JPH0777108A - 空気制御装置 - Google Patents

空気制御装置

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JPH0777108A
JPH0777108A JP24636293A JP24636293A JPH0777108A JP H0777108 A JPH0777108 A JP H0777108A JP 24636293 A JP24636293 A JP 24636293A JP 24636293 A JP24636293 A JP 24636293A JP H0777108 A JPH0777108 A JP H0777108A
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throttle
shaft
throttle body
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cylindrical member
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Yonosuke Hatsumi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凍結を防止し、スロットルバルブの開閉動作
を円滑にする。 【構成】 スロットルボディ12に円筒状部材20を組
み込む。エンジン冷却水により円筒状部材20を加熱す
る。熱はシャフト支持部25よりブシュ38、キャップ
44を介してスロットルシャフト30、スロットルバル
ブ32、インナースプリング40およびアウタースプリ
ング42に伝達し、これらの凍結を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関等に空気を供
給する空気制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射システムを備えたエンジンで
は、通常吸入空気を温めることはなく外気をそのまま取
り入れている。従って寒冷地走行等において、冷たい外
気がそのまま吸入通路内に侵入するため、スロットルバ
ルブ近傍で凍結が発生し、特に水路走行または雪路走行
等のとき、この現象は著しい。またEGR(排気ガス再
燃焼)システムを採用するエンジンにおいても、スロッ
トルバルブの近傍に導かれる排気ガス中の水蒸気によ
り、凍結が発生しやすい。そこで従来スロットルボディ
の周りにエンジン冷却水を循環させることにより、スロ
ットルボディを加熱して吸気通路内の凍結を防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は吸気通路の内部以外の、例えば吸気通路から突出した
スロットルシャフトおよびリターンスプリング等におい
ても、外部から侵入した水により凍結が発生することが
あるが、従来の装置はこのような吸気通路の外部まで十
分に加熱するようには構成されておらず、このためスロ
ットルシャフトおよびリターンスプリング等の凍結を防
止するには不十分であった。
【0004】本発明はこの問題を解決するものであっ
て、吸気通路内部のスロットルバルブ近傍における凍結
はもちろん、吸気通路外部のスロットルシャフトおよび
その近傍の凍結も同時に防止することができる空気制御
装置を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による空気制御装
置は、吸気通路に開口し、相互に対向する一対の穴を有
するスロットルボディと、このスロットルボディに組み
込まれて前記吸気通路の一部を構成し、シャフト支持部
を有する円筒状部材と、前記シャフト支持部により回転
自在に支持されたスロットルシャフトと、このスロット
ルシャフトに取り付けられ前記吸気通路の流路面積を変
化させるスロットルバルブと、前記円筒状部材を加熱す
る手段とを備え、前記シャフト支持部が前記穴からスロ
ットルボディの外部に突出していることを特徴としてい
る。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例である空気制御装置の構成を示し
た図で、図2は円筒状部材の斜視図である。
【0007】スロットルボディ12は内壁14により画
成された吸気通路16を有しており、スロットルバルブ
32の開度によって吸気通路16の流路面積は変化し、
これにより吸気通路16を通過する空気の量は調整され
る。スロットルバルブ32はスロットルシャフト30に
取り付けられており、このスロットルシャフト30のス
ロットルボディ12からの突出部には、スロットルレバ
ー36が固定され、また、インナースプリング40とア
ウタースプリング42から成るリターンスプリングが設
けられている。このリターンスプリングによりスロット
ルバルブ32は全閉位置側に付勢されている。したがっ
てスロットルレバー36は図示しないアクセル機構に連
動して回転し、これによりスロットルバルブ32は所定
の開度に定められ、アクセル機構を開放すると、スロッ
トルバルブ32はリターンスプリングの作用により、全
閉位置に戻される。
【0008】円筒状部材20は円筒部22と、この円筒
部22の外周面23から反対方向に延びる一対の円筒状
のシャフト支持部25、26とを有している。円筒部2
2は孔29を有しており、この円筒部22の外周面23
には、円周方向に延びる複数の突起部23aが平行に形
成されている。隣合う突起部23aの間には溝23bが
形成され、従って外周面23には、凹凸が形成されてい
る。シャフト支持部25、26は、それぞれの基端で孔
29に開口している。
【0009】円筒状部材20は熱伝導性のよい、例えば
金属等で形成されることが望ましい。一方スロットルボ
ディ12は低重量化および低燃費化のため、樹脂で形成
されることが望ましいが、金属によって形成されていて
もよい。
【0010】スロットルボディ12には、相互に対向し
ている一対の穴17、18が形成され、この穴17、1
8の一端は吸気通路16に開口している。円筒状部材2
0は穴17、18の位置においてスロットルボディ12
に組み込まれており、孔29はスロットルボディ12の
内壁14とほぼ同じ径を有し、吸気通路16の一部を構
成している。シャフト支持部25、26はそれぞれ穴1
7、18を通って延びており、スロットルボディ12の
外部に突出している。
【0011】スロットルシャフト30は孔29およびシ
ャフト支持部25、26の内部を通って延びており、シ
ャフト支持部25の先端より外部に突出している。スロ
