JPH077419Y2 - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
- Publication number
- JPH077419Y2 JPH077419Y2 JP9433688U JP9433688U JPH077419Y2 JP H077419 Y2 JPH077419 Y2 JP H077419Y2 JP 9433688 U JP9433688 U JP 9433688U JP 9433688 U JP9433688 U JP 9433688U JP H077419 Y2 JPH077419 Y2 JP H077419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- hot water
- return
- return push
- cleaning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、温水洗浄装置に関し、詳しくは冷水を電気ヒ
ータにて加温して温水を噴射ノズルから噴射するととも
に温水温度が一定以上に昇温するのを阻止させる昇温阻
止手段に復帰押釦を設けた温水洗浄装置に関し、更に詳
しくは、復帰押釦の操作を容易確実に行えるようにしよ
うとする技術に係るものである。
ータにて加温して温水を噴射ノズルから噴射するととも
に温水温度が一定以上に昇温するのを阻止させる昇温阻
止手段に復帰押釦を設けた温水洗浄装置に関し、更に詳
しくは、復帰押釦の操作を容易確実に行えるようにしよ
うとする技術に係るものである。
［従来の技術］ 従来、導入された冷水を電気ヒータにて昇温して温水を
噴射ノズルから噴射する温水洗浄装置においては、温水
タンク内に感温部を有するサーミスタを設けて温水タン
ク内の温度を検知し、この検知結果に基づいて制御回路
を介して電気ヒータへの通電を制御して温水温度を略一
定に保つようになされている。ところで、サーミスタや
制御回路等の故障により、温水温度が一定以上に昇温さ
れると火傷の虞れがある。このためバイメタルスイッチ
を設けて温水温度が一定以上に昇温するとバイメタルス
イッチが動作して電気ヒータへの通電を断ち、温水温度
の一定以上の昇温を阻止する構成を採用している。とこ
ろでサーミスタや制御回路の故障でなくとも、例えば倉
庫内の高温雰囲気中に製品を放置した場合に、バイメタ
ルスイッチが作動し、電気ヒータへの通電を阻止してい
る状態となっているのを知らずにそのまま施工したと
き、バイメタルスイッチに付けてある復帰操作用の復帰
押釦の復帰操作がなされておらず、所定通りの動作をし
ないことがあり、復帰押釦を押込み操作しておく必要が
ある。又、設置後の使用中においても、バイメタルスイ
ッチが作動した場合には、復帰押釦による復帰動作を行
うのである。
噴射ノズルから噴射する温水洗浄装置においては、温水
タンク内に感温部を有するサーミスタを設けて温水タン
ク内の温度を検知し、この検知結果に基づいて制御回路
を介して電気ヒータへの通電を制御して温水温度を略一
定に保つようになされている。ところで、サーミスタや
制御回路等の故障により、温水温度が一定以上に昇温さ
れると火傷の虞れがある。このためバイメタルスイッチ
を設けて温水温度が一定以上に昇温するとバイメタルス
イッチが動作して電気ヒータへの通電を断ち、温水温度
の一定以上の昇温を阻止する構成を採用している。とこ
ろでサーミスタや制御回路の故障でなくとも、例えば倉
庫内の高温雰囲気中に製品を放置した場合に、バイメタ
ルスイッチが作動し、電気ヒータへの通電を阻止してい
る状態となっているのを知らずにそのまま施工したと
き、バイメタルスイッチに付けてある復帰操作用の復帰
押釦の復帰操作がなされておらず、所定通りの動作をし
ないことがあり、復帰押釦を押込み操作しておく必要が
ある。又、設置後の使用中においても、バイメタルスイ
ッチが作動した場合には、復帰押釦による復帰動作を行
うのである。
［考案が解決しようとする課題］ ところで、バイメタルスイッチ18の復帰押釦15を復帰さ
せるのに、従来では第５図に示すように、復帰押釦15を
棒状体（図示せず）にて直接押込む構成としてあったか
ら、棒状体にて復帰押釦15を直接押込み操作させるの
に、バイメタルスイッチ18の接続端子を例えば金属製の
棒状体にて押してしまうことがあり、かかる場合には感
