JPH0777199A - ポンプの接続構造 - Google Patents

ポンプの接続構造

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Publication number
JPH0777199A
JPH0777199A JP5225275A JP22527593A JPH0777199A JP H0777199 A JPH0777199 A JP H0777199A JP 5225275 A JP5225275 A JP 5225275A JP 22527593 A JP22527593 A JP 22527593A JP H0777199 A JPH0777199 A JP H0777199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
flange
pipe
flanges
attaching
Prior art date
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Pending
Application number
JP5225275A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamabe
裕志 山部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5225275A priority Critical patent/JPH0777199A/ja
Publication of JPH0777199A publication Critical patent/JPH0777199A/ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポンプ11の吸込口および吐出口に設けたポ
ンプフランジ11a,11bをフランジ面が斜め下方を
向くように形成し、ポンプに接続する吸込口側配管12
および吐出口側配管13に設けた管フランジ12,13
をフランジ面が斜め上方を向くように形成し、ポンプ1
1に係合孔を有したポンプ脚部22を設けるとともに、
ポンプ支持台19に係合孔に嵌合するコーンガイド20
を上方に向けて突設した。 【効果】 ポンプの着脱時には、管フランジ12a,1
3aとポンプフランジ11a,11bを改めてボルト等
で締め付ける、あるいはボルト等を取り外す作業を伴う
ことなく、管フランジ間にポンプを吊り下げ、吊り上げ
するだけで、ポンプの接続および解除を容易に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブラーポンプ等
の水平管路の途中に介装するポンプの接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来のチューブラー
ポンプ1は、吸込口側の配管2と吐出口側の配管3に対
して遊動フランジ4を介してボルト締めにより接続して
おり、配管2,3のフランジ2a,3aおよびチューブ
ラーポンプ1のフランジ1aはともに垂直面をなしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成においては、チューブラーポンプの着脱に際して
人手によりボルトを一本づつ締め付けたり、あるいは取
り外したりする必要があり、大型ポンプではボルト本数
が1つの管フランジ当り数十本にもなるので、人手と時
間の掛かる問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、ボル
トによる締結作業を伴わずに着脱作業を行うことができ
るポンプの接続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、背反する側部に吸込口と吐出口を有した
ポンプをポンプ支持台で支持して水平管路の途中に介装
するポンプの接続構造において、ポンプの吸込口および
吐出口にポンプフランジを設け、このポンプフランジを
フランジ面が斜め下方を向くようにポンプ軸に対して傾
斜させて形成し、ポンプに接続する吸込口側配管および
吐出口側配管に各ポンプフランジと相対向する管フラン
ジを設け、この管フランジをフランジ面が斜め上方を向
くように管軸に対して傾斜させて形成し、ポンプに係合
孔を有したポンプ脚部を設けるとともに、ポンプ支持台
に係合孔に嵌合してポンプを適当位置に支持するテーパ
ー状のコーンガイドを上方に向けて突設した構成とした
ものである。
【0006】また、ポンプに水平度を検知するレベル検
知器を設け、コーンガイド部の下部に荷重検知器を設け
たものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、ポンプの装着時には、
相対向する管フランジ間にポンプを降下させ、ポンプ脚
部の係合孔にコーンガイドが嵌合することによりポンプ
を所定位置に案内し、ポンプフランジおよび管フランジ
を介してポンプと吸込口側配管および吐出口側配管を接
続する。このとき、相対向する管フランジの間隙は上部
側ほど広く開いているので、吸込口側配管と吐出口側配
管の間にポンプを容易に配置することができる。
【0008】そして、上述の状態で、ポンプ支持台がポ
ンプ脚部およびコーンガイドを介してポンプを支持し、
ポンプフランジの斜め下方を向くフランジ面と管フラン
ジの斜め上方を向くフランジ面とが触れ合う程度に当接
