JPH0774639A - 補間式デジタル/アナログ変換器 - Google Patents

補間式デジタル/アナログ変換器

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JPH0774639A
JPH0774639A JP3062163A JP6216391A JPH0774639A JP H0774639 A JPH0774639 A JP H0774639A JP 3062163 A JP3062163 A JP 3062163A JP 6216391 A JP6216391 A JP 6216391A JP H0774639 A JPH0774639 A JP H0774639A
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dac
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bits
adder
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JP3062163A
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Inventor
Kyoji Matsusako
恭二 松迫
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Texas Instruments Tucson Corp
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Burr Brown Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/68Digital/analogue converters with conversions of different sensitivity, i.e. one conversion relating to the more significant digital bits and another conversion to the less significant bits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/80Simultaneous conversion using weighted impedances
    • H03M1/808Simultaneous conversion using weighted impedances using resistors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 補間手法を用いて高速、高精度のDACを提
供することである。 【構成】 補間式DAC10Aは、4ビット+1ビット
DAC30Aを備えている。このDACの最上位4ビッ
トの変換は、比較的遅いクロックレート、即ちスイッチ
54〜57を制御するR2 レジスタ24用のクロックC
2 のクロックレートで行い、そしてその追加の1ビット
のみ、その変換を、比較的速いクロックレート、即ちス
イッチ53を制御するアダー14に接続したR3 レジス
タ16用のクロックC1 のクロックレートで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル/アナログ変
換器、殊に米国特許4,006,475に記述のタイプ
の補間式デジタル/アナログ変換器の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】米国特許4,006,475の回路を図
1に示してあるが、同回路10は、R1 レジスタと称す
る4ビット・レジスタ12に入力される4つの最下位ビ
ットB0 ,B1 ,B2 ,B3 を備えている。これら4つ
のLSBのB−Bの2進値は、Lと定義する。一
方、4つの最上位ビットはB4 ,B5 ,B6 ,B7 で、
それらの2進値はMと定義する。これらは、R2 レジス
タと称する4ビット・レジスタ24に入力されるように
なっている。また、レジスタR1 とR2 は、クロック信
号C2 によりクロックされるようになっている。それら
レジスタR1 とR2の出力13,25は、それぞれ2進
アダー14,22内へ送られる。2進アダー14の4つ
の出力は、R3 レジスタと称するアキュムレータ・レジ
スタ16へ入力される。このR3 レジスタの4つの出力
