JPH077663Y2 - 湯水混合栓 - Google Patents

湯水混合栓

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JPH077663Y2
JPH077663Y2 JP1988144827U JP14482788U JPH077663Y2 JP H077663 Y2 JPH077663 Y2 JP H077663Y2 JP 1988144827 U JP1988144827 U JP 1988144827U JP 14482788 U JP14482788 U JP 14482788U JP H077663 Y2 JPH077663 Y2 JP H077663Y2
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JP
Japan
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mixing
mixing chamber
chamber
cold water
hot
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JP1988144827U
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JPH0265781U (ja
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準 石原
公夫 根本
次男 植村
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱湯と冷水とを調量混合して所望の温水を得る
ことのできる湯水混合栓に関するものである。
(従来の技術) 実開昭61-152871号公報には第2図に示すような湯水混
合栓が開示されている。
この湯水混合栓は、熱湯が流入する熱湯流路11aと、冷
水が流入する冷水流路11bと、両流路11a,11bに連通した
混合室11cを形成したケーシング11及びこのケーシング1
1に螺着され混合室11cに隣接する作動軸室12aを区画形
成するケーシング12からなる混合栓本体10を有し、混合
室11cにはサーモスタット13が固設され、作動軸室12aに
は作動軸14が配設され、該作動軸14はケーシング12の内
周面に刻設したねじ12bに進退可能に螺着されている。
サーモスタット13のピストンロッド13bには、混合室11c
と熱湯流路11aとの連通部における開口面積及び冷水流
路11bと混合室11cとの連通部における開口面積を増減さ
せるバルブ15が固着され、該バルブ15と混合室11cの側
壁間には同バルブ15を混合室11cと熱湯流路との連通部
における開口面積を増加させる方向に付勢する第1スプ
リング16が収装されている。
また混合室11cと熱湯流路11aの連通部にはバルブ15の一
端が着座するシート11dが形成されている。一方、混合
室11cと冷水流路11bの連通部にはバルブ15の他端が着座
するシート17が配設されケーシング12にてケーシング11
に圧着されている。
ケーシング12には温度調整ハンドル18が回転可能に冠着
され、該温度調整ハンドル18と作動軸14がケーシング12
を貫通するシャフト19を介して連結され、作動軸14は温
度調整ハンドル18と一体的に回転する。また作動軸14の
内部に穿設した摺動孔14aにプレート20が摺動可能に嵌
合され、該プレート20は摺動孔14aに収装した第2スプ
リング21に付勢され、前記ピストンロッド13bの先端部
に挿着したピストンピン13aの先端に当接している。
尚、22はケーシング12に嵌着したリング部材23に形成し
たストッパに当接して温度調整ハンドル18の、低温混合
域から高温混合域への回転を規制する規制手段であり、
24は温度調整ハンドル18に冠着したカバーである。また
混合室11cの内壁とバルブ15間にOリング25aを設けて熱
湯流路11aと冷水流路11b間を液密に遮断している。さら
に混合室11cの内壁とシート17間、シート17とケーシン
グ12間及びシャフト19がケーシング12を貫通する部分
に、それぞれOリング25b,25c,25eを設けて湯水が混合
栓本体10の外部へ漏出するのを防止している。また、シ
ャフト19とケーシング12の摺接部にはシャフト19が円滑
に摺動するよう樹脂製ワッシャ25dが介装されている。
従来の混合栓は以上の構成からなり、第2図に示す状態
ではバルブ15の一端がシート11dから離脱し他端がシー
ト17に着座しているので熱湯流路11aと混合室11cとの連
通部における開口面積が最大に設定され、冷水流路11b
と混合室11c間が遮断されている。
温度調整ハンドル18を吐出水温が高温側から低温側にな
る方向に回転すると、シャフト19及び作動軸14が一体回
転し、作動軸14がねじ12bに沿って図中左方向へ前進す
る。作動軸14の前進に伴い第2スプリング21を介してプ
レート20が左方向へ摺動しピストンピン13aを押しやる
ので、バルブ15が第1スプリング16の付勢力に抗して左
方向へ押動される。その結果、バルブ15がシート17から
離脱して冷水流路11bと混合室11cとの連通部における開
口面積が増加するとともに熱湯流路11aと混合室11cとの
連通部における開口面積が減少する。従って、混合室11
cへの冷水流入量が漸増し、熱湯流入量が漸減する。
しかして、熱湯流路11aから流入する熱湯または冷水流
路11bから流入する冷水の混合比が変化し、その結果、
混合室11cの水温が変化するとサーモスタット13内のサ
ーモワックスが膨張、収縮してピストンピン13aが進退
し、バルブ15を右または左方向へ移動させるので温度調
整ハンドル18の回転操作にて設定された水温が維持され
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来の混合栓では混合室11cと作動
軸室12aとが連通している。そのため混合室11cから作動
軸室12aに湯水が流入し、ねじ部12bや樹脂製ワッシャ25
d及びOリング25eに塗布したグリスが流出する。その結
果、温度調整ハンドル18の回転操作が重くなり、またね
じ部12bやOリング25e等の摩耗の進行が早くなる。また
水アカやゴミ等の異物がプレート20と孔14aの摺動部に
入り込みプレート20の円滑な摺動を阻害したり、サーモ
スタットのピストンピン13aの摺動部が作動不良を起こ
す虞れがある。さらに作動軸14やケーシング12等が湯水
にさらされるため腐食し易い。
本考案はかかる問題点を解決し、耐久性、操作性に優れ
た混合栓を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的に沿う本考案の構成は、混合栓本体内に熱湯流
路と冷水流路及び両流路に連通する混合室並びに該混合
室に隣接する作動軸室を形成し、混合室にサーモスタッ
トを配設するとともに作動軸室に温度調整ハンドルの回
転操作により進退動する作動軸を配設し、前記サーモス
タットのピストンロッドに前記両流路と混合室との連通
部における開口面積を増減させるバルブを固着するとと
もにピストンロッドと前記作動軸をピストンロッドの先
