JPH077560A - 在宅患者診療方式 - Google Patents

在宅患者診療方式

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JPH077560A
JPH077560A JP14409393A JP14409393A JPH077560A JP H077560 A JPH077560 A JP H077560A JP 14409393 A JP14409393 A JP 14409393A JP 14409393 A JP14409393 A JP 14409393A JP H077560 A JPH077560 A JP H077560A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信回線を介して患者の診察を行える方式を提
供することにより、診察効率の向上を図ることを目的と
する。 【構成】音声通信機能及び映像通信機能を有する端末を
患者宅と病院とに設置し、宅側端末1には、音声信号及
び映像信号の入出力を行う宅側入出力手段1aと、任意
の端末へデータの送受信を行う宅側送受信手段1bと、
前記患者の容態を表す任意のデータを計測するバイタル
センサ1cと、各部の動作を制御する宅側制御手段1d
とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ電話端末に患者
の血圧、脈拍、心電の活動電位等のバイタルデータを計
測する機能を付加し、宅内療養している患者の容体を病
院等の離れた場所で入手・認識できる在宅患者管理方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、通信技術の進歩により、音声
通信機能に加えて映像通信機能をも備えるテレビ電話端
末が知られるようになってきている。このテレビ電話端
末は、カメラ、ディスプレイ装置、画像処理部、音声処
理部、音声入力装置、音声出力装置、通信処理部、操作
部から構成されている。
【0003】通信開始時に、ユーザは、操作部から通信
先テレビ電話端末の電話番号を入力する。ここで、通信
処理部は、当該電話番号に基づいて通信先テレビ電話端
末へ発呼処理を行う。
【0004】呼設定後、画像処理部は、カメラから入力
される映像データを圧縮符号化し、制御部へ転送する。
また、音声処理部は、音声入力装置から入力される音声
データを符号化し、制御部へ転送する。
【0005】制御部は、上記の映像データと音声データ
とを多重化し、通信制御部を介して通信先テレビ電話端
末へ送信する。一方、通信先テレビ電話端末から送信さ
れてくる多重化信号は、通信制御部により受信し、制御
部は、この多重化信号を映像データ信号と音声データ信
号とに分割する。さらに、映像データ信号を画像処理部
へ転送すると同時に音声データ信号を音声処理部へ転送
する。
【0006】画像処理部では、前記映像データ信号を複
合伸長し、ディスプレイ装置から画面表示する。音声処
理部では、前記音声データ信号を復号化し、音声出力装
置から出力する。
【0007】このとき、制御部は、映像と音声との出力
時期にずれが生じないように、画像処理部と音声処理部
の動作を同期させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、患者の容態
を診察する場合、特に自宅療養している患者を診察する
場合には、医師は、患者宅へ出張して患者の体温、血圧
等の計測を行っている。この場合、医師は当該患者の診
察時間に加え、患者宅と病院との往復時間を費やすこと
になり、効率が悪い。
【0009】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、通信回線を介して患者の診察を行え
る方式を提供することにより、診察効率の向上を図るこ
とを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の様な構成とした。これを図1の原理
図に基づいて説明する。
【0011】即ち、本発明は、音声通信機能及び映像通
信機能を有する端末を患者宅及び病院に設置する。宅側
端末1は、宅側入出力手段1a、宅側送受信手段1b、
バイタルセンサ1c、宅側制御手段1dを備える。
【0012】宅側入出力手段1aは、音声信号の入出力
と共に映像信号の入出力を行うものである。宅側送受信
手段1bは、任意の端末との間でデータの送受信を行
う。
【0013】バイタルセンサ1cは、患者の容態を表す
任意のデータを計測するものである。宅側制御手段1d
は、前記各部の動作を制御する。
【0014】ここで、宅側入出力手段1aは、例えばス
ピーカ、マイク、カメラ、ディスプレイ等から構成され
る。また、バイタルセンサ1cは、例えば、温度計側
器、血圧計側器、脈拍計測器、心電計測器、尿成分分析
器等を使用できる。
【0015】一方、病院側端末2は、病院側入出力手段
2a、病院側送受信手段2b、表示手段2c、データ入
力手段2d、データ格納手段2e、病院側制御手段2f
を備える。
【0016】病院側入出力手段2aは上記宅側入出力手
段1aと同様の機能を有し、病院側送受信手段2bは上
記宅側送受信手段1bと同様の機能を有する。データ格
納手段2eは、個々の患者を特定する患者識別情報毎
に、少なくとも患者宅の着信番号と、バイタルセンサ1
cによる計測データとを格納する。
【0017】データ入力手段2dは、病院側端末2のユ
ーザが任意のデータを入力するためのものである。表示
手段2cは、任意のデータを画面表示する。
【0018】病院側制御手段2fは、前記各部の動作を
制御する。ここで、データ入力手段2dは、例えばキー
ボード、座標指示入力装置(マウス)等である。
【0019】表示手段2cは、CRTディスプレイ、液
晶ディスプレイ等を使用できる。さらに、上記の患者識
別情報としては、個々の患者の名前、性別、年齢、病名
等の少なくとも一つからなる情報としてもよい。
【0020】
【作用】本発明の患者管理方式において、宅側端末1
は、バイタルセンサ1cにより計測したデータ、宅側入
出力手段1aにより入力した患者の映像を病院側端末2
へ送信する。
