JPH07105255A - 図面自動入力のための基準位置記号の検出方法 - Google Patents
図面自動入力のための基準位置記号の検出方法Info
- Publication number
- JPH07105255A JPH07105255A JP5251298A JP25129893A JPH07105255A JP H07105255 A JPH07105255 A JP H07105255A JP 5251298 A JP5251298 A JP 5251298A JP 25129893 A JP25129893 A JP 25129893A JP H07105255 A JPH07105255 A JP H07105255A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基準位置記号の検出精度を向上させる。
【構成】 枠図形１１は、記入時に生ずる切れやかすれ
を防ぐため、長方形状ではなく、Ｌ字形状で記入する。
枠図形１１の大きさは、枠図形検出領域１２に完全に包
含され、この枠図形１１を検出して、枠図形基準点１３
を求める。枠図形基準点１３から一定距離ｄにある基準
位置記号１４を検出して基準位置１６を求める。
を防ぐため、長方形状ではなく、Ｌ字形状で記入する。
枠図形１１の大きさは、枠図形検出領域１２に完全に包
含され、この枠図形１１を検出して、枠図形基準点１３
を求める。枠図形基準点１３から一定距離ｄにある基準
位置記号１４を検出して基準位置１６を求める。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、図面に書かれた文字や
図形を認識する図面自動入力のための基準位置記号の検
出方法に関する。
図形を認識する図面自動入力のための基準位置記号の検
出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来の図面の文字や図形を認識
する処理の流れを示すものである。
する処理の流れを示すものである。
【０００３】ステップＳＴ１からＳＴ５までは、各処理
ステップが順次進むことを示す。
ステップが順次進むことを示す。
【０００４】ステップＳＴ１は、イメージスキャナ等か
ら図面の２値画像を入力し、ステップＳＴ２は、その２
値画像を輪郭ベクトルに変換し、さらにステップＳＴ３
で中心線を得る為に、芯線ベクトルに変換する。ステッ
プＳＴ４では、図面の有効領域を検出した上で、図面に
記入された要素を文字候補，シンボル候補，線分候補に
分類し、ステップＳＴ４−１では、その文字候補が文字
列単位にグループ化された後、個々の文字が文字辞書と
比較してパターン認識され、ステップＳＴ４−２では、
シンボル候補がシンボル辞書と比較してパターン認識さ
れ、ステップＳＴ４−３では、線分候補が直線又は円、
円弧に近似される。ステップＳＴ５では、文字・シンボ
ル，線分の認識結果を所定のフォーマットに編集して、
ＣＡＤシステム、マッピングシステムなどのホストシス
テムに引き渡す。
ら図面の２値画像を入力し、ステップＳＴ２は、その２
値画像を輪郭ベクトルに変換し、さらにステップＳＴ３
で中心線を得る為に、芯線ベクトルに変換する。ステッ
プＳＴ４では、図面の有効領域を検出した上で、図面に
記入された要素を文字候補，シンボル候補，線分候補に
分類し、ステップＳＴ４−１では、その文字候補が文字
列単位にグループ化された後、個々の文字が文字辞書と
比較してパターン認識され、ステップＳＴ４−２では、
シンボル候補がシンボル辞書と比較してパターン認識さ
れ、ステップＳＴ４−３では、線分候補が直線又は円、
円弧に近似される。ステップＳＴ５では、文字・シンボ
ル，線分の認識結果を所定のフォーマットに編集して、
ＣＡＤシステム、マッピングシステムなどのホストシス
テムに引き渡す。
【０００５】このステップＳＴ４においては、地形図面
や設備図面の図５で示すようなある区域全体（マス１つ
が区域）を複数図面で記述する場合、隣接する図面と互
いに位置合わせする為に、図６に示す図面６３のよう
に、枠図形６２の内側に基準位置信号６１を記入し、そ
の基準位置記号６１で囲まれた領域を図面６３の有効領
域として扱っている。
や設備図面の図５で示すようなある区域全体（マス１つ
が区域）を複数図面で記述する場合、隣接する図面と互
いに位置合わせする為に、図６に示す図面６３のよう
に、枠図形６２の内側に基準位置信号６１を記入し、そ
の基準位置記号６１で囲まれた領域を図面６３の有効領
域として扱っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような基準位置記号検出にあっては、下記のような問題
点がある。
ような基準位置記号検出にあっては、下記のような問題
点がある。