17は、2進アダー14の4つの入力中へ帰還されるよ
うになっている。従って、レジスタR3 の内容は、レジ
スタR1 の内容へ加えられる。2進アダー14のキャリ
ー出力は、導体19を介して第2の2進アダー22へ送
られ、MSBのB4 −B7 と加算され、そしてその結果
はR4 レジスタと称するレジスタ28内へ送られる。こ
のR4 レジスタは、5ビット・レジスタである。レジス
タR4 の5個の出力34は、4ビット+1ビットの17
レベルのデジタル/アナログ変換器(DAC)中へ送ら
れる。この4ビット+1ビットDAC30の詳細は、米
国特許4,006,475の図1に示されている通りで
ある。その追加の1ビットは、そのLSBを繰返したも
のである。このデジタル/アナログ変換器30のアナロ
グ出力は、ローパス・フィルタ32によりフィルタさ
れ、導体33上にアナログ出力電圧が発生されるように
なっている。
【0003】組合せゲート20は、クロック信号C1
2 の高レベルの一致に応答して高出力信号をつくりだ
し、そしてこの出力をレジスタR3 のストローブ入力へ
印加する。そのC2 クロック入力は、レジスタR3 のク
ロック入力に接続されている。また、そのC1 クロック
入力は、R4 レジスタのクロック入力へ接続されてい
る。
【0004】16個のC1 クロックタイム毎に、C
2 は、レジスタR3 を2進法の8へ、即ち、1つの
“1”と3つの“0”へプリセットする。レジスタR3
とR1 の内容の和は、各C1 クロックパルスの前縁時に
レジスタR3 内へ帰還される。この和が2進法の15を
上廻る毎に、CARRY信号が導体19で2進アダー2
2へ送られ、そしてビットB4 〜B7 と加算される。ア
ダー22の出力は、各C1 クロックパルスの前縁時に出
力レジスタR4 中へロードされ、そしてレジスタR4
5つの出力は、4ビット+1ビットDAC30を駆動し
て図2の下部に示すパルス形のアナログ波形31
(V31)を発生させる。もしアダー14によって何らの
キャリー信号も生成されない場合には、レジスタR4
内容は、到来するワードの最上位ビットB4 −B7 の値
であるMに等しくなる。DAC30が導体31上につく
りだしたそのパルス形のアナログ波形は、ローパス・フ
ィルタ32により平均化され、そして導体33上に平滑
なアナログ出力信号が発生されるようになっている。
【0005】そのローパス・フィルタの出力における平
均出力電圧値は、下記のように示すことができる。
【0006】
【数1】
【0007】これは、所望のアナログ値である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】補間技法を使用してい
る結果、図1の従来回路に示すDACは、本質上、その
必要とする補間又は平均化を行うために高速のC1 クロ
ックレートを要するものである。このC1 パルスレート
は、4ビット+1ビットDAC30の出力31に生成さ
れるデータと整合させなければならない。現行の技術状
況では、米国特許4,006,475に従って実施する
正確な18ビットDACに対してそのような高速の変換
を得ることは実現不可能である。然しながら、今日のデ
ジタル・オーディオ変換器の実施にあたっては、ほぼ1
5メガヘルツのクロックレートで変換を行うことが望ま
しい。DACをこのように高速に構成することは可能で
はあるが、その結果発生するビット・スイッチングによ
る「グリッチ」のために、18ビットを実現することは
極端に困難になる。図1のDAC30を実現するために
実際問題として経済的に使用できるようなデジタル/ア
ナログ変換器(DAC)では、そのMSB遷移のため
に、その変換器内の電流加算ノードに大きな摂動が生ず
ることになる。この結果、そのようなDACのセトリン
グタイムが長くなるために、上記の必要とされる15メ
ガヘルツ又はそれ以上のDAC変換レートを得ること
は、実現不可能なものとなる。それ故、米国特許4,0
06,475に開示された技法は、上述の性能目標を達
成することは不可能である。
【0009】従って、本発明の目的は、補間手法を活用
して高速デジタル/アナログ変換を実現するための方法
と装置を提供することである。
【0010】本発明のもう一つの目的は、米国特許4,
006,475に開示の技法を使用する場合に必要とな
るような高速DACや高消費電力量を要せずに、高速と
高精度を実現できる補間式デジタル/アナログ変換の方
法と装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】簡単に述べると、本発明
