JPH0774148A - ドライエッチング方法 - Google Patents
ドライエッチング方法Info
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- JPH0774148A JPH0774148A JP5216769A JP21676993A JPH0774148A JP H0774148 A JPH0774148 A JP H0774148A JP 5216769 A JP5216769 A JP 5216769A JP 21676993 A JP21676993 A JP 21676993A JP H0774148 A JPH0774148 A JP H0774148A
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- gate electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 枚葉式エッチング装置を用いて堆積性物質の
側壁保護効果を利用しながら、シリコン系材料層の高信
頼性エッチングを行う。 【構成】 SRAMのSi基板1の埋め込みコンタクト
部11に直接接続される第1のゲート電極G1 をエッチ
ングする際に、有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング
装置とCl2 /CH2 F2 /SF6 混合ガスを用い、オ
ーバーエッチング時に基板に周波数2MHz、パワー5
〜10WのRFバイアスを印加する。 【効果】 CH2 F2 に由来する炭素系ポリマーの側壁
保護効果により、第1のゲート電極G1 のエッジ10面
上でノッチ発生が防止できる。上記バイアス印加条件に
よりイオン入射エネルギーを最適化し、炭素系ポリマー
の過剰な堆積を抑制しているので、枚葉処理のロット後
半でもエッチング速度と均一性の低下が防止できる。
側壁保護効果を利用しながら、シリコン系材料層の高信
頼性エッチングを行う。 【構成】 SRAMのSi基板1の埋め込みコンタクト
部11に直接接続される第1のゲート電極G1 をエッチ
ングする際に、有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング
装置とCl2 /CH2 F2 /SF6 混合ガスを用い、オ
ーバーエッチング時に基板に周波数2MHz、パワー5
〜10WのRFバイアスを印加する。 【効果】 CH2 F2 に由来する炭素系ポリマーの側壁
保護効果により、第1のゲート電極G1 のエッジ10面
上でノッチ発生が防止できる。上記バイアス印加条件に
よりイオン入射エネルギーを最適化し、炭素系ポリマー
の過剰な堆積を抑制しているので、枚葉処理のロット後
半でもエッチング速度と均一性の低下が防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造分野に
おいて行われるドライエッチング方法に関し、特にいわ
ゆる埋め込みコンタクト構造部のゲート電極の異方性形
状をオーバーエッチング時にも良好に維持する技術に関
する。
おいて行われるドライエッチング方法に関し、特にいわ
ゆる埋め込みコンタクト構造部のゲート電極の異方性形
状をオーバーエッチング時にも良好に維持する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において上層配線と下層配線
との接続を図るコンタクト部の構造としては様々な形式
のものが知られているが、そのひとつにMOS−SRA
Mの製造に適用されている埋め込みコンタクト(burrie
d contact)構造がある。これは、半導体基板中に形成さ
れた拡散層(下層配線)に対してコンタクトをとる場合
に、層間絶縁膜に開口したコンタクト・ホールをAl膜
(上層配線)で埋め込むのではなく、導電性のシリコン
系材料層をこの拡散層に直接接触させるごとくパターニ
ングする方法である。
との接続を図るコンタクト部の構造としては様々な形式
のものが知られているが、そのひとつにMOS−SRA
Mの製造に適用されている埋め込みコンタクト(burrie
d contact)構造がある。これは、半導体基板中に形成さ
れた拡散層(下層配線)に対してコンタクトをとる場合
に、層間絶縁膜に開口したコンタクト・ホールをAl膜
(上層配線)で埋め込むのではなく、導電性のシリコン
系材料層をこの拡散層に直接接触させるごとくパターニ
ングする方法である。
【0003】かかる埋め込みコンタクト構造を有するウ
ェハの一部を、図4に示す。この構造は、たとえば特開
昭62−37967号公報に開示される方法にもとづい
て形成されるものであり、Si基板1上の向かって左側
には第1のゲート電極G1 、右側には第2のゲート電極
G2 が配されている。これら両ゲート電極G1 ,G2 は