【0021】病院側端末2では、宅側端末1から受信し
た計測データを表示手段2cから画面表示すると同時
に、患者の映像データを病院側入出力手段2aから画像
表示する。これにより、医師は、表示手段2cの表示内
容、及び病院側入出力手段2aの出力映像を参照して患
者の容態を認識できる。
【0022】以下、宅側端末1と病院側端末2との動作
過程について詳細に説明する。先ず、病院側端末2で
は、ユーザがデータ入力手段2dから任意の患者識別情
報を入力した際に、この患者識別情報を病院側制御手段
2fが認識し、データ格納手段2eへアクセスする。そ
して、当該患者識別情報に対応する着信番号を読み出
し、この着信番号とバイタルセンサ動作要求信号とを病
院側送受信手段2bへ通知する。
【0023】病院側送受信手段2bは、当該着信番号に
基づいて患者宅、即ち宅側端末1へ発呼する。そして、
宅側端末1との間に呼が設定されると、病院側入出力手
段2aの入力する音声信号及び映像信号と、前記バイタ
ルセンサ動作要求信号とを多重化して宅側端末1へ送信
する。
【0024】ここで、宅側端末1では、上記の音声信
号、映像信号、及びバイタルセンサ動作要求信号を宅側
送受信手段1bが受信し、音声信号及び映像信号を宅側
入出力手段1aへ転送すると同時に、バイタルセンサ動
作要求信号を宅側制御手段1dへ通知する。
【0025】宅側入出力手段1aは、上記音声信号及び
映像信号を音声出力及び画像出力する。一方、宅側制御
手段1dは、バイタルセンサ動作要求信号を受けてバイ
タルセンサ1cを動作させ、任意のデータを計測する。
【0026】バイタルセンサ1cによる計測終了後、宅
側制御手段1dは、計測データを宅側送受信手段1bへ
転送する。宅側送受信手段1bは、宅側入出力手段1a
から入力される音声信号及び映像信号と計測データとを
多重化し、病院側端末2へ送信する。
【0027】病院側端末2では、病院側送受信手段2b
が上記の多重化信号を受信し、これらの信号を分離す
る。そして、音声信号及び映像信号を病院側入出力手段
2aへ転送すると同時に、計測データを表示手段2c及
びデータ格納手段2eへ通知する。
【0028】表示手段2cは、当該計測データを画面表
示し、データ格納手段2eは前記患者識別情報と共に、
当該計測データ及び計測データの計測日時を格納する。
ここで、表示手段2cには、計測データと患者識別情報
とを合成し、画面表示する機能(ウインド表示機能)を
備えるようにしてもよい。
【0029】さらに、表示手段2cには、計測データ及
び患者識別情報と共に、宅側端末から送信されてくる患
者の映像を合成し、画面表示する機能(ウインド表示機
能)を備えるようにしてもよい。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。 (実施例1)本発明の第1の実施例を図に沿って説明す
る。
【0031】図2は、実施例1における患者管理システ
ムの全体構成ブロック図である。本実施例1の患者管理
システムは、患者宅に設置したテレビ電話端末(以下、
宅側端末1と記す)と、前記患者を診療を請け負ってい
る病院に設置されるテレビ電話端末(以下、病院側端末
2と記す)を網を介してISDN回線で接続している。
【0032】同図では、図中患者A、患者B、患者Cの
各宅内に宅側端末1を設置している。各宅側端末1に
は、バイタルセンサ21を接続している。また、各宅側
端末1には、宅側ハンドセット3、宅側カメラ4、宅側
CRT5、スイッチ回路、制御回路7、送受信装置8、
宅側メモリ9、宅側画像CODEC10、宅側キーボード1
1を備えている(図3参照)。
【0033】宅側ハンドセット3、宅側カメラ4、宅側
CRT5は、本発明の宅側入出力手段の機能を実現する
装置であり、宅側ハンドセット3は、音声通信にかかる
音声信号の入力及び出力を行うためのものである。
【0034】宅側カメラ4は、画像信号を入力し、宅側
CRT5は画像信号の出力を行うものである。宅側スイ
ッチ回路6は、音声信号及び画像信号の入出力経路を切
り換えるものである。
【0035】送受信装置8は、病院側端末2との間で任
意の情報を送受信する機能を有している。宅側メモリ9
は、任意の情報を格納するものである。
【0036】宅側画像CODEC10は、宅側カメラ4から
入力される画像信号を伝送路符号へ圧縮符号化するもの
である。宅側キーボード11は、任意の情報を入力する
ためのものであり、例えば、相手先電話番号、当該宅側
端末1の動作コマンド等を入力するためのものである。
【0037】宅側制御回路7は、病院側音声管理部7
a、宅側画像管理部7b、宅側通信管理部7c、バイタ
ルセンサ管理部部7d、宅側全体制御部7eから構成し
ている(図4参照)。
【0038】病院側音声管理部7aは、宅側ハンドセッ
ト3の入出力を制御する機能を有している。宅側画像管
理部7bは、宅側カメラ4の信号入力、宅側CRT5の
信号出力、及び宅側画像CODEC10の動作を制御する。
【0039】宅側通信管理部7cは、音声信号、画像信
号、バイタルデータ信号を多重化及び分離する機能と、
宅側送受信装置8の動作を制御する機能を有している。
宅側バイタルセンサ管理部7dは、バイタルセンサ21
の動作開始及び動作停止を管理する。
【0040】ここで、音声信号、映像信号、データ信号
の多重化には、国際標準のCCITT−H221を用
い、データ信号はLSD(Low Speed Data)に割り当て
る。宅側全体制御部7eは、上記の各管理部の動作時期
を制御する機能、宅側メモリ9の内容更新を行う機能、
宅側スイッチ回路6の切換動作を制御する機能を備えて
いる。
【0041】次に、病院側端末2について図5〜図8に
基づいて説明する。病院側端末2は、病院側ハンドセッ
ト12、病院側カメラ13、病院側CRT14、病院側
スイッチ回路15、病院側制御回路16、病院側送受信
装置17、病院側メモリ18、病院側画像CODEC19、
病院側キーボード20を備える。
【0042】病院側ハンドセット12、病院側カメラ1
3、病院側CRT14は、本発明の病院側入出力手段の
機能を実現する装置であり、それぞれの機能は、宅側端
末1と同様である。
【0043】病院側スイッチ回路15も前述の宅側端末
