JP2007198578A - 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 - Google Patents
湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007198578A JP2007198578A JP2006021179A JP2006021179A JP2007198578A JP 2007198578 A JP2007198578 A JP 2007198578A JP 2006021179 A JP2006021179 A JP 2006021179A JP 2006021179 A JP2006021179 A JP 2006021179A JP 2007198578 A JP2007198578 A JP 2007198578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- hot
- water
- temperature
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、供給された湯及び水を混合して吐出させる湯水混合装置(20)であって、湯水混合装置本体(21)と、この湯水混合装置本体内で移動されることにより、流入する湯及び水の流量を変化させる主弁体(30)と、主弁体が所定方向に摺動されるように、付勢力を発生する付勢手段(32)と、主弁体が摺動されるように、付勢手段とは逆方向の付勢力を発生し、混合された湯の温度に応じて付勢力が変化する感温付勢手段(34)と、付勢手段又は感温付勢手段の少なくとも一部を覆うことによって、湯水混合装置本体内に流入した水及び湯の動圧力が、付勢手段又は感温付勢手段に直接作用するのを抑制するシールド部材(64)と、を有することを特徴としている。
【選択図】図2
Description
また、本発明は、吐出される湯の流量を増加させることができる湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓を提供することを目的としている。
このように構成された本発明においては、湯水混合装置本体内で混合された湯は、流入孔を通ってシールド部材の内部に流入し、感温付勢手段に接触する。
このように構成された本発明によれば、主弁体の移動に悪影響を与えることなく、付勢手段又は感温付勢手段に大きな動圧力が作用するのを防止することができる。
また、本発明の湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓によれば、吐出される湯の流量を増加させることができる。
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の第1実施形態による湯水混合水栓を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による湯水混合水栓全体を示す斜視図である。図2は本実施形態による湯水混合水栓に内蔵されている湯水混合装置の断面図であり、図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
水供給脚6は、壁面に設けられた水道管(図示せず)と水栓本体2とを連結し、水栓本体2に水を供給するように構成されている。
図2及び図3に示すように、主弁体30は概ね円筒状の部材であり、概ね円筒状の湯水混合装置本体21の内壁面に沿って軸線方向に摺動可能に配置されている。また、主弁体30の両端には、軸線方向に摺動されることにより湯側シート面22c又は水側シート面24bと当接するシート部が形成されている。また、主弁体30の中心軸線上には、概ね円柱形のボス部30aが形成されている。さらに、3本の脚部30b(図2には1本のみ図示)が、主弁体30の内壁面からボス部30aに延びるように形成されている。これら3本の脚部30bは、中心のボス部30aから120゜ずつ間隔を隔てて放射方向に延びるように形成されている。また、ボス部30aの中心から軸線方向に延びるように、ガイドシャフト30cが形成されている。このガイドシャフト30cは、支柱24aに形成された軸線方向のボア24dに、摺動可能に受け入れられている。これにより、主弁体30の湯水混合装置本体21内における摺動がガイドされる。
まず、湯水混合水栓1の使用者は、湯温調節用ダイヤル8を所望の温度に設定する。ここで、湯温調節用ダイヤル8を最低温度に設定した場合には、摺動部材28は図2及び図3における左端に位置される。この状態では、摺動部材28がばね押え金具36から離間するのでバイアスばね32による付勢力は作用せず、主弁体30の湯側のシート部は、感温ばね34の付勢力により湯側シート面22cに当接される。即ち、湯水混合装置本体21内には、水のみが流入できる状態となる。
送りねじ126は、第1本体部材122の内部に回転可能に配置され、スプライン部126a、送り雄ねじ部126bが形成されている。
図6及び図7に示すように、主弁体130は概ね円筒状の部材であり、その両端には、軸線方向に摺動されることにより湯側シート面122c又は水側シート面124bと当接するシート部が形成されている。また、主弁体130の左側には、可動支柱138と、バイアスばね132と、ばね押え金具136が配置されている。可動支柱138の主弁体130側の端部には拡径部138aが形成されている。また、可動支柱138の、主弁体130とは反対側の端部には、Cクランプ136aが取り付けられ、ばね押え金具136を位置決めしている。バイアスばね132は、可動支柱138の拡径部138aとばね押え金具136の間に挟まれた状態で可動支柱138の周囲に配置される。
また、第1本体部材122の外側には、湯導入口122a及び水導入口122bを覆うように、円筒状のフィルター152、154が夫々配置されている。
まず、湯水混合水栓の使用者は、湯温調節用ダイヤル8を所望の温度に設定する。ここで、湯温調節用ダイヤル8を最低温度に設定した場合には、主弁体130の湯側のシート部は、感温ばね134の付勢力により湯側シート面122cに当接され、湯水混合装置本体121内に水のみが流入できる状態となっている。
