JP5115431B2 - 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 - Google Patents
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Description
また、さらに温度調節性能を向上させるために、特許文献1に記載されているように、主弁体と一体的に形成された軸部を感温ばねの中央に挿入して貫通させることにより、湯水混合装置本体内部に流入した湯水を感温ばねの内部を経て吐出側へ誘導するように整流効果を生じさせたものが知られている。
また、特に、特許文献1に記載されているような湯水混合装置においては、主弁体と一体的に形成された軸部が感温ばねの中央に挿入されて貫通しているために、感温ばねの内部を通過する湯水の流路面積が小さくなり、湯水混合装置の吐出流量が減少してしまうという問題がある。
また、本発明は、現場条件によって、操作ハンドルの初期設定を行う必要がなく取り扱いが容易である湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓を提供することを目的としている。
このように構成された本発明においては、湯水混合促進部材の下流側端部の先端が感温付勢部に最も接近した状態でも感温付勢部の上流側端部付近に位置するように構成されているため、感温付勢部の内部全体に常に十分な流路を確保することができ、従来技術のように、感温付勢部の内部を流れる湯水の流量の減少を抑え、吐水量が減少するといったことを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、湯水混合促進部材が主弁体に固定されているのではなく、押え部材に連結されているので、湯水混合促進部材により湯水の混合が促進される際に、湯水混合促進部材で発生する振動が直接的に主弁体に伝わることがない。それゆえ、湯水混合促進部材が主弁体に固定されていることにより発生するような主弁体の異音を抑えることができる。
図1に示すように、本発明の実施形態による湯水混合水栓1は、水栓本体2と、この水栓本体2に給湯器(図示せず)からの湯を供給する湯供給脚4と、水栓本体2に水道水を供給する水供給脚6と、を有する。さらに、湯水混合水栓1は、水栓本体2左端部に取り付けられた湯温調節用操作ハンドル8と、右端部に取り付けられた吐止水切替ハンドル10と、を有する。また、湯水混合水栓1は、温度調節された湯を吐出させる吐出部であるカラン12及びシャワーヘッド14を有する。さらに、水栓本体2には、開閉弁である切替バルブ16が内蔵されている。本実施形態の湯水混合水栓1は、湯供給脚4及び水供給脚6から夫々供給された湯及び水を、湯温調節用操作ハンドル8によって設定された温度になるように混合し、吐止水切替ハンドル10を操作して、カラン12又はシャワーヘッド14から吐出させるように構成されている。
水供給脚6は、壁面に設けられた水道管(図示せず)と水栓本体2とを連結し、水栓本体2に水を供給するように構成されている。
また、湯水混合装置20は、第1本体部材22の内部に移動可能に配置された主弁体30と、主弁体30を図2における右方向に付勢する付勢部であるバイアスばね32と、バイアスばね32とは反対方向の図2における左方向に主弁体30を付勢する感温付勢部である感温ばね34と、を有する。本実施形態においては、感温ばね34として、形状記憶合金製のコイルばねを使用している。
一方、主弁体30の右側には、感温ばねガイド部材50及び感温ばね34が配置されている。感温ばねガイド部材50は、概ね円筒状の部材であり、第2本体部材24の内部で摺動可能に配置されている。
さらに、感温ばね34は、感温ばねガイド部材50の内部に配置されており、この感温ばね34の図2における左側の端部は、感温ばねガイド部材50に当接し、右側端部は第2本体部材24の内壁面の端部に当接するように配置されている。この構成により、感温ばね34は、感温ばねガイド部材50を介して、主弁体30を図2における左方向に付勢する。
ここで、図3は図2におけるブッシュ、バイアスばね、ばね押え部材、及び、クリップの部分を拡大した拡大断面図であり、図4はブッシュ、バイアスばね、ばね押え部材、及び、クリップの分解斜視図である。
まず、湯水混合水栓1の使用者は、湯温調節用操作ハンドル8を所望の温度に設定する。ここで、湯温調節用操作ハンドル8を最低温度に設定した場合には、摺動部材28は図3における左端に位置される。この状態では、図3に示すように、摺動部材28がばね押え部材46から離間するのでバイアスばね32による付勢力は作用せず、主弁体30の湯側シート部30bは、感温ばね34の付勢力により湯側シート面22cに当接される。すなわち、湯水混合装置本体20a内には、水のみが流入できる状態となる。
