JPH0774331B2 - 新規フッ素化共重合体による防水及び防油処理方法 - Google Patents
新規フッ素化共重合体による防水及び防油処理方法Info
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- JPH0774331B2 JPH0774331B2 JP3066813A JP6681391A JPH0774331B2 JP H0774331 B2 JPH0774331 B2 JP H0774331B2 JP 3066813 A JP3066813 A JP 3066813A JP 6681391 A JP6681391 A JP 6681391A JP H0774331 B2 JPH0774331 B2 JP H0774331B2
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- Japan
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- acid
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- solution
- copolymer
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H21/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
- D21H21/14—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
- D21H21/16—Sizing or water-repelling agents
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F220/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F220/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
- C08F220/10—Esters
- C08F220/22—Esters containing halogen
- C08F220/24—Esters containing halogen containing perhaloalkyl radicals
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M15/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
- D06M15/19—Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
- D06M15/21—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D06M15/263—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof
- D06M15/277—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof containing fluorine
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H17/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
- D21H17/20—Macromolecular organic compounds
- D21H17/33—Synthetic macromolecular compounds
- D21H17/34—Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D21H17/37—Polymers of unsaturated acids or derivatives thereof, e.g. polyacrylates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/3154—Of fluorinated addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31544—Addition polymer is perhalogenated
Description
【0001】本発明は、種々の基質、たとえば織物、皮
革、木材、不織材料、金属、コンクリートおよび特に紙
ならびに同様な製品を被覆加工および含浸するために、
フッ素を含有する新規な共重合体を使用し、基質を撥油
性および撥水性にする方法に関する。
革、木材、不織材料、金属、コンクリートおよび特に紙
ならびに同様な製品を被覆加工および含浸するために、
フッ素を含有する新規な共重合体を使用し、基質を撥油
性および撥水性にする方法に関する。
【0002】多数のフッ素誘導体はこれらの性質を得る
ためにすでに提案されている。しかし、これらの誘導体
は織物および皮革では良い性質を有しているけれども、
紙および同様な材料でこれらと同じ性質を得るために
は、受け入れうる実用的性能を得るためには非常に多量
の活性物質(すなわち、炭素に結合するフッ素の比率)
を使用する必要がある。
ためにすでに提案されている。しかし、これらの誘導体
は織物および皮革では良い性質を有しているけれども、
紙および同様な材料でこれらと同じ性質を得るために
は、受け入れうる実用的性能を得るためには非常に多量
の活性物質(すなわち、炭素に結合するフッ素の比率)
を使用する必要がある。
【0003】フランス特許第1,172,664 号および第2,02
2,351 号、ならびに米国特許第3,907,576 号では、紙に
特に適合する生成物としてクロム錯体が提案されてい
る。これら錯体は紙および同様な製品に効果的な撥油性
を付与するけれども、緑色であり、それらを適用する基
質にこの色を着色する欠点を有しており、かくしてその
使用を限定するポリフルオロアルキル、またはシクロア
ルキルフォスフェート(フランス特許第1,305,612 号、
第1,317,427 号、、第1,388,621 号、第2,055,551 号、
第2,057,793 号および第2,374,327 号、米国特許第3,08
3,224 号および第3,817,958 号、ならびにドイツ特許第
2,405,042 号)およびヒドロキシプロピルポリフルオロ
アルキルフォスフェート(米国特許第3,919,361 号)を
製紙の際に使用することもまた提案されている。これら
の生成物は紙に良い撥油性を付与するけれども、他方
に、いかなる防水性も付与することはない重大な欠点を
有している。この理由のため、これらの生成物で処理し
た紙は水性製品に対しては保護作用を有しない。更にこ
れらの生成物はサイジング力を有しておらず、そしてサ
イジング剤の効率を極めて大きく低下させ、かくして、
筆記および印刷への適応性を妨害する。
2,351 号、ならびに米国特許第3,907,576 号では、紙に
特に適合する生成物としてクロム錯体が提案されてい
る。これら錯体は紙および同様な製品に効果的な撥油性
を付与するけれども、緑色であり、それらを適用する基
質にこの色を着色する欠点を有しており、かくしてその
使用を限定するポリフルオロアルキル、またはシクロア
ルキルフォスフェート(フランス特許第1,305,612 号、
第1,317,427 号、、第1,388,621 号、第2,055,551 号、
第2,057,793 号および第2,374,327 号、米国特許第3,08
3,224 号および第3,817,958 号、ならびにドイツ特許第
2,405,042 号)およびヒドロキシプロピルポリフルオロ
アルキルフォスフェート(米国特許第3,919,361 号)を
製紙の際に使用することもまた提案されている。これら
の生成物は紙に良い撥油性を付与するけれども、他方
に、いかなる防水性も付与することはない重大な欠点を
有している。この理由のため、これらの生成物で処理し
た紙は水性製品に対しては保護作用を有しない。更にこ
れらの生成物はサイジング力を有しておらず、そしてサ
イジング剤の効率を極めて大きく低下させ、かくして、
筆記および印刷への適応性を妨害する。
【0004】その上、ペルフルオロ脂肪族アクリル酸ま
たはメタクリル酸エステルおよびジアルキルアミノアル
キルアクリル酸またはメタクリル酸エステル(米国特許
第4,147,851 号)の造塩し、そしてN−酸化した共重合
体による紙および同様な製品の処理が提案されている。
それにもかかわらず、それらが適用される紙および同様
な製品に良い撥油性を付与するためには、これら共重合
体を高い付与量の活性材料と共に使用しなければならな
い。その上、それらは極めて弱い撥水性を付与するのみ
である。
たはメタクリル酸エステルおよびジアルキルアミノアル
キルアクリル酸またはメタクリル酸エステル(米国特許
第4,147,851 号)の造塩し、そしてN−酸化した共重合
体による紙および同様な製品の処理が提案されている。
それにもかかわらず、それらが適用される紙および同様
な製品に良い撥油性を付与するためには、これら共重合
体を高い付与量の活性材料と共に使用しなければならな
い。その上、それらは極めて弱い撥水性を付与するのみ
である。
【0005】今回、本発明者の研究室において、紙およ
び同様な製品に適用する時、単に少量の付着したフッ素
で卓越したサイジング強度と極めて良い撥水および撥油
性の両者を付与し、それによりこれら生成物で処理した
紙および同様な製品は真実の“防水効果”(barrier ef
fect to water )および“防溶剤効果”(barrier effe
ct to organic soluents)を示す、すなわち、それらは
水性または油性原体の液体、脂肪および多くの有機溶剤
の浸透を防止することを発見した。この他に先に述べた
もののように他の非常に種々の基質に適用する時、これ
ら新規な生成物は基質に極めて良い撥水および撥油性を
付与する。
び同様な製品に適用する時、単に少量の付着したフッ素
で卓越したサイジング強度と極めて良い撥水および撥油
性の両者を付与し、それによりこれら生成物で処理した
紙および同様な製品は真実の“防水効果”(barrier ef
fect to water )および“防溶剤効果”(barrier effe
ct to organic soluents)を示す、すなわち、それらは
水性または油性原体の液体、脂肪および多くの有機溶剤
の浸透を防止することを発見した。この他に先に述べた
もののように他の非常に種々の基質に適用する時、これ
ら新規な生成物は基質に極めて良い撥水および撥油性を
付与する。
【0006】本発明の生成物は(a) 35〜98重量
%、好ましくは69〜93重量%の一般式 (式中、Rf は2個から20個まで、好ましくは4個か
ら16個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のペ
ルフルオロ基を表わし、Qは酸素または硫黄原子を表わ
し、Bは炭素原子によりQに結合しており、1個または
