JPH02195085A - サーモスタット付湯水混合水栓 - Google Patents
サーモスタット付湯水混合水栓Info
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- JPH02195085A JPH02195085A JP1137089A JP1137089A JPH02195085A JP H02195085 A JPH02195085 A JP H02195085A JP 1137089 A JP1137089 A JP 1137089A JP 1137089 A JP1137089 A JP 1137089A JP H02195085 A JPH02195085 A JP H02195085A
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- water
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- hot water
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 129
- 239000008400 supply water Substances 0.000 claims description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、渇・水の混合割合を必要に応じて切換えて吐
出せしめるサーモスタット付混合水栓に係り、詳しくは
温調ハンドルの操作が軽快となるように改良されたサー
モスタット付渇水混合水栓に関する。
出せしめるサーモスタット付混合水栓に係り、詳しくは
温調ハンドルの操作が軽快となるように改良されたサー
モスタット付渇水混合水栓に関する。
[従来の技術]
サーモスタット付渇水混合水栓は、混合水の温度の自動
調節を行なうために温度設定部及び温度制御部を備えて
いる。従来のサーモスタット付渇水混合水栓について第
3図を参照して概説すれば次の如くである。
調節を行なうために温度設定部及び温度制御部を備えて
いる。従来のサーモスタット付渇水混合水栓について第
3図を参照して概説すれば次の如くである。
温度調節部は、本体1内の左側部に、装着された温調ケ
ース14と、該温調ケース14内に納められてその軸線
方向に左右摺動可能な温調軸15と、該温調軸15の左
側端部におりて連結され、かつ前記温調ケース14に回
動可能に枢支された温調スピンドル13とを備えている
。この温調スビンドル13の一端には、止めネジ12で
温調ハンドル11が固定されている。温調スピンドル1
3の他端には、温調軸15の内周面と係合するスプライ
ンが設けられており、該スピンドル13の回転力が温調
軸15に該スプラインを介して伝達される。
ース14と、該温調ケース14内に納められてその軸線
方向に左右摺動可能な温調軸15と、該温調軸15の左
側端部におりて連結され、かつ前記温調ケース14に回
動可能に枢支された温調スピンドル13とを備えている
。この温調スビンドル13の一端には、止めネジ12で
温調ハンドル11が固定されている。温調スピンドル1
3の他端には、温調軸15の内周面と係合するスプライ
ンが設けられており、該スピンドル13の回転力が温調
軸15に該スプラインを介して伝達される。
温調軸15は、温調ケース14内に収容されており、該
温調ケース14内周面に刻設された雌螺子と螺合し、そ
の軸線方向に螺進可能とされている。該温調ケース14
にはビス15dによって外嵌リング15eが固着され、
該外嵌リング15eはビス15fによって本体1に固着
されている。
温調ケース14内周面に刻設された雌螺子と螺合し、そ
の軸線方向に螺進可能とされている。該温調ケース14
にはビス15dによって外嵌リング15eが固着され、
該外嵌リング15eはビス15fによって本体1に固着
されている。
符号15aはコイルばね(リリーフスプリング)であり
、ピストン状の支持部材15bを介して温調軸15の先
端側の内部に収容されている。
、ピストン状の支持部材15bを介して温調軸15の先
端側の内部に収容されている。
温調ハンドル11の外周側面の一部には通孔20が穿設