は、デジタル入力ワードの最下位群Xビットをそれぞれ
運ぶ第1群のX入力導体と、そのデジタル入力ワードの
最上位群ビットをそれぞれ運ぶ第2群のY入力導体と、
それら第1群と第2群の入力導体からそのデジタル入力
ワードの最下位ビットと最上位Yビットをそれぞれ受取
るように接続した第1と第2のレジスタと、を含む補間
式DACを提供するものである。上記第1と第2のレジ
スタは、第1のクロックレートでクロックされてそれぞ
れ最下位Xビットと最上位Yビットをラッチする。本補
間式DACは、更に、第1群のX入力と第2群のX入力
とX出力とキャリー出力とを有するアダーと、X入力
と、そしてアダーの第2群X入力に接続したX出力とを
有する第3のレジスタと、を備えている。この第3のレ
ジスタは、所望のオーバーサンプリング・レートに等し
い係数だけ第1のクロックレートよりも高速の第2のク
ロックレートでクロックされて、アダーの出力をラッチ
する。1ビットがYビットの最下位の複製であるYビッ
ト+1ビットDACは、その最上位Yビットが上記第2
のレジスタの出力を受取るように接続している。複製L
SBは、キャリー出力をアダーから受取るように接続し
ている。電流/電圧変換回路は、そのDACの電流加算
導体に接続している。ローパス・フィルタは、その電流
/電圧変換器の出力に接続して、デジタル入力ワードの
一つの値を表わすアナログ出力を生成する。上記DAC
のその複製LSBは別として、そのDACのデジタル/
アナログ変換レートが、比較的遅い第1のクロックレー
トで実行できる結果、DACのそれら最上位ビットのセ
トリングタイムが遅いにもかかわらず、高精度かつ高オ
ーバーサンプリング・レシオを実現することができる。
【0012】
【実施例】図3(A)は、本発明の簡略ブロック線図で
あり、これは、図1に示した回路を簡略化したものであ
る。図3(A)のこの回路10Aは、図2のC1 波形3
6とC2 波形37に応答して、図1の回路のものとぴっ
たり同一のパルス形波形を導体31上に発生する。図3
のこの回路は、従来の第1の2進アダー14を備えてい
るが、図1の従来技術回路の第2の2進アダー22と出
力レジスタR4 とを省いてある。4ビット+1ビットの
デジタル/アナログ変換器(DAC)30Aは、図1の
DAC30が必要とする短いセトリングタイムを有する
必要はない。
【0013】DAC30Aは、在来の温度補償形電圧基
準回路36を備えている。同回路36は、導体36Aに
電圧VREFを発生する。導体36Aは、NPNトラン
ジスタ37,38,39,40,41のベース電極に接
続しており、そしてそれらトランジスタのエミッタは、
それぞれ抵抗器42,43,44,45,46の上側端
子に接続している。抵抗器46,45,44,43は在
来設計による4ビットDACを構成し、それぞれR,2
R,4R,8Rの2進重み付け抵抗値を有している。抵
抗器42は、LSB(最下位ビット)抵抗器43と同一
の抵抗値、即ち8Rを有している。抵抗器42−46の
各々の下側端子は、アースに接続している。 トランジ
スタ37,38,39,40,41のコレクタは、それ
ぞれスイッチ53,54,55,56,57の各々の第
1端子に接続している。これらのスイッチの各々の第2
端子はアースした導体50へ接続している。この導体5
0は、廃棄電流導体として働くものである。スイッチ5
3−57は、それとは逆の状態では、導体52へ接続す
る。この導体52は、オペアンプ(演算増幅器)51の
反転入力へ接続しており、そしてこのアンプ51の非反
転入力はアースに接続している。オペアンプ51の出力
は図1で述べたように導体31によってローパス・フィ
ルタ32へ接続している。
【0014】アダー14のキャリー出力は、スイッチ5
3を制御するようになっている。スイッチ54,55,
56,57は、R2 レジスタ24のB4 ,B5 ,B6
およびB7 出力によってそれぞれ制御されるようになっ
ている。図3(A)のそのCARRY信号は、図1と正
確に同じやり方で生成する。然しながら、この信号は、
図1のように第2の2進アダー中へ送るのではなく、そ
の代わりに、DAC30Aのトランジスタ37と抵抗器
42を含む「複製」LSBを駆動するのに使用する。
【0015】アダー14が何らのCARRY信号も生成
しない場合には、入来する8ビット・ワードの最上位4
ビットB4 −B7 の内容Mは、DAC30Aの正規の4
ビット部分へ送り、そして抵抗器42とトランジスタ3