共に第1のポリシリコン層4、第2のポリシリコン層
7、およびタングステン・シリサイド(WSix )層8
の3層を積層したタングステン(W)−ポリサイド膜を
パターニングしたものである。ただし、第1のポリシリ
コン層4は後に詳述するように、ゲート酸化膜3をエッ
チングする際のマスクとして用いられる層であるから、
このゲート酸化膜3が除去される埋め込みコンタクト領
域11上には延在されていない。この埋め込みコンタク
ト領域11には、後工程において左側のゲート電極G1
の第2のポリシリコン層7から不純物を熱拡散させるこ
とにより、図示されない拡散層が形成される。
ェハの一部を、図4に示す。この構造は、たとえば特開
昭62−37967号公報に開示される方法にもとづい
て形成されるものであり、Si基板1上の向かって左側
には第1のゲート電極G1 、右側には第2のゲート電極
G2 が配されている。これら両ゲート電極G1 ,G2 は
共に第1のポリシリコン層4、第2のポリシリコン層
7、およびタングステン・シリサイド(WSix )層8
の3層を積層したタングステン(W)−ポリサイド膜を
パターニングしたものである。ただし、第1のポリシリ
コン層4は後に詳述するように、ゲート酸化膜3をエッ
チングする際のマスクとして用いられる層であるから、
このゲート酸化膜3が除去される埋め込みコンタクト領
域11上には延在されていない。この埋め込みコンタク
ト領域11には、後工程において左側のゲート電極G1
の第2のポリシリコン層7から不純物を熱拡散させるこ
とにより、図示されない拡散層が形成される。
【0004】一方、右側のゲート電極G2 は、ゲート酸
化膜3の上でパターニングされている。このゲート電極
G2 の直下のSi基板1はMOS−FETの活性領域と
なる部分であり、その両側には後工程で該ゲート電極G
2 をマスクとしてイオン注入を行うことにより、図示さ
れないソース/ドレイン領域が自己整合的に形成され
る。
化膜3の上でパターニングされている。このゲート電極
G2 の直下のSi基板1はMOS−FETの活性領域と
なる部分であり、その両側には後工程で該ゲート電極G
2 をマスクとしてイオン注入を行うことにより、図示さ
れないソース/ドレイン領域が自己整合的に形成され
る。
【0005】また、ゲート電極G1 のエッジ10とゲー
ト酸化膜3との間には溝部12が形成されている。これ
は、ベアのSi基板1上とゲート酸化膜3上とでW−ポ
リサイド膜の膜厚を比較すると、前者の方が第1のポリ
シリコン層4が存在しない分だけ膜厚が薄いため、オー
バーエッチング時に下地のSi基板1が余分にエッチン
グされるためである。溝部12の向かって右側の側壁面
は傾斜しているが、これは、その上に積層されていたW
−ポリサイド膜のカバレッジ(段差被覆)形状が、等方
的なエッチング条件により下地のSi基板1に転写され
たためである。
ト酸化膜3との間には溝部12が形成されている。これ
は、ベアのSi基板1上とゲート酸化膜3上とでW−ポ
リサイド膜の膜厚を比較すると、前者の方が第1のポリ
シリコン層4が存在しない分だけ膜厚が薄いため、オー
バーエッチング時に下地のSi基板1が余分にエッチン
グされるためである。溝部12の向かって右側の側壁面
は傾斜しているが、これは、その上に積層されていたW
−ポリサイド膜のカバレッジ(段差被覆)形状が、等方
的なエッチング条件により下地のSi基板1に転写され
たためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のW−
ポリサイド膜のエッチングを、一例として有磁場マイク
ロ波プラズマ・エッチング装置内でCl2 /CH2 F2
/SF6 混合ガスを用いて行うと、同一条件でエッチン
グされるウェハの組、すなわち各ロットの後半でエッチ
ング速度がしばしば低下することがわかった。これは、
主として第1のポリシリコン層4のエッチング残りとし
て観察される。上記反応系では、CH2 F 2 に由来する
炭素系ポリマーが異方性の確保に寄与しているが、ロッ
トの後半になると上記装置のエッチング・チャンバを構
成する石英製のベルジャーの温度が上昇し、このベルジ
ャーの内壁面に堆積できなくなった炭素系ポリマーがウ
ェハの表面へ再堆積する。したがって、枚葉式の上記エ
ッチング装置では、処理順の遅いウェハほどエッチング
速度が低下するものと考えられる。
ポリサイド膜のエッチングを、一例として有磁場マイク
ロ波プラズマ・エッチング装置内でCl2 /CH2 F2
/SF6 混合ガスを用いて行うと、同一条件でエッチン
グされるウェハの組、すなわち各ロットの後半でエッチ
ング速度がしばしば低下することがわかった。これは、
主として第1のポリシリコン層4のエッチング残りとし
て観察される。上記反応系では、CH2 F 2 に由来する
炭素系ポリマーが異方性の確保に寄与しているが、ロッ