され、との通孔20に安全ボタン16がその頂端を温調
ハンドル11の外周側面に突出するよう挿嵌されている
。また、温調ハンドル11底に板バネ31を嵌着する埋
設穴32が本体1の軸線方向に沿って穿設され、この埋
設穴32内に嵌着された板バネ31の先端部は安全ボタ
ン16の基部を下方から支承してその弾力により安全ボ
タン16をハンドル11からの突出方向に付勢している
。この安全ボタン16は、温調ハンドル11を高温側へ
回動せしめる場合に、あやまりて高温にしすぎ、そのた
めに熱湯を浴びるなどの事故を防止する目的で設けられ
たものでり、温調ハンドル11を高温側へ回動しても、
係止爪17とストップ片19が係合してそれ以上高温側
へは回動できないようにされている。なお、それ以上の
高温を欲する場合には、安全ボタン16を圧入し、係止
爪!7とストップ片!9との係合を解くことにより、−
層高湯側へ回動させることが可能である。
され、との通孔20に安全ボタン16がその頂端を温調
ハンドル11の外周側面に突出するよう挿嵌されている
。また、温調ハンドル11底に板バネ31を嵌着する埋
設穴32が本体1の軸線方向に沿って穿設され、この埋
設穴32内に嵌着された板バネ31の先端部は安全ボタ
ン16の基部を下方から支承してその弾力により安全ボ
タン16をハンドル11からの突出方向に付勢している
。この安全ボタン16は、温調ハンドル11を高温側へ
回動せしめる場合に、あやまりて高温にしすぎ、そのた
めに熱湯を浴びるなどの事故を防止する目的で設けられ
たものでり、温調ハンドル11を高温側へ回動しても、
係止爪17とストップ片19が係合してそれ以上高温側
へは回動できないようにされている。なお、それ以上の
高温を欲する場合には、安全ボタン16を圧入し、係止
爪!7とストップ片!9との係合を解くことにより、−
層高湯側へ回動させることが可能である。
温度制御部は、本体1内の中央部に設置された弁ケース
21内で軸線方向に左右摺動可能な弁体22と、該弁体
22に筒状の取付部材23aを介して装着された感温伸
縮体23を備えており、該感温伸縮体23の左端は前記
温調軸15の右端の支持部材15bに当接されている。
21内で軸線方向に左右摺動可能な弁体22と、該弁体
22に筒状の取付部材23aを介して装着された感温伸
縮体23を備えており、該感温伸縮体23の左端は前記
温調軸15の右端の支持部材15bに当接されている。
符号22aは弁ケース21内に収容されている、前記コ
イルばね15gよりも弱い力にて取付部材23aを図の
左方に付勢しているリターンスプリングであり、温調軸
15が図の左右方向にシフトするときには、このリター
ンスプリング22aが変形して弁体22と温調軸15と
が一体的にシフトする。
イルばね15gよりも弱い力にて取付部材23aを図の
左方に付勢しているリターンスプリングであり、温調軸
15が図の左右方向にシフトするときには、このリター
ンスプリング22aが変形して弁体22と温調軸15と
が一体的にシフトする。
本体1内壁面には突壁2.3.4が周設されており、シ
ールリングを介して温調ケース14及び弁ケース21の
外周面に密着し、水室L l s温室H1及び混合水室
24を画成している。
ールリングを介して温調ケース14及び弁ケース21の
外周面に密着し、水室L l s温室H1及び混合水室
24を画成している。
弁ケース21には水流入口及び湯流入口として水及び湯
の通過用窓孔211及び21hが設けられ、弁体22と
弁ケース21との間の水室L2及び湯室H2が前記水室
L+及び湯室L2に連通されている。符号21mは弁ケ
ース2Iに外嵌されたメツシュを示す。
の通過用窓孔211及び21hが設けられ、弁体22と
弁ケース21との間の水室L2及び湯室H2が前記水室
L+及び湯室L2に連通されている。符号21mは弁ケ
ース2Iに外嵌されたメツシュを示す。
感温伸縮体23は、一端が封じられた略太筒状の本体2
3b内に細軸23cを他端側から封挿したものであって
、内部には感温流体が封入されている。感温流体は高温
流体に接触すると膨張し、低温流体に接触すると収縮す
る性質を有するものであり、周囲を流れる温湯の温度が
設定温度よりも高いと細軸23cが圧出され、逆に設定
温度よりも低いと細軸23が太軸23b内に引込む。