1と同様に、任意情報の入出力経路を切り換えるもので
ある。病院側画像CODEC19は、病院側カメラ13から
入力される画像信号を伝送路符号へ圧縮符号化するもの
である。
【0044】病院側メモリ18は、個々の患者の診察過
程を記録するものであり、患者データ格納部18a、患
者リストテーブル18bから構成している(図7参
照)。患者データ格納部18a、患者リストテーブル1
8bの詳細な説明は後述する。
【0045】病院側キーボード20は、前述の宅側端末
1と同様の機能を有する。病院側制御回路16は、病院
側音声管理部16a、病院側画像管理部16b、通信管
理部部16c、病院側全体制御部16dとから構成して
いる(図6参照)。これらの各機能は、前述の宅側端末
1と同様であり、説明は省略する。
【0046】図8は、患者データ格納部18aの具体例
であり、本実施例1では、各患者の名前(NAME)、
年齢(AGE)、性別(SEX)、病名(Diseas
e)、電話番号(TEL.)、コメント(COMMEN
T)、バイタルセンサ21による測定結果(V−SIZ
E,DATE,VALU)を登録している。
【0047】図9は、患者リストテーブル18bの具体
例であり、各患者の名前(NAME)、年齢(AG
E)、性別(SEX)、病名(Disease)、電話
番号(TEL.)を格納する。
【0048】上記の患者データ格納部18aと患者リス
トテーブル18bとは、患者毎にリンクしてある。即
ち、患者リストテーブル18bに格納されている任意の
患者を選択した場合に、患者データ格納部18aにおけ
る当該患者のデータを格納している領域へアクセス可能
となる。
【0049】以下に、バイタルセンサ起動時の病院側端
末2及び宅側端末1の動作手順について図10のシーケ
ンス図に沿って説明する。病院側では、医師は、病院側
端末2の病院側キーボード20から患者リストの表示コ
マンドを入力する。
【0050】病院側端末2では、病院側制御回路16が
当該コマンドを認識し、病院側メモリ18から患者リス
トテーブル18bを読み出す。そして、この患者リスト
テーブル18bを病院側CRT14から画面表示する。
【0051】ここで、医師は、病院側CRT14画面上
に表示されている患者リストから任意の患者の電話番号
を認識し、この電話番号を病院側キーボード20へ入力
する。
【0052】病院側キーボード20から入力された電話
番号は、再び病院側制御回路16へ入力される。病院側
制御回路16では、病院側全体制御部16dが病院側通
信管理部16cを動作させ、病院側通信管理部16c
は、病院側送受信装置17を動作させる。病院側送受信
装置17は、宅側端末1へ発呼信号を送信する。
【0053】宅側端末1では、宅側送受信装置8が当該
発呼信号を受信する。このとき、宅側通信管理部7c
は、自宅側端末1が通信可能状態にあれば、宅側送受信
装置8から病院側端末2へ呼受付信号を返送する。
【0054】宅側端末1から呼受付信号を受信した病院
側端末2では、病院側全体制御部16dが病院側音声管
理部16a、病院側画像管理部16b、病院側通信管理
部16cを動作させる。これと同時に、病院側スイッチ
回路15を動作させ、(1)病院側ハンドセット12か
らの出力を病院側音声管理部16aへ入力する経路、
(2)病院側音声管理部16aからの出力をハンドセッ
トへ入力する経路、(3)病院側カメラ13からの出力
を病院側画像管理部16bへ入力する経路、(4)病院
側画像管理部16bからの出力を病院側CRT14へ入
力する経路を確保する。さらに、病院側全体制御部16
dは、病院側通信管理部16cに対してバイタルセンサ
動作要求信号の送出命令を発行する。
【0055】そして、病院側音声管理部16aは、病院
側ハンドセット12を起動して音声信号を入力し、入力
したアナログ信号形式の音声信号をデジタル信号形式の
音声信号へ変換して病院側通信管理部16cへ転送す
る。病院側画像管理部16bは、病院側カメラ13から
入力されるアナログ信号形式の画像信号をデジタル信号
形式の画像信号へ変換し、病院側画像CODEC19で圧縮
符号化した後、病院側通信管理部16cへ転送する。
【0056】ここで、病院側通信管理部16cは、病院
側音声管理部16aから出力される音声信号と、病院側
画像管理部16bから出力される画像信号と、バイタル
センサ動作要求信号とを多重化し、宅側端末1へ送信す
る。
【0057】宅側端末1では、宅側全体制御部7eは、
病院側音声管理部7a、宅側画像管理部7b、宅側通信
管理部7cを動作させる。これと同時に宅側スイッチ回
路6を動作させ、(1)宅側ハンドセット3からの出力
を病院側音声管理部7aへ入力する経路、(2)病院側
音声管理部7aからの出力を宅側ハンドセット3へ出力
する経路、(3)宅側カメラ4からの出力を宅側画像管
理部7bへ入力する経路、(4)宅側画像管理部7bか
らの出力を宅側CRT5へ入力する経路を確保する。
【0058】宅側通信管理部7cは、宅側送受信装置8
を介して前記多重化信号を受信し、この多重化信号を音
声信号、画像信号、バイタルセンサ動作要求信号に分割
する。そして、音声信号を病院側音声管理部7aへ、画
像信号を宅側画像管理部7bへ、及びバイタセンサ動作
要求信号を宅側バイタルセンサ管理部7dへ転送する。
【0059】病院側音声管理部7aは、音声信号をデジ
タル信号形式からアナログ信号形式へ変換し、宅側ハン
ドセット3から音声出力する。宅側画像管理部7bは、
画像信号を宅側画像CODEC10により復号伸長化し、宅
側CRT5から画像出力する。
【0060】また、宅側バイタルセンサ管理部7dは、
バイタルセンサ動作要求を受けて、バイタルセンサ21
を動作させ、バイタルデータの計測を開始する。上記の
処理と同時に、病院側音声管理部7aは宅側ハンドセッ
ト3から入力される音声信号をデジタル信号へ変換して
宅側通信管理部7cへ転送し、宅側画像管理部7bは宅
側カメラ4から入力される画像信号をデジタル信号へ変
換し且つ宅側画像CODEC10により圧縮符号化して宅側
通信管理部7cへ転送する。
【0061】以後、呼切断時まで病院側音声管理部7a
及び宅側画像管理部7bは、病院側管理部7bから送信
