JPH0775656B2 - 排ガス処理方法 - Google Patents

排ガス処理方法

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JPH0775656B2
JPH0775656B2 JP1144667A JP14466789A JPH0775656B2 JP H0775656 B2 JPH0775656 B2 JP H0775656B2 JP 1144667 A JP1144667 A JP 1144667A JP 14466789 A JP14466789 A JP 14466789A JP H0775656 B2 JPH0775656 B2 JP H0775656B2
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catalyst
tio
exhaust gas
sio
oxide
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正勝 平岡
義訓 井元
之輔 原且
邦夫 佐野
明 井上
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Nippon Shokubai Co Ltd
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NIPPON GAISHI KK
Nippon Shokubai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、焼却炉排ガス等に含まれるポリ塩化ジベンゾ
ダイオキシンまたはポリ塩化ジベンゾフランを触媒を用
いて除去する排ガス処理方法に関するものである。
[従来の技術] 産業廃棄物や都市廃棄物を処理する焼却施設等から発生
する排ガス中にはSOx,NOx,HCl,シアン等の有毒物質が含
まれており、人の健康や環境の保護の観点からその除去
技術が研究され実施に移されている。しかし、排ガス中
に含有されているダイオキシン,PCB,クロロフェノール
等の極微量の毒性有機塩素化合物については、除去技術
の研究がようやく開始されたところであり、実用化技術
の確立には至っていない。このうちダイオキシンと呼ば
れている物質はポリ塩化ジベンゾダイオキシンという化
合物であり、塩素の数によって二塩化物、四塩化物、五
塩化物、六塩化物などがあり、異性体は70種以上に及
び、特に四塩化ジベンゾダイオキシン(T4CDD)は最強
の毒性物質として知られている。またダイオキシンは非
常に安定な物質で水に溶けず、半永久的に毒性が消失し
ないことからその強い毒性と相まって環境汚染の重要化
学物質と考えられている。
一般に、ダイオキシン類を含む毒性有機塩素化合物の分
解除去技術としては、高温燃焼を行なう所謂直燃式処理
法,活性炭等による吸着法,薬剤による洗浄法等が考え
られる。
このうち直燃式処理法は、前記毒性有機塩素化合物の完
全酸化分解を燃焼プロセスを行なうものであり、実施に
際しては1000℃以上の高温維持が必要とされている。と
ころが焼却炉内の燃焼温度は800〜900℃であるから、有
機塩素化合物を酸化分解するには炉内温度を更に高める
か、或は再燃焼部を設ける必要がある。しかるに炉内温
度を上昇させる場合は炉の全面的な改造を必要とする上
に、900℃以上では焼却物の灰分が溶融して炉壁を損傷
するという問題がある。一方都市ごみ焼却炉の主流を占
めるストーカ炉では炉内に局部的な低温部が発生し易い
ので再燃焼部を設ける方法が有効となるが、この場合に
は排ガス総量の増加や再燃焼用燃料によるランニングコ
ストの上昇が極めて大きくなるという欠点が発生する。
しかも、排ガス中の被処理物質濃度が希薄であるので処
理効率はどうしても低くならざるを得ない。一方吸着法
では廃活性炭の再生処理が、また洗浄法では廃液の2次
処理が夫々必要となり、しかもこれらの2次処理手段が
非常に厄介であるので実用的な分解除去技術とは言えな