それ以上の酸素、硫黄および/または窒素原子を有する
ことができる二価鎖を表わし、記号Rの1つは水素原子
を表わし、他は水素原子または1個から4個までの炭素
原子を有するアルキル基を表わす)を有する1種または
それ以上の多フッ素化単量体、(b) 1〜15重量
%、好ましくは5〜11重量%、そして特に7〜10重
量%の一般式 (式中、R1 及びR2 がメチル基であるか、またはR1
がtert−ブチル基であってR2 が水素であり、R′
は水素またはメチル基である)を有する1種またはそれ
以上の単量体、(c) 1〜50重量%、好ましくは2
〜20重量%の一般式
%、好ましくは69〜93重量%の一般式 (式中、Rf は2個から20個まで、好ましくは4個か
ら16個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のペ
ルフルオロ基を表わし、Qは酸素または硫黄原子を表わ
し、Bは炭素原子によりQに結合しており、1個または
それ以上の酸素、硫黄および/または窒素原子を有する
ことができる二価鎖を表わし、記号Rの1つは水素原子
を表わし、他は水素原子または1個から4個までの炭素
原子を有するアルキル基を表わす)を有する1種または
それ以上の多フッ素化単量体、(b) 1〜15重量
%、好ましくは5〜11重量%、そして特に7〜10重
量%の一般式 (式中、R1 及びR2 がメチル基であるか、またはR1
がtert−ブチル基であってR2 が水素であり、R′
は水素またはメチル基である)を有する1種またはそれ
以上の単量体、(c) 1〜50重量%、好ましくは2
〜20重量%の一般式
【0007】
【化2】
【0008】を有するN−ビニルピロリドン、及び
(d) 任意に10重量%まで、好ましくは5重量%ま
での、式(I)、(II)または(III )の単量体以外の
単量体を水混和性の溶媒または水混和性溶媒混合物中で
一緒に共重合させ、得られるランダム共重合体を酢酸、
蟻酸またはプロピオン酸で塩化されたフッ素含有ランダ
ム共重合体である。
(d) 任意に10重量%まで、好ましくは5重量%ま
での、式(I)、(II)または(III )の単量体以外の
単量体を水混和性の溶媒または水混和性溶媒混合物中で
一緒に共重合させ、得られるランダム共重合体を酢酸、
蟻酸またはプロピオン酸で塩化されたフッ素含有ランダ
ム共重合体である。
【0009】式(I)の多フッ素化単量体は、好ましく
は、式
は、式
【0010】
【化3】
【0011】(式中、Rf およびRは上記と同じ意味を
有し、pは1から20まで、好ましくは、2または4に
等しい整数を表わし、qは1から4まで、好ましくは1
または2に等しい整数を表わし、R6 は水素原子、また
は1個から10個までの炭素原子を有するアルキル基
(好ましくはメチル)、5個から12個までの炭素原子
を有するシクロアルキル基、2個から4個までの炭素原
子を有するヒドロキシアルキル基、または1個から6個
までの炭素原子を有するアルキル基により置換されてい
てもよいアリール基を表わし、X,X′,YおよびY′
は同じか、または異なっており、それぞれは水素原子、
または1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基
を表わす)に該当するものである。これらの単量体は既
知の方法、たとえばフランス特許第2,034,142 号に記述
されている式 の該当するアルコールを、式 のアルケンモノカルボン酸、たとえば、アクリル酸、モ
ノメタクリル酸およびクロトン酸により、酸触媒、たと
えば硫酸、またはp−トルエンスルホン酸の存在で、エ
ステル化して製造してもよい。式(VI)のアルケンモノ
カルボン酸の代わりに、そのエステル、無水物またはハ
ロゲン化物もまたは使用してもよい。実際的および経済
的理由で、異なるRf 基を有する式(IV)の単量体の混
合物を使用するのが特に有利である。
有し、pは1から20まで、好ましくは、2または4に
等しい整数を表わし、qは1から4まで、好ましくは1
または2に等しい整数を表わし、R6 は水素原子、また
は1個から10個までの炭素原子を有するアルキル基
(好ましくはメチル)、5個から12個までの炭素原子
を有するシクロアルキル基、2個から4個までの炭素原
子を有するヒドロキシアルキル基、または1個から6個
までの炭素原子を有するアルキル基により置換されてい
てもよいアリール基を表わし、X,X′,YおよびY′
は同じか、または異なっており、それぞれは水素原子、
または1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基
を表わす)に該当するものである。これらの単量体は既
知の方法、たとえばフランス特許第2,034,142 号に記述
されている式 の該当するアルコールを、式 のアルケンモノカルボン酸、たとえば、アクリル酸、モ
ノメタクリル酸およびクロトン酸により、酸触媒、たと
えば硫酸、またはp−トルエンスルホン酸の存在で、エ
ステル化して製造してもよい。式(VI)のアルケンモノ
カルボン酸の代わりに、そのエステル、無水物またはハ
ロゲン化物もまたは使用してもよい。実際的および経済
的理由で、異なるRf 基を有する式(IV)の単量体の混
合物を使用するのが特に有利である。
【0012】あげてもよい式(I)の多フッ素化単量体
の他の例は式(VI)の酸と式 Rf −(CH2 )p −OH (VII ) Rf −(CH2 )p −SH (VIII) Rf −(CH2 )p −O−(CH2 )r −OH (IX) Rf −(CH2 )p −S−(CH2 )r −OH (X) Rf −(CH2 )p −(OCH2 CH2 )r −OH (XI) Rf −(CH2 )p −SO2 −(CH2 )r −OH (XII ) Rf −CH=CH−(CH2 )p −OH (XIII) Rf −COO−(CH2 )p −OH (XV) (式中、Rf およびpは上記と同じ意味を有し、R7 は
水素原子、または1個から4個までの炭素原子を有する
アルキル基を表わし、rは1から20まで、好ましくは
1から4までの整数である。)を有するアルコールおよ
びチオールとのエステルである。
の他の例は式(VI)の酸と式 Rf −(CH2 )p −OH (VII ) Rf −(CH2 )p −SH (VIII) Rf −(CH2 )p −O−(CH2 )r −OH (IX) Rf −(CH2 )p −S−(CH2 )r −OH (X) Rf −(CH2 )p −(OCH2 CH2 )r −OH (XI) Rf −(CH2 )p −SO2 −(CH2 )r −OH (XII ) Rf −CH=CH−(CH2 )p −OH (XIII) Rf −COO−(CH2 )p −OH (XV) (式中、Rf およびpは上記と同じ意味を有し、R7 は
水素原子、または1個から4個までの炭素原子を有する
アルキル基を表わし、rは1から20まで、好ましくは
1から4までの整数である。)を有するアルコールおよ
びチオールとのエステルである。
【0013】更に詳細にあげてもよい式(II)の単量体
の例は次のアミノアルコール、2−ジメチルアミノ−エ
タノール、2−ジエチルアミノ−エタノール、2−ジプ
ロピルアミノ−エタノール、2−ジイソブチルアミノ−
エタノール、N−t−ブチル−N−メチルアミノ−エタ
ノール、2−モルホリノ−エタノール、N−メチル−N
−ドデシルアミノ−エタノール、N−エチル−N−オク
タデシルアミノ−エタノール、N−エチル−N−(2−
エチル−ヘキシル)−2−アミノ−エタノール、2−ピ
ペリジノ−エタノール、2−(1−ピロリジニル)−エ
タノール、3−ジエチルアミノ−1−プロパノール、2
−ジエチルアミノ−1−プロパノール、1−ジメチルア
ミノ−2−プロパノール、4−ジエチルアミノ−1−ブ
タノール、4−ジイソブチルアミノ−1−ブタノール、
1−ジメチルアミノ−2−ブタノール、4−ジエチルア
ミノ−2−ブタノール、2−t−ブチルアミノ−エタノ
ールのアクリレートおよびメタクリレートである。これ
らのエステルは、たとえば、米国特許第2,138,763 号に
記述されている方法で製造してもよい。
の例は次のアミノアルコール、2−ジメチルアミノ−エ
タノール、2−ジエチルアミノ−エタノール、2−ジプ
ロピルアミノ−エタノール、2−ジイソブチルアミノ−
エタノール、N−t−ブチル−N−メチルアミノ−エタ
ノール、2−モルホリノ−エタノール、N−メチル−N
−ドデシルアミノ−エタノール、N−エチル−N−オク
タデシルアミノ−エタノール、N−エチル−N−(2−
エチル−ヘキシル)−2−アミノ−エタノール、2−ピ
ペリジノ−エタノール、2−(1−ピロリジニル)−エ
タノール、3−ジエチルアミノ−1−プロパノール、2
−ジエチルアミノ−1−プロパノール、1−ジメチルア
ミノ−2−プロパノール、4−ジエチルアミノ−1−ブ
タノール、4−ジイソブチルアミノ−1−ブタノール、
1−ジメチルアミノ−2−ブタノール、4−ジエチルア
ミノ−2−ブタノール、2−t−ブチルアミノ−エタノ
ールのアクリレートおよびメタクリレートである。これ
らのエステルは、たとえば、米国特許第2,138,763 号に
記述されている方法で製造してもよい。
【0014】更に詳細にあげてもよい式(III )の単量
体の例はN−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニル−3
−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−4−メチル−
2−ピロリドン、N−ビニル−5−メチル−2−ピロリ
ドンおよびN−ビニル−3,3−ジメチル−2−ピロリ
ドンがあり、N−ビニル−2−ピロリドンが好ましい。
体の例はN−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニル−3
−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−4−メチル−
2−ピロリドン、N−ビニル−5−メチル−2−ピロリ
ドンおよびN−ビニル−3,3−ジメチル−2−ピロリ
ドンがあり、N−ビニル−2−ピロリドンが好ましい。
【0015】本発明の範囲内で使用してもよい他の単量
体(d)は;− ハロゲン化され、またはされていない低級オレフィ
ン炭化水素、たとえば、エチレン、プロピレン、イソブ
テン、3−クロロ−1−イソブテン、ブタジエン、イソ
プレン、クロロ−およびジクロロ−ブタジエン、フルオ
ロ−およびジフルオロ−ブタジエン、2,5−ジメチル
−1,5−ヘキサジエンおよびジイソブチレン、− ハロゲン化ビニル、ハロゲン化アリルまたはハロゲ
ン化ビニリデン、たとえば塩化ビニルまたは塩化ビニリ
デン、フッ化ビニルまたはフッ化ビニリデン、臭化アリ
ルおよび塩化メタリル、− スチレンおよびその誘導体、たとえばビニルトルエ
ン、α−メチル−スチレン、α−シアノメチル−スチレ
ン、ジビニルベンゼンおよびN−ビニル−カルバゾー
ル、− ビニルエステル、たとえば酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、バーサティックアシッド(Versatic acid )
の品名で市場で知られている酸のビニルエステル、ビニ
ルイソブチレート、ビニルセンシオエート、ビニルサク
