JP6255606B2 - 監視システム、監視方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、監視システム、監視方法及びプログラムに関し、より詳細には、監視者及び被監視者用の通信用端末を使用して遠隔から被監視者を監視するため監視システム、監視方法および監視システムの機能を実現するプログラムに関する。
従来、病院の入院患者の看病は患者の家族などによって行われることが多いが、看病する家族の拘束時間が長くなることから、家族に代わって代理人が看病を行う看病代行サービスが知られている。しかしながら、この場合にも看病を行う代理人が病室に拘束される時間が長くなるため、コストが高くなる、という問題があった。
これに対して、監視カメラを病室に設置して、一人の監視者が遠隔から複数の患者の容態を監視するシステムがあるが、監視対象の患者は話し相手がなく孤独感を感じたり、監視されている不安感を感じたりしやすく、病院の一般的な病室では普及していない。
監視者と被監視者(監視対象者)との通信に適用できるテレビ電話システムとして、例えば特許文献1には、複数のテレビ電話同士で通話するシステムにおいて、来訪者の検出があった際、監視カメラによる画像とテレビ電話による画像とを確認し、テレビ電話への接続により通話を行うと共に、通話中に他の来訪者があった場合、他の監視カメラの画像と他のテレビ電話用カメラの画像とを表示するとともに、応答すべき優先順位を表示するものが開示されている。
特開2006−140652号公報
テレビ電話を用いた監視システムを使用して、在宅介護を必要とする高齢者や複数の入院患者などの被監視者を監視する場合、被監視者が多数であれば複数の監視者によって分担して監視する必要が生じる。このような場合、複数の監視者のうち、どの監視者がどの被監視者を監視するかが不明確になり、全ての被監視者を十分に監視することができなくなる。例えば、特定の監視者が複数の被監視者を遠隔から監視しているとき、特定の被監視者のケアに注力する必要が生じた場合、その監視者が担当する他の被監視者の監視が疎かになり、全ての被監視者を十分に監視することができなくなる、という課題がある。
また、特許文献1のテレビ電話システムを上記のような監視システムに適用したとしても、監視者が特定の被監視者と通話中に他の被監視者から発呼があったとき、他の被監視者の画像を表示するものが得られるにすぎず、特定の被監視者のケアに注力するときに全ての他の被監視者を十分に監視できない、という課題を解決することはできない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、監視者が特定の被監視者のケアに注力しているときでも他の被監視者の監視を疎かにすることなく、確実に監視を行うことができるようにした監視システム、監視方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、監視者が使用するための複数の監視者用通信端末と、該監視者用通信端末と通信可能に設置される複数の被監視者用通信端末と、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との間の通信路上に設置され、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との接続を切り替える通信制御装置とを有する監視システムにおいて、該監視システムは、一つの前記監視者用通信端末の監視対象として予め定めた複数の前記被監視者用通信端末による撮像画像を前記一つの監視者用通信端末に表示させ、前記一つの監視者用通信端末による撮像画像を前記予め定めた複数の被監視者用通信端末のそれぞれに表示させる監視接続モードと、前記一つの監視者用通信端末と、前記予め定めた複数の被監視者用通信端末の中から特定の前記被監視者用通信端末との間で、撮像画像及び音声を相互に送受信する対話接続モードと、を切り替え可能に設定され、前記通信制御装置は、特定の前記監視者用通信端末と特定の前記被監視者用通信端末が、前記監視接続モードから前記対話接続モードへ変更された場合、該対話接続モードへ変更されたこと示す情報を取得し、前記特定の監視者用通信端末に対して前記監視接続モードで接続されている前記被監視者用通信端末のうち、前記対話接続モードに切り替えられた特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端末以外の監視者用通信端末に接続を切り替えること特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記通信制御装置が、前記特定の前記監視者用通信端末と特定の前記被監視者用通信端末が、前記監視接続モードから前記対話接続モードへ変更され、前記対話接続モードに切り替えられた特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端末以外の監視者用通信端末に接続を切り替えた後、前記特定の監視者用通信端末と前記特定の被監視者用通信端末との接続が前記対話接続モードから前記監視接続モードに変更された場合、前記特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端に接続することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記監視接続モードが、前記被監視者用通信端末による撮像画像に加えて、前記被監視者用通信端末で取得した音声を前記監視者用通信端末に送信するように設定され、前記監視者用通信端末は、前記被監視者用通信端末で取得した音声の音圧レベルの変化を示すインジケータを前記被監視者用通信端末ごとに表示することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1または第2の技術手段において、該監視システムが、予め登録された専門担当者用通信端末を有し、前記対話接続モードは、前記特定の監視者用通信端末と前記特定の被監視者用通信端末に加えて、前記専門担当者用通信端末との間で相互に撮像画像および音声を送受信するように設定されることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記監視接続モードでは、前記一つの監視者用通信端末から前記複数の被監視者用通信端末に送信する撮像画像のフレームレートは、前記複数の被監視者用通信端末のそれぞれから前記一つの監視者用通信端末に送信する撮像画像のフレームレートよりも小さいことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、監視者が使用するための複数の監視者用通信端末と、該監視者用通信端末と通信可能に設置される複数の被監視者用通信端末と、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との間の通信路上に設置され、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との接続を切り替える通信制御装置とを有する監視システムより実行される監視方法おいて、該監視システムが、一つの前記監視者用通信端末の監視対象として予め定めた複数の前記被監視者用通信端末による撮像画像を前記一つの監視者用通信端末に表示させ、前記一つの監視者用通信端末による撮像画像を前記予め定めた複数の被監視者用通信端末のそれぞれに表示させる監視接続モードと、前記一つの監視者用通信端末と、前記予め定めた複数の被監視者用通信端末の中から特定の前記被監視者用通信端末との間で、撮像画像及び音声を相互に送受信する対話接続モードと、を切り替え可能に設定され、