されてくる音声信号及び画像信号を宅側ハンドセット3
及び宅側CRT5から出力すると共に、ハンドセットか
ら入力する音声信号及び宅側カメラ4から入力される画
像信号を病院側端末2へ送信する。
【0062】さらに、宅側端末1においてバイタルセン
サ21によるバイタルデータ計測終了時に、宅側バイタ
ルセンサ管理部7dは、バイタルセンサ21の計測した
バイタルデータを宅側通信管理部7cへ転送する。この
とき、宅側通信管理部7cは、病院側音声管理部7a及
び宅側画像管理部7bから転送されてくる音声信号及び
画像信号と共に当該バイタルデータを多重化し、宅側送
受信装置8を介して病院側端末2へ送信する。 病院側
端末2において、病院側通信管理部16cは、宅側端末
1から受信した多重化信号にバイタルデータが多重化さ
れている場合には、この多重化信号を音声信号、画像信
号、バイタルデータに分割し、音声信号を病院側音声管
理部16aへ、画像信号を病院側画像管理部16bへ、
バイタルデータを病院側全体制御部16dへ各々転送す
る。
【0063】ここで、病院側全体制御部16dは、当該
患者リストテーブル18bの当該患者に関する情報格納
領域とリンクしている患者データ格納部18aの格納領
域へアクセスし、当該バイタルデータ及び計測日時を格
納する。
【0064】これにより、医師は、病院内で在宅患者の
診察を行うことができる。 (実施例2)本実施例2における病院側端末2の内部構
成ブロック図を図11に示す。
【0065】本実施例2では、宅側端末1から受信する
映像画面、患者データ画面、病院側カメラ13の入力す
る映像画面の3つの画面のうち、任意の2画面を選択し
且つ合成する画像合成装置22を備える。この画像合成
装置22の動作は病院側画像管理部16bが制御する。
【0066】その他の構成要素は前述の実施例1と同様
であり、説明は省略する。図12に画像合成装置22の
内部構成ブロック図を示す。画像合成装置22は、画像
スイッチ回路22a、合成部22b、グラフィックメモ
リ22cを備える。
【0067】画像スイッチ回路22aには、3つの入力
ポート(入力1、入力2、入力3)と、2つの出力ポー
ト(出力1、出力2)を設けてある。3つの入力ポート
は、病院側管理部16bに接続してあり、入力1には病
院側カメラ13の入力する映像信号を入力し、入力2に
は宅側端末1から受信する映像信号を入力し、入力3に
はバイタルデータを入力する。
【0068】一方、2つの出力ポートは合成部22bに
接続してある。合成部22bは、画像スイッチ回路22
aから出力される二つの画面を単一の画面に合成するも
のである。
【0069】グラフィックメモリ22cは、患者データ
を書き込むためのグラフィックフレームを格納するもの
である。以下に、病院側端末2の画像処理過程について
図13のフローチャート図に沿って説明する。
【0070】病院側端末2では、患者リストの表示を行
う際に、宅側端末1からの映像画面に、病院側カメラ1
3の入力する映像画面を合成するか、あるいは患者デー
タ画面を合成するかの選択を促すメッセージを表示する
(ステップ1301)。
【0071】ここで、医師は、病院側キーボード20か
ら希望の画面を選択するコマンドを入力する。病院側全
体制御部16dは、病院側キーボード20から入力され
るコマンドが、自映像データの合成コマンドであるか、
患者データの合成コマンドであるかを識別する(ステッ
プ1302)。
【0072】ここで、当該コマンドが自映像データの合
成コマンドである場合には、病院側全体制御部16d
は、この旨を病院側画像管理部16bへ通知する。病院
側画像管理部16bは、画像合成装置22を起動し、画
像合成装置22では、画像スイッチ回路22aが病院側
カメラ13からの入力ポートを一方の出力ポートへ接続
し、宅側端末1からの受信映像信号入力ポートを他方の
出力ポートへ接続する(ステップ1303)。
【0073】次に、宅側端末1から多重化信号が送信さ
れてきた際に、病院側通信管理部16cは、当該多重化
信号を映像信号、音声信号、バイタルデータ信号に分割
し、映像信号を病院側画像CODEC19へ、音声信号を病
院側音声管理部16aへ、バイタルデータを病院側全体
制御部16dへ各々転送する。
【0074】病院側画像CODEC19は、当該映像信号を
復号伸長化し、病院側画像管理部16bへ転送する。病
院側画像管理部16bは、前記映像信号を画像合成装置
22へ入力すると同時に、病院側カメラ13から入力さ
れる自映像信号を画像合成装置22へ入力する。
【0075】病院側音声管理部16aは、当該音声信号
をデジタル信号形式からアナログ信号形式へ変換して病
院側ハンドセット12へ転送する。さらに、病院側全体
制御部16dは、病院側メモリ18の患者データ格納部
18aにアクセスし、当該患者のデータ領域に前記バイ
タルデータ及び現時点の日時を格納する。
【0076】次に、画像合成装置22において、受信映
像信号及び自映像信号は、画像スイッチ回路22aを介
して合成部22bへ入力される。合成部22bは、受信
映像画面上の一部分に自映像信号を合成し(ステップ1
304)、この合成画面を病院側CRT14画面上に表
示する(ステップ1305)。
【0077】一方、前述のステップ1302において、
病院側キーボード20から入力されたコマンドが患者デ
ータ合成コマンドである場合に、病院側画像管理部16
bは、画像合成装置22の画像スイッチ回路22aを動
作させ、グラフィックメモリ22cから入力ポートと一
方の出力ポートとを接続すると共に受信映像信号の入力
ポートを他方の出力ポートへ接続する(ステップ130
6)。
【0078】そして、宅側端末1から多重化信号が送信
されてきた際に、病院側通信管理部16cは、当該多重
化信号を映像信号、音声信号、バイタルデータ信号に分
割し、映像信号を病院側画像CODEC19へ、音声信号を
病院側音声管理部16aへ、バイタルデータを病院側全
体制御部16dへ各々転送する。
【0079】病院側画像CODEC19は、当該映像信号を
復号伸長化し、病院側画像管理部16bへ転送する。病
院側音声管理部16aは、当該音声信号をデジタル信号
形式からアナログ信号形式へ変換して病院側ハンドセッ
ト12へ転送する。
