JPH0777358A - お湯はり装置 - Google Patents
お湯はり装置Info
- Publication number
- JPH0777358A JPH0777358A JP5220977A JP22097793A JPH0777358A JP H0777358 A JPH0777358 A JP H0777358A JP 5220977 A JP5220977 A JP 5220977A JP 22097793 A JP22097793 A JP 22097793A JP H0777358 A JPH0777358 A JP H0777358A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- bath
- circuit
- water supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 追い焚き加熱による無駄時間を削減し、お湯
はり時間を短縮する。 【構成】 浴槽1へ湯をはる際お湯はり温度(Ta)を
検出する給湯温度検出器11と、浴槽1へ湯をはる際の
お湯はり温度(Tb)と浴槽水を攪拌しながら浴槽水の
温度(Tc)とを検出する風呂温度検出器18と、浴槽
1へのお湯はり時にTa−Tb=ΔTを検出し、浴槽水
の攪拌時に浴槽水の温度(Tc)に代えて(Tc+Δ
T)なる温度を用いるように指示する偏差記憶器20を
備えている。
はり時間を短縮する。 【構成】 浴槽1へ湯をはる際お湯はり温度(Ta)を
検出する給湯温度検出器11と、浴槽1へ湯をはる際の
お湯はり温度(Tb)と浴槽水を攪拌しながら浴槽水の
温度(Tc)とを検出する風呂温度検出器18と、浴槽
1へのお湯はり時にTa−Tb=ΔTを検出し、浴槽水
の攪拌時に浴槽水の温度(Tc)に代えて(Tc+Δ
T)なる温度を用いるように指示する偏差記憶器20を
備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽へのお湯はり動作
を自動的に制御するお湯はり装置に関するものである。
を自動的に制御するお湯はり装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のお湯はり装置を、図3に示す。浴
槽1の浴槽水を循環するポンプ2と、この浴槽水を図示
はしないバーナにて加熱する風呂熱交換器3と、浴槽水
の温度を検出する風呂温度検出器18が風呂回路4に設
けられている。給水を加熱する給湯熱交換器5と、適所
に設けられた給湯栓6の使用を判定する流水検出器7が
給湯回路8に設けられている。給湯回路8には給湯温度
を検出する給湯温度検出器11が設けられている。給湯
回路8を利用して設定温度の湯を設定量浴槽1に給湯を
行い、しかも給湯回路8と風呂回路4を連通するお湯は
り回路9がある。
槽1の浴槽水を循環するポンプ2と、この浴槽水を図示
はしないバーナにて加熱する風呂熱交換器3と、浴槽水
の温度を検出する風呂温度検出器18が風呂回路4に設
けられている。給水を加熱する給湯熱交換器5と、適所
に設けられた給湯栓6の使用を判定する流水検出器7が
給湯回路8に設けられている。給湯回路8には給湯温度
を検出する給湯温度検出器11が設けられている。給湯
回路8を利用して設定温度の湯を設定量浴槽1に給湯を
行い、しかも給湯回路8と風呂回路4を連通するお湯は
り回路9がある。
【0003】お湯はり回路9には、開閉弁10が設けら
れている。給湯回路8には、給湯栓6およびお湯はり回
路9の流量を検出する流量検出器12が設けられてい
る。装置を遠隔操作するリモコン13には、浴槽1への
給湯を発停指示する自動スイッチ14と、浴槽1に落と
し込まれる湯量を設定する湯量設定スイッチ15と、お
湯はりの温度を設定するための温度設定スイッチ16が
設けられている。そしてこれらの部品は、制御装置17
と図の破線で示すように電気的に接続されている。
れている。給湯回路8には、給湯栓6およびお湯はり回
路9の流量を検出する流量検出器12が設けられてい
る。装置を遠隔操作するリモコン13には、浴槽1への
給湯を発停指示する自動スイッチ14と、浴槽1に落と
し込まれる湯量を設定する湯量設定スイッチ15と、お
湯はりの温度を設定するための温度設定スイッチ16が
