JP7076978B2 - 混合弁及び混合水栓 - Google Patents
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Description
上記混合弁について、前記干渉部材は、板状の部材で構成されていることが好ましい。この構成によれば、干渉部材の厚さを薄くすることができるため、混合弁を小型化することができる。
図1、2に示すように、混合水栓10は、浴室の壁面11に設置されている。浴室には、壁面11から突出するように湯用配管12と水用配管13とが設けられている。混合水栓10は、金属製(例えば、銅合金製)のボデー20を備えている。ボデー20は、第1の吐出口33A及び第2の吐出口33Bを有する管部30と、管部30の周面から管部30に湯を流入させる給湯管31と、管部30の周面から管部30に水を流入させる給水管32とが一体に形成された鋳造体で構成されている。
図4に示すように、給水管32から流入した水は、矢印で示すように、管部30の側面に沿って一方側に向かって流れた後、管部30の一方側に設けられた混合弁40に流入する。給湯管31から流入した湯は、管部30の径方向内側に流れた後、混合弁40に流入する。混合弁40で水と湯が混合されて混合水が形成され、この混合水が、切換弁50の通水部52に流入する。通水部52の内部に設けられた弁体を通過することにより、混合水は、管部30の径方向外側に延びる第1の吐出口33A、又は、管部30の径方向外側に延びる第2の吐出口33Bから吐出される。切換ハンドル51の操作により、吐止水を切り換えることができるとともに、第1、第2の吐出口33A、33Bへの流路を切り換えることができる。また、温調ハンドル21の操作により、混合弁40を操作することができる。そして、混合弁40を操作することにより、湯と水との混合割合を調整して、混合水の温度を調整することができる。
図5、6に示すように、混合弁40は、ケーシングとして、第1筒体41と第2筒体42とを有する。第1筒体41は、一端側に底壁41aを有するとともに、他端側は開放され、他端側内周にネジ溝41bが形成されている。第1筒体41の底壁41aは、中央部に第1開口孔41cを備える。第2筒体42は、一端側は開放され、一端側外周にネジ溝42bが形成されているとともに、他端側に底壁42aを有している。第2筒体42の底壁42aは、中央部に第2開口孔42cを備える。
図4、5に示すように、軸部材46の取付部46aに取り付けられた温調ハンドル21を操作すると、軸部材46の回転に伴って、摺動部材47が摺動する。摺動部材47の位置を調整することにより、弁部材60を付勢するバイアスばね48を介して、弁部材60の位置を変更することができる。弁部材60は、他端側から感温ばね49によっても付勢されており、バイアスばね48と感温ばね49との付勢が釣り合った状態で弁部材60の位置は変更される。
(1)感温ばね49と、第2筒体42の底壁42aとの間に網材70が配置されているため、網材70の上流側に位置する混合領域を流れる混合水の流速が低下する。これにより、混合領域に流入する湯水の割合変化に対する、感温ばねの周囲に存在する混合水の温度変化が緩慢になる。その結果、新たに流入してきた湯や水の温度に感温ばねが敏感に反応して動作することが抑制され、感温ばねの動作が安定する。
・干渉部材の位置は、感温ばねよりも下流側に限定されない。干渉部材は、弁部材60よりも下流側の流路に設けられていればよく、例えば、図7に示すように、一端側に干渉部材76が設けられた筒体77を感温ばね49の内側に配置することにより、感温ばね49が配置されている範囲に、干渉部材76を配置してもよい。干渉部材76が、感温ばね49が配置されている範囲に配置された場合であっても、干渉部材76を通過する混合水の流速が低下することによって、混合領域における混合水の流速を低下させることができる。
・干渉部材は、複数の干渉部材が積層されて配置されていてもよい。複数の干渉部材が積層されて配置されている場合、個々の干渉部材が、厚さや、多孔度等が異なる部材で構成されていてもよい。また、複数の干渉部材は互いに離間して配置されていてもよい。また、図12に示すように、干渉部材は螺旋状の部材78で構成されていてもよい。
(イ)前記軸部材の取付部に温調ハンドルが取り付けられている混合弁。
Claims (3)
- 湯及び水の一方が流入する第1流入口、湯及び水の他方が流入する第2流入口、並びに湯と水の混合水が流出する流出口を備えるケーシングと、
前記ケーシングの内部の流路に摺動可能に配置されて、前記第1流入口及び前記第2流入口を開閉する弁部材と、
前記弁部材を前記第1流入口からの流入量が増加する方向へ付勢しつつ、当該弁部材の位置を変更して前記流出口から流出する混合水の温度を調整する温調部材と、
前記ケーシング内における湯と水の混合領域に配置され、前記混合領域内の混合水の温度に基づいて変化する付勢力により、前記弁部材を前記第2流入口からの流入量が増加する方向へ付勢する感温部材とを有する混合弁において、
前記ケーシングは筒状に構成され、軸方向の他端側に底壁を有しており、前記流出口は、前記底壁に設けられており、
前記ケーシングの軸方向において、前記弁部材、及び前記感温部材よりも下流側の流路には、前記混合領域を流れる混合水の流速を低下させる干渉部材が設けられていることを特徴とする混合弁。 - 前記干渉部材は、板状の部材で構成されている請求項1に記載の混合弁。
- 請求項1又は2に記載された混合弁を備えた混合水栓。
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