7で構成する追加LSBをオフにする。それ故、DAC
30Aの出力は、単に“M”の値となる。然しながら、
もしCARRY信号が在る場合には、その追加の最下位
ビット回路37,42はオンになる。LSB値(「追加
LSB」37,42の重みはMSBのB4 −B7 の内の
最下位の重み、即ちB4 に等しい)は「1」の重みを有
しているため、DAC30Aは、「M+1」の値を発生
する。各サンプル中には、CARRYはL回発生し、
“NO CARRY”は16−L回発生する。そのとき
の平均出力電圧は、
【0016】
【数2】
【0017】に等しい。この電圧は、図1の従来回路が
生成するアナログ出力電圧と同じである。
【0018】図3(B)において、Mは、LSBビット
0 −B3 が全て「ゼロ」の場合に、特定のあるパター
ンのMSBビットB4 −B7 により導体31に生成され
ることになる波形を示している。番号70は、B4 −B
7 が1000に等しいときの波形Mのレベルを示したも
のである。番号71はB4 −B7 が1001に等しいと
きの波形Mのレベルを示し、そして番号72は、B4
7 が1010だけに等しい場合のレベルを示したもの
である。
【0019】図3(B)のL波形については、在来のあ
るDACがそのL波形中に示すステップの全てを生成す
るのに十分な高速変換レートで動作し、しかもMSBビ
ットB4 −B7 が全て「ゼロ」に等しい場合に、そのL
波形は、0000から1111へ変わるLSBビットB
0 −B3 のその指示順序によって、その在来DACの出
力に発生されることになるものである。
【0020】図3(B)において、19Aは、入力ワー
ド(MとLのポートを共に含む)10000100の
“L”成分であるLSB状態0100に応答してアダー
14が生成する、CARRY記号の波形を示している。
このLSB入力のレベルは、M波形のレベル70に重ね
合わせ、M波形中の点線76Aで示すようになる。表1
は、クロック信号C2 の継起するクロックタイムT0
…T16におけるR1 レジスタとR3 レジスタの内
容を16進法表示したものである。
【0021】
【表1】
【0022】表1はまた、T0 ,T1 等でレジスタR2
中へMSBビット1000が連続してクロックされるこ
とから生ずる、アダー14の対応の出力と導体19上の
CARRY信号の対応する値とを示している。当業者で
あれば容易に確認できるように、その特定のB0 −B3
値に対して、信号CARRYはクロックタイムT2 ,T
6 ,T10,T14で“1”となり、その他の時間では
“0”となり、従って図3(B)に示すCARRY波形
19Aを生成することになる。ローパス・フィルタ32
は、波形19Aが表わすところのM波形のレベル70に
重なった導体31上の電圧成分を平滑化して、そのM波
形中の点線76A及びCARRY波形19A中の点線7
6が示す平均レベルを発生する。
【0023】デジタル入力ワードが10010010の
場合、CARRY出力の各パルスを発生するためにはク
ロックC2 のより多くのクロックパルスが必要になり、
従ってより低い時間平均値が生ずることになる。表2に
示すCARRYパルスの系列は、アダー14がLSB値
0010に応答して生成するものであり、図3(B)の
波形19Bで示すCARRY波形をつくりだす。ローパ
ス・フィルタ32は、それら2個のパルスを平均化し
て、CARRY波形19B中の点線78で示すレベルを
与えるが、このレベル78は、CARRY波形19A中
のレベル76の値の半分である。このレベル78は、M
波形のレベル71に重ね合わせることによって、その上
のレベル78Aを導体33に発生する。
【0024】
【表2】
【0025】前述の特許4,006,475とは反対
に、図3(A)の実施例は、R3 をリセットする必要が
ない点に注意されたい。R3 をリセットしないと、驚く
べきことに、全高調波ひずみが低くなることを発見し
た。
【0026】図3(A)の補間式DAC10Aは、図1
の従来回路の複雑さを緩和する利点があり、また従来回
路のDAC30に対する高速セトリングタイムと高フィ
ルタ化(高度にフィルタされた)電源の要件を除去す
る。また、図3(A)の回路の重要な利点は、図3
(A)の5ビットDACの内の4ビット2進重み付け部
分が、C2 に関してずっと遅いクロックレートで動作可
能となり、そしてCARRY信号によって駆動される
“複製”LSBのみが高いクロックレートのC1 で動作
すればよい、という点である。高分解能は、図3(A)
のこの回路技術を、オーディオ正弦波データが入力とし