この際、ブッシュ44の下流側端部44aの外側を通過する湯水は、ブッシュ44の下流側端部44aにおける上流側から下流側に向かって軸方向に沿って凹状の曲面を形成した先細り形状の効果によって、ブッシュ44から感温ばね34の内部に向かって整流化され、脈動を発生させることなくスムーズに流れ、湯と水の混合が非常に効果的に促進される。
さらには、感温ばねガイド部材50の羽根50aによっても、湯と水の混合がさらに促進され、ほぼ均一な温度に混合されて感温ばね34の内部を流れ、吐出口24cから流出した湯は、切替バルブ16(図1)を通って、カラン12又はシャワーヘッド14から吐出される。
図5は、本実施形態の湯水混合水栓で用いられたブッシュを採用し、所定の湯圧の湯と所定の水圧の水を混合させた場合におけるブッシュ周辺を流れる湯水の脈動の発生について調べた実験結果を示している。一方、図6及び図7のそれぞれは、図5の実験結果に対する比較例1及び比較例2として、本実施形態の湯水混合水栓で用いられたブッシュの形状とは異なる形状をそれぞれ採用したブッシュの周辺を流れる湯水の脈動の発生について調べた実験結果を示している。
ここで、図5〜図7における湯圧と水圧の組み合わせの各欄には、脈動の発生がない場合には「○」を表示し、脈動の発生がある場合には「×」を表示している。
また、図6に示す比較例1で採用されたブッシュについては、その下流側端部が上流側から下流側に向かって軸方向に沿ってテーパー状に窄まる先細り形状となっている。
一方、図7に示す比較例2で採用されたブッシュについては、その下流側端部が上流側から下流側に向かって軸方向に沿って凸状の曲面を形成して先細り形状となっている。
また、図7に示す比較例2においても、湯圧と水圧のいくつかの組み合わせで脈動の発生を確認し、図5に示す本実施形態の湯水混合水栓で用いられたブッシュを採用した場合に比べ、ブッシュ周辺を流れる湯水がブッシュから感温ばねの内部に向かってスムーズに流れていないことが確認できた。
2 水栓本体
4 湯供給脚
6 水供給脚
8 湯温調節用操作ハンドル
10 吐止水切替ハンドル
12 カラン
14 シャワーヘッド
16 切替バルブ
20 湯水混合装置
20a 湯水混合装置本体
22 第1本体部材
22a 湯導入口
22b 水導入口
22c 湯側シート面
22d 雌ねじ部
22e 段部
22f スプライン部
24 第2本体部材
24a 雄ねじ部
24b 水側シート面
24c 吐出口
26 送りねじ
26a スプライン部
26b 送り雄ねじ部
28 摺動部材
28a 溝
28b 送り雌ねじ部
30 主弁体
30a 円筒部
30b 湯側シート部
30c 水側シート部
32 バイアスばね
34 感温ばね
38 スペーサーリング
40 脚付スペーサーリング
42 脚付環状部材
42a 脚部
42b 環状部
42c 中央穴
44 ブッシュ
44a 下流側端部
44b 長孔
44c 先端部
46 ばね押え部材
46a 挿入孔
48 クリップ
48a 脚部
48b 突起部
50 感温ばねガイド部材
50a 羽根
52,54 フィルター
Claims (5)
- 湯及び水を混合し適温に調整された湯水を吐出させる湯水混合装置であって、
湯水混合装置本体と、
吐出される湯水の温度を設定する操作ハンドルと、
上記湯水混合装置本体の内部に移動可能に配置され、移動することにより、上記湯水混合装置本体内に流入する湯及び水の流量を変化させる主弁体と、
上記湯水混合装置本体の内部に配置され、上記操作ハンドルの操作に応じて、上記主弁体を所定方向に摺動させる付勢力を発生する付勢部と、
上記湯水混合装置本体の内部に配置され、上記湯水混合装置本体内に流入して混合された湯水の温度に応じて、上記付勢部とは逆方向に上記主弁体を摺動させる付勢力を発生する感温付勢部と、
上記主弁体の内部に配置され、供給された湯及び水の混合を促進する湯水混合促進部材であって、その下流側端部が上流側から下流側に向かって軸方向に沿って凹状の曲面を形成して先細り形状となっている上記湯水混合促進部材と、
を有することを特徴とする湯水混合装置。 - 上記湯水混合促進部材の下流側端部の先端は、上記感温付勢手段に最も接近した状態でも上記感温付勢部の上流側端部付近に位置するように構成されている請求項1記載の湯水混合装置。
- さらに、上記操作ハンドルと上記付勢部の間に介在して設けられ、上記操作ハンドルの操作により移動して上記付勢部を押えて上記付勢部に付勢力を発生させる押え部材を備え、この押え部材に上記湯水混合促進部材が連結されている請求項2記載の湯水混合装置。
- 上記湯水混合促進部材は、上記付勢部から外れないように上記付勢部に係合されている請求項3記載の湯水混合装置。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の湯水混合装置と、
この湯水混合装置を収納する水栓本体と、
上記湯水混合装置によって混合された湯の吐水状態と止水状態を切替える開閉弁と、
混合された湯を吐出させる吐出部と、
を有することを特徴とする湯水混合水栓。
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