シネート、ビニルイソデカノエート、ビニルステアレー
トおよびジビニルカーボネート、− アリルエステル、たとえばアリルアセテートおよび
アリルヘプタノエート、− ハロゲン化されているか、またはされていないアル
キルビニル、またはアルキル−アリルエーテル、たとえ
ばセチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、イ
ソブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、2−
クロロビニルエーテル、テトラ−アリルオキシエタン、− ビニル−アルキル−ケトン、たとえばビニルメチル
−ケトン、− 不飽和酸、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、α
−クロロアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、およびセネシオイック
アシッド、それらの無水物およびそれらのエステル、た
とえば、ビニル、アリル、メチル、ブチル、イソブチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、2−エチルヘキシル、シクロ
ヘキシル、ラウリル、ステアリルまたはセロソルブアク
リレートおよびメタクリレート、ジメチルマレエート、
エチルクロトナート、アシッドメチルマレエート、アシ
ッドブチルイタコナート、グリコールまたはポリアルキ
レングリコールジアクリレートおよびジメタクリレー
ト、たとえばエチレングリコールジメタクリレート、ま
たはトリエチレングリコールジメタクリレート、ジクロ
ロ−ホスフェートアルキルアクリレートおよびメタクリ
レート、たとえば、ジクロロ−ホスフェートエチルメタ
クリレート、ならびにビス(メタクリロイルオキシエチ
ル)−アシッドホスフェート、− アクリロニトリル、メタクリロニトリル、2−クロ
ロ−アクリロニトリル、2−シアノ−エチルアクリレー
ト、メチレングルタロニトリル、ビニリデンシアナイ
ド、アルキルシアノアクリレート、たとえばイソプロピ
ルシアノアクリレート、トリスアクリロイルヘキサヒド
ロ−S−トリアジン、ビニルトリクロロシラン、ビニル
トリメトキシシランおよびビニルトリエトキシシランが
ある。
体(d)は;− ハロゲン化され、またはされていない低級オレフィ
ン炭化水素、たとえば、エチレン、プロピレン、イソブ
テン、3−クロロ−1−イソブテン、ブタジエン、イソ
プレン、クロロ−およびジクロロ−ブタジエン、フルオ
ロ−およびジフルオロ−ブタジエン、2,5−ジメチル
−1,5−ヘキサジエンおよびジイソブチレン、− ハロゲン化ビニル、ハロゲン化アリルまたはハロゲ
ン化ビニリデン、たとえば塩化ビニルまたは塩化ビニリ
デン、フッ化ビニルまたはフッ化ビニリデン、臭化アリ
ルおよび塩化メタリル、− スチレンおよびその誘導体、たとえばビニルトルエ
ン、α−メチル−スチレン、α−シアノメチル−スチレ
ン、ジビニルベンゼンおよびN−ビニル−カルバゾー
ル、− ビニルエステル、たとえば酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、バーサティックアシッド(Versatic acid )
の品名で市場で知られている酸のビニルエステル、ビニ
ルイソブチレート、ビニルセンシオエート、ビニルサク
シネート、ビニルイソデカノエート、ビニルステアレー
トおよびジビニルカーボネート、− アリルエステル、たとえばアリルアセテートおよび
アリルヘプタノエート、− ハロゲン化されているか、またはされていないアル
キルビニル、またはアルキル−アリルエーテル、たとえ
ばセチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、イ
ソブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、2−
クロロビニルエーテル、テトラ−アリルオキシエタン、− ビニル−アルキル−ケトン、たとえばビニルメチル
−ケトン、− 不飽和酸、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、α
−クロロアクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、およびセネシオイック
アシッド、それらの無水物およびそれらのエステル、た
とえば、ビニル、アリル、メチル、ブチル、イソブチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、2−エチルヘキシル、シクロ
ヘキシル、ラウリル、ステアリルまたはセロソルブアク
リレートおよびメタクリレート、ジメチルマレエート、
エチルクロトナート、アシッドメチルマレエート、アシ
ッドブチルイタコナート、グリコールまたはポリアルキ
レングリコールジアクリレートおよびジメタクリレー
ト、たとえばエチレングリコールジメタクリレート、ま
たはトリエチレングリコールジメタクリレート、ジクロ
ロ−ホスフェートアルキルアクリレートおよびメタクリ
レート、たとえば、ジクロロ−ホスフェートエチルメタ
クリレート、ならびにビス(メタクリロイルオキシエチ
ル)−アシッドホスフェート、− アクリロニトリル、メタクリロニトリル、2−クロ
ロ−アクリロニトリル、2−シアノ−エチルアクリレー
ト、メチレングルタロニトリル、ビニリデンシアナイ
ド、アルキルシアノアクリレート、たとえばイソプロピ
ルシアノアクリレート、トリスアクリロイルヘキサヒド
ロ−S−トリアジン、ビニルトリクロロシラン、ビニル
トリメトキシシランおよびビニルトリエトキシシランが
ある。
【0016】少なくとも1個のエチレン連鎖および少な
くとも1個の反応性基、すなわち、他の単量体、他の化
合物、または基質自身と反応し、網状組織を形成するこ
とができる基を有する化合物を単量体(d)として使用
してもよい。これらの反応性基はよく知られており、極
性基または官能基、たとえばOH、NH2 、NH−アル
キル、COOMe(Me=アルカリ、またはアルカリ土
金属)、SO3 H、 −SO2 −CH=CH2 、−NH−CO−CH=CH2
基であってもよい。あげてもよいこの型の単量体はヒド
ロキシアルキルアクリレートおよびメタクリレート、た
とえばエチレングリコールモノアクリレート、プロピレ
ングリコールモノメタクリレート、ポリアルキレングリ
コールのアクリレートおよびメタクリレート、アリルア
ルコール、アリルグリコレート、イソブテンジオール、
アリルオキシエタノール、o−アリルフェノール、ジビ
ニルカルビノール、グリセロールα−アリルエーテル、
アクリルアマイド、メタクリルアマイド、マレアマイド
およびマレイミド、N−(シアノエチル)−アクリルア
マイド、N−イソプロピルアクリルアマイド、ジアセト
ンアクリルアマイド、N−(ヒドロキシメチル)アクリ
ルアマイドおよびメタクリルアマイド、N−(アルコキ
シメチル)アクリルアマイドおよびメタクリルアマイ
ド、グリオキザール−ビス−アクリルアマイド、アクリ
ル酸ナトリウムまたはメタクリル酸ナトリウム、ビニル
スルホン酸およびスチレン−p−スルホン酸およびそれ
らのアルカリ塩、3−アミノクロトニトリル、モノアリ
ル−アミノ、ビニルピリジン、グリシジルアクリレート
またはメタクリレート、アリルグリシジルエーテルおよ
びアクロレインがある。
くとも1個の反応性基、すなわち、他の単量体、他の化
合物、または基質自身と反応し、網状組織を形成するこ
とができる基を有する化合物を単量体(d)として使用
してもよい。これらの反応性基はよく知られており、極
性基または官能基、たとえばOH、NH2 、NH−アル
キル、COOMe(Me=アルカリ、またはアルカリ土
金属)、SO3 H、 −SO2 −CH=CH2 、−NH−CO−CH=CH2
基であってもよい。あげてもよいこの型の単量体はヒド
ロキシアルキルアクリレートおよびメタクリレート、た
とえばエチレングリコールモノアクリレート、プロピレ
ングリコールモノメタクリレート、ポリアルキレングリ
コールのアクリレートおよびメタクリレート、アリルア
ルコール、アリルグリコレート、イソブテンジオール、
アリルオキシエタノール、o−アリルフェノール、ジビ
ニルカルビノール、グリセロールα−アリルエーテル、
アクリルアマイド、メタクリルアマイド、マレアマイド
およびマレイミド、N−(シアノエチル)−アクリルア
マイド、N−イソプロピルアクリルアマイド、ジアセト
ンアクリルアマイド、N−(ヒドロキシメチル)アクリ
ルアマイドおよびメタクリルアマイド、N−(アルコキ
シメチル)アクリルアマイドおよびメタクリルアマイ
ド、グリオキザール−ビス−アクリルアマイド、アクリ
ル酸ナトリウムまたはメタクリル酸ナトリウム、ビニル
スルホン酸およびスチレン−p−スルホン酸およびそれ
らのアルカリ塩、3−アミノクロトニトリル、モノアリ
ル−アミノ、ビニルピリジン、グリシジルアクリレート
またはメタクリレート、アリルグリシジルエーテルおよ
びアクロレインがある。
【0017】本発明の生成物は溶剤または溶剤の混合
物、たとえば、アセトン、メチルエチルケトン、γ−ブ
チロラクトン、メチルシクロヘキサノン、N−メチル2
−ピロリドン、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、ブタノール、エチレングリコール、ジアセ
トンアルコール、フェニルメチルカルビノール、イソホ
ロン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、
酢酸グリコール、エチレンまたはポリエチレングリコー
ルモノメチルまたはモノアルキルエーテル、ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、トルエ
ン、トリフルオロトルエン、トリクロロトリフルオロエ
タンの溶液で単量体を共重合させることにより、既知の
方法でそれら自身を製造する。水と混合する溶剤、たと
えばアセトンとイソプロピルアルコールを使用するのが
好ましい。
物、たとえば、アセトン、メチルエチルケトン、γ−ブ
チロラクトン、メチルシクロヘキサノン、N−メチル2
−ピロリドン、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、ブタノール、エチレングリコール、ジアセ
トンアルコール、フェニルメチルカルビノール、イソホ
ロン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、
酢酸グリコール、エチレンまたはポリエチレングリコー
ルモノメチルまたはモノアルキルエーテル、ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、トルエ
ン、トリフルオロトルエン、トリクロロトリフルオロエ
タンの溶液で単量体を共重合させることにより、既知の
方法でそれら自身を製造する。水と混合する溶剤、たと
えばアセトンとイソプロピルアルコールを使用するのが
好ましい。
【0018】操作は適当な重合触媒、たとえば過酸化ベ
ンゾイル、過酸化ラウロイル、過酸化アセチル、過酸化
サクシニル、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリ
ル、2,2′−アゾ−ビス−(2,4−ジメチル−4−
メトキシバレロニトリル)、4,4′−アゾ−ビス−
(4−シアノ−ペンタノイック)アシッド、アゾジカル
ボンアミド、t−ブチルペルピバレートの存在で行う。
使用する触媒の量は使用する単量体の合計重量に基づき
0.01〜5%、好ましくは 0.1〜1.5 %で変えてもよい。
ンゾイル、過酸化ラウロイル、過酸化アセチル、過酸化
サクシニル、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリ
ル、2,2′−アゾ−ビス−(2,4−ジメチル−4−
メトキシバレロニトリル)、4,4′−アゾ−ビス−
(4−シアノ−ペンタノイック)アシッド、アゾジカル
ボンアミド、t−ブチルペルピバレートの存在で行う。
使用する触媒の量は使用する単量体の合計重量に基づき
0.01〜5%、好ましくは 0.1〜1.5 %で変えてもよい。
【0019】光開始剤、たとえばベンゾフェノン、2−
メチルアントラキノン、または2−クロロ−チオキサア
ントロンの存在でU.V.輻射線源を使用して反応させ
ることもできる。
メチルアントラキノン、または2−クロロ−チオキサア
ントロンの存在でU.V.輻射線源を使用して反応させ
ることもできる。
【0020】反応温度は広い範囲で変えてもよく、すな
わち室温から反応混合物の沸点までである。操作は好ま
しくは50°〜90℃で行う。
わち室温から反応混合物の沸点までである。操作は好ま
しくは50°〜90℃で行う。
【0021】もし、共重合体の分子量を制御するのが望
ましければ、連鎖移動剤、たとえばアルキルメルカプタ
ン、たとえばテルティオドデシルメルカプタン(tertio
dodecylmercaptan)、n−ドデシルメルカプタン、n−
オクチルメルカプタン、四塩化炭素、トリフェニルメタ
ンを使用することもできる。分子量に対し得られる値の
因子である使用量は単量体の合計重量に基づき0.01%〜
3%、好ましくは0.05%〜0.5 %で変えてもよい。
ましければ、連鎖移動剤、たとえばアルキルメルカプタ
ン、たとえばテルティオドデシルメルカプタン(tertio
dodecylmercaptan)、n−ドデシルメルカプタン、n−
オクチルメルカプタン、四塩化炭素、トリフェニルメタ
ンを使用することもできる。分子量に対し得られる値の
因子である使用量は単量体の合計重量に基づき0.01%〜
3%、好ましくは0.05%〜0.5 %で変えてもよい。
【0022】共重合体の可能な塩の形成は強、または適
度の強鉱酸、または有機酸、すなわち解離定数または第
1解離定数が10-5より大きい酸により造ることができ
る。たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、
酢酸、ギ酸およびプロピオン酸をあげてもよい。好まし
くは酢酸を使用する。
度の強鉱酸、または有機酸、すなわち解離定数または第
1解離定数が10-5より大きい酸により造ることができ
る。たとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、
酢酸、ギ酸およびプロピオン酸をあげてもよい。好まし
くは酢酸を使用する。
【0023】共重合体を塩に変える代わりに、適当な4
級化剤、たとえば、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸、塩化ベンジル、トリメチルホ
スフェート、メチルp−トルエンスルホナート、により
4級化してもよい。
級化剤、たとえば、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ジメ
チル硫酸、ジエチル硫酸、塩化ベンジル、トリメチルホ
スフェート、メチルp−トルエンスルホナート、により
4級化してもよい。
【0024】もし、望むならば、得られた共重合体の溶
液を重合溶剤、または別の溶剤、または溶剤と水の混合
物で希釈してもよい。もし、望むならば溶剤または複数
の溶剤を除去することにより共重合体を分離してもよ
い。
液を重合溶剤、または別の溶剤、または溶剤と水の混合
物で希釈してもよい。もし、望むならば溶剤または複数
の溶剤を除去することにより共重合体を分離してもよ
い。
【0025】本発明の生成物により防油−および防水性
にすることができる基質は主として紙、板紙および匹敵
する材料である。他の非常に種々の材料、たとえば、セ
ルロースまたは再生セルロース、天然、人造または合成
繊維たとえば、木綿、セルロースアセテート、羊毛、
絹、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ
ウレタンまたはポリアクリロニトリル繊維に基づく織物
または不織製品、皮革、プラスチック材料、硝子、木
材、金属、磁器、メーソンリー、およびペンキ塗装表面
をあげてもよい。
にすることができる基質は主として紙、板紙および匹敵
する材料である。他の非常に種々の材料、たとえば、セ
ルロースまたは再生セルロース、天然、人造または合成
繊維たとえば、木綿、セルロースアセテート、羊毛、
絹、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ
ウレタンまたはポリアクリロニトリル繊維に基づく織物
または不織製品、皮革、プラスチック材料、硝子、木
材、金属、磁器、メーソンリー、およびペンキ塗装表面
をあげてもよい。
【0026】紙、板紙の場合には、本発明の共重合体の
溶液は水性媒質で適用するが、もし、望むならば、溶剤
媒質または水と溶剤の混合物で、既知の技術、たとえば
被覆加工(coating 、またはcovering)、含浸、浸漬、
噴霧、刷毛塗り、フーラ−ディングまたは積層により主
として適用する。
溶液は水性媒質で適用するが、もし、望むならば、溶剤
媒質または水と溶剤の混合物で、既知の技術、たとえば
被覆加工(coating 、またはcovering)、含浸、浸漬、
噴霧、刷毛塗り、フーラ−ディングまたは積層により主
として適用する。
【0027】紙に本発明の生成物の水性溶液を、すてに
仕上げ加工した支持体に表面的に、または全体に、すな
わち紙ペーストまたはパルプに適用してもよい。
仕上げ加工した支持体に表面的に、または全体に、すな
わち紙ペーストまたはパルプに適用してもよい。
【0028】かくして処理した支持体は室温で、または
より高い温度で単に乾燥し、もし望むならば支持体の性
質により250℃まで上げることもができる熱処理後、
良い防油および防水性を示す。
より高い温度で単に乾燥し、もし望むならば支持体の性
質により250℃まで上げることもができる熱処理後、
良い防油および防水性を示す。
【0029】共重合体を適用し、更に特別な効果を付与
する基質に本発明の共重合体をよく固着させるために、
支持体との網状化を助けることができる、ある種の助
剤、重合体、熱縮合性生成物および触媒を添加すること
は時には有利である。そのようなものは尿素またはメラ
ミン−ホルマリン縮合物または予縮合物、メチロールジ
ヒドロキシエチレン尿素およびその誘導体、ウロン、メ
チロール−エチレン尿素、メチロールプロピレン尿素、
メチロール−トリアゾン、ジシアンジアミド−ホルマリ
ン縮合物、メチロール−カーバメート、メチロール−ア
クリルアミド、またはメタクリルアミド、それらの重合
体、または共重合体、ジビニルスルホン、ポリアミド、
エポキシ誘導体、たとえばジグリシジルグリセリン、エ
ポキシプロピル−トリアルキル(アリール)アンモニウ
ムハロゲン化物、たとえば、(2,3−エポキシ−プロ
ピル)−トリメチルアンモニウムクロリド、N−メチル
−N−(2,3−エポキシ−プロピル)モルホリニウム
クロリド、あるハロゲン誘導体、たとえばクロロ−エポ
キシ−プロパンおよびジクロロ−プロパノール、または
極性化合物、たとえば、トリサルフェート−オキシエチ
ルスルホニウム−ベタインのナトリウム塩、およびエチ
レングリコールのクロロメチルエーテルのピリジニウム
塩をあげてもよい。
する基質に本発明の共重合体をよく固着させるために、
支持体との網状化を助けることができる、ある種の助
剤、重合体、熱縮合性生成物および触媒を添加すること
は時には有利である。そのようなものは尿素またはメラ
ミン−ホルマリン縮合物または予縮合物、メチロールジ
ヒドロキシエチレン尿素およびその誘導体、ウロン、メ
チロール−エチレン尿素、メチロールプロピレン尿素、
メチロール−トリアゾン、ジシアンジアミド−ホルマリ
ン縮合物、メチロール−カーバメート、メチロール−ア
クリルアミド、またはメタクリルアミド、それらの重合
体、または共重合体、ジビニルスルホン、ポリアミド、
エポキシ誘導体、たとえばジグリシジルグリセリン、エ
ポキシプロピル−トリアルキル(アリール)アンモニウ
ムハロゲン化物、たとえば、(2,3−エポキシ−プロ
ピル)−トリメチルアンモニウムクロリド、N−メチル
−N−(2,3−エポキシ−プロピル)モルホリニウム
クロリド、あるハロゲン誘導体、たとえばクロロ−エポ
キシ−プロパンおよびジクロロ−プロパノール、または
極性化合物、たとえば、トリサルフェート−オキシエチ
ルスルホニウム−ベタインのナトリウム塩、およびエチ
レングリコールのクロロメチルエーテルのピリジニウム
塩をあげてもよい。
【0030】本発明により処理した基質の性能を評価す
るため、本発明者は次の試験方法を使用した。
るため、本発明者は次の試験方法を使用した。
【0031】防油性の試験または“キット値”(Kit va
lue ) タッピイ第50巻第10号152Aおよび153Aペー
ジ、スタンダードRC338およびUM511には、こ
の試験が記載されており、この方法はヒマシ油、トルエ
ンおよびヘプタンの混合物により基質の防油性を測定す
る。これらはこれら3つの生成物の量を変えて含有す
る。
lue ) タッピイ第50巻第10号152Aおよび153Aペー
ジ、スタンダードRC338およびUM511には、こ
の試験が記載されており、この方法はヒマシ油、トルエ
ンおよびヘプタンの混合物により基質の防油性を測定す
る。これらはこれら3つの生成物の量を変えて含有す
る。
【0032】
【表1】
【0033】試験はこれら混合物の液滴を処理紙に静か
に付着させることからなる。液滴を15秒間紙の上に放
置し、紙または板紙を観察し、表面が茶色に変色するこ
とによって示される湿潤または浸透を記録する。紙に浸
透しない、または紙を湿潤しないヘプタンの最も多い%
を含有する混合物に該当する数字が紙のキット値であ
り、処理した紙の防油性の値であると考える。キット値
が高ければ高いほど、紙はより良い防油性の紙である。
に付着させることからなる。液滴を15秒間紙の上に放
置し、紙または板紙を観察し、表面が茶色に変色するこ
とによって示される湿潤または浸透を記録する。紙に浸
透しない、または紙を湿潤しないヘプタンの最も多い%
を含有する混合物に該当する数字が紙のキット値であ
り、処理した紙の防油性の値であると考える。キット値
が高ければ高いほど、紙はより良い防油性の紙である。
【0034】テレビン油試験 この試験はタッピー、スタンダードT454、ts66
(1966)に記載されている。
(1966)に記載されている。
【0035】白色上等板紙の上に置いた試験する紙に酸
で洗浄したフォンティンブリュウ砂(Fontainebleau sa