て提供される18ビットDAC中に活用する場合に、得
ることができる。
【0027】本発明の現在望ましいと考えている実施例
は、図3(A)のDACに類似しているが、ただし、L
が4ビットではなく9ビットを含み、Mが4ビットでは
なくて9ビットを含み、オーバーサンプリング・レシオ
が384であり、レジスタとアダーが4ビット素子では
なくて9ビット素子であって、DAC30Aが9ビット
+1ビットDACである。
【0028】図4は、図3(A)に示す回路のもう一つ
の実施例のブロック線図である。この図4において、補
間式DAC10は、18ビット・ラッチ21から18ビ
ット・デジタル正弦波データを受取る18ビット・バス
を含んでいる。18ビット・デジタル正弦波データ11
の内の最下位6ビット11Bは、アダー14の6入力へ
加える。アダー14の6出力15は、6ビット・アキュ
ムレータ・レジスタ16の入力へ加え、そしてこのレジ
スタ16の出力17は、アダー14の第2の組の6入力
中へ戻るように接続する。
【0029】上記デジタル正弦波データ11の内の最上
位12ビットは、12ビット・デジタル/アナログ変換
器(DAC)30Aの入力へ加える。このDAC30A
の出力は、アダー14のキャリー出力19が“1”であ
るときにLSB電流ILSBを導体52に生成するた
め、導体52により抵抗器60の一端子へ接続してい
る。
【0030】導体52は、オペアンプ51の反転入力に
接続している。このオペアンプの非反転入力は、アース
に接続している。帰還抵抗器Rは、導体52とオペア
ンプ51の出力31との間に接続している。導体31
は、第3次ローパス・フィルタ32の入力へ接続してお
り、このフィルタは、40キロヘルツの中心周波数を有
していて、導体33に平滑なアナログ出力信号を発生す
る。
【0031】図5のグラフは、従来技術に対する図3
(A)及び図4の回路の18ビット形式のものの利点を
示すものである。曲線82は、フルスケールのほぼ10
00分の1の小さな信号振幅に対する百分率全高調波ひ
ずみ(THD)を示している。曲線83は、それと同じ
小さな信号振幅についての図1の従来回路の百分率全高
調波ひずみを示している。これら曲線82,83は、本
発明の回路が、ほぼ10を越えるオーバーサンプリング
・レシオに関し、小振幅信号に対する重要な利益を提供
するものであることを示している。
【0032】フルスケール値のほぼ10分の1の振幅を
有する上記より大きな出力の場合、曲線84は、そのフ
ルスケール値のほぼ10分の1の信号レベルに対する図
3(A)の回路の全高調波ひずみを示し、そして曲線8
5は、それと同じ信号振幅に対する図1の従来回路の全
高調波ひずみを示している。曲線84,85は、本発明
が、フルスケール・レベルのおよそ10分の1である信
号レベルに対して、ほぼ20を越えるオーバーサンプリ
ング・レシオに対して著しい改善を与えている、という
ことを示している。
【0033】フルスケール値附近の振幅を有する大きな
出力信号の場合、曲線86は、図3(A)の回路の全高
調波ひずみを示し、曲線87は、図1の従来回路につい
ての全高調波ひずみを示している。これらの2つの曲線
は、本発明が、ほぼ20より大きいオーバーサンプリン
グ・レシオに対して重要な利益を提供するものであるこ
とを示している。
【0034】
【発明の効果】上述の本発明によれば、オーディオ分野
で使用可能な18ビット・デジタル正弦波DACにおい
て全高調波ひずみを十分低くすることができ、また、1
7メガヘルツのC1 クロックレートを使用する一方、図
1に示す従来回路よりもその複雑さが相当少なく安価な
クロック発生回路及び内部DAC回路を使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】最も近い従来技術を示すブロック線図。
【図2】図1の回路の動作、並びに図3(A)に示す本
発明の回路の動作を説明するのに有用なタイミング図。
【図3】(A)は、本発明の補間式DACの簡略図であ
り、(B)は、(A)の補間式DACの基本的な補間動
作を説明するのに有用な図である。
【図4】本発明の好ましい実施例のブロック線図。
【図5】本発明のDACの利点を説明するのに有用なグ
ラフ。
【符号の説明】
10,10A:補間式DAC、12:R1 レジスタ、1
3:出力、14:2進アダー、16:アキュムレータ・
レジスタ、17:出力、19:キャリー導体、20:組
合せゲート、22:2進アダー、24:R2 レジスタ、
25:出力、28:R4 レジスタ、30,30A:4ビ
