JP3081720B2 - 画面サイズ切換え可能なカメラ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、画面サイズ切換え可
能なカメラ、詳しくは、画面サイズ切換え可能なカメラ
におけるフィルム上へのデータの写し込みに関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来、画面サイズ切換え可能なカメラは
種々提案されており、データ写し込み機能を有している
ものも幾つかある。その機種のカメラは、例えば、通常
の画面サイズと、通常の画面サイズより小さい画面サイ
ズとの切換え機構とデータ写し込み機能とを独立して有
していて、フィルム上への日付等のデータ写し込みを有
効にすると、画面サイズの切り換えに関係なく、常にフ
ィルム上の一定の位置に日付等のデータが写し込まれる
というものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上記画面サ
イズ切換え可能なカメラで日付等のデータをフィルム上
に写し込むと、通常画面サイズでは、フィルム上の撮影
画面内に写し込まれるが、通常画面サイズより小さい画
面サイズでは、フィルム上の撮影画面外に写し込まれて
しまい、プリント時に画面サイズを自動検出する際の妨
げになるという問題点がある。

【０００４】本発明の目的は、画面サイズを通常画面サ
イズより小さい画面サイズに切り換えたときに、フィル
ム上に日付等のデータが写し込まれないようにした画面
サイズ切換え可能なカメラを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、フィルム面上
にデータを写し込むデータ写し込み装置を有する画面サ
イズ切換え可能なカメラにおいて、通常画面サイズまた
は通常画面サイズより小さい画面サイズを規定する画面
サイズ規定手段と、上記画面サイズ規定手段によって規
定された画面サイズが通常画面サイズより小さい画面サ
イズであるときに上記データ写し込み装置からのデータ
光がフィルム面上に写し込まれることを阻止する写し込
み阻止手段とを具備したことを特徴とする。

【０００６】

【作用】画面サイズ規定手段により通常画面サイズまた
は通常画面サイズより小さい画面サイズを規定し、通常
画面サイズより小さい画面サイズを規定したときに、写
し込み阻止手段により、写し込み装置からのデータ光が
フィルム上に写し込まれることを阻止する。

【０００７】

【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図１〜図３は、本発明の第１実施例を示す画面サイ
ズ切換え可能なカメラの要部断面図、およびデータ写し
込みの構成ブロック図である。カメラ本体４の前方部は
フロントカバー３で光密的に覆われており、同フロント
カバー３の前面中央部には撮影レンズ１を保持したレン
ズ枠２が配設されている。そして、上記カメラ本体４の
後方には裏蓋５が開閉自在に配設されていて、カメラの
内部は上記撮影レンズ１からの光だけが入射する暗箱と
して構成されている。

【０００８】上記カメラ本体４の中央部には、通常の、
例えば、横３６ｍｍ×縦２４ｍｍ（ライカサイズ）の撮
影範囲を規定する撮影画枠４ａが形成されており、同撮
影画枠４ａのすぐ後方にはロールフィルム８が光軸０と
垂直になるように展張されている。更に、同フィルム８
のすぐ後方には裏蓋５に取り付けられた圧板６が配設さ
れるようになっており、該フィルム８を前方へ押圧して
いる。同圧板６には、該フィルム８上にデータが写し込
まれる位置に対応する箇所に、データ光を後方から通過
させるための光通過孔６ａが穿設されている。

【０００９】また、裏蓋５内の上記圧板６の後方には、
データ写し込み装置が配設されている。上記裏蓋５の凹
状の内部には、データ写し込み装置の配設板７が光軸と
垂直に配設されていて、同配設板７には、上記光通過孔
６ａに対応した箇所に上記光通過孔６ａより大きい表示
孔が穿設されていて、同孔にはデータ写し込み装置のデ
ータ表示手段である液晶板１１が上記フィルム面と平行
に配設されている。上記データ写し込み装置の配設板７
の背面がわの下部にはプリント基板９が同配設板７と平
行に、同配設板７の後面に当接して配設されている。同
プリント基板９にはランプ１２が上方に向けて発光する
ように配設されており、上記液晶板１１の後方に同ラン
プ１２からの光を前方へ向けて反射させる、反射ミラー
１０が４５度の角度で斜設されている。そして、上記反
射された光は上記液晶板１１を透過し、上記光通過孔６
ａを通過して、フィルムの裏面からデータ写し込み位置
８ａに照射される。

【００１０】一方、上記撮影画枠４ａのすぐ前方には、
同撮影画枠４ａの前面部に接して上部，および下部に、
撮影画面サイズを切換え、該撮影画枠４ａの撮影範囲を
限定し、図示されない操作部材によって作動される画面
サイズ規定手段である上側切換えマスク１３，および下
側切換えマスク１４が上下方向に移動可能に配設されて
いる。この上側切換えマスク１３には、上部が前方に向
かって突設している突出部１３ａが形成されていると共
に、同上側切換えマスク１３の前方位置には、上記フィ
ルム８上へのデータの写し込みを有効／無効に切り換え
るためのスイッチ１５が配設されている。同スイッチ１
５は上記上側切換えマスク１３が下方に移動したとき
に、上記突出部１３ａが該スイッチ１５のアクチェータ
を作動して、オフ状態（無効）にするように配置されて
いる。

【００１１】このように構成された上記第１実施例のカ
メラの動作を、次に説明すると、先ず通常撮影状態にお
いては、図１に示すように、上記上側切換えマスク１
３，および下側切換えマスク１４がそれぞれ上方，およ
び下方の上記撮影画枠４ａ外へ待避している。従って、
この通常撮影では、図１および図２に示すように、上記
スイッチ１５はオン状態となっているので、上記データ
写し込み装置は有効に動作する。そこで、上記フィルム
８が露光するときに、カメラ本体の制御装置からのデー
タ発光信号が上記データ写し込み装置に出力されて、同
データ写し込み装置は動作し、上記ランプ１２が所定時
間だけ発光する。この発光による光が上記反射ミラー１
０に入射して、前方へ向けて反射される。そして、同光
は写し込みデータが表示されている上記液晶板１１を透
過して、その透過したデータ光が上記フィルム８にデー
タとして写し込まれる。

【００１２】図３は、操作部材の操作によって上記上側
切換えマスク１３，および下側切換えマスク１４がそれ
ぞれ下方，および上方へ移動して、上記撮影画枠４ａの
前部の上下部を覆い、通常撮影状態より小さい画面サイ
ズ（例えば、横３６ｍｍ×縦１３ｍｍのパノラマサイ
ズ）での撮影状態を示している。このとき、上記データ
写し込み装置が有効になっていると、撮影画面の範囲外
に日付等のデータが写し込まれてしまう。このため、本
実施例では、撮影画面が通常撮影より小さい画面サイズ
の撮影に切り換えられると、上記上側切換えマスク１３
が下方に移動するのを利用し、上記突出部１３ａが上記
スイッチ１５のアクチェータを作動させ、上記スイッチ
１５をオフ状態に切り換えて上記データ写し込み装置を
無効にし、上記フィルム８上にデータが写し込まれるの
を禁止している。つまり、図２に示すスイッチ１５がオ
フ状態に切換わると、上記フィルム８が露光されるとき
に、カメラ本体の制御装置からデータ発光信号が出力さ
れても、上記データ写し込み装置には同データ発光信号
が入力されず、同データ写し込み装置は上記ランプ１２
を発光しない。このため、上記液晶板１１には光が透過
しないので、上記フィルム８上には、同液晶板に表示さ
れたデータは写し込まれない。

【００１３】このように、本実施例によれば、通常撮影
では日付等のデータがフィルム上に写し込まれるが、通
常撮影より小さい画面サイズの撮影では、スイッチによ
り電気的にデータ写し込み装置の回路を切って無効にす
るので、日付等のデータはフィルム上に写し込まれるこ
とはない。

【００１４】図４，図５は、本発明の第２実施例を示す
画面サイズ切換え可能なカメラの要部断面図である。こ
のカメラの構成は前記第１実施例のカメラとほぼ同様に
構成されており、データ写し込み装置の構成および配設
箇所が異なる。従って、その相違点のみを説明し、第１
実施例と同様に構成されている部材に対しては同一の符
号をつけて、その説明は省略する。

【００１５】そして、前記第１実施例ではデータの写し
込みがフィルムの背面がわから行われるようになってい
たのが、この第２実施例ではフィルムの前面がわから行
うように構成されている。従って、裏蓋５内には圧板６
のみが配設されており、上側切換えマスク１３Ａには突
出部１３ａは設けられていない。

【００１６】このカメラにおいては、上記上側切換えマ
スク１３Ａの前方に、データ写し込み装置が配設されて
いる。即ち、上記フロントカバー３の上壁面に平行にプ
リント基板２９が配設されており、同プリント基板２９
の後部の内面にはデータ表示用ＬＥＤ３１が下方へ向け
て発光するように配設されている。同データ表示用ＬＥ
Ｄ３１は、日付等のデータを上記フィルム８上に写し込
むための光を発する部材である。上記上側切換えマスク
１３Ａの前方には、同上側切換えマスク１３Ａに平行し
てデータ装置配設枠２７の一部で形成されている投光用
筒体２７ｃが配設されている。この筒体２７ｃは、その
上部内に上記ＬＥＤ３１を配置され、下端開口部２７ａ
には結像用レンズ３２を支持している。また、下端開口
部２７ａの一側縁部にはフィルム面に向けて傾斜するミ
ラー支持片２７ｂが形成されていて、同支持片２７ｂ上
には反射ミラー３０が配置されている。また、上記配設
枠２７は前方に向けて延び出していて、その上面には上
記プリント基板２９が配設されている。

【００１７】このように構成された第２実施例の画面サ
イズ切換え可能なカメラの作用を説明する。先ず、通常
撮影状態においては、図４に示す如く、上記上側切換え
マスク１３Ａ，および下側切換えマスク１４がそれぞれ
上方，および下方の上記撮影画枠２４ａ外へ待避してい
る。そこで、上記フィルム８が露光するときに、カメラ
本体の制御装置からのデータ発光信号が上記データ写し
込み装置に出力されて、同データ写し込み装置は動作
し、上記データ表示ＬＥＤ３１が所定時間だけ発光す
る。この発光による光が上記結像レンズ３２を透過して
上記反射ミラー３０で斜下後方へ反射されて、上記フィ
ルム上のデータ写し込み位置８ａに日付等のデータが写
し込まれる。

【００１８】図５は、操作部材（図示されず）の操作に
より、上記上側切換えマスク１３Ａ，および下側切換え
マスク１４がそれぞれ下方，および上方へ移動して、上
記撮影画枠４ａの前部の上下部を覆い、通常撮影より小
さい画面サイズでの撮影の状態を示している。このと
き、上記フィルム８が露光すると、カメラ本体の制御装
置からのデータ発光信号が上記データ写し込み装置に出
力されて、同データ写し込み装置は動作し、上記データ
表示ＬＥＤ３１が所定時間だけ発光する。この発光によ
る光が、上記結像レンズ３２を透過して上記反射ミラー
３０で後方の斜下方へ反射される。しかし、このとき、
上記上側切換えマスク１３Ａは下方の所定位置に移動し
ていて、このマスク１３によって上記データ表示ＬＥＤ
３１からの光の光路が上記撮影画枠４ａの直前で遮断さ
れるため、同光は遮光されて、上記フィルム上のデータ
写し込み位置８ａには日付等のデータは写し込まれな
い。

【００１９】このように、この第２実施例によると、通
常撮影では日付等のデータがフィルム上に写し込まれる
が、通常撮影より小さい画面サイズの撮影では、日付等
のデータをフィルム上に写し込まれるのが禁止される。
また、この禁止手段は前記第１実施例のように電気的な
手段ではなく、機械的な手段によって行われる。

【００２０】図６〜図８は、本発明の第３実施例を示す
画面サイズ切換えカメラの要部斜視図，および部分拡大
断面図である。この第３実施例は日付等のデータの写し
込みを、撮影画枠とフィルムスプール室との間に設けら
れているデータ写し込み孔にデータ光を通過させ、フィ
ルムの巻上げ中に、フィルム上にデータを写し込むよう
にしたものである。

【００２１】図６に示すように、カメラ本体４１にはカ
メラ本体４１の後方から見て左側にはパトローネ装填室
４１ａが形成され、右側にはフィルムスプール室４１ｂ
が形成されている。そして、このカメラ本体４１の中央
部には、通常撮影の画面サイズの大きさを有する撮影画
枠４１ｃが形成されている。同撮影画枠４１ｃの上下縁
部には、該撮影画枠４１ｃの撮影範囲を横寸法が同じで
縦寸法を小さく規制するための、上側切換えマスク４６
および下側切換えマスク４７が、その各一側縁部の基部
４６ａ，４７ａを切換え案内軸４８に互いに反対方向に
移動し得るように支持されている。

【００２２】また、上記撮影画枠４１ｃと上記スプール
室４１ｂの間の本体壁の上部に対向する位置には、デー
タ写し込み装置が配設されている。このデータ写し込み
装置は基本的には上記第２実施例と同様に、結像レンズ
４３，および反射ミラー４４を用いて構成されている。
そして、結像レンズ４３の上方には、図示されないプリ
ント基板にデータ表示用ＬＥＤ４２が下方へ向けて発光
するように配設されている。同データ表示用ＬＥＤ４２
は、日付等のデータをフィルム５０（図７，８参照）上
に写し込むためのデータ光を発する部材である。該デー
タ表示用ＬＥＤ４２の下方には、上記データ光をフィル
ム上（図７，８参照）に結像する結像レンズ４３が配設
されている。同結像レンズ４３の下方には反射ミラー４
４が傾斜して配置される。このミラー４４は、平面形状
がＬ字形の反射ミラー取付枠４５の水平腕部４５ａに配
設されている。この取付枠４５は、上方から見た平面形
状がＬ字形に形成されていて、その垂直腕部の先端部４
５ｂは上記上側切換えマスク４６の先端縁の側近に位置
しており、その垂直腕部と水平腕部の折曲部には取付部
４５ｃが水平腕部４５ａと直角方向に延び出している。
そして、この取付部４５ｃが支軸４５ｄによってスプー
ル室側壁に取付枠４５を揺動自在に支持している。

【００２３】上記反射ミラー取付枠４５は、図７に示す
ように、その中央下端部と図示されない部材とにスプリ
ングバネ４９の両端を固定されて、同スプリングバネ４
９の伸張弾力により上方へ押圧されている。この押圧力
による上方への移動は上記本体４１に突設したストッパ
片４１ｅに垂直腕部が当接することにより阻止されてい
る。そして、上記結像レンズ４３を透過した光を斜下後
方に反射させるように、反射ミラー４４が、上記反射ミ
ラー取付枠４５の水平腕部４５ａに斜設されている。

【００２４】一方、カメラ本体４１の、上記撮影画枠４
１ｃと上記スプール室４１ｂの間の上部寄りの位置に
は、上記反射ミラー４４で反射された上記データ表示用
ＬＥＤ４２からの光をフィルム（図７，図８参照）上に
結像するときに通過させる、データ写し込み孔４１ｄが
穿設されている。そして、上記反射ミラー取付枠４５の
垂直腕部４５ｂの先端部に当接して、上記取付枠４５を
上記支軸４５ｄを支点として下方へ回動するために、上
記上側切換えマスク４６の先端縁部には、上記垂直縁部
４５ｂの先端部の、上方に向けて突出した切換え片４６
ａが形成されている。

【００２５】次いで、このように構成された画面サイズ
切換え可能なカメラの作用を説明する。図６，図７は、
上記上側切換えマスク４６，および下側切換えマスク４
７がそれぞれ上記撮影画枠４１ｃの上方，および下方へ
待避している、通常撮影の状態を示している。この状態
で撮影を終了して上記フィルム５０が巻上げられると、
カメラ本体の制御装置からのデータ発光信号が、上記デ
ータ写し込み装置に出力されて、同データ写し込み装置
は動作し、上記データ表示ＬＥＤ用４２が所定時間だけ
発光する。このとき、図７に示すように、上記反射ミラ
ー取付枠４５は、その垂直腕部４５ｂの先端部が上記ス
トッパ片４１ｅに当接しているので、上記データ用表示
ＬＥＤ４２による光が、上記結像レンズ４３を透過し
て、上記反射ミラー４４で斜下後方へ反射され、上記デ
ータ写し込み孔４１ｄを通過して、上記フィルム上に日
付等のデータが写し込まれる。

【００２６】次に、上記上側切換えマスク４６，および
下側切換えマスク４７が、それぞれ下方，および上方へ
移動して、上記撮影画枠４１ｃの上下縁部が覆われて、
撮影範囲を標準撮影より小さい画面サイズの撮影に切換
えると、このとき、図８に示すように、上記上側切換え
マスク４６の切換片４６ａにより、上記反射ミラー取付
枠４５を上記スプリングバネ４９の伸張弾力に抗し下方
へ回動させる。これにより、上記フィルム５０が巻上げ
られるときに、カメラ本体の制御装置からデータ発光信
号が上記データ写し込み装置に出力されて、同データ写
し込み装置は動作し、上記データ表示用ＬＥＤ４２が所
定時間だけ発光する。この発光による光が、上記結像レ
ンズ４３を透過して上記反射ミラー４４で斜下後方へ反
射されるが、上述したように、上記反射ミラー取付枠４
５は下方へ回動しているため、上記反射ミラー４４で反
射された上記データ写し込みＬＥＤ４２からの光は、上
記データ写し込み孔４１ｄの下方部に照射するため、同
孔４１ｄを通過せず、上記フィルム５０上に到達しない
ので、同フィルム上には日付等のデータは写し込まれな
い。

【００２７】また、この状態から画面サイズを通常撮影
に戻すと、上記スプリングバネ４９の伸張弾力により、
上記反射ミラー取付枠４５の垂直腕部が上記ストッパ片
４１ｅに当接して元の位置に戻り、データをフィルム上
に写し込むことができる。

【００２８】なお、この第３実施例では、上記第２実施
例と同様に、上記データ写し込み孔４１ｄを遮蔽するよ
うにしたが、他の部材との関連で上記上側切換えマスク
４６を大きくできない場合には、データ写し込み装置の
光学系の一部を移動することにより、簡単に、撮影画面
の範囲外へのデータの写し込みを禁止できる。

【００２９】

【発明の効果】本発明によれば、標準撮影から標準撮影
より小さい画面サイズの撮影モードへの切換動作に連動
して、撮影画面外に日付等のデータの写し込みを簡単な
機構で禁止することができる画面サイズ切換え可能なカ
メラを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す画面サイズ切換え可
能なカメラの通常撮影時の状態の要部断面図。

【図２】上記第１実施例におけるデータ発光信号のデー
タ写し込み装置への伝達系を示すブロック構成図。

【図３】上記第１実施例のカメラにおいて、通常撮影よ
り小さい画面サイズの撮影時に、フィルム上へのデータ
の写し込みを禁止した状態を示すカメラの要部断面図。

【図４】本発明の第２実施例を示す画面サイズ切換え可
能なカメラの通常撮影時の状態の要部断面図。

【図５】上記第２実施例のカメラにおいて、通常撮影よ
り小さい画面サイズの撮影時に、フィルム上へのデータ
の写し込みを禁止した状態を示すカメラの要部断面図。

【図６】本発明の第３実施例を示す画面サイズ切換え可
能なカメラの要部斜視図。

【図７】上記第３実施例のカメラにおいて、フィルム上
にデータを写し込める状態を示す要部拡大縦断面図。

【図８】上記第３実施例において、フィルム上へのデー
タの写し込みを禁止した状態を示す要部拡大縦断面図。

【符号の説明】

１３ ‥‥上側切換えマスク（画面サイズ規定手段） １３Ａ‥‥下側切換えマスク（画面サイズ規定手段），
（写し込み阻止手段） １４ ‥‥下側切換えマスク（画面サイズ規定手段） １５ ‥‥スイッチ（写し込み阻止手段） ４６ ‥‥上側切換えマスク（画面サイズ規定手段） ４６ａ‥‥切換可動片（写し込み阻止手段） ４７ ‥‥下側切換えマスク（画面サイズ規定手段）

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 フィルム面上にデータを写し込むデータ
   写し込み装置を有する画面サイズ切換え可能なカメラに
   おいて、 通常画面サイズまたは通常画面サイズより小さい画面サ
   イズを規定する画面サイズ規定手段と、 上記画面サイズ規定手段によって規定された画面サイズ
   が通常画面サイズより小さい画面サイズであるときに、
   上記データ写し込み装置からのデータ光がフィルム面上
   に写し込まれることを阻止する写し込み阻止手段と、 を具備したことを特徴とする画面サイズ切換え可能なカ
   メラ。