3b内に細軸23cを他端側から封挿したものであって
、内部には感温流体が封入されている。感温流体は高温
流体に接触すると膨張し、低温流体に接触すると収縮す
る性質を有するものであり、周囲を流れる温湯の温度が
設定温度よりも高いと細軸23cが圧出され、逆に設定
温度よりも低いと細軸23が太軸23b内に引込む。
流量設定部は、本体1内の右側部に装着され流量調節弁
25を備えている。該流°量調節弁25は、筒状ケーシ
ング25aと、該ケーシング25a内に摺動自在に重ね
合されて設置されたディスク弁26a、26bと、一方
のディスク弁26bを回動せしめるハンドル軸2フとを
備え、該ハンドル軸27には流調ハンドル28がねじ止
めされている。なお、第2図において、給水口及び給湯
口は図の背後側に設けられており、それぞれ水室Llと
湯室H+とに連通している。符号5は混合水を洗面側へ
供給する吐水管である。
25を備えている。該流°量調節弁25は、筒状ケーシ
ング25aと、該ケーシング25a内に摺動自在に重ね
合されて設置されたディスク弁26a、26bと、一方
のディスク弁26bを回動せしめるハンドル軸2フとを
備え、該ハンドル軸27には流調ハンドル28がねじ止
めされている。なお、第2図において、給水口及び給湯
口は図の背後側に設けられており、それぞれ水室Llと
湯室H+とに連通している。符号5は混合水を洗面側へ
供給する吐水管である。
かかる構成において、水は給水口2、水室り。
窓孔21ftを経て氷室L2に入り、次いで弁体22の
端面と、温調ケース14の先端面との隙間(水通過部)
Lsから弁体22内に流れ込み、さらに弁体22の開口
22ftを通過し弁ケース21と筒状取付部材23aと
の間の混合室Ml内に流入することができる。また、湯
は、給湯口3、湯室HI %窓孔21h1湯室H2を経
て、弁体22の端面と弁ケース21の内周壁段部との間
に形成された湯通過部H3から混合室M、内に流れ込む
ことができる。混合水は、取付部材23aの開口23m
を通って該取付部材23a内の混合室M2に流入し、感
温伸縮体23の感温部と接触した後、混合水室24内に
流れ、吐水管5に至る。
端面と、温調ケース14の先端面との隙間(水通過部)
Lsから弁体22内に流れ込み、さらに弁体22の開口
22ftを通過し弁ケース21と筒状取付部材23aと
の間の混合室Ml内に流入することができる。また、湯
は、給湯口3、湯室HI %窓孔21h1湯室H2を経
て、弁体22の端面と弁ケース21の内周壁段部との間
に形成された湯通過部H3から混合室M、内に流れ込む
ことができる。混合水は、取付部材23aの開口23m
を通って該取付部材23a内の混合室M2に流入し、感
温伸縮体23の感温部と接触した後、混合水室24内に
流れ、吐水管5に至る。
温調ハンドル11を所望の温度になるように回動するこ
とによって、スピンドル13を介して温調軸15が回転
し、温調ケース14内面との雌雄のねじの噛み合いによ
り温調軸15が螺進する。
とによって、スピンドル13を介して温調軸15が回転
し、温調ケース14内面との雌雄のねじの噛み合いによ
り温調軸15が螺進する。
そして、温調軸15と弁体21とが軸線方向の左右に移
動し、水通過部L3及び湯通過部H3の間口量を変える
ことにより、混合室M、内に流入する水と湯の量比を調
節し、混合温水の温度を調節することが可能である。こ
の場合、もし混合水の温度が設定温度に対して偏差を生
じた場合は、感温伸縮体23はその偏差量に対応して伸
縮し、弁体22を左右にシフトさせることにより上記L
3、H3の間口量を変化させ、水と湯の流入混合比を変
化せしめて設定温度にて吐水させるよう動作する。
動し、水通過部L3及び湯通過部H3の間口量を変える
ことにより、混合室M、内に流入する水と湯の量比を調
節し、混合温水の温度を調節することが可能である。こ
の場合、もし混合水の温度が設定温度に対して偏差を生
じた場合は、感温伸縮体23はその偏差量に対応して伸
縮し、弁体22を左右にシフトさせることにより上記L
3、H3の間口量を変化させ、水と湯の流入混合比を変
化せしめて設定温度にて吐水させるよう動作する。
また、流調ハンドル28を回動することによってディス
ク弁26a、26bに互いに対応する如く穿設された通
