JPH1190752A - 自動工具交換装置の交換速度制御方法 - Google Patents
自動工具交換装置の交換速度制御方法Info
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- JPH1190752A JPH1190752A JP26934897A JP26934897A JPH1190752A JP H1190752 A JPH1190752 A JP H1190752A JP 26934897 A JP26934897 A JP 26934897A JP 26934897 A JP26934897 A JP 26934897A JP H1190752 A JPH1190752 A JP H1190752A
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- tool
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】工具の重量に応じて交換速度を設定することに
よって、工具交換をより効率的に短時間になし得る自動
工具交換装置の切換え速度制御方法を提供する。 【解決手段】工具の交換速度の設定を、重い工具よりも
軽い工具の交換速度が高速となるように工具の重量に応
じて切り換えることを特徴とする。
よって、工具交換をより効率的に短時間になし得る自動
工具交換装置の切換え速度制御方法を提供する。 【解決手段】工具の交換速度の設定を、重い工具よりも
軽い工具の交換速度が高速となるように工具の重量に応
じて切り換えることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマシニングセンタ等
のNC工作機械の自動工具交換装置の交換速度制御方法
に関するものである。
のNC工作機械の自動工具交換装置の交換速度制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動工具交換装置は、マ
ガジンから取り出した次加工用工具を主軸まで移送し、
主軸から加工済み工具を取り外すと共に次加工用工具を
取付け、加工済み工具をマガジンまで移送して収納する
ようになっている。
ガジンから取り出した次加工用工具を主軸まで移送し、
主軸から加工済み工具を取り外すと共に次加工用工具を
取付け、加工済み工具をマガジンまで移送して収納する
ようになっている。
【0003】この一連の交換動作は一定のプログラムに
沿ってなされており、交換速度については、最も重量の
大きい工具に対応して設定されていた。
沿ってなされており、交換速度については、最も重量の
大きい工具に対応して設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術の場合には、交換速度を最も重量の大きい工
具に対応して設定しているので、本来もっと早い速度で
動作させても問題の無い工具でも、重い工具に合わせた
遅い速度で移動させているので、軽い工具の場合には無
駄な時間を要していた。
た従来技術の場合には、交換速度を最も重量の大きい工
具に対応して設定しているので、本来もっと早い速度で
動作させても問題の無い工具でも、重い工具に合わせた
遅い速度で移動させているので、軽い工具の場合には無
駄な時間を要していた。
【0005】重い工具も含めて早い速度で動作させるこ
とも考えられるが、工具を交換する際に、交換装置は工
具を回転させたり振り回したりするが、重い工具を早く
交換するには動力を上げ、工具を保持する部品も強度を
上げなければならないので、高価となるし、大型化する
ために周囲の構造物の変更や制限がつく。
とも考えられるが、工具を交換する際に、交換装置は工
具を回転させたり振り回したりするが、重い工具を早く
交換するには動力を上げ、工具を保持する部品も強度を
上げなければならないので、高価となるし、大型化する
ために周囲の構造物の変更や制限がつく。
【0006】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
工具の重量に応じて交換速度を設定することによって、
工具交換をより効率的に短時間になし得る自動工具交換
装置の切換え速度制御方法を提供することにある。
するためになされたもので、その目的とするところは、
工具の重量に応じて交換速度を設定することによって、
工具交換をより効率的に短時間になし得る自動工具交換
装置の切換え速度制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、NC工作機械の主軸に取り付け
られる工具を所定の交換速度で自動交換する自動工具交
換装置において、前記工具の交換速度の設定を、重い工
具よりも軽い工具の交換速度が高速となるように工具の
重量に応じて切り換えることを特徴とする。
に、本発明にあっては、NC工作機械の主軸に取り付け
られる工具を所定の交換速度で自動交換する自動工具交
換装置において、前記工具の交換速度の設定を、重い工
具よりも軽い工具の交換速度が高速となるように工具の
重量に応じて切り換えることを特徴とする。
【0008】このように従来重い工具に合わせて一律に
定められていた交換速度を、重い工具よりも軽い工具を
高速なるように切り換えることで、交換時間を可及的に
短縮することができる。
定められていた交換速度を、重い工具よりも軽い工具を
高速なるように切り換えることで、交換時間を可及的に
短縮することができる。
【0009】工具交換指令時に、各工具の工具重量識別
用データを参照して工具重量に対応する重量データを判
定し、この判定した重量データから各工具の重量に応じ
て交換速度の設定を切り換えることを特徴とする。
用データを参照して工具重量に対応する重量データを判
定し、この判定した重量データから各工具の重量に応じ
