JPH077325Y2 - テーピング装置 - Google Patents

テーピング装置

Info

Publication number
JPH077325Y2
JPH077325Y2 JP1988091021U JP9102188U JPH077325Y2 JP H077325 Y2 JPH077325 Y2 JP H077325Y2 JP 1988091021 U JP1988091021 U JP 1988091021U JP 9102188 U JP9102188 U JP 9102188U JP H077325 Y2 JPH077325 Y2 JP H077325Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
roll
frame
supported
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988091021U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0214368U (ja
Inventor
洋 石塚
亘 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP1988091021U priority Critical patent/JPH077325Y2/ja
Publication of JPH0214368U publication Critical patent/JPH0214368U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH077325Y2 publication Critical patent/JPH077325Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、長尺リードフレームにメッキ用マスキングテ
ープを二列同時に貼付する装置に関するものである。
<従来の技術> 第4図(A)は可変抵抗器用のリードフレームの一例で
あり、最終的に第4図(B)のように1組3本のリード
を互いに切り離して使用に供される。ところでこのよう
なリードは半田付けがし易いように錫メッキを施すのが
一般的であるが、第4図(B)のリードを可変抵抗素子
に接合する際3本のリードの内側先端に錫があると接合
に用いる銅合金製の加熱電極が反応し、電極の消耗が大
きい。このためリード先端部に錫が付着しないように第
4図(A)の状態でこの部分を含む範囲にマスキングテ
ープを貼り付けて錫メッキに供し、メッキ後マスキング
テープを剥離し中央部を打抜いて第4図(B)のように
するのである。
第5図は長尺リードフレームの製造工程の一例であり、
(A)リードフレームは長尺材を所望形状の金型を備え
たプレスで加工し、(B)長尺のままメッキ不要部にマ
スキングを行なう機構を有するメッキ装置に投入され、
(C)最終的に長尺リードフレームを仕様の長さに切断
し製品としている。
第6図は従来のマスキングテープを長尺リードフレーム
に貼り付ける機構の一例を示す。マスキングテープの送
り出しリール1より送り出したマスキングテープ2をガ
イドロール3で長尺リードフレーム4の表面付近までガ
イドし、ガイドロール3よりある一定距離をおいた次の
圧着ロール5で貼付を行なっている。
<考案が解決しようとする課題> 近年、リードフレームのコストダウンを目的として、長
尺条材の幅方向に1ピース分のリードフレーム形状のみ
プレス加工を行なったものをメッキし、所定の長さに切
断する製造方法から、第4図(C)に示すように長尺条
材の幅を2倍にして幅方向に2ピース分のリードフレー
ム形状をプレス加工を行ないメッキをして、次にその幅
を半分に分離、そして所定の長さに切断する製造方法に
移行されて来ている。
これに伴って、長尺リードフレームにマスキングを行な
う場合にマスキングテープも2列平行に精度よく貼付し
なければならないという課題が生じた。
また、従来機構の場合、テープ位置決め位置とテープ貼
着位置が離れており、長尺リードフレームの凹凸がテー
プの貼付位置精度に悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
本考案は前記実状に鑑みてなされたもので、長尺リード
フレームにマスキングテープを2列平行に精度良く同時
に貼付可能なテーピング装置を提供するものである。
<課題を解決するための手段> 前記の目的を達成するため本考案のテーピング装置は、
矩形に構成されたフレーム内に2個の位置決めロールと
下ロールが円周上で接触するように配置されており、下
ロールは上記フレームによって支持され、2個の位置決
めロールは、それぞれ下ロールに対して垂直方向に摺動
可能に独立に保持され、且つ間隔をもって固定されたガ
イドプレート下端から突出するように支持されており、
前記の2組のガイドプレートは位置決めロールの回転軸
と平行な方向に摺動可能で、且つガイドプレートを介し
て位置決めロールに加圧力を与えるようにフレームに固
定されているテープ圧着手段と被圧着素材の入口方向に
被圧着素材のガイドを具備した位置決め手段と、素材を
走行させる駆動手段及び圧着テープ送り出し手段とを具
備する点に特徴がある。以下本考案の一実施例を図面に
より詳細に説明する。
第1図は位置決め部の正面図を示す。底板6上に2枚の
側板7と天板8で構成されたフレーム内に、2個の位置
決めロール9と下ロール10が円周上で接触し同一回転軸
方向となるように配置されている。下ロール10は、側板
7によって支持されている。
2個の位置決めロール9は、それぞれ下ロール10と接触
するように、所定の間隔にスペーサー11を介して固定さ
れたガイドプレート12の間にガイドプレート12の下端よ
り突出するように、ガイドプレート12によって支持され
ている。
前記ガイドプレート12は、直線運動ガイド13を介して直
線運動ガイド固定板14に固定されている。更に直線運動
ガイド固定板14は、所定のテープ間隔となるように位置
決めロール9の回転軸方向に摺動可能な直線ガイド15を
介して天板8に固定されている横部材16に固定される。
また横部材16には、六角穴付ボルト加工部材17とバネ18
とピン19によって構成される位置決めロール加圧機構が
取り付けてある。更に側板7には、ボルト20とナット21
による直線運動ガイド15の固定機構を取り付けてある。
第2図は、位置決め部側面図である。位置決めロール9
の被圧着素材進入方向にプーリベアリング22とプーリベ
アリング固定板23及びガイド固体板24で構成した被圧着
素材ガイドを側板7に固定している。
第3図は、本考案のテーピング装置の全体の構成図であ
り、又位置決め部の素材出口側に駆動部が配置されてい
る。駆動部は、底板25に2枚の側板26と天板27で構成さ
れたフレーム内に2個のロール28を配置したもので、駆
動源としてはインダクションモーターを用いている。駆
動部上部には、マスキングテープリール29と軸30及び支
持板31より構成されるマスキングテープ送り出し手段を
配置している。
<作用> このように構成されたテーピング装置において、プーリ
ベアリング22によりガイドされた被圧着素材32にテープ
貼付を行なう場合、マスキングテープ33は駆動部上部の
リール29より送り出され、位置決め部のガイドプレート
12の間に進入し、位置決めロール9によって被圧着素材
32の表面にガイドプレート12にガイドされながら到達