トの後半になると上記装置のエッチング・チャンバを構
成する石英製のベルジャーの温度が上昇し、このベルジ
ャーの内壁面に堆積できなくなった炭素系ポリマーがウ
ェハの表面へ再堆積する。したがって、枚葉式の上記エ
ッチング装置では、処理順の遅いウェハほどエッチング
速度が低下するものと考えられる。
【0007】そこで、この炭素系ポリマーの過剰な堆積
を抑制するため、オーバーエッチング時にCH2 F2 を
用いず、Cl2 単独でエッチングを行ったとする。ここ
で、SF6 もガス系から排除したのは、等方的な反応性
の高いF* (フッ素ラジカル)を排して形状異方性を確
保し、かつゲート酸化膜3に対する選択性を向上させる
ためである。
を抑制するため、オーバーエッチング時にCH2 F2 を
用いず、Cl2 単独でエッチングを行ったとする。ここ
で、SF6 もガス系から排除したのは、等方的な反応性
の高いF* (フッ素ラジカル)を排して形状異方性を確
保し、かつゲート酸化膜3に対する選択性を向上させる
ためである。
【0008】すると今度は、エッチング速度の低下は免
れるものの、第1のゲート電極G1のエッジ10におい
て、図4に示されるようなノッチ13が発生し易くな
る。このノッチ13は、第1のゲート電極G1 の第2の
ポリシリコン層7とWSix 層8との界面近傍に顕著に
発生するが、第2のゲート電極G2 には発生しない。こ
の事実から、ノッチ13の発生には溝部12の右側の傾
斜した側壁面上で散乱されたClx + イオンのエッジ1
0面への斜め入射成分が関与していることが考えられ
る。
れるものの、第1のゲート電極G1のエッジ10におい
て、図4に示されるようなノッチ13が発生し易くな
る。このノッチ13は、第1のゲート電極G1 の第2の
ポリシリコン層7とWSix 層8との界面近傍に顕著に
発生するが、第2のゲート電極G2 には発生しない。こ
の事実から、ノッチ13の発生には溝部12の右側の傾
斜した側壁面上で散乱されたClx + イオンのエッジ1
0面への斜め入射成分が関与していることが考えられ
る。
【0009】そこで本発明は、基板上のシリコン系材料
層をエッチングするプロセスにおいて、堆積性物質に起
因するエッチング速度のロット内変動を抑制すると共
に、異方性形状も達成することが可能なドライエッチン
グ方法を提供することを目的とする。
層をエッチングするプロセスにおいて、堆積性物質に起
因するエッチング速度のロット内変動を抑制すると共
に、異方性形状も達成することが可能なドライエッチン
グ方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の目的
を達するために鋭意検討を行った結果、上述のエッチン
グ速度の変動は基板に印加するRFバイアスの値に依存
していること、およびRFバイアスの大きさを最適化す
ることで、オーバーエッチング時の異方性確保に堆積性
物質を利用したとしても、一定のエッチング速度で再現
性の高いエッチングが行えることを見出し、本発明を提
案するに至った。
を達するために鋭意検討を行った結果、上述のエッチン
グ速度の変動は基板に印加するRFバイアスの値に依存
していること、およびRFバイアスの大きさを最適化す
ることで、オーバーエッチング時の異方性確保に堆積性
物質を利用したとしても、一定のエッチング速度で再現
性の高いエッチングが行えることを見出し、本発明を提
案するに至った。
【0011】本発明のドライエッチング方法は、上述の
知見にもとづくものであり、有磁場マイクロ波プラズマ
・エッチング装置を用いて基板上のシリコン系材料層を
エッチングする際に、このエッチングを前記シリコン系
材料層を実質的にその層厚分だけエッチングするジャス
トエッチング工程とその残余部をエッチングするオーバ
ーエッチング工程とに分けて行い、少なくとも前記オー
バーエッチング工程ではCl2 /CH2 F2 /SF6 混
合ガスをエッチング・ガスとして用い、前記基板に周波
数2MHz、パワー5〜10WのRFバイアスを印加し
ながらエッチングを行うものである。
知見にもとづくものであり、有磁場マイクロ波プラズマ
・エッチング装置を用いて基板上のシリコン系材料層を
エッチングする際に、このエッチングを前記シリコン系
材料層を実質的にその層厚分だけエッチングするジャス
トエッチング工程とその残余部をエッチングするオーバ
ーエッチング工程とに分けて行い、少なくとも前記オー
バーエッチング工程ではCl2 /CH2 F2 /SF6 混
合ガスをエッチング・ガスとして用い、前記基板に周波
数2MHz、パワー5〜10WのRFバイアスを印加し
ながらエッチングを行うものである。
【0012】ここで、パワーが5W未満であるとCH2
F2 に由来して生成する炭素系ポリマーをスパッタ除去
するに十分なイオン入射エネルギーが得られず、前述の
ようにロット内において徐々にエッチング速度が低下