特定の前記監視者用通信端末と特定の前記被監視者用通信端末が、前記監視接続モードから前記対話接続モードへ変更された場合、前記通信制御装置が該対話接続モードへ変更されたこと示す情報を取得するステップと、前記通信制御装置が、前記特定の監視者用通信端末に対して前記監視接続モードで接続されている前記被監視者用通信端末のうち、前記対話接続モードに切り替えられた特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端末以外の監視者用通信端末に接続を切り替えるステップと、を有することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜第5のいずれか1の技術手段の監視システムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、監視者が特定の被監視者のケアに注力しているときでも他の被監視者の監視を疎かにすることなく、確実に監視を行うことができるようにした監視システム、監視方法及びプログラムを提供することができる。
本発明による監視システムのシステム構成例を示す図である。 本発明による監視システムにおける監視者通信用端末、通信制御装置、及び被監視者用通信端末の要部構成を示す図である。 接続モードの変更に伴う監視者用通信端末と被監視者用通信端末との接続切替の様子を説明する図である。 接続モードの変更に伴う監視者用通信端末と被監視者用通信端末との接続切替の様子を説明する他の図である。 本発明の監視システムにおける制御処理の第一実施例を説明するためのフローチャートである。 監視者用通信端末における表示部の表示例の遷移を示す図である。 監視者用通信端末における表示部の表示例の遷移を示す他の図である。 監視者用通信端末における表示部の表示例の遷移を示す更に他の図である。 監視者用通信端末における表示部の表示例の遷移を示す更に他の図である。 監視者用通信端末における表示部の表示例の遷移を示す更に他の図である。 監視者用通信端末が対話接続モードに切り替えられた場合に、他の監視者用端末における表示部の表示例を示す図である。 監視者用通信端末が対話接続モードに切り替えられた場合に、他の監視者用端末における表示部の表示例を示す他の図である。 監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたときの被監視者用通信端末における表示画面の遷移の例を示す図である。 監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたときの被監視者用通信端末における表示画面の遷移の例を示す他の図である。 監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたときに、監視者用通信端末が切り換えられた被監視者用通信端末における表示画面の遷移の例を示す図である。 監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたときに、監視者用通信端末が切り換えられた被監視者用通信端末における表示画面の遷移の例を示す他の図である。 本発明の監視システムにおける制御処理の第二実施例を説明するためのフローチャートである。 本発明の監視システムにおける制御処理の第三実施例を説明するためのフローチャートである。
図1は、本発明による監視システムのシステム構成例を示す図である。監視システムは、被監視者が使用する複数の被監視者用通信端末30(30a〜30n)と、被監視者を監視する監視者が使用する複数の監視者用通信端末10(10a〜10n)が相互に通信可能に設定されたものである。これらの通信端末間、LAN(Local Area Network)などの限定されたネットワーク、及び公衆回線網やインターネットなどの広域なネットワークを介して相互に通信を行うことができる。
監視システムを病院の入院患者の監視に適用した場合を例とすれば、被監視者用通信端末30は、例えば複数の病院X、Yにそれぞれ複数台設置され、それぞれの被監視者用通信端末30ごとに被監視者である患者が割り当てられる。また、監視者用通信端末10は、例えば監視システムを運営する運営主体の監視室などに設置することができる。これら監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30の数は、監視システム内で適宜設定することができる。監視システムは、この他、在宅で介護を必要とする見守りシステム、あるいはネットワーク上のバーチャルな薬局システムなどに適宜適用することができる。
この監視システムでは、一つの監視者用通信端末10が複数の被監視者用通信端末30を受け持つことができる。監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間では、監視者を撮像した画像データ及び監視者の音声データと、被監視者を撮像した画像データ及び被監視者の音声データとを相互に送受信可能とすることで、各監視者用通信端末10により、被監視者用通信端末30を使用する被監視者を監視することができる。
監視者用通信端末10と、被監視者用通信端末30との間の通信路には、通信制御装置20が設けられる。通信制御装置20により、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続設定が行われる。
本発明に係る実施形態では、特定の被監視者用通信端末30からの対話要求等に応じて、監視接続モードから対話接続モードへ変更することができる。監視接続モードは、一つの監視者用通信端末10に対して予め定めた複数の被監視者用通信端末30による撮像画像を一つの監視者用通信端末10に表示させ、一つの監視者用通信端末10による撮像画像を予め定めた複数の被監視者用通信端末30のそれぞれに表示させる接続モードである。監視接続モードは、さらに被監視者用通信端末30で取得した被監視者の音声を監視者用通信端末10に送信して出力させるものとしてもよい。
また、対話接続モードは、一つの監視者用通信端末10と、予め定めた複数の被監視者用通信端末30の中から特定の被監視者用通信端末30との間で、撮像画像及び音声を相互に送受信する接続モードである。
接続モードが、監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたとき、通信制御装置20は、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続を切り替えて、一つの監視者用通信端末10が受け持っている複数の被監視者用通信端末30のうち、対話接続モードに変更した被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末30を、他の監視者用通信端末10と接続させる。これにより、監視者が特定の被監視者と対話接続モードに移行して双方向通信によりそのケアに注力しているときでも、他の被監視者の監視を疎かにすることなく、確実に監視を行うことができるようになる。
図2は、本発明による監視システムにおける監視者通信用端末、通信制御装置、及び被監視者用通信端末の要部の機能を説明する図である。