孔の開口面積を変化させ、よって混合温水の吐出量を調
節できる。
ク弁26a、26bに互いに対応する如く穿設された通
孔の開口面積を変化させ、よって混合温水の吐出量を調
節できる。
[発明が解決しようとする課題]
上記の如きサーモスタット付湯水混合水栓においては、
弁体22の水通過部L3に臨む端面には給水水圧が図の
右向きに加えられる。前記リターンスプリング22aは
、この給水水圧に打ち克って弁体21が図の左方向に移
動し得るようにばね圧の大きなものが採用されている。
弁体22の水通過部L3に臨む端面には給水水圧が図の
右向きに加えられる。前記リターンスプリング22aは
、この給水水圧に打ち克って弁体21が図の左方向に移
動し得るようにばね圧の大きなものが採用されている。
(仮に、このばね圧が上記の給水水圧によって加えられ
る上記右向きの力よりも小さい場合には、温調軸15を
図の左方向にシフトさせても、弁体21はこれに追随し
て左方向に移動することができない。)上記のリターン
スプリング22aのばね圧は、給水水圧が相当に高いと
き(例えば約5kg/c rn” f )でもこれに打
ち克つ十分に大きなばね圧のものが採用されている。そ
のため、給水水圧の低い地域や高層階に設置されたサー
モスタット付渇水混合水栓にあっては、リターンスプリ
ング22aの図の左方向への押圧力が弁体22に加わる
図の右方向への給水水圧を大幅に上回り、温調ケース1
4と温調軸15との間のねじ噛み合い部に著しく大きな
摺動抵抗が生じ、このため、温調ハンドルを操作するの
に大きな力を要する所謂ハンドルが重い現象が生じてい
た。
る上記右向きの力よりも小さい場合には、温調軸15を
図の左方向にシフトさせても、弁体21はこれに追随し
て左方向に移動することができない。)上記のリターン
スプリング22aのばね圧は、給水水圧が相当に高いと
き(例えば約5kg/c rn” f )でもこれに打
ち克つ十分に大きなばね圧のものが採用されている。そ
のため、給水水圧の低い地域や高層階に設置されたサー
モスタット付渇水混合水栓にあっては、リターンスプリ
ング22aの図の左方向への押圧力が弁体22に加わる
図の右方向への給水水圧を大幅に上回り、温調ケース1
4と温調軸15との間のねじ噛み合い部に著しく大きな
摺動抵抗が生じ、このため、温調ハンドルを操作するの
に大きな力を要する所謂ハンドルが重い現象が生じてい
た。
[課題を解決するための手段]
本発明は、温調ハンドルによって軸線方向に進退される
温調軸及び該温調軸を摺動自在に収容した温調ケースを
有する温度設定部と、該温調軸の先端部分に支持部材を
介して当接する感温伸縮体、該感温伸縮体が連結された
弁体、該弁体を軸線方向に進退自在に収容した弁ケース
並びに、該弁ケースに設けられた水流入口及び湯流入口
を有する温度制御部とを備え、該弁ケースの水流入口と
湯流入口とは弁体の軸線方向の進退により開口比が変更
可能に設けられているサーモスタット付渇水混合水栓に
関する。
温調軸及び該温調軸を摺動自在に収容した温調ケースを
有する温度設定部と、該温調軸の先端部分に支持部材を
介して当接する感温伸縮体、該感温伸縮体が連結された
弁体、該弁体を軸線方向に進退自在に収容した弁ケース
並びに、該弁ケースに設けられた水流入口及び湯流入口
を有する温度制御部とを備え、該弁ケースの水流入口と
湯流入口とは弁体の軸線方向の進退により開口比が変更
可能に設けられているサーモスタット付渇水混合水栓に
関する。
本発明においては、前記弁体又はそれと一体の部材に、
給水水圧の受圧部を、該受圧部にかかる給水圧が前記軸
線方向のうち湯流入口から水流入口を指向する方向とな
るように設けたことを特徴とするものである。
給水水圧の受圧部を、該受圧部にかかる給水圧が前記軸
線方向のうち湯流入口から水流入口を指向する方向とな
るように設けたことを特徴とするものである。
[作用]
かかる本発明のサーモスタット付渇水混合水栓において
は、弁体に受圧部を設けたので、給水水圧が弁体の軸線
方向の双方向にかかることになる。このため、弁体を温
調ハンドルの′方向に付勢するためのリターンスプリン
グとしては、モのばね圧が小さいもので足りる。、(リ
ターンスプリングを省略しても良い。)この結果、給水
水圧が低い場合であっ、でも、弁体が温調ハンドル方向
