JPH0773228A - 図面自動認識方法 - Google Patents

図面自動認識方法

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JPH0773228A
JPH0773228A JP5219337A JP21933793A JPH0773228A JP H0773228 A JPH0773228 A JP H0773228A JP 5219337 A JP5219337 A JP 5219337A JP 21933793 A JP21933793 A JP 21933793A JP H0773228 A JPH0773228 A JP H0773228A
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JP
Japan
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area
symbols
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recognition
symbol
Prior art date
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Pending
Application number
JP5219337A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ito
裕一 伊藤
Satoshi Tanaka
覚司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5219337A priority Critical patent/JPH0773228A/ja
Publication of JPH0773228A publication Critical patent/JPH0773228A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シンボル等が重なる領域の図面認識を確実、
容易にする。 【構成】 原稿図面を2値画像データとして読み取り
(S1)、該画像データのベクトル化を行い(S2、S
3)、このデータからシンボルと図形及び文字の要素分
離(S4)と認識(S5〜S7)を行うにおいて、図面
にはシンボル等が重なる真位置領域には領域を特定する
記号のみを書き、当該領域の部分図面をシンボル同士の
重なりを無くして原稿図面外に書き込んでおき、この原
稿の認識を行った後、真位置領域と拡大領域とを境界記
号で同定を行い(S8)、この拡大領域から真位置領域
への座標変換係数の算出(S9)と座標変換を行う(S
10)。これにより、シンボル等が重なる部分を図面外
の拡大領域で認識し、認識処理後に拡大領域の図面を真
位置領域に本来の縮尺で書き込みできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図面自動入力装置に係
り、特に図面要素になるシンボルと図形の自動認識方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の図面自動入力装置は、図7に示す
ように、図面をスキャナから入力し、図面のデータ化を
図る。
【0003】画像入力では与えられた図面をスキャナで
走査し、白/黒の2値画像を得る。輪郭ベクトル化では
白/黒画像の境界線をベクトルで表現した輪郭ベクトル
データを生成する。
【0004】芯線ベクトル化では輪郭ベクトルで囲まれ
た黒領域の中心線をベクトルで表現した芯線ベクトルを
生成する。
【0005】要素分離では輪郭ベクトルと芯線ベクトル
の大きさ・形状・位置関係などを判断し、ルールにした
がって接触している図形を分離するなどし、シンボル候
補、図形候補、文字候補に分類する。
【0006】シンボル認識ではシンボル候補として分類
された要素を個々にシンボル辞書データと照合して該当
するシンボルコードを出力する。シンボルの位置は、シ
ンボルの中心点など、あらかじめ定めたシンボル代表点
1点の座標で示す。
【0007】文字認識では文字候補として分類された要
素を個々に文字辞書データと照合して該当する文字コー
ドを得、位置関係から文字列としてのグループ化を行
い、文字列データを出力する。
【0008】図形認識では図形候補として分類された要
素を追跡してポリライン、ポリゴン等の図形データを出
力する。
【0009】認識結果編集・出力では各認識処理で得ら
れたデータを所定の形式に編集し、認識結果データとし
て出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の図面自動入力装
置において、認識すべきシンボルの形状・大きさは図面
の種類毎にあらかじめ定められている。
【0011】鉄道・上下水道・電力系統等の設備図面で
は、シンボルによって設備・機器等の種類と位置を表現
している。これら図面は、一定の縮尺で描かれており、
同一縮尺の地形図と重ね合わせることにより目的の設備
の配置状況を知ることができる。
【0012】従って、図面上のシンボルの位置は真位置
(背景の地形図上でその設備が存在する位置)に表現さ
れる必要があった。また、図面の縮尺は1/250〜1
/2000程度であるのに対し、シンボルの大きさは数
mm程度であり、実際の設備・機器をその縮尺で表現す
るよりは大きく表現される。
【0013】そのため、設備の配置状況の密な領域で
は、シンボル同士が重なって表現される場合がある。
【0014】現状の要素分離技術では、シンボル同士が
重なっている場合に的確に分離することができない。
【0015】シンボル認識では、要素分離でシンボル候
補として分類された要素を個々にシンボル辞書データと
照合することにより認識している。従って、要素分離に
おいて的確に分離されなかった場合には正しい認識結果
が得られない。
【0016】本発明の目的は、シンボル等が重なる領域
のシンボルと図形認識を確実、容易にする図面自動認識
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、原稿図面を走査して2値画像データとし
て読み取り、該画像データのベクトル化データからシン
ボルと図形及び文字の候補分離とそれぞれの認識を行
い、該認識で得られたデータを所定の形式に編集・出力
する図面自動入力装置において、前記原稿図面は、シン
ボル又は図形が重なる領域には真位置領域として境界記
号と識別番号を書き込み、当該領域の部分図面をシンボ
ル同士の重なりを無くしかつ前記識別番号と対応付けた
拡大領域として原稿図面外に書き込み、前記真位置領域
と拡大領域の書き込みをした原稿図面の読み取りとベク
トル化とシンボル等の認識を行った後、前記真位置領域
と拡大領域とで同一の点を示す境界記号の対応付けを行