nd)5gを付着させ、次いでルージュオルガノール(Ro
ugeOrganol )BS 0.5g/l で着色した無水テレビン
油 1.1mlを砂にそそぐ。油の注入が終了した時、クロ
ノメーター(chronometer )を開始させ、紙を上等板紙
の上で30秒ごとに移動させる。上等板紙が汚染する瞬
間に経過した時間を記録する。30分後では、試験はも
はや意味がなく、試験した基質は卓越した性能を示すと
評価できる。
で洗浄したフォンティンブリュウ砂(Fontainebleau sa
nd)5gを付着させ、次いでルージュオルガノール(Ro
ugeOrganol )BS 0.5g/l で着色した無水テレビン
油 1.1mlを砂にそそぐ。油の注入が終了した時、クロ
ノメーター(chronometer )を開始させ、紙を上等板紙
の上で30秒ごとに移動させる。上等板紙が汚染する瞬
間に経過した時間を記録する。30分後では、試験はも
はや意味がなく、試験した基質は卓越した性能を示すと
評価できる。
【0036】試験は同じ紙の7枚の試料について行う。
求めた値のうち最も小さい値から最も大きい値までを記
録し、4番目の値を平均値とする。
求めた値のうち最も小さい値から最も大きい値までを記
録し、4番目の値を平均値とする。
【0037】防溶剤効果の測定方法 ルージュオルガノールBS 0.5g/l で着色した無水テ
レビン油に試験する基質の長方形試験片(10cm×1c
m)の長さ1cmを浸漬する。この浸漬は密閉した円筒形
500mlびんに24時間行う。試験した基質の浸漬しな
かった部分に着色した液体が上ることにより形成される
汚染部分の表面機をmm2 で測定する。
レビン油に試験する基質の長方形試験片(10cm×1c
m)の長さ1cmを浸漬する。この浸漬は密閉した円筒形
500mlびんに24時間行う。試験した基質の浸漬しな
かった部分に着色した液体が上ることにより形成される
汚染部分の表面機をmm2 で測定する。
【0038】防水効果の測定方法 試験する基質の長方形試験片(10cm×1cm)の長さ3
cmをローダミンB 0.5g/l で着色した水に浸漬する。
この浸漬は密閉した円筒形500mlびんで24時間行
う。浸漬してない試験基質の部分に着色液体が上ること
により形成される汚染部分の表面積mm2 を測定する。
cmをローダミンB 0.5g/l で着色した水に浸漬する。
この浸漬は密閉した円筒形500mlびんで24時間行
う。浸漬してない試験基質の部分に着色液体が上ること
により形成される汚染部分の表面積mm2 を測定する。
【0039】COBB試験 スウェーデン製紙工業(Swedish Paper Industry)[プ
ロジェクト(Project)P.C.A. 13-59]の中央研究所の試
験に対し、委員会により編集されたCOBBおよびLO
WE試験(タッピースタンダードT441)は1cmの高
さを支える紙の1平方mにより1分間で吸収された水の
重量(g)を測定することからなっている。
ロジェクト(Project)P.C.A. 13-59]の中央研究所の試
験に対し、委員会により編集されたCOBBおよびLO
WE試験(タッピースタンダードT441)は1cmの高
さを支える紙の1平方mにより1分間で吸収された水の
重量(g)を測定することからなっている。
【0040】防油性試験 ある支持体について、防油性は表面張力がより弱い一連
の油状液体により基質の非湿潤性を評価する“AATCC ”
テクニカルマニュアル(Technical Manual)、試験方法
118−1972に記載されている方法により測定した[テキ
スタイル・リサーチ・ジャーナル(Textile Research J
ournal) 451ページ(1969年3月)]。
の油状液体により基質の非湿潤性を評価する“AATCC ”
テクニカルマニュアル(Technical Manual)、試験方法
118−1972に記載されている方法により測定した[テキ
スタイル・リサーチ・ジャーナル(Textile Research J
ournal) 451ページ(1969年3月)]。
【0041】防水性試験 ある支持体について、防水性は“ AACTCC テクニカルマ
ニュアル”、試験方法22−1971に記載されている
方法により測定した。
ニュアル”、試験方法22−1971に記載されている
方法により測定した。
【0042】次の実施例は本発明を説明するものであっ
て、限定しようとするものではなく、部および%は特に
示さなければ、重量部および%である。示した適用例に
おいて、絞り率(discharging rateまたはexpression r
ate )の%は基質100部により保持された浴の重量
(x部)を示す。
て、限定しようとするものではなく、部および%は特に
示さなければ、重量部および%である。示した適用例に
おいて、絞り率(discharging rateまたはexpression r
ate )の%は基質100部により保持された浴の重量
(x部)を示す。
【0043】
【実施例】実施例 1 アセトン20.4部、イソプロピルアルコール45部、
ジメチルアミノエチルメタクリレート8部、N−ビニル
ピロリドン16部、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロ
ニトリル0.8部および式
ジメチルアミノエチルメタクリレート8部、N−ビニル
ピロリドン16部、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロ
ニトリル0.8部および式
【0044】
【化4】
【0045】(式中、nは3、5、7、9、11、13
および15に等しく、それぞれの平均重量比が1:5
0:31:10:3:1:1である)を有するポリフル
オロ単量体の混合物81.6部を、かきまぜ機、還流コンデ
ンサー、温度計、窒素吹込管および加熱装置を備えてい
る容量が1000容量部の反応器に仕込む。窒素気流中で7
5℃で15時間加熱し、次いで水160部、イソプロピ
ルアルコール250部および酢酸8部を加える。混合物
を75℃に2時間保持し、次いで室温まで冷却する。
および15に等しく、それぞれの平均重量比が1:5
0:31:10:3:1:1である)を有するポリフル
オロ単量体の混合物81.6部を、かきまぜ機、還流コンデ
ンサー、温度計、窒素吹込管および加熱装置を備えてい
る容量が1000容量部の反応器に仕込む。窒素気流中で7
5℃で15時間加熱し、次いで水160部、イソプロピ
ルアルコール250部および酢酸8部を加える。混合物
を75℃に2時間保持し、次いで室温まで冷却する。
【0046】かくして、本発明の共重合体の溶液
(S1 )563部が得られる。この溶液は非揮発性材料
18.8%を含有し、フッ素の比率は6.6%である。
(S1 )563部が得られる。この溶液は非揮発性材料
18.8%を含有し、フッ素の比率は6.6%である。
【0047】実施例 2 2a/実施例1と同様な装置にアセトン19.2部、イソプ
ロピルアルコール45部、ジメチルアミノエチルメタク
リレート8部、N−ビニルピロリドン21部、2,2′
−アゾ−ビス−イソブチロニトリル0.8部および実施
例1と同じポリフルオロ単量体76.8部を仕込む。混合物
を窒素気流中において75℃で15時間加熱し、次いで
水 160部、イソプロピルアルコール 250部および酢酸8
部を加え、75℃に更に2時間保持し、次いで室温まで
冷却する。かくして本発明の共重合体の溶液(S2 ) 5
85部が得られる。この溶液は非揮発性材料18.2%を含有
し、フッ素の比率は6%である。
ロピルアルコール45部、ジメチルアミノエチルメタク
リレート8部、N−ビニルピロリドン21部、2,2′
−アゾ−ビス−イソブチロニトリル0.8部および実施
例1と同じポリフルオロ単量体76.8部を仕込む。混合物
を窒素気流中において75℃で15時間加熱し、次いで
水 160部、イソプロピルアルコール 250部および酢酸8
部を加え、75℃に更に2時間保持し、次いで室温まで
冷却する。かくして本発明の共重合体の溶液(S2 ) 5
85部が得られる。この溶液は非揮発性材料18.2%を含有
し、フッ素の比率は6%である。
【0048】2b/この重合体および実施例1で得られ
た重合体を次の生成物とフッ素が等しい量で比較試験す
る。
た重合体を次の生成物とフッ素が等しい量で比較試験す
る。
【0049】(A) 米国特許第4,147,851 号の実施例
1に従って製造した共重合体であって、実施例1に示さ
れているポリフルオロ単量体の混合物85%とジメチル
アミノエチルメタクリレート15%に基づく共重合体を
造塩させ、N−酸化した共重合体。
1に従って製造した共重合体であって、実施例1に示さ
れているポリフルオロ単量体の混合物85%とジメチル
アミノエチルメタクリレート15%に基づく共重合体を
造塩させ、N−酸化した共重合体。
【0050】(B) 米国特許第4,147,851 号の実施例
2に従って製造した共重合体であって、実施例1に示さ
れたポリフルオロ単量体の混合物70%およびジメチル
アミノエチルメタクリレート30%に基づく共重合体を
造塩させ、N−酸化した共重合体。
2に従って製造した共重合体であって、実施例1に示さ
れたポリフルオロ単量体の混合物70%およびジメチル
アミノエチルメタクリレート30%に基づく共重合体を
造塩させ、N−酸化した共重合体。
【0051】(C) 米国特許第1,317,427 号の実施例
5に記述されている式
5に記述されている式
【0052】
【化5】
【0053】の多フッ素化アルコールのフォスフェー
ト。
ト。
【0054】これらの生成物を非サイズ紙に適用し、そ
の性質は次のとおりである。
の性質は次のとおりである。
【0055】繊維状組成物: 硬質木材に基づく漂白クラフトペースト 60% 軟質木材に基づく漂白クラフトペースト 40% ハイドラファイナー(Hydrofiner)で35°SRに精製
する、 添加した助剤: タ ル ク 15% 歩留り向上剤[バイエル社のリタニノール (Retaninol )E] 3% 紙の重量: 70〜71g/m2 紙の湿度: 4〜5% この目的に対し、サイズ−プレス用の5つの浴を調製
し、それぞれはフッ素0.7g/l を含有し、次の組成
(g/l )を有している。
する、 添加した助剤: タ ル ク 15% 歩留り向上剤[バイエル社のリタニノール (Retaninol )E] 3% 紙の重量: 70〜71g/m2 紙の湿度: 4〜5% この目的に対し、サイズ−プレス用の5つの浴を調製
し、それぞれはフッ素0.7g/l を含有し、次の組成
(g/l )を有している。
【0056】
【表2】
【0057】5枚の非サイズ紙をサイズ−プレスによ
り、それぞれをこれらの5つの浴で絞り率(dischargin
g rat )85%で処理する。110℃で90秒乾燥後、
防油性、“防水性”効果および“防溶剤性”効果を示
し、多少強度がすぐれた紙が得られる。それらの性質を
未処理紙の性質と比較し次の表に再分類する。
り、それぞれをこれらの5つの浴で絞り率(dischargin
g rat )85%で処理する。110℃で90秒乾燥後、
防油性、“防水性”効果および“防溶剤性”効果を示
し、多少強度がすぐれた紙が得られる。それらの性質を
未処理紙の性質と比較し次の表に再分類する。
