JPH11261981A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH11261981A
JPH11261981A JP10055348A JP5534898A JPH11261981A JP H11261981 A JPH11261981 A JP H11261981A JP 10055348 A JP10055348 A JP 10055348A JP 5534898 A JP5534898 A JP 5534898A JP H11261981 A JPH11261981 A JP H11261981A
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JP
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output
output means
processing system
terminal
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JP10055348A
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Shozo Kondo
省造 近藤
Kunio Ueda
國雄 上田
Itsuhito Makinae
逸人 蒔苗
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデータ処理システムでは、キーボード
やマウスの操作に慣れていない端末の使用者は、システ
ムを自由に操作利用することが非常に困難であった。 【解決手段】 通信相手先からの画像信号を出力する第
一の表示処理手段、第一の撮像手段、上記第一の撮像手
段からの画像信号を上記通信相手先へ出力する第一の画
像処理出力手段、命令信号を出力する第一の出力手段か
らなる第一の入出力手段と、上記第一の入出力手段から
の画像信号を出力する第二の表示処理手段、第二の撮像
手段、上記第二の撮像手段からの画像信号を上記第一の
入力手段へ出力する第二の画像処理出力手段、命令信号
を出力する第二の出力手段からなる上記第二の入出力手
段と、上記第一の出力手段又は上記第二の出力手段から
の命令信号に従い、上記第一の表示処理手段及び上記第
一の画像処理出力手段を制御する制御手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定のデータを
送受信するためのデータ処理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムの例としては、図1
1に示されたような電話回線を利用したテレビ電話シス
テムがある。この図11は、従来例である電話回線を利
用したテレビ電話システムのシステム構成を示す構成図
である。図11において、11は入出力手段である。1
2は再生処理手段であり、入出力手段11に接続され
る。13は画像処理出力手段であり、入出力手段11に
接続される。14は音声出力手段であり、入出力手段1
1に接続される。15はキーボードであり、入出力手段
11に接続される。16はマウスであり、入出力手段1
1に接続される。17はモニタであり、再生処理手段1
2に接続される。
【0003】18はスピーカであり、再生処理手段12
に接続される。19はカメラであり、画像処理出力手段
13に接続される。20はマイクであり、音声出力手段
14に接続される。21は第一のテレビ電話端末であ
り、入出力手段11、再生処理手段12、画像処理出力
手段13、及び音声出力手段14を有する。21は第一
のテレビ電話端末であり、22は第二のテレビ電話端末
である。なお、第二のテレビ電話端末22は、第一のテ
レビ電話端末21と同様の構成要素を有し、その説明を
省略する。また、第一のテレビ電話端末21と第二のテ
レビ電話端末21とは、互いの入出力手段11同士が通
信回線で接続されている。
【0004】次に動作について説明する。図11におけ
るテレビ電話システムでは、第一のテレビ電話端末21
に接続されたカメラ19で撮像した映像データが画像処
理出力手段13、入出力手段11、及び通信回線を介し
て第二のテレビ電話端末22に送信される。また、第一
のテレビ電話端末21に接続されたマイク20から入力
された音声信号も、音声出力手段14、入出力手段1
1、及び通信回線を介して第二のテレビ電話端末22に
送信される。そして、第一のテレビ電話端末21から入
力された映像データは、第二のテレビ電話端末22の入
出力手段11及び再生処理手段12を経て、第二のテレ
ビ電話端末22に接続されたモニタ17から出力され
る。
【0005】また、第一のテレビ電話端末21から入力
された音声信号も、第二のテレビ電話端末22の入出力
手段11及び再生処理手段12を経て、第二のテレビ電
話端末22に接続されたスピーカ18から出力される。
なお、これら映像データ及び音声信号を総称して映像音
声データと称する。また、上述には第一のテレビ電話端
末21から第二のテレビ電話端末22への通信時の動作
を説明したが、第二のテレビ電話端末22から第一のテ
レビ電話端末21への通信時も同様であり、その説明を
省略する。
【0006】モニタ17に出力される映像のサイズ、ス
ピーカ18から出力される音声の音量、カメラ16の位
置や倍率、等の調整は、各テレビ電話端末の使用者が各
テレビ電話端末に接続されたキーボード15やマウス1
6を用いて調整する。また、割り込み処理ができず、接
続を試みた相手の端末が第三者の端末と通話中であった
場合、所望の端末との接続は不可能となる。
【0007】データ処理システムの他の例として、特開
平4-57161号公報に示されたものがあり、これを
図12に示す。この図12は、電話回線を利用した通信
機能で、医療機関であるセンターと患者宅である在宅の
情報端末装置とを接続する医療情報管理システムのシス
テム構成を示す構成図である。図12において、31は
第1アダプタである。32はホストコンピュータであ
り、第1アダプタ31に接続される。33はICカード
リーダ・ライタであり、ホストコンピュータ32に接続
される。
【0008】34はテレビ電話であり、ホストコンピュ
ータ32に接続される。35はセンターであり、第1ア
ダプタ31、ホストコンピュータ32、ICカードリー
ダ・ライタ33、及びテレビ電話34を有する。41は
第2アダプタである。42はICカードリーダ・ライタ
であり、第2アダプタ41に接続される。43は受信部
であり、第2アダプタ41に接続される。44はテレビ
電話であり、第2アダプタ41に接続される。45はバ
イタルセンサであり、第2アダプタ41に接続される。
46はICカードであり、ICカードリーダ・ライタ4
2に接続される。
【0009】47は緊急発信器であり、受信部43に無
線あるいは有線で接続される。48は情報端末装置であ
り、第2アダプタ41、ICカードリーダ・ライタ4
2、受信部43、テレビ電話44、バイタルセンサ4
5、ICカード46、及び緊急発信器47を有する。な
お、センター35が有する第1アダプタ31と、情報端
末装置48が有する第2アダプタ41とは、通信回線を
介して接続される。そして、センター35側からの指示
で在宅側の情報端末装置48のテレビ電話44が遠隔制
御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のデータ処理システムでは、モニタ17に出力される映
像のサイズ、スピーカ18から出力される音声の音量、
カメラ16の位置や倍率等の調整を行う際、各端末の使
用者が各端末に接続されたキーボード15やマウス16
を用いて自ら調整しなければならない。このため、キー
ボード15やマウス16の操作に慣れていない端末の使
用者は、システムを自由に操作利用することが非常に困
難であった。
【0011】また、従来は接続を試みた相手の端末が第
三者の端末と通話中であった場合、通信することが不可
能である。このため、第三者との通信途中の所望の端末
に対して緊急の通信を行いたい場合でも、所望の端末と
第三者の端末との通信が終了するまで所望の端末との通
信ができないという問題点があった。
【0012】また、所望の端末と第三者の端末とが通信
状態にある時に所望の端末と第三者の端末との通信を中
