JP2503602Y2 - 温水洗浄便座 - Google Patents

温水洗浄便座

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JP2503602Y2
JP2503602Y2 JP1990126294U JP12629490U JP2503602Y2 JP 2503602 Y2 JP2503602 Y2 JP 2503602Y2 JP 1990126294 U JP1990126294 U JP 1990126294U JP 12629490 U JP12629490 U JP 12629490U JP 2503602 Y2 JP2503602 Y2 JP 2503602Y2
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JP
Japan
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guide member
toilet seat
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bimetal switch
hot water
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JP1990126294U
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直稔 井上
満 岩井
剛 野口
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Showa Denko Materials Co Ltd
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、温水洗浄便座に関する。
〈従来の技術〉 通常、温水洗浄便座には、洗浄水を適温(約30〜40
℃)に保つために、温水タンク内に加熱用ヒータと水温
検知用センサとが設けられ、水温検知用センサの信号に
基づいて、コントローラがヒータの通電量を制御する構
成になっており、なんらかの原因で制御に異常が生じ、
洗浄水の水温が適温以上となり、吐水により危険な状態
になった場合、安全を確保するためにヒータへの通電も
しくは装置への通電を遮断するための異常加熱防止用バ
イメタルスイッチが温水タンクに設けられている。
この異常加熱防止用バイメタルスイッチは、通常、手
動復帰型バイメタルスイッチが使用されており、手動リ
セットボタンを押さなくては通電が再開されないように
なっている。
なお、バイメタルスイッチとしては、水温が45〜60℃
の範囲で作動するものが一般的である。
そして、従来、手動リセットボタンを操作するには、
エンクロージャーを外すか、もしくは第10図に示すよう
に、エンクロージャー1の表面にバイメタルスイッチ2
のリセットボタン3を操作するための開口部4を設け、
この開口部4を覆うための開閉自在な蓋5をエンクロー
ジャー1上面に設けるように構成されている。
なお、エンクロージャーの材質は、ABS,PP等の汎用の
合成樹脂材が一般的である。
〈考案が解決しようとする課題〉 このように、従来の構成では、例えば、エンクロージ
ャーを取り外してバイメタルスイッチをリセットする方
法では、作業に手間がかかるばかりでなく、エンクロー
ジャーを取り外し作業するため他の装置に触れ、故障の
原因になるなどの問題点がある。
また、エンクロージャーの上面に開口部を設け、開閉
自在なカバーを開放してリセットする方法では、同様
に、手動リセットボタンを押すとき他の装置に触れ、故
障または感電等の危険がある。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもの
で、本考案の目的とするところは、安全かつ簡単にエン
クロージャー外部からバイメタルスイッチを復帰する構
造の温水洗浄便座を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案は、エンクロージ
ャー内に設置され、人体局部洗浄水を加熱、蓄熱する温
水タンクと、この温水タンク表面に設置される手動復帰
型の異常加熱防止用バイメタルスイッチとを備えた温水
洗浄便座において、 前記バイメタルスイッチの手動リセットボタンに中空
筒状のガイド部材が取付けられ、このガイド部材内に操
作用棒状物の挿入を可能とする開口がエンクロージャー
表面に開設され、この開口内に嵌着されるキャップによ
り開口が封止されていることを特徴とする。
〈作用〉 以上の構成から明らかなように、キャップを外して開
口から操作用棒状物をガイド部材内に挿入して、バイメ
タルスイッチをリセットするリセットボタンを操作する
というものであるから、エンクロージャーを取り外した
り、カバー体を開閉させる操作が不要となり、簡単な操
作でバイメタルスイッチをリセット操作できる。
さらに、リセットボタンにガイド部材を設け、かつガ
イド部材の先端に対応する開口をエンクロージャーに設
けるという簡易な構成であるため、構造が複雑化せず
に、廉価に製作できる。
さらに、他の装置に触れることがなく、故障や感電等
のおそれもない。
〈実施例〉 以下、本考案に係る温水洗浄便座の実施例について、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図,第2図は本考案の一実施例を示す温水洗浄便
座の各断面図、第3図は第2図の拡大断面図、第4図な
いし第7図は本考案による温水洗浄便座に使用するガイ
ド部材の構成を示す各側面図ならびに断面図、第8図,
第9図は本考案による温水洗浄便座の別実施例を示すも
ので、ガイド部材を支持する支持部材を設置した側面図
ならびに断面図である。
第1図ないし第3図において、人体局部洗浄水を加
熱、蓄熱する温水タンク10は、その外表面が樹脂成形体
からなるエンクロージャー11により囲まれており、この
温水タンク10の上面には、異常加熱防止用のバイメタル
スイッチ12が設置されており、温水タンク10内の水温が
所定温度以上に上昇した場合、このバイメタルスイッチ
12が作動し、電源またはヒータへの通電を切る仕組みと
なっている。
また、輸送中や保管中などで炎天下の車内や倉庫など
に放置されると、外気が例えば55℃以上になり装置全体
が高温状態となった場合、同様にこのバイメタルスイッ
チ12が作動する。
尚、このバイメタルスイッチ12の作動点は、万一水温
の制御が不可能になった場合でも、吐水によりやけど等
の危険がないように余り高く設定することができない。
そして、このバイメタルスイッチ12を作動させた装置
は、手動式リセットボタン13を押し、復帰させなければ
バイメタルスイッチ12が作動しない構成である。
ところで、本考案は、このバイメタルスイッチ12にお
けるリセットボタン13のリセット操作を安全かつ簡単に
行なうようにしたものである。
すなわち、中空円筒状のガイド部材14がリセットボタ
ン13に取付けられており、このガイド部材14の挿入口14
a内に、ドライバー等の操作用棒状物を挿入するための
開口15がエンクロージャー11に開設され、この開口15を
封止するキャップ16が設置されている。
なお、開口15は、指が入らない程度の穴径とし、6〜
8mmφが望ましい。
したがって、開口15からキャップ16を外し、この開口
15を通して操作用棒状物をガイド部材14の挿入口14aか
らガイド部材14内に挿入し、ガイド部材14を押し下げる
ことにより、バイメタルスイッチ12のリセットボタン13
が押圧され、復帰状態となる。
このとき、操作用棒状物はガイド部材14により他の部
品に接触することがなく、バイメタルスイッチ12を安全
かつ確実に復帰させることができ、また、水の侵入が起
こる場合においても、予めガイド部材14の長さ方向を電
気部品等を避けるように設定することができるため、故
障等の問題を解決できる。
第4図ないし第7図はガイド部材14の構成を示すもの
で、第4図に示すように、ガイド部材14には、操作用棒
状物を挿入する挿入口14aと、リセットボタン13を嵌着
する嵌着穴14bが開設されていればよく、また、第5図
に示すように、挿入口14aを先端にいくにつれ末広がり
の形状に設定すれば、リセット操作時、操作用棒状物を
挿入しやすくなり、ガイド部材14,バイメタルスイッチ1
2等に多少の取付誤差が生じた場合でも、操作用棒状物
の挿入が容易となる。
第6図は、操作用棒状物を強く押し込んで、バイメタ
ルスイッチ12のリセットボタン13を破損させないよう
に、ストッパ14cを設置した実施例であり、この実施例
によれば、リセットボタン13の破損が確実に防止でき、
安全な操作性が望めるという利点がある。
さらに、第7図に示すように、リセットボタン13に対
して、その上方にガイド部材14が位置するように、挿入
口14aの反対側開口にリセットボタン13の嵌着穴14bを設
定すれば、リセットボタン13の操作力が少なくて済み、
効率良くリセットボタン13の操作を行なうことができ、
リセットボタン13の軸などに屈曲させる力などがかから
ないため、バイメタルスイッチ12の破損を防止する利点
がある。
次に、第8図ないし第9図に示すものは、ガイド部材
14を支持する支持部材17を別途設けた実施例であり、こ
の実施例によれば、輸送中などにガイド部材14がリセッ
トボタン13から外れたり、また挿入口14aが開口15と対
応しない箇所にずれたりすることがなく、ガイド部材14
を所定箇所に確実に保持することができ、装置の信頼性
が向上する。
〈考案の効果〉 以上説明した通り、本考案によれば、温水タンク表面
に設置される異常加熱防止用バイメタルスイッチのリセ
ットボタンに、中空円筒状のガイド部材を取付け、この
ガイド部材の操入口に操作用棒状物を挿入するため、エ
ンクロージャーに開口を設定し、この開口をキャップに
より封止するという構成であるため、キャップを外し、
開口を通して操作用棒状物をガイド部材内に差し込み、
リセットボタンを操作するというものであり、簡単かつ
安全にリセット操作を行なうことができ、他の装置に触
れることによる故障または感電等の従来不具合が有効に
防止でき、操作性が著しく向上するとともに、安全面に
おいても優れる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すもので、温水洗浄便
座を示す一部断面正面図、第2図は第1図中II−II線断
面図、第3図は第2図の拡大要部断面図、第4図は同温
水洗浄便座に使用するガイド部材を示す側面図、第5図
は同ガイド部材の変形実施例を示す側面図、第6図,第
7図は同ガイド部材のさらに別実施例を示す各断面図、
第8図は本考案の別実施例を示すもので、リセットボタ
ンに取付けられたガイド部材を示す側面図、第9図は第
8図中IX−IX断面図、第10図は従来の温水洗浄便座の構
成を示す一部断面側面図である。 10……温水タンク 11……エンクロージャー 12……バイメタルスイッチ 13……リセットボタン 14……ガイド部材 14a……挿入口 14b……嵌着穴 14c……ストッパ 15……開口 16……キャップ 17……支持部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンクロージャー内に設置され、人体局部
    洗浄水を加熱、蓄熱する温水タンクと、この温水タンク
    表面に設置される手動復帰型の異常加熱防止用バイメタ
    ルスイッチとを備えた温水洗浄便座において、前記バイ
    メタルスイッチの手動リセットボタンに中空筒状のガイ
    ド部材が取付られ、このガイド部材内に操作用棒状物の
    挿入を可能とする開口がエンクロージャーの側面に開設
    され、この開口内に嵌着されるキャップにより開口が封
    止されていることを特徴とする温水洗浄便座。
  2. 【請求項2】中空筒状のガイド部材は、操作用棒状物を
    挿入する挿入口に向かうにつれ大径に設定されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の温水洗浄便座。
  3. 【請求項3】中空筒状のガイド部材に支持部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の温水洗浄便
    座。
JP1990126294U 1990-11-30 1990-11-30 温水洗浄便座 Expired - Lifetime JP2503602Y2 (ja)

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JPH0484474U JPH0484474U (ja) 1992-07-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6323382U (ja) * 1986-07-28 1988-02-16
JPH077419Y2 (ja) * 1988-07-15 1995-02-22 松下電工株式会社 温水洗浄装置

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JPH0484474U (ja) 1992-07-22

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