い。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はこうした事情に着目してなされたものであっ
て、各種廃棄物の焼却処理に当たってポリ塩化ジベンゾ
ダイオキシンまたはポリ塩化ジベンゾフランを分解除去
し得る様な排ガス処理方法を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] しかして上記目的を達成した本発明方法は、焼却炉で塩
素系化合物を含む廃棄物を処理するに際し、焼却炉から
発生する排ガスを特定条件の下で触媒を用いて処理する
ことによって、排ガス中に含まれるポリ塩化ジベンゾダ
イオキシンまたはポリ塩化ジベンゾフランを分解除去す
るものであり、その要旨は、上記処理条件を使用温度範
囲が250℃以上、空間速度(SV)が50000以下、かつ触媒
表面積1m2当たりのガス量を250m3/hr(at temp.)以下
とする点に存在する。尚本発明における触媒表面積は幾
何学表面積である。
[作用] 本発明は、産業廃棄物や都市廃棄物を処理する焼却炉排
ガス中に含まれるポリ塩化ジベンゾダイオキシンまたは
ポリ塩化ジベンゾフランを、触媒を用いて除くものであ
る。
反応温度は極めて重要な因子であって250℃以上好まし
くは250〜500℃とする必要がある。反応温度をこの範囲
にすることにより、所謂直燃式処理より優れた処理効果
を得ることができる。250℃未満では、除去効率が低い
ことに加え、排ガス中のHClやSOxによる触媒被毒が大き
くなり、劣化促進が著しくなる。一方反応温度が高過ぎ
ると、触媒の変質を招く恐れがあり、長時間の使用が困
難となるので500℃以下に抑えることが望まれる。ま
た、触媒を通過するガス量は、触媒表面積1m2当たりの
ガス量を250m3/hr(at temp.)以下とする必要がある。
触媒表面積1m2当たりのガス量が250m3/hr(at temp.)
を超えると除去効率が低下し、実用性を失う。
更に、空間速度(SV)に関しては50000以下とする必要
があり、空間速度が50000を超えると除去効率が低下す
る。尚下限については特に限定するものではないが、20
00未満では、徒らに触媒量を増やすだけであり触媒コス
トが増大する。又圧力は特に限定はないが0.01〜10kg/c
m2の範囲が好ましい。
次に本発明に適用される触媒については特に制限を設け
るものではないが、A成分として、Ti,Si及びZrよりな
る群から選択される1種の金属の単独金属系酸化物又は
2種以上の金属の複合多元系酸化物群よりなる群から選
ばれる1種以上と、B成分として、Pt,Pd,Ru,Mn,Cu,Cr
及びFeよりなる群から選択される少なくとも1種の金属
又はその酸化物を含んでなる触媒組成物から構成される
酸化触媒が特に有効である。これらの触媒はNOx,SOx,HC
l,ハロゲンガス,CO等の存在する環境下において前記ダ
イオキシン等の毒性有機塩素化合物を長期に亘り効率良
く分解除去する触媒として特に好ましい。尚上記A成分
とB成分からなる酸化触媒としては、より好ましくは、
TiO2−SiO2若しくはTiO2−ZrO2の2元系複合酸化物ある
いはTiO2−SiO2−ZrO2の3元系複合酸化物を基体とし、
これにPt,Pd,Ru,Mn,Cu,Cr及びFeよりなる群から選択さ
れる少なくとも1種の金属又はその酸化物を担持させた
ものを挙げることができる。
TiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2はそれらの特異な物性に
よって完成触媒に対し好ましい物性を与えると同時に担
体の役割も果たし得るものである。
本発明におけるTiO2−SiO2は、例えば、田部浩三[J.Ca
tal.,Vol.35,225〜231(1974)]によって周知とされた
ように、構成する各単独酸化物には見られない顕著な酸
性を示す所謂固体酸であって、また大表面積を有する。
即ち、TiO2−SiO2は酸化チタンおよび酸化ケイ素を単に
混合したものではなく、チタンおよびケイ素が所謂、2
元系複合酸化物を形成することによりその特異な物性を
発現するものと認めることができるものである。TiO2