し、エッチング残りが発生する。一方、パワーが10W
より大きいと、イオン入射エネルギーの上昇によりエッ
チング速度と異方性は向上するが、下地のゲート酸化膜
3に対する選択性や低ダメージ性を確保することが困難
となる。
F2 に由来して生成する炭素系ポリマーをスパッタ除去
するに十分なイオン入射エネルギーが得られず、前述の
ようにロット内において徐々にエッチング速度が低下
し、エッチング残りが発生する。一方、パワーが10W
より大きいと、イオン入射エネルギーの上昇によりエッ
チング速度と異方性は向上するが、下地のゲート酸化膜
3に対する選択性や低ダメージ性を確保することが困難
となる。
【0013】上記シリコン系材料層としてはポリシリコ
ン層またはW−ポリサイド膜を用いることができるが、
上記のガス組成から考えて最も実用性が高いのは後者の
W−ポリサイド膜である。
ン層またはW−ポリサイド膜を用いることができるが、
上記のガス組成から考えて最も実用性が高いのは後者の
W−ポリサイド膜である。
【0014】前記エッチングは、前記基板内に形成され
た拡散層に直接接触するごとく前記シリコン系材料層か
らなる配線パターンを形成するプロセス、すなわち埋め
込みコンタクトを形成するプロセスにおいて、特に有効
である。
た拡散層に直接接触するごとく前記シリコン系材料層か
らなる配線パターンを形成するプロセス、すなわち埋め
込みコンタクトを形成するプロセスにおいて、特に有効
である。
【0015】
【作用】有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置は
通常、基板にRFバイアスを印加する機構を有し、マイ
クロ波励起によるプラズマ生成密度とは独立に、基板へ
のイオン入射エネルギーを制御できるようになされてい
る。ここで、RFバイアスの周波数が低くなるほど質量
の大きいイオンが電場の反転に追従できるようになり、
またパワーを高めるほどイオンを基板へ向けて加速する
ことが可能となる。つまり、RFバイアスの周波数とパ
ワーを制御することで基板に対するイオン入射エネルギ
ーを変化させることができ、これにより堆積性物質の堆
積過程とスパッタ除去過程とのバランスを変化させるこ
とができる。
通常、基板にRFバイアスを印加する機構を有し、マイ
クロ波励起によるプラズマ生成密度とは独立に、基板へ
のイオン入射エネルギーを制御できるようになされてい
る。ここで、RFバイアスの周波数が低くなるほど質量
の大きいイオンが電場の反転に追従できるようになり、
またパワーを高めるほどイオンを基板へ向けて加速する
ことが可能となる。つまり、RFバイアスの周波数とパ
ワーを制御することで基板に対するイオン入射エネルギ
ーを変化させることができ、これにより堆積性物質の堆
積過程とスパッタ除去過程とのバランスを変化させるこ
とができる。
【0016】本発明において、Cl2 /CH2 F2 /S
F6 混合ガスを用いて前記基板に周波数2MHz、パワ
ー5〜10WのRFバイアスを印加しながらシリコン系
材料層のオーバーエッチングを行うと、CH2 F2 に由
来する炭素系ポリマーの過剰な堆積を抑制してエッチン
グ速度の経時劣化を抑制することが可能となる。ただ
し、このときの堆積の抑制量が最適範囲にあるため、必
要十分な側壁保護が行われる。したがって、たとえば本
発明を埋込みコンタクトの形成プロセスに適用した場合
にも、ゲート電極G1 のエッジ10に先の図4に示した
ようなノッチ13が発生することはない。しかも、ゲー
ト酸化膜3に対しても十分な選択比を確保することがで
きる。
F6 混合ガスを用いて前記基板に周波数2MHz、パワ
ー5〜10WのRFバイアスを印加しながらシリコン系
材料層のオーバーエッチングを行うと、CH2 F2 に由
来する炭素系ポリマーの過剰な堆積を抑制してエッチン
グ速度の経時劣化を抑制することが可能となる。ただ
し、このときの堆積の抑制量が最適範囲にあるため、必
要十分な側壁保護が行われる。したがって、たとえば本
発明を埋込みコンタクトの形成プロセスに適用した場合
にも、ゲート電極G1 のエッジ10に先の図4に示した
ようなノッチ13が発生することはない。しかも、ゲー
ト酸化膜3に対しても十分な選択比を確保することがで
きる。
【0017】上記のエッチング・ガス組成は、W−ポリ
サイド膜をエッチングに特に適している。これは、SF
6 に由来するF* がWSix 層のW原子の除去とW−ポ
リサイド膜全体のエッチング速度の向上に寄与し、Cl
2 に由来するCl* が下地ゲート酸化膜に対する高選択
性を維持したポリサイド膜のエッチングに寄与するから
である。この場合、SFx + ,Clx + ,CFx + 等の
イオンの入射エネルギーが上述の原理にもとづいて最適
化され、これに伴って炭素系ポリマーの堆積量が最適化
される。
