JPH077370Y2 - 道路補修用路面加熱ヒータ車における加熱装置 - Google Patents

道路補修用路面加熱ヒータ車における加熱装置

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Publication number
JPH077370Y2
JPH077370Y2 JP2612791U JP2612791U JPH077370Y2 JP H077370 Y2 JPH077370 Y2 JP H077370Y2 JP 2612791 U JP2612791 U JP 2612791U JP 2612791 U JP2612791 U JP 2612791U JP H077370 Y2 JPH077370 Y2 JP H077370Y2
Authority
JP
Japan
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road
heater
heating
hot air
road surface
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Expired - Lifetime
Application number
JP2612791U
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JPH04117013U (ja
Inventor
明夫 石井
義満 橋本
一郎 宮崎
Original Assignee
株式会社新潟鉄工所
日本鋪道株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は道路補修用路面加熱ヒー
タ車に設備される加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路補修用路面加熱ヒータ車として、2
台の同一の熱風循環型ヒータユニットを前後に分けて走
行車に搭載したものが知られている。上記熱風循環型ヒ
ータユニットAは、図4に示すように、バーナ1と、該
バーナ1に熱風ダクト2を介して連結された中央金箱3
と、該中央金箱3の左右の側部に左右に伸縮自在に設け
られた伸縮ダクト4,5と、上記中央金箱3と伸縮ダク
ト4,5の全体を覆う伸縮自在なフード6と、中央金箱
3と伸縮ダクト4,5の全体を囲ってフード6に垂設さ
れたスカート7と、中央金箱3と伸縮ダクト4,5にそ
れぞれ設けられた噴出口3a,4a,5aから噴出され
て路面Rの加熱に働いた熱風をフード6内から吸引ダク
ト8で吸い出して戻しダクト9でバーナ1に循環させる
循環ファン10を主体としている。
【0003】道路補修用路面加熱ヒータ車の従来の加熱
装置は、2台の同一の熱風循環型ヒータユニットAを、
バーナ1や循環ファン10の前後の位置関係を同一にし
て走行車に搭載し、バーナ1で生じた熱風を中央金箱3
の噴出口3aと伸縮ダクト4,5の噴出口4a,5aか
ら路面Rに吹き付けてこれを加熱し、路面Rの加熱に働
いた熱風を循環ファン10でバーナ1に循環させる構成
とされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の道路補修用
路面加熱ヒータ車の加熱装置においては、熱風の吹出し
速度及び量が左側と右側において噴出口の数や熱風の流
路等に影響を受け同一とならない為、路面Rの左右にお
いて加熱温度に差が生じやすい。上記は、熱風ダクト2
の吹出し口2aと吸引ダクト8の吸引口8aを中央金箱
3とフード6の中央に配置し、また噴出口3a,4a,
5aを左右対称に配設しても穴数が多く、左右を均一化
することはむずかしい。なお、図4における各噴出口3
a,4a,5aの断面位置はそれぞれ異なる。
【0005】実際には、ヒータユニットAをコンパクト
に纏めて走行車に搭載しなければならない関係から、バ
ーナ1や循環ファン10までも中央線に沿い直線状に配
置して左右対称とすることはできず、また、伸縮ダクト
4,5は収縮時の相互干渉を避けるために前後に位置を
ずらさなければならない。したがって、左右の熱風の流
路に差が生じ、温度差が発生するものと考えられる。
【0006】本考案は、温度差が生じても路面の左右を
対称に加熱することができる道路補修用路面加熱ヒータ
車における加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案はほぼ同一構造の2台以上の熱風循環型ヒ
ータユニットを前後に分けて走行車に搭載した道路補修
用路面加熱ヒータ車において、前のヒータユニットに対
して後のヒータユニットを平面視において180度転回
した状態で設けた構成とした。
【0008】
【作用】前後2台の熱風循環型ヒータユニットに、熱風
の吹出し速度及び量が左右において異なる傾向がそれぞ
れあっても、熱風の吹出し速度及び量の左右方向の違い
は、前後2台のヒータユニットにおいて互いに相殺され
る。その結果、路面が左右対称に加熱されるようにな
