JPH0773005A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0773005A
JPH0773005A JP5221930A JP22193093A JPH0773005A JP H0773005 A JPH0773005 A JP H0773005A JP 5221930 A JP5221930 A JP 5221930A JP 22193093 A JP22193093 A JP 22193093A JP H0773005 A JPH0773005 A JP H0773005A
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Yoshio Kawai
由男 川井
Tomoko Akimoto
智子 秋元
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えば電子手帳や電子ゲーム機
等、予め記憶された画像データを表示する画像表示装置
において、機械的操作を行なわず、現実的な感覚で被表
示画像データを動かしあるいは変化させて表示すること
を目的とする。 【構成】 装置本体に設けられた発光素子14b及び受
光素子15bの前方において、該発光素子14bが赤外
発光している一定時間内にユーザの手を非接触で移動通
過させることにより、その通過操作の都度赤外反射光を
受光素子15bに受光させ、このユーザの非接触操作に
伴なう赤外反射光の受光回数に対応して、ROMアドレ
スレジスタMの値を設定することで、内蔵ROMに予め
記憶されたお座り動作の犬や喜ぶ動作の犬等それぞれ動
きの変化した複数種類の犬キャラクタデータ及びその効
果音データが選択的にCPUに読出され、液晶表示部1
8に表示されると共に、各対応する効果音もスピーカか
ら発生される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子式の手帳や
電子ゲーム機等の電子機器において、予め記憶された画
像データを表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器において、例えば動物等
のキャラクタを表示する画像表示装置にあっては、その
表示するキャラクタ画像を動かしたり変化させたりする
のは、通常、キー入力部からの複数のキー入力操作に応
じて行なわれる。
【0003】すなわち、上記キャラクタ画像として例え
ば犬を表示する場合に、上下左右を示すカーソルキーを
選択的に操作することにより、それぞれの方向に首を振
った犬の表示等が行なえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像表示装置では、表示するキャラクタ画像を変化
させたり動かしたりするのに、キー入力操作が必要であ
るため、例えば上記犬を“お手”させたり“お座り”さ
せたりして表示するにも、キー入力という機械的操作に
より命令が成されることになる。
【0005】したがって、被表示キャラクタ画像を、ユ
ーザによる現実的な感覚の命令により動かしたり変化さ
せたりして表示することがでず、面白みに欠ける問題が
ある。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
キー入力という機械的操作を行なうことなく、実際に身
振り手振り等で動物に命令するような現実的な感覚で被
表示画像データを動かしあるいは変化させて表示するこ
とが可能になる画像表示装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の画像表示装置は、複数種類の画像データを記憶
する画像データ記憶手段と、使用者が装置本体に接触せ
ずにスイッチングされる非接触スイッチ手段と、予め設
定された一定時間内に前記非接触スイッチ手段がスイッ
チ動作した回数を計数するスイッチ回数計数手段と、こ
のスイッチ回数計数手段により計数された前記非接触ス
イッチ手段の一定時間内におけるスイッチ動作回数に応
じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画
像データのうち少なくとも1つの画像データを選択する
画像データ選択手段と、この画像データ選択手段により
選択された画像データを表示する表示手段とを備えて構
成したものである。
【0008】また、本発明に係わる第2の画像表示装置
は、前記第1の画像表示装置に対し、前記画像データ記
憶手段に記憶された複数種類の画像データのそれぞれに
対応して複数種類の音データを記憶する音データ記憶手
段と、前記表示手段による画像データの表示と共に、そ
の画像データに対応して前記音データ記憶手段に記憶さ
れている音データに応じた音を発生する音発生手段と
を、さらに備えて構成したものである。
【0009】
【作用】つまり、前記第1の画像表示装置では、例えば
装置本体に使用者の手をもって赤外光を反射させてスイ
ッチングさせる非接触スイッチ手段の一定時間内におけ
るスイッチ動作回数、すなわち、一定時間内に使用者が
手を赤外光の反射位置に移動通過させた回数に応じて、
画像データ記憶手段に予め記憶されている複数種類の画
像データのうちの少なくとも1つの画像データが選択さ
れ、表示手段により表示されるので、犬等のキャラクタ
画像にあっては、使用者の手によるジェスチャ的な命令
に即した画像の選択表示が行なわれることになる。
【0010】また、前記第2の画像表示装置では、さら
に、表示手段により表示される画像データに対応した効
果音が発生されるので、より実際の命令に即したリアル
な画像表示が行なわれることになる。
【0011】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の画像表示装置を搭載した電子手
帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0012】この電子手帳は、CPU(中央処理装置)
