JPH0777970A - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置

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JPH0777970A
JPH0777970A JP5222588A JP22258893A JPH0777970A JP H0777970 A JPH0777970 A JP H0777970A JP 5222588 A JP5222588 A JP 5222588A JP 22258893 A JP22258893 A JP 22258893A JP H0777970 A JPH0777970 A JP H0777970A
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JP
Japan
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outline
point
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JP5222588A
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English (en)
Inventor
Sanae Kamimura
早苗 上村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ変換装置において、スケーリングする
際に補正処理を行いたくない点には補正処理を行わず、
品質の良い文字・記号を出力する。 【構成】 読み出されたアウトラインデータが回転文字
かどうか判定し(S13)、回転文字であれば(S13
・YES)、スケーリング処理を行い(S14)、そう
でない時は(S13・NO)、アウトラインデータの座
標値データのy座標値が基準線データと等しいか判定し
(S15)、等しくなければ(S15・NO)、スケー
リング処理を行い(S15)、等しければ(S15・Y
ES)、無視フラグがフラグ「I」か判定する(S1
6)。フラグ「I」であれば(S16・YES)、補正
処理を無視することになるので補正処理を行わないでス
ケーリング処理を行う(S14)。またフラグ「N」で
あれば(S16・NO)、スケーリングする際に補正処
理を行う位置合わせ処理を行う(S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字・記号等の輪郭を
表すアウトラインデータから高品質なドットデータに変
換するデータ変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文字や記号等キャラクタの発生装
置として、文字や記号の輪郭データ(以下、アウトライ
ンデータと称す)を用いるアウトライン方式のものがあ
る。この方式は、文字コードに従って記憶部よりアウト
ラインデータを読み出し、任意の文字サイズにスケーリ
ングした後、ドットデータに変換するもので、変換され
たデータはレーザプリンタなどの出力機器から出力され
ていた。
【0003】このアウトライン方式では、文字の形状デ
ータは1つ以上のアウトラインデータから構成され、さ
らにアウトラインデータは直線要素と曲線要素の組合せ
から成る閉曲線として与えられている。また、書体を通
して文字・記号の高さを一定にするために基準線データ
を用いている。この基準線データは、例えば文字が英文
字である場合、図9に示すように、大文字H,A及び小
文字rの下部分の基準の線である基準線1と、小文字
r,gの上部分の基準の線である基準線2と、大文字H
の上部分の基準の線である基準線3と、小文字gのよう
に前記基準線1より下に長くなる文字の下部分の基準の
線である基準線4とから構成され、更に、大文字Aのよ
うに文字の上または下部分が尖った文字や小文字oの様
に文字の上または下部分が丸い文字を他の文字と並べた
時に小さく見えないようにするために、前記基準線2,
基準線3の上部分あるいは前記基準線1,基準線4の下
部分にそれぞれ幅を持たせて設けられる基準線6,基準
線7,基準線5,基準線8のデータから構成されてい
る。
【0004】前記アウトラインデータを指定された任意
の文字サイズにスケーリングする際に、その基準線デー
タを用いた補正処理や、文字・記号の線幅を保つための
線幅データを用いた補正処理を行い、出力する機器のド
ットデータに対応する複数行×複数列の画素を有する画
素スクリーンに重ね合わせ、アウトラインデータとの関
係が一定基準を満たす画素に対応するドットデータを作
成し出力していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
アウトラインデータを出力すると、補正処理に用いるデ
ータと一致すると、補正処理を意図しない点にも補正処
理がかかってしまい品質が悪い印字結果となることがあ
った。
【0006】例えば、図3に示される形状を表している
図10のアウトラインデータを、書体を通して維持され
るべき文字・記号の高さのデータである図11の基準線
1,基準線2,基準線3,基準線4,基準線5,基準線