に押し付けられる力は小さくなり、温調ハンドルの操作
力が小さくて足りるようになる。即ち、温調ハンドルが
所謂軽いものとなる。
は、弁体に受圧部を設けたので、給水水圧が弁体の軸線
方向の双方向にかかることになる。このため、弁体を温
調ハンドルの′方向に付勢するためのリターンスプリン
グとしては、モのばね圧が小さいもので足りる。、(リ
ターンスプリングを省略しても良い。)この結果、給水
水圧が低い場合であっ、でも、弁体が温調ハンドル方向
に押し付けられる力は小さくなり、温調ハンドルの操作
力が小さくて足りるようになる。即ち、温調ハンドルが
所謂軽いものとなる。
[実施例]
以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係るサーモスタット付湯水混
合水栓の構成を示す断面図である。第2図は要部拡大図
である。
合水栓の構成を示す断面図である。第2図は要部拡大図
である。
本実施例にあっては、弁体22の水通過部L3側の外周
には凸部22Tが設けられており、この凸部22Tの水
通過部し3と反対側の壁面が受圧部90となっている。
には凸部22Tが設けられており、この凸部22Tの水
通過部し3と反対側の壁面が受圧部90となっている。
弁ケース21には、この凸部22Tの収容化91が形成
されており、弁体21が十分な距離だけ軸線方向に移動
し得るよう構成されている。
されており、弁体21が十分な距離だけ軸線方向に移動
し得るよう構成されている。
なお、本実施例にありては、温調スピンドル13の外周
面と温調軸15の内周面との間に雌雄のねじが刻設され
ている。また、温調軸15の外周面と温調ケース14の
内周面とはスプラインにより係合されており、温調軸1
5及び温調ケース14は回転しない。そして、温調ハン
ドル11を回すと温調軸15は回転することなく軸線方
向に進退する。ただし、本考案にありては、第3図のサ
ーモスタット付湯水混合水栓と同様に、温調スピンドル
13と温調軸15とはスプラインで噛み合せ、温調軸1
5と温調ケース14とを雌雄のねじ噛み合いとしても良
い。
面と温調軸15の内周面との間に雌雄のねじが刻設され
ている。また、温調軸15の外周面と温調ケース14の
内周面とはスプラインにより係合されており、温調軸1
5及び温調ケース14は回転しない。そして、温調ハン
ドル11を回すと温調軸15は回転することなく軸線方
向に進退する。ただし、本考案にありては、第3図のサ
ーモスタット付湯水混合水栓と同様に、温調スピンドル
13と温調軸15とはスプラインで噛み合せ、温調軸1
5と温調ケース14とを雌雄のねじ噛み合いとしても良
い。
本実施例にあっては、温調軸15は基幹部15Aと先頭
部15Bとから構成されている。基幹部15Aは筒状で
あり、その内周面に前記雌ねじが刻設されている。基幹
部15Aの先端側は内向フランジ部15Cとなっており
、略ハツト形状の先頭部15Bの段部15Dが該内向フ
ランジ部15Cに係止されている。
部15Bとから構成されている。基幹部15Aは筒状で
あり、その内周面に前記雌ねじが刻設されている。基幹
部15Aの先端側は内向フランジ部15Cとなっており
、略ハツト形状の先頭部15Bの段部15Dが該内向フ
ランジ部15Cに係止されている。
さらに、本実施例にあっては、温調スピンドル15の先
端面から凹穴15Eが穿設されており、先頭部15Bの
端部が挿入可能とされている。温調ハンドル11を回し
て温調軸15が図の左方向に移動した際には、先頭部1
5Bが左端側から凹穴15Eに入り込む。このように凹
穴15E及びそれに入り込むハツト形状の先頭部15B
を設けると、サーモスタット付湯水混合水栓全体の軸線
方向の長さを小さくすることができる。
端面から凹穴15Eが穿設されており、先頭部15Bの
端部が挿入可能とされている。温調ハンドル11を回し
て温調軸15が図の左方向に移動した際には、先頭部1
5Bが左端側から凹穴15Eに入り込む。このように凹
穴15E及びそれに入り込むハツト形状の先頭部15B
を設けると、サーモスタット付湯水混合水栓全体の軸線
方向の長さを小さくすることができる。
第1.2図のその他の構成は第3図と同様であり、同一
符号は同一部分を示している。
符号は同一部分を示している。