監視者用通信端末10は、通信相手となる被監視者用通信端末30で撮像された監視者の撮像画像を表示する表示部11と、監視者を撮像する撮像部12と、通信相手となる被監視者用通信端末30で取得された音声を出力するスピーカ13と、監視者が発声した音声を取得するマイクロフォン14と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部19とを備える。操作部19は、表示部11に一体的に取り付けたタッチパネルとして構成することができる。
制御部15は、CPUなどの制御プロセッサにより実現され、監視者用通信端末10の各部を制御する。記憶部16には、監視者用通信端末10の各機能を実現するプログラム及びデータ等を記憶する各種メモリないしHDD(Hard Disk Drive)などの記憶手段である。
映像音声処理部17は、撮像部12で撮像された画像、及びマイクロフォン14で取得した音声を符号化処理し、符号化された画像データ及び音声データとして出力する。また、通信相手となる被監視者用通信端末30から送信された画像データ及び音声データを復号処理して、表示部11及びスピーカ13から出力可能とする。通信処理部18は、画像データ及び音声データを送受信するための通信制御処理を行う。
被監視者用通信端末30は、監視者用通信端末10と同様の機能を有する。すなわち被監視者用通信端末30は、通信相手となる監視者用通信端末10で撮像された監視者の撮像画像を表示する表示部31と、被監視者を撮像する撮像部32と、通信相手となる監視者用通信端末10で取得された音声を出力するスピーカ33と、被監視者が発声した音声を取得するマイクロフォン34と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部39とを備える。操作部39は、表示部31に一体的に取り付けたタッチパネルとして構成することができる。
また、制御部35は、CPUなどの制御プロセッサにより実現され、被監視者用通信端末30の各部を制御する。記憶部36には、被監視者用通信端末30の各機能を実現するプログラム及びデータ等を記憶する各種メモリないしHDDなどの記憶手段である。
映像音声処理部37は、撮像部32で撮像された画像、及びマイクロフォン34で取得した音声を符号化処理し、符号化された画像データ及び音声データとして出力する。また、通信相手となる監視者用通信端末10から送信された画像データ及び音声データを復号処理して、表示部31及びスピーカ33から出力する。通信処理部38は、画像データ及び音声データを送受信するための通信制御処理を行う。
通信制御装置20は、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続を切り替える制御を行う。監視システムの起動時には、それぞれの監視者用通信端末10に対して複数の被監視者用通信端末30が割り当てられる。通信制御装置20は、その割り当てに従って各監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続を制御する。そして、後述する接続モードの変更時に、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続を切り替えて、適切に監視を行うことができるようにする。通信制御装置20の制御機能は、CPUなどの制御プロセッサにより所定のプログラムを実行することで実現することができる。
上記の構成により、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30とは、通信制御装置20を介して接続され、互いの撮像部で撮像された画像データを相互に送受信して表示部に表示させるとともに、互いのマイクロフォンで取得された音声データを相互に送受信して、スピーカから出力させる通信を行うことができる。
上述したように、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間では、2つの接続モードを選択的に設定することができる。監視接続モードでは、監視者用通信端末10は、監視対象として割り当てられている複数の被監視者用通信端末30から送信された撮像画像を同時に表示させる。監視者は、これら各画像を一覧的に確認しながら、被監視者の状態を監視することができる。また、監視者用通信端末10で撮像された監視者の画像は、それぞれの被監視者用通信端末30に送信され、表示される。監視接続モードでは、さらに被監視者用通信端末30で取得した音声データを監視者用通信端末10で出力させるようにしてもよい。また、対話接続モードでは、リアルタイムに双方向の画像・音声の送受信が可能になり、監視者と被監視者との間でテレビ電話方式による対話を行うことができる。
通常の監視状態では、監視システムは監視接続モードで監視が行われている。そして、監視対象が監視者との対話を要求したり、あるいは監視者側から被監視者との対話を要求したときに、接続モードが対話接続モードに切り替えられる。
特定の監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との通信が対話接続モードに切り替えられると、監視者用通信端末10では、表示画面全体を対話接続モードの接続相手となる被監視者用通信端末30からの画像に切り替える。
このときに、通常の監視接続モードで監視していた他の被監視者の監視が疎かにならないように、監視者用通信端末10に割り当てられている被監視者用通信端末30のうち、対話接続モードで接続している被監視者用通信端末30以外の被監視者用通信端末30を、他の監視者用通信端末10に割り当てて、他の監視者用通信端末10にて監視する。
この割り当ての切替制御は通信制御装置20にて行われる。通信制御装置20は、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続モードが、監視接続モードから対話接続モードに切り替えられた場合、そのモード切替情報を取得する。そして、一つの監視者用通信端末10に割り当てられている複数の被監視者用通信端末のうち、対話接続モードに変更された被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末30を、他の監視者用通信端末10と接続させる。監視者用通信端末10が切り換えられた被監視者用通信端末30は、新たな監視者用通信端末10との間で、監視接続モードで監視を続行する。これにより、監視者用通信端末10が監視接続モードから対話接続モードに移行して、通信相手の被監視者のケアに監視者が注力しているときでも、他の被監視者の監視を疎かにすることなく、確実に監視を行うことができるようになる。
図3は、接続モードの変更に伴う監視者用通信端末と被監視者用通信端末との接続切替の様子を説明する図である。
監視システムは、複数の監視者用通信端末10(10a〜10n)と、それぞれの監視者用通信端末10に複数ずつ割り当てられている複数の被監視者用通信端末30(30a〜30n)とを備えている。
監視システムの通常動作中には、各監視者用通信端末10は、それぞれに割り当てられている複数の被監視者用通信端末30との間で監視接続モードで監視を行っている。
監視接続モードでは、例えば監視者用通信端末10、または被監視者用通信端末30から通信相手を発呼し、呼制御プロトコルを用いて制御メッセージを交換して相互の通信を確立する。そして被監視者用通信端末30と監視者用通信端末10は、接続モードを監視接続モードに設定し、監視接続モードを実行するために必要な制御を行う。これにより、被監視者用通信端末30で撮像された患者等の被監視者の画像が監視者用通信端末10に送信され、監視者用通信端末10では複数の被監視者用通信端末30から送信された画像を一覧にして表示させる。一方、監視者用通信端末10で撮像された監視者の画像は、その監視者用通信端末10に割り当てられている複数の被監視者用通信端末30に送信され、各被監視者用通信端末30の表示部に表示される。
このときに、被監視者用通信端末30と被監視者との通信接続を使用して、被監視者の心拍数や血圧の測定データを監視者用通信端末10に送信し、表示できるようにしてもよい。
この場合、被監視者用通信端末30から監視者用通信端末10への画像データの送信のフレームレートと、監視者用通信端末10から被監視者用通信端末30への画像データの送信のフレームレートを異ならせ、監視者用通信端末10から被監視者用通信端末30への画像データの送信のフレームレートを低く抑えるようにしてもよい。たとえば、被監視者用通信端末30から監視者用通信端末10への画像データの送信のフレームレートを1フレーム/secとしたときに、監視者用通信端末10から被監視者用通信端末30への画像データの送信のフレームレートを0.1フレーム/secとする。被監視者用通信端末30では、被監視者が監視者に監視されていることを確認できる程度に監視者の画像を表示できればよく、フレームレートを小さくすることで通信トラフィックを軽減することができる。
図4は、接続モードの変更に伴う監視者用通信端末と被監視者用通信端末との接続切替の様子を説明する他の図で、特定の監視者用通信端末と特定の被監視者用通信端末が監視接続モードから対話接続モードへ切り替えられたときの接続切替の例を示すものである。
監視システムにおいて監視接続モードで監視が行われているとき、被監視者が監視者との対話を要求したり、あるいは監視者側から被監視者との対話を要求したときに、接続モードを対話接続モードに切り替える。これらの対話接続モードへの切替要求は、被監視者用通信端末30または監視者用通信端末10に対する所定の操作入力に基づき実行される。また、他の実施形態では、被監視者による音声による対話要求を監視者が認知することで、監視者の操作入力により対話接続モードに切り替えられる。
例えば図4の例で、被監視者用通信端末30aと監視者用通信端末10aとが監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたものとする。この場合、監視者用通信端末10aでは、自己に割り当てられている他の被監視者用通信端末30b,30cに対する監視を十分に行うことができない。従って、監視者用通信端末10aに割り当てられている被監視者用通信端末30a,30b,30cのうち、対話接続モードで接続している被監視者用通信端末30a以外の被監視者用通信端末30b,30cを、他の監視者用通信端末10b,10cに割り当てて、他の監視者用通信端末10b、10cにて監視接続モードで監視する。
この例では、被監視者用通信端末30bを監視者用通信端末10bに接続し、もう一つの被監視者用通信端末30cを他の監視者用通信端末10nに接続する。これらの接続切替は、通信制御装置20によって実行される。通信制御装置20は、監視者用通信端末10aに対する操作入力によって監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたとき、その旨を示す情報として所定の信号を監視者用通信端末10aから取得する。そしてこの信号に基づいて接続を切り替える制御を行う。
これにより、監視者が特定の被監視者と対話接続モードに移行して双方向通信によりそのケアに注力しているときでも、他の被監視者の監視を疎かにすることなく、確実に監視を行うことができるようになる。
図5は、本発明の監視システムにおける制御処理の第一実施例を説明するためのフローチャートである。
まず、監視システムが起動されると、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30とを監視接続モードで接続する(ステップS1)。複数の監視者用通信端末10に対する被監視者用通信端末30の割り当ては予め定められているものとする。
監視接続モードで接続されると、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間で画像データを相互に送受信する(ステップS2)。つまり、それぞれの被監視者用通信端末30で撮像された画像データを監視者用通信端末10に送信し、監視者用通信端末10で撮像された画像データを被監視者用通信端末30に送信する
監視者用通信端末10では、自己に割り当てられた複数の被監視者用通信端末30から送信された画像データを表示部11に一覧にして表示させる。この場合、表示部11の表示画面を複数に分割し、各分割領域のそれぞれに被監視者用通信端末30から送信された画像データを表示させるようにすることができる。分割領域に対する個々の被監視者用通信端末30の表示位置や、分割領域の面積の大きさは任意に設定することができる。また、複数のディスプレイからなる表示部を用いて複数の画像データを表示させるものであってもよい。また、この場合、監視接続モードにおいて、被監視者用通信端末30で取得した音声データを画像データとともに監視者用通信端末10に送信し、監視者用通信端末10で音声出力させるようにしてもよい。
監視接続モードにおいて、被監視者用通信端末30の対話要求ボタンが被監視者により押されると(ステップS3−Yes)、対話接続モードへの変更を要求する信号が監視者用通信端末10に送信される。監視者用通信端末10では、自身の表示部11に対話要求があり、応答の必要がある旨を表示させる(ステップS4)。
そして、監視者により応答要請受託ボタンが押された場合(ステップS5−Yes)、監視者用通信端末10では接続モードが対話接続モードに切り替えられる。この場合、被監視者が手などの動作で合図を行い、その撮像画像を視認した監視者が応答要請受託ボタンを押した場合にも、接続モードを対話接続モードに切り替えることができる。
また、応答要請受託ボタンが押されたことを示す信号が被監視者用通信端末30に送信され、対話接続モードへの変更を要求した被監視者用通信端末30においても、接続モードが対話接続モードに切り替えられる(ステップS6)。こうして対話接続モードへの変更要求を行った被監視者用通信端末30を使用する被監視者は、対話接続モードによって監視者との間で画像及び音声をやりとりすることで、監視者との対話を行うことができる。
監視者用通信端末10が受け持っている複数の被監視者用通信端末30のうち、上記の処理により一つの被監視者用通信端末30が対話接続モードに切り替えられると、その監視者用通信端末10と接続されていた他の被監視者用通信端末30を、他の監視者用通信端末10に監視接続モードで接続する(ステップS7)。この接続の切替制御は、通信制御装置20により行われる。
対話接続モードに切り替えられた監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間では、監視者と被監視者の画像及び音声を双方向に送信することで、監視者と被監視者との間で対話形式のコミュニケーションをとることができる(ステップS8)。
対話接続モードの継続中に、応答終了ボタンが押された場合(ステップS9−Yes)、対話接続モードで接続している監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続モードを監視接続モードに戻す(ステップS10)。
そして上記対話接続モードへの切り替え時に、他の監視者用通信端末10との接続に切り替えられている他の被監視者用通信端末30を、接続切替前の本来の監視者用通信端末10への接続に戻し、監視接続モードで監視を継続する(ステップS11)。
図6〜図10は、監視者用通信端末における表示部の表示例の遷移を示す図である。この例では監視システムは、図3及び図4のように構成されているものとし、図6〜図10には、監視者用通信端末10aにおける表示部11の表示画面例を示すものとする。表示部11には、撮像部12、スピーカ13、マイクロフォン14が一体的に設けられているが、これらは表示部11と一体的に設ける必要はなく、適宜位置を設定できる。例えば表示部11を比較的監視者から遠い位置に置く場合、スピーカ13とマイクロフォン14を監視者の近傍に設置し、他の監視者の音声との混同を防ぐようにすることができる。
図6は、監視者用通信端末10aと被監視者用通信端末30a,30b,30cとが監視接続モードで接続されているときの監視者用通信端末10aの表示画面を示している。監視接続モードでは、監視者用通信端末10aの表示部11の表示画面は、複数の表示領域D1〜D4に分割され、これら表示領域にそれぞれ被監視者用通信端末30a,30b,30cから送信された画像データを表示する。
この場合、例えば表示領域D1に一つ目の被監視者用通信端末30aから送信された画像データを表示し、表示領域D2に二つ目の被監視者用通信端末30bから送信された画像データを表示し、表示領域D3に三つ目の被監視者用通信端末30cから送信された画像データを表示する。各表示領域D1〜D3には、被監視者である例えば患者を撮像した画像が表示される。そして患者の名前を表示して識別可能とし、さらに患者の心拍数や血圧のデータを表示させることができる。各被監視者用通信端末の画像の表示位置や、表示領域の面積は適宜ユーザにより設定が可能である。
図7において、監視接続モードで接続している複数の被監視者用通信端末30a,30b,30cのうち、一つの被監視者用通信端末30cで対話接続モードへの変更が要求されると、監視者用通信端末10aでは、被監視者用通信端末30cの撮像画像を表示した表示領域D3において、対話接続モードへの要求があり応答の必要がある旨の表示111(ここでは「応答要請」との文字とデザイン)を表示させる。
応答要請との表示111に対して、図8に示すように、監視者が応答要請受託ボタン112を押すことにより、監視者により監視接続モードから対話接続モードへの変更が承認される。これにより、監視者用通信端末10aでは接続モードを対話接続モードに切り替える。また応答要請受託ボタン112が押されて接続モード変更が承認されたことを示す信号が被監視者用通信端末30cに送信され、被監視者用通信端末30cでも接続モードが対話接続モードに切り替えられる。
図9に示すように、接続モードが対話接続モードに切り替えられると、監視者用通信端末10aの表示部11は、対話接続モードに切り替えられた被監視者用通信端末30cの画像データを全画面に表示する。そして監視者は、被監視者用通信端末30cとの間で対話接続モードによって画像及び音声をやりとりすることで、被監視者との対話を行うことができる。
このとき、他の被監視者用通信端末30a,30bは、他の監視者用通信端末に接続が切り換えられているため、他の監視者によって監視を継続することができる。
図10に示すように、監視者用通信端末10aには、対話接続モードを終了させるための応答終了ボタン113が表示されている。監視者が対話接続モードを終了させようとする場合、この応答終了ボタン113を押すことにより、監視者用通信端末10aでは接続モードが対話接続モードから監視接続モードに切り替えられる。また対話接続モードの終了は、被監視対象者通信端末10cにも伝えられ、被監視対象者通信端末10cにおいても接続モードが対話接続モードから監視接続モードに切り替えられる。
そして、対話接続モードへの切り替え時に、他の監視者用通信端末10との接続に切り替えられている他の被監視者用通信端末30a,30bを監視者用通信端末10aに接続し、監視接続モードで監視を継続する。これにより、図6に示す初期の監視状態に戻る。
図11及び図12は、監視者用通信端末が対話接続モードに切り替えられた場合に、他の監視者用端末における表示部の表示例を示す図である。監視システムは、図3及び図4のように構成されているものとし、図11〜図12には、監視者用通信端末10aが対話接続モードに切り替えたときの他の監視者用通信端末10bにおける表示画面例を示すものとする。
監視者用通信端末10aが、被監視者用通信端末30a,30b,30cと監視接続モードで監視を行っている場合、図11に示すように、他の監視者用通信端末10bの表示部11の表示画面は、複数の表示領域D1〜D4に分割され、これら表示領域にそれぞれ被監視者用通信端末30d,30e,30fから送信された画像データが表示される。
この場合、表示領域D1に一つ目の被監視者用通信端末30dから送信された画像データを表示し、表示領域D2に二つ目の被監視者用通信端末30eから送信された画像データを表示し、表示領域D3に三つ目の被監視者用通信端末30fから送信された画像データを表示する。各表示領域D1〜D3には、被監視者である例えば患者を撮像した画像が表示される。そして患者の名前を表示して識別可能とし、さらに患者の心拍数や血圧のデータを表示させることができる。ここでは監視者用通信端末10bに割り当てられている被監視者用通信端末が3つであるため、表示領域D4には何も表示されていない。
この状態で、監視者用通信端末10aが被監視者用通信端末30aとの間で接続モードを対話接続モードに切り替えたものとする。この場合、監視者用通信端末10aで監視している被監視者用通信端末30a,30b,30cのうち、対話接続モードに切り替えられていない被監視者用通信端末30b,30cは、他の監視者用通信端末に接続される。
例えば、監視者用通信端末10bでは、これらのうち一つの被監視者用通信端末30bを新たに接続し、監視接続モードにおける監視対象に加えることができる。
図12に示すように、監視者用通信端末10bでは、これまで監視者用通信端末10aに接続されていた被監視者用通信端末30bを接続し、その画像データを表示領域D4に表示させる。そしてD1〜D4の表示領域に画像データを表示させた被監視者用通信端末30d,30e,30f,30bとの間で、監視接続モードによる監視を続行する。
上記の例で、対話接続モードに切り替えられていない被監視者用通信端末30b,30cのうち、被監視者用通信端末30bは、監視者用通信端末10bに接続されたが、もう一つの被監視者用通信端末30cは、さらに他の監視者用通信端末10nに接続し、監視接続モードによる監視対象に加えることができる。このときの監視者用通信端末10nにおける画面遷移も図11、図12の例と同様となる。
図13及び図14は、監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたときの被監視者用通信端末における表示画面の遷移の例を示す図である。
図13は、例えば図3及び図4のように構成された監視システムにおいて、被監視者用通信端末30aにおける監視接続モード時の表示画面を示している。表示部31には、撮像部32、スピーカ33、マイクロフォン34が一体的に設けられているが、これらは表示部31と一体的に設ける必要はなく、適宜位置を設定できる。
監視接続モードでは、被監視者用通信端末30aでは、監視者用通信端末10aで撮像された画像データが表示されている。この場合、図13に示すように、被監視者用通信端末30aの画面には、監視システム全体で複数の監視者100a,100b,100cにより監視されていることがわかるような画角の撮影画像が表示されている。被監視者用通信端末30aの監視の担当者は正面の監視者100aであり、被監視者は、監視者100aによって自分が監視されていることがわかる。画面には監視者であることを示す「見守り担当」の名前が表示されている。
被監視者用通信端末30aを使用する被監視者が、監視接続モードから対話接続モードへの切替を要求し、これが監視者に受託されると、接続モードは監視接続モードから対話接続モードに切り替えられる。図14は、対話接続モード時の被監視者用通信端末30aの表示画面であり、監視者100aが拡大(ズーミング)され、監視者100aとの対話を行いやすくしている。対話接続モードが終了した場合には、再度図13のような監視接続モード時の表示に切り替えられる。
図15及び図16は、監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたときに、監視者用通信端末が切り換えられた被監視者用通信端末における表示画面の遷移の例を示す図である。
図15は、例えば図3及び図4のように構成された監視システムにおいて、被監視者用通信端末30aにおける監視接続モード時の表示画面を示している。監視接続モードでは、被監視者用通信端末30aには、監視者用通信端末10aで撮像された画像データが表示されている。
この場合、図15に示すように、被監視者用通信端末30aの画面には、監視システム全体で複数の監視者100a,100b,100cにより監視されていることがわかるような画角の撮影画像が表示されている。被監視者用通信端末30aの監視の担当者は正面の監視者100aであり、被監視者は、監視者100aによって自分が監視されていることがわかる。画面には監視者であることを示す「見守り担当」の名前が表示されている。
ここで被監視者用通信端末30aではない他の被監視者用通信端末30bを使用する被監視者が、監視接続モードから対話接続モードへの切替を要求し、これが監視者100aに受託され、接続モードが監視接続モードから対話接続モードに切り替えられたものとする。この場合、被監視者用通信端末30aは、監視者用通信端末10aから、他の監視者用通信端末10bに接続が切り換えられて、監視接続モードが継続される。
図16は、監視者用通信端末が切り換えられたときの被監視者用通信端末30aの表示画面であり、新たな監視者である監視者100bが正面に位置している。これは、新たな監視者用通信端末30bの撮像部32に撮像画像が切り換えられたことによる。これにより、被監視者は、監視者が監視者100bに切り替えられたことを知ることができる。
この状態で、被監視者用通信端末30bと監視者用通信端末10aとの対話接続モードが終了し、監視接続モードに戻った場合、被監視者用通信端末30aの接続先が元の監視者用通信端末10aに戻り、図15のような画面に遷移する。
被監視者用通信端末30bと監視者用通信端末10aとが対話接続モードに切り替えられ、更に他の被監視者用通信端末30cの接続先の監視者用通信端末が監視者用通信端末10nに切り替えられて監視者が監視者100cに変わった場合にも、同様に監視者用通信端末10nの撮像部12で撮像された画像データが被監視者用通信端末30cで表示され、その画面の正面には、監視者100cが表示される。
図17は、本発明の監視システムにおける制御処理の第二実施例を説明するためのフローチャートである。本実施形態は、被監視者による対話要求を音声により行うことができるようにしたものである。
まず、監視システムが起動されると、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30とを監視接続モードで接続する(ステップS11)。複数の監視者用通信端末10に対する被監視者用通信端末30の割り当ては予め定められているものとする。
監視接続モードで接続されると、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間で画像データを相互に送受信する(ステップS12)。つまり、それぞれの被監視者用通信端末30で撮像された画像データを監視者用通信端末10に送信し、監視者用通信端末10で撮像された画像データを被監視者用通信端末30に送信する。
監視者用通信端末10では、自己に割り当てられた複数の被監視者用通信端末30から送信された画像データを表示部11に一覧にして表示させる。この場合、表示部11の表示画面を複数に分割し、各分割領域のそれぞれに被監視者用通信端末30から送信された画像データを表示させるようにすることができる。また、複数のディスプレイからなる表示部を用いて複数の画像データを表示させるものであってもよい。またこの場合、監視接続モードにおいて被監視者の音声による対話要求を監視者が認識できるようにするため、被監視者用通信端末30で取得した音声データを画像データとともに監視者用通信端末10に送信し、監視者用通信端末10で音声出力させる。
監視者用通信端末10では、被監視者が音声により対話を要求したかどうかを判断する(ステップS13)。被監視者用通信端末30では、被監視者の音声をマイクロフォン34によって取得し、監視者用通信端末10に送信している。監視者用通信端末10では、自身に割り当てられている複数の被監視者用通信端末30から送信された音声をスピーカ13から出力させる。
このとき、監視対話接続モードでは、複数の被監視者用通信端末30の画面が一覧で表示されているため、そのままではどの被監視者が発声した音声であるかを判断することができない。このため本実施形態では、音声の音圧レベルを動的に表示するインジケータを監視者用通信端末10に表示し、被監視者ごとの表示領域に表示させる。そして、監視者は、監視者用通信端末10のスピーカ13から音声出力があったときに、表示部11の各表示領域のインジケータを確認し、その音声レベルの変動と実際の音声出力の一致度から、どの被監視者が対話を要求しているかを判断する。
被監視者が音声により対話を要求した場合(ステップS13−Yes)、監視者用通信端末10と、対話を要求した被監視者用通信端末30は、接続モードを対話接続モードに切り替える(ステップS14)。このとき図5の例と同様に、対話要求を確認した監視者が、監視者用通信端末10で応答要請受託ボタンを押したときに対話接続モードに切り替えるようにすることができる。こうして対話を要求した被監視者は、対話接続モードによって監視者との間で画像及び音声をやりとりすることで、監視者との対話を行うことができる。
監視者用通信端末10が受け持っている複数の被監視者用通信端末30のうち、上記の処理により一つの被監視者用通信端末30が対話接続モードに切り替えられると、その監視者用通信端末10と接続されていた他の被監視者用通信端末30を、他の監視者用通信端末10に監視接続モードで接続する(ステップS15)。この接続の切替制御は、通信制御装置20により行われる。
対話接続モードに切り替えられた監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間では、監視者と被監視者の画像及び音声を双方向に送信することで、監視者と被監視者との間で対話形式のコミュニケーションをとることができる(ステップS16)。
そして監視者と被監視者との対話が終了した場合、例えば対話接続モードの継続中に応答終了ボタンが押された場合(ステップS17−Yes)、対話接続モードで接続している監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続モードを監視接続モードに戻す(ステップS18)。
そして上記対話接続モードへの切り替え時に、他の監視者用通信端末10との接続に切り替えられている他の被監視者用通信端末30を、接続切替前の本来の監視者用通信端末10への接続に戻し、監視接続モードで監視を継続する(ステップS19)。
図18は、本発明の監視システムにおける制御処理の第三実施例を説明するためのフローチャートである。本実施形態は、薬剤師などの専門担当者を対話接続モードに参加させて対話を行うようにしたものである。
まず、監視システムが起動されると、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30とを監視接続モードで接続する(ステップS21)。複数の監視者用通信端末10に対する被監視者用通信端末30の割り当ては予め定められているものとする。
監視接続モードで接続されると、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間で画像データを相互に送受信する(ステップS22)。つまり、それぞれの被監視者用通信端末30で撮像された画像データを監視者用通信端末10に送信し、監視者用通信端末10で撮像された画像データを被監視者用通信端末30に送信する。
監視者用通信端末10では、自己に割り当てられた複数の被監視者用通信端末30から送信された画像データを表示部11に一覧にして表示させる。この場合、表示部11の表示画面を複数に分割し、各分割領域のそれぞれに被監視者用通信端末30から送信された画像データを表示させるようにすることができる。また、複数のディスプレイからなる表示部を用いて複数の画像データを表示させるものであってもよい。また、この場合、監視接続モードにおいて、被監視者用通信端末30で取得した音声データを画像データとともに監視者用通信端末10に送信し、監視者用通信端末10で音声出力させる。
監視者用通信端末10では、被監視者が音声により対話を要求したかどうかを判断する(ステップS23)。ここでは実施形態2と同様に、音声の音圧レベルを動的に表示するインジケータを監視者用通信端末10に表示し、被監視者ごとの表示領域に表示させる。そして、監視者は、監視者用通信端末10のスピーカ13から音声出力があったときに、表示部11の各表示領域のインジケータを確認し、その音声レベルの変動と実際の音声出力の一致度から、どの被監視者が対話を要求しているかを判断することができる。
被監視者が音声により対話を要求した場合(ステップS23−Yes)、監視者用通信端末10と、対話を要求した被監視者用通信端末30は、接続モードを対話接続モードに切り替える(ステップS24)。ここでは例えば対話要求を確認した監視者が、監視者用通信端末10で応答要請受託ボタンを押したときに対話接続モードに切り替えるようにすることができる。こうして対話を要求した被監視者は、対話接続モードによって監視者との間で画像及び音声をやりとりすることで、監視者との対話を行うことができる。
また、上記音声のインジケータによる対話要求の検出に代えて、実施形態1のように、被監視者により被監視者用通信端末30で対話要求ボタンが押され、監視者用通信端末10で監視者により応答要請受託ボタンが押された場合、接続モードを対話接続モードに切り替えるようにしてもよい。
そして監視者用通信端末10が受け持っている複数の被監視者用通信端末30のうち、上記の処理により一つの被監視者用通信端末30が対話接続モードに切り替えられると、その監視者用通信端末10と接続されていた他の被監視者用通信端末30を、他の監視者用通信端末10に監視接続モードで接続する(ステップS25)。この接続の切替制御は、通信制御装置20により行われる。
対話接続モードに切り替えられた監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との間では、監視者と被監視者の画像及び音声を双方向に送信することで、監視者と被監視者との間で対話形式のコミュニケーションをとることができる(ステップS26)。
そして、対話接続モードで接続されている監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との通信に、さらに予め登録されている専門担当者の通信端末を接続する(ステップS27)。専門担当者の通信端末は、複数登録しておくことができ、被監視者の対話要求の内容に応じて適宜選択することができる。専門担当者としては、例えば、薬剤師、通信販売による販売者、クリーニング業者などを適宜登録できる。
専門担当者の通信端末との通信に際しては、監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との通信が確立している状態で、例えば監視者用通信端末10から専門担当者の通信端末を発呼し、呼制御プロトコルを用いて制御メッセージを交換して相互の通信を確立する。発呼先の通信端末は、被監視者による対話内容に応じて、監視者用通信端末10を使用する監視者が任意に選択することができる。
このときに、監視者用通信端末10から専門担当者の通信端末に送信するメッセージに、監視者用通信端末10、被監視者用通信端末30、及び専門担当者の通信端末が送受信可能なコーデックの種別、メディア(映像、音声)の数、ポート番号及びIPアドレスなどの情報を設定することで、監視者用通信端末10、被監視者用通信端末30、及び専門担当者の通信端末の三者で相互に映像データと音声データを送受信可能とする。
これにより、対話接続モードでは、薬剤師などの専門担当者を交えて、被監視者と監視者との間で相互に対話を行うことができる。
監視者と被監視者との対話が終了した場合、例えば対話接続モードの継続中に応答終了ボタンが押された場合(ステップS28−Yes)、専門担当者との通信を遮断し(ステップS29)、対話接続モードで接続している監視者用通信端末10と被監視者用通信端末30との接続モードを監視接続モードに戻す(ステップS30)。
そして上記対話接続モードへの切り替え時に、他の監視者用通信端末10との接続に切り替えられている他の被監視者用通信端末30を、接続切替前の本来の監視者用通信端末10への接続に戻し、監視接続モードで監視を継続する(ステップS31)。
上記本発明に係る監視システムの各要素、すなわち、監視者用通信端末10、通信制御装置20、及び被監視者用通信端末30は、プログラムによってそれらの機能を実現することができる。すなわち監視者用通信端末10、通信制御装置20、及び被監視者用通信端末30は、それぞれの装置の機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPUなどの制御部と、そのプログラムを格納したROMおよびプログラムを展開するRAMを備えた記憶部とを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するプログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を監視システムの各要素に供給し、そのコンピュータが記録媒体に記録されているプログラムコードを制御部が読み出して実行することによって達成可能である。また、上記監視システムの各要素を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。
なお上記の実施形態に記載されている技術的特徴はお互いに組み合わせ可能であり、組わせることにより新しい技術的特徴を形成することができる。
10…監視者用通信端末、10a…監視者用通信端末、10b…監視者用通信端末、10c…監視者用通信端末、10n…監視者用通信端末、11…表示部、12…撮像部、13…スピーカ、14…マイクロフォン、15…制御部、16…記憶部、17…映像音声処理部、18…通信処理部、19…操作部、20…通信制御装置、30…被監視者用通信端末、30a…被監視者用通信端末、30b…被監視者用通信端末、30c…被監視者用通信端末、30d…被監視者用通信端末、30e…被監視者用通信端末、30f…被監視者用通信端末、30n…被監視者用通信端末、31…表示部、32…撮像部、33…スピーカ、34…マイクロフォン、35…制御部、36…記憶部、37…映像音声処理部、38…通信処理部、39…操作部、100a,100b,100c…監視者、111…応答要請との表示、112…応答要請受託ボタン、113…応答終了ボタン。

Claims (7)

  1. 監視者が使用するための複数の監視者用通信端末と、該監視者用通信端末と通信可能に設置される複数の被監視者用通信端末と、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との間の通信路上に設置され、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との接続を切り替える通信制御装置とを有する監視システムにおいて、
    該監視システムは、一つの前記監視者用通信端末の監視対象として予め定めた複数の前記被監視者用通信端末による撮像画像を前記一つの監視者用通信端末に表示させ、前記一つの監視者用通信端末による撮像画像を前記予め定めた複数の被監視者用通信端末のそれぞれに表示させる監視接続モードと、
    前記一つの監視者用通信端末と、前記予め定めた複数の被監視者用通信端末の中から特定の前記被監視者用通信端末との間で、撮像画像及び音声を相互に送受信する対話接続モードと、を切り替え可能に設定され、
    前記通信制御装置は、特定の前記監視者用通信端末と特定の前記被監視者用通信端末が、前記監視接続モードから前記対話接続モードへ変更された場合、該対話接続モードへ変更されたこと示す情報を取得し、前記特定の監視者用通信端末に対して前記監視接続モードで接続されている前記被監視者用通信端末のうち、前記対話接続モードに切り替えられた特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端末以外の監視者用通信端末に接続を切り替えること特徴とする監視システム。
  2. 請求項1に記載の監視システムにおいて、
    前記通信制御装置は、前記特定の前記監視者用通信端末と特定の前記被監視者用通信端末が、前記監視接続モードから前記対話接続モードへ変更され、前記対話接続モードに切り替えられた特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端末以外の監視者用通信端末に接続を切り替えた後、前記特定の監視者用通信端末と前記特定の被監視者用通信端末との接続が前記対話接続モードから前記監視接続モードに変更された場合、前記特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端に接続することを特徴とする監視システム。
  3. 請求項1または2に記載の監視システムにおいて、
    前記監視接続モードは、前記被監視者用通信端末による撮像画像に加えて、前記被監視者用通信端末で取得した音声を前記監視者用通信端末に送信するように設定され、
    前記監視者用通信端末は、前記被監視者用通信端末で取得した音声の音圧レベルの変化を示すインジケータを前記被監視者用通信端末ごとに表示することを特徴とする請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 請求項1または2に記載の監視システムにおいて、
    該監視システムは、予め登録された専門担当者用通信端末を有し、
    前記対話接続モードは、前記特定の監視者用通信端末と前記特定の被監視者用通信端末に加えて、前記専門担当者用通信端末との間で相互に撮像画像および音声を送受信するように設定されることを特徴とする監視システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の監視システムにおいて、前記監視接続モードでは、前記一つの監視者用通信端末から前記複数の被監視者用通信端末に送信する撮像画像のフレームレートは、前記複数の被監視者用通信端末のそれぞれから前記一つの監視者用通信端末に送信する撮像画像のフレームレートよりも小さいことを特徴とする監視システム。
  6. 監視者が使用するための複数の監視者用通信端末と、該監視者用通信端末と通信可能に設置される複数の被監視者用通信端末と、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との間の通信路上に設置され、前記監視者用通信端末と前記被監視者用通信端末との接続を切り替える通信制御装置とを有する監視システムより実行される監視方法おいて、
    該監視システムが、一つの前記監視者用通信端末の監視対象として予め定めた複数の前記被監視者用通信端末による撮像画像を前記一つの監視者用通信端末に表示させ、前記一つの監視者用通信端末による撮像画像を前記予め定めた複数の被監視者用通信端末のそれぞれに表示させる監視接続モードと、
    前記一つの監視者用通信端末と、前記予め定めた複数の被監視者用通信端末の中から特
    定の前記被監視者用通信端末との間で、撮像画像及び音声を相互に送受信する対話接続モ
    ードと、を切り替え可能に設定され、
    特定の前記監視者用通信端末と特定の前記被監視者用通信端末が、前記監視接続モードから前記対話接続モードへ変更された場合、前記通信制御装置が該対話接続モードへ変更されたこと示す情報を取得するステップと、
    前記通信制御装置が、前記特定の監視者用通信端末に対して前記監視接続モードで接続されている前記被監視者用通信端末のうち、前記対話接続モードに切り替えられた特定の被監視者用通信端末以外の被監視者用通信端末を、前記特定の監視者用通信端末以外の監視者用通信端末に接続を切り替えるステップと、を有すること特徴とする監視方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか1の監視システムの機能をコンピュータに実現させるためのプ
    ログラム。
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