し、位置決めロール9と下ロール10によって加圧され貼
付される。
この場合、従来技術のように貼付位置と位置決め位置が
離れていると被圧着素材32の凹凸によりテープ貼付位置
精度が悪化していたが、本装置では、マスキングテープ
33が被圧着素材32に貼付される直前までガイドプレート
12でガイドされており、被圧着素材34の凹凸によるテー
プ貼付位置精度への影響を減少させている。
また、2つの位置決めロール9は、それぞれ独立してガ
イドプレート12と共に摺動可能となっており、被圧着素
材32の初期投入時及び被圧着素材32の継目通過時に位置
決めロール9はそれぞれ摺動することが出来ることによ
り、2つの位置決めロール9がそれぞれの動作に干渉す
ることはなく、これによりテープの貼付不良の発生を防
いでいる。
更に2つの位置決めロール9は直線運動ガイド15によっ
て位置決めロール9の回転軸方向に摺動可能で、2つの
位置決めロール9の間隔を変えることなく被圧着素材32
の幅方向のマスキングテープ33の位置決めが可能となっ
ている。直線運動ガイド15の摺動はボルト20とナット21
で固定可能となっている。位置決めロールの加圧力の調
整は、六角穴付ボルト加工部材17とバネ18及びピン19に
よって構成される加圧機構において、六角穴付ボルト加
工部材17の角度を調整することで、可能となっている。
<効果> 上述のように本考案の装置によれば、長尺リードフレー
ムにマスキングテープを精度良く、貼付不良することな
く2本同時にテーピングすることが可能となった。また
装置も小型化でき、容易にメッキ装置に組み込むことも
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のテーピング装置の位置決め手段の正
面図であり、第2図は、位置決め手段の側面図であり、
第3図は、本考案のテーピング装置の全体の構成図、第
4図は、本考案を適用できるリードフレームの形状の一
例であり、第5図は、このようなリードフレームの製造
工程の一例である。第6図は、従来のテーピング装置の
一例である。 9…位置決めロール、10…下ロール、12…ガイドプレー
ト、22…プーリベアリング、28…駆動ロール、29…マス
キングテープリール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形に構成されたフレーム内に、2個の位
    置決めロールと下ロールが円周上で接触するように配置
    されており、下ロールは上記フレームによって支持さ
    れ、2個の位置決めロールは、それぞれ下ロールに対し
    て垂直方向に摺動可能に独立に保持され、且つ間隔をも
    って固定されたガイドプレート下端から突出するように
    支持されており、前記の2組のガイドプレートは位置決
    めロールの回転軸と平行な方向に摺動可能で、且つガイ
    ドプレートを介して位置決めロールに加圧力を与えるよ
    うにフレームに固定されているテープ圧着手段と、被圧
    着素材の入口方向に被圧着素材用ガイドを具備した位置
    決め手段と、素材を走行させる駆動手段及び圧着テープ
    送り出し手段とを具備してなるテーピング装置。
JP1988091021U 1988-07-11 1988-07-11 テーピング装置 Expired - Lifetime JPH077325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988091021U JPH077325Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 テーピング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988091021U JPH077325Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 テーピング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0214368U JPH0214368U (ja) 1990-01-29
JPH077325Y2 true JPH077325Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31315522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988091021U Expired - Lifetime JPH077325Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 テーピング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077325Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4339832B2 (ja) 2005-08-11 2009-10-07 三菱電機株式会社 車両用回転電機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130499A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 Hitachi Cable Ltd マスキングテ−プの貼付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0214368U (ja) 1990-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4450623A (en) Process for the manufacture of circuit boards
EP0415663A1 (en) Tape assembly
CN110140189B (zh) 全自动钉接卷绕一体机
JPH0256817B2 (ja)
JPH077325Y2 (ja) テーピング装置
CN216182884U (zh) 一种柔性灯条自动生产设备
CN113500790B (zh) 一种自动粘结阻胶条的工装及其使用方法
JP2942983B2 (ja) 電線結束装置
CN215581936U (zh) 一种pcb贴胶设备
JPH1046386A (ja) マスキングテ−プ貼付方法及びそれを実施するマスキングテ−プ貼付装置
JPH08142227A (ja) フィラー貼付方法および装置
JP4161465B2 (ja) テープ切断圧着装置およびテープ切断圧着方法
JP3329533B2 (ja) 異方性導電膜の接着装置
JPH0347275Y2 (ja)
JPH08222204A (ja) 電池用絶縁シート貼付け方法及びそれに用いる装置
JPH0553130A (ja) 異方性導電膜貼付装置
JPH0117263B2 (ja)
JPS59141389A (ja) 部分クラツド材の製造方法
JPH03155086A (ja) 電線端部識別子の連続装着方法と装置
JP2852771B2 (ja) ピン打ち装置
JPS63258717A (ja) ヒユ−ズクリツプのテ−ピング装置
JPH10172871A (ja) 電解コンデンサ用電極端子の製造方法
JPS5849183Y2 (ja) 半田テ−プ構体
JP3853049B2 (ja) リードフレームへのテープ片貼着方法及び装置
CN114162420A (zh) 一种汽车天窗固定零件自动化加工装置