JPS58138293A

JPS58138293A - 液体揚水装置

Info

Publication number: JPS58138293A
Application number: JP1889282A
Authority: JP
Inventors: Shinichiro Fujisawa; 藤沢　新一郎; Susumu Shiga; 志賀　進; Noriaki Sakai; 紀明酒井
Original assignee: Ebara Corp
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1982-02-10
Filing date: 1982-02-10
Publication date: 1983-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は水中に吊り下げられて揚水作業を行う水中モー
タポンプを用いた欄水装胃に関する。

従来、この種の装置は種々知られており、例えば特開昭
５４−１４００３＠公報には、水中モータポンプユニッ
トを外ケーシング内に載置するためにあらかじめ固定さ
れた外ケーシング内に座を設けたり、円錐状のテーパ面
を形成したり、或いは固定台を設置したりして、その上
に水中モータポンプユニットを置き、その水中モータポ
ンプユニットはその自重とポンプの吐出圧に起因する静
任荷重とによって固定されている。モしてモータに至る
ケーブルは外ケーシング内の水流中に露出した状態で収
容されている。

一般に水中モータのケーブルは、モータ頂部にケーブル
固定用グランドを有し、以てモータ内への浸水を防止す
ると共に、グランドすなわちシール部分をベル状にしで
ある程度のモータケーブル保護を行っている。しかしな
がらかかるグランドは静水中における使用を条件として
おり、ポンプユニットから吐出された複雑な水流中にモ
ータケーブルが位置していた場合には、ベル状のグラン
ドとケーブルの当り部で繰返し荷重が集中的に作用し、
モータケーブルが損傷し、またグランド部の封水機能が
低下する。そのようにモータケーブルが損傷したり、グ
ランド部の封水機能が低下すれば、水中モータ中に液が
漏洩し、絶縁不良を生ずるという欠点がある。

したがって、本発明の目的は、モータケーブルに水流に
よる繰返し荷重が作用しない水中モータポンプの液体揚
水装置を提供するにある。

本発明によれば、水中モータポンプユニットの上部に吊
り下げ管の下端を固着し、吊り下げ管の上端を外ケーシ
ングの上部で支承すると共に、モータに至るケーブルお
よびケーブルグランドを吊り下げ管内に位置させである
。

したがって液は吊り下げ管と外ケーシングの闇を流れる
ので、ケーブルおよびケーブルグランドに伺等影豐がな
く、また水中モータポンプユニットの据付作業も極めて
簡単に行なうことができる。

第１図は本発明を実施した液体揚水装置が示されている
。

第１図において床面Ｆには全体を１で示す外ケーシング
がベース２を介して設置されている。この外ケーシング
１はその下端に開口３を有し、そして上端付近には床面
Ｆの上方に吐出開口４ａの７ランジ４を有し、全体的に
円筒形に形成されている。この外ケーシング１の中には
その下端付近に羽根率５を有するポンプ６が設けられ、
このポンプ６は一体に取付けたモータ７で駆動されるよ
うになっている。ポンプ６はその下端にベルマウス８、
ガイドケーシング２１および案内管９よりなるポンプケ
ーシング２２を備えており、ポンプ６とモータ７とは一
体に構成されているので、これらの要素を総称して水中
モータポンプユニットＡと言うことになる。ポンプケー
シング２２は図示の如く外ケーシング１の下端の開口３
を通って下方に延びており、そして案内管９の外周に突
出している７ランジ１０が外ケーシング１の下端部内面
に嵌入している。案内管９の上方はラッパ状に開いてお
り、その上端には外ケーシング１の内面と係合するリッ
プ部１２が形成され、このリップ部１２にはシール用の
ゴムリング１３が表装されている。