ット+1ビットDAC、31:導体、32:ローパス・
フィルタ、33:アナログ出力導体、36:温度補償形
電圧基準回路、37〜41:トランジスタ、42〜4
6:抵抗器、53〜57:スイッチ、50:廃棄電流導
体、52:導体、51:オペアンプ、52:導体。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年6月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項9】 デジタル/アナログ変換器を作動する作
動方法であって、 a)変化するデジタル入力ワードの最下位Xビット
(L)を第1のクロックレート(C2でアダー(1
4)の第1群入力(13)へ供給する段階であって、
XとYとは正の整数である、前記の段階と、 b)前記アダーのX出力(15)所望のオーバーサ
ンプリング・レシオに等しい係数だけ前記第1のクロッ
クレートより高速の第2のクロックレート(C 1
レジスタにより、該デジタル/アナログ変換器の高調波
ひずみを減少させるためそのレジスタをリセットせず
に、前記アダーの第2群の入力へ印加する段階と、 c)前記アダーが発生するキャリー信号(19)をYビ
ット+1ビットデジタル/アナログ変換器(30A)
1つの第1ビット入力へ印加する段階と、 d)前記デジタル入力ワードの最上位Yビット(M)
前記第1のクロックレートで前記Yビット+1ビット
ジタル/アナログ変換器の最上位Yビット入力へ印加
る段階であって、前記Yビット+1ビットデジタル/ア
ナログ変換器前記1ビットがその最上位Yビットの最
下位と同一の位のものである、前記の段階と、及び e)前記Yビット+1ビットデジタル/アナログ変換器
が発生する出力信号をフィルタする段階と、 より成る作動方法。
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項9】 デジタル/アナログ変換器を作動する作
動方法であって、 a)変化するデジタル入力ワードの最下位Xビット
(L)を第1のクロックレート(C2)でアダー(1
4)の第1群の入力(13)へ供給する段階であって、
XとYとは正の整数である、前記の段階と、 b)前記アダーのX出力(15)を、所望のオーバーサ
ンプリング・レシオに等しい係数だけ前記第1のクロッ
クレートより高速の第2のクロックレート(C1)で、
レジスタにより、該デジタル/アナログ変換器の高調波
ひずみを減少させるためそのレジスタをリセットせず
に、前記アダーの第2群の入力へ印加する段階と、 c)前記アダーが発生するキャリー信号(19)をYビ
ット+1ビットデジタル/アナログ変換器(30A)の
1つの第1ビット入力へ印加する段階と、 d)前記デジタル入力ワードの最上位Yビット(M)を
前記第1のクロックレートで前記Yビット+1ビットデ
ジタル/アナログ変換器の最上位Yビット入力へ印加す
る段階であって、前記Yビット+1ビットデジタル/ア
ナログ変換器の前記1ビットがその最上位Yビットの最
下位と同一の位のものである、前記の段階と、及び e)前記Yビット+1ビットデジタル/アナログ変換器
が発生する出力信号をフィルタする段階と、 より成る作動方法。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補間式DACであって、 a)デジタル入力ワードの最下位Xビット(B0
    3 )を第1のクロックレート(C2)で受取る第1群
    のX入力(13)と、第2群のX入力(17)と、X出
    力(15)と、キャリー出力(19)とを有するアダー
    (14)と、 b)X入力が前記アダーの前記X出力に接続すると共
    に、X出力(17)が前記アダーの前記第2群のX入力
    に接続したレジスタ(16)であって、所望のオーバー
    サンプリング・レシオに等しい係数だけ前記第1のクロ
    ックレートよりも高速の第2のクロックレート(C1
    で前記アダーの前記出力をラッチするようにクロックさ
    れる、前記のレジスタ(16)と、 c)前記デジタル入力ワードの最上位Yビット(B4
    7 )を前記第1のクロックレート(C2 )で受取るY
    入力を有したYビット+1ビットDAC(30A)であ
    って、該Yビットの最下位(38,43)と同一の位の
    1ビットを有し、該1ビットが前記アダーから前記キャ
    リー出力を受取るように接続している。前記のYビット