断させて所望の端末との通信を可能とした場合、第三者
の端末は急に通信不能となり、所望の端末との間で行わ
れるはずのデータの送受信が急に不可能になるという問
題が生じる。特に、図12に示すデータ処理システムが
医療システムに用いられた場合、上述のような第三者の
端末の状態に患者側の端末がなると、非常に大きな問題
を生じうる。
【0013】さらに、図12に示すように、センター3
5側からの操作により在宅側の情報端末装置48の機能
が遠隔制御されるため、センター35の操作者となる医
療機関関係者がセンター35及び情報端末装置48に関
する操作方法を熟知している必要があり、これらの操作
方法に慣れていない医療機関関係者は、医療情報管理シ
ステムを充分に利用することが非常に困難であった。
【0014】本発明は、これらの問題に鑑みなされたも
のであり、端末間での通信において、端末使用者の端末
操作を簡単にすることを目的とする。また、第三者との
通話途中の所望の端末に対して通信を行えるデータ処理
システムを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるデータ
処理システムは、通信相手先(下記第二の入出力手段)
から入力された画像信号に基づき表示する第一の表示処
理手段、第一の被写体を撮像する第一の撮像手段、第一
の撮像手段で撮像された第一の被写体に基づく画像信号
を通信相手先へ出力する第一の画像処理出力手段、ユー
ザによる命令信号を出力する第一の出力手段からなる第
一の入出力手段と、第一の入出力手段から入力された画
像信号を処理して表示する第二の表示処理手段、第二の
被写体を撮像する第二の撮像手段、第二の撮像手段で撮
像された第二の被写体に基づく画像信号を第一の入力手
段へ出力する第二の画像処理出力手段、ユーザによる命
令信号を出力する第二の出力手段からなる第二の入出力
手段と、第一の入出力手段と第二の入出力手段との間に
設けられ、第一の出力手段又は第二の出力手段からの命
令信号に従い、第一の表示処理手段又は第一の画像処理
出力手段、又は第二の表示処理手段又は第二の画像処理
出力手段の動作を制御する制御手段とを備えたものであ
る。
【0016】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段が、第一の出力手段の命令信号に従い、
第二の表示処理手段で表示される画像サイズを制御する
ものである。
【0017】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、制御手段が、第一の出力手段の命令信号に従
い、第一の表示処理手段で表示される画像サイズを制御
するものである。
【0018】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段が、第二の出力手段の命令信号に従い、
第一の表示処理手段で表示される画像サイズを制御する
ものである。
【0019】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、制御手段が、第二の出力手段の命令信号に従
い、第二の表示処理手段で表示される画像サイズを制御
するものである。
【0020】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、第一の入出力手段が第一の音声出力手段を有し、
制御手段が、第一の出力手段の命令信号に従い、第一の
音声出力手段から出力される音量を制御するものであ
る。
【0021】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、第二の入出力手段が第二の音声出力手段を有
し、制御手段が、第一の出力手段の命令信号に従い、第
二の音声出力手段から出力される音量を制御するもので
ある。
【0022】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、第一の入出力手段が第一の音声出力手段を有し、
制御手段が、第二の出力手段の命令信号に従い、第一の
音声出力手段から出力される音量を制御するものであ
る。
【0023】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、第二の入出力手段が第二の音声出力手段を有
し、制御手段が、第二の出力手段の命令信号に従い、第
二の音声出力手段から出力される音量を制御するもので
ある。
【0024】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段が、第一の出力手段の命令信号に従い、
第二の撮像手段の向き若しくは倍率を制御するものであ
る。
【0025】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、制御手段が、第一の出力手段の命令信号に従
い、第一の撮像手段の向き若しくは倍率を制御するもの
である。
【0026】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段が、第二の出力手段の命令信号に従い、
第一の撮像手段の向き若しくは倍率を制御するものであ
る。
【0027】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、制御手段が、第二の出力手段の命令信号に従
い、第二の撮像手段の向き若しくは倍率を制御するもの
である。
【0028】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、第一の入出力手段が、第一の被写体に対する診断
を行い診断に基づく診断結果を第二の入出力手段に出力
する診断計測出力手段を有し、制御手段が、第二の出力
手段の命令信号に従い、診断計測出力手段の動作を制御
するものである。
【0029】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、制御手段に対して複数の第一の入出力手段が接
続された場合、制御手段が、複数の第一の入出力手段そ
れぞれから出力された命令信号の処理順に従い、第一の
入出力手段又は第二の入出力手段を制御するものであ
る。
【0030】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段に対して複数の第一の入主力手段が接続
された場合、制御手段が、第二の入出力手段の第二の出
力手段から出力される命令信号に従い、命令信号により
選択された第一の入出力手段が有する診断計測出力手段
の動作を制御するものである。
【0031】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、第一又は第二の出力手段から出力される命令信
号が音声信号であるものである。
【0032】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、第一の入出力手段と、第一の入出力手段との間に
第一の通信回線が設定された第二の入出力手段と、第三
の入出力手段から出力された緊急信号が入力されると、
第一の通信回線の設定を解除し、第一の入出力手段と第
三の入出力手段との間に第二の通信回線を設定する制御
手段とを備えたものである。
【0033】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、複数の入出力手段を備え、各入出力手段の間で通
信可能なデータ処理システムにおいて、第一の入出力手
段と第二の入出力手段との通信途中に、第一の入出力手
段との通信を要求する緊急信号を出力する第三の入出力
手段と、第三の入出力手段から出力された緊急信号に基
づき、第一の入出力手段と第三の入出力手段との通信を
可能にするため各入出力手段を制御する制御手段とを備
えたものである。
【0034】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、制御手段は、第三の入出力手段から出力された
緊急信号に基づき、第一の入出力手段と第二の入出力手
段との通信を中断させ、第一の入出力手段と第三の入出
力手段との通信を可能にするものである。