て交換速度の設定を切り換えることを特徴とする。
【0010】各工具の工具重量識別用データから工具の
重量データを判定することにより、自動的に適切な交換
速度に切り換えることができる。
重量データを判定することにより、自動的に適切な交換
速度に切り換えることができる。
【0011】工具重量識別用データは、NC装置の記憶
部のデータエリアに格納された工具データまたは工具自
体に付した工具識別ID内に用意してもよいし、自動工
具交換装置の交換制御プログラムの工具コード指令内に
用意し、この工具コード指令から工具重量データを判定
してもよい。
部のデータエリアに格納された工具データまたは工具自
体に付した工具識別ID内に用意してもよいし、自動工
具交換装置の交換制御プログラムの工具コード指令内に
用意し、この工具コード指令から工具重量データを判定
してもよい。
【0012】また、交換速度の設定は、工具重量が軽く
なるにしたがって段階的に早くなるように設定されるこ
とが好ましい。
なるにしたがって段階的に早くなるように設定されるこ
とが好ましい。
【0013】自動工具交換装置は、次加工用工具と加工
済み工具を同時に把持して動作する動作工程を有し、加
工済み工具と次加工用工具のいずれか重い方の工具の重
量に応じた交換速度に設定することを特徴とする。
済み工具を同時に把持して動作する動作工程を有し、加
工済み工具と次加工用工具のいずれか重い方の工具の重
量に応じた交換速度に設定することを特徴とする。
【0014】また、工具の交換速度の制御は、一連の工
具交換動作のうちの少なくとも一部の行程の動作速度を
切り換えることを特徴とする。
具交換動作のうちの少なくとも一部の行程の動作速度を
切り換えることを特徴とする。
【0015】交換装置の交換動作のうちの、少なくとも
一部の動作速度を切り換えれば交換時間の短縮につなが
る。
一部の動作速度を切り換えれば交換時間の短縮につなが
る。
【0016】油空圧機器を動力にする自動工具交換装置
は、速度設定パラメータとして流量を制御するもので、
高速から低速まで並列に設けられた複数の速度制御回路
を電磁弁によって切り換えることによって交換速度を変
化させることを特徴とする。
は、速度設定パラメータとして流量を制御するもので、
高速から低速まで並列に設けられた複数の速度制御回路
を電磁弁によって切り換えることによって交換速度を変
化させることを特徴とする。
【0017】このように並列の速度切換え回路を選択し
て交換速度を変化させれば回路構成を単純化できる。
て交換速度を変化させれば回路構成を単純化できる。
【0018】また、電動機を動力にする自動工具交換装
置は、速度設定パラメータとして回転数を制御すればよ
い。
置は、速度設定パラメータとして回転数を制御すればよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0020】図5には本発明の交換速度制御方法が適用
されるマシニングセンタ等のNC工作機械の自動工具交
換装置の一例を示している。自動工具交換装置100
は、使用される複数の工具を格納するツールマガジン1
01と、このツールマガジン101上の次加工用工具T
2と主軸102上の加工済み工具T1を交換するアーム
ユニット103とを備えており、本発明はアームユニッ
ト103の交換速度を制御するものである。
されるマシニングセンタ等のNC工作機械の自動工具交
換装置の一例を示している。自動工具交換装置100
は、使用される複数の工具を格納するツールマガジン1
01と、このツールマガジン101上の次加工用工具T
2と主軸102上の加工済み工具T1を交換するアーム
ユニット103とを備えており、本発明はアームユニッ
ト103の交換速度を制御するものである。
【0021】アームユニット103は、第1,第2把持
部104,105を備えたチェンジャアーム106を有
し、このチェンジャアーム106がサドル107を介し
て支持フレーム108に対して往復移動自在に支持され
ている。また、チェンジャアーム106はその中心軸O
がサドル107に対して回転自在に支持され、さらに回
転軸方向に伸縮ロッド109によって往復移動自在とな
っている。一方、支持フレーム108は揺動支点108
aを介して90°揺動することによってアームユニット
103全体がマガジン側と主軸側に移送されるように構
成されている。
部104,105を備えたチェンジャアーム106を有
し、このチェンジャアーム106がサドル107を介し
て支持フレーム108に対して往復移動自在に支持され
ている。また、チェンジャアーム106はその中心軸O
がサドル107に対して回転自在に支持され、さらに回
転軸方向に伸縮ロッド109によって往復移動自在とな
っている。一方、支持フレーム108は揺動支点108
aを介して90°揺動することによってアームユニット
103全体がマガジン側と主軸側に移送されるように構
成されている。
【0022】そして、図示しないが、駆動機構として、
チェンジャアーム106を回転運動させるチェンジャア
ーム回転駆動機構と、サドル107を往復運動させるサ
ドル駆動機構と、支持フレーム108を揺動させる支持
フレーム揺動駆動機構と、チェンジャアーム106の伸
縮ロッド109を駆動する伸縮ロッド駆動機構と、を備
えている。これら各駆動機構のアクチュエータとして
は、通常は油空圧機器が用いられるが電動モータを用い
てもよい。
チェンジャアーム106を回転運動させるチェンジャア
ーム回転駆動機構と、サドル107を往復運動させるサ
ドル駆動機構と、支持フレーム108を揺動させる支持
フレーム揺動駆動機構と、チェンジャアーム106の伸
縮ロッド109を駆動する伸縮ロッド駆動機構と、を備
えている。これら各駆動機構のアクチュエータとして
は、通常は油空圧機器が用いられるが電動モータを用い
てもよい。