ZrO2やTiO2−SiO2−ZrO2もTiO2−SiO2と同様であり、チ
タン,ケイ素およびジルコニウムが2元系若しくは3元
系複合酸化物を形成することにより、好ましい物性を発
現するのである。
TiO2−SiO2およびTiO2−SiO2−ZrO2を使用する他の有利
な点は、触媒自身が酸性となるために著しい耐酸性を示
し、処理ガス中に含まれる硫黄化合物やハロゲン化合物
等の影響を全く受けないで、長期に亘って安定した分解
除去性能を示す点にある。さらに、本発明に係る触媒
は、TiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2を用いているので、
貴金属を触媒成分として使用しているにも拘らず、処理
ガス中に存在するSO2とSO3に酸化する能力が極めて低
く、ダイオキシン等の毒性有機塩素化合物を選択的に酸
化する特性を示す。この様にSO2の酸化能が低いこと
は、上記したように熱交換の経済性および材質の腐食抑
制という点で工業的には極めて有利となる。またさらに
他の特徴として本発明に係る触媒は大表面積のTiO2−Si
O2やTiO2−SiO2−ZrO2を用いるために、後述の実施例に
示すように低温下でも高活性を示し、また高空間速度に
おいても良好な分解除去性能を示す。そして、その他本
発明にかかる触媒の特徴としては、触媒調製の容易なこ
とである。従って触媒形状としてもペレット状,板状,
円筒状,格子状,ハニカム状など任意の形状に成形する
ことが可能である。また、本発明にかかる触媒は機械的
特性、物理的特性、例えば圧潰強度,摩耗性,落下強度
などが極めて優れており、安定して長期使用に耐え得る
ものである。
上記の様に優れた物理的特性を有する触媒は、ダストを
多く含む排ガスを処理する際にさらに優位性が増す。即
ち、排ガス中にはダストが多く含まれるため、移動床方
式を採用するのが一般的である。そこで触媒については
上記の如き極めて優れた物理的諸特性、特に耐久性が要
求されるが、本発明にかかる触媒は十分な耐久性を備え
ている。
本発明では多元系複合酸化物以外にTiO2系,SiO2系,ZrO2
系等の単独酸化物も使用できるが、TiO2−SiO2の2元系
複合酸化物やTiO2−SiO2−ZrO2の3元系複合酸化物は単
独の酸化物を単に混合した酸化物に比べて、後述の実験
結果に示すように完成触媒の活性、耐酸性による触媒活
性の耐久性また触媒調製に関する機械的物理特性等の点
において著しく有利であり、本発明に用いるTiO2−SiO2
の2元系複合酸化物やTiO2−SiO2−ZrO2の3元系複合酸
化物は特に優れた特性を示すものである。従って、この
ような種々の要求項目を満足する上記触媒は、工業的に
見れば極めて有利な触媒といえる。
本発明にかかる触媒として好ましいのは、上記Aおよび
B成分からなる触媒活性物質を含有してなる分解除去用
触媒であるが、大比表面積を備えることも極めて有効に
作用する特徴的特性であり、とくに好ましい比表面積は
10〜450m2/gである。また、本発明の触媒において用い
るTiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2等はいずれもその比表
面積として10m2/g以上のものが好ましく、酸化物に換算
してTiO2が5〜95モル%、SiO2単独またはSiO2とZrO2
の和として5〜95モル%(いずれもTiO2+SiO2+ZrO2
100モル%に対して)の範囲を構成してなるものが特に
好ましい。
TiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2を得ることは上記範囲以
外でも可能であるけれども、その使用上、触媒の機械的
強度が若干弱くなり、余り好ましくない。
本発明において用いられるTiO2−SiO2等の担体を調製す
るには、まずTi源を、塩化チタン類,硫酸チタンなどの
無機性チタン化合物および蓚酸チタン,テトライソプロ
ピルチタネートなどの有機性チタン化合物などから選ぶ
ことができ、またSi源はコロイド状シリカ,水ガラス,
