JP4936219B2 - 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 - Google Patents
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Description
また、このように構成された本発明においては、主弁体が湯水混合装置本体内で摺動されるとき、弾性シール部材に環状溝の縁が食い込むことにより、弾性シール部材が弾性変形される。この弾性変形により主弁体に付与される摺動抵抗は、弾性シール部材が環状溝と整合している場合には小さく、環状溝の縁が弾性シール部材に食い込むにつれて大きくなる。
また、このように構成された本発明によれば、温度調節性能を向上させたい位置において主弁体に付与される摺動抵抗を小さくすると共に、その位置で発生した脈動現象等を、増大された摺動抵抗により速やかに減衰させることができる。
このように構成された本発明によれば、環状溝の縁を弾性シール部材に効果的に食い込ませることができる。
このように構成された本発明によれば、螺旋状に畝が形成されている部分全体に亘って、ほぼ均一な摺動抵抗を主弁体に付与することができる。
まず、図1乃至図9を参照して、本発明の第1実施形態による湯水混合水栓を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による湯水混合水栓全体を示す斜視図である。図2は、本実施形態による湯水混合水栓に内蔵されている湯水混合装置の斜視図である。
水供給脚6は、壁面に設けられた水道管(図示せず)と水栓本体2とを連結し、水栓本体2に水を供給するように構成されている。
まず、湯水混合水栓1の使用者は、湯温調節用ダイヤル8を所望の温度に設定する。ここで、湯温調節用ダイヤル8を最低温度に設定した場合には、摺動部材28は図3における左端に位置される。この状態では、図3に示すように、摺動部材28がばね押え金具36から離間するのでバイアスばね32による付勢力は作用せず、主弁体30のシート部60aは、感温ばね34の付勢力により湯側シート面22cに当接される。即ち、湯水混合装置本体21内には、水のみが流入できる状態となる。
或いは、さらなる変形例として、図10に示す環状の畝を、複数本平行に設けることもできる。
図11に示すように、本発明の第2実施形態による湯水混合水栓に内蔵されている湯水混合装置200は、第1本体部材222と、第2本体部材224と、主弁体230と、バイアスばね32と、感温ばね34と、脚付環状部材38と、感温ばねガイド部材40と、Oリング42と、を有する。
2 水栓本体
4 湯供給脚
6 水供給脚
8 湯温調節用ダイヤル
10 吐止水切替ハンドル
12 カラン(吐出部)
14 シャワーヘッド(吐出部)
16 切替バルブ(開閉弁)
20 湯水混合装置
21 湯水混合装置本体
22 第1本体部材
22a 湯導入口
22b 水導入口
22c 湯側シート面
22d 雌ねじ部
22e 段部
24 第2本体部材
24a 雄ねじ部
24b 水側シート面
24c 吐出口
26 送りねじ
26a スプライン部
26b 雄ねじ部
28 摺動部材
28a 溝
28b 送り雌ねじ部
30 主弁体
32 バイアスばね(付勢手段)
34 感温ばね(感温付勢手段)
36 ばね押え金具
38 脚付環状部材
40 感温ばねガイド部材
40a 羽根
42 Oリング(弾性シール部材)
44 U字金具
46 脚付スペーサーリング
52 フィルター
54 フィルター
60 円筒部
60a シート部
60b シート部
62 張出部
64 畝部
70 変形例による主弁体
72 畝(摺動抵抗付与手段)
200 本発明の第2実施形態における湯水混合装置
222 第1本体部材
224 第2本体部材
230 主弁体
300 本発明の第3実施形態における湯水混合装置
330 主弁体
330a 環状溝(摺動抵抗付与手段)
350 変形例の主弁体
350a 環状溝(摺動抵抗付与手段)
352a 円筒部
352b 円筒部
360 主弁体
360a 環状溝(摺動抵抗付与手段)
370 変形例の主弁体
370a 突起(摺動抵抗付与手段)
380 変形例の主弁体
380a 凹部(摺動抵抗付与手段)
390 変形例の主弁体
390a 隆起部(摺動抵抗付与手段)
400 主弁体
400a 窪み部(摺動抵抗付与手段)
410 変形例の主弁体
