JPH0773995B2 - 車両の牽引力伝達装置 - Google Patents
車両の牽引力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0773995B2 JPH0773995B2 JP4059893A JP5989392A JPH0773995B2 JP H0773995 B2 JPH0773995 B2 JP H0773995B2 JP 4059893 A JP4059893 A JP 4059893A JP 5989392 A JP5989392 A JP 5989392A JP H0773995 B2 JPH0773995 B2 JP H0773995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- traction force
- transmission device
- force transmission
- support arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の牽引力伝達装置に
係り、特に、台車から台枠側に力を伝達する支持腕の取
付けを改善した車両の牽引力伝達装置に関する。
係り、特に、台車から台枠側に力を伝達する支持腕の取
付けを改善した車両の牽引力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の牽引力伝達装置において、
牽引力を伝達するリンクを支持する支持腕は、実開昭56
−103368号公報に記載のように、車体の下面中心部に溶
接、または、ボルト付けにより取付けられていた。
牽引力を伝達するリンクを支持する支持腕は、実開昭56
−103368号公報に記載のように、車体の下面中心部に溶
接、または、ボルト付けにより取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、台
車の牽引力を伝える支持腕を取付けるために、台枠の支
持腕取付部の剛性を上げなければならず、大きな横梁ま
たは中梁が必要となり、台枠の構造を複雑にすると共
に、結果的に車体の重量を増大させる問題があった。
車の牽引力を伝える支持腕を取付けるために、台枠の支
持腕取付部の剛性を上げなければならず、大きな横梁ま
たは中梁が必要となり、台枠の構造を複雑にすると共
に、結果的に車体の重量を増大させる問題があった。
【0004】本発明の目的は、支持腕取付部の構造を複
雑にすることなく、軽量化が図れる車両の牽引力伝達装
置を提供することにある。
雑にすることなく、軽量化が図れる車両の牽引力伝達装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、長手方向端
部で幅方向の中央に引張箱を固定して連結器を支持する
車両の台枠と、この台枠を支持する台車とを備え、前記
台枠の幅方向の中央に支持腕を設け、この支持腕と前記
台車の幅方向中央部間をリンクで連結して牽引力を伝達
するように構成した車両の牽引力伝達装置において、前
記支持腕を前記引張箱に固定したことにより達成され
る。
部で幅方向の中央に引張箱を固定して連結器を支持する
車両の台枠と、この台枠を支持する台車とを備え、前記
台枠の幅方向の中央に支持腕を設け、この支持腕と前記
台車の幅方向中央部間をリンクで連結して牽引力を伝達
するように構成した車両の牽引力伝達装置において、前
記支持腕を前記引張箱に固定したことにより達成され
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、連結により作用する大荷重
のために高剛性に構成された連結器の引張箱に、リンク
を連結する支持腕を固定したので、高剛性に構成した支
持腕専用の取付部を台枠に設ける必要はなくなり、その
結果、台枠の構造を複雑にすることなく、車体を軽量化
することができる。
のために高剛性に構成された連結器の引張箱に、リンク
を連結する支持腕を固定したので、高剛性に構成した支
持腕専用の取付部を台枠に設ける必要はなくなり、その
結果、台枠の構造を複雑にすることなく、車体を軽量化
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
より説明する。車両の台枠1の長手方向端部で幅方向の
中央には他車両と連結するための連結器7とこれを支持
する引張箱2が設けられ、連結器7は連結器支え3によ
り支持されている。台車6の牽引力を伝達するためのリ
ンク5が車体幅方向中心部に配置され、その一端は前記
引張箱2の下面に着脱できるように取付けられた支持腕
4に連結され、他端は台車6側に連結されている。前記
引張箱2には牽引力により、支持腕4が移動しないよう
に、ストッパ2aが設けられる。連結器7の交換の際
に、支持腕4を取外した時、連結器7が落ちないように
連結器支え3はボルト8で引張箱2に取付けられ、さら
に、支持腕4がボルト9で連結器支え3を介して取付け
られている。
より説明する。車両の台枠1の長手方向端部で幅方向の
中央には他車両と連結するための連結器7とこれを支持
する引張箱2が設けられ、連結器7は連結器支え3によ
り支持されている。台車6の牽引力を伝達するためのリ
ンク5が車体幅方向中心部に配置され、その一端は前記
引張箱2の下面に着脱できるように取付けられた支持腕
4に連結され、他端は台車6側に連結されている。前記
引張箱2には牽引力により、支持腕4が移動しないよう
に、ストッパ2aが設けられる。連結器7の交換の際
に、支持腕4を取外した時、連結器7が落ちないように
連結器支え3はボルト8で引張箱2に取付けられ、さら
に、支持腕4がボルト9で連結器支え3を介して取付け
られている。
【0008】以上説明したように本実施例によれば、他
車両と連結して大荷重が作用するために既に高剛性に構
成された引張箱に、支持腕4を固定したので、支持腕固
定部を改めて体保する必要はなく、また支持腕固定部を
高剛性にする必要はなく、したがって、支持腕固定部の
構成は簡単となり、かつ車両を軽量化することができ
る。
車両と連結して大荷重が作用するために既に高剛性に構
成された引張箱に、支持腕4を固定したので、支持腕固
定部を改めて体保する必要はなく、また支持腕固定部を
高剛性にする必要はなく、したがって、支持腕固定部の
構成は簡単となり、かつ車両を軽量化することができ
る。
【0009】支持腕4の位置を車端側の任意の位置に設
定できるため、台車6を車端に近づけて配置できる。従
って、台車6の相互間の間隔が大きくとれ、床下機器の
配置が容易となる。
定できるため、台車6を車端に近づけて配置できる。従
って、台車6の相互間の間隔が大きくとれ、床下機器の
配置が容易となる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、支持腕取付部の構造を
複雑にすることなく、軽量化が図れる車両の牽引力伝達
装置を得ることができる。
複雑にすることなく、軽量化が図れる車両の牽引力伝達
装置を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例の車両の側面図。
【図2】図1のII−II線視図。
【図3】図1のIII−III線断面図。
1…台枠、2…引張箱、3…連結器支え、4…支持腕、
5…リンク、6…台車、7…連結器。
5…リンク、6…台車、7…連結器。
Claims (2)
- 【請求項1】長手方向端部で幅方向の中央に引張箱を固
定して連結器を支持する車両の台枠と、この台枠を支持
する台車とを備え、前記台枠の幅方向の中央に支持腕を
設け、この支持腕と前記台車の幅方向中央部間をリンク
で連結して牽引力を伝達するように構成した車両の牽引
力伝達装置において、前記支持腕を前記引張箱に固定し
たことを特徴とする車両の牽引力伝達装置。 - 【請求項2】前記引張箱は前記連結器を支える連結器支
えを有し、この連結器支えに前記支持腕が着脱自在に取
付けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の
牽引力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059893A JPH0773995B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 車両の牽引力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059893A JPH0773995B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 車両の牽引力伝達装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139307A JPH05139307A (ja) | 1993-06-08 |
JPH0773995B2 true JPH0773995B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=13126253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059893A Expired - Lifetime JPH0773995B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 車両の牽引力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773995B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5263535B2 (ja) * | 2009-06-25 | 2013-08-14 | 近畿車輌株式会社 | 低床車両の連結器設置構造 |
CN104648421A (zh) * | 2015-01-04 | 2015-05-27 | 南车株洲电力机车有限公司 | 一种米轨电力机车及其转向架 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4059893A patent/JPH0773995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05139307A (ja) | 1993-06-08 |
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