サイド膜をエッチングに特に適している。これは、SF
6 に由来するF* がWSix 層のW原子の除去とW−ポ
リサイド膜全体のエッチング速度の向上に寄与し、Cl
2 に由来するCl* が下地ゲート酸化膜に対する高選択
性を維持したポリサイド膜のエッチングに寄与するから
である。この場合、SFx + ,Clx + ,CFx + 等の
イオンの入射エネルギーが上述の原理にもとづいて最適
化され、これに伴って炭素系ポリマーの堆積量が最適化
される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
する。
【0019】実施例 本実施例は、Cl2 /CH2 F2 /SF6 混合ガスを用
いてW−ポリサイド膜をエッチングして埋め込みコンタ
クトを形成するプロセスにおいて、周波数2MHz、パ
ワー7WのRFバイアスを基板に印加した例である。こ
のプロセスを、図1および図2を参照しながら説明す
る。
いてW−ポリサイド膜をエッチングして埋め込みコンタ
クトを形成するプロセスにおいて、周波数2MHz、パ
ワー7WのRFバイアスを基板に印加した例である。こ
のプロセスを、図1および図2を参照しながら説明す
る。
【0020】まず、図1(a)に示されるように、6イ
ンチ径のSi基板1の所定領域にLOCOS法により素
子分離用のフィールド酸化膜2を形成し、続いて全面に
熱酸化法によりゲート酸化膜3を形成し、さらに全面に
不純物を含有する第1のポリシリコン層4をCVD法に
より堆積した後、これをパターニングするためのレジス
ト・マスク5をフォトリソグラフィにより選択的に形成
した。このレジスト・マスク5には、第1のポリシリコ
ン層4のうち、少なくとも埋め込みコンタクト領域11
上で除去されるべき部分を表出させるための開口部6が
設けられている。
ンチ径のSi基板1の所定領域にLOCOS法により素
子分離用のフィールド酸化膜2を形成し、続いて全面に
熱酸化法によりゲート酸化膜3を形成し、さらに全面に
不純物を含有する第1のポリシリコン層4をCVD法に
より堆積した後、これをパターニングするためのレジス
ト・マスク5をフォトリソグラフィにより選択的に形成
した。このレジスト・マスク5には、第1のポリシリコ
ン層4のうち、少なくとも埋め込みコンタクト領域11
上で除去されるべき部分を表出させるための開口部6が
設けられている。
【0021】次に、図1(b)に示されるように、上記
レジスト・マスク5を介して第1のポリシリコン層4を
選択的にエッチングし、レジスト・マスク5をアッシン
グにより除去した。さらに、図1(c)に示されるよう
に、第1のポリシリコン層4をマスクとしてゲート酸化
膜3を選択的にエッチングした。
レジスト・マスク5を介して第1のポリシリコン層4を
選択的にエッチングし、レジスト・マスク5をアッシン
グにより除去した。さらに、図1(c)に示されるよう
に、第1のポリシリコン層4をマスクとしてゲート酸化
膜3を選択的にエッチングした。
【0022】次に、図1(d)に示されるように、全面
に不純物を含有する第2のポリシリコン層7およびWS
ix 層8を順次積層し、W−ポリサイド膜を形成した。
ここで、第2のポリシリコン層7は、先にパターニング
されている第1のポリシリコン層4と合わせて所望の厚
さとなるように堆積される。さらに、W−ポリサイド膜
の上にはこれをパターニングして2つのゲート電極パタ
ーンを形成するためのレジスト・マスク9を、フォトリ
ソグラフィにより選択的に形成した。図中向かって左側
のレジスト・マスク9は、埋め込みコンタクト領域11
上におけるゲート電極の延在長さを規定するエッジ10
を有している。
に不純物を含有する第2のポリシリコン層7およびWS
ix 層8を順次積層し、W−ポリサイド膜を形成した。
ここで、第2のポリシリコン層7は、先にパターニング
されている第1のポリシリコン層4と合わせて所望の厚
さとなるように堆積される。さらに、W−ポリサイド膜
の上にはこれをパターニングして2つのゲート電極パタ
ーンを形成するためのレジスト・マスク9を、フォトリ
ソグラフィにより選択的に形成した。図中向かって左側
のレジスト・マスク9は、埋め込みコンタクト領域11
上におけるゲート電極の延在長さを規定するエッジ10
を有している。
【0023】この状態のウェハをRFバイアス印加型有
磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置にセットし、
一例として下記の条件で上記W−ポリサイド膜をジャス
トエッチングした。 Cl2 流量 80 SCCM CH2 F2 流量 23 SCCM SF6 流量 6 SCCM ガス圧 1.3 Pa マイクロ波電流 190 mA RFバイアス・パワー 25 W(2 MHz) このジャストエッチングは、Si基板1が露出し始めた
時点で終了した。
磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置にセットし、
一例として下記の条件で上記W−ポリサイド膜をジャス
トエッチングした。 Cl2 流量 80 SCCM CH2 F2 流量 23 SCCM SF6 流量 6 SCCM ガス圧 1.3 Pa マイクロ波電流 190 mA RFバイアス・パワー 25 W(2 MHz) このジャストエッチングは、Si基板1が露出し始めた
時点で終了した。
【0024】ただし、この段階ではまだゲート酸化膜3
上に第1のポリシリコン層4が残っているので、条件を
一例として下記のように変更し、オーバーエッチングを
行った。 Cl2 流量 32 SCCM CH2 F2 流量 33 SCCM SF6 流量 20 SCCM ガス圧 2.7 Pa マイクロ波電流 200 mA RFバイアス・パワー 7 W(2 MHz) このオーバーエッチングは、ゲート酸化膜3が露出した
時点で終了した。この結果、図2に示されるように、向
かって左側の第1のゲート電極G1 と、右側の第2のゲ
ート電極G2 とが形成された。
上に第1のポリシリコン層4が残っているので、条件を
一例として下記のように変更し、オーバーエッチングを
行った。 Cl2 流量 32 SCCM CH2 F2 流量 33 SCCM SF6 流量 20 SCCM ガス圧 2.7 Pa マイクロ波電流 200 mA RFバイアス・パワー 7 W(2 MHz) このオーバーエッチングは、ゲート酸化膜3が露出した
時点で終了した。この結果、図2に示されるように、向
かって左側の第1のゲート電極G1 と、右側の第2のゲ
ート電極G2 とが形成された。
【0025】なお、このオーバーエッチングに伴い、第
1のゲート電極G1 のエッジ10とゲート酸化膜3との
間には、被エッチング層であるW−ポリサイド膜の膜厚
の不均一さとカバレッジのプロファイルを反映して、片
側に傾斜側壁面を持つ溝部12が形成された。しかし、
このエッチングにはCH2 F2 のごとき堆積性のガスが
用いられ、第1のゲート電極G1 のエッジ10面上では
図示されない炭素系ポリマーが堆積して側壁保護効果を
発揮しているため、従来のようなノッチの発生はみられ
なかった。
1のゲート電極G1 のエッジ10とゲート酸化膜3との
間には、被エッチング層であるW−ポリサイド膜の膜厚
の不均一さとカバレッジのプロファイルを反映して、片
側に傾斜側壁面を持つ溝部12が形成された。しかし、
このエッチングにはCH2 F2 のごとき堆積性のガスが
用いられ、第1のゲート電極G1 のエッジ10面上では
図示されない炭素系ポリマーが堆積して側壁保護効果を
発揮しているため、従来のようなノッチの発生はみられ
なかった。
【0026】また、同じエッチング装置内で同様のW−
ポリサイド膜のエッチングに関して25枚のウェハを用
いた枚葉処理を行ったが、ポリシリコン層のエッチング
速度とその面内均一性は処理枚数を重ねてもほとんど変
動しなかった。図3は、このときの実験結果を示すグラ
フであり、左側の縦軸と黒丸のプロットはポリシリコン
(polySi)層のエッチング速度(nm/分)、右
側の縦軸と黒三角のプロットはウェハ面内におけるエッ
チング速度の均一性(%)、横軸はウェハ処理枚数
(枚)を表す。なお、この場合のpolySi層は、第
1のポリシリコン層4、第2のポリシリコン層7のいず
れと解釈しても構わない。このグラフから、本実施例で
は安定したエッチング速度と優れた均一性が得られてい
ることが確認された。
ポリサイド膜のエッチングに関して25枚のウェハを用
いた枚葉処理を行ったが、ポリシリコン層のエッチング
速度とその面内均一性は処理枚数を重ねてもほとんど変
動しなかった。図3は、このときの実験結果を示すグラ
フであり、左側の縦軸と黒丸のプロットはポリシリコン
(polySi)層のエッチング速度(nm/分)、右
側の縦軸と黒三角のプロットはウェハ面内におけるエッ
チング速度の均一性(%)、横軸はウェハ処理枚数
(枚)を表す。なお、この場合のpolySi層は、第
1のポリシリコン層4、第2のポリシリコン層7のいず
れと解釈しても構わない。このグラフから、本実施例で
は安定したエッチング速度と優れた均一性が得られてい
ることが確認された。
【0027】なお、オーバーエッチング時のCl2 流量
を20〜40SCCM、CH2 F2流量を23〜33S
CCM、SF6 流量を20〜30SCCMの範囲でそれ
ぞれ変化させた場合にも、ほぼ同様の結果が得られた。
を20〜40SCCM、CH2 F2流量を23〜33S
CCM、SF6 流量を20〜30SCCMの範囲でそれ
ぞれ変化させた場合にも、ほぼ同様の結果が得られた。
【0028】この後、Si基板1中のコンタクト領域1
1に第1のゲート電極G1 の第2のポリシリコン層7か
ら不純物を熱拡散させて拡散層(図示せず。)を形成
し、またゲート酸化膜3の下側の領域にイオン注入を行
ってソース/ドレイン領域(図示せず。)を形成し、信
頼性の高い動作を行うMOS−FETを再現性良く形成
することができた。
1に第1のゲート電極G1 の第2のポリシリコン層7か
ら不純物を熱拡散させて拡散層(図示せず。)を形成
し、またゲート酸化膜3の下側の領域にイオン注入を行
ってソース/ドレイン領域(図示せず。)を形成し、信
頼性の高い動作を行うMOS−FETを再現性良く形成
することができた。
【0029】比較例 ここでは、上述の実施例に対する比較例として、下記の
条件でW−ポリサイド膜のオーバーエッチングを行っ
た。 Cl2 流量 32 SCCM CH2 F2 流量 23 SCCM SF6 流量 30 SCCM ガス圧 2.7 Pa マイクロ波電流 200 mA RFバイアス・パワー 4 W(2 MHz)
条件でW−ポリサイド膜のオーバーエッチングを行っ
た。 Cl2 流量 32 SCCM CH2 F2 流量 23 SCCM SF6 流量 30 SCCM ガス圧 2.7 Pa マイクロ波電流 200 mA RFバイアス・パワー 4 W(2 MHz)
【0030】この条件により、先の実施例と同じエッチ
ング装置内で同様のW−ポリサイド膜のエッチングを2
5枚のウェハについて連続的に行ったが、ポリシリコン
層のエッチング速度と面内均一性は処理枚数を重ねるに
つれて著しく劣化した。図5は、このときの実験結果を
示すグラフであり、ポリシリコン(polySi)層の
エッチング速度のプロットを白丸、均一性のプロットを
白三角とした他は、図3と同じ表示方法をとっている。
この比較例では、ウェハ枚数を重ねるごとにエッチング
速度が低下し、かつ均一性も劣化していることが明らか
である。
ング装置内で同様のW−ポリサイド膜のエッチングを2
5枚のウェハについて連続的に行ったが、ポリシリコン
層のエッチング速度と面内均一性は処理枚数を重ねるに
つれて著しく劣化した。図5は、このときの実験結果を
示すグラフであり、ポリシリコン(polySi)層の
エッチング速度のプロットを白丸、均一性のプロットを
白三角とした他は、図3と同じ表示方法をとっている。
この比較例では、ウェハ枚数を重ねるごとにエッチング
速度が低下し、かつ均一性も劣化していることが明らか
である。
【0031】以上、本発明の代表的な実施例について説
明したが、本発明はこの実施例に何ら限定されるもので
はなく、ウェハの構成やエッチング条件の細部が適宜変
更可能であることは言うまでもない。
明したが、本発明はこの実施例に何ら限定されるもので
はなく、ウェハの構成やエッチング条件の細部が適宜変
更可能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明を適用すればオーバーエッチング時の異方性の確保に
堆積性物質を利用した場合においても、ロット内におけ
るエッチング速度や均一性の低下を招くことなく、実用
的な速度と優れた選択性をもってシリコン系材料層をエ
ッチングすることができる。本発明は、たとえば埋め込
みコンタクト構造部におけるW−ポリサイド膜のエッチ
ングに適用した場合に極めて信頼性の高いゲート電極を
優れた再現性をもって形成することを可能とし、メモリ
素子等の高集積化半導体装置の製造に大きく貢献するも
のである。
明を適用すればオーバーエッチング時の異方性の確保に
堆積性物質を利用した場合においても、ロット内におけ
るエッチング速度や均一性の低下を招くことなく、実用
的な速度と優れた選択性をもってシリコン系材料層をエ
ッチングすることができる。本発明は、たとえば埋め込
みコンタクト構造部におけるW−ポリサイド膜のエッチ
ングに適用した場合に極めて信頼性の高いゲート電極を
優れた再現性をもって形成することを可能とし、メモリ
素子等の高集積化半導体装置の製造に大きく貢献するも
のである。
【図1】本発明を適用した埋め込みコンタクト形成プロ
セスをその工程順にしたがって示す模式的断面図であ
り、(a)はSi基板上にフィールド酸化膜、ゲート酸
化膜、第1のポリシリコン層、レジスト・マスクを形成
した状態、(b)は第1のポリシリコン層を選択的にエ
ッチングし、レジスト・マスクを除去した状態、(c)
は第1のポリシリコン層をマスクとしてゲート酸化膜を
エッチングした状態、(d)はW−ポリサイド膜とレジ
スト・マスクを形成した状態をそれぞれ表す。
セスをその工程順にしたがって示す模式的断面図であ
り、(a)はSi基板上にフィールド酸化膜、ゲート酸
化膜、第1のポリシリコン層、レジスト・マスクを形成
した状態、(b)は第1のポリシリコン層を選択的にエ
ッチングし、レジスト・マスクを除去した状態、(c)
は第1のポリシリコン層をマスクとしてゲート酸化膜を
エッチングした状態、(d)はW−ポリサイド膜とレジ
スト・マスクを形成した状態をそれぞれ表す。