設けられている。そしてこれらの部品は、制御装置17
と図の破線で示すように電気的に接続されている。
【0004】次に、その動作について説明する。給湯栓
6を開くと流量検出器12が通水を検出して、給湯温度
検出器11により給湯温度を検出して、給湯熱交換器5
にて設定温度になるように加熱する。また、追い焚きす
る場合は、ポンプ2が作動して浴槽水を循環攪拌し、風
呂温度検出器18が温度を検出し、風呂熱交換器3に送
給して、設定温度になるまで追い焚き加熱する。
6を開くと流量検出器12が通水を検出して、給湯温度
検出器11により給湯温度を検出して、給湯熱交換器5
にて設定温度になるように加熱する。また、追い焚きす
る場合は、ポンプ2が作動して浴槽水を循環攪拌し、風
呂温度検出器18が温度を検出し、風呂熱交換器3に送
給して、設定温度になるまで追い焚き加熱する。
【0005】次に、図4は制御装置17のお湯はりのシ
ーケンスフローを示す。B1にてリモコン13に設けら
れている自動スイッチ14を押すと、B2で開閉弁10
が開いて給湯回路8の給湯熱交換器5で設定温度に加熱
されたお湯が、お湯はり回路9、風呂回路4を経由して
浴槽1に送給される。
ーケンスフローを示す。B1にてリモコン13に設けら
れている自動スイッチ14を押すと、B2で開閉弁10
が開いて給湯回路8の給湯熱交換器5で設定温度に加熱
されたお湯が、お湯はり回路9、風呂回路4を経由して
浴槽1に送給される。
【0006】ここで、B3において浴槽1にお湯はりさ
れる温度は、給湯温度検出器11により検出され、B4
にて温度設定スイッチ16にて設定された温度あるいは
所定温度高い温度になるようにバーナにてガスを燃焼し
て、給湯熱交換器5により加熱され送給される。流量検
出器12が浴槽1に送給されたお湯の量をカウントし
て、B5にて湯量設定スイッチ15にて設定された設定
量になると開閉弁10を閉じ、B6にてお湯はりを停止
する。ここで浴槽水の水位を検出して設定水位になると
開閉弁10を閉弁するものもある。
れる温度は、給湯温度検出器11により検出され、B4
にて温度設定スイッチ16にて設定された温度あるいは
所定温度高い温度になるようにバーナにてガスを燃焼し
て、給湯熱交換器5により加熱され送給される。流量検
出器12が浴槽1に送給されたお湯の量をカウントし
て、B5にて湯量設定スイッチ15にて設定された設定
量になると開閉弁10を閉じ、B6にてお湯はりを停止
する。ここで浴槽水の水位を検出して設定水位になると
開閉弁10を閉弁するものもある。
【0007】次に、B7にてポンプ2を作動させ、浴槽
水を循環攪拌し、B8にて浴槽水位の上下で発生する温
度差を解消して均一な温度の浴槽水温度を風呂温度検出
器18にて送出する。そして、B9で設定温度より低い
ときには、B10で風呂熱交換器3にて追い焚き加熱す
る。B11にて設定温度になるまで追い焚き加熱し、設
定温度に達するとB12にて運転を停止していた。
水を循環攪拌し、B8にて浴槽水位の上下で発生する温
度差を解消して均一な温度の浴槽水温度を風呂温度検出
器18にて送出する。そして、B9で設定温度より低い
ときには、B10で風呂熱交換器3にて追い焚き加熱す
る。B11にて設定温度になるまで追い焚き加熱し、設
定温度に達するとB12にて運転を停止していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、浴槽1へのお湯はりの際には、給湯温度検出器1
1により温度を検出して、所定温度になるように給湯熱
交換器5で加熱している。また、浴槽水を攪拌しながら
浴槽水の温度を検出するのは、風呂温度検出器18が行
っている。この2つの温度検出器11、18は、まった
く同じ温度でも特性のバラツキにより検出温度に差が生
じることが多い。
では、浴槽1へのお湯はりの際には、給湯温度検出器1
1により温度を検出して、所定温度になるように給湯熱
交換器5で加熱している。また、浴槽水を攪拌しながら
浴槽水の温度を検出するのは、風呂温度検出器18が行
っている。この2つの温度検出器11、18は、まった
く同じ温度でも特性のバラツキにより検出温度に差が生
じることが多い。
【0009】つまり同じ温度を風呂温度検出器18が給
湯温度検出器11よりも低めに検出してしまうと、設定
