばね1の支承部11は図示の
如く先端が捻られている。
【0022】かかる支承部11を箱体9に植設されたコモ
ン端子41に溶接することで例えば、一方の磁極部51に接
極子8が当接し、磁極部51、52の端面を含む平面と接極
子8の隙間が他方の磁極部52側に向かって順次広がるよ
うに支承することができる。
ン端子41に溶接することで例えば、一方の磁極部51に接
極子8が当接し、磁極部51、52の端面を含む平面と接極
子8の隙間が他方の磁極部52側に向かって順次広がるよ
うに支承することができる。
【0023】絶縁体3を介して可動接点ばね1と一体化
された接極子8は中央側面から左右に突出してなる支持
軸81を具えており、支承部11をコモン端子41に溶接する
ことで図1(b) に示す如く支持軸81は箱体9に設けられ
た凹部91により支承される。
された接極子8は中央側面から左右に突出してなる支持
軸81を具えており、支承部11をコモン端子41に溶接する
ことで図1(b) に示す如く支持軸81は箱体9に設けられ
た凹部91により支承される。
【0024】かかる有極継電器において鉄芯5に捲回さ
れたコイル6に通電することによって接極子8が支持軸
81の周りを回動し、それまで当接していた磁極部51と接
極子8が離れると共に隙間を介して対向していた磁極部
52と接極子8の間が閉じる。
れたコイル6に通電することによって接極子8が支持軸
81の周りを回動し、それまで当接していた磁極部51と接
極子8が離れると共に隙間を介して対向していた磁極部
52と接極子8の間が閉じる。
【0025】なお、従来の有極継電器とは異なり図1
(b) に示す如く接極子8の中央と永久磁石7とが隙間を
介して対向しており、接極子8の回動に伴って接極子8
と永久磁石7が摺動し有極継電器の動作を不安定にする
磨耗粉を発生することはない。
(b) に示す如く接極子8の中央と永久磁石7とが隙間を
介して対向しており、接極子8の回動に伴って接極子8
と永久磁石7が摺動し有極継電器の動作を不安定にする
磨耗粉を発生することはない。
【0026】また、図2に示す如く本発明の変形例は可
動接点ばね1と可動接点ばね1間に配設されてなる接極
子8を有し、所定の間隔を置いて平行に並べられた可動
接点ばね1と接極子8は中央にモールドした絶縁体3に
より一体化されている。
動接点ばね1と可動接点ばね1間に配設されてなる接極
子8を有し、所定の間隔を置いて平行に並べられた可動
接点ばね1と接極子8は中央にモールドした絶縁体3に
より一体化されている。
【0027】長軸部53に2個のコイル6が巻回され長軸
部53を挟む磁極部51、52の端面が接極子8に対向するコ
字状鉄芯5を有し、一端をN極とすると他端がS極にな
る平板状の永久磁石7が接極子8の中央と長軸部53の中
央との間に装着されている。
部53を挟む磁極部51、52の端面が接極子8に対向するコ
字状鉄芯5を有し、一端をN極とすると他端がS極にな
る平板状の永久磁石7が接極子8の中央と長軸部53の中
央との間に装着されている。
【0028】両端に図示省略された可動接点が固着され
てなる一対の可動接点ばね1は中央部の片側に突出させ
た支承部11を有し、一体化された可動接点ばね1と接極
子8は平行であるが可動接点ばね1の支承部11は図示の
如く先端が捻られている。
てなる一対の可動接点ばね1は中央部の片側に突出させ
た支承部11を有し、一体化された可動接点ばね1と接極
子8は平行であるが可動接点ばね1の支承部11は図示の
如く先端が捻られている。
【0029】かかる支承部11を箱体9に植設されたコモ
ン端子41に溶接することで例えば、一方の磁極部51に接
極子8が当接し、磁極部51、52の端面を含む平面と接極
子8の隙間が他方の磁極部52側に向かって順次広がるよ
うに支承することができる。
ン端子41に溶接することで例えば、一方の磁極部51に接
極子8が当接し、磁極部51、52の端面を含む平面と接極
子8の隙間が他方の磁極部52側に向かって順次広がるよ
うに支承することができる。
【0030】絶縁体3を介して可動接点ばね1と一体化
された接極子8は中央側面から左右に突出してなる支持
軸81を具えており、支承部11をコモン端子41に溶接する
ことで前記実施例と同様に支持軸81は箱体9に設けられ
た凹部91により支承される。
された接極子8は中央側面から左右に突出してなる支持
軸81を具えており、支承部11をコモン端子41に溶接する
ことで前記実施例と同様に支持軸81は箱体9に設けられ
た凹部91により支承される。
【0031】かかる有極継電器において鉄芯5に捲回さ
れたコイル6に通電することによって接極子8が支持軸
81の周りを回動し、それまで当接していた磁極部51と接
極子8が離れると共に隙間を介して対向していた磁極部
52と接極子8の間が閉じる。
れたコイル6に通電することによって接極子8が支持軸
81の周りを回動し、それまで当接していた磁極部51と接
極子8が離れると共に隙間を介して対向していた磁極部
52と接極子8の間が閉じる。
【0032】なお、従来の有極継電器とは異なり前記実
施例と同様に接極子8の中央と永久磁石7とが隙間を介
して対向しており、接極子8の回動に伴って接極子8と
永久磁石7が摺動し有極継電器の動作を不安定にする磨
耗粉を発生することはない。
施例と同様に接極子8の中央と永久磁石7とが隙間を介
して対向しており、接極子8の回動に伴って接極子8と
永久磁石7が摺動し有極継電器の動作を不安定にする磨
耗粉を発生することはない。
【0033】このように角柱状の接極子の中央側面から
左右に突出してなる支持軸を箱体に設けられてなる凹部
によって支承し、接極子と永久磁石を隙間を介して対向
させることで接極子や永久磁石が磨耗して発生する磨耗
粉を無くすことができる。
左右に突出してなる支持軸を箱体に設けられてなる凹部
によって支承し、接極子と永久磁石を隙間を介して対向
させることで接極子や永久磁石が磨耗して発生する磨耗
粉を無くすことができる。
【0034】なお、硬質材料からなる支持軸と軟質材料
からなる箱体凹部の摺動により磨耗粉が発生するが発生
量が極めて少なく、接極子の回動に伴い発生した磨耗粉
が支持軸と箱体凹部の隙間に吸着され有極継電器の動作
を不安定にすることはない。
からなる箱体凹部の摺動により磨耗粉が発生するが発生
量が極めて少なく、接極子の回動に伴い発生した磨耗粉
が支持軸と箱体凹部の隙間に吸着され有極継電器の動作
を不安定にすることはない。
【0035】即ち、接極子や永久磁石の摩滅を軽減し動
作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器を実
現することができる。
作の安定化を図ったシーソーバランス型有極継電器を実
現することができる。
【0036】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば接極子や永久
磁石の摩滅を軽減し動作の安定化を図ったシーソーバラ
ンス型有極継電器を提供することができる。
磁石の摩滅を軽減し動作の安定化を図ったシーソーバラ
ンス型有極継電器を提供することができる。
【図1】 本発明になる有極継電器を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 本発明になる有極継電器の変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図3】 従来の有極継電器を示す斜視図である。
1 可動接点ばね 3 絶縁体 5 鉄芯 6 コイル 7 永久磁石 8 接極子 9 箱体 11 支承部 41 コモン端子 51、52 磁極部 53 長軸部 81 支持軸 91 凹部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中村 昭夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 両端に可動接点を有し中央部の片側に支
承部(11)を突出させてなる可動接点ばね(1) 、絶縁体
(3) を介し中央部が該可動接点ばね(1) と一体化されて
なる角柱状の接極子(8) 、両端の磁極部(51,52) が該接
極子(8) に対向し長軸部(53)にコイル(6) が巻回されて
なるコ字状の鉄芯(5) 、および、該磁極部(51,52) 間に
装着され両端が同極で中央が異極となる永久磁石(7) を
有し、 側面から見たとき該磁極部(51,52) の端面を含む平面と
該磁極部(51,52) に対向する該接極子(8) との間隔が、
一方の該磁極部(51)側から他方の該磁極部(52)側に向か
って広がるよう該可動接点ばね(1) の支承部(11)が、箱
体(9) に植設されたコモン端子(41)に固着されてなるシ
ーソーバランス型有極継電器であって、 該接極子(8) の中央側面から左右に突出してなる支持軸
(81)を該箱体(9) に設けられてなる凹部(91)によって支
承し、且つ、該接極子(8) と該永久磁石(7) とが隙間を
介して対向してなることを特徴とするシーソーバランス
型有極継電器。 - 【請求項2】 両端に可動接点を有し中央部の片側に支
承部(11)を突出させてなる可動接点ばね(1) 、絶縁体
(3) を介し中央部が該可動接点ばね(1) と一体化されて
なる角柱状の接極子(8) 、両端の磁極部(51,52) が該接
極子(8) に対向し長軸部(53)にコイル(6) が巻回されて
なるコ字状の鉄芯(5) 、および、該接極子(8) の中央と
該長軸部(53)の中央との間に装着された永久磁石(7) を
有し、 側面から見たとき該磁極部(51,52) の端面を含む平面と
該磁極部(51,52) に対向する該接極子(8) との間隔が、
一方の該磁極部(51)側から他方の該磁極部(52)側に向か
って広がるよう該可動接点ばね(1) の支承部(11)が、箱
体(9) に植設されたコモン端子(41)に固着されてなるシ
ーソーバランス型有極継電器であって、 該接極子(8) の中央側面から左右に突出してなる支持軸
(81)を該箱体(9) に設けられてなる凹部(91)によって支
承し、且つ、該接極子(8) と該永久磁石(7) とが隙間を
介して対向してなることを特徴とするシーソーバランス
型有極継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22405293A JPH0778543A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | シーソーバランス型有極継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22405293A JPH0778543A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | シーソーバランス型有極継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778543A true JPH0778543A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16807837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22405293A Pending JPH0778543A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | シーソーバランス型有極継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778543A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6370087B1 (en) | 1998-04-21 | 2002-04-09 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and time measurement method |
US6466518B1 (en) | 1998-04-21 | 2002-10-15 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device |
US6724692B1 (en) | 1998-04-21 | 2004-04-20 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and method |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP22405293A patent/JPH0778543A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6370087B1 (en) | 1998-04-21 | 2002-04-09 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and time measurement method |
US6466518B1 (en) | 1998-04-21 | 2002-10-15 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device |
US6724692B1 (en) | 1998-04-21 | 2004-04-20 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and method |
US7364352B2 (en) | 1998-04-21 | 2008-04-29 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990316 |