JPH0776059B2 - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
- Publication number
- JPH0776059B2 JPH0776059B2 JP5053697A JP5369793A JPH0776059B2 JP H0776059 B2 JPH0776059 B2 JP H0776059B2 JP 5053697 A JP5053697 A JP 5053697A JP 5369793 A JP5369793 A JP 5369793A JP H0776059 B2 JPH0776059 B2 JP H0776059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- rolls
- nip
- shaft
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
- B65H5/06—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers
- B65H5/062—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers between rollers or balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシートトランスポート
（搬送）装置に関し、特に、シートが斜めに送られるの
を防ぐシート搬送装置に関するものである。
（搬送）装置に関し、特に、シートが斜めに送られるの
を防ぐシート搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】今日使
用されているシートセパレータ、シートフィーダやシー
ト搬送装置には様々なタイプのものがある。この中に
は、例えば、シートの大きさや重さによって一義的に定
まる特定タイプのストックの送り専用に設計されたもの
もあるが、大きさや重さの異なる通常使用される用紙か
ら、カードストック（紙料）、ラベルや封筒にまでいた
るまでの幅広い範囲の材料を扱う装置もある。本発明が
関連する後者のタイプの装置は、搬送されなければなら
ない材料の大きさや重さに大きな許容度が必要とされ
る。
用されているシートセパレータ、シートフィーダやシー
ト搬送装置には様々なタイプのものがある。この中に
は、例えば、シートの大きさや重さによって一義的に定
まる特定タイプのストックの送り専用に設計されたもの
もあるが、大きさや重さの異なる通常使用される用紙か
ら、カードストック（紙料）、ラベルや封筒にまでいた
るまでの幅広い範囲の材料を扱う装置もある。本発明が
関連する後者のタイプの装置は、搬送されなければなら
ない材料の大きさや重さに大きな許容度が必要とされ
る。
【０００３】このような装置の問題の一つは、シートを
ある位置から下流側の位置へ搬送する場合、シートが搬
送路の最初から最後まで、斜めになってしまい、位置合
わせミスとなり、時には紙詰まりになってしまうことで
あった。送られるシートが斜めになってしまうというこ
の傾向を最小する方法の一つは、シートの両側が同じ距
離だけ確実に送られるためにフィードロール間の距離を
可能なかぎり離間することである。しかし、フィードロ
ールをこのように配置することはマルチメディアフィー
ダについては不可能である。その理由は、マルチメディ
アフィーダは、例えば通常のＡ４サイズ（レギュラーの
８1/2"×１１”のサイズ）、リーガルサイズはもとよ
り、カード、ラベルや封筒など、より幅の狭いストック
を含む多様なサイズのシートを送ることによる。従っ
て、フィードロール間やフィードニップの間がそのよう
なストックの送り込み寸法以内で離間されなければなら
ないからである。
ある位置から下流側の位置へ搬送する場合、シートが搬
送路の最初から最後まで、斜めになってしまい、位置合
わせミスとなり、時には紙詰まりになってしまうことで
あった。送られるシートが斜めになってしまうというこ
の傾向を最小する方法の一つは、シートの両側が同じ距
離だけ確実に送られるためにフィードロール間の距離を
可能なかぎり離間することである。しかし、フィードロ
ールをこのように配置することはマルチメディアフィー
ダについては不可能である。その理由は、マルチメディ
アフィーダは、例えば通常のＡ４サイズ（レギュラーの
８1/2"×１１”のサイズ）、リーガルサイズはもとよ
り、カード、ラベルや封筒など、より幅の狭いストック
を含む多様なサイズのシートを送ることによる。従っ
て、フィードロール間やフィードニップの間がそのよう
なストックの送り込み寸法以内で離間されなければなら
ないからである。
【０００４】そこで、本発明の目的は、種々の大きさや
重さのシートのみならずカードストック、ラベル、封筒
及びトランスパレンシ（スライド等の透明物）等を、斜
めにならずに正確に送るシート搬送装置を提供すること
である。
重さのシートのみならずカードストック、ラベル、封筒
及びトランスパレンシ（スライド等の透明物）等を、斜
めにならずに正確に送るシート搬送装置を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の基本態様では、
シート搬送装置は、一対の被駆動（つまり、駆動源から
駆動を被っている）トランスポート（搬送）ロールと間
に搬送ニップを形成する一対の対応する遊びニップロー
ルとを含み、被駆動トランスポートロールの各々とそれ
に対応する遊びニップロールとの間のはさむ力（ニップ
力）を均等にする手段を備える。
シート搬送装置は、一対の被駆動（つまり、駆動源から
駆動を被っている）トランスポート（搬送）ロールと間
に搬送ニップを形成する一対の対応する遊びニップロー
ルとを含み、被駆動トランスポートロールの各々とそれ
に対応する遊びニップロールとの間のはさむ力（ニップ
力）を均等にする手段を備える。
【０００６】即ち、本発明は、一対の被駆動トランスポ
−トロールとそれらに連動する一対の遊びニップロール
とを含み、前記トランスポ−トロールと前記遊び（ニッ
プ）ロールとの間にシート搬送ニップを構成すると共
に、シート搬送路を規定するシート搬送装置であって、
前記一対のトランスポートロールは、シート送りテーブ
ルに固定的に保持され、前記一対の遊びロールは、シャ
フトに取付けられ、このシャフトは、当該シャフトに対
して直角で、シート送り路に並行である軸回りに旋回可
能に軸支され、前記シャフトは前記シート送り路を横切
る方向に延在する旋回ハウジング内で前記一対のロール
の中間点に旋回可能に設けられており、 前記旋回ハウジ
ングは、その一端に前記シート送りテーブルに固定的に
係合する手段を含み、前記各被駆動トランスポートロー
ルとそれに連動する前記遊びロールの間で均等なシート
挟持力を付与するよう前記シャフトを前記軸の回りで旋
回可能にするために、前記シート送りテーブルに向かっ
て前記旋回ハウジングの他端を付勢する手段を有するシ
ート搬送装置である。これにより、シャフトが回転軸の
回りに旋回可能となり、シートをはさむ力（ニップ力）
を均等にすることが可能となる。
−トロールとそれらに連動する一対の遊びニップロール
とを含み、前記トランスポ−トロールと前記遊び（ニッ
プ）ロールとの間にシート搬送ニップを構成すると共
に、シート搬送路を規定するシート搬送装置であって、
前記一対のトランスポートロールは、シート送りテーブ
ルに固定的に保持され、前記一対の遊びロールは、シャ
フトに取付けられ、このシャフトは、当該シャフトに対
して直角で、シート送り路に並行である軸回りに旋回可
能に軸支され、前記シャフトは前記シート送り路を横切
る方向に延在する旋回ハウジング内で前記一対のロール
の中間点に旋回可能に設けられており、 前記旋回ハウジ
ングは、その一端に前記シート送りテーブルに固定的に
係合する手段を含み、前記各被駆動トランスポートロー
ルとそれに連動する前記遊びロールの間で均等なシート
挟持力を付与するよう前記シャフトを前記軸の回りで旋
回可能にするために、前記シート送りテーブルに向かっ
て前記旋回ハウジングの他端を付勢する手段を有するシ
ート搬送装置である。これにより、シャフトが回転軸の
回りに旋回可能となり、シートをはさむ力（ニップ力）
を均等にすることが可能となる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００８】図１及び図２は、本発明に係わるシート搬
送装置を搭載したマルチメディア（種々の媒体）フィ−
ダを示すものである。
送装置を搭載したマルチメディア（種々の媒体）フィ−
ダを示すものである。
【０００９】ここで、用語「シート」とは大きさや重さ
の異なる通常使用される用紙に限定されるものではな
く、カードストック（紙料）、ラベル、トランスパレン
シや封筒等を含むものである。そしてこれらは、短い辺
に沿って送られたり、厚さの異なるシートを含む場合も
ある。
の異なる通常使用される用紙に限定されるものではな
く、カードストック（紙料）、ラベル、トランスパレン
シや封筒等を含むものである。そしてこれらは、短い辺
に沿って送られたり、厚さの異なるシートを含む場合も
ある。
【００１０】図１及び図２は、マルチメディアフィーダ
が異なった性質のシートを、コピー機又はプリンタのよ
うな次の段階の処理ステーションへ送り込む概要を示す
ものである。これは、例えばアメリカ合衆国特許第４，
９２８，１２７号に記載されており、そのまま本実施例
に参考として組み込まれている。当該特許で図示されて
いるよプリンタにおいて、マルチメディアフィーダはプ
リンタ処理機の右側に置かれ、シートを位置合わせピン
チロール対へ直接送る。マルチメディアフィーダ１０に
は、水平に対して約３０度の角度でほぼ描かれているシ
ートフィード（送り）テーブルを備える。プラットフォ
ーム（載置台）にシートがあることを検出し、シートフ
ィードテーブル上にシートがあり送りが可能であるとい
う信号を適当な制御機構（ここでは示されていない）に
送るスイッチ１３と一連のスタック支持ロール１２と
は、シートフィードテーブルに配されている。一連の角
形ナジャ（突き上げ）ロール１４が備えられているが、
これは、予め紙を分離しておいて一番下側（底）にある
シートを前へ押し出すという本来の機能に加え、その形
状の故に一番下側のシートを前へ送る衝撃力をも提供す
るものである。マルチメディアフィーダはフレーム１５
で支持され、フィードロール１８及び遅延ロール１９か
らなり、さらに例えばアメリカ合衆国特許第４，３６
８，８８１号に記載されている方法で、後続のシートを
分離し送る能動（アクティブ）摩擦遅延シートセパレー
タフィーダ１７を備えている。この特許は参照によりこ
こに組み込まれる。
が異なった性質のシートを、コピー機又はプリンタのよ
うな次の段階の処理ステーションへ送り込む概要を示す
ものである。これは、例えばアメリカ合衆国特許第４，
９２８，１２７号に記載されており、そのまま本実施例
に参考として組み込まれている。当該特許で図示されて
いるよプリンタにおいて、マルチメディアフィーダはプ
リンタ処理機の右側に置かれ、シートを位置合わせピン
チロール対へ直接送る。マルチメディアフィーダ１０に
は、水平に対して約３０度の角度でほぼ描かれているシ
ートフィード（送り）テーブルを備える。プラットフォ
ーム（載置台）にシートがあることを検出し、シートフ
ィードテーブル上にシートがあり送りが可能であるとい
う信号を適当な制御機構（ここでは示されていない）に
送るスイッチ１３と一連のスタック支持ロール１２と
は、シートフィードテーブルに配されている。一連の角
形ナジャ（突き上げ）ロール１４が備えられているが、
これは、予め紙を分離しておいて一番下側（底）にある
シートを前へ押し出すという本来の機能に加え、その形
状の故に一番下側のシートを前へ送る衝撃力をも提供す
るものである。マルチメディアフィーダはフレーム１５
で支持され、フィードロール１８及び遅延ロール１９か
らなり、さらに例えばアメリカ合衆国特許第４，３６
８，８８１号に記載されている方法で、後続のシートを
分離し送る能動（アクティブ）摩擦遅延シートセパレー
タフィーダ１７を備えている。この特許は参照によりこ
こに組み込まれる。
【００１１】さらに図３，４及び図５により、シート搬
送装置２５について、より詳細に説明する。一対の被駆
動トランスポートロール２６は、フレーム１５に固定さ
れたドライブシャフト３０に取付けられ、（図示しな
い）手段で駆動される。その対の被駆動トランスポート
ロールすなわちテイクアウェイロールは被駆動トランス
ポートロールの各々の反対側に位置し、トランスポート
ニップ２８を形成するように接触している遊びニップロ
ール２７と連係する。その遊びニップロール２７は、ピ
ボットハウジング３５に固定されているピボット取付ブ
ロック３４の回転（ピボット）軸３３に取り付けられた
シャフト２９に保持リング２４で確実に取り付けられて
いる。その回転軸は、遊びニップロールを支えているシ
ャフトに対して直角で、シート搬送装置を通過するシー
ト送りパスに並行である。回転軸はさらに、遊びニップ
ロール２７の各々に対して均等な力が加わるように、遊
びニップロールの中間点に位置しており、こうすること
によって、シートが斜めになることなく確実に搬送され
ることになる。ピボットハウジング３５はシート送りパ
スを横切る様に伸びており、アーム３７の端にある取付
けカギ３６によってシートフィードテーブルにそのピボ
ットハウジングの一端が固定係合されている。アーム３
７は、ピボットハウジングの一端から伸びおり、フレー
ムに取り付けられている垂直アーム３９のスロット３８
と係合している。ピボットハウジングの反対側端部でア
ーム４３はバネ４４の一端に接続されており、このバネ
４４の他端がフレーム１５に取り付けられ、シートフィ
ードテーブル１１の方向へピボットハウジングのこの端
部を付勢する。シート搬送ニップの出口端には出口スイ
ッチ４１（図２参照）があり、シートの先端と後端の通
過を検出し、フィーダやそれに続く処理ステーションを
作働する適切な制御機構（ここでは示されていない）へ
信号を送出する。さらに、ピボットピン４７のまわりに
回転するように取り付けられたニップ解除レバー４６が
あり、ピボットハウジング３５と係合できバネの力を解
放し、遊びロールをニップから解放する働きをする。
送装置２５について、より詳細に説明する。一対の被駆
動トランスポートロール２６は、フレーム１５に固定さ
れたドライブシャフト３０に取付けられ、（図示しな
い）手段で駆動される。その対の被駆動トランスポート
ロールすなわちテイクアウェイロールは被駆動トランス
ポートロールの各々の反対側に位置し、トランスポート
ニップ２８を形成するように接触している遊びニップロ
ール２７と連係する。その遊びニップロール２７は、ピ
ボットハウジング３５に固定されているピボット取付ブ
ロック３４の回転（ピボット）軸３３に取り付けられた
シャフト２９に保持リング２４で確実に取り付けられて
いる。その回転軸は、遊びニップロールを支えているシ
ャフトに対して直角で、シート搬送装置を通過するシー
ト送りパスに並行である。回転軸はさらに、遊びニップ
ロール２７の各々に対して均等な力が加わるように、遊
びニップロールの中間点に位置しており、こうすること
によって、シートが斜めになることなく確実に搬送され
ることになる。ピボットハウジング３５はシート送りパ
スを横切る様に伸びており、アーム３７の端にある取付
けカギ３６によってシートフィードテーブルにそのピボ
ットハウジングの一端が固定係合されている。アーム３
７は、ピボットハウジングの一端から伸びおり、フレー
ムに取り付けられている垂直アーム３９のスロット３８
と係合している。ピボットハウジングの反対側端部でア
ーム４３はバネ４４の一端に接続されており、このバネ
４４の他端がフレーム１５に取り付けられ、シートフィ
ードテーブル１１の方向へピボットハウジングのこの端
部を付勢する。シート搬送ニップの出口端には出口スイ
ッチ４１（図２参照）があり、シートの先端と後端の通
過を検出し、フィーダやそれに続く処理ステーションを
作働する適切な制御機構（ここでは示されていない）へ
信号を送出する。さらに、ピボットピン４７のまわりに
回転するように取り付けられたニップ解除レバー４６が
あり、ピボットハウジング３５と係合できバネの力を解
放し、遊びロールをニップから解放する働きをする。
【００１２】作動において、シートフィードテーブル１
１の上に同じシートのスタック（束）や、異なるものが
混ざったシートのスタックが置かれるが、それらの存在
はスイッチ１３にて検出される。シートのスタックは、
シートの一側が紙端位置合せ端４９に位置合せされた状
態でシートフィードテーブル上に置かれる。適当な時点
で、マルチメディアフィーダが駆動され、ナジャロール
が回転されて、一番下にあるシートを予め分離し、能動
摩擦遅延フィーダアセンブリ１７の分離ニップの中に送
り込む。送り込まれるシートの先端は被駆動トランスポ
ートロール２６と遊びニップロール２７との間に形成さ
れるシートトランスポートニップ２８に捕捉され、出口
スイッチ４１で先端が検出されながら、そこを通過して
いく。被駆動トランスポートロールに相対する遊びロー
ルの位置の中間に回転可能に取り付けられた遊びロール
と、シートフィードテーブル方向へ付勢されたピボット
ハウジングにより、遊びロールと被駆動ロールの間の送
り力は等しくなり、そのシートは斜めになることなくニ
ップとシート送りパスを通過していく。これを確実に行
うために、この被駆動トランスポートロールは、ＥＰＤ
Ｍエラストマ、エチレンプロピレンターポリマのような
天然又は合成材料で作られていることから、若干の変形
が可能で、変形されていない状態にあっては、同じ形状
同じ円周を有する。結果として、フィードロールの各々
は、遊びロールでフィードニップが同じ程度だけ若干変
形されて、ロールが一回転する間に、送り込まれたシー
トへ等しい駆動距離を与える。このように、斜め送りを
防ぐために、被駆動トランスポートロールと遊びロール
の各々間のはさむ力が等しくされ、一貫して均一の力が
加えられる。
１の上に同じシートのスタック（束）や、異なるものが
混ざったシートのスタックが置かれるが、それらの存在
はスイッチ１３にて検出される。シートのスタックは、
シートの一側が紙端位置合せ端４９に位置合せされた状
態でシートフィードテーブル上に置かれる。適当な時点
で、マルチメディアフィーダが駆動され、ナジャロール
が回転されて、一番下にあるシートを予め分離し、能動
摩擦遅延フィーダアセンブリ１７の分離ニップの中に送
り込む。送り込まれるシートの先端は被駆動トランスポ
ートロール２６と遊びニップロール２７との間に形成さ
れるシートトランスポートニップ２８に捕捉され、出口
スイッチ４１で先端が検出されながら、そこを通過して
いく。被駆動トランスポートロールに相対する遊びロー
ルの位置の中間に回転可能に取り付けられた遊びロール
と、シートフィードテーブル方向へ付勢されたピボット
ハウジングにより、遊びロールと被駆動ロールの間の送
り力は等しくなり、そのシートは斜めになることなくニ
ップとシート送りパスを通過していく。これを確実に行
うために、この被駆動トランスポートロールは、ＥＰＤ
Ｍエラストマ、エチレンプロピレンターポリマのような
天然又は合成材料で作られていることから、若干の変形
が可能で、変形されていない状態にあっては、同じ形状
同じ円周を有する。結果として、フィードロールの各々
は、遊びロールでフィードニップが同じ程度だけ若干変
形されて、ロールが一回転する間に、送り込まれたシー
トへ等しい駆動距離を与える。このように、斜め送りを
防ぐために、被駆動トランスポートロールと遊びロール
の各々間のはさむ力が等しくされ、一貫して均一の力が
加えられる。
【００１３】このように、本発明によれば、非対称送り
システムで使用される比較的単純なシート搬送システム
が提供され、自己調整と被駆動トランスポートロール対
すなわちテイクアウェイ（取り出し）ロール対の各々へ
均一な力を与えるのである。このことは、各遊びニップ
ロール間にあるシャフト中間に遊びニップロールを回転
可能に取り付け、スプリングにより、例えば旋回可能な
遊びニップロールを含むピボットハウジングを被駆動搬
送ロールを含むシートフィードテーブル方向へ付勢する
ことにより得られる。被駆動トランスポートロール即ち
テイクアウェイロールと遊びニップロールの間に働く力
は遊びニップロールの中間点に取り付けられた遊びニッ
プロールによって均一化される。もしもこれらのロール
がそのように取り付けられていないと、不均一な力がト
ランスポートロールと遊びロールの間の二つのニップに
現れるようになり、その結果、紙が斜めに送られてしま
うことになる。
システムで使用される比較的単純なシート搬送システム
が提供され、自己調整と被駆動トランスポートロール対
すなわちテイクアウェイ（取り出し）ロール対の各々へ
均一な力を与えるのである。このことは、各遊びニップ
ロール間にあるシャフト中間に遊びニップロールを回転
可能に取り付け、スプリングにより、例えば旋回可能な
遊びニップロールを含むピボットハウジングを被駆動搬
送ロールを含むシートフィードテーブル方向へ付勢する
ことにより得られる。被駆動トランスポートロール即ち
テイクアウェイロールと遊びニップロールの間に働く力
は遊びニップロールの中間点に取り付けられた遊びニッ
プロールによって均一化される。もしもこれらのロール
がそのように取り付けられていないと、不均一な力がト
ランスポートロールと遊びロールの間の二つのニップに
現れるようになり、その結果、紙が斜めに送られてしま
うことになる。
【００１４】ここで参照された特許及び／又は特許出願
は、参照により、本願に組み込まれる。本発明は特定の
実施例を参照して説明されたが、当業者にとっては、多
くの他の例や、変更及び改良が行なわれ得るのは明らか
である。
は、参照により、本願に組み込まれる。本発明は特定の
実施例を参照して説明されたが、当業者にとっては、多
くの他の例や、変更及び改良が行なわれ得るのは明らか
である。
【図１】本発明に係わるシート搬送装置を搭載したマル
チメディアフィーダの斜視図である。
チメディアフィーダの斜視図である。
【図２】本発明に係わるシート搬送装置を搭載したマル
チメディアフィーダの側面図である。
チメディアフィーダの側面図である。
【図３】本発明に係わるシート搬送装置の断面図であ
る。
る。
【図４】本発明に係わるシート搬送装置の斜視図であ
る。
る。
【図５】本発明に係わるシート搬送装置の図４の線Ａ−
Ａにおける断面図である。
Ａにおける断面図である。
１０ マルチメディアフィーダ １１ シートフィードテーブル １２ スタック支持ロール １５ フレーム １８ フィードロール ２６ 被駆動トランスポートロール ２７ 遊びニップロール ２８ シートトランスポートニップ ２９ シャフト ３５ ピボットハウジング ７８ 位置決めピンチロール対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−48748（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−73248（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−12035（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の被駆動トランスポ−トロールとそ
れらに連動する一対の遊びニップロールとを含み、前記
トランスポ−トロールと前記遊びニップロールとの間に
シート搬送ニップを構成すると共に、シート搬送路を規
定するシート搬送装置であって、前記一対のトランスポートロールは、シート送りテーブ
ルに固定的に保持され 、前記一対の遊びニップロールは、シャフトに取付けら
れ、 このシャフトは、当該シャフトに対して直角で、シ
ート送り路に並行である軸回りに旋回可能に軸支され、
前記シャフトは前記シート送り路を横切る方向に延在す
る旋回ハウジング内で前記一対のロールの中間点に旋回
可能に設けられており、 前記旋回ハウジングは、その一端に前記シート送りテー
ブルに固定的に係合する手段を含み、前記各被駆動トラ
ンスポートロールとそれに連動する前記遊びニップロー
ルの間で均等なシート挟持力を付与するよう前記シャフ
トを前記軸の回りで旋回可能にするために、前記シート
送りテーブルに向かって前記旋回ハウジングの他端を付
勢する手段を有するシート搬送装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US858264 | 1992-03-26 | ||
| US07/858,264 US5199702A (en) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | Sheet transport apparatus |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640593A JPH0640593A (ja) | 1994-02-15 |
| JPH0776059B2 true JPH0776059B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=25327904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5053697A Expired - Fee Related JPH0776059B2 (ja) | 1992-03-26 | 1993-03-15 | シート搬送装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5199702A (ja) |
| EP (1) | EP0562808B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0776059B2 (ja) |
| DE (1) | DE69303522T2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3109924B2 (ja) * | 1992-10-29 | 2000-11-20 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置 |
| US5600426A (en) * | 1994-03-30 | 1997-02-04 | Xerox Corporation | Self-aligning, low jam rate idler assembly |
| GB2289885B (en) * | 1994-05-26 | 1998-06-17 | Primax Electronics Ltd | Scanning device |
| JP3093581B2 (ja) * | 1994-10-13 | 2000-10-03 | 株式会社東芝 | 回転陽極型ｘ線管及びその製造方法 |
| JPH10203688A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-04 | Xerox Corp | 用紙のスキューを調節する装置 |
| CN1206113C (zh) * | 2002-04-17 | 2005-06-15 | 株式会社理光 | 纸输送装置及设有该纸输送装置的图像形成装置 |
| US6761351B1 (en) | 2003-01-30 | 2004-07-13 | Xerox Corporation | Registration system effective drive roll radius compensation |
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