JPH0778013A - 数値制御工作機械における軸制御方法 - Google Patents

数値制御工作機械における軸制御方法

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JPH0778013A
JPH0778013A JP17849193A JP17849193A JPH0778013A JP H0778013 A JPH0778013 A JP H0778013A JP 17849193 A JP17849193 A JP 17849193A JP 17849193 A JP17849193 A JP 17849193A JP H0778013 A JPH0778013 A JP H0778013A
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JP
Japan
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axis
shaft
command
control
pallet
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JP17849193A
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English (en)
Inventor
Masayuki Sugie
正行 杉江
Hiroyuki Nishikawa
宏之 西川
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一軸名称の制御軸を備えた数値制御工作機械
において、軸制御切替え指令により同一軸名称の制御軸
のいずれかを対象軸として軸制御する。 【構成】加工プログラムあるいは外部から入力される軸
制御切替え指令によって、複数の同一軸名称の制御軸の
うちいずれかを選択して対象軸を決定し、前記対象軸を
前記軸名称で指定される軸指令により軸制御する。また
前記対象軸でない軸については、外部からの移動信号に
より軸制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一軸名称の制御軸を
複数有する数値制御工作機械における同一軸名称の制御
軸の軸制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は同一軸名称の制御軸を複数有する
数値制御工作機械の一例を示す図である。対向する二つ
のパレット上にはC軸という同一軸名称の回転軸Ca
軸、Cb軸が備えられている。例えばCa軸に装着され
たワークWが刃物台に取り付けられた工具により加工さ
れると、Ca軸が備えられているパレットはAPC(自
動パレットチェンジャー)によりCb軸が備えられてい
るパレットに交換される。そして、Cb軸に装着された
ワークWが加工されると共に、Ca軸に装着されたワー
クWがロボットにより別のワークWと交換される。図4
は従来の同一軸名称の制御軸を複数有する数値制御工作
機械における軸制御方法を実現する制御装置の一例を示
すブロック図であり、その動作について説明する。プロ
グラム解析部2は加工プログラム格納部1から読み出し
た加工プログラムPaを解析し、機械制御部15にパレ
ット交換動作指令Cmを送出し、また関数発生部5は機
械制御部15から指令される軸移動指令Xc,Zc,C
cに基づいて関数Dx,Dz,Dcを発生し、X軸,Z
軸又はC軸駆動部6,8又は16に送出する。機械制御
部15は、パレット交換動作に先立ち、パレット上の軸
駆動モータMca11あるいはMcb13の電気回路を
切替えスイッチ17により切り離す。パレット交換が完
了すると搬入されたパレット上の軸駆動モータMcb1
3又はMca11の電気回路を切替えスイッチ17によ
り接続パレット交換を完了させる。X軸駆動部6、Z軸
駆動部8あるいはC軸駆動部16は関数発生部5からの
関数Dx,Dz,Dcに従って軸駆動モータMx7,M
z9,Mca11あるいはMcb13を駆動制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、パレット交換を行なう時は通電状態で切替となる
ため、切替えスイッチにより切り離すときあるいは接続
するとき、軸駆動モータに電流が流れていないことを確
認あるいは軸駆動をリセットさせたのち行なわないとパ
レット上の軸駆動モータが誤動作したり、切替えスイッ
チを焼損させるおそれがあった。さらに、この切替えに
複雑な切替え制御が必要であった。さらに前述の図5に
示すように切り離された制御軸上に有するワークWをロ
ボット等の搬送制御装置により受渡しを行なう際、ワー
クW上に残された加工屑を除去するためのインチング動
作あるいは受渡し位置への移動を行なうための位置決め
制御といった加工とは切り離した軸制御が望まれている
が、加工中に切り離された制御軸を駆動制御することが