【0023】図6には、工具選択シーケンスの動作手順
が示されている。
が示されている。
【0024】まず、工具選択指令(T指令)が入ると、
ツールマガジン101が移動して指定された次加工用工
具T2がアームユニット103に対向する交換位置まで
運ばれる。チェンジャアーム106は初期状態では待機
位置にあり、第1,第2把持部104,105には工具
が把持されていない状態で、サドル107はツールマガ
ジン101から離れた待機位置に位置している(図6
(a)参照)。
ツールマガジン101が移動して指定された次加工用工
具T2がアームユニット103に対向する交換位置まで
運ばれる。チェンジャアーム106は初期状態では待機
位置にあり、第1,第2把持部104,105には工具
が把持されていない状態で、サドル107はツールマガ
ジン101から離れた待機位置に位置している(図6
(a)参照)。
【0025】次に、サドル107がツールマガジン10
1側に移動し、第1把持部104をマガジン101に格
納されている次加工用工具T2を把持する(図6(b)参
照)。
1側に移動し、第1把持部104をマガジン101に格
納されている次加工用工具T2を把持する(図6(b)参
照)。
【0026】次いで、伸縮ロッド109を伸張させて次
加工用工具をツールマガジン101のポットから抜き出
す(図6(c)参照)。
加工用工具をツールマガジン101のポットから抜き出
す(図6(c)参照)。
【0027】そして、次加工用工具T2を第1把持部1
04に把持した状態でサドル107を反マガジン側の待
機位置まで移動させ(図6(d)参照)、伸縮ロッド10
9を収縮させて交換指令(M06)信号が入るまで待機
する。
04に把持した状態でサドル107を反マガジン側の待
機位置まで移動させ(図6(d)参照)、伸縮ロッド10
9を収縮させて交換指令(M06)信号が入るまで待機
する。
【0028】この工具選択動作は主軸102に取り付け
られている前の工具T1で加工している間に行われるの
で、通常は交換時間には影響せず、本発明の交換速度制
御方法は適用しない。
られている前の工具T1で加工している間に行われるの
で、通常は交換時間には影響せず、本発明の交換速度制
御方法は適用しない。
【0029】次に図7には工具交換シーケンス動作が示
されている。
されている。
【0030】この工具交換シーケンスでは、初期状態が
工具選択シーケンスの最終状態である工具待機状態であ
る(図7(a)参照)。
工具選択シーケンスの最終状態である工具待機状態であ
る(図7(a)参照)。
【0031】そして、工具交換(M06)が指令される
と、ツールマガジン101と主軸102間を遮蔽してい
るシャッタ110が開き、支持フレーム108が揺動支
点108aを中心に90°旋回することによって、アー
ムユニット103全体が主軸102側に移動し、同時に
サドル107を支持フレーム108上の主軸102から
遠ざかる方向のツールマガジン10側に移動させる。こ
の状態で工具が把持されていない第2把持部105が主
軸102と対向する(図7(b)参照)。
と、ツールマガジン101と主軸102間を遮蔽してい
るシャッタ110が開き、支持フレーム108が揺動支
点108aを中心に90°旋回することによって、アー
ムユニット103全体が主軸102側に移動し、同時に
サドル107を支持フレーム108上の主軸102から
遠ざかる方向のツールマガジン10側に移動させる。こ
の状態で工具が把持されていない第2把持部105が主
軸102と対向する(図7(b)参照)。
【0032】次いで、サドル107を支持フレーム10
8上で主軸102側に移送し、第2把持部105によっ
て主軸102に装着されている加工済み工具T1を把持
し(図7(c)参照)、伸縮ロッド109を伸張させるこ
とによって加工済み工具T1を主軸102から抜き出す
(図7(d)参照)。
8上で主軸102側に移送し、第2把持部105によっ
て主軸102に装着されている加工済み工具T1を把持
し(図7(c)参照)、伸縮ロッド109を伸張させるこ
とによって加工済み工具T1を主軸102から抜き出す
(図7(d)参照)。
【0033】次に、チェンジャアーム106を180°
時計回り方向(CW)か反時計回り方向(CCW)に回
転させ(図7(e)参照)、第1把持部104を把持され
ている次加工用工具T2を主軸9に対向させ、伸縮ロッ
ド109を収縮させることによって次加工用工具T1を
主軸102に装着する。
時計回り方向(CW)か反時計回り方向(CCW)に回
転させ(図7(e)参照)、第1把持部104を把持され
ている次加工用工具T2を主軸9に対向させ、伸縮ロッ
ド109を収縮させることによって次加工用工具T1を
主軸102に装着する。
【0034】さらに、サドル107をツールマガジン1
01側に移送することによって、第1把持部104を次
加工用工具T1から外し(図7(g))、支持フレーム1
08をツールマガジン101側に旋回させてシャッタ1
10を閉めると共に、サドル107をツールマガジン1
01から離れた待機位置に移動させる(図7(h)参
照)。
01側に移送することによって、第1把持部104を次
加工用工具T1から外し(図7(g))、支持フレーム1
08をツールマガジン101側に旋回させてシャッタ1
10を閉めると共に、サドル107をツールマガジン1
01から離れた待機位置に移動させる(図7(h)参
照)。
【0035】次いで、伸縮ロッド109を伸張させ(図
7(i)参照)、サドル107をツールマガジン101側
に移送して第2把持部105に把持されている加工済み
工具T1をツールマガジン101のポットに対向させる
(図7(j)参照)。
7(i)参照)、サドル107をツールマガジン101側
に移送して第2把持部105に把持されている加工済み
工具T1をツールマガジン101のポットに対向させる