2 水栓本体
4 湯供給脚
6 水供給脚
8 湯温調節用ダイヤル
10 吐止水切替ハンドル
12 カラン
14 シャワーヘッド
16 切替バルブ
20 湯水混合装置
21 湯水混合装置本体
22 第1本体部材
22a 湯導入口
22b 水導入口
22c 湯側シート面
22d 段部
22e スプライン部
24 第2本体部材
24a 支柱
24b 水側シート面
24c 吐出口
24d ボア
26 送りねじ
26a スプライン部
26b 送り雄ねじ部
28 摺動部材
28a 溝
28b 送り雌ねじ部
30 主弁体
30a ボス部
30b 脚部
30c ガイドシャフト
32 バイアスばね
34 感温ばね
36 ばね押え金具
36a Cクランプ
38 可動支柱
38a 拡径部
40 可動スリーブ
42 Oリング
46 脚付スペーサーリング
48 ばね金具
48a 板ばね部
48b 係合部
50 Oリング
52 フィルター
54 フィルター
64 シールド部材
64a シールド部材本体
64b シールド部材キャップ
66 長円形穴
67 外周包囲壁
68 丸穴
70 スペーサー突起
71 スペーサー環
72 フランジ部
120 湯水混合装置
121 湯水混合装置本体
122 第1本体部材
122a 湯導入口
122b 水導入口
122c 湯側シート面
122d 段部
122e スプライン部
124 第2本体部材
124a 支柱
124b 水側シート面
124c 吐出口
124d 凹部
126 送りねじ
126a スプライン部
126b 送り雄ねじ部
128 摺動部材
128a 溝
128b 送り雌ねじ部
130 主弁体
130a 突起
132 バイアスばね
134 感温ばね
136 ばね押え金具
136a Cクランプ
138 可動支柱
138a 拡径部
140 可動スリーブ
142 Oリング
146 脚付スペーサーリング
148 ばね金具
148a 板ばね部
148b 係合部
150 Oリング
152 フィルター
154 フィルター
160 回動アーム
160a 円柱部
160b 凹部
162 ピン
164 シールド部材
164a シールド部材本体
164b シールド部材キャップ
166 長円形穴
167 外周包囲壁
168 丸穴
170 スペーサー突起
171 スペーサー環
172 フランジ部
Claims (6)
- 供給された湯及び水を混合し、適温に調整された湯を吐出させる湯水混合装置であって、
湯水混合装置本体と、
この湯水混合装置本体の内部に移動可能に配置され、移動されることにより、上記湯水混合装置本体内に流入する湯及び水の流量を変化させる主弁体と、
上記湯水混合装置本体内に配置され、上記主弁体が所定方向に摺動されるように、付勢力を発生する付勢手段と、
上記湯水混合装置本体内に配置され、上記主弁体が摺動されるように、上記付勢手段とは逆方向の付勢力を発生し、上記湯水混合装置本体内に流入して混合された湯の温度に応じて付勢力が変化する感温付勢手段と、
上記湯水混合装置本体内に配置され、上記付勢手段又は上記感温付勢手段の少なくとも一部を覆うことによって、上記湯水混合装置本体内に流入した水及び湯の動圧力が、上記付勢手段、又は上記感温付勢手段に直接作用するのを抑制するシールド部材と、
を有することを特徴とする湯水混合装置。 - 上記シールド部材は、その上記感温付勢手段を覆う部分に、混合された湯を流入させるための流入孔が形成されている請求項1記載の湯水混合装置。
- 上記シールド部材は、上記湯水混合装置本体に対して固定されている請求項1又は2記載の湯水混合装置。
- 上記主弁体及び上記シールド部材は概ね筒状であり、上記シールド部材は、上記主弁体の内側に、上記主弁体に対して概ね同心円状に配置され、上記主弁体は、その内壁面から上記シールド部材を貫通して内方に延びる脚部を備え、上記シールド部材は上記脚部の周囲の少なくとも一部を覆う脚部包囲部を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の湯水混合装置。
- 上記湯水混合装置本体内部は概ね円筒状に形成されており、上記付勢手段及び上記感温付勢手段は、上記湯水混合装置本体内のほぼ中心軸線上に配置され、上記シールド部材は、上記付勢手段及び上記感温付勢手段の外側を概ね同心円状に覆う請求項1乃至4の何れか1項に記載の湯水混合装置。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の湯水混合装置と、
この湯水混合装置を収納する水栓本体と、
上記湯水混合装置によって混合された湯の吐水状態と止水状態を切替える開閉弁と、
混合された湯を吐出させる吐出部と、
を有することを特徴とする湯水混合水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006021179A JP3882194B1 (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006021179A JP3882194B1 (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3882194B1 JP3882194B1 (ja) | 2007-02-14 |
JP2007198578A true JP2007198578A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=37801390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006021179A Expired - Fee Related JP3882194B1 (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3882194B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019070408A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 株式会社Kvk | 混合弁及び混合水栓 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02195085A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Inax Corp | サーモスタット付湯水混合水栓 |