る。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は本考案に係る道路補修用路
面加熱ヒータ車における加熱装置の一実施例を示す。な
お、図1ないし図3において図4の部材等と同一のもの
には同一の符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0010】図1ないし図3において符号11は走行車
である。この走行車11には、全く同一構成の2台の熱
風循環型ヒータユニットB,Cが前後に分けて搭載され
ている。前のヒータユニットBに対して後のヒータユニ
ットCは平面視において180度転回した状態で設けら
れている。このため前後2台のヒータユニットB,Cに
おいてはそれらを構成するバーナ1や循環ファン10等
の配置が点対称になっている。
【0011】バーナ1には円筒1aが連設されており、
該円筒1aのバーナ1から離れた端部に熱風ダクト2の
上端が連結されている。熱風ダクト2は斜めに設けら
れ、その下端の熱風吹出し口2aを中央金箱3等の中央
位置CLに配設している。また、吸引ダクト8も斜めに
設けられ、下端の吸引口8aを上記中央位置CLに配設
している。戻しダクト9は円筒1aの根本部分に連結さ
れている。
【0012】また、符号12は空気ブロワであり、空気
管13を介してバーナ1に燃焼用の空気を送る。14は
2台のヒータユニットB,Cの間に設けられた運転席で
ある。運転席14にはバーナ1の制御盤15が設けられ
る。
【0013】次に、上記のように構成された道路補修用
路面加熱ヒータ車における加熱装置の作用を説明する。
路面Rを加熱する場合においては、バーナ1に点火し、
熱風を中央金箱3に送って中央金箱3と伸縮ダクト4,
5の噴出口3a,4a,5aから路面Rに吹き付けてこ
れを加熱するとともに、路面Rの加熱に働いた熱風を循
環ファン10でバーナ1に戻して行うが、これは従来と
同じである。
【0014】上記の加熱作動において、例えば、熱風が
図2で右下りの斜めの熱風ダクト2を通じて右下に向か
って斜めに吹き出される関係から、路面右側の加熱度合
が大きくなる傾向があったとしても、このヒータユニッ
トと逆に配設された他のヒータユニットにおいては、上
記とは逆に路面左側の加熱度合が上記と同程度に大きく
なる。したがって路面左右の加熱温度差は前後2台のヒ
ータユニットB,Cにおいて相互に相殺され、路面Rは
総合的に対称に加熱されることとなる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の道路補修
用路面加熱ヒータ車における加熱装置は、ほぼ同一構造
の2台以上の熱風循環型ヒータユニットを前後に分けて
走行車に搭載した道路補修用路面加熱ヒータ車におい
て、前のヒータユニットに対して後のヒータユニットが
平面視において180度転回した状態で設けられた構成
とされているので、1ユニットで左右方向の加熱温度差
があっても、前後2台のヒータユニットにより総合的に
左右方向の加熱温度差をなくして路面を対称に加熱する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、本考案に係る
加熱装置を設備した道路補修用路面加熱ヒータ車の平面
図である。
【図2】後のヒータユニットの円筒と熱風ダクト等の関
係を示す後面図である。
【図3】後のヒータユニットの吸引ダクトと循環ファン
等の関係を示す正面図である。
【図4】熱風循環型ヒータユニットの断面略図である。
【符号の説明】 11 走行車 B,C 熱風循環型ヒータユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ同一構造の2台以上の熱風循環型ヒ
    ータユニットを前後に分けて走行車に搭載した道路補修
    用路面加熱ヒータ車において、前のヒータユニットに対
    して後のヒータユニットが平面視において180度転回
    した状態で設けられたことを特徴とする道路補修用路面
    加熱ヒータ車における加熱装置。
JP2612791U 1991-03-26 1991-03-26 道路補修用路面加熱ヒータ車における加熱装置 Expired - Lifetime JPH077370Y2 (ja)

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JP2612791U JPH077370Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 道路補修用路面加熱ヒータ車における加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH04117013U JPH04117013U (ja) 1992-10-20
JPH077370Y2 true JPH077370Y2 (ja) 1995-02-22

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