(図7(j)参照)。
【0036】そして、伸縮ロッド109を収縮させて加
工済み工具T1をツールマガジン101のポットに格納
し(図7(k)参照)、サドル107をツールマガジン
101から離れる方向に移送してチェンジャアーム10
6の第2把持部105を加工済み工具T1から外して待
機位置にて待機する(図7(l)参照)。
工済み工具T1をツールマガジン101のポットに格納
し(図7(k)参照)、サドル107をツールマガジン
101から離れる方向に移送してチェンジャアーム10
6の第2把持部105を加工済み工具T1から外して待
機位置にて待機する(図7(l)参照)。
【0037】本実施の形態では、交換速度として図7に
示した工具交換シーケンスにおけるアームユニット10
3の動作速度を制御するもので、重い工具よりも軽い工
具の交換速度が高速となるように工具の重量に応じて切
り換え、工具交換時間を可及的に短縮して生産効率を高
めるものである。
示した工具交換シーケンスにおけるアームユニット10
3の動作速度を制御するもので、重い工具よりも軽い工
具の交換速度が高速となるように工具の重量に応じて切
り換え、工具交換時間を可及的に短縮して生産効率を高
めるものである。
【0038】本実施の形態では、チェンジャアーム回転
駆動機構、サドル駆動機構および支持フレーム揺動駆動
機構の3箇所のアクチュエータの動作速度について、本
発明の交換速度制御方法を適用するものとし、伸縮ロッ
ド駆動機構のアクチュエータの動作は対象としてない。
この伸縮ロッド109は主軸102およびツールマガジ
ン101のポットに対する工具の着脱動作なので、工具
重量に関わらず一定の速度で動作させている。もちろ
ん、この伸縮ロッドのアクチュエータの動作速度につい
ても工具重量に応じて切り換えるようにしてもよいし、
また、チェンジャアーム回転駆動機構、サドル往復駆動
機構および支持フレーム揺動駆動機構の3箇所のうちの
少なくとも1カ所のアクチュエータの動作を制御するよ
うにすればよい。
駆動機構、サドル駆動機構および支持フレーム揺動駆動
機構の3箇所のアクチュエータの動作速度について、本
発明の交換速度制御方法を適用するものとし、伸縮ロッ
ド駆動機構のアクチュエータの動作は対象としてない。
この伸縮ロッド109は主軸102およびツールマガジ
ン101のポットに対する工具の着脱動作なので、工具
重量に関わらず一定の速度で動作させている。もちろ
ん、この伸縮ロッドのアクチュエータの動作速度につい
ても工具重量に応じて切り換えるようにしてもよいし、
また、チェンジャアーム回転駆動機構、サドル往復駆動
機構および支持フレーム揺動駆動機構の3箇所のうちの
少なくとも1カ所のアクチュエータの動作を制御するよ
うにすればよい。
【0039】アームユニット103の動作制御は、図2
に示すようなNC装置のシーケンサによって制御され
る。
に示すようなNC装置のシーケンサによって制御され
る。
【0040】シーケンサ1は、CPU2,入力部3,出
力部4および記憶部5を備えており、記憶部5に格納さ
れた加工プログラム6に基づいて、工具を自動交換しな
がらマシニングセンタを自動運転するものである。
力部4および記憶部5を備えており、記憶部5に格納さ
れた加工プログラム6に基づいて、工具を自動交換しな
がらマシニングセンタを自動運転するものである。
【0041】次に工具交換の際の交換速度制御方法を、
図1のフローチャートと、上記した図2の制御ブロック
図を参照しながら詳細に説明する。
図1のフローチャートと、上記した図2の制御ブロック
図を参照しながら詳細に説明する。
【0042】記憶部5に格納された加工プログラム6の
工具交換(M06)指令が読み込まれると(ステップ
1)、予め用意されている各工具の工具重量識別用デー
タが参照される(ステップ2)。
工具交換(M06)指令が読み込まれると(ステップ
1)、予め用意されている各工具の工具重量識別用デー
タが参照される(ステップ2)。
【0043】工具交換を行う際、上記したように、通常
はチェンジャアーム106によって加工済み工具T1と
次加工用工具T2を同時に把持して一回の動作で交換す
るので、必ずどちらかでも重い工具があれば重い方の工
具に合わせる必要がある。
はチェンジャアーム106によって加工済み工具T1と
次加工用工具T2を同時に把持して一回の動作で交換す
るので、必ずどちらかでも重い工具があれば重い方の工
具に合わせる必要がある。
【0044】そこで、本実施の形態では、参照した工具
重量識別用データから、加工済み工具T1と次加工用工
具T2のうち重い方の工具の重量データが判定され(ス
テップ3)、この重い方の工具の重量データによって速
度パラメータが設定される(ステップ4)。
重量識別用データから、加工済み工具T1と次加工用工
具T2のうち重い方の工具の重量データが判定され(ス
テップ3)、この重い方の工具の重量データによって速
度パラメータが設定される(ステップ4)。
【0045】工具重量識別データの形態は、工具名と重
量データが対応付けられている。重量データとしては、
たとえば、[表1]に示すように、30[kg],5
[kg],15[kg]等の重量そのものでデータ管理
を行ってもよいし、30[kg]を「1」または
「H」、5[kg]を「3」または「L」、15[k
g]を「2」または「M」というように、重量を複数段
階に分けた記号によってデータ管理を行うようにしても
よい。
量データが対応付けられている。重量データとしては、
たとえば、[表1]に示すように、30[kg],5
[kg],15[kg]等の重量そのものでデータ管理
を行ってもよいし、30[kg]を「1」または
「H」、5[kg]を「3」または「L」、15[k
g]を「2」または「M」というように、重量を複数段
階に分けた記号によってデータ管理を行うようにしても
よい。