6,基準線7,基準線8から成る基準線データと一致す
る点に補正処理を行って小さなサイズでドットデータに
変換すると、図12に示すように本来の輪郭形状とは異
なったものとなってしまっていた。これは、アウトライ
ンデータ中の1点が基準線データの基準線3と一致し、
その1点に、基準線データをスケーリングしてそのデー
タを画素スクリーンに重ね合わせたと想定し、かつ最も
近いy方向の画素の境界の座標値に補正して、その補正
された座標値にアウトラインデータの座標値データのy
座標値を変換する補正処理が行われたために起こったも
のである。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、スケーリングする際に不要な補
正処理を行わないことにより、品質の良い文字・記号を
出力するデータ変換装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1のデータ変換装置は、点データの直線或いは
曲線の構成点の種別を表す属性データと、点データの座
標値を示す座標値データと、点データがスケーリング処
理する際に補正処理を無視するか否かを示す無視データ
とから成るアウトラインデータを記憶したアウトライン
データ記憶手段と、アウトラインデータの無視データが
補正処理を無視するデータである場合に、アウトライン
データを補正処理することなくスケーリングするスケー
リング処理手段と、アウトラインデータの無視データが
補正処理を無視しないデータである場合に、アウトライ
ンデータをスケーリングする際に補正処理を行う位置合
わせ処理手段とを備えている。
【0009】また、請求項2のデータ変換装置は、点デ
ータの直線或いは曲線の構成点の種別を表す属性データ
と、点データの座標値を示す座標値データとから成るア
ウトラインデータを記憶したアウトラインデータ記憶手
段と、スケーリング処理をする際に補正処理を行うこと
を意図しないアウトラインデータの点データを記憶した
補正処理無視データ記憶手段と、前記アウトラインデー
タの点データが補正処理無視データ記憶手段に記憶され
た点データと一致する場合に、アウトラインデータを補
正処理することなくスケーリングするスケーリング処理
手段と、アウトラインデータの点データが補正処理無視
データ記憶手段に記憶された点データと一致しない場合
に、アウトラインデータをスケーリングする際に補正処
理を行う位置合わせ処理手段とを備えている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する請求項1のデータ変換装置
において、アウトラインデータ記憶手段は、点データの
直線或は曲線の構成点の種別を表す属性データと、点デ
ータの座標値を示す座標値データと、点データがスケー
リング処理する際に補正処理を無視するか否かを示す無
視データとから成るアウトラインデータを記憶してい
る。そのアウトラインデータ記憶手段によって記憶され
たアウトラインデータをスケーリングする際に、無視デ
ータが無視するデータである場合に、スケーリング処理
手段によりアウトラインデータを補正処理することなく
スケーリングし、無視データが無視しないデータである
場合に、位置合わせ処理手段によってアウトラインデー
タに補正処理を行う。その結果、スケーリングする際に
不要な補正処理を行わないで、品質の良い文字・記号を
出力することが可能となる。
【0011】また、請求項2のデータ変換装置におい
て、アウトラインデータ記憶手段は、点データの直線或
は曲線の構成点の種別を表す属性データと、点データの
座標値を示す座標値データとから成るアウトラインデー
タを記憶し、補正処理無視データ記憶手段はスケーリン
グ処理をする際に補正処理を行う事を意図しない点デー
タを記憶している。そのアウトラインデータ記憶手段に
よって記憶されたアウトラインデータをスケーリングす
る際に、アウトラインデータの点データが、その補正処
理無視データ記憶手段に記憶された点データと一致する
場合に、スケーリング処理手段にてアウトラインデータ
を補正処理することなくスケーリングし、また一致しな
い場合には、位置合わせ処理手段によってアウトライン
データをスケーリングする際に補正処理を行う。その結
果、少量のメモリで、しかもスケーリングする際に不要
な補正処理を行わないで、品質の良い文字・記号を出力
することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。尚、本実施例ではレーザープリンタ
に於てアウトラインデータを指定された任意の文字サイ
ズにスケーリングする際に、書体を通して維持されるべ
き文字・記号の高さである基準線データを用いた補正処
理を行い、ドットデータに変換する装置に本発明を適用
した例として説明する。
【0013】図1はレーザープリンタの制御回路のう
ち、主としてアウトラインデータをドットデータに変換
し、出力する部分を示すブロック図である。この制御回
路の主体をなすマイクロコンピュータ部10は、CPU
12、プログラムROM14、キャラクタROM16、
基準線データROM18、テキストメモリ20、ドット
データメモリ22、ワーキングメモリ24等を備えてい
る。これらCPU12等は、バス26によって接続され