このように構成されたサーモスタット付湯水混合水栓に
おいては、氷室L2を通って水が導入されて水圧が弁体
22に加えられるが、本実施例にあっては受圧部90を
設けであるので、給水水圧は弁体22の水通過部L3に
臨む端面と共にこの受圧部90にも加えられる。この水
通過部L3に加えられる水圧は図の右向きのものであり
、受圧部90に加えられる水圧は図の左向きのものであ
る。従って、弁体22に加えられる給水水圧による力は
相互に打ち消し合い、結局、水圧による弁体22の軸線
方向への付勢力は全く無いか、又は小さなものとなる。
おいては、氷室L2を通って水が導入されて水圧が弁体
22に加えられるが、本実施例にあっては受圧部90を
設けであるので、給水水圧は弁体22の水通過部L3に
臨む端面と共にこの受圧部90にも加えられる。この水
通過部L3に加えられる水圧は図の右向きのものであり
、受圧部90に加えられる水圧は図の左向きのものであ
る。従って、弁体22に加えられる給水水圧による力は
相互に打ち消し合い、結局、水圧による弁体22の軸線
方向への付勢力は全く無いか、又は小さなものとなる。
このため、リターンスプリング22aとしてばね圧の小
さなものを採用し、弁体22を軽度に図の左方向(軸線
方向のうち、湯漬入口としての窓孔21hから、水流入
口としての窓孔21j2を指向する方向)に付勢してお
けば良い。従って、温調軸15と温調スピンドル13と
の間の雌螺子のねじの噛み合い部に発生する摺動抵抗は
、給水水圧の高低の如何によらず、小さなものとなる。
さなものを採用し、弁体22を軽度に図の左方向(軸線
方向のうち、湯漬入口としての窓孔21hから、水流入
口としての窓孔21j2を指向する方向)に付勢してお
けば良い。従って、温調軸15と温調スピンドル13と
の間の雌螺子のねじの噛み合い部に発生する摺動抵抗は
、給水水圧の高低の如何によらず、小さなものとなる。
このため、温調ハンドル11はこれを常時軽快に操作す
ることが可能となる。
ることが可能となる。
なお、上記の雌雄のねじの噛み合い部を温調軸15と温
調ケース14との間に設けた場合も、同様に温調ハンド
ル11の操作は極めて軽快である。
調ケース14との間に設けた場合も、同様に温調ハンド
ル11の操作は極めて軽快である。
第4図は本発明の別の実施例に係るサーモスタット付渇
水混合水栓の断面図である。本実施例においては、弁ケ
ース21の先端側の外周に凸部93が設けられている。
水混合水栓の断面図である。本実施例においては、弁ケ
ース21の先端側の外周に凸部93が設けられている。
本体1の内周面には凸壁94が周設されており、前記凸
部93は0リング95を介して該凸壁94に摺動自在に
かつ水密的に接している。該凸部93及び凸壁94と凸
壁4との間は水室Heとなっており、この氷室HOには
図示しない水路を介して給水水圧が導入可能とされてい
る。この給水水圧は、弁ケース21の先端側の開口96
を通りで、さらに内側の氷室97に導入可能とされてい
る。第4図ではリターンスプリング22aが省略され、
リターンスプリング22aを受けていたフランジ部98
が0リング99を介して弁ケース21の内周面に摺動自
在にかつ水密的に接している。本実施例ではこのフラン
ジ部98aが受圧部となっている。第4図のその他の構
成は第3図と同様であり、同一符号は同一部分を示して
いる。
部93は0リング95を介して該凸壁94に摺動自在に
かつ水密的に接している。該凸部93及び凸壁94と凸
壁4との間は水室Heとなっており、この氷室HOには
図示しない水路を介して給水水圧が導入可能とされてい
る。この給水水圧は、弁ケース21の先端側の開口96
を通りで、さらに内側の氷室97に導入可能とされてい
る。第4図ではリターンスプリング22aが省略され、
リターンスプリング22aを受けていたフランジ部98
が0リング99を介して弁ケース21の内周面に摺動自
在にかつ水密的に接している。本実施例ではこのフラン
ジ部98aが受圧部となっている。第4図のその他の構
成は第3図と同様であり、同一符号は同一部分を示して
いる。
この第4図の実施例においては、給水水圧は弁体22の
水通過部L3に臨む端面及びフランジ部98の双方に互
いに向い合う方向に加えられる。
水通過部L3に臨む端面及びフランジ部98の双方に互