JPH06147333A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-27 | Toto Ltd | サーモスタットミキシングバルブ |
JPH0643456U (ja) * | 1992-11-11 | 1994-06-10 | 東陶機器株式会社 | サーモスタットミキシングバルブ |
JPH0861552A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-03-08 | Nok Corp | 湯水混合栓 |
JPH1137320A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-02-12 | Inax Corp | 湯水混合弁装置 |
JPH11218242A (ja) * | 1998-01-29 | 1999-08-10 | Inax Corp | 湯水混合装置の流入口構造 |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006021179A patent/JP3882194B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02195085A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-01 | Inax Corp | サーモスタット付湯水混合水栓 |
JPH06147333A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-27 | Toto Ltd | サーモスタットミキシングバルブ |
JPH0643456U (ja) * | 1992-11-11 | 1994-06-10 | 東陶機器株式会社 | サーモスタットミキシングバルブ |
JPH0861552A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-03-08 | Nok Corp | 湯水混合栓 |
JPH1137320A (ja) * | 1997-07-22 | 1999-02-12 | Inax Corp | 湯水混合弁装置 |
JPH11218242A (ja) * | 1998-01-29 | 1999-08-10 | Inax Corp | 湯水混合装置の流入口構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019070408A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 株式会社Kvk | 混合弁及び混合水栓 |
JP7076978B2 (ja) | 2017-10-10 | 2022-05-30 | 株式会社Kvk | 混合弁及び混合水栓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3882194B1 (ja) | 2007-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1997012164A1 (en) | Temperature responding valve device and channel changeover valve using same | |
JP4681945B2 (ja) | 湯水混合栓 | |
JP6101030B2 (ja) | シャワー水栓 | |
JP3882193B1 (ja) | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 | |
JP3882194B1 (ja) | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 | |
JP2008019951A (ja) | 流量調節弁装置 | |
JP2002022040A (ja) | 湯水混合水栓 | |
JP6057845B2 (ja) | 弁ユニット及び水栓 | |
JP5291428B2 (ja) | 湯水混合水栓 | |
JP3882192B2 (ja) | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 | |
JP3928658B1 (ja) | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 | |
JP5499597B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
JP2016050408A (ja) | 止水栓及び水栓装置 | |
JP2001254868A (ja) | 湯水混合水装置 | |
JP5115431B2 (ja) | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 | |
JP4127227B2 (ja) | 湯水混合栓 | |
JP5796818B2 (ja) | 湯水混合水栓 | |
JP4399295B2 (ja) | 湯水混合水栓 | |
TW202032046A (zh) | 冷熱水混合閥 | |
JP6619980B2 (ja) | 水栓の吐水量調節装置 | |
JP2004251383A (ja) | 湯水混合栓 | |
JP2013076445A (ja) | 吐水装置 | |
JP4216164B2 (ja) | サーモ型湯水混合水栓 | |
JP6176589B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
JP3383720B2 (ja) | サーモバルブカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |