JPH0775866B2 - 枝管ライニング工法 - Google Patents

枝管ライニング工法

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JPH0775866B2
JPH0775866B2 JP5021431A JP2143193A JPH0775866B2 JP H0775866 B2 JPH0775866 B2 JP H0775866B2 JP 5021431 A JP5021431 A JP 5021431A JP 2143193 A JP2143193 A JP 2143193A JP H0775866 B2 JPH0775866 B2 JP H0775866B2
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    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/26Lining or sheathing of internal surfaces
    • B29C63/30Lining or sheathing of internal surfaces using sheet or web-like material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L55/16Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
    • F16L55/179Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders specially adapted for bends, branch units, branching pipes or the like
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本管から分岐する枝管
に対してライニングを施すための枝管ライニング工法に
関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋没された下水道管等の管路が老
朽化した場合、該管路を掘出すことなくその内周面にラ
イニングを施して当該管路を補修する管路補修工法が既
に提案され、実用に供されているが、該工法は、本管の
みならず、本管から分岐する枝管に対しても同様に実施
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、枝管のライニ
ング工法の従来例を図12に基づいて説明する。
【0004】通常、下水道管等の自然流下管では、水が
流れ易いように、枝管103は本管101に対して下流
方向(図12の左方向)に向かって斜めに傾斜してい
る。斯かる枝管103のライニングに際して、図示のよ
うに枝管ライニング材104を注水ホース108から供
給される水の圧力によって枝管103内に地上側から本
管101に向かって反転挿入すると、枝管ライニング材
104の長さが枝管103のそれよりも長い場合には、
枝管ライニング材104が本管101の内壁に当接して
それ以上の反転が不可能となり、該枝管ライニング材1
04の先端部には未反転部104aが残ることになる。
【0005】ところが、上記状態で温水ホース115か
ら供給される温水によって枝管ライニング材104を加
温し、該枝管ライニング材104に含浸された熱硬化性
樹脂を硬化させようとしても、枝管ライニング材104
の先端部には前述のように未反転部104aが残るため
に温水が枝管ライニング材104の先端部まで十分循環
せず、このために枝管ライニング材104に部分的な硬
化不良が発生し易い他、枝管ライニング材104の未反
転部分104の切断作業が困難であるという問題が生ず
る。
【0006】そこで、枝管の長さを正確に測定し、その
測定された枝管の長さに等しい枝管ライニング材を用い
てライニングを行なうことによって、該枝管ライニング
材に未反転部分を残さないようにする方法が提案される
が、実際には枝管には曲がり部分が多く、その長さを正
確に測定することは至難であるとともに、枝管ライニン
グ材の伸び量を正確に予測することも困難である。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、枝管ライニング材の硬化不良
の防止、切断作業の容易化等を図って所要のライニング
を確実に行なうことができる枝管ライニング工法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明工法は、枝管の長さより所定長さだけ長い管状不織
布の外表面をプラスチックフィルムで被覆するととも
に、該管状不織布に硬化性樹脂を含浸せしめて構成され
る枝管ライニング材を、これが本管の内壁に当接するま
で、地上側から本管側に向かって、流体圧で枝管内に反
転挿入した後、該枝管ライニング材の先端部が本管と平
行になるよう該先端部に力を加えてその方向を転換し、
該先端部の未反転部分を本管内で反転せしめた後、枝管
ライニング材の内圧を一定に保った状態で該枝管ライニ
ング材に含浸された前記硬化性樹脂を硬化せしめ、硬化
した枝管ライニング材の本管内へ突出する部分を切断す
ることによって枝管にライニングを施すことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、枝管よりも長い枝管ライニン
グ材が用いられるが、該枝管ライニング材は、枝管内へ
の反転挿入の際にこれが本管の内壁に当接した後にその
方向を変えられて本管内でその未反転部分が完全に反転
されるため、該枝管ライニング材に未反転部分が残らな
い。
【0010】従って、枝管内に反転挿入された枝管ライ
ニング材に例えば温水を供給して該枝管ライニング材に
含浸された熱硬化性樹脂を硬化させる場合、温水は枝管
ライニング材の先端部まで十分に循環し、枝管ライニン
グ材に含浸された硬化性樹脂を迅速、且つ、均一に硬化
せしめるため、枝管ライニング材に部分的な硬化不良が
生じない。
【0011】又、硬化した枝管ライニング材には未反転
部分が残らないため、該枝管ライニング材の本管内へ突
出する部分の切断作業が容易化する。
【0012】斯くて、本発明によれば、前記目的が達成
される。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図1乃至図7は本発明に係る枝管ライニン
グ工法をその工程順に示す断面図、図8は図7のA部拡
大詳細図、図9は枝管ライニング材の先端部の方向を転
換する方法の実施態様を示す説明図、図10は枝管ライ
ニング材の部分斜視図である。
【0015】本実施例においては、本発明に係る枝管ラ
イニング工法は本管のライニングが終了した後に施工さ
れる。
【0016】即ち、図1に示すように、本管1に対して
は公知の方法によってライニングが施され、該本管1の
内周壁は、硬化した本管ライニング材2によってライニ
ングされており、本管ライニング材2の枝管開口部(枝
管3が本管1に開口する部分)は切断されて開口してお
り、この開口部を介して枝管3が本管1に連通されてい
る。
【0017】而して、枝管3に対するライニングには、
図10に示す枝管ライニング材4が用いられる。この枝
管ライニング材4は、枝管3の長さよりも所定距離(通
常は、1m以上)だけ長い管状不織布5の外周面を気密
性の高いプラスチックフィルム6で被覆するとともに、
該管状不織布5に熱硬化性樹脂を含浸せしめて構成され
る。尚、管状不織布5の材質としては、ポリエステル、
ポリプロピレン、アクリル等が用いられ、プラスチック
フィルム6の材質としては、ポリウレタン、ポリエチレ
ン、ポリエチレン/ナイロン共重合体、塩化ビニール等
が用いられる。
【0018】ところで、上記ライニング材4は、図1に
示すように、その一端が折り返されて反転され、その反
転部分は、地上に設置された枠体7の円筒状圧力キャッ
プ7aの外周の固定される。
【0019】次に、上記枝管ライニング材4の反転され
た部分の中に注水ホース8から水が注入されると、枝管
ライニング材4は水の圧力(重力)によって枝管3内を
図示矢印方向に本管1に向かって反転挿入されていく。
【0020】上述のように枝管ライニング材4が枝管3
内を反転挿入されていくと、前述のように枝管ライニン
グ材4の長さは枝管3の長さよりも所定長さ(1m以
上)だけ長いため、図2に示すように、やがて本管1の
内壁に当接してその反転がストップし、このとき、該枝
管ライニング材4には未反転部分4aが残る。
【0021】そこで、本実施例では、本管1内に導入さ
れた管内ロボット9に設置された油圧シリンダー10を
用いて枝管ライニング材4の先端部(本管1内へ突出し
た部分)4bの方向を変える。即ち、油圧シリンダー1
0のピストンロッド10aを図2の矢印方向に延出して
その端部に結着された押圧片10bで枝管ライニング材
4の先端部4bを押圧すれば、該先端部4bは、図2に
破線にて示すように、本管1の下流側(図2の左側)に
向かって本管1と平行になるようにその方向が変えられ
る。
【0022】尚、枝管ライニング材4の先端部4bの方
向を変える方法には、上記方法の他に図9(a)〜
(c)に示す方法が考えられる。即ち、図9(a)に示
す方法は、牽引ロープ11を矢印方向に引っ張り、該牽
引ロープ11に取り付けられた押圧片12で枝管ライニ
ング材4の先端部4bを押圧してその方向を変える方法
であり、同図(b)に示す方法は、エアーバッグ13と
牽引ロープ14によって枝管ライニング材4の先端部4
bの方向を変える方法であり、同図(c)に示す方法
は、枝管ライニング材4の先端部4bの一方の面に水圧
やエアー圧等の流体圧を作用させて該先端部4bの方向
を変える方法である。
【0023】ところで、上述のように、枝管ライニング
材4の先端部4bがその方向を変えられると、今までそ
の反転がストップされていた枝管ライニング材4の前記
未反転部分4aは、水の圧力によって本管1内を下流側
に向かって反転され、この結果、図3に示すように、枝
管ライニング材4には未反転部分が残らないことにな
る。
【0024】尚、図2において、15は反転後の枝管ラ
イニング材4内に導入された温水ホースであり、該温水
ホース15の一端にはロープ16が取り付けられてお
り、該ロープ16は枝管ライニング材4の末端部に取れ
付けられたリング17を通って地上まで延出している。
【0025】而して、前述のように枝管ライニング材4
がその全長に亘って反転されると、図3に示すように、
枝管ライニング材4の内圧が一定に保たれて該枝管ライ
ニング材が枝管3の内周壁に押圧されたまま、地上に設
置されたボイラー18にて加熱された温水が温水ポンプ
19によって温水ホース15から枝管ライニング材4内
に供給され、該温水は枝管ライニング材4を加温した
後、もう一方の温水ホース20から吸引されてボイラー
18に戻され、ボイラー18にて再び加熱されて枝管ラ
イニング材4内に供給され、以後、同様の動作を繰り返
して枝管ライニング材4を温める。
【0026】斯くて、枝管ライニング材4に含浸された
熱硬化性樹脂が温水によって温められて硬化するが、こ
のとき、枝管ライニング材4には従来のように未硬化部
分が残らないため、温水ホース15は枝管ライニング材
4内の先の方まで導入される。従って、温水ホース15
から枝管ライニング材4内に流出する温水は、枝管ライ
ニング材4内で十分循環して該枝管ライニング材4を均
一に加温することができ、この結果、枝管ライニング材
4に部分的な硬化不良が生じず、枝管ライニング材4は
その全長に亘って均一に硬化せしめられる。
【0027】ところで、図3に示す枝管ライニング材4
の硬化作業時においては、前記ロープ16の端部は、前
記圧力キャップ7aの内壁に取り付けられたフック21
に掛けられ、温水ホース15を図示のように枝管ライニ
ング材4内の先の方まで引き込んだ状態に保っている。
又、枠体7の圧力キャップ7aの上面は蓋部材22にて
閉塞されており、該圧力キャップ4a内には枝管ライニ
ング材4と温水によって画成されるエアー室23が形成
されている。そして、エアー室23にはエアーホース2
4を介してエアーコンプレッサー25が接続されてい
る。尚、図3において、26は圧力計である。
【0028】而して、前述のように枝管ライニング材4
がその全長に亘って均一に硬化すると、図4に示すよう
に、エアーコンプレッサー25を駆動してエアーホース
24から前記エアー室23内に圧縮エアーを供給する。
すると、エアー室23の内圧が高められ、枝管ライニン
グ材4内の温水はその上面にエアー圧を受けて温水ホー
ス15内を図示矢印方向に逆流して大気中に排出され、
温水が枝管ライニング材4内から全て抜き取られる。
尚、このように枝管ライニング材4内から温水を全て抜
き取るには、エアー室23の内圧Pをγ・H(γは温水
の比重量、Hは図示の揚程(ヘッド)である)より大き
く(P>γ・H)保つ必要がある。
【0029】上述のように枝管ライニング材3内の温水
の全てが抜き取られると、フック21に掛けられていた
ロープ16の一端がフック21から外されるとともに、
枠体7等が撤去され、図5に示すように、温水ホース1
5が引っ張られてこれが抜き取られる。尚、前述のよう
に、ロープ16は枝管ライニング材4の末端部に取り付
けられたリング17に通されているため、温水ホース1
5を引っ張っても、該ロープ16はリング17を容易に
通過し、温水ホース15は容易に抜き取られる。
【0030】上記温水ホース15の抜き取り作業が終了
すると、図6に示すように、本管1内に導入された前記
管内ロボット9によって、硬化した枝管ライニング材4
の不要部分(つまり、本管1内へ突出する部分)が切断
される。
【0031】即ち、上記管内ロボット9には、前記油圧
シリンダー10の他、油圧で作動する油圧モーター2
7、TVカメラ28等が設置されており、枝管ライニン
グ材4の不要部分は油圧モーター27に取り付けられた
カッター29によって切断される。具体的には、管内ロ
ボット9に設置された前記TVカメラ28によって枝管
ライニング材4の切断部分を地上でモニタリングしなが
ら、管内ロボット9に取り付けられた牽引ロープ30を
図示矢印方向(本管1の下流方向)に引いて管内ロボッ
ト26を同方向へ移動させることによって、回転するカ
ッター29で枝管ライニング材4の不要部分を切断して
これを取り除く。この切断作業においては、枝管ライニ
ング材4に未硬化部分が残らないため、その作業が容易
化する。
【0032】而して、上述の切断作業が終了すると、図
7に示すように、枝管3の内周壁は硬化した枝管ライニ
ング材4によってライニングされて一連のライニング作
業が終了するが、このとき、枝管ライニング材4と本管
ライニング材2との接続部は、図8に示すように、枝管
ライニング材4に含浸された熱硬化性樹脂の接着作用に
よって接合一体化される。尚、図8において、6は枝管
ライニング材4の内周面を被覆する前記プラスチックフ
ィルム、31は本管ライニング材2の内周面を被覆する
プラスチックフィルムである。
【0033】ところで、以上の実施例では、本管1のラ
イニングが終了した後に、本発明工法を用いて枝管3の
ライニングを施工する場合について述べたが、枝管3の
みにライニングを施す場合に実施例で用いたと同じ枝管
ライニング材4を用いると、図2に示す状態になったと
きに枝管ライニング材4が本管1の内壁に接着するた
め、図11に示すような枝管ライニング材34を用いる
必要がある。
【0034】即ち、図11は反転前の枝管ライニング材
34の部分斜視図であり、該枝管ライニング材34はそ
の内周面を気密性の高いバリヤーフィルム35で被覆さ
れている。尚、図11において、5はその外周面をプラ
スチックフィルム6で被覆された管状不織布であり、こ
れには硬化性樹脂が含浸されている。
【0035】而して、上記枝管ライニング材34を用い
て枝管3のライニングを行なうと、該枝管ライニング3
4を反転してこれが図3に示すような状態になっても、
反転後はバリヤーフィルム35が枝管ライニング材34
の外周側に位置して枝管ライニング材34に含浸された
硬化性樹脂の本管1への接触を防ぐため、枝管ライニン
グ材34の本管1への接着が防がれる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、枝管よりも長い枝管ライニング材が用いられる
が、該枝管ライニング材は、枝管内への反転挿入の際に
これが本管の内壁に当接した後にその方向を変えられて
本管内でその未反転部分が完全に反転されるため、該枝
管ライニング材に未反転部分が残らず、従って、枝管内
に反転挿入された枝管ライニング材に例えば温水を供給
して該枝管ライニング材に含浸された熱硬化性樹脂を硬
化させる場合、温水は枝管ライニング材の先端部まで十
分に循環し、枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂
が温水によって迅速、且つ、均一に硬化せしめられ、枝
管ライニング材の部分的な硬化不良が防がれるととも
に、該枝管ライニング材の本管内へ突出する部分の切断
作業が容易化するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工法を説明するための断面図である。
【図2】本発明工法を説明するための断面図である。
【図3】本発明工法を説明するための断面図である。
【図4】本発明工法を説明するための断面図である。
【図5】本発明工法を説明するための断面図である。
【図6】本発明工法を説明するための断面図である。
【図7】本発明工法を説明するための断面図である。
【図8】図7のA部拡大詳細図である。
【図9】(a),(b),(c)は枝管ライニング材の
先端部の方向を転換する方法の実施態様を示す説明図で
ある。
【図10】本発明の実施例に係る枝管ライニング材の部
分斜視図である。
【図11】本発明の別実施例に係る枝管ライニング材の
部分斜視図である。
【図12】従来の枝管ライニング工法を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1 本管 2 本管ライニング材 3 枝管 4 枝管ライニング材 5 管状不織布 6 プラスチックフィルム 9 管内ロボット 10 油圧シリンダー 15 温水ホース 27 油圧モーター 29 カッター 34 枝管ライニング材 35 バリヤーフィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝管の長さより所定長さだけ長い管状不
    織布の外表面をプラスチックフィルムで被覆するととも
    に、該管状不織布に硬化性樹脂を含浸せしめて構成され
    る枝管ライニング材を、これが本管の内壁に当接するま
    で、地上側から本管側に向かって、流体圧で枝管内に反
    転挿入した後、該枝管ライニング材の先端部が本管と平
    行になるよう該先端部に力を加えてその方向を転換し、
    該先端部の未反転部分を本管内で反転せしめた後、枝管
    ライニング材の内圧を一定に保った状態で該枝管ライニ
    ング材に含浸された前記硬化性樹脂を硬化せしめ、硬化
    した枝管ライニング材の本管内へ突出する部分を切断す
    ることによって枝管にライニングを施すことを特徴とす
    る枝管ライニング工法。
  2. 【請求項2】 本管ライニング材による本管のライニン
    グが終了し、硬化した本管ライニング材の枝管開口部の
    切断作業が終了した後に施工されることを特徴とする請
    求項1記載の枝管ライニング工法。
  3. 【請求項3】 反転前の前記枝管ライニング材は、その
    内周面がバリヤーフィルムで被覆されていることを特徴
    とする請求項1記載の枝管ライニング工法。
  4. 【請求項4】 前記枝管ライニング材又は本管ライニン
    グ材の切断作業は、本管内に導入された管内ロボットに
    設置されたモーターによって回転駆動されるカッターに
    よって行なわれることを特徴とする請求項1又は2記載
    の枝管ライニング工法。
JP5021431A 1993-02-09 1993-02-09 枝管ライニング工法 Expired - Fee Related JPH0775866B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5021431A JPH0775866B2 (ja) 1993-02-09 1993-02-09 枝管ライニング工法
KR1019930013042A KR0178145B1 (ko) 1993-02-09 1993-07-12 지관 라이닝공법
DK93308428.7T DK0610620T3 (da) 1993-02-09 1993-10-22 Fremgangsmåde til udforing af et grenrør
DE69304509T DE69304509T2 (de) 1993-02-09 1993-10-22 Verfahren zur Beschichtung einer Abzweigeleitung
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