電する虞れがあり、そしてバイメタルスイッチ18の本体
ケース19から突出している復帰押釦15を確実に押込むこ
とが困難であるという問題があった。
せるのに、従来では第５図に示すように、復帰押釦15を
棒状体（図示せず）にて直接押込む構成としてあったか
ら、棒状体にて復帰押釦15を直接押込み操作させるの
に、バイメタルスイッチ18の接続端子を例えば金属製の
棒状体にて押してしまうことがあり、かかる場合には感
電する虞れがあり、そしてバイメタルスイッチ18の本体
ケース19から突出している復帰押釦15を確実に押込むこ
とが困難であるという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、簡単な改良により、復帰押釦
を容易確実に押込み操作を行うことができ、感電事故を
生じるようなこともない温水洗浄装置を提供することに
ある。
その目的とするところは、簡単な改良により、復帰押釦
を容易確実に押込み操作を行うことができ、感電事故を
生じるようなこともない温水洗浄装置を提供することに
ある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の温水洗浄装置は、冷水を電気ヒータ14にて加温
して温水を噴射ノズル１から噴射するとともに温水温度
が一定以上に昇温するのを阻止させる昇温阻止手段17に
復帰押釦15を設けた温水洗浄装置であって、復帰押釦15
よりも大面積でその弾性変位にて復帰押釦15を押込み可
能な復帰レバー16を復帰押釦15に対向させて設けて成る
ことを特徴とするものである。
して温水を噴射ノズル１から噴射するとともに温水温度
が一定以上に昇温するのを阻止させる昇温阻止手段17に
復帰押釦15を設けた温水洗浄装置であって、復帰押釦15
よりも大面積でその弾性変位にて復帰押釦15を押込み可
能な復帰レバー16を復帰押釦15に対向させて設けて成る
ことを特徴とするものである。
［作用］ このように、復帰押釦15よりも大面積でその弾性変位に
て復帰押釦15を押込み可能な復帰レバー16を復帰押釦15
に対向させて設けることによって、復帰押釦15の押込み
操作に際して、復帰押釦15よりも大面積の復帰レバー16
を押して弾性変形させて復帰押釦15を押込むことがで
き、たとえ細い棒状体でも復帰レバー16を介して復帰押
釦15を容易確実に押込むことができ、又、大面積の復帰
レバー16を設けることで、操作用の棒状体が接続端子に
触れるのを防止し、感電事故のような不測の事故を防止
するようにしたものである。
て復帰押釦15を押込み可能な復帰レバー16を復帰押釦15
に対向させて設けることによって、復帰押釦15の押込み
操作に際して、復帰押釦15よりも大面積の復帰レバー16
を押して弾性変形させて復帰押釦15を押込むことがで
き、たとえ細い棒状体でも復帰レバー16を介して復帰押
釦15を容易確実に押込むことができ、又、大面積の復帰
レバー16を設けることで、操作用の棒状体が接続端子に
触れるのを防止し、感電事故のような不測の事故を防止
するようにしたものである。
［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第１図は温水洗浄装置Ａを組み込んだ温水洗浄便器を示
していて、便器６の側部及び後部に平面から見て略Ｌ形
となる温水洗浄装置Ａの外殻ケース８を配し、便器６内
に洗浄水を供給するロータンク（図示せず）とは分岐栓
（図示せず）を介して分岐させた給水管７を接続金具９
にて外殻ケース８に接続してある。外殻ケース８内には
バルブユニット10を設けてあり、このバルブユニット10
と接続金具９との間を金属パイプ製の連結管５にて接続
し、そしてバルブユニット10と外殻ケース８に内蔵の温
水タンク４とを接続ホース11にて接続し、しかしてバル
ブユニット10に内蔵の電磁弁（図示せず）の開閉及びバ
ルブユニット10に内蔵の調圧弁（図示せず）の作用に
て、水道水の圧力を落として調圧して温水タンク４に給
水することができるようにしてある。温水タンク４内に
はポンプ（図示せず）及び電気ヒータ14を設けてあり、
温水タンク４内に供給された水道水を適宜温度に加温
し、そしてポンプによりその温水をノズルブロック12に
接続ホース31を介して供給され、噴射ノズル１から温水
を噴射して用便後の人体の局部を温水洗浄することがで
きるようにしてある。
していて、便器６の側部及び後部に平面から見て略Ｌ形
