JPH0777920B2 - 流体荷役用緊急切離し装置における漏れ検査方法 - Google Patents

流体荷役用緊急切離し装置における漏れ検査方法

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JPH0777920B2
JPH0777920B2 JP3034841A JP3484191A JPH0777920B2 JP H0777920 B2 JPH0777920 B2 JP H0777920B2 JP 3034841 A JP3034841 A JP 3034841A JP 3484191 A JP3484191 A JP 3484191A JP H0777920 B2 JPH0777920 B2 JP H0777920B2
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Inventor
進 高橋
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株式会社新潟鉄工所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棧橋等に設置されてタ
ンカー等への液化ガス等の荷役流体の積み込みあるいは
タンカー等からの荷役流体の積み卸しを行なう流体荷役
装置の輸送管途上に取付けられて、緊急時にこの輸送管
の切り離しを行なう緊急切離し装置の漏れ検査方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、棧橋等に設置されてタンカーへ
の液化ガス等の積み込みあるいはタンカーからの積み卸
しを行なう流体荷役装置において、流体荷役装置のロー
ディングアームとタンカーとの間に配設される輸送管途
上には、緊急切離し装置が設けられる。この、緊急切離
し装置は、二つのバルブをカップラーを使用して脱着自
在に接続してなるもので、各バルブを閉じてタンカー
側,棧橋側それぞれを閉塞した後、バルブ相互間の接続
を外すことにより、流体荷役装置の輸送管をタンカーと
棧橋との間で切り離すものである。
【0003】したがって、切り離した後にこの切り離し
部から液化ガス等の漏れがあってはならず、このため適
時各バルブにつき漏れの有無の検査を行なう必要があ
る。そして、従来、この切り離し装置の各バルブの漏れ
を検査するに際しては、図3に示すように、タンカー側
のバルブ1とローディングアーム側のバルブ2との接続
を一旦外して、検査治具3を介して再び接続し直した状
態で、次のようにして行なっていた。なお、検査治具3
は、両面に盲フランジ3a,3bを有し、該フランジが
バルブ1,2のフランジに接続されたとき、該盲フラン
ジ3a,3bにあけられ、各バルブ1,2の内端側の管
体内に個別に連通し、それらの管体の流路を外部へ開放
する一対のポート5,6とが形成されたものである。
【0004】すなわち、各バルブ1,2の外端側の管体
路を蓋7,7によりそれぞれ閉じて、各バルブ1,2を
閉じた状態で、これら外端側の管体から窒素ガスを圧入
して、各ポート5,6から流出するガスの量を測定する
ことにより、バルブ1,2のそれぞれからの漏れ量を測
定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、漏れ検査を
するには、カップラーを一旦外し治具3を取付けるとい
う作業が必要であり、手数がかかり、検査が迅速に行な
えない欠点があった。また、治具3と各バルブ1,2の
接続部にシールが必要でこのシールが完全でなければ本
装置の要をなさない。
【0006】本発明は、この問題に鑑みなされたもので
あって、流体荷役用緊急切離し装置全体を組んだままの
状態でそのバルブの漏れを検査できる方法を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の流体荷役用緊急
切離し装置における漏れ検査方法は、二つのバルブを直
列に接続してなる流体荷役用緊急切離し装置における各
バルブの漏れを検査する方法であって、二つのバルブ相
互は接続したままの状態で各バルブを閉じ、漏れを測定
しようとするいづれか一方のバルブの外端側の管路を
によって気密に閉塞するとともに、該蓋に設けた試験ガ
ス導入部から前記一方のバルブと蓋との間に画成される
密封空間に試験ガスを圧入し、二つのバルブの間の管体
内に流入するこの試験ガスの量を測定することにより、
各バルブの漏れ量を測定する。
【0008】
【作用】本発明の漏れ検査方法であると、試験ガスの圧
力が加わるのは漏れを検査しようとする一方のバルブの
みであるので、二つのバルブの間の管体内に流入するガ
スの量はこの一方のバルブの漏れにより流入する試験ガ
スの量に対応する。したがって、本検査方法によれば、
二つのバルブを接続したままで、従来と同様な精度で各
バルブの測定を行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2に基づ
いて説明する。図1は、本発明を実施するための流体荷
役用緊急切離し装置10である。
【0010】切離し装置10は、タンカー側のバルブ2
0とローディングアーム側のバルブ30とをカップラー
40により着脱自在に接続してなる。そして、各バルブ
20,30はそれぞれ、軸21,31によって操作され
るバタフライ型の弁22,32を管体内に備えるもの
で、この弁22,32の位置から二つのバルブの接続側
(内端側)に伸びる管体23,33の先端にカップラー
40によって相互に接続されるフランジ22a,33a
が形成され、弁22,32の位置から二つのバルブの接
続側と反対側(外端側)に伸びる管体24,34の先端
にタンカー側,あるいはローディングアーム側の輸送管
に接続するためのフランジ24a,34aが形成されて
いるものである。
【0011】この切離し装置10のバルブ20の内端側
の管体23にはその壁面を貫通する検出ポート穴25が
形成され、管体23内のガスを外部に導出できるように
なっている。なお、この検出ポート穴25は通常はプラ
グにより塞がれている。