【図2】図1のW−ポリサイド膜をエッチングし、第1
のゲート電極と第2のゲート電極を形成した状態を示す
模式的断面図である。
のゲート電極と第2のゲート電極を形成した状態を示す
模式的断面図である。
【図3】本発明を適用したW−ポリサイド膜のエッチン
グにおけるウェハ処理枚数とエッチング特性の変化との
相関を表すグラフである。
グにおけるウェハ処理枚数とエッチング特性の変化との
相関を表すグラフである。
【図4】従来の埋め込みコンタクト形成プロセスにおけ
る問題点を説明するための模式的断面図である。
る問題点を説明するための模式的断面図である。
【図5】従来のW−ポリサイド膜のエッチングにおける
ウェハ処理枚数とエッチング特性の変化との相関を表す
グラフである。
ウェハ処理枚数とエッチング特性の変化との相関を表す
グラフである。
1 ・・・Si基板 3 ・・・ゲート酸化膜 4 ・・・第1のポリシリコン層 7 ・・・第2のポリシリコン層 8 ・・・WSix 層 10・・・(第1のゲート電極G1 の)エッジ 11・・・埋め込みコンタクト領域 12・・・溝部 G1 ・・・第1のゲート電極 G2 ・・・第2のゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/28 301 T 7376−4M 21/768 27/10 371 7210−4M
Claims (3)
- 【請求項1】 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング
装置を用いて基板上のシリコン系材料層をエッチングす
るドライエッチング方法において、 前記エッチングを前記シリコン系材料層を実質的にその
層厚分だけエッチングするジャストエッチング工程とそ
の残余部をエッチングするオーバーエッチング工程とに
分けて行い、 少なくとも前記オーバーエッチング工程ではCl2 /C
H2 F2 /SF6 混合ガスをエッチング・ガスとして用
い、前記基板に周波数2MHz、パワー5〜10WのR
Fバイアスを印加しながらエッチングを行うことを特徴
とするドライエッチング方法。 - 【請求項2】 前記シリコン系材料層がタングステン−
ポリサイド膜であることを特徴とする請求項1記載のド
ライエッチング方法。 - 【請求項3】 前記エッチングにより、前記基板内に形
成された拡散層に直接接触するごとく前記シリコン系材
料層からなる配線パターンが形成されることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載のドライエッチング方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5216769A JPH0774148A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ドライエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5216769A JPH0774148A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ドライエッチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774148A true JPH0774148A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16693619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5216769A Pending JPH0774148A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ドライエッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11111677A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
US8907493B2 (en) | 2012-08-21 | 2014-12-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5216769A patent/JPH0774148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11111677A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
US8907493B2 (en) | 2012-08-21 | 2014-12-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020205 |