となる温水洗浄装置Ａの外殻ケース８を配し、便器６内
に洗浄水を供給するロータンク（図示せず）とは分岐栓
（図示せず）を介して分岐させた給水管７を接続金具９
にて外殻ケース８に接続してある。外殻ケース８内には
バルブユニット10を設けてあり、このバルブユニット10
と接続金具９との間を金属パイプ製の連結管５にて接続
し、そしてバルブユニット10と外殻ケース８に内蔵の温
水タンク４とを接続ホース11にて接続し、しかしてバル
ブユニット10に内蔵の電磁弁（図示せず）の開閉及びバ
ルブユニット10に内蔵の調圧弁（図示せず）の作用に
て、水道水の圧力を落として調圧して温水タンク４に給
水することができるようにしてある。温水タンク４内に
はポンプ（図示せず）及び電気ヒータ14を設けてあり、
温水タンク４内に供給された水道水を適宜温度に加温
し、そしてポンプによりその温水をノズルブロック12に
接続ホース31を介して供給され、噴射ノズル１から温水
を噴射して用便後の人体の局部を温水洗浄することがで
きるようにしてある。
上記電磁弁、調圧弁、電気ヒータ14及びポンプ等の機器
は電子部品13…を実装した制御回路のような制御部Ｃか
らの制御信号にて制御されるのであり、これらの操作は
温水洗浄装置Ａの上面に設けた操作パネルの押釦（図示
せず）の操作にて行なわれる。
は電子部品13…を実装した制御回路のような制御部Ｃか
らの制御信号にて制御されるのであり、これらの操作は
温水洗浄装置Ａの上面に設けた操作パネルの押釦（図示
せず）の操作にて行なわれる。
第２図に示すように、外殻ケース８に内蔵された温水タ
ンク４の上に昇温阻止手段17の一例としてのバイメタル
スイッチ18を取付けてあり、このバイメタルスイッチ18
は復帰押釦15を有していて、例えば第４図に示す回路図
のように組み込まれ、復帰押釦15を押込むことでリレー
Ｒに通電して、そのリレー接点r1，r2を閉成し、電気ヒ
ータ14に通電するとともにバイメタルスイッチ18に通電
し、そして、温水タンク４内の温水温度が一定以上に昇
温すると、バイメタルスイッチ18が切れ、リレーＲへの
通電を断ち、そのリレー接点r1，r2を開成し、電気ヒー
タ14への通電を断ち、温水温度の昇温を阻止するように
してある。そしてバイメタルスイッチ18が作動した後の
再使用に際しては、バイメタルスイッチ18の復帰後に、
復帰押釦15を押込み操作して、リレーＲに通電してリセ
ットを行うものである。
ンク４の上に昇温阻止手段17の一例としてのバイメタル
スイッチ18を取付けてあり、このバイメタルスイッチ18
は復帰押釦15を有していて、例えば第４図に示す回路図
のように組み込まれ、復帰押釦15を押込むことでリレー
Ｒに通電して、そのリレー接点r1，r2を閉成し、電気ヒ
ータ14に通電するとともにバイメタルスイッチ18に通電
し、そして、温水タンク４内の温水温度が一定以上に昇
温すると、バイメタルスイッチ18が切れ、リレーＲへの
通電を断ち、そのリレー接点r1，r2を開成し、電気ヒー
タ14への通電を断ち、温水温度の昇温を阻止するように
してある。そしてバイメタルスイッチ18が作動した後の
再使用に際しては、バイメタルスイッチ18の復帰後に、
復帰押釦15を押込み操作して、リレーＲに通電してリセ
ットを行うものである。
ところで、第２図及び第３図に示すように、復帰押釦15
よりも大面積でその弾性変位にて復帰押釦15を押込み可
能な復帰レバー16を復帰押釦15に対向させて設けてあ
る。この復帰レバー16は絶縁性を有する合成樹脂板製が
よい。しかして復帰押釦15の押込み操作に際して、棒状
体のような操作具で復帰押釦15よりも大面積の復帰レバ
ー16を押して弾性変形させて復帰押釦15を押込み、たと
え細い棒状体でも復帰バー16を介して復帰押釦15を容易
確実に押込み、しかも大面積の復帰レバー16により、操
作用の棒状体が接続端子に触れるのを防止し、感電事故
のような不測の事故を防止するのである。そして復帰レ
バー16にはガイド筒21を設けて、棒状体がガイド筒21内
に入り込んで、棒状体が滑るのを防いでいる。
よりも大面積でその弾性変位にて復帰押釦15を押込み可
能な復帰レバー16を復帰押釦15に対向させて設けてあ
る。この復帰レバー16は絶縁性を有する合成樹脂板製が
よい。しかして復帰押釦15の押込み操作に際して、棒状
体のような操作具で復帰押釦15よりも大面積の復帰レバ