410a 環状隆起部(摺動抵抗付与手段)
Claims (4)
- 供給された湯及び水を混合し、適温に調整された湯を吐出させる湯水混合装置であって、
湯側シート面及び水側シート面を備えた湯水混合装置本体と、
両側にシート部が形成されており、上記湯水混合装置本体の内部に摺動可能に配置され、摺動されることにより、上記各シート部と上記湯側シート面及び上記水側シート面との間の隙間を変化させ、上記湯水混合装置本体内に流入する湯及び水の流量を変化させる主弁体と、
この主弁体を所定方向に摺動させるように付勢する付勢手段と、
この付勢手段とは逆の方向に上記主弁体を付勢し、上記湯水混合装置本体内で混合された湯の温度に応じて付勢力が変化する感温付勢手段と、
上記主弁体の外周と上記湯水混合装置本体の内壁面との間に配置され、上記湯水混合装置本体内に流入した湯及び水が、上記主弁体の外側で混合されるのを防止する環状の弾性シール部材と、
上記主弁体又は上記湯水混合装置本体の内壁面の、上記弾性シール部材と接触する部分に形成され、上記主弁体が上記湯水混合装置本体内で摺動されるとき、上記弾性シール部材を弾性変形させることにより上記主弁体の摺動に抵抗を与える摺動抵抗付与手段と、を有し、
上記摺動抵抗付与手段は環状溝であり、この環状溝の縁が上記弾性シール部材に食い込むことにより、上記弾性シール部材が弾性変形され、上記環状溝の幅は、上記弾性シール部材の断面の直径よりも狭く形成されていることを特徴とする湯水混合装置。 - 供給された湯及び水を混合し、適温に調整された湯を吐出させる湯水混合装置であって、
湯側シート面及び水側シート面を備えた湯水混合装置本体と、
両側にシート部が形成されており、上記湯水混合装置本体の内部に摺動可能に配置され、摺動されることにより、上記各シート部と上記湯側シート面及び上記水側シート面との間の隙間を変化させ、上記湯水混合装置本体内に流入する湯及び水の流量を変化させる主弁体と、
この主弁体を所定方向に摺動させるように付勢する付勢手段と、
この付勢手段とは逆の方向に上記主弁体を付勢し、上記湯水混合装置本体内で混合された湯の温度に応じて付勢力が変化する感温付勢手段と、
上記主弁体の外周と上記湯水混合装置本体の内壁面との間に配置され、上記湯水混合装置本体内に流入した湯及び水が、上記主弁体の外側で混合されるのを防止する環状の弾性シール部材と、
上記主弁体又は上記湯水混合装置本体の内壁面の、上記弾性シール部材と接触する部分に形成され、上記主弁体が上記湯水混合装置本体内で摺動されるとき、上記弾性シール部材を弾性変形させることにより上記主弁体の摺動に抵抗を与える摺動抵抗付与手段と、を有し、
上記摺動抵抗付与手段は、上記主弁体が摺動される軸線に直交する平面に対して傾斜して延びるように形成された畝であり、上記弾性シール部材が上記畝を横断する位置が変化することにより、上記弾性シール部材が弾性変形されることを特徴とする湯水混合装置。 - 上記畝が、螺旋状に形成されている請求項2記載の湯水混合装置。
- 請求項1乃至3の何れか1項に記載の湯水混合装置と、
この湯水混合装置を収納する水栓本体と、
上記湯水混合装置によって混合された湯の吐水状態と止水状態を切替える開閉弁と、
混合された湯を吐出させる吐出部と、
を有することを特徴とする湯水混合水栓。
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JP2007088596A JP4936219B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007088596A JP4936219B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
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Family Applications (1)
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JP2007088596A Active JP4936219B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 湯水混合装置及びそれを備えた湯水混合水栓 |
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