【０００７】（１）枠図形は一般的には図面記述と接触
・交差することが無いが、筆記用具等で枠図形を記入し
た場合、図７に示すように切れやかすれが生じ易く、正
しい基準位置記号が検出出来ない場合がある。図７はそ
の模様を示すものであり、７１は切れやかすれの状態を
示すものである。
・交差することが無いが、筆記用具等で枠図形を記入し
た場合、図７に示すように切れやかすれが生じ易く、正
しい基準位置記号が検出出来ない場合がある。図７はそ
の模様を示すものであり、７１は切れやかすれの状態を
示すものである。
【０００８】（２）又、図７に示すように基準位置記号
７２の近傍には、本来の図面記述７３がある場合が多
く、それらと基準位置記号７２が形状的に類似している
場合、基準位置記号７２の検出が難しくなる。
７２の近傍には、本来の図面記述７３がある場合が多
く、それらと基準位置記号７２が形状的に類似している
場合、基準位置記号７２の検出が難しくなる。
【０００９】そこで、本発明は上記事情に鑑みて成され
たものであり、枠図形の検出精度を高くし、枠図形から
の基準位置記号検出の検出精度を向上させる図面自動入
力のための基準位置記号の検出方法を提供することを目
的とする。
たものであり、枠図形の検出精度を高くし、枠図形から
の基準位置記号検出の検出精度を向上させる図面自動入
力のための基準位置記号の検出方法を提供することを目
的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、かか
る目的を達成するために、図面の四隅に枠図形検出領域
を設定した後、その領域に完全に包含されるＬ字形状の
枠図形を求めた後、その枠図形の基準点を検出し、しか
る後、その基準点から前記領域内に枠図形基準位置を求
める図面自動入力のための基準位置記号の検出方法。
る目的を達成するために、図面の四隅に枠図形検出領域
を設定した後、その領域に完全に包含されるＬ字形状の
枠図形を求めた後、その枠図形の基準点を検出し、しか
る後、その基準点から前記領域内に枠図形基準位置を求
める図面自動入力のための基準位置記号の検出方法。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図面にしめす実施例に基い
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
【００１２】図１は、本発明の一実施例を示す基準位置
記号の検出が成された図である。図中、枠図形１１は、
記入時に生ずる切れやかすれを防ぐ為、長方形状ではな
く、Ｌ字形状で記入する。
記号の検出が成された図である。図中、枠図形１１は、
記入時に生ずる切れやかすれを防ぐ為、長方形状ではな
く、Ｌ字形状で記入する。
【００１３】枠図形１１の大きさは、図中、図面１５の
枠図形検出領域１２に完全に包含され、従つて、この領
域内にある枠図形１１を検出して、枠図形基準点１３を
求める。枠図形基準点１３から一定距離ｄにある基準位
置記号１４を検出して基準位置１６を求める。以下、枠
図形の検出方法の詳細について示す。
枠図形検出領域１２に完全に包含され、従つて、この領
域内にある枠図形１１を検出して、枠図形基準点１３を
求める。枠図形基準点１３から一定距離ｄにある基準位
置記号１４を検出して基準位置１６を求める。以下、枠
図形の検出方法の詳細について示す。
【００１４】図２は、枠図形の説明図で、図中、輪郭ベ
クトル（Ｖｃ）２１，芯線ベクトル（Ｖｍ）２２，点の
特徴を表す始点特徴点２３，終点特徴点２４により、枠
図形で表す。これらと、その始点，終点，屈折点は各々
必要情報として表１の芯線ベクトル表に書き込まれる。
クトル（Ｖｃ）２１，芯線ベクトル（Ｖｍ）２２，点の
特徴を表す始点特徴点２３，終点特徴点２４により、枠
図形で表す。これらと、その始点，終点，屈折点は各々
必要情報として表１の芯線ベクトル表に書き込まれる。
【００１５】
【表１】
【００１６】上表のデータを取り出し、図１の枠図形検
出領域１２に完全に包含される芯線ベクトルで、かつ始
点と終点が端点であるものについて枠図形候補とする。
出領域１２に完全に包含される芯線ベクトルで、かつ始
点と終点が端点であるものについて枠図形候補とする。
【００１７】今、図２のような候補として上がったＬ字
形状の枠図形の図３（ａ）において、その芯線ベクトル
の領域四角形の中心点Ｐｃから最も遠い位置にある芯線
ベクトル座標点をＡとする。Ａから最も遠い芯線ベクト
ル座標点をＢとする。Ａ，Ｂを結ぶ線分に芯線ベクトル
座標点からおろした垂線長の最も長い芯線ベクトル座標
点をＣとする。尚、図中の、Ａ（Ｂ，Ｃ）、Ｂ（Ｃ，
Ａ）、Ｃ（Ａ，Ｂ）は、Ａ（Ｂ，Ｃ）を例にとると、座
標点Ａの位置がＢやＣとなり得ることを示すもので、上
記記載からくるものである。以下、Ｂ（Ｃ，Ａ）、Ｃ