【0080】さらに、病院側全体制御部16dは、病院
側メモリ18の患者データ格納部18aにアクセスし、
当該患者のデータ領域に前記バイタルデータ及び現時点
の日時を格納すると同時に、バイタルデータ格納後の患
者データを読み出し、病院側画像管理部16bへ転送す
る。
【0081】病院側画像管理部16bは、患者データを
グラフィックメモリ22cのグラフィック画面上に書き
込み(ステップ1307)、このグラフィック画面を画
像スイッチ回路22aを介して合成部22bへ入力する
と同時に、受信映像信号を画像スイッチ回路22aを介
して合成部22bへ入力する。
【0082】合成部22bは、受信映像画面の一部分に
グラフィック画面を合成し(ステップ1308)、病院
側CRT14画面上に表示する(ステップ1305)。
以下に、発呼信号受信時の病院側端末2の動作過程につ
いて図14のフローチャート図に沿って説明する。
【0083】病院側端末2では、病院側送受信装置17
が宅側端末1からの発呼信号を受信した際に(ステップ
1401)、病院側通信管理部16cは、当該発呼信号
から発呼元である宅側端末1の電話番号を検出し(ステ
ップ1402)、この電話番号を病院側全体制御部16
dへ通知する。
【0084】病院側全体制御部16dは、病院側メモリ
18へアクセスし、当該電話番号に基づいて患者データ
格納部18aを検索する。そして、当該電話番号に対応
する患者データを読み出す(ステップ1403)。さら
に、読み出した患者データをと共に、宅側端末1からの
映像画面に患者データを合成するかあるいは病院側CR
T14の入力する映像を合成するかの選択を促すメッセ
ージを病院側CRT14に画面表示する(ステップ14
04)。
【0085】ここで、医師は、病院側キーボード20か
ら希望の画面を選択するコマンドを入力する。病院側全
体制御部16dは、病院側キーボード20から入力され
たコマンドが、自映像データの合成コマンドであるか、
患者データの合成コマンドであるかを識別する(ステッ
プ1405)。
【0086】前記コマンドが自映像データの合成コマン
ドである場合には、病院側全体制御部16dは、この旨
を病院側画像管理部16bへ通知する。病院側画像管理
部16bは、画像合成装置22を起動し、画像スイッチ
回路22aにおいて病院側カメラ13からの入力ポート
を一方の出力ポートへ接続し、宅側端末1からの受信映
像信号入力ポートを他方の出力ポートへ接続する(ステ
ップ1406)。
【0087】そして、宅側端末1から多重化信号が送信
されてきた際に、病院側通信管理部16cは、当該多重
化信号を映像信号、音声信号、バイタルデータ信号に分
割し、映像信号を病院側画像CODEC19へ、音声信号を
病院側音声管理部16aへ、バイタルデータを病院側全
体制御部16dへ各々転送する。
【0088】病院側画像CODEC19は、当該映像信号を
復号伸長化し、病院側画像管理部16bへ転送する。病
院側画像管理部16bは、前記映像信号を画像合成装置
22へ入力すると同時に、病院側カメラ13から入力さ
れる自映像信号を画像合成装置22へ入力する。
【0089】病院側音声管理部16aは、当該音声信号
をデジタル信号形式からアナログ信号形式へ変換して病
院側ハンドセット12へ転送する。さらに、病院側全体
制御部16dは、病院側メモリ18の患者データ格納部
18aにアクセスし、当該患者のデータ領域に前記バイ
タルデータ及び現時点の日時を格納する。
【0090】次に、画像合成装置22において、受信映
像信号及び自映像信号は、画像スイッチ回路22aを介
して合成部22bへ入力される。合成部22bは、受信
映像画面上の一部分に自映像信号を合成し(ステップ1
407)、この合成画面を病院側CRT14画面上に表
示する(ステップ1408)。
【0091】一方、前述のステップ1405において、
病院側キーボード20から入力されるコマンドが患者デ
ータの合成コマンドである場合には、病院側画像管理部
16bは、画像合成装置22の画像スイッチ回路22a
を動作させ、グラフィックメモリ22cから入力ポート
と一方の出力ポートとを接続すると共に受信映像信号の
入力ポートと他方の出力ポートとを接続する(ステップ
1409)。
【0092】そして、宅側端末1から多重化信号が送信
されてきた際に、病院側通信管理部16cは、当該多重
化信号を映像信号、音声信号、バイタルデータ信号に分
割し、映像信号を病院側画像CODEC19へ、音声信号を
病院側音声管理部16aへ、バイタルデータを病院側全
体制御部16dへ各々転送する。
【0093】病院側画像CODEC19は、当該映像信号を
復号伸長化し、病院側画像管理部16bへ転送する。病
院側音声管理部16aは、当該音声信号をデジタル信号
形式からアナログ信号形式へ変換して病院側ハンドセッ
ト12へ転送する。
【0094】さらに、病院側全体制御部16dは、病院
側メモリ18の患者データ格納部18aにアクセスし、
当該患者のデータ領域に前記バイタルデータ及び現時点
の日時を格納すると同時に、バイタルデータ格納後の患
者データを読み出し、病院側画像管理部16bへ転送す
る。
【0095】病院側画像管理部16bは、患者データを
グラフィックメモリ22cのグラフィック画面上に書き
込み(ステップ1410)、このグラフィック画面を画
像スイッチ回路22aを介して合成部22bへ入力する
と同時に、受信映像信号を画像スイッチ回路22aを介
して合成部22bへ入力する。
【0096】合成部22bは、受信映像画面の一部分に
グラフィック画面を合成し(ステップ1411)、病院
側CRT14画面上に表示する(ステップ1408)。
尚、前述のステップ1304、ステップ1308、ステ
ップ1407、及びステップ1411において、宅側端
末1からの映像画面の一部分に他の画面を合成している
が、逆でも構わない。
【0097】以上、本実施例2によれば、医師は、患者
データと通信画面とを同時に参照でき、紙面上に表記さ
れた患者データと通信画面とを交互に見比べる必要がな
くなる。更に、患者側から発呼された場合には、その患
者のデータを自動的に画面表示することにより、患者の
カルテを探す手間が省ける。
【0098】(実施例3)本実施例3における病院側端