端部に挿着したピストンピンを介して連結し、前記温度
調整ハンドルの回転操作により前記混合室に流入する熱
湯と冷水の混合比を設定する温水混合栓において、前記
混合室と前記作動軸室を液密に隔絶する隔壁を設けると
ともに該隔壁の混合室側の端面には前記バルブが着座す
るシートを一体的に形成したことを特徴とする。
(本考案の作用、効果) 本考案によれば、隔壁を設けて混合室と作動軸室を液密
に隔絶したので作動軸室へ湯水が流入せず、そのため作
動軸や作動軸室に設けたOリングや樹脂製ワッシャに塗
布したグリスの流出を防止し、かつ作動軸室等への異物
の侵入を防止できる。
従って、長期間使用しても温度調整ハンドルの回転操作
が重くならず、また作動軸室内部の腐食及び摺動部の摩
耗が抑制され耐久性が向上するとともに異物の侵入によ
る作動不良を防止できる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、混合室11cと作動軸室12a間には隔壁26
が配設され、該隔壁26はケーシング12にてケーシング11
に圧着され、混合室11cと作動軸室12a間を隔絶してい
る。また隔壁26の端部にはバルブ15が着座するシート26
aが一体的に形成され、中心部には通孔26bが穿設されて
いる。一方、バルブ15の中心部にはねじを形成した筒軸
15aが一体的に突設され、該筒軸15aがサーモスタット13
のピストンロッド13bに螺着されている。また、ピスト
ンロッド13bの先端部にピストンピン13aが挿着されてい
る。そして筒軸15aを通孔26bに摺動可能に嵌挿し、かつ
両者の摺動部にOリング25fを設けて摺動部から作動軸
室12aに湯水が漏出するのを防止している。また隔壁26
の外周部とケーシング11の内壁間にOリング25gを設け
て冷水が混合栓本体10の外部へ漏出するのを防止してい
る。
尚、本実施例の他の構成は第2図に基づき説明した従来
の混合栓と同じであるので同一の構成要素には同一の符
号を付して説明を省略する。
本実施例は以上の構成からなり、混合室11cと作動軸室1
2a間に隔壁26を設けかつ隔壁26を貫通する筒軸15aの摺
動部にOリング25fを設けて混合室11cと作動軸室12a間
を液密に隔絶したので、ねじ部12bや作動軸室12aに設け
た樹脂製ワッシャ25dに塗布したグリスの流出を防止し
かつ作動軸室12aへ水アカ等の異物が侵入するのを防止
できる。
従って、長期間使用しても温度調整ハンドル18の回転操
作が重くならず、またねじ部12bや樹脂製ワッシャ25dの
摩耗が抑制され耐久性が向上する。さらにプレート20の
摺動部に異物が侵入することによる作動不良を防止でき
る。
特に本案においては隔壁の混合室側の端面に水側バルブ
が着座するシートを一体的に形成したので、水側バルブ
用のシートを別に設ける必要がなく構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は従来の
湯水混合栓を示す断面図である。 10……混合栓本体、11a……熱湯流路、11b……冷水流
路、11c……混合室、12a……作動軸室、13……サーモス
タット、13a……ピストンピン、13b……ピストンロッ
ド、14……作動軸、15……バルブ、18……温度調整ハン
ドル、26……隔壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−249783(JP,A) 特開 昭61−31784(JP,A) 実開 昭61−152871(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】混合栓本体内に熱湯流路と冷水流路及び両
    流路に連通する混合室並びに該混合室に隣接する作動軸
    室を形成し、混合室にサーモスタットを配設するととも
    に作動軸室に温度調整ハンドルの回転操作により進退動
    する作動軸を配設し、前記サーモスタットのピストンロ
    ッドに前記両流路と混合室との連通部における開口面積
    を増減させるバルブを固着するとともにピストンロッド
    の先端部に挿着したピストンピンを介して連結し、前記
    温度調整ハンドルの回転操作により前記混合室に流入す
    る熱湯と冷水の混合比を設定する湯水混合栓において、 前記混合室と前記作動軸室を液密に隔絶する隔壁を設け
    るとともに該隔壁の混合室側の端面には前記バルブが着
    座するシートを一体的に形成したことを特徴とする湯水
    混合栓。
JP1988144827U 1988-11-04 1988-11-04 湯水混合栓 Expired - Lifetime JPH077663Y2 (ja)

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JP1988144827U JPH077663Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 湯水混合栓

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JP1988144827U JPH077663Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 湯水混合栓

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Publication Number Publication Date
JPH0265781U JPH0265781U (ja) 1990-05-17
JPH077663Y2 true JPH077663Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31412876

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JP1988144827U Expired - Lifetime JPH077663Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 湯水混合栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581876U (ja) * 1982-05-20 1983-01-07 東陶機器株式会社 バス・シャワ−装置
JPS60249783A (ja) * 1984-05-25 1985-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 湯水混合装置
JPH0718508B2 (ja) * 1984-07-23 1995-03-06 松下電器産業株式会社 湯水混合装置
JPH0331897Y2 (ja) * 1985-03-12 1991-07-05

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JPH0265781U (ja) 1990-05-17

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