【0012】そして、この切離し装置10は、流体荷役
装置のローディングアームとタンカーとの間に配設され
る輸送管途上に接続されて、緊急時に、二つのバルブ2
0,30を閉じて輸送管のタンカー側,棧橋側のそれぞ
れを閉塞した後、カップラー40の締結を解除してバル
ブ相互間の接続を外すことにより、輸送管をタンカーと
ローディングアームとの間で切り離すものである。
【0013】上記切離し装置10の各バルブ20,30
の漏れ検査をするには、次のようにして行なう。
【0014】まず、図2に示すように、二つのバルブ2
0,30はカップラー40により接続したままの状態で
各バルブ20,30を閉じ、バルブ20の外端側の管体
24を検査台の蓋51により閉じて、この蓋51のガス
圧入ポート穴52に接続された配管53から窒素ガス
(試験ガス)を圧入し、二つのバルブの内端側の管体2
3,33内に流入するこの窒素ガスの量を測定する。こ
のガスの量がバルブ20の漏れ量である。
【0015】この際、管体23,33内に流入する窒素
ガスの量の測定は、管体23に形成された検出ポート穴
25にビニールチューブ等の配管54を接続し、この配
管54の先端を図3に示すような水槽55とビーカー5
6とよりなる検査手段に導いてビーカー56に溜まった
ガスの量を計ることにより容易に行なうことができる。
【0016】つぎに、同様に、二つのバルブ20,30
は接続され、各バルブ20,30が閉じられた状態で、
バルブ30の外端側の管体34側を蓋57により閉じ
て、この蓋57のガス圧入ポート穴58に接続された配
管59から窒素ガス(試験ガス)を圧入し、二つのバル
ブの内端側の管体23,33内に流入するこの窒素ガス
の量を測定する。このガスの量がバルブ30の漏れ量で
ある。
【0017】なお、この際、管体24内には圧力が加わ
っていないように、管体24内に圧入された窒素ガスを
例えばドレン配管60により開放しておく必要がある。
【0018】以上説明した漏れ検査方法であると、窒素
ガスの圧力が加わるのは漏れを検査しようとする一方の
バルブのみであるので、二つのバルブの間の管体23,
33内に流入するガスの量はこの一方のバルブの漏れに
より流入する窒素ガスの量に対応する。
【0019】したがって、本検査方法によれば、二つの
バルブ20,30を接続したままで、従来と同様な精度
で各バルブの漏れ検査を行なうことができ、バルブ相互
の接続を一旦解除して治具を接続するという作業が不要
になり検査の手数を低減できるという効果がある。
【0020】なお、上記実施例では、バルブ20の内端
側の管路23に設けた検出ポート穴25を介して、バル
ブ間に流入する試験ガスの量を測定しているが、バルブ
30の内端側の管体33に検出ポート穴を設けて、これ
を介してバルブ間に流入する試験ガスの量を測定しても
よいことはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明の緊急切離し装置における漏れ検
査方法によれば、緊急切離し装置を構成する二つのバル
ブを接続したままで、従来と同様な精度で各バルブの漏
れ検査を行なうことができ、バルブ相互の接続を一旦解
除して治具を接続するという作業が不要になって検査の
手数を低減できる。漏れを測定しようとするいづれか一
方のバルブの外端側の管路を蓋によって気密に閉塞し、
該蓋と一方のバルブとの間に画成される密封空間に試験
ガスを導入するものであるから、試験ガスを導入する密
封空間を必要に応じて最適の大きさに設定でき、密封空
間が大きすぎて試験ガスの消費量が増える、あるいは密
封空間に試験ガスを満たすまで時間がかかり過ぎるとい
った不具合の発生を防止できる。 また、試験ガスを供給
するのに蓋に設けた試験ガス導入部を利用しており、漏
れ検査が完了した時点で蓋を取り除くときには、試験ガ
ス導入部も同時に管路から取り除くことができるので、
通常の使用時において管路を自由に動かすのになんら支
障が生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】緊急切離し装置の縦断面図である。
【図2】緊急切離し装置の漏れ検査を行なっている状態
を示す図である。
【図3】従来の緊急切離し装置の漏れ検査方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 緊急切離し装置 20,30 バルブ 23,33 バルブの内側の管路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つのバルブを直列に接続してなる流体
    荷役用緊急切離し装置における各バルブの漏れを検査す
    る方法であって、二つのバルブ相互は接続したままの状
    態で各バルブを閉じ、漏れを測定しようとするいづれか
    一方のバルブの外端側の管路を蓋によって気密に閉塞す
    るとともに、該蓋に設けた試験ガス導入部から前記一方
    のバルブと蓋との間に画成される密封空間に試験ガスを
    圧入し、二つのバルブの間の管体内に流入するこの試験
    ガスの量を測定することにより、各バルブの漏れ量を測
    定する流体荷役用緊急切離し装置における漏れ検査方
    法。
JP3034841A 1991-02-28 1991-02-28 流体荷役用緊急切離し装置における漏れ検査方法 Expired - Lifetime JPH0777920B2 (ja)

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JPH0577900A JPH0577900A (ja) 1993-03-30
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JPH02179434A (ja) * 1988-12-29 1990-07-12 Yamatake Honeywell Co Ltd 二重遮断ガスバルブのリークチェック方法

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