【0035】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段は、第三の入出力手段から出力された緊
急信号に基づき第一の入出力手段と第二の入出力手段と
の通信を中断させると、第二の入出力手段と第四の入出
力手段との通信を可能にするものである。
【0036】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明によるデー
タ処理システムの一実施形態を図1を用いて説明する。
図1は実施形態1のデータ処理システムのシステム構成
を示す構成図である。図1において、52は第一のデー
タ送受信端末であり、入出力手段11、再生処理手段1
2、画像処理出力手段13、音声出力手段14、モニタ
17、スピーカ18、カメラ19、マイク20、及び遠
隔操作受信手段51を有する。この再生処理手段12に
は、他のデータ送受信端末から出力された映像音声デー
タが入力され、モニタ17及びスピーカ18で再生させ
る。なお、遠隔操作受信手段51は、モニタ17、スピ
ーカ18、カメラ19、及びマイク20に接続され、各
部材を遠隔操作することができる。
【0037】また、画像処理出力手段13には、カメラ
19で撮像して得られたある被写体に関する画像データ
を画像処理した後に他のデータ送受信端末へ出力する。
さらに、音声出力手段14には、当該被写体から発せら
れ、マイク20が拾った音声を他のデータ送受信端末へ
出力する。53は第二のデータ送受信端末であり、その
構成要素は第一のデータ送受信端末52と同様であり、
その説明を省略する。54は制御手段である。この制御
手段54には、モニタ17及びスピーカ18を有する再
生処理手段12が接続される。なお、この制御手段54
は第一のデータ送受信端末52と第二のデータ送受信端
末53とから出力された音声信号に基づき、これら第一
のデータ送受信端末52と第二のデータ送受信端末53
とを制御する。
【0038】55は遠隔操作送信手段であり、制御手段
54に接続される。また、この遠隔操作送信手段55に
は、キーボード15及びマウス16が接続される。56
は制御端末であり、制御手段54、再生処理手段12、
モニタ17、スピーカ18、遠隔操作送信手段55、キ
ーボード15、及びマウス16を有する。この制御手段
54には、第一又は第二のデータ送受信端末から出力さ
れた映像音声データが入力される。制御手段54は、入
力された映像音声信号に基づき、操作対象となる第一又
は第二のデータ送受信端末の操作に関するコマンドを遠
隔操作送信手段55から出力させる。
【0039】なお、遠隔操作受信手段51と遠隔操作送
信手段55との間は通信回線を介して接続される。ま
た、入出力手段11と制御手段54との間も通信回線を
介して接続される。このように、データ送受信端末と制
御端末56との間には2つの系統の通信回線が設けられ
る。なお、第一のデータ送受信端末52と第二のデータ
送受信端末53と制御端末56との接続関係としては、
各端末が他の2端末とそれぞれに通信回線を有するよう
に構成してもよいし、第一のデータ送受信端末52と第
二のデータ送受信端末53との間に設けられた通信回線
を覗き見るように制御端末56を設けてもよい。これら
遠隔操作受信手段51と遠隔操作送信手段55との間に
設けられる通信回線や入出力手段11と制御手段54と
の間に設けられる通信回線としては、電話回線、統合サ
ービスディジタル網(ISDN)、ケーブルテレビジョ
ン網(CATV)、ローカルエリアネットワーク(LA
N)などが考えられる。
【0040】なお、図1において、図11に示す従来例
と同一又は相当の部分には、同一符号を付してその説明
を省略し、図11と相違する部分について説明した。ま
た、制御端末56に接続されるデータ送受信端末の数は
3つ以上でもよい。その時、各データ送受信端末の構成
は上述の第一のデータ送受信端末52の構成と同様であ
る。
【0041】第一のデータ送受信端末52は、データ送
信処理、データ受信処理、及び遠隔操作処理の3種類の
処理を行うことができる。データ送信処理とは、カメラ
19から得られた被写体の映像と、マイク20から得ら
れた当該被写体の音声とを第二のデータ送受信端末53
へ出力する処理のことである。データ受信処理とは、第
二のデータ送受信端末53から受信した映像音声データ
を自端末である第一のデータ送受信端末52のモニタ1
7及びスピーカ18で再生する処理のことである。遠隔
操作処理とは、制御端末56から出力された遠隔操作コ
マンドに基づき、対象となるデータ送受信端末を遠隔操
作する処理のことである。これらの処理は、第二のデー
タ送受信端末53でも同様に実施できる。
【0042】次に、制御端末56から出力される遠隔操
作コマンドについて、図2を用いて説明する。図2は、
本実施形態のデータ処理システムの制御手段54が有す
る遠隔操作コマンドテーブルの概念図である。制御手段
54は、入力された音声信号に基づき、この遠隔操作コ
マンドテーブルを参照し、該当する音声信号が入力され
たと判断した場合には、対応する遠隔操作コマンドを、
遠隔操作送信手段55を介して出力する。この遠隔操作
コマンドテーブルは、「コマンドの分類」欄、「コマン
ドの意味」欄、及び「遠隔操作コマンド」欄が互いに関
連付けられて構成されている。
【0043】「コマンドの分類」欄には、遠隔操作コマ
ンドを出力することにより調節する項目が記録される。
この「コマンドの分類」欄に記録される調節項目として
は、データ送受信端末であるテレビ電話(以下、TV電
話と称す)、スピーカ18の音量調節、カメラ19の調
整、モニタ17への表示画像の切替、及びモニタ17で
の表示画像のサイズ変更等が記録される。
【0044】「コマンドの意味」欄には、具体的なコマ
ンドの内容が記録されており、ここに記録されているコ
マンドの内容に相当する音声信号が制御手段に入力され
ると、対応する遠隔操作コマンドが遠隔操作送信手段5
5から出力される。その「コマンドの意味」欄に設定さ
れる具体的なコマンドの内容としては、「あるTV電話
との回線接続要求」、「回線接続要求に対する当該TV
電話からの回線接続了承」、「回線接続されているTV
電話との回線切断」、「マイクの音量を上げること」、
「マイクの音量を下げること」、「カメラを上に向ける
こと」、「カメラを下に向けること」、「カメラを右に
向けること」、「カメラを左に向けること」、「カメラ
の倍率を上げること(ズーム)」、「カメラの倍率を下
げること」、「モニタに自画像を表示すること」、「モ
ニタに相手画像を表示すること」、「モニタの表示画像
のサイズを標準サイズで表示すること」、及び「モニタ
の表示画像のサイズを拡大サイズで表示すること」等が
設定される。
【0045】「遠隔操作コマンド」欄には、「コマンド
の意味」欄に設定された具体的なコマンドに対応する具
体的な遠隔操作コマンドが記録されている。当該コマン
ドが制御手段54に入力されたと判断されると、この当
該コマンドに対応する遠隔操作コマンドが遠隔操作送信
手段55を介して制御手段54から出力される。以下
に、具体的な遠隔操作コマンドを挙げる。「あるTV電
話との回線接続要求」に対応する遠隔操作コマンドは
「TvTelRequest XXX(接続先ID)」。なお、接続先のID
は、入力された音声信号に基づき、制御手段54が所定
のテーブルから選択して指定する。
【0046】「回線接続要求に対する当該TV電話から
の回線接続了承」に対応する遠隔操作コマンドは「TvTe
lAccept」。「回線接続されているTV電話との回線切
断」に対応する遠隔操作コマンドは「TvTelStop」。
「マイクの音量を上げること」に対応する遠隔操作コマ
ンドは「VolumeUp」。「マイクの音量を下げること」に
対応する遠隔操作コマンドは「VolumeDown」。「カメラ
を上に向けること」に対応する遠隔操作コマンドは「Ca
meraUp」。「カメラを下に向けること」に対応する遠隔
操作コマンドは「CameraDown」。「カメラを右に向ける
こと」に対応する遠隔操作コマンドは「CameraLeft」。
「カメラを左に向けること」に対応する遠隔操作コマン
ドは「CameraRight」。
【0047】「カメラの倍率を上げること(ズーム)」
に対応する遠隔操作コマンドは「CameraZoom」。「カメ
ラの倍率を下げること」に対応する遠隔操作コマンドは