四塩化ケイ素,シリカゲルなど無機性のケイ素化合物お
よびテトラエチルシリケートなど有機性ケイ素化合物な
どから選ぶことができる。そしてこれら原料中には、微
量の不純物や混入物のあるものもあるが、得られるTiO2
−SiO2の物性に大きく影響を与えるものでない限り問題
とならない。
好ましいTiO2−SiO2の調製法としては、以下の方法が挙
げられる。
四塩化チタンをシリカゲルに含浸し、150〜650℃で熱
処理して分解せしめTiO2−SiO2を形成せしめる方法。
四塩化チタンをシリカゲルと共に混合し、アンモニア
を添加して沈殿を生成せしめ、この沈殿を洗浄、乾燥後
150〜650℃で焼成せしめる方法。
四塩化チタンにケイ酸ナトリウム水溶液を添加し、反
応せしめて沈殿を生成させ、これを洗浄、乾燥後150〜6
50℃で焼成せしめる方法。
四塩化チタンの水−アルコール溶液にエチルシリケー
ト[(C2H5O)4Si]を添加し加水分解反応せしめ沈殿を
形成させ、これを洗浄、乾燥後150〜650℃で焼成せしめ
る方法。
酸化塩化チタン(TiOCl2)とエチルシリケートの水−
アルコール溶液にアンモニアを加えて沈殿を形成せし
め、これを洗浄、乾燥後150〜650℃で焼成せしめる方
法。
以上の好ましい方法のうちでもとくにの方法が好まし
く、この方法は具体的には以下のごとく実施される。即
ち、上記Ti源およびSi源の化合物をTiO2とSiO2のモル比
が所定量になるようにとり、酸性の水溶液状態またはゾ
ル状態でチタンおよびケイ素を酸化物換算して0.01〜1.
0g/の濃度とし10〜100℃に保つ。その中へ攪拌下中和
剤としてアンモニア水を滴下し、10分間ないし3時間pH
2〜10にてチタンおよびケイ素よりなる共沈化合物を生
成せしめ、濾別後よく洗浄したのち80〜140℃で1〜10
時間乾燥し、150〜650℃で1〜10時間焼成すればTiO2
SiO2を得ることができる。また、別法として上記所定の
ケイ素源の化合物と中和の為の十分量のアンモニア水を
混合し、攪拌下所定のチタン源の化合物を滴下し、共沈
化合物を生成せしめ、以下上記の方法と同様にしてTiO2
−SiO2を得ることもできる。
また、TiO2−ZrO2やTiO2−SiO2−ZrO2についてはTiO2
SiO2と同様の方法で調製されるものであり、Zr源とし
て、無機性Zr化合物および有機性Zr化合物の中から選ぶ
ことができるが、無機性Zr化合物としては硝酸ジルコニ
ル、硫酸ジルコニル、修酸ジルコニルが好ましい。
即ち、Zr化合物をSi化合物と共に上述の方法と同様に扱
うことにより、TiO2−SiO2−ZrO2を容易に調製し得る。
そして、このZrの存在量は酸化物としてTiO2+SiO2+Zr
O2の合計量に対し30重量%までの範囲にあることが好ま
しい。
上記方法で調製されたTiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2
用いて以下の触媒調製法によって完成触媒が得られる。
一例を示せば、得られたTiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2
に適当な成型助剤を加え混合し適量の水を加えよく練っ
た後、押出機で円柱状に成型し、ついで乾燥、焼成して
TiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2の成型物を得る。
成型助剤として、微結晶性セルローズ,メチルセルロー
ズ,ポリエチレングリコール,ポリビニルアルコール,
ポリアクリルアミド,ポリ酢酸ビニル,澱粉等の如く焼
成により分解、酸化して飛散する公知の有機物を適宜添
加することができる。また成型をさらに容易にならしめ
るために酸も用い得る。酸としては硫酸,硝酸等の鉱
酸、そして蟻酸,酢酸,修酸等の有機酸のうちから適宜
選び添加することができる。その他触媒強度を高めるた
めにガラス繊維やガラス粉末等を加えることができる。
また、TiO2−SiO2やTiO2−SiO2−ZrO2を通常担体として
用いられている粉末と混合して使用することも可能であ