【0046】
【表1】 ここで、参照用の工具重量識別用データは、たとえば、
NC装置内の工具データ、あるいは工具IDに組み込ん
でおけばよい。NC装置内の工具データとは記憶部6の
データエリア内に保管されているデータD1であり、工
具IDとは工具T自体に付された記録用チップやバーコ
ード等のデータ記録部7に記録されたデータである。
NC装置内の工具データ、あるいは工具IDに組み込ん
でおけばよい。NC装置内の工具データとは記憶部6の
データエリア内に保管されているデータD1であり、工
具IDとは工具T自体に付された記録用チップやバーコ
ード等のデータ記録部7に記録されたデータである。
【0047】工具重量識別データがNC装置のデータエ
リア内に格納されている場合には、工具交換(M06)
の指令が読み出されると、記憶部5のデータエリアから
次加工用工具T2と加工済み工具T1の重量データW
1,W2が読み出されCPU2にて演算されていずれの
重量が重いかが判定される。
リア内に格納されている場合には、工具交換(M06)
の指令が読み出されると、記憶部5のデータエリアから
次加工用工具T2と加工済み工具T1の重量データW
1,W2が読み出されCPU2にて演算されていずれの
重量が重いかが判定される。
【0048】一方、工具の記録部7に工具重量識別デー
タが記録されている場合には、工具交換(M06)の指
令時に、加工済み工具T1および次加工用工具T2の情
報記録部7に記録されたデータが読取装置8によって読
み取られ、記憶部5のデータエリアに保管される。この
読み取られたデータから加工済み工具T1と次加工用工
具T2のいずれの重量W1,W2が重いかが判定され
る。
タが記録されている場合には、工具交換(M06)の指
令時に、加工済み工具T1および次加工用工具T2の情
報記録部7に記録されたデータが読取装置8によって読
み取られ、記憶部5のデータエリアに保管される。この
読み取られたデータから加工済み工具T1と次加工用工
具T2のいずれの重量W1,W2が重いかが判定され
る。
【0049】また、この工具重量識別用データの参照
は、加工プログラム6中のTコード指令内に工具重量識
別用データを用意し、このデータを工具交換指令時に判
定させるようにしてもよい。
は、加工プログラム6中のTコード指令内に工具重量識
別用データを用意し、このデータを工具交換指令時に判
定させるようにしてもよい。
【0050】Tコードとは工具固有のコードで、NC装
置では、加工プログラム中でT****を指令(T指
令)することにより交換工具の準備を行い、工具交換指
令(M06)で工具交換が行なわれので、プログラム中
には必ず加工済み工具と次加工用工具のTコードが存在
する。したがって、このTコードを利用して工具重量識
別用データを組み込んでおけばよい。
置では、加工プログラム中でT****を指令(T指
令)することにより交換工具の準備を行い、工具交換指
令(M06)で工具交換が行なわれので、プログラム中
には必ず加工済み工具と次加工用工具のTコードが存在
する。したがって、このTコードを利用して工具重量識
別用データを組み込んでおけばよい。
【0051】たとえば、表2に示されるように、Tコー
ドの頭の数字が1〜3の場合は25[kg]以上、4〜
6の場合は10〜25[kg]、7〜9の場合は0〜1
0[kg]というように対応づけられる。
ドの頭の数字が1〜3の場合は25[kg]以上、4〜
6の場合は10〜25[kg]、7〜9の場合は0〜1
0[kg]というように対応づけられる。
【0052】
【表2】 そして、工具交換(M06)の指令が入ると、直前の工
具選択指令(T指令)において指定されたTコード(次
加工用工具)と、その前の工具選択指令において指定さ
れたTコード(加工済み工具)とを読み出し、それぞれ
のTコードの頭の数字から工具重量データを解読し、い
ずれの工具重量が重いかを判定する。
具選択指令(T指令)において指定されたTコード(次
加工用工具)と、その前の工具選択指令において指定さ
れたTコード(加工済み工具)とを読み出し、それぞれ
のTコードの頭の数字から工具重量データを解読し、い
ずれの工具重量が重いかを判定する。
【0053】工具交換速度Vは、図2(b)に示すよう
に、工具の重量が軽いほど交換速度が早くなるように設
定されるもので、この交換速度Vに対応するように速度
パラメータが設定される。交換速度は図示するように重
量が軽くなるにつれて段階的に早くなるように設定して
もよいし、図示しないが連続的に早くなるように設定し
てもよい。段階的に変える場合は10[kg]毎に変え
てもよいし別の段階で切り換えてもよい。交換速度Vと
重量Wの関係は、図2(a)に示すように、たとえば0〜
10[kg]では速度をV1、10〜20[kg]では
それより遅いV2というように、記憶部5にデータとし
て予め記憶させておいてもよいし、関係式を入力してお
いて演算してもよい。
に、工具の重量が軽いほど交換速度が早くなるように設
定されるもので、この交換速度Vに対応するように速度
パラメータが設定される。交換速度は図示するように重
量が軽くなるにつれて段階的に早くなるように設定して
もよいし、図示しないが連続的に早くなるように設定し
てもよい。段階的に変える場合は10[kg]毎に変え
てもよいし別の段階で切り換えてもよい。交換速度Vと
重量Wの関係は、図2(a)に示すように、たとえば0〜
10[kg]では速度をV1、10〜20[kg]では
それより遅いV2というように、記憶部5にデータとし
て予め記憶させておいてもよいし、関係式を入力してお
いて演算してもよい。
【0054】交換速度Vの制御はシリンダ等の油空圧機
器9の場合には流量Qによって制御されるので、速度パ
ラメータとしては交換速度Vに対応するように油空圧機
器9の制御流量Qが設定される。すなわち、重量が小さ