「CameraWide」。「モニタに自画像を表示すること」に
対応する遠隔操作コマンドは「DisplaySelf」。「モニ
タに相手画像を表示すること」に対応する遠隔操作コマ
ンドは「DisplayOther」。「モニタの表示画像のサイズ
を標準サイズで表示すること」に対応する遠隔操作コマ
ンドは「DisplayNormal」。「モニタの表示画像のサイ
ズを拡大サイズで表示すること」に対応する遠隔操作コ
マンドは「DisplayZoom」。なお、これらの遠隔操作コ
マンドは、上述したものに限らず、制御端末56の操作
者によって変更することや新規に設定することを可能な
ものとする。これらの遠隔操作コマンドは、制御端末5
6の遠隔操作送信手段55から第一又は第二のデータ送
受信端末の遠隔操作受信手段51へ出力される。そし
て、これら第一又は第二のデータ送受信端末の遠隔操作
受信手段51は、入力された遠隔操作コマンドに基づ
き、モニタ17、スピーカ18、カメラ19、及びマイ
ク20をそれぞれ制御する。
【0048】次に、図1に示す実施形態1のデータ処理
システムの動作について、図3及び図4を用いて説明す
る。そのうち、図3は実施形態1のデータ処理システム
における制御端末56の動作を示すフローチャートであ
る。図3のステップ(以下、Sとする)1で、制御端末
56の制御手段54には、あるデータ送受信端末から出
力された映像音声データが入力される。なお、制御手段
54に入力された映像音声データは、制御端末56の再
生処理手段12を経てモニタ15及びスピーカ16で再
生してもよい。このS1が終了するとS2へ進む。
【0049】S2で、制御端末56の制御手段54は、
入力された映像音声データ、特に音声信号に遠隔操作コ
マンドの出力を命令するデータが含まれているか判断す
る。なお、この入力された音声信号に遠隔操作コマンド
の出力を命令するデータが含まれているか判断するの
は、制御手段54自体でもよいし、モニタ17やスピー
カ18で再生される映像音声データを参考にして制御端
末56の操作者が行ってもよい。入力された音声信号に
遠隔操作コマンドの出力を命令するデータが含まれてい
る場合にはS3へ進み、含まれていない場合には制御端
末56の動作を終了する。なお、入力された音声信号に
遠隔操作コマンドの出力を命令するデータが含まれてい
る場合を遠隔操作モードと称する。
【0050】S3で、制御端末56の制御手段54は、
入力された音声信号に基づく遠隔操作コマンドを遠隔操
作送信手段55から出力させる。なお、入力された音声
信号に基づく遠隔操作コマンドは、制御手段54が有す
る遠隔操作コマンドテーブルを参照して、制御手段54
自体が設定してもよいし、制御端末56の操作者がキー
ボード15やマウス16などの入力機器を操作して設定
してもよい。さらに、遠隔操作送信手段55から出力さ
れる遠隔操作コマンドの宛先は、制御手段54に入力さ
れる音声信号に基づく。このS3が終了すると制御端末
56の動作は終了する。
【0051】次に図4は実施形態1のデータ処理システ
ムにおけるデータ送受信端末の動作を示すフローチャー
トである。なお、このフローチャートに示されるデータ
送受信端末の動作は、制御端末56から出力された遠隔
操作コマンドが入力されたデータ送受信端末の動作であ
る。図4のS11で、データ送受信端末は、制御端末5
6から出力された遠隔操作コマンドを、遠隔操作受信手
段51で受信する。このS11が終了すると、S12へ
進む。
【0052】S12で、データ送受信端末の遠隔操作受
信手段51は、この遠隔操作受信手段51が有する制御
コマンドテーブルを参照して、遠隔操作の対象手段、及
び入力された遠隔操作コマンドに対応する制御コマンド
を判別する。そして、この遠隔操作受信手段51は、当
該対象手段に当該制御コマンドを出力して、その当該対
象手段を当該制御コマンドに基づく動作を実行させる。
このS12が終了すると遠隔操作コマンドが入力された
データ送受信端末の動作は終了する。
【0053】次に、遠隔操作受信手段51が有する制御
コマンドテーブルについて、図5を用いて説明する。図
5は、本実施形態のデータ処理システムの遠隔操作受信
手段51が有する制御コマンドテーブルの概念図であ
る。この制御コマンドテーブルは、「遠隔操作コマン
ド」欄、「遠隔操作対象手段」欄、及び「制御コマン
ド」欄が互いに関連付けられて構成されている。「遠隔
操作コマンド」欄には、当該制御コマンドテーブルを有
する遠隔操作受信手段51に入力される遠隔操作コマン
ドが登録されている。
【0054】「遠隔操作対象手段」欄には、入力された
遠隔操作コマンドが、当該データ送受信端末のどの部分
に転送すべきかを明示している。「制御コマンド」欄に
は、入力された「遠隔操作コマンド」を、当該「遠隔操
作対象手段」に転送するために、どのように変換すべき
かを明示している。以下に、遠隔操作コマンドと制御コ
マンドとの具体的な対応を例示する。「TvTelRequest X
XX(接続先ID)」という遠隔操作コマンドは「Connect XX
X」という制御コマンドに変換される。「TvTelAccept」
という遠隔操作コマンドは「Accept」という制御コマン
ドに変換される。
【0055】「TvTelStop」という遠隔操作コマンドは
「Stop」という制御コマンドに変換される。「VolumeU
p」という遠隔操作コマンドは「Volume +10」という制
御コマンドに変換される。「VolumeDown」という遠隔操
作コマンドは「Volume -10」という制御コマンドに変換
される。「CameraUp」という遠隔操作コマンドは「Move
H +10」という制御コマンドに変換される。「CameraDow
n」という遠隔操作コマンドは「Move H -10」という制
御コマンドに変換される。「CameraLeft」という遠隔操
作コマンドは「Move V +10」という制御コマンドに変換
される。「CameraRight」という遠隔操作コマンドは「M
ove V -10」という制御コマンドに変換される。
【0056】「CameraZoom」という遠隔操作コマンドは
「Move Z +10」という制御コマンドに変換される。「Ca
meraWide」という遠隔操作コマンドは「Move Z -10」と
いう制御コマンドに変換される。「DisplaySelf」とい
う遠隔操作コマンドは「Display Type 1」という制御コ
マンドに変換される。「DisplayOther」という遠隔操作
コマンドは「Display Type 2」という制御コマンドに変
換される。「DisplayNormal」という遠隔操作コマンド
は「Display Size 640,480」という制御コマンドに変換
される。「DisplayZoom」という遠隔操作コマンドは「D
isplay Size 1024,768」という制御コマンドに変換され
る。
【0057】なお、これらの制御コマンドは、上述した
ものに限らず、変更することや新規に設定することも可
能である。また、制御コマンドは、データ送受信端末を
構成するモニタ17、スピーカ18、カメラ19、マイ
ク20などの入出力機器、データ送受信端末自体、及び
データ送受信端末と制御端末56との間に設けられる通
信回線などに依存するため、データ送受信端末毎に異な
るものが設定されていてもよい。
【0058】次に、制御コマンドと遠隔操作対象手段と
の具体的な対応を示す。「Connect XXX」、「Accep
t」、及び「Stop」という制御コマンドは、入出力手段
11へ出力される。「Volume +10」、「Volume -10」、
「Display Type 1」、「Display Type 2」、「Display
Size 640,480」、及び「Display Size 1024,768」とい
う制御コマンドは、再生処理手段12へ出力される。
「Move H +10」、「Move H -10」、「Move V +10」、
「Move V -10」、「Move Z +10」、及び「Move Z -10」
という制御コマンドは画像処理出力手段13へ出力され
る。これら入出力手段11、再生処理手段12、及び画
像処理出力手段13は制御コマンドを受信すると、受信
した制御コマンドに対応した調整作業を行う。
【0059】このように、本実施形態のデータ処理シス