末2の構成を図14に示す。本実施例3では、病院側端
末2にコントロールサーバ24を接続し、任意のデータ
を送受信可能としている。接続に際し、病院側端末2で
は汎用ポート23を使用し、コントロールサーバ24側
ではユーザインターフェース(RS232C)24fを
使用している。さらに、病院側端末2とコントロールサ
ーバ24とは、映像信号及び音声信号を伝送可能なIS
DN回線で接続している。
【0099】ここで、コントロールサーバ24は、汎用
のマルチメディアパソコンであり、ディスプレイ装置2
4a、キーボード24b、処理装置24c、画像処理装
置24d、メモリ24e、ユーザインターフェース24
f、マイク/スピーカ24gを備える。
【0100】画像処理装置24dは、患者データをディ
スプレイ装置24aから画面表示する機能、病院側端末
2から受信した映像画面に患者データ画面を合成する機
能を備える。
【0101】処理装置24cは、ユーザインターフェー
ス24fを介して病院側制御回路16とデータの授受を
行い、病院側全体制御部16から受信したデータに基づ
いて各部の動作を制御する機能を備えている。
【0102】メモリ24eには、前述の実施例1及び実
施例2において病院側メモ18に格納されていた患者デ
ータ及び患者リストを格納している。即ち、メモリ24
eには、患者データ格納部240及び患者リストテーブ
ル241を備え、患者データ格納部240には、各患者
の名前(NAME)、年齢(AGE)、性別(SE
X)、病名(Disease)、電話番号(TE
L.)、コメント(COMMENT)、バイタルセンサ
21による測定結果(V−SIZE,DATE,VAL
U)を登録している。一方、患者リストテーブル18b
には、各患者の名前(NAME)、年齢(AGE)、性
別(SEX)、病名(Disease)、電話番号(T
EL.)を格納する。
【0103】発呼時のコントロールサーバ24、病院側
端末2、宅側端末1の動作手順について図16のシーケ
ンス図に基づいて説明する。まず、コントロールサーバ
24では、医師がキーボード24bから患者リストの表
示コマンドを入力する。このとき、処理装置24cは、
メモリ24eの患者リストテーブルを読み出し、ディス
プレイ装置24aへ転送する。
【0104】医師は、ディスプレイ装置24aに表示さ
れている患者リストから発呼すべき患者を選択する。即
ち、本実施例3では、発呼すべき患者のデータ表示位置
にカーソルを移動し、リターンキーを押す。これによ
り、処理装置24cは、当該患者の電話番号を認識し、
この電話番号と発呼命令とをユーザインターフェース2
4fを介して病院側端末2へ送信する(図中(1))と
同時に、患者データ格納部241から読み出した当該患
者のデータを画像処理装置24dへ転送する。
【0105】画像処理装置24dでは、当該患者データ
をグラフィック画面上に書き込み、患者映像データの受
信に待機する。一方、病院側端末2では、前記電話番号
及び発呼命令を受信し、病院側制御回路16へ転送され
る。
【0106】病院側制御回路16では、病院側全体制御
部16dが病院側通信管理部16cを動作させ、病院側
通信管理部16cは、病院側送受信装置17を動作させ
る。病院側送受信装置17は、前記電話番号に基づいて
宅側端末1へ発呼信号を送信する(図中(2))。
【0107】宅側端末1では、宅側送受信装置8が当該
発呼信号を受信し、宅側通信管理部7cは、自宅側端末
1が通信可能状態にあれば、宅側送受信装置8から病院
側端末2へ呼受付信号を返送する(図中(3))。
【0108】宅側端末1から呼受付信号を受信した病院
側端末2では、病院側全体制御部16dが発呼処理開始
の旨を汎用ポート23を介してコントロールサーバ23
へ通知する(図中(4))。さらに、病院側全体制御部
16dは、病院側音声管理部16a、病院側画像管理部
16b、病院側通信管理部16cを起動すると同時に、
病院側スイッチ回路15を動作させ、病院側ハンドセ
ット12から入力する自音声信号を病院側音声管理部1
6aへ出力する経路、病院側音声管理部16aから入
力する患者音声信号をコントロールサーバ24へ出力す
る経路、病院側カメラ13から入力する自映像信号を
病院側画像管理部16bへ出力する経路、病院側画像
管理部16bから入力する患者映像信号をコントロール
サーバ23へ出力する経路を確保する。
【0109】一方、病院側端末2から発呼処理開始通知
を受信したコントロールサーバ23では、当該通知を処
理装置24cが認識し、折り返しバイタルセンサ21の
動作命令を病院側端末2へ送信する。
【0110】病院側端末2では、病院側全体制御部16
dが、病院側通信管理部16cに対してバイタルセンサ
動作要求信号の送出命令を発行する。この処理に伴っ
て、病院側音声管理部16a及び病院側画像管理部16
bは、各々病院側ハンドセット12及び病院側カメラ1
3を起動させる。つまり、病院側ハンドセット12は音
声信号を入力し、病院側カメラ13は映像信号を入力す
る。そして、病院側音声管理部16aは、当該音声信号
をアナログ信号形式からデジタル信号形式に変換して病
院側通信管理部16cへ転送し、病院側画像管理部16
bは、当該映像信号をアナログ信号形式からデジタル信
号形式に変換し、病院側画像CODEC19で圧縮符号化し
た後に病院側通信管理部16cへ転送する。
【0111】病院側通信管理部16cは、病院側音声管
理部16aから出力される音声信号と、病院側画像管理
部16bから出力される画像信号と、バイタルセンサ動
作要求信号とを多重化し、宅側端末1へ送信する(図中
(6))。
【0112】ここで、前述の(3)の処理終了後に、宅
側端末1では、宅側全体制御部7eは、病院側音声管理
部7a、宅側画像管理部7b、宅側通信管理部7cを動
作させる。これと同時に宅側スイッチ回路6を動作さ
せ、宅側ハンドセット3から入力する音声信号を病院
側音声管理部7aへ出力する経路、宅側音声管理部7
aから入力する病院側音声信号を宅側ハンドセット3へ
出力する経路、宅側カメラ4から入力する自映像信号
を宅側画像管理部7bへ出力する経路、宅側画像管理
部7bから入力する病院側映像信号を宅側CRT5へ出
力する経路を確保する。