いときには制御流量を増大させて動作速度を早くし、重
量が大きいときには制御流量を減少させて動作速度を遅
くすればよい。この交換速度Vと速度パラメータとして
の制御流量Qとの関係も、予め記憶部5に記憶させてお
くか、関係式を入力しておいて演算するようにしてもよ
い。
器9の場合には流量Qによって制御されるので、速度パ
ラメータとしては交換速度Vに対応するように油空圧機
器9の制御流量Qが設定される。すなわち、重量が小さ
いときには制御流量を増大させて動作速度を早くし、重
量が大きいときには制御流量を減少させて動作速度を遅
くすればよい。この交換速度Vと速度パラメータとして
の制御流量Qとの関係も、予め記憶部5に記憶させてお
くか、関係式を入力しておいて演算するようにしてもよ
い。
【0055】上記ステップ3,4をより詳細に記述する
と、たとえば、図1(b)に示すようになる。すなわち、
加工済み工具T1の重量W1が次加工用工具T2の重量
W2以上かどうかを判定し、W1≧W2の場合にはW1
に対応する交換速度V1となるように速度パラメータと
しての制御流量Q1が設定される。また、W1<W2の
場合にはW2に対応する交換速度V2となるように制御
流量Q2が設定される。
と、たとえば、図1(b)に示すようになる。すなわち、
加工済み工具T1の重量W1が次加工用工具T2の重量
W2以上かどうかを判定し、W1≧W2の場合にはW1
に対応する交換速度V1となるように速度パラメータと
しての制御流量Q1が設定される。また、W1<W2の
場合にはW2に対応する交換速度V2となるように制御
流量Q2が設定される。
【0056】この設定された制御流量Qに対応し、シー
ケンサ1によって、自動工具交換装置100のアームユ
ニット103を駆動する油空圧機器8の速度制御回路1
0を電磁弁15によって切り換え(ステップ6)、所定
のシーケンスプログラムに従って工具交換が実行される
(ステップ7)。
ケンサ1によって、自動工具交換装置100のアームユ
ニット103を駆動する油空圧機器8の速度制御回路1
0を電磁弁15によって切り換え(ステップ6)、所定
のシーケンスプログラムに従って工具交換が実行される
(ステップ7)。
【0057】油空圧機器9の速度制御回路10として
は、図3に示すように、動力源14と油空圧機器8の間
に速度パラメータとしての制御流量Q1,Q2・・・に
対応して流量が設定された高速,中速,低速と複数の制
御回路11〜13を並列に配置しておき、これらの制御
回路11〜13を選択的に切り換えるように構成するこ
とが好適である。
は、図3に示すように、動力源14と油空圧機器8の間
に速度パラメータとしての制御流量Q1,Q2・・・に
対応して流量が設定された高速,中速,低速と複数の制
御回路11〜13を並列に配置しておき、これらの制御
回路11〜13を選択的に切り換えるように構成するこ
とが好適である。
【0058】このように工具交換速度を工具重量に応じ
て切換えることにより、交換時間を短縮することができ
る。
て切換えることにより、交換時間を短縮することができ
る。
【0059】たとえば、M06(工具交換)が指令され
てから加工済み工具T1と次加工用工具T2が入れ替わ
ってM06が完了するまでのいわゆるツール・ツウ・ツ
ールで判定して、1〜10[kg]で5秒、10〜20
[kg]で10秒、20〜30[kg]で15秒という
ように、従来重い工具に合わせて設定されていた場合に
比べて軽い工具の工具交換時間を大幅に短縮することが
できる。
てから加工済み工具T1と次加工用工具T2が入れ替わ
ってM06が完了するまでのいわゆるツール・ツウ・ツ
ールで判定して、1〜10[kg]で5秒、10〜20
[kg]で10秒、20〜30[kg]で15秒という
ように、従来重い工具に合わせて設定されていた場合に
比べて軽い工具の工具交換時間を大幅に短縮することが
できる。
【0060】図4にはアクチュエータが電動機16の場
合の交換速度制御方法のフローチャートが示されてい
る。
合の交換速度制御方法のフローチャートが示されてい
る。
【0061】この場合には、ステップ1の工具交換指令
(M06)からステップ3の工具重量の判定までは油空
圧機器9の場合と全く同じであるので、説明は省略す
る。
(M06)からステップ3の工具重量の判定までは油空
圧機器9の場合と全く同じであるので、説明は省略す
る。
【0062】電動機16の場合には、ステップ4におい
て重い方の工具の重量データより最適な工具の交換速度
Vが設定され、ステップ5において設定された交換速度
Vがセットされ、パラメータとして電動機16の回転数
Nが決定される。
て重い方の工具の重量データより最適な工具の交換速度
Vが設定され、ステップ5において設定された交換速度
Vがセットされ、パラメータとして電動機16の回転数
Nが決定される。
【0063】この決定された回転数Nに基づいて、図2
(a)に示すようにモータ駆動制御回路17へ回転指令が
出され(ステップ6)、工具交換が実行される(ステッ
プ7)。
(a)に示すようにモータ駆動制御回路17へ回転指令が
出され(ステップ6)、工具交換が実行される(ステッ
プ7)。
【0064】なお、上記実施の形態では、本発明の交換
速度制御方法を図5に示すような自動工具交換装置のア
ームユニットの交換動作に適用する場合について説明し
たが、本発明は自動工具交換装置の構成に制約されるも
のではなく、種々の形式の自動工具交換装置に適用でき
ることはもちろんである。
速度制御方法を図5に示すような自動工具交換装置のア
ームユニットの交換動作に適用する場合について説明し
たが、本発明は自動工具交換装置の構成に制約されるも
のではなく、種々の形式の自動工具交換装置に適用でき
ることはもちろんである。
【0065】また、上記実施の形態では工具交換速度を
油空圧機器8や電動機9等のアクチュエータの動作速度