テムは、複数のデータ送受信端末の間に制御端末56を
介在させ、あるデータ送受信端末から出力された音声に
よる操作指示に基づき、1つ若しくは複数のデータ送受
信端末を制御端末56で制御するため、データ送受信端
末の使用者がデータ送受信端末の操作に長けている必要
はなく、誰もが簡便にデータ送受信端末、延いてはデー
タ処理システムを利用することができる。また、本実施
形態のデータ処理システムを構成するモニタ、スピー
カ、カメラ、及びマイクの利用も簡単になる。また、本
実施形態のデータ処理システムは、インターネット通
信、テレビ会議システム等に用いてもよい。
【0060】仮に、従来のデータ送受信端末それぞれ、
若しくは集中制御するデータ送受信端末に、そのデータ
送受信端末の操作に長けている専任者を設けた場合、複
数組の通信が同時に実行されると、通信組数に相当する
数の専任者が必要とされるが、全てのデータ送受信端末
を一つの制御端末56に接続して、全ての通信を一つの
制御端末56で制御することにより、複数組の通信が同
時に実行されても一人の専任者で複数組の通信を制御す
ることが可能となる。
【0061】実施の形態2.本発明によるデータ処理シ
ステムの他の実施形態を図6を用いて説明する。図6は
実施形態2のデータ処理システムのシステム構成を示す
構成図である。図6において、61は緊急接続手段であ
り、入出力手段11に接続される。62は緊急通報ボタ
ンであり、緊急接続手段61に接続される。
【0062】なお、この緊急通報ボタン62が押し下げ
られることにより、直ちに当該データ送受信端末と制御
端末56との間に通信回線が設定される。そして、当該
データ送受信端末と制御端末56との間に通信回線が設
定されると、当該データ送受信端末の画像処理出力手段
13及び音声出力手段14から映像音声データが制御端
末56に送信される。また、図6において、図1に示す
実施形態1と同一又は相当の部分には同一符号を付して
その説明を省略し、図1と相違する部分について説明し
た。
【0063】次に、図6に示す実施形態2のデータ処理
システムの動作について、図7を用いて説明する。図7
は実施形態2のデータ処理システムの動作を示すフロー
チャートである。図7のS21で、第一のデータ送受信
端末52の緊急通報ボタン62が押し下げられると、直
ちに当該第一のデータ送受信端末52と制御端末56と
の間に通信回線が設定される。そして、当該第一のデー
タ送受信端末52と制御端末56との間に通信回線が設
定されると、当該第一のデータ送受信端末52の画像処
理出力手段13及び音声出力手段14から映像音声デー
タが制御端末56に送信される。なお、緊急通報ボタン
62が押し下げられた場合を緊急接続モードと称する。
このS21が終了するとS22へ進む。
【0064】S22で、制御端末56には、第一のデー
タ送受信端末から緊急接続モードで出力された映像音声
データが入力される。なお、制御端末56に入力された
映像音声データは、制御端末56のモニタ17及びスピ
ーカ18で再生してもよい。このS22が終了するとS
23へ進む。S23において、制御端末56では、緊急
接続モードで入力された映像音声データが本当に緊急を
要するものかどうか判断される。なお、この判断は制御
端末56の操作者によって行ってもよい。判断の結果、
緊急接続モードで入力された映像音声データの処理が本
当に緊急を要するものであると判断された場合にはS2
4へ進み、この処理は緊急性を要さないと判断された場
合には緊急接続モードが解除され処理が終了する。な
お、緊急接続モードで入力された映像音声データに関し
ては全て緊急性を要するものとして判断してもよい。
【0065】S24で、制御端末56の遠隔操作送信手
段55は第二のデータ送受信端末53の遠隔操作受信手
段51にTV電話接続要求コマンドを出力し、第二のデ
ータ送受信端末53から第一のデータ送受信端末52へ
通信回線の設定を要求するように遠隔操作する。このS
24が終了するとS25へ進む。
【0066】S25で、第二のデータ送受信端末53
は、制御端末56から出力されたTV電話接続要求コマ
ンドに応じて第二のデータ送受信端末53と第一のデー
タ送受信端末52との間に通信回線を設定することを要
求する映像音声データ送受信開始要求を、第一のデータ
送受信端末52の入出力手段11へ出力する。なお、制
御端末56から出力されたTV電話接続要求コマンドは
第二のデータ送受信端末53の遠隔操作受信手段51に
入力され、このTV電話接続要求コマンドに対応する映
像音声データ送受信開始要求は第二のデータ送受信端末
53の入出力手段11から出力される。このS25が終
了するとS26へ進む。
【0067】一方、S26で、制御端末56の遠隔操作
送信手段55は第一のデータ送受信端末52の遠隔操作
受信手段51にTV電話接続了承コマンドを出力し、第
二のデータ送受信端末53から第一のデータ送受信端末
52への映像音声データ送受信開始要求に対して了承す
るように遠隔操作する。このS26が終了するとS27
へ進む。
【0068】S27で、第一のデータ送受信端末52
は、制御端末56から出力されたTV電話接続了承コマ
ンドに応じて第二のデータ送受信端末53と第一のデー
タ送受信端末52との間の通信回線の設定要求に対して
了承する映像音声データ送受信開始了承を、第二のデー
タ送受信端末53の入出力手段11へ出力する。なお、
制御端末56から出力されたTV電話接続了承コマンド
は第一のデータ送受信端末52の遠隔操作受信手段51
に入力され、このTV電話接続了承コマンドに対応する
映像音声データ送受信開始了承は第一のデータ送受信端
末52の入出力手段11から出力される。このS27が
終了するとS28へ進む。
【0069】このように、第一のデータ送受信端末52
から第二のデータ送受信端末53へ映像音声データ送受
信開始了承が出力されると、S28で、第一のデータ送
受信端末52と第二のデータ送受信端末53との間には
通信回線が設定され、映像音声データの送受信が開始さ
れる。このように、第一のデータ送受信端末52と第二
のデータ送受信端末53との間の通信回線設定は、制御
端末56の遠隔操作により通信回線の設定要求が第二の
データ送受信端末53から出力され、また同じく制御端
末56の遠隔操作により通信回線の設定了承が第一のデ
ータ送受信端末52から出力されて、第一のデータ送受
信端末52と第二のデータ送受信端末53との間に通信
回線が設定される。このS28により一連の処理が終了
する。
【0070】なお、S24において、第二のデータ送受
信端末53が、第一のデータ送受信端末52とは異なる
第三のデータ送受信端末と通信中であった場合、制御端
末56からの遠隔操作により第二のデータ送受信端末5
3と第三のデータ送受信端末との間の通信回線が解除さ
れ、第二のデータ送受信端末53と第一のデータ送受信
端末52との間に通信回線が設定される。なお、第三の
データ送受信端末に対しては、制御端末56から、緊急
通報のために第二のデータ送受信端末との間に設けられ
た通信回線を解除した旨の通知が行われる。この通知方
法は、スピーカを介した音声によるものでも、モニタを
介した映像によるものでもよい。これらの通知方法によ
り、制御端末56は、第三のデータ送受信端末のユーザ
に、第二のデータ送受信端末との間に設けられていた通
信回線の解除を通知する。
【0071】また、本実施形態のデータ処理システムを
医療システムに用いた際には、第二のデータ送受信端末
との間に設けられた通信回線が解除された第三のデータ
送受信端末と、第四のデータ送受信端末との間に新たに
通信回線を設け、これら第三及び第四のデータ送受信端
末との間で通信ができるように、制御端末56で制御し
てもよい。この時、第二及び第四のデータ送受信端末は
それぞれ別の医療従事者が利用しているものとし、第三
のデータ送受信端末は緊急性を要していない患者が利用
しているものとする。なお、第四のデータ送受信端末
は、予め決められた医療従事者の端末でも、複数の医療
従事者の端末の中から第三の送受信端末の対応に適する
ものと制御端末56により判断されたものでもよい。な
お、本実施形態のデータ処理システムを医療システムに
用いた例を示したが、当該システムはインターネット通
信やテレビ会議システム等に用いてもよい。