う同定処理を行い、前記同定処理により求められた真位
置領域の境界点の座標と拡大領域の境界点の座標を使っ
て拡大領域から真位置領域への座標変換係数を算出し、
前記座標変換係数を使って拡大領域内のシンボル・図形
の各座標点の座標変換を行って真位置領域に書き込むこ
とを特徴とする。
【0018】
【作用】シンボル等が重なる部分をシンボル等の重なり
を無くした拡大領域として図面外に書き込んでおくこと
でその確実な認識ができるようにしておき、認識処理後
に拡大領域の図面を真位置領域に本来の縮尺で書き込み
できるようにする。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す処理フロー
である。画像入力の対象となる原稿図面において、図2
に示すように、設備の配置状況が密でシンボル同士が重
なってしまう領域がある場合、スキャナから入力する図
面の記述を以下のようにする。
【0020】(1)図面要素の重なり領域(真位置領
域)には、目的のシンボル・図形を書き込まない。
【0021】(2)重なり領域の境界に境界記号と識別
番号を書き、同一領域には同一識別番号を用いる。この
例を図3に示す。
【0022】(3)図面の余白部分にシンボル同士が重
ならないように縮尺を変更して領域内のシンボル・図形
及び境界記号と識別番号を書き込む(以下では拡大領域
と呼ぶ)。この例を図4に示す。このときのシンボルの
大きさは規定の大きさのままとし、変更しない。
【0023】以上のような重なり領域の記述と拡大領域
を設けた原稿図面を使い、この図面の画像入力(S1)
とベクトル化(S2,S3)と要素分離(S4)、シン
ボル認識(S5)、図形認識(S6)及び文字認識(S
7)は従来と同様の方法で行う。この認識において、拡
大領域ではシンボルの重なりがないため、確実な認識が
なされる。
【0024】これら認識の終了後の後処理として、境界
記号の同定(S8)と変換係数の算出(S9)と座標変
換(S10)を加え、拡大領域内の認識結果を真位置領
域内に座標変換して縮小移動し、最後の認識結果編集・
出力とする。これらの処理を以下に説明する。
【0025】(A)境界記号の同定 図5に示すように、真位置領域と拡大領域とで、同一の
点を示す境界記号の対応付けを行う。
【0026】境界記号は上下左右の方向が区別できる形
状のものとし、1領域につき4方向の内、3方向で各1
個づつ計3個の境界記号を記入する。
【0027】識別番号は1図面内に複数の領域を拡大し
ている場合での対応を取るために用いている。
【0028】真位置領域であ識別番号を境界記号の領域
内側に、また、拡大領域では領域外側に記入する。
【0029】境界記号の上下左右の方向を検出し、近傍
の認識番号との組み合わせで同一点を表す対応付けを行
う。
【0030】(B)変換係数の算出 境界記号の同定により求められた真位置領域の境界点の
座標 S1(XS1,YS1)、S2(XS2,YS2)、S3
(XS3,YS3) と、それに対応する拡大領域の境界点の座標 K1(XK1,YK1)、K2(XK2,YK2)、K3
(XK3,YK3) から、拡大領域から真位置領域への座標変換の式 XS=aXK+bYK+c YS=dXK+eYK+f 但し、XS,YS:真位置領域での座標 XK,YK:拡大領域での座標 の係数a,b,c,d,e,fを求める。
【0031】(C)座標変換 変換係数の算出により求めた座標変換の式により、拡大
領域内の各座標点(シンボル代表点、線図形のノード)
の座標変換を行う。
【0032】これにより、拡大領域内に位置関係を拡大
して書いた図形及びシンボルを図6に示すように、真位
置領域内に本来の縮尺で表現することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、シンボ
ル等が重なる部分をシンボル等の重なりを無くした拡大
領域として図面外に書き込んでおき、認識処理後に拡大
領域の図面を真位置領域に本来の縮尺で書き込みできる
ようにするため、以下の効果がある。
【0034】(1)シンボルが重なる領域の認識率を高
めることができる。
【0035】(2)正しく認識できなかった部分につい
ては、自動認識後にオペレータによる対話修正機能を使
って手作業で修正するが、このときの修正作業が認識率
の向上で軽減される。
【0036】(3)真位置領域と拡大領域の対応付けは
装置が自動的に行うため、認識処理におけるオペレータ
の作業負担が無い。
【0037】(4)座標変換の係数は、領域毎に自動的
に作成されるため、拡大領域を原稿図面に書くときに位
置、拡大率、傾きの制約が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す処理フロー。
【図2】原稿の図形・シンボル例。
【図3】実施例における真位置領域の図形例。
【図4】実施例における拡大領域の図形例。
【図5】実施例における境界記号の同定例。
【図6】実施例における認識結果例。
【図7】図面自動入力装置の処理フロー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿図面を走査して2値画像データとし
    て読み取り、該画像データのベクトル化データからシン
    ボルと図形及び文字の候補分離とそれぞれの認識を行
    い、該認識で得られたデータを所定の形式に編集・出力
    する図面自動入力装置において、 前記原稿図面は、シンボル又は図形が重なる領域には真
    位置領域として境界記号と識別番号を書き込み、当該領
    域の部分図面をシンボル同士の重なりを無くしかつ前記
    識別番号と対応付けた拡大領域として原稿図面外に書き
    込み、 前記真位置領域と拡大領域の書き込みをした原稿図面の
    読み取りとベクトル化とシンボル等の認識を行った後、
    前記真位置領域と拡大領域とで同一の点を示す境界記号
    の対応付けを行う同定処理を行い、 前記同定処理により求められた真位置領域の境界点の座
    標と拡大領域の境界点の座標を使って拡大領域から真位
    置領域への座標変換係数を算出し、 前記座標変換係数を使って拡大領域内のシンボル・図形
    の各座標点の座標変換を行って真位置領域に書き込むこ
    とを特徴とする図面自動認識方法。
JP5219337A 1993-09-03 1993-09-03 図面自動認識方法 Pending JPH0773228A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267228A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Mitsubishi Electric Information Systems Corp ラスタ地図検索装置
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