出来ないという課題があった。本発明の目的は、上述の
問題点に鑑み、同一軸名称の制御軸を通電状態での切替
のための物理的な切替え制御手段を不要とし、加工プロ
グラムの指令により対象軸を決定して軸制御し、さらに
軸制御切替え指令により非対象軸については外部からの
移動信号により軸制御する軸制御方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】同一軸名称の制御軸を複
数有する数値制御工作機械において、加工プログラムあ
るいは外部から入力される軸制御切替え指令によって、
複数の同一軸名称の制御軸のうちいずれかを選択する選
択手段を設け、前記軸名称の対象軸を決定し、前記対象
軸を前記軸名称で指定される軸指令により軸制御する。
また前記軸名称の対象軸でない軸については、外部から
の移動信号により軸制御されるように構成することによ
り達成される。
【0005】
【作用】本発明にあっては、同一軸名称の指令であって
も加工プログラムによって対象軸を選択し制御できるか
ら、通電状態での切替のための物理的な切替え制御手段
が不要となるばかりか、対象軸でない軸について物理的
に切り離さないため軸制御が可能となり、対象軸による
加工中に非対象軸についても外部からの移動信号により
軸制御することができる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の数値制御工作機械における
軸制御方法を実現する制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図であり、従来技術と同等なものについては同符号を
つけその説明を省略する。図1において、プログラム解
析部2は加工プログラムPaを解析し,機械制御部3に
パレット交換動作指令Cmを送出し、また軸切替制御部
4に軸移動指令Xc,Zc,Ccを送出する。機械制御
部3はパレット交換制御が完了するとパレット交換完了
信号Exを軸切替制御部4に送出する。軸切替制御部4
は、プログラム解析部2から指令される軸移動指令X
c,Zc,Cc内にC軸移動指令があれば、機械制御部
3からのパレット交換完了信号Exを受けて現在の機械
上に存在するパレットの状況を判定し、C軸のうちいず
れの軸Ca軸又はCb軸を制御するかを決定し、その軸
に対しての実行指令CaまたはCbを生成して関数発生
部5に送出する。関数発生部5では切替制御部4から指
令される実行軸指令Ca又はCbに基づいてCa軸又は
Cb軸いずれかの関数Dca又はDcbを発生し、Ca
又はCb軸駆動部11又は13へ送出する。一方機械制
御部3は、外部軸切替制御部14に対してもパレット交
換完了信号Exを送出する。外部軸切替制御部14は、
機械制御部3からのパレット交換完了信号Exを受ける
と現在の機械上に存在しないパレットの状況を判定し、
C軸のうちいずれの軸Ca軸又はCb軸を外部からの指
令により制御するかの決定処理を行なう。そして、機械
制御部3の外部手動軸送り信号Mjに従って上記決定し
た軸の駆動指令Mca又はMcbをCa又はCb軸駆動
部11又は13に送出する。
【0007】次に図2および図3のフローチャートを用
いて、本発明の数値制御工作機械における軸制御方法に
ついて説明する。図2において、加工プログラムPaの
ブロックデータを読み込み(ステップS1)、プログラ
ムエンドでなければ(ステップS2)、ブロックデータ
の指令がパレット交換動作指令であるか否かを判定する
(ステップS3)。ブロックデータの指令がパレット交
換動作指令であればパレット交換制御を行ない(ステッ
プS4)、パレット交換完了を確認したら(ステップS
5)、機械上に存在するパレットの状態を示す内部フラ
ッグFPLTAを反転させる(ステップS6〜8)。そ
して、X軸/Z軸移動指令Xc/Zcについては、その
まま実行指令Xa/Zaを作成する(ステップS9)。
次に、ブロックデータの指令がC軸移動指令Ccである
か否かを判定する(ステップS10)。ブロックデータ
の指令がC軸移動指令Ccであればパレットの状態を示
す内部フラッグFPLTAに基づいて機械上に存在する
パレット上のCa軸またはCb軸のいずれかを決定し、
C軸実行指令Ca又はCbのいずれかを作成する(ステ
ップS11〜13)。軸移動指令Xa/ZaおよびCa
またはCbに基づいて所定の関数発生を行ない軸移動処
理を行なう(ステップS14)。そしてX/Z軸移動に
ついては、それらの移動完了をチェックし(ステップS
15)、C軸移動についてはパレットの状態を示す内部
フラッグFPLTAに基づいて機械上に存在するパレッ
ト上のC軸の移動完了のみをチェックし(ステップS1
6〜18)、機械上に存在しないパレット上のC軸につ
いては外部操作による移動操作が行なわれるためその移
動完了はチェックしない。上述した動作をプログラムエ
ンドまで繰り返し動作させるように制御し処理を終了す
る(ステップS2)。
【0008】図3は機械上に存在しないパレット上のC
