JPH0773548A - ガイドローラ - Google Patents

ガイドローラ

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Publication number
JPH0773548A
JPH0773548A JP5217224A JP21722493A JPH0773548A JP H0773548 A JPH0773548 A JP H0773548A JP 5217224 A JP5217224 A JP 5217224A JP 21722493 A JP21722493 A JP 21722493A JP H0773548 A JPH0773548 A JP H0773548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
roller
guide roller
cap
fitted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5217224A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Iso
正人 磯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5217224A priority Critical patent/JPH0773548A/ja
Publication of JPH0773548A publication Critical patent/JPH0773548A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さ調整が可能なピボット式のガイドローラ
を提供する。 【構成】 ピボット式のガイドローラ2において、シャ
フト3のローラ部材5下方の外周にベース1の雄ねじ9
に螺合する雌ねじ10を有した下フランジ8を嵌着する
と共に上部外周に高さ調整用の溝12a付きのキャップ
12を嵌着し、このキャップを回転させるための治具が
挿脱可能な作業孔13をピボット受け部材4に穿設し、
治具でキャップ12を回転させることで前記ベース1に
対しシャフト3が螺昇降するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ一体型VTR等
磁気記録再生装置においてテープ走行の安定化を図るた
めに用いられるガイドローラ(インピーダンスローラ)
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種ガイドローラとして、従来、図3
に示すようなものがある。
【0003】これは、図示しないベースの支持部に下端
部が圧入等されるシャフト100に、その上端において
ピボット受け部材101によりピボット受けされて、フ
ライホイール(フライホイール部102a参照)と一体
のローラ部材102がベアリング103等を介して回転
自在に嵌合された所謂ピボット式のものである。尚、図
示例ではフライホイールがローラ部材102と一体に形
成されているが、別体に形成されたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したピ
ボット式のガイドローラにあっては、ピボット受け部材
101がシャフト100の先端を受けているため、高さ
調整機構を持たすことが困難であり、現状では、一度組
み立てたガイドローラを他部品等の加工誤差や組付誤差
に対処して微調整することが不可能であった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
に提案されたもので、高さ調整が可能なピボット式のガ
イドローラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の、本発明に係るガイドローラは、ベースに植設される
シャフトにその上端においてピボット受け部材により支
持されてローラ部材を回転自在に嵌合したガイドローラ
において、前記シャフトのローラ部材下方の外周に前記
ベースに螺合する螺合部を設けると共に上部外周に高さ
調整用のキャップを嵌着し、このキャップを回転させる
ための治具が挿脱可能な作業孔を前記ピボット受け部材
に穿設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成によれば、治具によりキャップを回転
させることで、シャフトが螺合部を介してベースに対し
螺昇降し、高さ調整される。
【0008】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例
を説明する。
【0009】図1はガイドローラの半断面図で、図2は
その平面図である。図示のように、カメラ一体型VTR
のVTRデッキ部等における外装ケースのベース1には
ガイドローラ2がシャフト3を介して植設される。
【0010】前記シャフト3には、その上端においてピ
ボット受け部材4により支持されて、ローラ部材5が回
転自在に嵌合される。図示例では、ローラ部材5の上端
部外周に筒状のフライホイール6が圧入等により嵌着さ
れ、このフライホイール6の上部内周に円板状の前記ピ
ボット受け部材4が同じく圧入等により嵌着されてい
る。
【0011】前記ローラ部材5は、前記フライホイール
6が嵌着する大外径部5aとテープ支持面を有する小外
径部5bとこれらを連結すると共にテープの上端規制を
行うテーパ部5cとからなり、その内のテーパ部5cに