る。例えばアルミナ,シリカ,シリカ・アルミナ,ベン
トナイト,ケイソウ土,チタニア,ジルコニア,リン酸
チタン,マグネシア,酸化バリウム,酸化亜鉛,酸化ス
ズ等を用いることができる。
成型物の形状についてはペレット状,板状,ハニカム
状,ドーナツ状,リボン状,波板状など任意に選択する
ことができ、通常、押出成型機によって押出成型され
る。また、上記の如き通常の担体にTiO2−SiO2あるいは
TiO2−SiO2−ZrO2をスラリー状で吹付け、上記成型物と
同様に扱うこともできる。成型された成型物は10〜140
℃で1〜48時間乾燥した後、焼成される。焼成は通常空
気雰囲気下あるいは空気流通下1000℃以下、好ましくは
200〜900℃で1〜10時間行なわれる。
このようにして得られたペレット等の成型物にTiO2−Si
O2やTiO2−SiO2−ZrO2と共に用いる他の触媒成分B、す
なわち、Pt,Pd,Ru等の貴金属触媒物質やMn,Cu,Cr,Fe等
を金属として、又はその酸化物として担持せしめ、完成
触媒が得られる。これらの触媒成分Bとしては、特に周
期律表第VIII族の金属が好んで用いられるが、中でもP
t,Pd,Ruが好ましい。触媒成分Bの出発原料としては、
塩化物,硝酸塩,有機酸塩,塩化貴金属酸,銅化合物な
どが好ましい。触媒成分Bは金属量換算にしてTiO2−Si
O2やTiO2−SiO2−ZrO2の成型物1当たり0.05〜20g、
好ましくは0.1〜5g、更に好ましくは0.3〜3g担持せしめ
る。
本発明触媒の調製方法において、触媒成分の担持に際し
てポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤の使用は非
常に有用である。ポリオキシエチレン系非イオン界面活
性剤を存在させることにより適度の泡立ちが生じ、触媒
成分水溶液、担体粒子及び調製容器壁との相互接触が円
滑になり、触媒成分を担持する際は均一な再現性のある
担持結果を果たすことができ、B成分の担持の場合には
界面活性剤の持つ低浸透性のゆえに触媒表面および表層
への有効な分散担持が行なわれ、最小の担持量で希望す
る水準の性能を有する触媒を得ることができる。特に触
媒を大量に調製する場合はこれらの長所が有利に発揮さ
れる。本発明の方法で用いられる界面活性剤として挙げ
られるものは以下の通りである。
ポリエチレングリコールHO(CH2CH2O)nH(n:11〜90
0)、ポリオキシエチレングリコールアルキルエーテルR
O(CH2CH2O)nH(Rは炭素数6〜30のアルキル基であり
n=3〜120)、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレン−ポリオキシエチレングリコールHO(CH2CH2O)
(CH2CH2CH2O)(CH2CH2O)cH(a、b、cは1以
上でありa+b+c=20〜400)、 一般式 で表わされる「テトロニック型含窒素非イオン界面活性
剤(x1〜x4,y1〜y4は1以上であり、x1+x2+x3+x4+y
1+y2+y3+y4=20〜500)、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリルエーテル (R1は炭素数6〜12のアルキル基でn=3〜120)、ポ
リオキシエチレンアルキルエステルR−COO(C2H4O)nH
またはR−COO(C2H4O)−r−CH2CH2COO−R(Rは
炭素数6〜24のアルキル基でありn=3〜120)、ポリ
オキシエチレンアルキルアミン (Rは炭素数6〜30のアルキル基でありn,n1およびn2
3〜120)、ポリオキシエチレンアルキルアマイドR−C
ONH(C2H4O)nHまたは (Rは炭素数6〜30のアルキル基であり、n,n1およびn2
は3〜120)、ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸
エステル (Rは炭素数6〜24のアルキル基でありnは3〜60) これらのポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤のう
ち好ましいのは平均分子量500以上、特に1000以上のも
のである。平均分子量が500より小さいと浸透性が大き
くなり、触媒成分(特に貴金属成分)が担体内部にまで
均一に担持分布するようになり、担持量を増加させる必
要が生ずるからである。この界面活性剤は担体1当た
り0.1〜50g、好ましくは0.2〜20g用いられ、触媒成分水
溶液中に加えた場合は0.01〜10重量%、好ましくは0.02
〜5重量%の範囲で用いられる。
かくして、白金,パラジウム,ロジウム化合物を担持し
た組成物は30〜200℃、好ましくは70〜170℃で乾燥さ
れ、ついで空気中300〜700℃、好ましくは400〜600℃で
焼成するか、あるいは水素ガス,水素−窒素ガス中150
〜600℃、好ましくは250〜500℃で還元処理する。な
お、これらの空気加熱処理,水素ガス,水素−窒素ガス
処理の代りに被処理排出ガスで処理して活性化すること
により完成触媒とすることもできる。
反応器の形式としては特に限定はないが、通常の固定
床,移動床,流動床等の反応器を適用することができ
る。
尚、焼却排ガス中にはダスト分が多く、目詰まりの恐れ
が大きいので、ダスト量に応じて目開きを容易に加減す
ることができるハニカム形状が成型物の形状としては特
に好ましい。
即ち、排ガス中にダストが多く含まれる場合には、触媒
形状が粒状またはハニカム状であっても、貫通孔が小さ
い場合は、圧力損失が大きくなり、現実には充填層の高
さが制限される。
また、粒状或はハニカム状であっても貫通孔が小さい場
合は、ガス中のダストの蓄積や融着による触媒の閉塞を
招きやすい。
それに対し、ハニカム状触媒は、粒状触媒に比べ圧力損
失は小さく、また貫通孔の大きさおよび開口率を適切に
選択すれば、排ガス中のダストの蓄積や融着による閉塞
の防止ができる。
すなわち本発明では、ハニカム構造体よりなる貫通孔の
相当直径(相当直径=孔断面積×4/孔内周長さ)と開口
率を限定し、圧力損失が小さく、またダストによる貫通
孔の閉塞を防ぎ、ダイオキシン等の様に毒性のある有機
塩素化合物を分解除去することを見出したものである。
その場合相当直径が2mm以上で、かつ開口率が50%以上
の条件が成立するハニカム構造体よりなるハニカム触媒
により、焼却炉排ガス等のダストを含有する排ガスにお
いて、長期間に渡り優れた除去性能を示すものである。
なお、相当直径が2mm未満であると、容易にダストによ
る閉塞が発現し、実用上の使用に耐えない。また、特に
相当直径の上限を設けるものでは無いが、相当直径が50
mm前後になると、触媒表面積1m2当たりのガス量が250m3
/hr(at temp.)以下を満足することが不可能となり、
著しく低い除去性能となる。次に開口率が50%以下であ
ると圧力損失が増加し、ダストの閉塞が起こり易くな
り、ハニカム構造体の利点が生かせない。また、特に開
口率の上限を設けるものでは無いが、開口率を90%以上
とするにはハニカム構造体の隔壁を薄くする必要があ
り、構造体の強度上からの制約を受ける場合がある。
以下に実施例および比較例を用いて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定される
ものではない。また以下の記載において、各略号の意味
は次のとおりである。
PCDD…ポリ塩化ジベンゾダイオキシンの総称 PCDF…ポリ塩化ジベンゾフランの総称 T4CDD…四塩化ジベンゾダイオキシン P5CDD…五塩化ジベンゾダイオキシン H6CDD…六塩化ジベンゾダイオキシン H7CDD…七塩化ジベンゾダイオキシン O8CDD…八塩化ジベンゾダイオキシン [実施例] PCDDの分析 排ガス試料採取方法 排ガス試料は、試料採取管を採取箇所に挿入し、円筒濾
紙によりダストを捕集し、ついで氷冷したインピンジャ
ー(水100ml入り2本、ジエチレングリコール100ml+ガ
ラスビーズ100ml入り1本、空1本)と吸着剤(アンバ
ーライトXAD−2)層に導入する方法を用いて5/min
の流速で試料を500採取した。
抽出 ドレイン、ジエチレングリコール溶液、メタノール洗
液、ベンゼン洗液を合わせ、ベンゼン抽出を行なう。
円筒濾紙は、2N−HCl(100ml)中に入れ浸透後沸騰水浴
中で1時間加熱し処理液をベンゼン抽出する。残渣は風
乾後、ベンゼンを加え、24時間ソックスレー抽出を行な
う。
XAD−2樹脂は、アセトンで2回、ベンゼンで2回各30
分間ずつソックスレー抽出し、アセトン及びベンゼン抽
出液を合わせ、水を加えた後、ベンゼン層を分取する。
水層はベンゼン抽出を行なう。
ベンゼン抽出液をすべて合わせ、内部標準物質を添加
し、アルカリ洗浄(0.1N−NaOH)と酸処理(conc.H2S
O4)を施す。水洗、脱水後濃縮しn−ヘキサンを加え5m
lとし、以降のカラムクリーンナップに供する。
カラムクリーンナップ アルミナカラムを調製し、で得られた試料を分画す
る。n−ヘキサン120mlを用いて、夾雑物を除いた後、
n−ヘキサン−ジクロロメタン(1:1)70mlによりPCDD
及びPCDF画分を得る。溶出液は濃縮し、HPLC(高速液体
クロマトグラフィー)によりクリーンナップする。
HPLC カラムクロマトグラフィーによって得られた、PCDD画分
を濃縮後、クロロホルムに溶解し、逆相系カラムに注入
し、T4CDDからO8CDDにまで画分を得る。溶出液はn−ヘ
キサンで抽出し、濃縮する。さらにクリーンナップする
必要がある場合は、順相系カラムを用いたHPLCにより、
T4CDDからO8CDD画分までを得る。溶出液は濃縮後、GC/M
S分析に供する。
PCDF画分も同様の処理を実施する。
実施例1 Ti:Si=8.5:1.5(モル比)の複合酸化物よりなるハニカ
ム成型体(第2図参照)に、Pt(1.5g/触媒1)を担
持して形成した完成触媒を使用して、第1表に示す条件
下に、PCDDを含むガスの分解テストを行なったところ第
1表に示す結果が得られた。
尚温度300℃におけるAVと分解率の関係をグラフに示す
と第1図の通りであった。
第1表及び第1図に示される通り、処理温度を250℃以
上、SVを50000以下、AVを250m3/H以下に夫々設定すれば
良好な分解率を得ることができることを確認することが
できた。
実施例2 Ti:Zr=7:3(モル比)の複合酸化物よりなる、目開き2.
4mm,壁厚0.4mmのハニカム成型体に、Pt(1.5g/触媒1
)を担持して形成した完成触媒を使用し、下記条件下
に、PCDDを含むガスの分解テストを行なったところ、第
2表に示す結果が得られた。
(条件) ガス組成 PCDD 100ng/Nm3 空気 残部 空間速度(SV) 20000hr-1 温 度 350℃,400℃ 450℃ 実施例3 Ti:Si:Zr=7:1.5:1.5(モル比)の複合酸化物よりなる
目開き2.4mm,壁厚0.4mmのハニカム成型体を使用し、実
施例2と同様のテストを行なったところ、第3表に示す
結果が得られた。
実施例4 Ti:Si=8.5:1.5(モル比)の複合酸化物よりなる、目開
き6mm,壁厚1mmのハニカム成型体に、Pt(1.5g/触媒1
)を担持して形成した完成触媒を用いて、SV=5400,A
V=23〜29m3/Hの条件下で、温度を種々変更してPCDDを
含むガスの分解テストを行なったところ第3図に示す結
果が得られた。なお、図中(A)の直線は入口ガスPCDD
組成が10000〜12000ng/Nm3であり、(B)の直線は入口
ガスPCDD組成が1100〜1400ng/Nm3での結果を示す。尚比
較例として触媒を担持しないハニカム成型体を使用して
SV=6300,AV=27〜34m3/Hの条件下同様の分解テストを
行ない、その結果を第3図に併記した。
実施例5 実施例4の触媒担持成型体(ハニカムL)と、該触媒担
持成型体と同じ複合酸化物よりなり、目開き2.4mm,壁厚
0.4mmのハニカム成型体(ハニカムS)を夫々使用し、
処理条件を種々変更してPCDDを含むガスの分解テストを
行なったところ第4図に示す結果が得られた。
第4図に示される様にハニカムLではSVの増加に伴ない
PCDD残留率は大きくなるが、ハニカムSではSVが増加す
るとPCDD残留率が低下する傾向を示している。