するか、シール性を損なわない程度に僅かな間隙を隔て
て相対向する。
【0009】したがって、ポンプの装着時に、管フラン
ジとポンプフランジを改めてボルト等で締め付ける必要
がなく、管フランジ間にポンプを配置するだけで、ポン
プと吸込口側配管および吐出口側配管を容易に接続する
ことができる。
【0010】また、ポンプの取り外し時には、ポンプを
上方に持ち上げるだけで管フランジとポンプフランジが
離間し、ポンプと吸込口側配管および吐出口側配管の接
続を速やかに解除することができる。
【0011】そして、ポンプの装着時には、荷重検知器
およびレベル検知器によりポンプが適正な姿勢に有るか
否かを確認することにより、ポンプピット内に水が存在
してポンプの設置状態を視認出来ない場合にも正確に設
置することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、チューブラーポンプ11は水平
管路の途中に介装したものであり、円筒状のケーシング
の内部に軸心(ポンプ軸)廻りに回転する羽根車および
減速機を有し、吸込口側配管12からケーシング内に吸
い込んだ流体を吐出口側配管13に送り出すように構成
している。
【0013】チューブラーポンプ11の吸込口および吐
出口にはそれぞれポンプフランジ11a,11bを設け
ており、ポンプフランジ11a,11bはポンプ軸に対
して傾斜するとともに、そのフランジ面が斜め下方を向
く形状をなしている。
【0014】吸込口側配管12および吐出口側配管13
には各ポンプフランジ11a,11bに対して相対向す
る管フランジ12a,13aを設けており、管フランジ
12a,13aは管軸に対して傾斜するとともに、その
フランジ面が斜め上方を向く形状をなしている。
【0015】チューブラーポンプ11の上側部には動力
伝達軸14および軸ケーシング15を着脱自在に設けて
おり、動力伝達軸14の上端を架台16に設置した駆動
装置17に連結している。架台16はポンプピット18
の開口縁に掛け渡したもので、着脱自在である。
【0016】ポンプピット18の底部にはチューブラー
ポンプ11の両側方に位置してポンプ支持台19を設け
ており、ポンプ支持台19には上方に突出するテーパー
状のコーンガイド20を設けている。このコーンガイド
20の下部には荷重検知器21を設けている。
【0017】チューブラーポンプ11のケーシングの両
側部にはコーンガイド20に嵌合する孔を備えたポンプ
脚部22と、チューブラーポンプ11の水平度を検知す
るレベル検知器23を設けている。さらに、チューブラ
ーポンプ11のケーシングの上側部には搬入搬出時に使
用する索体締結部24を設けている。
【0018】以下、上記構成における作用を説明する。
図2の(a)〜(f)は、チューブラーポンプ11の着
脱の操作手順を示すものであり、(a)〜(f)の順序
がチューブラーポンプ11の取り外し時の手順を示し、
逆に(f)〜(a)の順序がチューブラーポンプ11の
装着時の手順を示す。
【0019】装着時には、索体締結部24に連結した索
体を介してチューブラーポンプ11をクレーンで吊り下
げ、相対向する管フランジ12a,13a間に降下さ
せ、ポンプ脚部22の係合孔にコーンガイド20が嵌合
することによりチューブラーポンプ11を所定位置に案
内し、ポンプフランジ11a,11bおよび管フランジ
12,13を介してチューブラーポンプ11と吸込口側
配管12および吐出口側配管13を接続する。このと
き、相対向する管フランジ12a,13aの間隙は上部
側ほど広く開いているので、吸込口側配管12と吐出口
側配管13の間にチューブラーポンプ11を容易に配置
することができる。
【0020】そして、ポンプ支持台19に対してチュー
ブラーポンプ11の荷重が均一に分散していることと、
チューブラーポンプ11が水平状態にあることを荷重検
知器21およびレベル検知器23により確認し、前述の
条件が満たされるようにチューブラーポンプ11の姿勢
を調整する。このことにより、ポンプピット18内に水
が存在し、チューブラーポンプ11の設置状態を視認出
来ない場合にも正確に設置することができる。水中のご
み等が咬み込んで姿勢を適正に維持できないときには、
予め準備した清水等を噴射してごみを除去する。
【0021】チューブラーポンプ11をポンプフランジ
11a,11bおよび管フランジ12a,13aを介し
て吸込口側配管12および吐出口側配管13に接続した
状態において、ポンプ支持台19がコーンガイド20お
よびポンプ脚部22を介してチューブラーポンプ11を
所定位置に支持し、ポンプフランジ11a,11bの斜
め下方を向くフランジ面と管フランジ12a,13aの
斜め上方を向くフランジ面とが、触れ合う程度、もしく
はシール性を損なわない程度に僅かな間隙を隔てて相対
向する。
【0022】したがって、チューブラーポンプ11の装
着時には、管フランジ12a,13aとポンプフランジ
11a,11bを改めてボルト等で締め付ける必要がな
く、しかもポンプピット18内の作業を伴うことなく、
管フランジ12a,13a間にチューブラーポンプ11
を配置するだけで、チューブラーポンプ11を吸込口側
配管12および吐出口側配管13に接続することができ
る。尚、管フランジ12a,13aとポンプフランジ1
1a,11bの間にOリング等を介装することも可能で
ある。
【0023】図2の(a)〜(f)に示すように、チュ
ーブラーポンプ11の取り外し時には、索体締結部24