自体を制御しているが、減速機を設けて速度を切り換え
るようにしてもよい。
油空圧機器8や電動機9等のアクチュエータの動作速度
自体を制御しているが、減速機を設けて速度を切り換え
るようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、工具の重量に応じて工具の交換速度を切り換え、重
い工具では高速に、軽い工具では低速で動作させるよう
にしたので、工具交換を効率よく、短時間に交換するこ
とができ、生産性向上を図ることができる。
は、工具の重量に応じて工具の交換速度を切り換え、重
い工具では高速に、軽い工具では低速で動作させるよう
にしたので、工具交換を効率よく、短時間に交換するこ
とができ、生産性向上を図ることができる。
【図1】図1(a)は本発明の一実施の形態に係る自動工
具交換装置の交換速度制御方法のフローチャート、同図
(b)は同図(a)のステップ3,4の行程をより詳細に示
すフローチャートである。
具交換装置の交換速度制御方法のフローチャート、同図
(b)は同図(a)のステップ3,4の行程をより詳細に示
すフローチャートである。
【図2】図2(a)は本発明の一実施の形態に係る交換速
度制御方法が適用される自動工具交換装置の制御ブロッ
ク図、同図(b)は工具重量と交換速度の関係の一例を示
すグラフである。
度制御方法が適用される自動工具交換装置の制御ブロッ
ク図、同図(b)は工具重量と交換速度の関係の一例を示
すグラフである。
【図3】図3は油空圧機器の速度制御回路の一例を示す
図である。
図である。
【図4】図4はアクチュエータが電動モータの場合の交
換速度制御方法のフローチャートである。
換速度制御方法のフローチャートである。
【図5】図5は本実施の形態の交換速度制御方法が適用
される自動工具交換装置の概略構成を示すもので、同図
(a)はアームユニットがツールマガジン側に位置する状
態の説明図、同図(b)は同図(a)の下面図、同図(c)は
アームユニットが主軸側に位置する状態の説明図、同図
(d)は同図(c)の側面図である。
される自動工具交換装置の概略構成を示すもので、同図
(a)はアームユニットがツールマガジン側に位置する状
態の説明図、同図(b)は同図(a)の下面図、同図(c)は
アームユニットが主軸側に位置する状態の説明図、同図
(d)は同図(c)の側面図である。
【図6】図6は図5に示す自動工具交換装置の工具選択
シーケンスの動作説明図である。
シーケンスの動作説明図である。
【図7】図7は図5に示す自動工具交換装置の工具交換
シーケンスの動作説明図である。
シーケンスの動作説明図である。
1 シーケンサ 2 CPU 3 入力部 4 出力部 5 記憶部 7 データ記録部 8 読取装置 9 油空圧機器(アクチュエータ) 10 速度制御回路 11〜13 高速,中速,低速回路 14 動力源 15 モータ(アクチュエータ) 16 モータ駆動制御回路 D1 データ Q流量(油空圧機器の速度設定パラメータ) N回転数 V交換速度 W工具重量 T工具名
Claims (8)
- 【請求項1】NC工作機械の主軸に取り付けられる工具
を所定の交換速度で自動交換する自動工具交換装置にお
いて、 前記工具の交換速度の設定を、重い工具よりも軽い工具
の交換速度が高速となるように工具の重量に応じて切り
換えることを特徴とする自動工具交換装置の交換速度制
御方法。 - 【請求項2】工具交換指令時に、各工具の工具重量識別
用データを参照して工具重量に対応する重量データを判
定し、 この判定した重量データから各工具の重量に応じて交換
速度の設定を切り換えることを特徴とする請求項1に記
載の自動工具交換装置の交換速度制御方法。 - 【請求項3】工具重量識別用データは、NC装置の記憶
部のデータエリアに格納された工具データまたは工具自
体に付した工具識別ID内に用意する請求項2に記載の
自動工具交換装置の交換速度制御方法。 - 【請求項4】各工具の工具重量識別データは、自動工具
交換装置の交換制御プログラムの工具コード指令内に用
意し、この工具コード指令から工具重量データを読み出
して判定する請求項2に記載の自動工具交換装置の交換
速度制御方法。 - 【請求項5】交換速度の設定は、工具重量が軽くなるに
したがって段階的に早くなるように設定されることを特
徴とする請求項1,2,3または4に記載の自動工具交
換装置の交換速度制御方法。 - 【請求項6】自動工具交換装置は、次加工用工具と加工
済み工具を同時に把持して動作する動作工程を有し、加
工済み工具と次加工用工具のいずれか重い方の工具の重
量に応じた交換速度に設定することを特徴とする請求項
1乃至5のいずれか一の項に記載の自動工具交換装置の
交換速度制御方法。 - 【請求項7】工具の交換速度の制御は、一連の工具交換
動作のうちの少なくとも一部の行程の動作速度を切り換
えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一の項
に記載の自動工具交換装置の交換速度制御方法。 - 【請求項8】油空圧機器を動力にする自動工具交換装置
は、速度設定パラメータとして流量を制御するもので、
高速から低速まで並列に設けられた複数の制御回路を電
磁弁によって切り換えることによって交換速度を変化さ
せることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一の項