【0113】そして、宅側送受信装置8が病院側端末2
からの多重化信号を受信した際に、宅側通信管理部7c
は、この多重化信号を音声信号、画像信号、バイタルセ
ンサ動作要求信号に分割する。そして、音声信号を病院
側音声管理部7aへ、画像信号を宅側画像管理部7b
へ、及びバイタセンサ動作要求信号を宅側バイタルセン
サ管理部7dへ転送する。病院側音声管理部7aは、音
声信号をデジタル信号形式からアナログ信号形式へ変換
し、宅側ハンドセット3から音声出力する。
【0114】宅側画像管理部7bは、画像信号を宅側画
像CODEC10により復号伸長化し、宅側CRT5から画
像出力する。また、宅側バイタルセンサ管理部7dは、
バイタルセンサ動作要求を受けて、バイタルセンサ21
を動作させ、バイタルデータの計測を開始する。
【0115】上記の処理と同時に、病院側音声管理部7
aは宅側ハンドセット3から入力される音声信号をデジ
タル信号へ変換して宅側通信管理部7cへ転送し、宅側
画像管理部7bは宅側カメラ4から入力される画像信号
をデジタル信号へ変換し且つ宅側画像CODEC10により
圧縮符号化して宅側通信管理部7cへ転送する。宅側通
信管理部7cは、前記映像信号、音声信号にバイタルセ
ンサ動作要求受付信号を多重化して病院側端末2へ返送
する(図中(7))。
【0116】このとき、病院側端末2では、宅側端末1
からの多重化信号を病院側通信管理部16cが受信し、
映像信号及び音声信号を病院側スイッチ回路15を介し
てコントロールサーバ24へ送信すると共に、バイタル
センサ動作開始通知信号を汎用ポート23を介してコン
トロールサーバ24へ送信する(図中(8))。
【0117】コントロールサーバ24では、処理装置2
4cは、病院側端末2から受信した音声信号をマイク/
スピーカ24gへ転送すると同時に、映像信号を画像処
理装置24dへ転送する。
【0118】ここで、画像処理装置24dは、宅側映像
画面の一部分に患者データ画面を合成し、ディスプレイ
装置24aから画面表示する。以後、呼切断時まで宅側
端末1と病院側端末2との間では音声信号及び画像信号
の授受を行う。
【0119】また、宅側端末1において、バイタルセン
サ21がバイタルデータの計測を終了した際に、宅側バ
イタルセンサ管理部7dは、バイタルセンサ21の計測
したバイタルデータを宅側通信管理部7cへ転送する。
このとき、宅側通信管理部7cは、宅側音声管理部7a
及び宅側画像管理部7bから転送されてくる音声信号及
び画像信号と共に当該バイタルデータを多重化し、宅側
送受信装置8を介して病院側端末2へ送信する(図中
(9))。
【0120】病院側端末2では、病院側通信管理部16
cが当該多重化信号をバイタルデータ、音声信号、映像
信号に分割する。さらに、音声信号を病院側音声管理部
16aへ、映像信号を病院側映像管理部16bへ、バイ
タルデータを病院側全体制御部16dへ各々転送する。
病院側全体制御部16dは、当該バイタルデータを汎用
ポート23を介してコントロールサーバ24へ送信する
(図中(10))。
【0121】コントロールサーバ24では、処理装置2
4cがバイタルデータの受信を認識し、患者データ格納
部240の当該患者のデータ領域に格納すると同時に、
画像処理装置24dへ転送する。
【0122】画像処理装置24dは、前記バイタルデー
タをグラフィック画面上の患者データに書き加え、ディ
スプレイ装置24aから画像表示する。さらに、診察終
了時に、医師はキーボード24bから切断命令を入力す
ることにより、処理装置24cは当該切断命令をユーザ
インターフェース24fを介して病院側端末2へ送信す
る(図中(11))。
【0123】病院側端末2では、病院側通信管理部16
cが宅側端末1へ呼切断信号を送信する(図中(1
2))。宅側端末1では、呼切断信号に応答して切断確
認信号を返送する(図中(13))。
【0124】尚、通信途中において、宅側カメラ4の方
向あるいはズームを修正する場合には、宅側カメラ制御
コマンドをキーボード24bから入力する。この宅側カ
メラ制御コマンドは、病院側端末2において映像信号及
び音声信号に多重化して宅側端末1へ送信される。
【0125】上記の図16のシーケンス図では、病院側
から発呼する場合について説明したが、宅側端末1から
発呼した場合には、病院側端末2は、コントロールサー
バ24へ呼着信を通知する。このとき、コントロールサ
ーバ24では、処理装置24cが当該呼着信通知を認識
し、当該コントロールサーバ24が通信処理可能状態に
あれば、病院側端末2へ病院側スイッチ回路15の入出
力経路切換要求信号を送信する。
【0126】これにより、病院側端末2では、病院側ス
イッチ回路15の映像信号及び音声信号の出力経路をコ
ントロールサーバ24側へ切り換え、コントロールサー
バ24において映像信号及び音声信号の受信を行える。
以後、通信制御、画像制御、音声制御、データ制御をコ
ントロールサーバ24で行える。
【0127】尚、病院側端末2とコントロールサーバ2
4とを隔離して設置する場合には、コントロールサーバ
24に映像信号を入力するためのカメラを備えるように
してもよい。
【0128】
【発明の効果】本発明では、病院に設置したテレビ電話
で患者の血圧、脈拍、体温、心電、尿成分を計測あるい
は分析することができ、患者及び医師にかかる負担を軽
減し、質の高い診療を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例1における在宅患者管理システムの全
体構成ブロック図
【図3】本実施例1における宅側端末の内部構成ブロッ
ク図
【図4】本実施例1における宅側制御回路の内部構成ブ
ロック図
【図5】本実施例1における病院側端末の内部構成ブロ
ック図
【図6】本実施例1における病院側制御回路の内部構成
ブロック図
【図7】本実施例1における病院側メモリの内部構成ブ
ロック図
【図8】患者データ格納部の具体例
【図9】患者リストテーブルの具体例
【図10】病院側端末及び宅側端末の動作手順を示すシ
ーケンス図
【図11】本実施例2における病院側端末の内部構成ブ
ロック図
【図12】画像合成装置の内部構成ブロック図
【図13】本実施例2における病院側端末の動作フロー