ており、バス26には入力装置28及び印字部30が接
続されている。
【0014】CPU12は、プログラムROM14に格
納されたプログラムに従ってバス26を介して各制御を
実行する。また、プログラムROM14には本実施例で
行う様々な制御を実施するためのプログラムを記憶して
いる。
【0015】キャラクタROM16は、本発明のアウト
ラインデータ記憶手段であり、図2に示すように、文字
・記号等のキャラクタのアウトラインデータをキャラク
タ毎に記憶している。そのアウトラインデータは、無視
フラグと、属性フラグと、それに伴う座標値データとか
ら構成されている。
【0016】無視フラグは、アウトラインデータの基準
線データを用いた補正処理を無視するか否かを指示する
ものであって、補正処理を無視しないことを指示するフ
ラグ「N」と、補正処理を無視することを指示するフラ
グ「I」とがある。
【0017】また、属性フラグには、「S」,「L」,
「B1」,「B2」,「B」,「*」,「!」の各フラ
グがある。フラグ「S」は一閉ループの開始点を指示す
るフラグであり、フラグ「L」は直線の終点を指示する
フラグである。そして、フラグ「B1」は3次Bezi
er曲線の第1制御点を指示するフラグであり、フラグ
「B2」は3次Bezier曲線の第2制御点を指示す
るフラグであり、フラグ「B」は3次Bezier曲線
の終点を指示するフラグである。また、フラグ「*」は
一閉ループの終了を指示するフラグであり、フラグ
「!」は1つのキャラクタのアウトラインデータの終了
を指示するフラグである。
【0018】更に、座標値データはx座標値,y座標値
の順に格納しており、点の位置を示すものである。フラ
グ「S」に続く座標値データは一閉ループの開始点であ
り、フラグ「L」に続く座標値データは現在の位置(カ
レントポイントと称する)からのその点までの直線を指
示している。また、フラグ「B1」に続く座標値データ
は、3次Bezier曲線の第1制御点であり、フラグ
「B2」に続く座標値データが3次Bezier曲線の
第2制御点であり、フラグ「B」に続く座標値データが
3次Bezier曲線の終点を指示している。
【0019】例えば、図3に示す形状は、キャラクタR
OM16内では図2に概念的に示すように格納されてい
る。また、図3に付与された0〜8の番号は点番号であ
り、アウトラインデータ中の1点を確定する番号であ
る。このアウトラインデータの座標値データは、図3に
付与された点番号を指定することで参照可能になってお
り、以後、点番号nの点を点nで示す。すなわち、図2
に示すフラグ「S」に続く座標値データ(x0,y0)
は図3の点0を示し、フラグ「B1」に続く座標値デー
タ(x1,y1)、フラグ「B2」に続く座標値データ
(x2,y2)、フラグ「B」に続く座標値データ(x
3,y3)はseg1の点0を始点とし、点1を第1制
御点、点2を第2制御点、点3を終点とする3次Bez
ier曲線を示し、また、フラグ「L」に続く座標値デ
ータ(x7,y7)はseg3の点6から点7までが直
線であることを示す。
【0020】更に、基準線データROM18は、本発明
の基準線データ記憶手段であり、書体を通して維持され
るべき文字・記号の高さのデータである基準線データを
記憶している。この基準線データは、例えば文字が英文
字である場合、図9に示すように、大文字H,A及び小
文字rの下部分の基準の線である基準線1と、小文字
r,gの上部分の基準の線である基準線2と、大文字H
の上部分の基準の線である基準線3と、小文字gのよう
に基準線1より下に長くなる文字の下部分の基準の線で
ある基準線4と、大文字Aのように文字の上または下部
分が尖った文字や小文字oの様に文字の上または下部分
が丸い文字を他の文字と並べた時に小さく見えないよう
にするために、基準線2,基準線3の上部分あるいは基
準線1,基準線4の下部分にそれぞれ幅を持たせて設け
られる基準線6,基準線7,基準線5,基準線8とから
成っているものであり、図11に示すように、基準線デ
ータは基準線1,基準線2,基準線3,基準線3,基準
線4,基準線5,基準線6,基準線7,基準線7から構
成されている。
【0021】テキストメモリ20は、入力装置28を通
じて入力されるキャラクタコードと文字・記号のサイズ
と斜体や回転等の変形指定データからなる出力指定デー
タを記憶するものである。また、ドットデータメモリ2
2は、ドットデータ変換処理により得られるドットデー
タを記憶するものである。そして、ワーキングメモリ2
4は、プログラム実行時に必要なデータを一時的に記憶
するものである。
【0022】更に、入力装置28は、外部から供給され
るキャラクタコード、文字・記号のサイズ、斜体や回転
等の変形指定データ等をマイクロコンピュータ部10に
入力するものである。印字部30は、ドットデータメモ
リ22から読み出されたドットデータを電子写真方式の
印字機構により印字を行う部分である。
【0023】次に、このように構成されたレーザープリ
ンタにおけるアウトラインデータからドットデータまで
の変換処理の概要を図2〜図6及び図11に基づいて説
明する。尚、以下のSi(i=1、2、3、・・)は図
4及び図5の各ステップを表す。