に索体25を連結するとともに、駆動装置17および架
台16を取り外し、索体25を介してチューブラーポン
プ11をポンプピット18の開口まで引き上げる。そし
て、動力伝達軸14および軸ケーシング15を取り外
し、チューブラーポンプ11をポンプピット18の外部
に取り出す。
【0024】したがって、チューブラーポンプ11を上
方に持ち上げるだけで、ポンプ脚部22がコーンガイド
20から抜け出て、管フランジ12a,13aとポンプ
フランジ11a,11bが離間し、チューブラーポンプ
11と吸込口側配管12および吐出口側配管13の接続
を速やかに解除することができ、ポンプピット18内の
水の有無に関係なく作業を行うことができる。尚、チュ
ーブラーポンプ11の装着時には、上述して動作を逆順
序で行うことにより、チューブラーポンプ11を吸込口
側配管12と吐出口側配管13の間に装着する。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ポン
プの着脱時には、管フランジとポンプフランジを改めて
ボルト等で締め付ける、あるいはボルト等を取り外す作
業を伴うことなく、管フランジ間にポンプを吊り上げ、
吊り下げするだけで、ポンプと吸込口側配管および吐出
口側配管の接続および解除を容易に行うことができ、ポ
ンプピット内の水の有無と無関係に着脱作業を行うこと
ができる。また、荷重検知器およびレベル検知器によっ
てポンプの姿勢を確認することにより、ポンプピット内
に水が存在してポンプの設置状態を視認出来ない場合に
も正確に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるチューブラーポンプ
の接続構造を示す正面図である。
【図2】(a)〜(f)は同実施例におけるチューブラ
ーポンプの着脱動作の手順を示す説明図である。
【図3】従来のチューブラーポンプの接続構造を示す正
面図である。
【符号の説明】
11 チューブラーポンプ 11a,11b ポンプフランジ 12a,13a 管フランジ 20 コーンガイド 21 荷重検知器 22 ポンプ脚部 23 レベル検知器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背反する側部に吸込口と吐出口を有した
    ポンプをポンプ支持台で支持して水平管路の途中に介装
    するポンプの接続構造において、ポンプの吸込口および
    吐出口にポンプフランジを設け、このポンプフランジを
    フランジ面が斜め下方を向くようにポンプ軸に対して傾
    斜させて形成し、ポンプに接続する吸込口側配管および
    吐出口側配管に各ポンプフランジと相対向する管フラン
    ジを設け、この管フランジをフランジ面が斜め上方を向
    くように管軸に対して傾斜させて形成し、ポンプに係合
    孔を有したポンプ脚部を設けるとともに、ポンプ支持台
    に係合孔に嵌合してポンプを適当位置に支持するテーパ
    ー状のコーンガイドを上方に向けて突設したことを特徴
    とするポンプの接続構造。
  2. 【請求項2】 ポンプに水平度を検知するレベル検知器
    を設け、コーンガイド部の下部に荷重検知器を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のポンプの接続構造。
JP5225275A 1993-09-10 1993-09-10 ポンプの接続構造 Pending JPH0777199A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5225275A JPH0777199A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ポンプの接続構造

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ID=16826779

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JP5225275A Pending JPH0777199A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ポンプの接続構造

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JP (1) JPH0777199A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049798A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Tsurumi Mfg Co Ltd 直交軸型ポンプを用いた着脱式ポンプ設備における吸込口および吐出口の接離機構
JP2003049797A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Tsurumi Mfg Co Ltd 直交軸型ポンプを用いた着脱式ポンプ設備における吸込口および吐出口の接離機構
JP2017008509A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 丈示 嶋 透過型砂防堰堤用管材ユニット及び透過型砂防堰堤

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