【0072】このように、本実施形態のデータ処理シス
テムでは、制御端末56に緊急通報が通報されると、制
御端末56がこの緊急通報の対処に適した第二のデータ
送受信端末53を選択し、この選択した第二のデータ送
受信端末53に設定されている通信回線が通信中であれ
ばこれを解除して、緊急通報を発した第一のデータ送受
信端末52と第二のデータ送受信端末53との間に通信
回線を遠隔操作により設定して緊急通報に対処する。こ
のため、緊急通報に対する対処が早急に実施される。ま
た、緊急通報を発するものは、その緊急通報を制御端末
56に発するだけで、その緊急通報に対する最も適切な
対処者を制御端末56に選出してもらえるため、その緊
急通報に対する対処の遅れを防ぐことができる。
【0073】実施の形態3.本発明によるデータ処理シ
ステムの他の実施形態を図8を用いて説明する。図8は
実施形態3のデータ処理システムのシステム構成を示す
構成図である。図8において、71は診断計測出力手段
であり、入出力手段11に接続される。72は計測器で
あり、診断計測出力手段71に接続される。なお、この
計測器72により、患者の健康状態等が計測され、患者
に関する健康データが選られる。なお、遠隔操作受信手
段51は、モニタ17、スピーカ18、カメラ19、マ
イク20、及び計測器72に接続され、各部材を遠隔操
作することができる。
【0074】本実施形態のデータ処理システムは遠隔医
療支援を目的としたものであり、診断計測出力手段71
及び計測器72を備えた第一のデータ送受信端末52は
患者の元に設けられ、第二のデータ送受信端末53は医
師などの医療従事者の元に設けられる。なお、図8にお
いて、図1に示す実施形態1と同一又は相当の部分には
同一符号を付してその説明を省略し、図1と相違する部
分について説明した。
【0075】次に本実施形態の制御端末が有する遠隔操
作コマンドテーブルについて、図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態の制御手段54が有する遠隔操作コ
マンドテーブルの概念図である。制御手段54は入力さ
れた音声信号に基づき、この遠隔操作コマンドテーブル
を参照して、該当する音声信号が入力されたと判断した
場合には、対応する遠隔操作コマンドを、遠隔操作送信
手段55を介して出力する。なお、図9において、図2
に示す遠隔操作コマンドテーブルと同一の部分について
はその説明を省略し、先の遠隔操作コマンドテーブルと
相違する部分について説明した。
【0076】本実施形態の遠隔操作コマンドテーブルの
「コマンドの分類」欄には、計測器72の制御及び計測
結果の送信に関する項目が加えられている。また、本実
施形態の「コマンドの意味」欄には、「血圧測定開
始」、「血圧測定中止」、「心電図の計測開始」、「心
電図の計測停止」、「血圧測定結果の送信」、「心電図
の送信」に関する項目が加えられている。
【0077】これら各「コマンドの意味」に対応する
「遠隔操作コマンド」を以下に示す。「血圧測定開始」
に対応する遠隔操作コマンドは「StartKetsuatsu」。
「血圧測定中止」に対応する遠隔操作コマンドは「Stop
Ketsuatsu」。「心電図の計測開始」に対応する遠隔操
作コマンドは「StartShinden」。「心電図の計測停止」
に対応する遠隔操作コマンドは「StopShinden」。「血
圧測定結果の送信」に対応する遠隔操作コマンドは「Se
ndKetsuatsu」。「心電図の送信」に対応する遠隔操作
コマンドは「SendShinden」。
【0078】ここに挙げられた「遠隔操作コマンド」が
本実施形態の「遠隔操作コマンド」欄に記録される。な
お、これらの遠隔操作コマンドは、上述したものに限ら
ず、制御端末56の操作者によって変更することや新規
に設定することを可能なものとする。
【0079】次に、本実施形態の第一のデータ送受信端
末52が有する遠隔操作受信手段51の制御コマンドテ
ーブルについて、図10を用いて説明する。図10は、
本実施形態の第一のデータ送受信端末52が有する遠隔
操作受信手段51の制御コマンドテーブルの概念図であ
る。なお、図10において、図5に示す制御コマンドテ
ーブルと同一の部分についてはその説明を省略し、先の
制御コマンドテーブルと相違する部分について説明し
た。
【0080】本実施形態の制御コマンドテーブルの「遠
隔操作コマンド」欄には、「血圧測定開始」、「血圧測
定中止」、「心電図の計測開始」、「心電図の計測停
止」、「血圧測定結果の送信」、及び「心電図の送信」
に関連する遠隔操作コマンドが加えられている。本実施
形態の「遠隔操作対象手段」欄には、入力された遠隔操
作コマンドの転送先として、診断計測出力手段71が加
えられている。
【0081】本実施形態の「制御コマンド」欄に新たに
加えられた制御コマンドとしては以下に示すものが挙げ
られる。「血圧測定開始」に対応する遠隔操作コマンド
「StartKetsuatsu」は制御コマンド「0A0001」に変換さ
れる。「血圧測定中止」に対応する遠隔操作コマンド
「StopKetsuatsu」は制御コマンド「0A0009」に変換さ
れる。「心電図の計測開始」に対応する遠隔操作コマン
ド「StartShinden」は制御コマンド「0B0001」に変換さ
れる。
【0082】「心電図の計測停止」に対応する遠隔操作
コマンド「StopShinden」は制御コマンド「0B0009」に
変換される。「血圧測定結果の送信」に対応する遠隔操
作コマンド「SendKetsuatsu」は制御コマンド「Send_Ke
tsuatsu_Graph」に変換される。「心電図の送信」に対
応する遠隔操作コマンド「SendShinden」は制御コマン
ド「Send_Shindenzu」に変換される。これらの制御コマ
ンド「0A0001」、「0A0009」、「0B0001」、「0B000
9」、「Send_Ketsuatsu_Graph」、及び「Send_Shindenz
u」は、診断計測出力手段71に出力される。
【0083】なお、これらの制御コマンドは、上述した
ものに限らず、変更することや新規に設定することも可
能である。また、制御コマンドは、データ送受信端末を
構成するモニタ17、スピーカ18、カメラ19、マイ
ク20などの入出力機器、データ送受信端末自体、及び
データ送受信端末と制御端末56との間に設けられる通
信回線などに依存するため、データ送受信端末毎に異な
るものが設定されていてもよい。
【0084】次に、図8に示す実施形態3のデータ処理
システムの動作について説明する。まず、第二のデータ
送受信端末53の操作者である医療従事者から、第一の
データ送受信端末52の操作者である患者に関する健康
状態を計測器72で計測し、得られた健康データを医療
従事者の元へ送信させる旨の音声信号が発せられる。そ
して、第二のデータ送受信端末53から出力された音声
信号は制御端末56に入力される。この時、制御端末5
6では、入力された音声信号が、第一のデータ送受信端
末52の計測器72を駆動させる旨、及びその計測器7
2を駆動させることにより得られる健康データを第二の
データ送受信端末53に出力させる旨の音声信号である
か否かを判断する。
【0085】そして、制御端末56に入力された音声信
号が、第一のデータ送受信端末52の計測器72を駆動
させる旨、及びその計測器72を駆動させることにより
得られる健康データを第二のデータ送受信端末53に出
力させる旨の音声信号であると判断された場合、入力さ
れた音声信号に基づく遠隔操作コマンドが遠隔操作コマ
ンドテーブルより選択される。そして、この選択された
遠隔操作コマンドは、同じく制御端末56に入力された
音声信号に基づき指定された第一のデータ送受信端末5
2の遠隔操作受信手段51へ、制御端末56の遠隔操作
送信手段55から出力される。なお、入力された音声信
号に基づく遠隔操作コマンドを遠隔操作コマンドテーブ
ルより選択するのは、制御手段54自体でも制御端末5
6の操作者でもよい。
【0086】そして、制御端末56から出力された遠隔
操作コマンドが入力された第一のデータ送受信端末52
では、第一のデータ送受信端末52に設けられた制御コ
マンドテーブルを参照し、入力された遠隔操作コマンド
に対応する制御コマンドを選択し、この制御コマンドを
出力すべき遠隔操作対象手段を確認する。制御コマンド
が選択され、この制御コマンドを出力すべき遠隔操作対
象手段を確認すると、第一のデータ送受信端末52の遠
隔操作受信手段51から当該遠隔操作対象手段へ当該制
御コマンドが出力される。
【0087】なお、この第一のデータ送受信端末52
に、計測器72を駆動させるための遠隔操作コマンドが
入力された場合、この遠隔操作コマンドに対応する制御
コマンドは診断計測出力手段71へ出力される。この計
測器72を駆動させるための遠隔操作コマンドに対応す
る制御コマンドが入力された診断計測出力手段71は、
入力された制御コマンドに基づき計測器72を制御し、
この計測器72の制御を実行して得られた計測結果を診
断計測出力手段51等を介して第二のデータ送受信端末
53へ出力する。なお、本実施形態のデータ処理システ
ムを医療システムに用いた例を示したが、当該システム
はインターネット通信やテレビ会議システム等に用いて
もよい。
【0088】このように、本実施形態のデータ処理シス
テムは、複数のデータ送受信端末の間に制御端末56を
介在させ、計測器72を備えた第一のデータ送受信端末
52を第二のデータ送受信端末53からの音声による操
作指示で容易に遠隔操作することができるため、第二の
データ送受信端末53の使用者である医療従事者がこの
第二のデータ送受信端末53の操作に長けている必要は
なく、誰もが簡便に第二のデータ送受信端末53、延い
てはデータ処理システムを利用することができ、本デー
タ処理システムを利用した遠隔医療を容易なものにする
ことができる。
【0089】
【発明の効果】この発明にかかるデータ処理システム
は、通信相手先(下記第二の入出力手段)から入力され
た画像信号に基づき表示する第一の表示処理手段、第一
の被写体を撮像する第一の撮像手段、第一の撮像手段で
撮像された第一の被写体に基づく画像信号を通信相手先
へ出力する第一の画像処理出力手段、ユーザによる命令
信号を出力する第一の出力手段からなる第一の入出力手
段と、第一の入出力手段から入力された画像信号を処理
して表示する第二の表示処理手段、第二の被写体を撮像
する第二の撮像手段、第二の撮像手段で撮像された第二
の被写体に基づく画像信号を第一の入力手段へ出力する
第二の画像処理出力手段、ユーザによる命令信号を出力
する第二の出力手段からなる第二の入出力手段と、第一
の入出力手段と第二の入出力手段との間に設けられ、第
一の出力手段又は第二の出力手段からの命令信号に従
い、第一の表示処理手段又は第一の画像処理出力手段、
又は第二の表示処理手段又は第二の画像処理出力手段の
動作を制御する制御手段とを備えたものであり、第一の
入出力手段と第二の入出力手段との間で通信が行われる
時に、両入出力手段を利用するユーザによる入出力手段
の操作を簡単にすることができる。
【0090】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段が第一又は第二の出力手段の命令信号に
従い、第一又は第二の表示処理手段で表示される画像サ
イズを制御するものであり、第一の入出力手段と第二の
入出力手段との間で通信が行われる時に、両入出力手段
を利用するユーザによる画像サイズの制御を簡単にする
ことができる。
【0091】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、第一の入出力手段が第一の音声出力手段を、ま
た第二の入出力手段が第二の音声出力手段を有し、制御
手段が第一又は第二の出力手段の命令信号に従い、第一
又は第二の音声出力手段から出力される音量を制御する
ものであり、第一の入出力手段と第二の入出力手段との
間で通信が行われる時に、両入出力手段を利用するユー
ザによる音量の制御を簡単にすることができる。
【0092】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段が第一又は第二の出力手段の命令信号に
従い、第一又は第二の撮像手段の向き若しくは倍率を制
御するものであり、第一の入出力手段と第二の入出力手
段との間で通信が行われる時に、両入出力手段を利用す
るユーザによる撮像手段の向き若しくは倍率の制御を簡
単にすることができる。
【0093】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、第一の入出力手段が第一の被写体に対する診断
を行い診断に基づく診断結果を第二の入出力手段に出力
する診断計測出力手段を有し、制御手段が第二の出力手
段の命令信号に従い診断計測出力手段の動作を制御する
ものであり、第一の入出力手段と第二の入出力手段との
間で通信が行われる時に、第二の入出力手段を利用する
ユーザによる診断計測出力手段の動作の制御を簡単にす
ることができる。
【0094】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、第一又は第二の出力手段から出力される命令信号
が音声信号であるものであり、第一の入出力手段と第二
の入出力手段との間で通信が行われる時に、両入出力手
段を利用するユーザによる入出力手段の操作を音声によ
り簡単にすることができる。
【0095】さらに、この発明にかかるデータ処理シス
テムは、複数の入出力手段を備え、各入出力手段の間で
通信可能なデータ処理システムにおいて、第一の入出力
手段と第二の入出力手段との通信途中に、第一の入出力
手段との通信を要求する緊急信号を出力する第三の入出
力手段と、第三の入出力手段から出力された緊急信号に
基づき、第一の入出力手段と第二の入出力手段との通信
を中断させ、第一の入出力手段と第三の入出力手段との
通信を可能にする制御手段とを備えたものであり、第一
の入出力手段と第二の入出力手段との間で通信が行われ
ていても、第三の入出力手段での緊急時には、これら第
一の入出力手段と第二の入出力手段との通信を中断させ
て第一の入出力手段と第三の入出力手段との通信を行う
ことができる。
【0096】また、この発明にかかるデータ処理システ
ムは、制御手段は、第三の入出力手段から出力された緊
急信号に基づき第一の入出力手段と第二の入出力手段と
の通信を中断させると、第二の入出力手段と第四の入出
力手段との通信を可能にするものであり、第一の入出力
手段と第二の入出力手段との間で通信が行われていて
も、第三の入出力手段での緊急時には、これら第一の入
出力手段と第二の入出力手段との通信を中断させて第一
の入出力手段と第三の入出力手段との通信を行うことが
できると共に、第二の入出力端末に対しては第四の入出
力端末との通信により第二の入出力端末の代替を行わせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のデータ処理システムのシステム構
成図である。
【図2】実施形態1のデータ処理システムが有する遠隔
操作コマンドテーブルの概念図である。
【図3】実施形態1の制御端末56の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】実施形態1のデータ送受信端末の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】実施形態1のデータ処理システムが有する制御
コマンドテーブルの概念図である。
【図6】実施形態2のデータ処理システムのシステム構
成図である。
【図7】実施形態2のデータ処理システムの動作を示す
フローチャートである。
【図8】実施形態3のデータ処理システムのシステム構
成図である。
【図9】実施形態3の制御手段54が有する遠隔操作コ
マンドテーブルの概念図である。
【図10】実施形態3の遠隔操作受信手段51が有する
制御コマンドテーブルの概念図である。
【図11】従来のテレビ電話システムのシステム構成図
である。
【図12】従来の医療情報管理システムのシステム構成
図である。
【符号の説明】
11 入出力手段、12 再生処理手段、13 画像処
理出力手段、14 音声出力手段、15 キーボード、
16 マウス、17 モニタ、18 スピーカ、19
カメラ、20 マイク、21 第一のテレビ電話端末、
22 第二のテレビ電話端末、31 第1アダプタ、3
2 ホストコンピュータ、33 ICカードリーダ・ラ
イタ、34 テレビ電話、35 センター、41 第2
アダプタ、42 ICカードリーダ・ライタ、43 受
信部、44 テレビ電話、45 バイタルセンサ、46
ICカード、47 緊急発信器、48 情報端末装
置、51 遠隔操作受信手段、52 第一のデータ送受
信端末、53 第二のデータ送受信端末、54 制御手
段、55 遠隔操作送信手段、56 制御端末、61緊
急接続手段、62 緊急通報ボタン、71 診断計測出
力手段、72 計測器。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信相手先(下記第二の入出力手段)から
    入力された画像信号に基づき表示する第一の表示処理手
    段、第一の被写体を撮像する第一の撮像手段、上記第一
    の撮像手段で撮像された上記第一の被写体に基づく画像
    信号を上記通信相手先へ出力する第一の画像処理出力手
    段、ユーザによる命令信号を出力する第一の出力手段か
    らなる第一の入出力手段と、 上記第一の入出力手段から入力された画像信号を処理し
    て表示する第二の表示処理手段、第二の被写体を撮像す
    る第二の撮像手段、上記第二の撮像手段で撮像された上
    記第二の被写体に基づく画像信号を上記第一の入力手段
    へ出力する第二の画像処理出力手段、ユーザによる命令
    信号を出力する第二の出力手段からなる上記第二の入出
    力手段と、 上記第一の入出力手段と上記第二の入出力手段との間に
    設けられ、上記第一の出力手段又は上記第二の出力手段
    からの命令信号に従い、上記第一の表示処理手段又は上
    記第一の画像処理出力手段、又は第二の表示処理手段又
    は第二の画像処理出力手段の動作を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】制御手段は、第一の出力手段の命令信号に
    従い、第二の表示処理手段で表示される画像サイズを制
    御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】制御手段は、第一の出力手段の命令信号に
    従い、第一の表示処理手段で表示される画像サイズを制
    御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】制御手段は、第二の出力手段の命令信号に
    従い、第一の表示処理手段で表示される画像サイズを制
    御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】制御手段は、第二の出力手段の命令信号に
    従い、第二の表示処理手段で表示される画像サイズを制
    御することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】第一の入出力手段は第一の音声出力手段を
    有し、 制御手段は、第一の出力手段の命令信号に従い、上記第
    一の音声出力手段から出力される音量を制御することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  7. 【請求項7】第二の入出力手段は第二の音声出力手段を
    有し、 制御手段は、第一の出力手段の命令信号に従い、上記第
    二の音声出力手段から出力される音量を制御することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  8. 【請求項8】第一の入出力手段は第一の音声出力手段を
    有し、 制御手段は、第二の出力手段の命令信号に従い、上記第
    一の音声出力手段から出力される音量を制御することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  9. 【請求項9】第二の入出力手段は第二の音声出力手段を
    有し、 制御手段は、第二の出力手段の命令信号に従い、上記第
    二の音声出力手段から出力される音量を制御することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  10. 【請求項10】制御手段は、第一の出力手段の命令信号
    に従い、第二の撮像手段の向き若しくは倍率を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】制御手段は、第一の出力手段の命令信号
    に従い、第一の撮像手段の向き若しくは倍率を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システ
    ム。
  12. 【請求項12】制御手段は、第二の出力手段の命令信号
    に従い、第一の撮像手段の向き若しくは倍率を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システ
    ム。
  13. 【請求項13】制御手段は、第二の出力手段の命令信号
    に従い、第二の撮像手段の向き若しくは倍率を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】第一の入出力手段は、第一の被写体に対
    する診断を行い上記診断に基づく診断結果を第二の入出
    力手段に出力する診断計測出力手段を有し、 制御手段は、第二の出力手段の命令信号に従い、上記診
    断計測出力手段の動作を制御することを特徴とする請求
    項1に記載のデータ処理システム。
  15. 【請求項15】制御手段に対して複数の第一の入出力手
    段が接続された場合、上記制御手段は、複数の上記第一
    の入出力手段それぞれから出力された命令信号の処理順
    に従い、上記第一の入出力手段又は第二の入出力手段を
    制御することを特徴とする請求項14に記載のデータ処
    理システム。
  16. 【請求項16】制御手段に対して複数の第一の入主力手
    段が接続された場合、上記制御手段は、第二の入出力手
    段の第二の出力手段から出力される命令信号に従い、上
    記命令信号により選択された第一の入出力手段が有する
    診断計測出力手段の動作を制御することを特徴とする請
    求項14に記載のデータ処理システム。
  17. 【請求項17】第一又は第二の出力手段から出力される
    命令信号は音声信号であることを特徴とする請求項1〜
    16に記載のデータ処理システム。
  18. 【請求項18】複数の入出力手段を備え、各入出力手段
    の間で通信可能なデータ処理システムにおいて、 第一の入出力手段と第二の入出力手段との通信途中に、
    上記第一の入出力手段との通信を要求する緊急信号を出
    力する第三の入出力手段と、 上記第三の入出力手段から出力された緊急信号に基づ
    き、上記第一の入出力手段と上記第三の入出力手段との
    通信を可能にするため上記各入出力手段を制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  19. 【請求項19】制御手段は、第三の入出力手段から出力
    された緊急信号に基づき、第一の入出力手段と第二の入
    出力手段との通信を中断させ、上記第一の入出力手段と
    上記第三の入出力手段との通信を可能にすることを特徴
    とする請求項18に記載のデータ処理システム。
  20. 【請求項20】制御手段は、第三の入出力手段から出力
    された緊急信号に基づき第一の入出力手段と第二の入出
    力手段との通信を中断させると、上記第二の入出力手段
    と第四の入出力手段との通信を可能にすることを特徴と
    する請求項19に記載のデータ処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003526998A (ja) * 2000-03-16 2003-09-09 フランス テレコム 在宅遠隔医療支援システム
JP2008529718A (ja) * 2005-02-17 2008-08-07 セル−コム エルエルシー 統合された電子的医療記録を伴う多機能遠距離医療ソフトウェア

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