【0024】まず、入力装置28から出力したい文字の
文字コード及び文字サイズが入力されると(S1,S
2)、その文字コードに対応するアウトラインデータを
キャラクタROM16から読み込むと共に、基準線デー
タを基準線データROM18から読み込む(S3)。ア
ウトラインデータのデータ構造は、図2に示すように、
無視フラグ及び属性フラグとそれに伴う座標値データか
ら成っており、この両フラグ及び座標値データは前述し
たキャラクタROM16内の構造と同じであることを示
している。また、図2のアウトラインデータの座標値は
点番号を指定することで参照可能になっている。
【0025】続いて、基準線データをスケーリングし、
そのデータを画素スクリーンに重ね合わせたと想定して
最も近いy方向の画素の境界の座標値に補正し、ワーキ
ングメモリ5に格納する(S4)。例えば、図11の基
準線データは、図7に示すように補正されてワーキング
メモリ24に格納される。
【0026】次いで、文字のスケーリング処理制御を行
う(S5)。ここで、アウトラインデータは、ドット1
つの大きさを1とする画素スクリーンに対応した座標値
に変換される。
【0027】このスケーリング処理制御について図5の
フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0028】まず、処理カウンタNの値を0にし(S1
1)、その処理カウンタNの値がアウトラインデータの
点データの数Mよりも大きいか否か、つまりアウトライ
ンデータの点データ数Mだけ処理が終了したか否かを判
定する(S12)。そして、処理カウンタNの値がアウ
トラインデータの点データ数Mよりも小さいかあるいは
等しいときには(S12:NO)、前記処理カウンタN
の値に対応する点nのアウトラインデータが回転文字で
あるか否かを判定する(S13)。そのアウトラインデ
ータが回転文字であれば(S13:YES)、スケーリ
ング処理を行う(S14)。一方、アウトラインデータ
が回転文字でないときには(S13:NO)、座標値デ
ータのy座標値が基準線データと等しいか否かを判定す
る(S15)。
【0029】そして、座標値データのy座標値と基準線
データとが等しくなければ(S15:NO)、スケーリ
ング処理を行う(S14)。また、座標値データのy座
標値と基準線データとが等しければ(S15:YE
S)、無視フラグがフラグ「I」か否かを判定する(S
16)。その無視フラグがフラグ「I」であれば(S1
6:YES)、補正処理を無視するということなのでス
ケーリング処理を行う(S14)。また、無視フラグが
フラグ「N」であれば(S16:NO)、位置合わせ処
理を行う(S17)。つまり、座標値データのy座標値
を前記S4で得たスケーリング及び補正処理を行った基
準データ(図7参照)に変換する。x座標値について
は、前記S2で得たスケーリング値よりドット数を計算
して変換する。そして、スケーリング処理或は位置合わ
せ処理を終了したら、処理カウンタNの値を1インクリ
メントして(S18)、前記S12へ戻り、次の点nの
アウトラインデータに対するスケーリング処理或は位置
合わせ処理を行う。
【0030】そして、処理カウンタNの値がアウトライ
ンデータの点データ数Mよりも大きくなり、全て処理が
終了したと判定されたときは(S12:YES)、この
スケーリング処理を終了し、図4に示すドットデータ変
換処理のS6に移行する。
【0031】S6においては、最終的に得られたアウト
ラインデータをドットデータに変換し、この処理を終了
する。尚、ドットデータへの変換については、すでに実
用化された公知の技術であり、本発明の主たる部分では
ないため説明は省略する。
【0032】このように、図3の形状のアウトラインデ
ータ(図2参照)をスケーリングする際に、基準線デー
タ(図11参照)を用いた補正処理を行った結果、処理
カウンタN=3(点3)の時、前記S15においてアウ
トラインデータのy座標値y3と基準線データBY4が
一致するが、無視フラグがフラグ「I」であるので、補
正処理を行わずスケーリングして図5に示すようにy´
3となる。従って、図3の形状は図8に示すようなドッ
トデータに変換されることになり、その結果として高品
質な出力結果が得られる。
【0033】本発明は上述した実施例に限定されること
なく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を
加えることができる。例えば、本実施例では、点データ
に対してスケーリング処理する際に補正処理を行うか否
かは、補正処理を行うか否かを示す無視データをアウト
ラインデータ記憶手段によって記憶することによって判
断したが、補正処理を所望しない点データをアウトライ
ンデータ記憶手段とは別の記憶手段に記憶することによ
って判断することもできる。
【0034】また、本実施例ではアウトラインデータを
スケーリングする際に、基準線データを用いた補正処理
を行ったが、文字の線幅を保つための線幅データを用い
た補正処理でも良い。尚、レーザープリンタ以外のプリ
ンタにも本発明を適用し得ることはもちろん、プリンタ
以外にも文字・記号等のキャラクタのアウトラインデー
タをドットデータに変換する必要のある装置に一般に本