この水中モータポンプユニットＡは外ケーシング１の上
端から吊り下げられて設置されるようになっている。す
なわちモータ７の上部にはＦｉ）り十げ管１４の下端が
固着されており、その吊り下げ！１４の上端には半径方
向外方に拡がっているフランジ１５が形成され、そして
その７ランジ１５には吊り下げ用のアイ１６が設けられ
ている。この７ランジ１５は水中モータポンプユニット
八を所定の据付位−に据付けたときに、外ケーシング１
の上端に設けた７ランジ１７と係合するようになってお
り、７ランジ１５．１７の闇にはパツキンを設けるのが
好ましい。据付は時には外ケーシング１の上部でフラン
ジ１５．１７が係合し、水中モータポンプユニットＡを
担持しており下部の７ランジ１０，１１１１は若干間隙
を有するものとし、フランジ１０の半径方向外方にパツ
キンを設は外ケーシング１の半径方向内周面を密封して
いる。

本発明によれば吊り下げ管１４の中にケーブル１８が収
納されている。したがってケーブルグランド１９も吊り
下げ管１４内に位置している。なお吊り下げ管１４とモ
ータ７の上部とはガスケットにより密封されている。ケ
ーブル１８はモータ１２に電力および制御信号等を供給
するためのものである。

また本発明の実施に際して外ケーシング１や吊り下げ管
１４が長い場合は適宜長さに分割して７ランジで結合す
るのが好ましい。そのようにすると吊り下げ代が短くな
る。

それらの７ランジ間をパツキンで密封することは勿論で
ある。また吊り下げ管１４の上部にはデフレクタ２０を
設け、外ケーシング１内を上材してきた揚水を吐出口４
ａに滑かに導（ようになっている。

本発明は以上のように構成されているので、水中ポンプ
モータユニット八を据付ける場合はアイ１６にフックを
かけて外ケーシング１内に吊りおろせばよい。上部の７
ランジ１５．１７が係合すれば据付けは完了する。した
がってボルト等を用いないでよく、据付けは極めて簡単
である。したがって点検補修等のために水中モータポン
プユニットＡを引き上げる場合は、アイ１６にフックを
かけて吊り上げるだけでよい。しかしながら水中モータ
ポンプユニットＡのまわり止めおよびデフレクタ２０と
吐出口４ａの方向を合せるために）ランジ１５．１７は
簡単なガイドボルトで位置決めするのが好ましい。

ポンプ６を運転すると、羽根車５が回転し、液はベルマ
ウス８から吸込まれ、ガイドケーシング２１、案内管９
の内側を案内され外ケーシング１と吊り下げ管１４との
闇を通って揚水され、吐出口４ａから吐出される。

したがって液はケーブルグランド１９やケーブル１８に
何等影響を与えない。

第２図に示す実施例は床面Ｆの下方に水槽Ｗを形成し、
その水槽Ｗの底部Ｂに基部Ｃを構成し、その基部Ｃに架
台２２を固定し、その架台２２の上に外ケーシング１の
下部の７ランジ１１’ａを例えばボルトで固着した例で
ある。その他の点は実質的に第１図の実施例と同じであ
るから重複説明は省略する。

以上のように本発明によれば、水中モータポンプユニッ
トの上部に吊り下げ管の下端を固着し、吊り下げ管の上
端を外ケーシングの上部で支承すると共に、モータに至
るケーブルおよびケーブルグランドを帛り下げ管内に位
置させたので、クープルやケーブルグランドに水流の影
響がなく、また着脱作業も楽である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した液体揚水装置の一例を一部側
面で示す断面図、第２図は他の実施例を示す第１図と同
様な断面図である。Ａ・・・水中モータポンプユニット　　１・・・外ケー
シング　　７・・・モータ　　１４・・・吊り下げ管　
　１８・・・ケーブル　　１９・・・ケーブルグランド

Claims

【特許請求の範囲】

固定された外ケーシング内に着脱自在に水中モータポン
プユニットを取付けた液体揚水装置において、水中モー
タポンプユニットの上部に吊り下げ管の下端を固着し、
吊り下げ管の上端を外ケーシングの上部で支承すると共
に、モータに至るケーブルおよびケーブルグランドを吊
り下げ管内に位置させたことを特徴とする液体揚水装置
。