ットルシャフト30はシャフト支持部25、26によっ
て軸周りに回転自在に支持されている。スロットルシャ
フト30とシャフト支持部25、26との間にはブシュ
38、39が圧入されている。ブシュ38、39には、
例えば外面は熱伝達性のよい金属で形成され、内面に薄
い樹脂のコーティングが施されているものが使用され
る。
【0012】スロットルシャフト30のシャフト支持部
25からの突出部にはキャップ44が取り付けられてい
る。キャップ44は円筒状の軸受部45と、この軸受部
45の外周側に位置する環状部46とを有している。軸
受部45の内面にはスロットルシャフト30が嵌合さ
れ、軸受部45の先端はブシュ38と接触している。こ
れによりスロットルシャフト30のスロットルボディ1
2からの突出部は、シャフト支持部25とブシュ38と
軸受部45とによって覆われている。環状部46はスロ
ットルシャフト30の長手方向に延びており、その先端
とスロットルボディ12との間には微少な隙間が形成さ
れている。
【0013】インナースプリング40とアウタースプリ
ング42はコイルスプリングであり、スロットルシャフ
ト30の長手方向に延びており、両端においてキャップ
44とスロットルボディ12によって支持されている。
インナースプリング40は軸受部45と環状部46の間
に設けられ、シャフト支持部25の外周全体を覆ってい
る。またアウタースプリング42は環状部46の外側に
設けられ、環状部46の外周全体を覆っている。
【0014】図3は図1の III−III に沿って水平方向
に切断したときの断面図で、図4は実際のエンジンに取
り付けられた本実施例装置を上から見た図である。
【0015】温水部50はスロットルボディ12に形成
され、円筒部22の外周面23に接している。温水部5
0はシャフト支持部25、26から離れた位置に形成さ
れ、外周面23との接触面積は外周面23全体の面積の
例えば2割程度である。温水部50には入口通路52と
出口通路54が接続され、この入口通路52、出口通路
54はエンジン冷却水の循環通路の一部である。すなわ
ち本実施例装置では温水としてエンジン冷却水が使用さ
れる。エンジン冷却水は、図示しないウォーター・ポン
プ等の作用により入口通路52より温水部50に導か
れ、出口通路54より吐出される。
【0016】本実施例の作用を説明する。円筒状部材2
0は温水部50内のエンジン冷却水によって加熱され
る。エンジン冷却水と外周面23の接触面積は、外周面
23に形成された凹凸のため大きいので、円筒部22は
効果的に加熱される。また円筒部22とシャフト支持部
25、26は、熱伝達性の高い金属等で一体的に形成さ
れており、円筒部22からシャフト支持部25、26へ
の熱の伝達はスムーズに行われる。
【0017】シャフト支持部25、26に伝達された熱
はブシュ38、39を介してスロットルシャフト30に
伝達され、さらにスロットルバルブ32に伝達される。
したがってスロットルシャフト30とスロットルバルブ
32の凍結が防止される。
【0018】またシャフト支持部25の熱は、ブシュ3
8を介して軸受部45よりキャップ44に伝達される。
キャップ44の熱は軸受部45よりスロットルシャフト
30とインナースプリング40に、また環状部46より
インナースプリング40とアウタースプリング42に伝
達される。したがって、インナースプリング40はシャ
フト支持部25と軸受部45と環状部46とによって温
められ、アウタースプリング42は環状部46によって
温められる。
【0019】以上のように本実施例によれば、凍結のお
こりやすいスロットルバルブ32およびシャフト支持部
25のスロットルボディ12からの突出部は効果的に加
熱される。したがってスロットルバルブ32、スロット
ルシャフト30、インナースプリング40およびアウタ
ースプリング42の凍結が防止され、スロットルバルブ
32の開閉動作を常にスムーズに行うことができる。
【0020】なお、本実施例装置では円筒部22とシャ
フト支持部26は一体的な構造をしているが、これに限
るものではなく、別々の部材によって形成されていても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸気通路
内部のスロットルバルブ近傍における凍結は勿論、吸気
通路外部のスロットルシャフトおよびその近傍の凍結も
同時に防止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気制御装置の部分断
面図である。
【図2】図1に示す空気制御装置に設けられた支持部材
の斜視図である。
【図3】図1の空気制御装置を III−III 線に沿って切
断したときの断面図である。
【図4】図1の空気制御装置を上からみた図である。
【符号の説明】
12 スロットルボディ 16 吸気通路 17、18 穴 20 円筒状部材 23 外周面 25、26 シャフト支持部 30 スロットルシャフト 32 スロットルバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路に開口し、相互に対向する一対
    の穴を有するスロットルボディと、このスロットルボデ
    ィに組み込まれて前記吸気通路の一部を構成し、シャフ
    ト支持部を有する円筒状部材と、前記シャフト支持部に
    より回転自在に支持されたスロットルシャフトと、この
    スロットルシャフトに取り付けられ前記吸気通路の流路
    面積を変化させるスロットルバルブと、前記円筒状部材
    を加熱する手段とを備え、前記シャフト支持部が前記穴
    からスロットルボディの外部に突出していることを特徴
    とする空気制御装置。
  2. 【請求項2】 前記円筒状部材の外周面に凹凸が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の空気制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記円筒状部材が金属で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気制御装置。
  4. 【請求項4】 前記スロットルボディが樹脂で形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の空気制御装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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