ー16を押して弾性変形させて復帰押釦15を押込み、たと
え細い棒状体でも復帰バー16を介して復帰押釦15を容易
確実に押込み、しかも大面積の復帰レバー16により、操
作用の棒状体が接続端子に触れるのを防止し、感電事故
のような不測の事故を防止するのである。そして復帰レ
バー16にはガイド筒21を設けて、棒状体がガイド筒21内
に入り込んで、棒状体が滑るのを防いでいる。
［考案の効果］ 以上要するに本考案は、復帰押釦よりも大面積でその弾
性変位にて復帰押釦を押込み可能な復帰レバーを復帰押
釦に対向させて設けてあるから、復帰押釦の押込み操作
に際して、復帰押釦よりも大面積の復帰レバーを押して
弾性変形させて復帰押釦を押込むことができ、たとえ細
い棒状体でも復帰レバーを介して復帰押釦を容易確実に
押込むことができ、又、大面積の復帰レバーを設けある
から、操作用の棒状体が接続端子に触れるのを防止し、
感電事故のような不測の事故を防止できるという利点が
ある。
性変位にて復帰押釦を押込み可能な復帰レバーを復帰押
釦に対向させて設けてあるから、復帰押釦の押込み操作
に際して、復帰押釦よりも大面積の復帰レバーを押して
弾性変形させて復帰押釦を押込むことができ、たとえ細
い棒状体でも復帰レバーを介して復帰押釦を容易確実に
押込むことができ、又、大面積の復帰レバーを設けある
から、操作用の棒状体が接続端子に触れるのを防止し、
感電事故のような不測の事故を防止できるという利点が
ある。
第１図は本考案の一実施例の一部破断した平面図、第２
図は同上の部分断面図、第３図は同上の部分斜視図、第
４図は同上の電気ヒータの制御回路図、第５図は従来例
の部分断面図であり、１は噴射ノズル、14は電気ヒー
タ、15は復帰押釦、16は復帰レバー、17は昇温阻止手段
である。
図は同上の部分断面図、第３図は同上の部分斜視図、第
４図は同上の電気ヒータの制御回路図、第５図は従来例
の部分断面図であり、１は噴射ノズル、14は電気ヒー
タ、15は復帰押釦、16は復帰レバー、17は昇温阻止手段
である。
Claims (1)
- 【請求項１】冷水を電気ヒータにて加温して温水を噴射
ノズルから噴射するとともに温水温度が一定以上に昇温
するのを阻止させる昇温阻止手段に復帰押釦を設けた温
水洗浄装置であって、復帰押釦よりも大面積でその弾性
変位にて復帰押釦を押込み可能な復帰レバーを復帰押釦
に対向させて設けて成る温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9433688U JPH077419Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9433688U JPH077419Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 温水洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215684U JPH0215684U (ja) | 1990-01-31 |
| JPH077419Y2 true JPH077419Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31318852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9433688U Expired - Lifetime JPH077419Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077419Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2503602Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1996-07-03 | 日立化成工業株式会社 | 温水洗浄便座 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP9433688U patent/JPH077419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215684U (ja) | 1990-01-31 |
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