JPH0777739A - カメラの回路基板 - Google Patents

カメラの回路基板

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Publication number
JPH0777739A
JPH0777739A JP5246237A JP24623793A JPH0777739A JP H0777739 A JPH0777739 A JP H0777739A JP 5246237 A JP5246237 A JP 5246237A JP 24623793 A JP24623793 A JP 24623793A JP H0777739 A JPH0777739 A JP H0777739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
light
camera
pattern
cover case
Prior art date
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Pending
Application number
JP5246237A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyosada Machida
清貞 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH0777739A publication Critical patent/JPH0777739A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デート光学系内にノイズ光が侵入するのを防
止する。 【構成】 回路基板10の表面と裏面とでパターン3
5,36、46,47,48と非パターン部52,53
とを交互に形成し、カメラ外部からの光27が回路基板
10を透過してカバーケース20内に侵入するのを防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの回路基板に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば一般にカメラにおいては、撮影時
の日時をフィルムに写し込むデート写し込み装置を内蔵
している。このデート写し込み装置は、フィルムにデー
トを写し込む光源としてのLEDアレーと、このLED
アレーの各セグメントを選択的に点灯駆動するための駆
動回路と、写し込むデート文字と写し込むタイミングを
制御し前記駆動回路に駆動信号を伝達するカメラ制御部
と、前記駆動回路と前記カメラ制御部とのインターフェ
ース部と、前記LEDアレー、前記駆動回路および前記
インターフェース部が接続される回路基板と、この回路
基板に密着固定され前記LEDアレーを保護するカバー
ケースとを備え、LEDアレーから出射した光をフィル
ムの撮影面所定箇所に導いて露光することによりデート
を写し込むように構成されている。カバーケースは、L
EDアレーから出射した光をフィルムに導くための開口
部を有し、カメラ外部からの光がノイズ光としてデート
光学系内に侵入するのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のデート写し込み装置においては、回路基
板が光を透過してしまうため、カメラ外部から外光が侵
入すると、この外光の一部は回路基板を透過して回路基
板の裏面側に設けられているデート光学系にノイズ光と
して入り、フィルムを露光してしまうという問題があっ
た。その結果、写し込み文字が不鮮明になる。そこで、
このような問題を解決する方法として回路基板に遮光塗
料を塗布して外光の透過を防止することも考えられる
が、その場合は塗装のための工程が一工程増え、製造コ
ストが高くなるという問題があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、回路基
板に形成されているパターンに遮光部を兼用させること
により、遮光塗料を塗布することなく外光が回路基板を
透過しないようにし、外光によるフィルムの露光を確実
に防止し得るようにしたカメラの回路基板を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために第1の発明は、発光手段と、この発光手段を
駆動制御するための発光制御手段と、前記発光手段と前
記発光制御手段とを電気的に接続するための第一の実装
パターンとをそれぞれ回路基板の表面側に配設し、前記
第一の実装パターンとは異なる別個の第二の実装パター
ンを回路基板の裏面側に配設したカメラの回路基板にお
いて、前記第一の実装パターンは、前記第二の実装パタ
ーンが設けられない非パターン部に対応する位置に形成
されているものである。第2の発明は、上記第2の発明
において、前記発光手段は、それ自身の発光動作によっ
てフィルムにデートを写し込むものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、回路基板の表面側に形成され
た第一の実装パターンは裏面側の第二の実装パターンが
設けられない非パターン部に対応する位置に形成される
ことで、裏面側実装パターンと共に外光が回路基板を透
過するのを防止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る回路基板を備えた
カメラのアパーチャ部とスプール室を裏蓋側から見た斜
視図、図2は同カメラの裏蓋を開いた要部の一部破断背
面図、図3は回路基板とカバーケースの斜視図である。
これらの図において、1は不図示のカメラボディ内に配
設されたカメラ本体1で、このカメラ本体1は、前面中
央に設けられた鏡筒部最外部材である固定筒2と、背面
中央に形成されたアパーチャ3を有し、また背面一側に
はフィルム巻取りスプール4を収納するスプール室5が
設けられている。そして、カメラ本体1の背面側はフィ
ルム6が走行するフィルム通路を形成している。フィル
ム6は、撮影の度にスプール4が図1矢印7方向に間欠
的に回転することにより、アパーチャ3の上下縁に沿っ
て設けられた内レール8に沿って一駒ずつ自動的に巻き
上げられる。
【0008】9はファインダーブロック、10は回路基
板で、この回路基板10はファインダーブロック9の下
方に位置して前記固定筒2およびスプール室5の上部に
カメラの長手方向に長く延在して配設されており、上面
固定筒寄りには、LEDアレー11を点灯、消灯制御す
るためLED駆動回路12が配設されている。LEDア
レー11は、フィルム6にデートを写し込むための光源
を形成するもので、回路基板10の裏面スプール室寄り
に撮影光学系の光軸と平行にかつ一列に配列された複数
個、例えば7つのセグメント(LED)で構成されてい
る。また、回路基板10の裏面でLEDアレー11とは
反対側端部にはカメラ中央制御回路基板(図示せず)
と、回路基板10との電気的インターフェースとなるフ
レキシブルプリント基板13の一端が接続されている。
カメラ中央制御回路基板はフィルム6に写し込むべきデ
ート文字および写し込みタイミング信号を前記LED駆
動回路12にフレキシブルプリント基板13を介して入
力し、これによって前記LEDアレー11が点灯制御さ
れる。LEDアレー11は、真下に配設されたプリズム
15およびカメラ本体1の背面一側寄りにプリズム15
に対応して形成された小さな開口部17と共にデート光
学系を形成しており、このLEDアレー11から出射し
た光束は、デート光路18に沿ってフィルム面と略平行
に進み、プリズム15に入射するとその反射面により略
直角に反射されて後方に出射し、開口部17を通過して
フィルム面に略垂直に当たり、フィルム6を露光するこ
とによりデート文字の写し込みを行う。この場合、LE
Dアレー11の各セグメントはフィルム面と直交する方
向に一列に配列されているので、フィルム6の送りに合
わせて選択的に点灯されることで、ドット状のデート文
字を写し込む。
【0009】20はカバーケースで、このカバーケース
20は上下面が開放する角筒状体に形成されて前記回路
基板10の裏面一側寄りに密接され、かつかしめ固定さ
れることにより、前記LEDアレー11およびLEDア
レー11と回路基板10とを電気的に接続する不図示の
ワイヤを保護すると共にカメラ外部からの光がデート光
学系内に侵入するのを防止している。LEDアレー11
は、カバーケース20の内部中央に位置するよう回路基
板10の裏面に配設されており、このLEDアレー11
から出た光束は、カバーケース20の下面開口部20a
(図2)を通って前記プリズム16に入射するよう構成
されている。なお、図3において、斜線部22は回路基
板10に密接固定されたカバーケース20の接合部、2
3はかしめ部である。
【0010】ここで、回路基板10はフレキシブルプリ
ント基板によって形成されているため、光透過性を有し
ている。そのため、カメラ外部から光が侵入すると、そ
の一部は回路基板10を透過する。その場合、特に回路
基板10の表面で図4に示すカバーケース20の接合部
22より内側部分に対応する箇所に光27が当たると、
この光27が当たった回路基板10の表裏面にパターン
が形成されていないと、そのまま回路基板10を透過し
てカバーケース20の内部に侵入する。そして、この光
27はノイズ光となってデート光軸18をデート光路1
8を通りフィルム6を露光するという問題があった。
【0011】そこで、本発明はこのようなカメラ外部か
らの光が回路基板を透過するのを防止することによりフ
ィルム6の露光を防止し、写し込み文字の鮮明度を向上
させるようにしたものである。
【0012】図4〜図7は回路基板10の実装パターン
を示す図で、図4は同基板の平面図、図5は底面図、図
6はカバーケースを取り付けた状態を示す底面図、図7
は図5のVII −VII 線拡大断面図である。
【0013】図4において、回路基板10には複数個の
スルーホール31と、カバーケース20をかしめ固定す
るための一対のかしめ穴32a,32bが形成されてお
り、また表面にはLED駆動回路12(図1)の信号ラ
インランド33、LED駆動回路12のグランドライン
34、回路基板10を光が透過するのを遮光すると共に
信号ラインを兼ねる遮光用パターン35等が周知の方法
により印刷形成されている。かしめ穴32a,32bは
回路基板10の一側寄りに形成されている。遮光パター
ン35は基板裏面側のカバーケース20に対応して表面
側に形成されており、さらにその外側にはパターン36
が遮光パターン35の三辺を取り囲むように形成されて
いる。そして、これらパターンは第一の実装パターンを
形成している。
【0014】図5および図6において、回路基板10の
裏面側にはLEDアレー11(図1)の電流制限を行う
抵抗用ランド40、LED駆動回路12への電磁ノイズ
シールド41、インターフェース用フレキシブルプリン
ト基板13(図1)の接合用ランド42、LEDアレー
11のグランド43、LEDアレー11を点灯するため
のランドのワイヤボンディング用ランド44,45、パ
ターン46〜48等が印刷形成されている。パターン4
6〜48は図6に示すようにコ字状に形成されて、カバ
ーケース20の接合部22の三辺が密接接合されてい
る。前記グランド43およびランド44は、コ字状に囲
まれたパターン46〜48の内側に設けられることによ
りカバーケース20内に位置し、これらグランド43、
ランド44が形成されたパターン(実装パターン)51
は、パターン46〜48の開放部からカバーケース20
の外部に導出されている。
【0015】この場合、回路基板10の表面側でカバー
ケース20に対応する部分と、裏面側でカバーケース2
0が取り付けられている部分に形成されているパターン
についてみると、図7に示すように表面側の遮光用パタ
ーン35は、裏面側の少なくとも非パターン部52に対
応する位置に形成され、裏面側のパターン46,48
(第二の実装パターン)は表面側の少なくとも非パター
ン部53に対応する位置に形成されている。
【0016】かくしてこのような構成からなるカメラの
回路基板にあっては、回路基板10のカバーケース10
に対応する表裏面においてパターン35,36、46,
48と非パターン52,53部を交互に形成しているの
で、カメラ内部に侵入し回路基板10のカバーケース1
0に対応する表面部分に当たったカメラ外部からの光2
7をパターン35,46もしくは47によって遮断する
ことができ、回路基板10を透過してカバーケース20
内に侵入するのを確実に防止ことができる。したがっ
て、カメラ外部からの光27がノイズ光としてデート光
路中入らず、フィルムの露光を防止することができる。
また、本発明においては回路基板10の表裏面に形成さ
れるパターンを遮光部として利用しているので、遮光塗
料を塗布したり、遮光テープを貼り付けたりする必要が
なく、安価に製作することができ、また基板の厚みが厚
くならずスペースを有効に利用できるという利点を有す
る。
【0017】なお、上記実施例ではデート写し込み装置
の回路基板を対象としたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、要するに発光素子を回路基板上に配設す
るものであればよい。例えばフィルムの供給量を検出す
るための光電検出素子を配設する回路基板、あるいは被
写体像の大きさを推定するための基準スケールをフィル
ムに写し込むものであって、そのための発光素子を配設
する回路基板などでもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
の回路基板によれば、回路基板の表面と裏面とでパター
ンと非パターン部とを交互に形成したので、カメラ外部
からの光が回路基板を透過するのを確実に防止すること
ができる。したがって、カメラ外部からの光によるフィ
ルムの露光を防止することができ、写し込み文字の鮮明
度を向上させることができる。また、遮光塗料を塗布し
たりテープを貼ったりする必要がなく、構造が簡単で、
安価に製作することができ、しかもパターンを利用して
いるので、テープを貼った場合のように厚みが増加する
ことがなく、回路基板周りのスペースを有効利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路基板を備えたカメラのアパー
チャ部とスプール室を裏蓋側から見た斜視図である。
【図2】同カメラの裏蓋を開いた要部の一部破断背面図
である。
【図3】回路基板とカバーケースの斜視図である。
【図4】回路基板の平面図である。
【図5】同基板の底面図である。
【図6】同基板のカバーケースを取り付けた状態を示す
底面図である。
【図7】図5のVII −VII 線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 6 フィルム 10 回路基板 11 LEDアレー 12 LED駆動回路 13 フレキシブルプリント基板 16 プリズム 17 開口部 20 カバーケース 22 カバーケースの接合部 27 カメラ外部からの光 35 パターン 46 パターン 47 パターン 52 非パターン部 53 非パターン部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光手段と、この発光手段を駆動制御す
    るための発光制御手段と、前記発光手段と前記発光制御
    手段とを電気的に接続するための第一の実装パターンと
    をそれぞれ回路基板の表面側に配設し、前記第一の実装
    パターンとは異なる別個の第二の実装パターンを回路基
    板の裏面側に配設したカメラの回路基板において、 前記第一の実装パターンは、前記第二の実装パターンが
    設けられない非パターン部に対応する位置に形成されて
    いることを特徴とするカメラの回路基板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラの回路基板におい
    て、 前記発光手段は、それ自身の発光動作によってフィルム
    にデートを写し込むことを特徴とするカメラの回路基
    板。
JP5246237A 1993-09-07 1993-09-07 カメラの回路基板 Pending JPH0777739A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5246237A JPH0777739A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 カメラの回路基板

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JP5246237A JPH0777739A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 カメラの回路基板

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ID=17145553

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JP5246237A Pending JPH0777739A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 カメラの回路基板

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JP (1) JPH0777739A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8048347B2 (en) 2008-03-26 2011-11-01 Delta Engineered Plastics Method of manufacture of a foamed core class “A” article
US8128394B2 (en) 2008-03-26 2012-03-06 Delta Engineered Plastics Interchangeable mold tooling

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