【0058】
【表3】
【0059】この表の結果を考察すると本発明の共重合
体で処理した紙は卓越した防油性を有するのみならず、
すぐれた“防水性”および“防溶剤性”効果を示すこと
を証明している。
体で処理した紙は卓越した防油性を有するのみならず、
すぐれた“防水性”および“防溶剤性”効果を示すこと
を証明している。
【0060】2c/サイズ−プレス用の5つの浴を調製
し、それぞれはフッ素1g/l を含有し、そして次の組
成(g/l )を有している。
し、それぞれはフッ素1g/l を含有し、そして次の組
成(g/l )を有している。
【0061】
【表4】
【0062】重量77g/m2 の非サイズアフノール
(AFNOR )VII 紙5枚を絞り率95%で、これら5つの
浴によりそれぞれサイズ−プレスで処理する。110℃
で90秒乾燥後、かくして処理した紙および1枚の未処
理紙についてCOBB試験する。
(AFNOR )VII 紙5枚を絞り率95%で、これら5つの
浴によりそれぞれサイズ−プレスで処理する。110℃
で90秒乾燥後、かくして処理した紙および1枚の未処
理紙についてCOBB試験する。
【0063】次の表に結果を再分類する。
【0064】
【表5】
【0065】表の結果は本発明の共重合体で処理した紙
(No. 6および7の浴)は卓越したサイジング度を有す
ることを示す。
(No. 6および7の浴)は卓越したサイジング度を有す
ることを示す。
【0066】実施例 3 アセトン25部、イソプロピルアルコール45部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート12部、N−ビニルピ
ロリドン3部、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニト
リル0.4部および実施例1と同じポリフルオロ単量体
混合物 100部を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込物を
窒素気流中において75℃で17時間加熱し、次いで水
165部、イソプロピルアルコール 250部、および酢酸8
部を加え、75℃に更に2時間保持し、次いで室温まで
冷却する。本発明の共重合体の溶液(S3 ) 589部が得
られる。この溶液は非揮発性材料19.1%を含有し、フッ
素含有量は 7.8%である。
チルアミノエチルメタクリレート12部、N−ビニルピ
ロリドン3部、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニト
リル0.4部および実施例1と同じポリフルオロ単量体
混合物 100部を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込物を
窒素気流中において75℃で17時間加熱し、次いで水
165部、イソプロピルアルコール 250部、および酢酸8
部を加え、75℃に更に2時間保持し、次いで室温まで
冷却する。本発明の共重合体の溶液(S3 ) 589部が得
られる。この溶液は非揮発性材料19.1%を含有し、フッ
素含有量は 7.8%である。
【0067】実施例2bと同じ紙に同じ条件で、かつ同
じ比率(すなわち、浴1l 当り溶液S3 9g)で適用す
る時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
じ比率(すなわち、浴1l 当り溶液S3 9g)で適用す
る時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
【0068】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上 防水性効果 ぬれの表面積 …………………………… 40mm2 防溶剤性効果 ぬれの表面積 …………………………… 10mm2 実施例 4 アセトン20.5部、イソプロピルアルコール45部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート13部、N−ビニルピ
ロリドン5部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および実施例1と同
じポリフルオロ単量体の混合物82部を実施例1と同じ
装置に仕込む。仕込物を窒素雰囲気中において75℃に
4時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 250部および酢酸10部を加え、75℃に更に2時間
保持し、室温まで冷却する。かくして本発明の共重合体
の溶液(S4 ) 580部が得られる。この溶液は非揮発性
材料17.2%を含有し、フッ素の含有量は 6.5%である。
チルアミノエチルメタクリレート13部、N−ビニルピ
ロリドン5部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および実施例1と同
じポリフルオロ単量体の混合物82部を実施例1と同じ
装置に仕込む。仕込物を窒素雰囲気中において75℃に
4時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 250部および酢酸10部を加え、75℃に更に2時間
保持し、室温まで冷却する。かくして本発明の共重合体
の溶液(S4 ) 580部が得られる。この溶液は非揮発性
材料17.2%を含有し、フッ素の含有量は 6.5%である。
【0069】実施例2bと同じ紙に、同じ条件および比
率(すなわち、浴1l 当り溶液S410.8g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
率(すなわち、浴1l 当り溶液S410.8g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
【0070】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 5 アセトン21.4部、イソプロピルアルコール46部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート10部、N−ビニルピ
ロリドン10部、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル0.8部および実施例1と同じ多フッ素化単量体
の混合物85.6部を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込物
を窒素の雰囲気中において70℃で22時間加熱し、次
いで水 160部、イソプロピルアルコール 250部および酢
酸10部を加える。仕込物を70℃に更に1時間保持
し、次いで室温に冷却する。
チルアミノエチルメタクリレート10部、N−ビニルピ
ロリドン10部、2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル0.8部および実施例1と同じ多フッ素化単量体
の混合物85.6部を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込物
を窒素の雰囲気中において70℃で22時間加熱し、次
いで水 160部、イソプロピルアルコール 250部および酢
酸10部を加える。仕込物を70℃に更に1時間保持
し、次いで室温に冷却する。
【0071】本発明の共重合体の溶液(S5 ) 530部が
得られる。この溶液は非揮発性材料19.1%を含有し、フ
ッ素の含有量は 7.1%である。
得られる。この溶液は非揮発性材料19.1%を含有し、フ
ッ素の含有量は 7.1%である。
【0072】溶液S5 、乾燥“漂白重亜硫酸塩”ペース
ト4gおよび水 156gを混合し、フッ素0.03gを含有す
る水性ペーストを調製する。次いでこのペーストを“ラ
ピッド コッテン(Rapid Kotten)”機の鉢中で水4l
により希釈する。これを30秒かきまぜ、次いで減圧濾
過する。かくして得られた紙集合体をラピッド−コッテ
ン機のプレートまたは厚板上において90℃で10分真
空乾燥する。集合体で処理した1枚の紙が最後に得ら
れ、次の表に未処理対照シートの性質と比較して示す性
能を有している。
ト4gおよび水 156gを混合し、フッ素0.03gを含有す
る水性ペーストを調製する。次いでこのペーストを“ラ
ピッド コッテン(Rapid Kotten)”機の鉢中で水4l
により希釈する。これを30秒かきまぜ、次いで減圧濾
過する。かくして得られた紙集合体をラピッド−コッテ
ン機のプレートまたは厚板上において90℃で10分真
空乾燥する。集合体で処理した1枚の紙が最後に得ら
れ、次の表に未処理対照シートの性質と比較して示す性
能を有している。
【0073】
【表6】
【0074】実施例 6 実施例1の溶液S1 40部、ヘキサメチロールメラミン
のトリメチルエーテルの予縮合体65%水溶液40部、
乳酸4部および水 916部からなるフーラーディング浴を
調製する。異なる組成の3枚の布、アクリル繊維[ドラ
ロン(Dralon)]布、ポリエステル繊維[ターガル(TERGA
L)]布、およびポリエステル−木綿66/33の混紡布
を、この浴で 112%、87%および70%のそれぞれの
表示値になるようフーラードする。布をサーモコンデン
サー(thermocondenser) BENZにより 165℃で3分処理す
る。
のトリメチルエーテルの予縮合体65%水溶液40部、
乳酸4部および水 916部からなるフーラーディング浴を
調製する。異なる組成の3枚の布、アクリル繊維[ドラ
ロン(Dralon)]布、ポリエステル繊維[ターガル(TERGA
L)]布、およびポリエステル−木綿66/33の混紡布
を、この浴で 112%、87%および70%のそれぞれの
表示値になるようフーラードする。布をサーモコンデン
サー(thermocondenser) BENZにより 165℃で3分処理す
る。
【0075】かくして処理した布(T)の性質を次の表
に未処理対照布(NT)と比較して示す。
に未処理対照布(NT)と比較して示す。
【0076】
【表7】
【0077】上記表の結果を考察すると本発明の共重合
体で処理した布は非汚染性を有している、すなわち、リ
ーン(lean)および脂肪性汚れを防止することができる
ことを示す。
体で処理した布は非汚染性を有している、すなわち、リ
ーン(lean)および脂肪性汚れを防止することができる
ことを示す。
【0078】実施例 7 実施例2aの溶液S2 100g/m2 を2枚の異なる皮
革に刷毛で適用し、それらを室温で24時間乾燥するま
で放置する。次の表に示す性質によって示されるような
著しい防油性および防水性を示す皮革が得られる。
革に刷毛で適用し、それらを室温で24時間乾燥するま
で放置する。次の表に示す性質によって示されるような
著しい防油性および防水性を示す皮革が得られる。
【0079】
【表8】
【0080】実施例 8 アセトン21.4部、イソプロピルアルコール90部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート8部、N−ビニルピロ
リドン12部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および下記の式
チルアミノエチルメタクリレート8部、N−ビニルピロ