チャート図
【図14】呼受信時の病院側端末の動作過程を示すフロ
ーチャート図
【図15】本実施例3における病院側端末の構成を示す
ブロック図
【図16】宅側端末、病院側端末、コントロールサーバ
の動作手順を示すシーケンス図
【符号の説明】
1・・宅側端末 1a・・宅側入出力手段 1b・・宅側送受信手段 1c・・バイタルセンサ 1d・・宅側制御手段 2・・病院側端末 2a・・病院側入出力手段 2b・・病院側送受信手段 2c・・表示手段 2d・・データ入力手段 2e・・データ格納手段 2f・・病院側制御手段 3・・宅側ハンドセット 4・・宅側カメラ 5・・宅側CRT 6・・宅側スイッチ回路 7・・宅側制御回路 7a・・宅側音声管理部 7b・・宅側画像管理部 7c・・宅側通信管理部 7d・・宅側バイタルセンサ管理部 7e・・宅側全体制御部 8・・宅側送受信装置 9・・宅側メモリ 10・・宅側画像CODEC 11・・宅側キーボード 12・・病院側ハンドセット 13・・病院側カメラ 14・・病院側カメラ 15・・病院側スイッチ回路 16・・病院側制御回路 16a・・病院側音声管理部 16b・・病院側画像管理部 16c・・病院側通信管理部 16d・・病院側全体制御部 17・・病院側送受信装置 18・・病院側メモリ 18a・・患者データ格納部 18b・・患者リストテーブル 19・・病院側画像CODEC 20・・病院側キーボード 21・・バイタルセンサ 22・・画像合成装置 22a・・画像スイッチ回路 22b・・合成部 22c・・グラフィックメモリ 23・・汎用ポート 24・・コントロールサーバ 24a・・ディスプレイ装置 24b・・キーボード 24c・・処理装置 24d・・画像処理装置 24e・・メモリ 24f・・ユーザインターフェース 24g・・マイク/スピーカ 240・・患者データ格納部 241・・患者リストテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/14 7251−5C (72)発明者 森 聡 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声通信機能及び映像通信機能を有する
    端末を患者宅と病院とに設置し、 前記宅側端末(1)には、音声信号及び映像信号の入出
    力を行う宅側入出力手段(1a)と、 任意の端末へデータの送受信を行う宅側送受信手段(1
    b)と、 前記患者の容態を表す任意のデータを計測するバイタル
    センサ(1c)と、 前記各部の動作を制御する宅側制御手段(1d)とを備
    え、 前記宅側送受信手段(1b)が前記病院側端末(2)か
    らバイタルセンサ動作要求信号を受信した際に、前記宅
    側制御手段(1d)は、前記バイタルセンサ(1c)を
    動作させ、 前記バイタルセンサ(1c)は、前記患者の容態を表す
    任意のデータを計測し、この計測データを前記宅側送受
    信手段(1b)へ転送し、 前記宅側送受信手段(1b)は、前記計測データを前記
    宅側入出力手段(1a)の入力する音声信号及び映像信
    号に多重化し、この多重化信号を前記病院側端末(2)
    へ送信することを特徴とする在宅患者管理方式。
  2. 【請求項2】 前記バイタルセンサ(1c)は、温度計
    測器、血圧計測器、脈拍計測器、心電計、尿成分分析器
    から選択されることを特徴とする請求項1記載の在宅患
    者管理方式。
  3. 【請求項3】 前記病院側端末(2)には、音声信号及
    び映像信号の入出力を行う病院側入出力手段(2a)
    と、 任意の端末へデータの送受信を行う病院側送受信手段
    (2b)と、 任意のデータを画面表示する表示手段(2c)と、 任意のデータを入力するデータ入力手段(2d)と、 前記患者を特定する患者識別情報毎に、前記宅側端末
    (1)の着信番号及び前記計測データを格納するデータ
    格納手段(2e)と、 前記各部の制御を行う病院側制御手段(2f)とを備
    え、 前記病院側制御手段(2f)は、前記データ入力手段
    (2d)から任意の患者の患者識別情報が入力された場
    合に、前記データ格納手段(2e)から前記患者識別情
    報と共に格納されている着信番号を読み出し、この着信
    番号と前記バイタルセンサ動作要求信号とを前記病院側
    送受信手段(2b)へ通知し、 前記病院側送受信手段(2b)は、前記着信番号に従っ
    て前記宅側端末(1)へ発呼要求信号を送信し、前記宅
    側端末との間に呼が設定された時点で、前記病院側入出
    力手段(2a)から入力される音声信号及び映像信号と
    前記バイタルセンサ動作要求信号とを多重化して前記宅
    側端末(1)へ送信し、 前記宅側端末(1)から音声信号及び映像信号と共に計
    測データが送信されてきた際に、音声信号及び映像信号
    を前記病院側入出力手段(2a)へ転送し、前記計測デ
    ータを前記表示手段(2c)及びデータ格納手段(2
    d)へ通知し、 前記表示手段(2c)は、前記計測データを画面表示
    し、 前記データ格納手段(2d)は、前記計測データ及びこ
    の計測データの計測日時を前記患者識別情報と共に格納
    することを特徴とする請求項1記載の在宅患者管理方
    式。
  4. 【請求項4】 前記患者識別情報は、個々の患者の名
    前、性別、年齢、病名の少なくとも一つからなる情報で
    あることを特徴とする請求項3記載の在宅患者管理方
    式。
  5. 【請求項5】 前記表示手段(2c)は、前記計測デー
    タと同時に、前記患者の患者識別情報を画面表示するこ
    とを特徴とする請求項3記載の在宅患者管理方式。
  6. 【請求項6】 前記表示手段(2c)は、前記計測デー
    タと同時に、前記患者の患者識別情報及び前記宅側端末
    (1)から受信した映像信号を画面表示することを特徴
    とする請求項3記載の在宅患者管理方式。
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