いに向い合う方向に加えられる。
なお、本実施例では、フランジ部98に加えられる図の
左向きの力の方が、水通過部L3に臨む端面に加えられ
る図の右向きの力よりもわずかに大きくなるように構成
されている。このため、弁体22は軽度に図の左方向(
軸線方向のうち湯用窓孔21hから水用窓孔211を指
向する方向)に付勢される。従って、給水水圧の高低の
如何にかかわらず、温調軸15と温調ケース14との雌
雄のねじの摺動が軽いものとなり、温調ハンドル11を
軽快に操作できる。
左向きの力の方が、水通過部L3に臨む端面に加えられ
る図の右向きの力よりもわずかに大きくなるように構成
されている。このため、弁体22は軽度に図の左方向(
軸線方向のうち湯用窓孔21hから水用窓孔211を指
向する方向)に付勢される。従って、給水水圧の高低の
如何にかかわらず、温調軸15と温調ケース14との雌
雄のねじの摺動が軽いものとなり、温調ハンドル11を
軽快に操作できる。
なお、第4図の実施例においても、リターンスプリング
22aを設けても良い。この場合には、受圧部(フラン
ジ部98)に加えられる図の左方向への給水水圧による
付勢力とリターンスプリング22aの付勢力との和が、
給水水圧による図の右方向への付勢力を少し上回るよう
に構成すれば良い。
22aを設けても良い。この場合には、受圧部(フラン
ジ部98)に加えられる図の左方向への給水水圧による
付勢力とリターンスプリング22aの付勢力との和が、
給水水圧による図の右方向への付勢力を少し上回るよう
に構成すれば良い。
なお、第1.2.4図の実施例において、水通過部L3
を通過した水の給水水圧は弁体22に対し図の右方向に
加えられる。また、給湯の水圧は弁体22に対し図の左
方向に加えられる。しかしながら、狭隘な水通過部L3
を通過した後の給水水圧はかなり低くなっている。また
、給湯機から送られてくる給湯圧も、給水の元圧からは
相当に低下したものとなつている。従って、弁体22に
加えられる軸方向圧力は主として水通過部L3に加えら
れる水圧と、受圧部に加えられる水圧のみとなっている
。
を通過した水の給水水圧は弁体22に対し図の右方向に
加えられる。また、給湯の水圧は弁体22に対し図の左
方向に加えられる。しかしながら、狭隘な水通過部L3
を通過した後の給水水圧はかなり低くなっている。また
、給湯機から送られてくる給湯圧も、給水の元圧からは
相当に低下したものとなつている。従って、弁体22に
加えられる軸方向圧力は主として水通過部L3に加えら
れる水圧と、受圧部に加えられる水圧のみとなっている
。
[効果]
以上の通り、本発明のサーモスタット付渇水混合水栓に
よれば、給水水圧の高低の如何によらず、常時、軽い操
作力にて軽快に温調ハンドルを操作することができる。
よれば、給水水圧の高低の如何によらず、常時、軽い操
作力にて軽快に温調ハンドルを操作することができる。
第1図は本発明の実施例に係るサーモスタット付渇水混
合水栓を示す断面図、第2図は要部拡大図である。第3
図は従来例を示す断面図、第4図は別の実施例を示す断
面図である。 1・・・本体、 11・・・温調ハンドル、1
5・・・温調軸、 21・・・弁ケース、22・・・
弁体、 23・・・感温伸縮体、28・・・流調ハ
ンドル、 90・・・受圧部、 98・・・フランジ部。 特許出願人 株式会社イナックス 代理人 弁理士 重 野 剛
合水栓を示す断面図、第2図は要部拡大図である。第3
図は従来例を示す断面図、第4図は別の実施例を示す断
面図である。 1・・・本体、 11・・・温調ハンドル、1
5・・・温調軸、 21・・・弁ケース、22・・・
弁体、 23・・・感温伸縮体、28・・・流調ハ
ンドル、 90・・・受圧部、 98・・・フランジ部。 特許出願人 株式会社イナックス 代理人 弁理士 重 野 剛
Claims (1)
- (1)温調ハンドルによって軸線方向に進退される温調
軸及び該温調軸を摺動自在に収容した温調ケースを有す
る温度設定部と、 該温調軸の先端部分に支持部材を介して当接する感温伸
縮体、該感温伸縮体が連結された弁体、該弁体を軸線方
向に進退自在に収容した弁ケース並びに、該弁ケースに
設けられた水流入口及び湯流入口を有する温度制御部と