リドン12部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および下記の式
【0081】
【化6】
【0082】を有するポリフルオロ単量体85.6部を実施
例1と同じ装置に仕込む。
例1と同じ装置に仕込む。
【0083】仕込物を窒素気流中で70℃に10時間加
熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコール 205部
および酢酸5部を加える。仕込物を70℃に更に2時間
保持し、室温に冷却する。本発明の共重合体の溶液(S
6 ) 580部が得られる。この溶液は非揮発性材料17.6%
を含有し、フッ素含有量は 6.5%である。
熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコール 205部
および酢酸5部を加える。仕込物を70℃に更に2時間
保持し、室温に冷却する。本発明の共重合体の溶液(S
6 ) 580部が得られる。この溶液は非揮発性材料17.6%
を含有し、フッ素含有量は 6.5%である。
【0084】実施例2bと同じ紙に同じ条件および比率
(すなわち浴1l 当り溶液S6 10.8g)で適用する時、
この共重合体は次の性質を紙に付与する。
(すなわち浴1l 当り溶液S6 10.8g)で適用する時、
この共重合体は次の性質を紙に付与する。
【0085】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 9 カシの木の厚板に実施例5に記述した溶液100g/m
2 を刷毛で被覆加工し、室温で24時間乾燥する。
2 を刷毛で被覆加工し、室温で24時間乾燥する。
【0086】このように処理した支持体の防水効果を7
つの次の溶液のそれぞれ数滴を木材の表面に付着させて
測定する。
つの次の溶液のそれぞれ数滴を木材の表面に付着させて
測定する。
【0087】
【表9】
【0088】評価は支持体を湿らせないイソプロピルア
ルコールが最も多い溶液の番号に該当する。この湿潤は
液体が完全に浸透することにより、または液体と接触す
る表面が褐色になることにより示される。
ルコールが最も多い溶液の番号に該当する。この湿潤は
液体が完全に浸透することにより、または液体と接触す
る表面が褐色になることにより示される。
【0089】防油効果は標準 AATCC 118−1972の溶液を
使用することにより測定する。それぞれの溶液の数滴を
木材の表面に付着させる。評価は支持体中に浸透しない
か、または液体と接触する表面が褐色になるのが見られ
ない最も低い表面張力の溶液の番号に該当する。
使用することにより測定する。それぞれの溶液の数滴を
木材の表面に付着させる。評価は支持体中に浸透しない
か、または液体と接触する表面が褐色になるのが見られ
ない最も低い表面張力の溶液の番号に該当する。
【0090】未処理木材と比較し、その性質は次のとお
りである。
りである。
【0091】
【表10】
【0092】実施例 10 アセトン14.2部、イソプロピルアルコール45部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート3部、N−ビニルピロ
リドン40部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および実施例1と同
じ多フッ素化単量体の混合物56.8部を実施例1と同じ装
置に仕込む。仕込物を窒素の雰囲気中において80℃で
4時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 160部および酢酸2部を加える。仕込物を80℃で更
に1時間保持し、室温に冷却する。本発明の共重合体の
溶液(S7 ) 460部が得られる。この溶液は非揮発性材
料21.2%を含有し、フッ素の含有量は 5.5%である。
チルアミノエチルメタクリレート3部、N−ビニルピロ
リドン40部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および実施例1と同
じ多フッ素化単量体の混合物56.8部を実施例1と同じ装
置に仕込む。仕込物を窒素の雰囲気中において80℃で
4時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 160部および酢酸2部を加える。仕込物を80℃で更
に1時間保持し、室温に冷却する。本発明の共重合体の
溶液(S7 ) 460部が得られる。この溶液は非揮発性材
料21.2%を含有し、フッ素の含有量は 5.5%である。
【0093】浴1l 当りフッ素が 0.8g(浴1l 当り溶
液S7 14.5g)の比率であることを除き、実施例2bと
同じ紙に、同じ条件で適用する時、この共重合体は紙に
次の性質を付与する。
液S7 14.5g)の比率であることを除き、実施例2bと
同じ紙に、同じ条件で適用する時、この共重合体は紙に
次の性質を付与する。
【0094】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 11 イソプロピルアルコール45部、ジメチルアミノエチル
メタクリレート4部、N−ビニル−ピロリドン6部、
4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−ペンタノイッ
ク)アシッド0.4部および式 C8 F17−C2 H4 −O−CO−CH=CH2 を有する多フッ素化単量体40部を実施例1と同じ装置
に仕込む。
メタクリレート4部、N−ビニル−ピロリドン6部、
4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−ペンタノイッ
ク)アシッド0.4部および式 C8 F17−C2 H4 −O−CO−CH=CH2 を有する多フッ素化単量体40部を実施例1と同じ装置
に仕込む。
【0095】仕込物を窒素の雰囲気中において70℃に
24時間加熱し、次いで水80部、イソプロピルアルコ
ール 100部および酢酸2部を加え、仕込物を80℃
に更に1時間保持し、次いで室温に冷却する。かくして
本発明の共重合体の溶液(S8 )275部が得られる。こ
の溶液は非揮発性材料17.8%を含有し、フッ素の含有量
は8.8%である。
24時間加熱し、次いで水80部、イソプロピルアルコ
ール 100部および酢酸2部を加え、仕込物を80℃
に更に1時間保持し、次いで室温に冷却する。かくして
本発明の共重合体の溶液(S8 )275部が得られる。こ
の溶液は非揮発性材料17.8%を含有し、フッ素の含有量
は8.8%である。
【0096】溶液(S8 )10部および水 990部からな
るフーラーディング浴に重量200g/m2 のポリエス
テルの不織材料(乾式)を絞り率 250%でフーラード
し、次いでBENZサーモコンデンサーにより 165℃で
3分乾燥する。
るフーラーディング浴に重量200g/m2 のポリエス
テルの不織材料(乾式)を絞り率 250%でフーラード
し、次いでBENZサーモコンデンサーにより 165℃で
3分乾燥する。
【0097】かくして処理した不織材料の性質を不織未
処理対照材料と比較し、次の表に示す。
処理対照材料と比較し、次の表に示す。
【0098】
【表11】
【0099】実施例 12 アセトン21.3部、イソプロピルアルコール45部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート14部、N−ビニルピ
ロリドン1部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および式 を有する多フッ素化単量体85部を実施例1と同じ装置
に仕込む。
チルアミノエチルメタクリレート14部、N−ビニルピ
ロリドン1部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−
ペンタノイック)アシッド0.8部および式 を有する多フッ素化単量体85部を実施例1と同じ装置
に仕込む。
【0100】仕込物を窒素の雰囲気において、70℃で
6時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 160部および酢酸8部を加える。仕込物を70℃に更
に1時間保持し、次いで室温に冷却する。かくして本発
明の共重合体の溶液(S9 )490部が得られる。この溶
液は非揮発性材料20%を含有し、フッ素の含有量は7.
8%である。
6時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 160部および酢酸8部を加える。仕込物を70℃に更
に1時間保持し、次いで室温に冷却する。かくして本発
明の共重合体の溶液(S9 )490部が得られる。この溶
液は非揮発性材料20%を含有し、フッ素の含有量は7.
8%である。
【0101】S9 10部および水 990部からなるフーラ
ーディング浴中で、重量46g/m2 のセルロース性不
織材料(湿式)を絞り率 150%でフーラードし、次いで
BENZサーモコンデンサーにおいて、 165℃で3分乾燥す
る。
ーディング浴中で、重量46g/m2 のセルロース性不
織材料(湿式)を絞り率 150%でフーラードし、次いで
BENZサーモコンデンサーにおいて、 165℃で3分乾燥す
る。
【0102】かくして処理した不織材料の性質を不織未
処理対照材料と比較し、次表に示す。
処理対照材料と比較し、次表に示す。
【0103】
【表12】
【0104】実施例 13 アセトン20.4部、イソプロピルアルコール45部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート6部、N−ビニルピロ
リドン16部、エチレングリコールモノメタクリレート
2部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−ペンタノ
イック)アシッド0.8部および実施例1と同じ多フッ
素化単量体81.6部を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込
物を窒素雰囲気中において、80℃に4時間加熱し、次
いで水 160部、イソプロピルアルコール 250部および酢
酸6部を加える。仕込物を80℃に更に2時間保持し、
次いで室温に冷却する。本発明の共重合体の溶液
(S10)583部が得られる。この溶液は非揮発性材料18.
1%を含有し、フッ素の含有量は6.4%である。
チルアミノエチルメタクリレート6部、N−ビニルピロ
リドン16部、エチレングリコールモノメタクリレート
2部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ−ペンタノ
イック)アシッド0.8部および実施例1と同じ多フッ
素化単量体81.6部を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込
物を窒素雰囲気中において、80℃に4時間加熱し、次
いで水 160部、イソプロピルアルコール 250部および酢
酸6部を加える。仕込物を80℃に更に2時間保持し、
次いで室温に冷却する。本発明の共重合体の溶液
(S10)583部が得られる。この溶液は非揮発性材料18.