（Ａ，Ｂ）についても同様である。次ぎに、図３（ｂ）
は、図３（ａ）における各座標点Ｐｃ、Ａ、Ｂ、Ｃ、を
Ｐｃ、Ｐ1，Ｐ2、Ｐ0とし、座標点Ｐ1、Ｐ0及びＰ2、Ｐ
0を、直線でつないだものである。（Ｐ1，Ｐ2の順は任
意である。）。この場合、以下の条件を満足するとき、
枠図形となる。尚、条件を満足しない場合、再度、上述
のようにして、枠図形を絞り込む。
形状の枠図形の図３（ａ）において、その芯線ベクトル
の領域四角形の中心点Ｐｃから最も遠い位置にある芯線
ベクトル座標点をＡとする。Ａから最も遠い芯線ベクト
ル座標点をＢとする。Ａ，Ｂを結ぶ線分に芯線ベクトル
座標点からおろした垂線長の最も長い芯線ベクトル座標
点をＣとする。尚、図中の、Ａ（Ｂ，Ｃ）、Ｂ（Ｃ，
Ａ）、Ｃ（Ａ，Ｂ）は、Ａ（Ｂ，Ｃ）を例にとると、座
標点Ａの位置がＢやＣとなり得ることを示すもので、上
記記載からくるものである。以下、Ｂ（Ｃ，Ａ）、Ｃ
（Ａ，Ｂ）についても同様である。次ぎに、図３（ｂ）
は、図３（ａ）における各座標点Ｐｃ、Ａ、Ｂ、Ｃ、を
Ｐｃ、Ｐ1，Ｐ2、Ｐ0とし、座標点Ｐ1、Ｐ0及びＰ2、Ｐ
0を、直線でつないだものである。（Ｐ1，Ｐ2の順は任
意である。）。この場合、以下の条件を満足するとき、
枠図形となる。尚、条件を満足しない場合、再度、上述
のようにして、枠図形を絞り込む。
【００１８】
【表２】
【００１９】次に、基準位置記号の検出方法についての
詳細は、上記枠図形検出方法において、枠図形を基準位
置記号に、枠図形検出領域を基準位置記号検出領域に置
き換え、同様に実施する。
詳細は、上記枠図形検出方法において、枠図形を基準位
置記号に、枠図形検出領域を基準位置記号検出領域に置
き換え、同様に実施する。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
枠図形の検出精度が高くなり、枠図形からの基準位置記
号の検出精度が高くなる。従って、図面の有効領域を正
しく検出することが出来る。
枠図形の検出精度が高くなり、枠図形からの基準位置記
号の検出精度が高くなる。従って、図面の有効領域を正
しく検出することが出来る。
【図１】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図２】枠図形を示す説明図である。
【図３】基準点Ｐ0を求める説明図である。
【図４】文字や図形認識を示すフローチャートである。
【図５】複数の図面で区域全体を記述する説明図であ
る。
る。
【図６】枠図形と基準位置記号を示す説明図である。
【図７】基準位置記号近傍の説明図である。
１１…枠図形 １２…枠図形検出領域 １３…枠図形基準点 １４…基準位置記号 １５…図面 １６…基準位置
Claims (1)
- 【請求項１】 図面の四隅に枠図形検出領域を設定した
後、その領域に完全に包含されるＬ字形状の枠図形を求
めた後、その枠図形の基準点を検出し、しかる後、その
基準点から前記領域内に枠図形基準位置を求める図面自
動入力のための基準位置記号の検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5251298A JPH07105255A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 図面自動入力のための基準位置記号の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5251298A JPH07105255A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 図面自動入力のための基準位置記号の検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07105255A true JPH07105255A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17220731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5251298A Pending JPH07105255A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 図面自動入力のための基準位置記号の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105255A (ja) |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP5251298A patent/JPH07105255A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060927 |