半径方向へ貫通するようにして通気孔7が穿設される。
【0012】そして、前記シャフト3の下部外周には前
記テープの下端規制を行う筒状の下フランジ8が圧入等
により嵌着され、この下フランジ8の内周に、前記ベー
ス1に立設されたシャフト支持筒部1a外周の雄ねじ9
と螺合し得る雌ねじ10が刻設される。
【0013】従って、前記雄ねじ9と雌ねじ10との螺
合度合いによってベース1に対するシャフト3の高さが
決定される。尚、図中11はシャフト支持筒部1aにね
じ込まれてシャフト3を固定する止めネジである。
【0014】一方、前記シャフト3の上部外周に高さ調
整用の筒状のキャップ12が圧入等により嵌着され、こ
のキャップ12を回転させるための図示しない治具が挿
脱可能な作業孔13が前記ピボット受け部材4に穿設さ
れている。
【0015】図示例では、キャップ12の上端面に直径
線上に沿って溝12aが二つ形成され、これらの溝12
aに対応して矩形の作業孔13が前記ピボット受け部材
4に二つ穿設されている。
【0016】このように構成されるため、シャフト支持
筒部1aの雄ねじ9と下フランジ8の雌ねじ10とが螺
合したガイドローラ2の組立後においても、止めネジ1
1を緩めた状態で、作業孔13を通した所定の治具の先
端をキャップ12の溝12aに係合させて当該キャップ
12を所定方向へ回転させることで、高さ調整が行え
る。
【0017】即ち、前記キャップ12の回転により、前
記雄ねじ9と雌ねじ10との螺合度合いが変化してベー
ス1に対しシャフト3が螺昇降することになり、高さ調
整が可能となるのである。調整後は止めネジ11を締め
てシャフト3を固定すれば良い。
【0018】また、本実施例では、ローラ部材5に通気
孔7を設けたので、ローラ高回転時に発生するローラ内
部の空気振動に起因した音や振動が効果的に低減され
る。勿論この通気孔7は特に設けなくても良い。
【0019】尚、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内で、止めネジ11の変わ
りに圧縮ばねを用いてシャフト3を固定するとか、下フ
ランジ8をローラ部材5と一体に形成した場合にシャフ
ト3に雄ねじ9に螺合するナット部材を嵌着したり又は
シャフト3の外周に雄ねじを刻設してこの雄ねじに螺合
する雌ねじをシャフト支持筒部1a内周に刻設する等各
種変更が可能であることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ボット式のガイドローラにおいて、シャフトのローラ部
材下方の外周にベースに螺合する螺合部を設けると共に
上部外周に高さ調整用のキャップを嵌着し、このキャッ
プを回転させるための治具が挿脱可能な作業孔をピボッ
ト受け部材に穿設したので、高さ調整が可能なピボット
式のガイドローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すガイドローラの半断面
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
2 ガイドローラ 3 シャフト 4 ピボット受け部材 7 通気孔 8 下フランジ 10 雌ねじ 12 キャップ 13 作業孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに植設されるシャフトにその上端
    においてピボット受け部材により支持されてローラ部材
    を回転自在に嵌合したガイドローラにおいて、前記シャ
    フトのローラ部材下方の外周に前記ベースに螺合する螺
    合部を設けると共に上部外周に高さ調整用のキャップを
    嵌着し、このキャップを回転させるための治具が挿脱可
    能な作業孔を前記ピボット受け部材に穿設したことを特
    徴とするガイドローラ。
  2. 【請求項2】 前記螺合部はローラ部材と別体に形成さ
    れてシャフトに嵌着された下フランジの内周に雌ねじと
    して形成される請求項1記載のガイドローラ。
  3. 【請求項3】 前記ローラ部材はテープ支持面から外れ
    た部位に半径方向へ貫通した通気孔を有する請求項1又
    は2記載のガイドローラ。
JP5217224A 1993-09-01 1993-09-01 ガイドローラ Withdrawn JPH0773548A (ja)

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JP5217224A JPH0773548A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 ガイドローラ

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JP5217224A JPH0773548A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 ガイドローラ

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JPH0773548A true JPH0773548A (ja) 1995-03-17

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ID=16700795

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