1%を含有し、フッ素の含有量は6.4%である。
【0105】実施例2bと同じ紙に、同じ条件および比
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1011g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1011g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
【0106】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 14 アセトン18.4部、イソプロピルアルコール50部、t−
ブチルアミノエチルメタクリレート8部、N−ビニルピ
ロリドン16部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ
−ペンタノイック)アシッド0.8部および実施例1と
同じ多フッ素化単量体の混合物73.6部を実施例1と同じ
装置に仕込む。仕込物を窒素雰囲気中において80℃で
6時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 250部および酢酸4部を加え、次いで80℃に更に1
時間保持し、次いで室温に冷却する。かくして本発明の
共重合体の溶液(S11) 560部が得られる。この溶液は
非揮発性材料17.3%を含有し、フッ素含有量は6%であ
る。
ブチルアミノエチルメタクリレート8部、N−ビニルピ
ロリドン16部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノ
−ペンタノイック)アシッド0.8部および実施例1と
同じ多フッ素化単量体の混合物73.6部を実施例1と同じ
装置に仕込む。仕込物を窒素雰囲気中において80℃で
6時間加熱し、次いで水 160部、イソプロピルアルコー
ル 250部および酢酸4部を加え、次いで80℃に更に1
時間保持し、次いで室温に冷却する。かくして本発明の
共重合体の溶液(S11) 560部が得られる。この溶液は
非揮発性材料17.3%を含有し、フッ素含有量は6%であ
る。
【0107】実施例2bと同じ紙に、同じ条件および比
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1111.6g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1111.6g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
【0108】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 15 アセトン18.7部、イソプロピルアルコール50部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート12部、N−ビニルピ
ロリドン10部、酢酸ビニル6部、4,4′−アゾ−ビ
ス−(4−シアノ−ペンタノイック)アシッド0.8部
および実施例1と同じ多フッ素化単量体の混合物74.7部
を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込物を窒素雰囲気中
において80℃で6時間加熱し、水 160部、イソプロピ
ルアルコール 250部および酢酸12部を加え、80℃に
更に1時間保持し、次いで室温に冷却する。本発明の共
重合体の溶液(S12) 572部が得られる。この溶液は非
揮発性材料17.6%を含有し、フッ素含有量は 5.9%であ
る。
チルアミノエチルメタクリレート12部、N−ビニルピ
ロリドン10部、酢酸ビニル6部、4,4′−アゾ−ビ
ス−(4−シアノ−ペンタノイック)アシッド0.8部
および実施例1と同じ多フッ素化単量体の混合物74.7部
を実施例1と同じ装置に仕込む。仕込物を窒素雰囲気中
において80℃で6時間加熱し、水 160部、イソプロピ
ルアルコール 250部および酢酸12部を加え、80℃に
更に1時間保持し、次いで室温に冷却する。本発明の共
重合体の溶液(S12) 572部が得られる。この溶液は非
揮発性材料17.6%を含有し、フッ素含有量は 5.9%であ
る。
【0109】実施例2bと同じ紙に、同じ条件および比
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1211.8g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1211.8g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
【0110】 防油性(キット値) …………………… 9 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 16 アセトン5部、イソプロピルアルコール40部、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート4部、N−ビニルピロリ
ドン8部、エチルアクリレート5部、4,4′−アゾ−
ビス−(4−シアノペンタン酸)0.4部および式 (式中、nは 3、 5、 7、 9、11、13および15に等し
く、それぞれの平均重量比が1:50:31:10:3:1:
1である)のポリフルオロ単量体の混合物33部を実施
例1と同様の反応器に仕込む。窒素気流中で70℃で5
時間加熱し、次いで水62.5部、イソプロピルアルコール
62.5部および酢酸4部を加える。混合物を70℃に2時
間保持し、次いで室温まで冷却する。かくして、本発明
の共重合体の溶液(S13) 220部が得られる。この溶液
は非揮発性材料21.8%を含有し、フッ素の含有量は9%
である。
ルアミノエチルメタクリレート4部、N−ビニルピロリ
ドン8部、エチルアクリレート5部、4,4′−アゾ−
ビス−(4−シアノペンタン酸)0.4部および式 (式中、nは 3、 5、 7、 9、11、13および15に等し
く、それぞれの平均重量比が1:50:31:10:3:1:
1である)のポリフルオロ単量体の混合物33部を実施
例1と同様の反応器に仕込む。窒素気流中で70℃で5
時間加熱し、次いで水62.5部、イソプロピルアルコール
62.5部および酢酸4部を加える。混合物を70℃に2時
間保持し、次いで室温まで冷却する。かくして、本発明
の共重合体の溶液(S13) 220部が得られる。この溶液
は非揮発性材料21.8%を含有し、フッ素の含有量は9%
である。
【0111】実施例2bと同じ紙に、同じ条件および比
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1315.5g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
率(すなわち、浴1l 当り溶液S1315.5g)で適用する
時、この共重合体は紙に次の性質を付与する。
【0112】 防油性(キット値) …………………… 10 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 17 アセトン5部、イソプロピルアルコール40部、ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート4部、N−ビニルピロリ
ドン9部、エチルアクリレート5部、4,4′−アゾ−
ビス−(4−シアノペンタノン酸)0.4部および式 を有するポリフルオロ単量体32部を実施例1と同様の
反応器に仕込む。窒素気流中で70℃で5時間加熱し、
次いで水62.5部、イソプロピルアルコール62.5部および
酢酸4部を加える。混合物を70℃に2時間保持し、次
いで室温まで冷却する。かくして、本発明の共重合体の
溶液(S14) 219部が得られる。この溶液は非揮発性材
料22%を含有し、フッ素の含有量は 6.3%である。
ルアミノエチルメタクリレート4部、N−ビニルピロリ
ドン9部、エチルアクリレート5部、4,4′−アゾ−
ビス−(4−シアノペンタノン酸)0.4部および式 を有するポリフルオロ単量体32部を実施例1と同様の
反応器に仕込む。窒素気流中で70℃で5時間加熱し、
次いで水62.5部、イソプロピルアルコール62.5部および
酢酸4部を加える。混合物を70℃に2時間保持し、次
いで室温まで冷却する。かくして、本発明の共重合体の
溶液(S14) 219部が得られる。この溶液は非揮発性材
料22%を含有し、フッ素の含有量は 6.3%である。
【0113】実施例2bと同じ紙に、同じ条件で、浴1
l 当りフッ素 1.4gの比率(すなわち、浴1l 当り溶液
S1422g)で適用する時、この共重合体は紙に次の性
質を付与する。
l 当りフッ素 1.4gの比率(すなわち、浴1l 当り溶液
S1422g)で適用する時、この共重合体は紙に次の性
質を付与する。
【0114】 防油性(キット値) …………………… 10 テレビン油試験 ………………………… 30分以上実施例 18 アセトン10部、イソプロピルアルコール40部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート7部、N−ビニルピロ
リドン8部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノペン
タノン酸)0.4部および式 を有するポリフルオロ単量体35部を実施例1と同様の
反応器に仕込む。窒素気流中で70℃で6時間加熱し、
次いで水62.5部、イソプロピルアルコール62.5部および
酢酸5部を加える。混合物を70℃に2時間保持し、次
いで室温まで冷却する。かくして、本発明の共重合体の
溶液(S15) 225部が得られる。この溶液は非揮発性材
料21.4%を含有し、フッ素の含有量は 7.5%である。
チルアミノエチルメタクリレート7部、N−ビニルピロ
リドン8部、4,4′−アゾ−ビス−(4−シアノペン
タノン酸)0.4部および式 を有するポリフルオロ単量体35部を実施例1と同様の
反応器に仕込む。窒素気流中で70℃で6時間加熱し、
次いで水62.5部、イソプロピルアルコール62.5部および
酢酸5部を加える。混合物を70℃に2時間保持し、次
いで室温まで冷却する。かくして、本発明の共重合体の
溶液(S15) 225部が得られる。この溶液は非揮発性材
料21.4%を含有し、フッ素の含有量は 7.5%である。
【0115】実施例12と同じセルロース不織材料に、
同じ条件で、ただし浴1l 当りフッ素 0.8gの比率(す
なわち、浴1l 当り溶液S1510.7g)で適用する時、こ
の共重合体は不織材料に次の性質を付与する。
同じ条件で、ただし浴1l 当りフッ素 0.8gの比率(す
なわち、浴1l 当り溶液S1510.7g)で適用する時、こ
の共重合体は不織材料に次の性質を付与する。
【0116】 防油性(キット値) …………………… 8 テレビン油試験 ………………………… 30分以上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 220/34 MMQ 220/38 MMU 226/10 MNN C09D 133/16 PFX 139/06 PGL D06M 15/356 D21H 17/34
Claims (1)
- 【請求項1】 (a) 35〜98重量%の一般式 (式中、 Rf は2個から20個までの炭素原子を有する直鎖または
分枝鎖のペルフルオロ基を表わし、 Qは酸素または硫黄原子を表わし、 Bは炭素原子によりQに結合しており、1個またはそれ
以上の酸素、硫黄および/または窒素原子を有すること
ができる二価鎖を表わし、 記号Rの1つは水素原子を表わし、他は水素原子または
1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基を表わ
す)を有する1種またはそれ以上の多フッ素化単量体、
(b) 1〜15重量%の一般式 (式中、R1 及びR2 がメチル基であるか、またはR1
がtert−ブチル基であってR2 が水素であり、R′は水
素またはメチル基である)を有する1種またはそれ以上
の単量体、(c) 1〜50重量%の一般式 【化1】 を有するN−ビニルピロリドン、及び(d) 任意に10
重量%までの式(I)、(II)または(III )の単量体
以外の単量体を水混和性の溶媒または水混和性溶媒混合
物中で一緒に共重合させ、得られるランダム共重合体を
酢酸、蟻酸またはプロピオン酸で塩化することにより製
造される塩化されたフッ素含有ランダム共重合体を、種
々の基体、特に紙、板紙および類似の製品に塗布するこ
とからなる基体の防水処理および防油処理方法。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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