温度にするためにその温度検出器のバラツキによる差を
追い焚きするという余分な動作が必要になり、お湯はり
給湯の時間が長くなるという課題があった。また、この
バラツキによる差が大きいほど追い焚きに要する時間が
長くなり、しかも追い焚きは一般に給湯能力に比較して
出力が小さいため、さらに時間がかかるという課題があ
った。
湯温度検出器11よりも低めに検出してしまうと、設定
温度にするためにその温度検出器のバラツキによる差を
追い焚きするという余分な動作が必要になり、お湯はり
給湯の時間が長くなるという課題があった。また、この
バラツキによる差が大きいほど追い焚きに要する時間が
長くなり、しかも追い焚きは一般に給湯能力に比較して
出力が小さいため、さらに時間がかかるという課題があ
った。
【0010】そこで、本発明はお湯はりする際に温度検
出器間に生じる温度差を検出して補正することにより、
お湯はり給湯後の追い焚き加熱を不要にしてお湯はり時
間を短縮することを目的とする。
出器間に生じる温度差を検出して補正することにより、
お湯はり給湯後の追い焚き加熱を不要にしてお湯はり時
間を短縮することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するために、本発明によるお湯はり装置は、給湯熱交換
器を介して適所に備えられた給湯栓より給湯を行う給湯
回路と、給湯回路に設けられた浴槽へのお湯はり温度
(Ta)を検出する給湯温度検出器と、風呂熱交換器と
浴槽を接続する風呂回路と、給湯回路を利用して浴槽に
お湯はりを行う、給湯回路と風呂回路を連通するお湯は
り回路と、風呂回路に設けられて浴槽へ給湯途中のお湯
はり温度(Tb)、および給湯停止時に浴槽水を攪拌し
ながら浴槽水温度(Tc)を検出する風呂温度検出器
と、浴槽へのお湯はり時にTa−Tb=ΔTの検出温度
偏差を検出して、浴槽水の攪拌時に浴槽水温度(Tc)
に代えて温度(Tc+ΔT)を用いるように指示する偏
差記憶器を設けたものである。
するために、本発明によるお湯はり装置は、給湯熱交換
器を介して適所に備えられた給湯栓より給湯を行う給湯
回路と、給湯回路に設けられた浴槽へのお湯はり温度
(Ta)を検出する給湯温度検出器と、風呂熱交換器と
浴槽を接続する風呂回路と、給湯回路を利用して浴槽に
お湯はりを行う、給湯回路と風呂回路を連通するお湯は
り回路と、風呂回路に設けられて浴槽へ給湯途中のお湯
はり温度(Tb)、および給湯停止時に浴槽水を攪拌し
ながら浴槽水温度(Tc)を検出する風呂温度検出器
と、浴槽へのお湯はり時にTa−Tb=ΔTの検出温度
偏差を検出して、浴槽水の攪拌時に浴槽水温度(Tc)
に代えて温度(Tc+ΔT)を用いるように指示する偏
差記憶器を設けたものである。
【0012】
【作用】本発明のお湯張り装置は、浴槽へのお湯はり時
に給湯温度検出器にて検出した温度(Ta)と、風呂温
度検出器にて検出した温度(Tb)の偏差Ta−Tb=
ΔTを演算して記憶する。そして浴槽を攪拌しながら浴
槽水の温度(Tc)を検出したとき、Tcに代えてTc
+ΔTを用いて設定温度に達したか否かを判定する。
に給湯温度検出器にて検出した温度(Ta)と、風呂温
度検出器にて検出した温度(Tb)の偏差Ta−Tb=
ΔTを演算して記憶する。そして浴槽を攪拌しながら浴
槽水の温度(Tc)を検出したとき、Tcに代えてTc
+ΔTを用いて設定温度に達したか否かを判定する。
【0013】こうして同じ温度にもかかわらず発生して
いた温度検出器間のバラツキによる差を補正することに
より、ある温度を同一温度と温度検出器が検出すること
ができる。そのため、所定温度にてお湯はりされたとき
に、浴槽水を循環攪拌して検出できるため、お湯はり給
湯後に発生していた追い焚き加熱を不要にし、お湯はり
所要時間を短縮できる。
いた温度検出器間のバラツキによる差を補正することに
より、ある温度を同一温度と温度検出器が検出すること
ができる。そのため、所定温度にてお湯はりされたとき
に、浴槽水を循環攪拌して検出できるため、お湯はり給
湯後に発生していた追い焚き加熱を不要にし、お湯はり
所要時間を短縮できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明によるお湯はり装置の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施例を示し、浴槽1の浴槽水を循環するポンプ2
と、この浴槽水を加熱する風呂熱交換器3と浴槽水の温
度(Tc)を検出する風呂温度検出器18が風呂回路4
に設けられている。給水を加熱する給湯熱交換器5と、
適所に設けられた給湯栓6の使用を判定する流水検出器
7が給湯回路8に設けられている。
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施例を示し、浴槽1の浴槽水を循環するポンプ2
と、この浴槽水を加熱する風呂熱交換器3と浴槽水の温
度(Tc)を検出する風呂温度検出器18が風呂回路4
に設けられている。給水を加熱する給湯熱交換器5と、
適所に設けられた給湯栓6の使用を判定する流水検出器
7が給湯回路8に設けられている。
【0015】給湯回路8には給湯の温度を検出する給湯
温度検出器11が設けられている。給湯回路8を利用し
て設定温度の湯を設定量あるいは設定水位浴槽1に注湯
を行う給湯回路8と風呂回路4を連通するお湯はり回路
9と、お湯はり回路9には開閉弁10が設けられてい
る。給湯回路8には、給湯栓6およびお湯はり回路9の
流量を検出する流量検出器12が設けられている。
温度検出器11が設けられている。給湯回路8を利用し
て設定温度の湯を設定量あるいは設定水位浴槽1に注湯
を行う給湯回路8と風呂回路4を連通するお湯はり回路
9と、お湯はり回路9には開閉弁10が設けられてい
る。給湯回路8には、給湯栓6およびお湯はり回路9の
流量を検出する流量検出器12が設けられている。
【0016】装置を遠隔操作するリモコン13には、浴
槽1への給湯を発停指示する自動スイッチ14と、浴槽
1に落とし込まれる湯量を設定する湯量設定スイッチ1
5、湯温を設定する温度設定スイッチ16がある。これ
らの部品は、リモコン13からの設定信号や温度検出器
11、18等からの検出信号によって装置を制御する制
御装置19と図の破線で示したように電気的に接続され
ている。
槽1への給湯を発停指示する自動スイッチ14と、浴槽
1に落とし込まれる湯量を設定する湯量設定スイッチ1
5、湯温を設定する温度設定スイッチ16がある。これ
らの部品は、リモコン13からの設定信号や温度検出器
11、18等からの検出信号によって装置を制御する制
御装置19と図の破線で示したように電気的に接続され
ている。
【0017】また、制御装置19には、浴槽1へのお湯
はり時に給湯温度検出器11が検出した温度(Ta)と
風呂温度検出器18が検出した温度(Tb)との偏差T
a−Tb=ΔTを演算記憶し、浴槽攪拌時に浴槽水の温
度(Tc)を風呂温度検出器18にて検出する際、Tc
に代えて温度(Tc+ΔT)を用いるように指示する偏
差記憶器20が設けられている。
はり時に給湯温度検出器11が検出した温度(Ta)と
風呂温度検出器18が検出した温度(Tb)との偏差T
a−Tb=ΔTを演算記憶し、浴槽攪拌時に浴槽水の温
度(Tc)を風呂温度検出器18にて検出する際、Tc
に代えて温度(Tc+ΔT)を用いるように指示する偏
差記憶器20が設けられている。
【0018】次に、その動作について説明する。図2は
制御装置19のシーケンスフローを示し、左肩に示すフ
ローナンバーA1で、自動スイッチ14をONすると、
A2において制御装置19は、開閉弁10を開弁して浴
槽1にお湯はりを開始する。A3にて温度設定スイッチ
16で設定された温度あるいはこの温度よりも所定温度
高い温度になるように給湯熱交換器5にて給水を加熱し
て、お湯はり回路9、風呂回路4を経由して浴槽1にお
湯はりを行う。
制御装置19のシーケンスフローを示し、左肩に示すフ
ローナンバーA1で、自動スイッチ14をONすると、
A2において制御装置19は、開閉弁10を開弁して浴
槽1にお湯はりを開始する。A3にて温度設定スイッチ
16で設定された温度あるいはこの温度よりも所定温度
高い温度になるように給湯熱交換器5にて給水を加熱し
て、お湯はり回路9、風呂回路4を経由して浴槽1にお
湯はりを行う。
【0019】浴槽1へお湯はりの給湯中はA4にて給湯
温度検出器11にて検出した温度(Ta)と風呂温度検
出器18にて検出した温度(Tb)が安定しているかど
うか判定する。安定していればA5にてTa−Tb=Δ
Tを偏差記憶器20が演算記憶する。A6にて湯量設定
スイッチ15にて設定された水量にあるいは水位にお湯
はりが完了すれば、A7にて開閉弁10を閉弁してお湯
はりを停止する。
温度検出器11にて検出した温度(Ta)と風呂温度検
出器18にて検出した温度(Tb)が安定しているかど
うか判定する。安定していればA5にてTa−Tb=Δ
Tを偏差記憶器20が演算記憶する。A6にて湯量設定
スイッチ15にて設定された水量にあるいは水位にお湯
はりが完了すれば、A7にて開閉弁10を閉弁してお湯
はりを停止する。
【0020】引き続きA8にて風呂ポンプ2をONして
浴槽水を攪拌して、風呂回路4に浴槽水を送給し、ほぼ
同時にA9で風呂温度検出器18にて検出した浴槽水温
度(Tc)に、(Tc+ΔT)と補正を行う。A10で
この補正温度(Tc+ΔT)が設定温度以下と判定する
と、A11にて風呂熱交換器3に送給された浴槽水を追
い焚き加熱する。
浴槽水を攪拌して、風呂回路4に浴槽水を送給し、ほぼ
同時にA9で風呂温度検出器18にて検出した浴槽水温
度(Tc)に、(Tc+ΔT)と補正を行う。A10で
この補正温度(Tc+ΔT)が設定温度以下と判定する
と、A11にて風呂熱交換器3に送給された浴槽水を追
い焚き加熱する。
【0021】A12にて風呂温度検出器18が検出した
温度Tcに、補正をした温度(Tc+ΔT)が設定温度
に達するまで追い焚き加熱を継続し、設定温度になった
らA13にてお湯はり運転を停止する。
温度Tcに、補正をした温度(Tc+ΔT)が設定温度
に達するまで追い焚き加熱を継続し、設定温度になった
らA13にてお湯はり運転を停止する。
【0022】ここで給湯温度検出器11と風呂温度検出
器18の補正をしているため、浴槽1に張られた後の温
水の温度がA10で所定の温度になっていれば、追い焚
き加熱の必要はない。
器18の補正をしているため、浴槽1に張られた後の温
水の温度がA10で所定の温度になっていれば、追い焚
き加熱の必要はない。
【0023】また、給湯栓6を開くと流量検出器12が
通水を検出して、給湯温度検出器11にて温度検出し
て、給湯熱交換器5にて設定温度になるように加熱す
る。また、浴槽1に残り湯があり、追い焚きする場合
は、ポンプ2が作動して浴槽水を風呂熱交換器3に送給
する。ここで風呂温度検出器18にて浴槽水温度を検出
する。このとき、お湯はり運転にて演算記憶したΔTを
風呂温度検出器18が検出した浴槽水温度(Tc)に対
して、(Tc+ΔT)に補正をして、設定温度あるいは
所定温度高い温度になるまで追い焚き加熱する。以上に
より、残り湯ありのときと、残り湯なしのときの沸き上
がり温度を同一にすることができる。
通水を検出して、給湯温度検出器11にて温度検出し
て、給湯熱交換器5にて設定温度になるように加熱す
る。また、浴槽1に残り湯があり、追い焚きする場合
は、ポンプ2が作動して浴槽水を風呂熱交換器3に送給
する。ここで風呂温度検出器18にて浴槽水温度を検出
する。このとき、お湯はり運転にて演算記憶したΔTを
風呂温度検出器18が検出した浴槽水温度(Tc)に対
して、(Tc+ΔT)に補正をして、設定温度あるいは
所定温度高い温度になるまで追い焚き加熱する。以上に
より、残り湯ありのときと、残り湯なしのときの沸き上
がり温度を同一にすることができる。
【0024】第2の実施例である第2偏差記憶器(図示
していない)について説明する。図2のシーケンスフロ
ーにおいて、A4でTa,Tbが安定せずにA6にて設
定量お湯はりしてしまうと、Ta,Tbが記憶できな
い。その時は、浴槽を追い焚きする際に、A9にて前回
のお湯はり給湯の時に記憶したΔT1にて補正を行う。
つまり、風呂温度検出器18が検出した浴槽水温度Tc
に対して、(Tc+ΔT1)の補正を加え、設定温度に
なるまで追い焚きする。
していない)について説明する。図2のシーケンスフロ
ーにおいて、A4でTa,Tbが安定せずにA6にて設
定量お湯はりしてしまうと、Ta,Tbが記憶できな
い。その時は、浴槽を追い焚きする際に、A9にて前回
のお湯はり給湯の時に記憶したΔT1にて補正を行う。
つまり、風呂温度検出器18が検出した浴槽水温度Tc
に対して、(Tc+ΔT1)の補正を加え、設定温度に
なるまで追い焚きする。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のお湯はり装置の第一の請求項によれば、給湯温度検出
器と風呂温度検出器の検出の際に生じる温度差を補正す
ることにより、お湯はり給湯後の追い焚き加熱による無
駄時間を削減でき、お湯はり時間の短縮を可能にし、使
い勝手のよいお湯はり装置を提供することができる。
のお湯はり装置の第一の請求項によれば、給湯温度検出
器と風呂温度検出器の検出の際に生じる温度差を補正す
ることにより、お湯はり給湯後の追い焚き加熱による無
駄時間を削減でき、お湯はり時間の短縮を可能にし、使
い勝手のよいお湯はり装置を提供することができる。
【0026】また第2の請求項によれば、お湯はり給湯
温度が安定しなくても、追い焚きの際に、前回記憶した
偏差を用いて風呂温度検出器の補正をすることにより、
確実に補正することができる。
温度が安定しなくても、追い焚きの際に、前回記憶した
偏差を用いて風呂温度検出器の補正をすることにより、
確実に補正することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるお湯はり装置を示す
構成図
構成図
【図2】同装置のフローチャート
【図3】従来のお湯はり装置の構成図
【図4】同装置のフローチャート
1 浴槽 3 風呂熱交換器 4 風呂回路 5 給湯熱交換器 6 給湯栓 8 給湯回路 9 お湯はり回路 11 給湯温度検出器 18 風呂温度検出器 20 偏差記憶器
Claims (2)
- 【請求項1】給湯熱交換器を介して適所に備えられ給湯
栓より給湯を行う給湯回路と、この給湯回路を利用して
浴槽にお湯はりを行うとともに浴槽へ湯をはる際のお湯
はり温度(Ta)を検出する給湯温度検出器と、風呂熱
交換器と前記浴槽を接続する風呂回路と、前記給湯回路
と前記風呂回路とを連通するお湯はり回路と、前記風呂
回路に設けられ浴槽へ湯をはる際のお湯はり温度(T
b)および浴槽水を攪拌しながら浴槽水の温度(Tc)
を検出する風呂温度検出器と、前記浴槽へ湯をはる際T
a−Tb=ΔTを検出し、浴槽水の攪拌時の浴槽水の温
度(Tc)に代えて(Tc+ΔT)なる温度を用いるよ
うに指示する偏差記憶器とを備えたお湯はり装置。 - 【請求項2】前回演算記憶したΔT1と今回のお湯はり
給湯にて演算されるΔTとを演算記憶できないときに、
Tcに代えて、(Tc+ΔT1)なる温度を用いるよう
に指示する第2偏差記憶器を備えた請求項1記載のお湯
はり装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220977A JPH0777358A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | お湯はり装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220977A JPH0777358A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | お湯はり装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0777358A true JPH0777358A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16759539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5220977A Pending JPH0777358A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | お湯はり装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777358A (ja) |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP5220977A patent/JPH0777358A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040524 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040803 |