実施例6 実施例4の触媒担持成型体を収納してなるリアクター
(第5図参照)を、第6図に示される焼却プラントの焼
却炉1と冷却器3の間の排ガスダクトにガス流通方向に
沿って3基連設し、各リアクター出口におけるPCDDの濃
度変化を調べたところ第7図に示す結果が得られた。
又このときの各リアクターにおけるPCDD成分毎の分解率
の変化は第8図に示す通りであった。
実施例7 第6図に示される焼却プラントの焼却炉1と冷却器3の
間の排ガスダクトより排ガスを吸引し、ハニカム構造体
の貫通孔の相当直径及び開口率を変化させ、SV=10000,
温度300℃の条件下で圧力損失の経時変化を調べたとこ
ろ第4表に示す結果が得られた。第4表に示される通
り、貫通孔の相当直径を2mm以上,開口率を50%以上と
すれば、排ガス中のダストによる閉塞や圧力損失の急激
な上昇が防止できることが確認できた。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、焼却炉排ガスに含
まれるポリ塩化ジベンゾダイオキシンまたはポリ塩化ジ
ベンゾフランを、触媒を用いることで効果的に除去する
ことに成功したものである。
また本発明によれば、低温度で上記毒性有機塩素化合物
の除去が行なえるのでランニングコストや設備コストを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はAVと分解率の関係を示すグラフ、第2図はハニ
カム成型体の構造説明図、第3図は反応温度と分解率の
関係を示すグラフ、第4図はSV変化とPCDD残留率の関係
を示すグラフ、第5図はリアクターの構造を示す斜視
図、第6図は焼却プラント説明図、第7図は触媒担持成
型体を収納したリアクターを3基連設した場合の、PCDD
濃度変化を示すグラフ、第8図は3基連設したリアクタ
ーにおけるPCDD成分毎の分解率の変化を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/40 ZAB A 23/72 ZAB A 23/74 ZAB 23/745 F23J 15/00 6908−3K F23J 15/00 H (72)発明者 原且 之輔 愛知県刈谷市一ツ木町鵜島1―87 (72)発明者 佐野 邦夫 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 日本触媒化学工業株式会社触媒研究所 内 (72)発明者 井上 明 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 日本触媒化学工業株式会社触媒研究所 内 (56)参考文献 特開 平2−35914(JP,A) 特開 平3−47516(JP,A) 特表 昭64−500330(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼却炉排ガス等に含まれるポリ塩化ジベン
    ゾダイオキシンまたはポリ塩化ジベンゾフランを、触媒
    を用いて除去する方法において、その使用温度範囲が25
    0℃以上で、空間速度(SV)が50000以下で、かつ触媒表
    面積1m2当たりのガス量を250m3/hr(at temp.)以下と
    することを特徴とする排ガス処理方法。
  2. 【請求項2】触媒が、 A成分として、Ti,Si及びZrよりなる群から選択される
    1種の金属の単独金属系酸化物又は2種以上の金属の複
    合多元系酸化物群から選ばれる1種以上と、 B成分として、Pt,Pd,Ru,Mn,Cu,Cr及びFeよりなる群か
    ら選択される少なくとも1種の金属又はその酸化物を含
    んでなる 触媒組成物である請求項(1)に記載の排ガス処理方
    法。
  3. 【請求項3】触媒が、貫通孔の相当直径が2mm以上でか
    つ、開口率が50%以上のハニカム構造体よりなるハニカ
    ム触媒である請求項(1)又は(2)に記載の排ガス処
    理方法。
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