軸についての軸制御動作を示すフローチャートである。
なお図3にしめす動作は図2に示した動作と並行して動
作が可能なように処理されている。図3において、外部
から手動送り信号Mjが入力されると(ステップS2
1)、パレットの状態を示す内部フラッグFPLTAに
基づいて機械上に存在しないパレット上のCa軸または
Cb軸のいずれかを決定し、Ca軸またはCb軸の手動
送り操作を行なう(ステップS22〜24)。なお本説
明では、機械上に存在しないパレット上のCa軸または
Cb軸の軸移動制御を手動送り操作としたが、ワークW
を搬送装置へ受け渡すため、ワークWの姿勢制御として
特定位置への割だし制御あるいはワークWに付着した切
削屑の除去を目的としたインチング制御等におきかえ軸
移動制御を行なうことも出来る。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明の数値制御工作機械
における軸制御方法によれば、同一軸名称の制御軸を複
数有する数値制御工作機械において、同一軸名称の指令
であっても加工プログラムの指令によって対象軸を選択
し制御できるから通電状態での切替のための物理的な切
替え制御手段が不要となり、パレット交換処理が容易に
なると共に回路の焼損を防止することができる。さらに
非対象軸について物理的に切り離さないため軸制御が可
能となり、対象軸により加工中に非対象軸についても外
部からの移動信号により軸制御することが可能とするこ
とができるため、ワークをロボット等の搬送制御装置に
より受渡しを行なう際、ワーク上に残された加工屑を除
去するためのインチング動作あるいは受渡し位置への移
動制御を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御工作機械における軸制御方法
を実現する制御装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明方法の軸制御動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明方法の切り離された制御軸の軸制御動作
を示すフローチャートである。
【図4】従来の数値制御工作機械における軸制御方法を
実現する制御装置の一例を示すブロック図である。
【図5】一般的な数値制御工作機械の構成を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 加工プログラム格納部 2 プログラム解析部 3 機械制御部 4 軸切替制御部 5 関数発生部 6 X軸駆動部 7 X軸駆動モータ 8 Z軸駆動部 9 Z軸駆動モータ 10 Ca軸駆動部 11 Ca軸駆動モータ 12 Cb軸駆動部 13 Cb軸駆動モータ 14 外部軸切替制御部 15 機械制御部 16 C軸駆動部 17 切替えスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一軸名称の制御軸を複数有する数値制御
    工作機械における軸制御方法において、加工プログラム
    の指令によって複数の同一軸名称の制御軸のうちいずれ
    かを選択して対象軸を決定し、前記対象軸を前記軸名称
    で指定される軸指令により軸制御するようにしたことを
    特徴とする数値制御工作機械における軸制御方法。
  2. 【請求項2】前記加工プログラムの軸制御切替え指令
    は、パレット交換指令である請求項1に記載の数値制御
    工作機械における軸制御方法。
  3. 【請求項3】前記対象軸でない軸については、外部から
    の移動信号により軸制御されることを特徴とするように
    した請求項1に記載の数値制御工作機械における軸制御
    方法。
JP17849193A 1993-06-28 1993-06-28 数値制御工作機械における軸制御方法 Pending JPH0778013A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004142320A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Nippon Steel Corp 外観の優れた易識別性金属材料及びその製造方法
JPWO2007074501A1 (ja) * 2005-12-26 2009-06-04 三菱電機株式会社 数値制御装置及び数値制御工作機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPWO2007074501A1 (ja) * 2005-12-26 2009-06-04 三菱電機株式会社 数値制御装置及び数値制御工作機械
JP4692488B2 (ja) * 2005-12-26 2011-06-01 三菱電機株式会社 数値制御装置及び数値制御工作機械

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