に記載の自動工具交換装置の交換速度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26934897A JPH1190752A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動工具交換装置の交換速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26934897A JPH1190752A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動工具交換装置の交換速度制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190752A true JPH1190752A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17471133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26934897A Pending JPH1190752A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動工具交換装置の交換速度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1190752A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428067B1 (ko) * | 1996-11-28 | 2005-07-05 | 대우종합기계 주식회사 | Tool매거진고속회전제어장치및방법 |
KR100936873B1 (ko) * | 2002-12-31 | 2010-01-14 | 두산인프라코어 주식회사 | 공작기계의 특별공구 장착방법 |
CN102717289A (zh) * | 2011-03-28 | 2012-10-10 | 兄弟工业株式会社 | 机床和换刀方法 |
KR101387846B1 (ko) * | 2011-03-28 | 2014-04-22 | 브라더 고오교오 가부시키가이샤 | 공작 기계와 공구 교환 방법 |
DE102014112925A1 (de) | 2013-09-11 | 2015-03-12 | Fanuc Corporation | Werkzeugwechsler für eine Werkzeugmaschine |
CN104526431A (zh) * | 2015-01-03 | 2015-04-22 | 巨轮股份有限公司 | 双层圆盘式刀库装置 |
WO2017113318A1 (zh) * | 2015-12-31 | 2017-07-06 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 一种自动换刀方法及数控机床 |
JP2018079556A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 北鉅精機股▲ふん▼有限公司 | Atc工具交換速度インテリジェントシステム |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP26934897A patent/JPH1190752A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428067B1 (ko) * | 1996-11-28 | 2005-07-05 | 대우종합기계 주식회사 | Tool매거진고속회전제어장치및방법 |
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KR101387846B1 (ko) * | 2011-03-28 | 2014-04-22 | 브라더 고오교오 가부시키가이샤 | 공작 기계와 공구 교환 방법 |
KR101398752B1 (ko) * | 2011-03-28 | 2014-05-27 | 브라더 고오교오 가부시키가이샤 | 공작 기계와 공구 교환 방법 |
JP2015054370A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | ファナック株式会社 | 工作機械の工具交換装置 |
DE102014112925A1 (de) | 2013-09-11 | 2015-03-12 | Fanuc Corporation | Werkzeugwechsler für eine Werkzeugmaschine |
US9339905B2 (en) | 2013-09-11 | 2016-05-17 | Fanuc Corporation | Tool changer for machine tool |
DE102014112925B4 (de) * | 2013-09-11 | 2017-02-09 | Fanuc Corporation | Werkzeugwechsler für eine Werkzeugmaschine |
CN104526431A (zh) * | 2015-01-03 | 2015-04-22 | 巨轮股份有限公司 | 双层圆盘式刀库装置 |
WO2017113318A1 (zh) * | 2015-12-31 | 2017-07-06 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 一种自动换刀方法及数控机床 |
CN107708922A (zh) * | 2015-12-31 | 2018-02-16 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 一种自动换刀方法及数控机床 |
JP2018079556A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 北鉅精機股▲ふん▼有限公司 | Atc工具交換速度インテリジェントシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |