JPH0775360A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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Publication number
JPH0775360A
JPH0775360A JP5216594A JP21659493A JPH0775360A JP H0775360 A JPH0775360 A JP H0775360A JP 5216594 A JP5216594 A JP 5216594A JP 21659493 A JP21659493 A JP 21659493A JP H0775360 A JPH0775360 A JP H0775360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cycle
digital signal
motor
power supply
sewing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP5216594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Iida
裕二 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP5216594A priority Critical patent/JPH0775360A/ja
Publication of JPH0775360A publication Critical patent/JPH0775360A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンモータが低速回転であっても、ミシン
モータの回転を正確にフィードバック制御する。 【構成】 ミシンモータの回転に対応して、デジタル信
号を発生させる。そのデジタル信号の立ち上がりから次
の立ち上がりまでの立ち上がり周期をRAMに更新記憶
する。また、その立ち下がりから次の立ち下がりまでの
立ち下がり周期をRAMに更新記憶する。そして、ミシ
ンモータに電力を供給する電力供給タイミングは、電源
波形の1/2周期毎に演算される。そして、演算時期に
なると、最新のRAMに記憶されている最新のパルス周
期に基づいて、電力供給タイミングが自動的に演算され
る(S10)。電力供給タイミングに達すると、電力供
給の許可命令が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転に伴って
発生するデジタル信号に基づき、モータの回転をフィー
ドバック制御するモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ミシンにおいては、ミシンモ
ータの回転に伴って、デジタル信号を発生するエンコー
ダが設けられている。更に、このミシンのマイコンは立
ち上がりから次の立ち上がりまでの周期、或は、立ち下
がりから次の立ち下がりまでの周期に対応するデジタル
信号を自動的に更新記憶するように構成されている。ま
た、マイコンはミシンモータへの電力供給を許可する電
力供給タイミングを変更して、電力供給量を調整するよ
うに構成されている。そして、そのミシンモータへの電
力供給タイミングは、定常波である電源波形Zの1/2
周期p毎に、記憶されているパルス周期に基づいて演算
される。このように、ミシンモータがマイコンによって
フィードバック制御されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ミシンにおいては、立ち上がりから次の立ち上がりまで
の周期と、立ち下がりから次の立ち下がりまでの周期と
のいずれか一方の周期に基づいて、フィードバック制御
を行っているため、例えば、立ち上がりから次の立ち上
がりまでの周期を検出するミシンにおいては、図4に示
すように、デジタル信号Xと電源波形Zとが発生してい
る場合、即ち、ミシンモータが低速で回転して、パルス
周期が電源波形Zの1/2周期pよりも長くなると、次
のフィードバック(t6)直前(t5)にパルス周期d
2+d3が生じているにも関わらず、それ以前(t4)
に生じて記憶されているパルス周期d1+d2が演算に
用いられるので、フィードバック制御に支障を来すとい
う問題点があった。また、立ち下がりから次の立ち下が
りまでの周期を検出するミシンにおいても、デジタル信
号Yと電源波形Zとが発生している場合、同様の問題点
があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、モータが低速回転
であっても、正確なフィードバック制御可能なモータ制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のモータ制御装置は、デジタル
信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでの立ち上がり
周期を検出する立ち上がり検出手段と、デジタル信号の
立ち下がりから次の立ち下がりまでの立ち下がり周期を
検出する立ち下がり検出手段と、立ち上がり周期と立ち
下がり周期とのうち最新の周期に基づき、モータの回転
を制御する制御手段とを備えている。
【0006】また、本発明の請求項2記載のモータ制御
装置は、デジタル信号の立ち上がりから次の立ち下がり
までの第1周期を検出する第1周期検出手段と、デジタ
ル信号の立ち下がりから次の立ち上がりまでの第2周期
を検出する第2周期検出手段と、第1周期と第2周期と
のうち最新の周期に基づき、モータの回転を制御する制
御手段とを備えている。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1記載のモ
ータ制御装置においては、立ち上がり検出手段は、デジ
タル信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでの立ち上
がり周期を検出する。立ち下がり検出手段は、デジタル
信号の立ち下がりから次の立ち下がりまでの立ち下がり
周期を検出する。制御手段は、立ち上がり周期と立ち下
がり周期とのうち最新の周期に基づき、モータの回転を
自動的に制御する。
【0008】また、本発明の請求項2記載のモータ制御
装置においては、第1周期検出手段は、デジタル信号の
立ち上がりから次の立ち下がりまでの第1周期を検出す
る。第2周期検出手段は、デジタル信号の立ち下がりか
ら次の立ち上がりまでの第2周期を検出する。制御手段
は、第1周期と第2周期とのうち最新の周期に基づき、
モータの回転を自動的に制御する。
【0009】
【実施例】以下、請求項1に関わる本発明をミシンにお
いて具体化した第1実施例を図面を参照して説明する。
【0010】図2に示すように、縫製機構を作動するミ
シンモータ10は、モータ駆動回路12を介してマイコ
ン14aに接続されている。また、ミシンモータ10の
回転軸には、円盤18が固定されている。その円盤18
には、スリットが等間隔で複数形成されている。更に、
その円盤18に光を照射して、光がスリットを通過する
とハイ状態になるデジタル信号を発生する信号発生機2
2が設けられている。この信号発生機22は、マイコン
14aにデジタル信号を出力するように構成されてい
る。
【0011】マイコン14aは並行に作動するタイマー
機能を有している。このマイコン14aは、その信号発
生機22からのデジタル信号の立ち上がりから次の立ち
上がりまでの立ち上がり周期と、デジタル信号の立ち下
がりから次の立ち下がりまでの立ち下がり周期とをタイ
マー機能を用いて検出するように構成されている。マイ
コン14aは、検出した上記パルス周期をRAM26に
更新記憶するように構成されている。
【0012】また、マイコン14aは、ミシンモータ1
0への電力供給を許可する電力供給タイミングを変更し
て、電力供給量を調整するように構成されている。マイ
コン14aは、電源波形Zの1/2周期p毎にミシンモ
ータ10への電力供給を停止する指令を出力するように
構成されている。マイコン14aは演算機能を有してお
り、その記憶されているパルス周期を用いて、電力供給
タイミングを演算するように構成されている。このマイ
コン14aは、定常波である電源波形Zの1/2周期p
毎に、その電力供給タイミングを演算するように構成さ
れている。
【0013】ROM30には、RAM26に記憶されて
いるパルス周期に基づき、電力供給タイミングを演算す
るプログラムを記憶している記憶領域が設けられてい
る。
【0014】次に、上記構成を有するミシンにおいて、
デジタル信号Xと電源波形Zとが発生している場合のミ
シンモータ10を制御する動作について、図1、図3並
びに、図4を参照して説明する。
【0015】尚、時点t0において、信号発生機22か
らのデジタル信号の立ち上がり周期の計測が開始され
る。時点t2において、信号発生機22からのデジタル
信号の立ち下がり周期の計測が開始される。時点t3に
おいて、電力供給タイミングが演算される。時点t6は
時点t3から電流波形Zの1/2周期p後の時点であ
る。
【0016】時点t4において、信号発生機22のデジ
タル信号が立ち上がると、その立ち上がり周期d1+d
2がRAM26に自動的に記憶される(S21:YE
S,S22)。そして、時点t5において、デジタル信
号が立ち下がり、その立ち下がり周期d2+d3がRA
M26に自動的に更新記憶される(S21:NO,S2
3:YES,S24)。続いて、時点t6において、今
回の電力供給タイミングとしての時間d4が、記憶され
ているパルス周期d2+d3に基づいて自動的に演算さ
れる(S10)。
【0017】その後、時間d4が経過して時点t7にな
ると(S11:YES),ミシンモータ10にモータ駆
動回路12を介して電力が自動的に供給される(S1
2)。次に、時点t8において、電力の供給が自動的に
停止される。このようにして、演算時期(t6)の直前
(t5)で終了した最新のパルス周期d2+d3を演算
に用いることができる。また、従来の間隔の1/2の間
隔で、ミシンモータ10の回転状態が検出されるので、
最新検出時期と演算時期との間隔を短くすることができ
る。
【0018】また、デジタル信号Yと電源波形Zとが発
生している場合についても、演算時期(t6)の直前
(t5)で終了した最新のパルス周期d2+d3を演算
に用いることができるが、その詳細な説明は省略する。
【0019】次に、請求項2に関わる本発明をミシンに
おいて具体化した第2実施例を図面を参照して説明す
る。尚、請求項1記載の実施例と同様な構成・機能につ
いては説明を省略する。
【0020】マイコン14bは、信号発生機22からの
デジタル信号の立ち上がりから次の立ち下がりまでの第
1周期及び、そのデジタル信号の立ち下がりから次の立
ち上がりまでの第2周期をタイマー機能を用いて検出す
るように構成されている。マイコン14bは、そのRA
M26に検出した上記周期を更新記憶するように構成さ
れている。また、円盤18のスリットの間隔及び大き
さ、並びに第1周期に基づきその直前の第2周期を演算
でき、同様に、円盤18のスリットの間隔及び大きさ、
並びに第2周期に基づきその直前の第1周期を演算でき
るように構成されている。
【0021】次に、上記構成を有するミシンにおいて、
デジタル信号Xと電源波形Zとが発生している場合のミ
シンモータ10を制御する動作について、図1、図4並
びに図5を参照して説明する。尚、時点t2において、
信号発生機22からのデジタル信号の第2周期の計測が
開始される。
【0022】時点t4において、信号発生機22のデジ
タル信号が立ち上がると、その第2周期d2がRAM2
6に自動的に記憶され(S31:YES,S32)、次
の第2周期の計測が開始される。そして、時点t5にお
いて、デジタル信号が立ち下がり、その第1周期d3が
RAM26に自動的に更新記憶される(S31:NO,
S33:YES,S34)。次に、時点t6において、
前記第1周期d3からパルス周期d2+d3が演算さ
れ、続いて、今回の電力供給タイミングとしての時間d
4が自動的に演算される(S10)。その後、時間d4
が経過して時点t7になると(S11:YES)、ミシ
ンモータ10にモータ駆動回路12を介して電力が自動
的に供給される(S12)。このようにして、演算時期
(t6)の直前(t5)で終了した最新のパルス周期d
2+d3を演算に用いることができる。また、従来の間
隔の1/2の間隔で、ミシンモータ10の回転状態が検
出されるので、最新検出時期と演算時期との間隔を短く
することができる。
【0023】また、デジタル信号Yと電源波形Zとが発
生している場合についても、演算時期(t6)の直前
(t5)で終了した最新のパルス周期d2+d3を演算
に用いることができるが、その詳細な説明は省略する。
【0024】よって、ミシンにおいては、ミシンモータ
10の回転ムラや、縫針のブレを防止することができ
る。
【0025】尚、本実施例においては、デジタル信号の
ハイ状態とロウ状態とがほぼ等しい長さで発生している
が、スリットの配置や形状によっては、両状態が異なる
長さで発生する場合であっても、本発明の効果は同様に
生じる。また、請求項1に関わる実施例においては、立
ち上がり周期と立ち下がり周期とを同一のデジタル信号
から検出しているが、それぞれ別のスリットに基づくデ
ジタル信号から、それぞれの周期を検出しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1及び請求項2記載のモータ制御装置によ
れば、モータが低速回転であっても、最新のモータの回
転状況を検出可能なので、モータの回転を適切にフィー
ドバック制御することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例のモータ制御装置の
制御手順を示すフローチャートである。
【図2】図2は上記モータ制御装置を備えたミシンの電
気的ブロック図である。
【図3】図3は上記モータ制御装置の割り込み処理を示
すフローチャートである。
【図4】図4は上記ミシンにおけるタイミングチャート
である。
【図5】図5は本発明の第2実施例のモータ制御装置の
割り込み処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ミシンモータ 14a マイコン 18 円盤 22 信号発生機 26 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転に伴って発生するデジタル
    信号に基づき、前記モータの回転をフィードバック制御
    するモータ制御装置において、 前記デジタル信号の立ち上がりから次の立ち上がりまで
    の立ち上がり周期を検出する立ち上がり検出手段と、 前記デジタル信号の立ち下がりから次の立ち下がりまで
    の立ち下がり周期を検出する立ち下がり検出手段と、 前記立ち上がり周期と立ち下がり周期とのうち最新の周
    期に基づき、前記モータの回転を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 モータの回転に伴って発生するデジタル
    信号に基づき、前記モータの回転をフィードバック制御
    するモータ制御装置において、 前記デジタル信号の立ち上がりから次の立ち下がりまで
    の第1周期を検出する第1周期検出手段と、 前記デジタル信号の立ち下がりから次の立ち上がりまで
    の第2周期を検出する第2周期検出手段と、 前記第1周期と前記第2周期とのうち最新の周期に基づ
    き、前記モータの回転を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするモータ制御装置。
JP5216594A 1993-08-31 1993-08-31 モータ制御装置 Pending JPH0775360A (ja)

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JP5216594A JPH0775360A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 モータ制御装置

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JP5216594A JPH0775360A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 モータ制御装置

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JPH0775360A true JPH0775360A (ja) 1995-03-17

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ID=16690873

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JP5216594A Pending JPH0775360A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 モータ制御装置

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