    +1ビットDAC(30A)と、 d)該Yビット+1ビットDACの出力に接続してお
    り、前記デジタル入力ワードの値を表わすアナログ出力
    を発生するローパス・フィルタ(32)と、 を組合わせて成る補間式DAC。
  2. 【請求項2】 Xが9に等しく、Yが9に等しい、請求
    項1の補間式DAC。
  3. 【請求項3】 前記所望のオーバーサンプリング・レシ
    オが384である、請求項2の補間式DAC。
  4. 【請求項4】 前記第2のクロックレートがほぼ17メ
    ガヘルツである、請求項3の補間式DAC。
  5. 【請求項5】 前記Yビット+1ビットDACが、 1)Y個の2進重み付け電流源(38,43;39,4
    4;40,45;41,46)と、 2)前記ローパス・フィルタの入力に結合した電流加算
    導体(50)と、 3)前記デジタル入力ワードの前記最上位Yビットにそ
    れぞれ応答して、前記Y個の2進重み付け電流源を選択
    的に前記電流加算導体に結合するY個の電流スイッチ
    (54〜57)と、 4)前記2進重み付け電流源の最下位の1つが供給する
    電流に等しい電流を発生する1つの電流源(37,4
    2)と、 5)前記キャリー出力に応答して、前記1つの電流源
    (37,42)を前記電流加算導体に選択的に結合する
    1つの電流スイッチ(53)と、 を含む、請求項1の補間式DAC。
  6. 【請求項6】 前記デジタル入力ワードの前記最下位X
    ビットを受取るXビット入力レジスタ(12)を含み、
    該レジスタ(12)は、前記第1のクロックレートでク
    ロックされて前記デジタル入力ワードの前記最下位Xビ
    ットを前記アダーの前記第1群のX入力に供給する、請
    求項5の補間式DAC。
  7. 【請求項7】 前記デジタル入力ワードの前記最上位Y
    ビットを受取るYビット入力レジスタ(24)を含み、
    該レジスタは、前記第1のクロックレートでクロックさ
    れて前記デジタル入力ワードの前記最上位Yビットを前
    記Yビット+1ビットDACへ供給する、請求項6の補
    間式DAC。
  8. 【請求項8】 DACであって、 a)アダーと、 b)変化するデジタル入力ワードの最下位Xビットを第
    1のクロックレートで前記アダーの第1群の入力へ供給
    する手段と、 c)前記アダーのX出力を第2群のアダー入力へ、所望
    のオーバーサンプリング・レシオに等しい係数だけ前記
    第1のクロックレートよりも高速な第2のクロックレー
    トで印加する手段と、 d)Yビット+1ビットDACと、 e)前記アダーが発生するキャリー信号を前記Yビット
    +1ビットDACへ印加する手段と、 f)前記デジタル入力ワードの前記最上位Yビットを前
    記第1のクロックレートで前記Yビット+1ビットDA
    Cの最上位Yビット入力へ印加し、前記Yビット+1ビ
    ットDACの第1のビットがその最上位Yビットの最下
    位と同一の位のものである、前記の手段と、 g)前記Yビット+1ビットDACが発生する出力信号
    をフィルタする手段と、 の組合せより成るDAC。
  9. 【請求項9】 DACを作動する作動方法であって、 a)変化するデジタル入力ワードの最下位Xビットを第
    1のクロックレートでアダーの第1群入力へ供給する段
    階と、 b)前記アダーのX出力を所望のオーバーサンプリング
    ・レシオに等しい係数だけ前記第1のクロックレートよ
    り高速の第2のクロックレートで第2群のアダー入力へ
    印加する段階と、 c)前記アダーが発生するキャリー信号をYビット+1
    ビットDACの1つの第1ビット入力へ印加する段階
    と、 d)前記デジタル入力ワードの最上位Yビットを前記第
    1のクロックレートで前記Yビット+1ビットDACの
    最上位Yビット入力へ印加し、前記Yビット+1ビット
    DACの1つの第1のビットがその最上位Yビットの最
    下位と同一の位のものである、前記の段階と、 e)前記Yビット+1ビットDACが発生する出力信号
    をフィルタする段階と、 より成る作動方法。
JP3062163A 1990-03-26 1991-03-26 補間式デジタル/アナログ変換器 Pending JPH0774639A (ja)

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