を備え、 該弁ケースの水流入口と湯流入口とは弁体の軸線方向の
進退により開口比が変更可能に設けられているサーモス
タット付湯水混合水栓において、 前記弁体又はそれと一体の部材に、給水水圧の受圧部を
、該受圧部にかかる給水圧が前記軸線方向のうち湯流入
口から水流入口を指向する方向となるように設けたこと
を特徴とするサーモスタット付湯水混合水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1137089A JPH02195085A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | サーモスタット付湯水混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1137089A JPH02195085A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | サーモスタット付湯水混合水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02195085A true JPH02195085A (ja) | 1990-08-01 |
Family
ID=11776128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1137089A Pending JPH02195085A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | サーモスタット付湯水混合水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02195085A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11218242A (ja) * | 1998-01-29 | 1999-08-10 | Inax Corp | 湯水混合装置の流入口構造 |
JPH11311366A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-09 | Ntc Kogyo Kk | 自動混合水栓 |
WO2001020210A1 (fr) * | 1999-09-10 | 2001-03-22 | Inax Corporation | Melangeur d'eau chaude et froide |
JP2007198578A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Toto Ltd | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1137089A patent/JPH02195085A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11218242A (ja) * | 1998-01-29 | 1999-08-10 | Inax Corp | 湯水混合装置の流入口構造 |
JPH11311366A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-09 | Ntc Kogyo Kk | 自動混合水栓 |
WO2001020210A1 (fr) * | 1999-09-10 | 2001-03-22 | Inax Corporation | Melangeur d'eau chaude et froide |
US6318638B1 (en) | 1999-09-10 | 2001-11-20 | Inax Corporation | Hot and cold water mixing device |
JP2007198578A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Toto Ltd | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
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