発明を適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のデータ変換装置によれば、スケーリングする際に
補正処理を行いたくない点には補正処理を行わず、品質
の良い文字・記号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を具体化した一実施例であるレーザー
プリンタの制御回路のデータ変換部のブロック図であ
る。
【図2】上記レーザープリンタに用いられるアウトライ
ンデータの構造図である。
【図3】アウトラインデータの形状図である。
【図4】アウトラインデータをドットデータに変換する
制御のフローチャート図である。
【図5】アウトラインデータのスケーリング処理制御の
フローチャート図である。
【図6】スケーリング後のアウトラインデータの構造図
である。
【図7】スケーリング後の基準線データの構造図であ
る。
【図8】ドットデータ変換後のアウトラインデータの形
状図である。
【図9】基準線データの概略説明図である。
【図10】従来のアウトラインデータの構造図である。
【図11】従来のスケーリング前の基準線データの構造
図である。
【図12】従来のアウトラインデータの形状図である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ部 12 CPU 14 プログラムROM 16 キャラクタROM 18 基準線データROM 20 テキストメモリ 22 ドットデータメモリ 24 ワーキングメモリ 26 バス 28 入力装置 30 印字部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字・記号の輪郭線の形状を複数の点デ
    ータで構成された直線及び曲線で表したアウトラインデ
    ータを、複数行×複数列の画素を有する画素スクリーン
    に重ね合わせたと想定した場合に、前記アウトラインデ
    ータにより規定されるキャラクタの構成線内に一定基準
    を満たす状態で含まれる画素に対応するドットデータの
    集合に変換するデータ変換装置において、 点データの直線或いは曲線の構成点の種別を表す属性デ
    ータと、点データの座標値を示す座標値データと、点デ
    ータがスケーリング処理する際に補正処理を無視するか
    否かを示す無視データとから成るアウトラインデータを
    記憶したアウトラインデータ記憶手段と、 前記アウトラインデータの無視データが補正処理を無視
    するデータである場合に、アウトラインデータをスケー
    リングするスケーリング処理手段と、 前記アウトラインデータの無視データが補正処理を無視
    しないデータである場合に、アウトラインデータをスケ
    ーリングする際に補正処理を行う位置合わせ処理手段と
    を備えたことを特徴とするデータ変換装置。
  2. 【請求項2】 文字・記号の輪郭線の形状を複数の点デ
    ータで構成された直線及び曲線で表したアウトラインデ
    ータを、複数行×複数列の画素を有する画素スクリーン
    に重ね合わせたと想定した場合に、前記アウトラインデ
    ータにより規定されるキャラクタの構成線内に一定基準
    を満たす状態で含まれる画素に対応するドットデータの
    集合に変換するデータ変換装置において、 点データの直線或いは曲線の構成点の種別を表す属性デ
    ータと、点データの座標値を示す座標値データとから成
    るアウトラインデータを記憶したアウトラインデータ記
    憶手段と、 スケーリング処理をする際に補正処理を行うことを意図
    しないアウトラインデータの点データのみを記憶した補
    正処理無視データ記憶手段と、 前記アウトラインデータの点データが前記補正処理無視
    データ記憶手段に記憶された点データと一致する場合
    に、アウトラインデータをスケーリングするスケーリン
    グ処理手段と、 前記アウトラインデータの点データが前記補正処理無視
    データ記憶手段に記憶された点データと一致しない場合
    に、アウトラインデータをスケーリングする際に補正処
    理を行う位置合わせ処理手段とを備えたことを特徴とす
    るデータ変換装置。
JP5222588A 1993-09-07 1993-09-07 データ変換装置 Pending JPH0777970A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294085A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Matsushita Electron Corp メタルハライドランプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294085A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Matsushita Electron Corp メタルハライドランプ

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