11を備えている。上記CPU11は、キー入力部12
からのキー操作信号に応じて起動されるROM13に予
め記憶されたシステムプログラムに従って回路各部の動
作制御を司るもので、このCPU11には、キー入力部
12,ROM13の他、送信部14,受信部15、及び
RAM16が接続される。
【0013】また、上記CPU11には、さらに、表示
駆動回路17を介して液晶表示部18が接続されると共
に、増幅回路19を介してスピーカ20が接続される。
上記キー入力部12には、手帳データとして登録させる
「名前」や「電話番号」を入力するための文字キー及び
テンキー12aが設けられると共に、手帳モードと画像
表示モードとを切換える際に操作される「モード」キー
12b、手帳モードでは他の電子機器に対する手帳デー
タの送信開始キーとして操作され、画像表示モードでは
赤外光の発光開始キーとして操作される「スタート」キ
ー12c、手帳モードでは他の電子機器から受信される
手帳データの受信終了キーとして操作され、画像表示モ
ードでは赤外光の発光停止キーとして操作される「エン
ド」キー12d、手帳モードにおいて他の電子機器から
送信された手帳データを受信する際に操作される「受
信」キー12e、上記文字キー及びテンキー12aの操
作に応じて入力された手帳データ、あるいは他の電子機
器から受信された手帳データをRAM16に登録させる
際に操作される「書込み」キー12f、RAM16に登
録された手帳データを検索表示する際に操作される「検
索」キー12g等が設けられる。
【0014】上記ROM13には、CPU11を制御動
作させるためのシステムプログラムの他、複数種類の被
表示画像データと共に、その被表示画像データのそれぞ
れに対応した効果音データが予め記憶される。
【0015】図2は上記電子手帳のROM13に予め記
憶される被表示画像データ及びその効果音データを示す
図である。すなわち、上記ROM13には、「M=0,
2,3」でアドレスされる3種類(組)の犬のキャラク
タデータがビットマップデータとしてそれぞれ2つ(1)
(2)1組で記憶されると共に、該3種類のキャラクタデ
ータに対応させた効果音データがPCMデータとして記
憶される。
【0016】上記送信部14には、送信回路14a及び
発光素子14bが備えられ、CPU11から与えられる
送信データに応じて赤外光を発光するもので、上記手帳
モードでは、文字キー及びテンキー12aの操作に応じ
て入力表示された手帳データ、あるいは「検索」キー1
2gの操作に応じて検索表示された手帳データが、「ス
タート」キー12cの操作に応じて送信回路14aにて
変調され発光素子14bを介し赤外発光データとして送
信出力される。
【0017】また、画像表示モードでは、CPU11か
らの指令により所定周波数の赤外光が送信回路14a及
び発光素子14bを介して発光出力される。上記受信部
15には、受信回路15a及び受光素子15bが備えら
れ、外部からの赤外発光信号を受光,受信するもので、
上記手帳モードでは、他の電子機器から赤外発光データ
として送信された手帳データが、「受信」キー12eの
操作に応じて受光素子15bを介し受信回路15aにて
受信復調され、液晶表示部18に表示される。
【0018】また、画像表示モードでは、外部からの赤
外光が受光素子15bに受光され、その受光状態が受信
回路15aを介しCPU11に通知される。図3は上記
電子手帳のRAM16に備えられるレジスタの構成を示
す図である。
【0019】すなわち、上記RAM16には、「名前」
及び「電話番号」からなる所定人数分の手帳データが手
帳データポインタPで示されるアドレスに登録される手
帳データレジスタ16a、液晶表示部18に表示させる
べき被表示データがイメージデータとして書込まれる表
示レジスタ16b、手帳モードで“0”,画像表示モー
ドで“1”にセットされるモードフラグレジスタN、前
記ROM13に記憶されるキャラクタデータ及び効果音
データのアドレスを示すROMアドレスレジスタM、前
記手帳モードにおける手帳データの受信状態にて“1”
にセットされる受信フラグレジスタF0 、前記画像表示
モードにおける赤外光の発光状態にて“1”にセットさ
れる発光フラグレジスタF1 、及びCPU11に内蔵さ
れるタイマ11aからの計時データが順次更新セットさ
れるタイムレジスタ16cが備えられる。
【0020】上記液晶表示部18には、手帳モードで
は、文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力さ
れた手帳データか、「検索」キー12gの操作に応じて
RAM16の手帳データレジスタ16aから検索された
手帳データか、あるいは「受信」キー12eの操作に応
じて受信部15を介し受信された手帳データの何れかが
表示される。
【0021】また、画像表示モードでは、RAM16の
ROMアドレスレジスタMにて示されるROMアドレス
に応じてROM13から読出された少なくとも1組(1)
(2)のキャラクタデータが1秒毎に交互に表示される。
【0022】上記スピーカ20からは、画像表示モード
において、上記RAM16のROMアドレスレジスタM
にて示されるROMアドレスに応じてROM13から読
出された効果音データに基づく効果音が発生される。
【0023】一方、上記CPU11に内蔵されるタイマ
11aは、画像表示モードにおける「スタート」キー1
2cの操作により送信部14から赤外光が発光出力され
ると同時にクリア・スタートされるもので、このタイマ
11aによる計時データは、前記RAM16内のタイム
レジスタ16cに書込まれる。
【0024】ここで、上記タイムレジスタ16cに順次
更新されて書込まれるタイマ11aによる計時データが
2秒を経過すると、上記送信部14からの赤外光の発光
出力は停止される。
【0025】つまり、送信部14からの赤外光は、「ス
タート」キー12cが操作されてから2秒経過するまで
の間のみ発光出力され、不要な電力消費の抑制が図られ
るもので、この赤外光が発光されている2秒の間に、ユ
ーザの手を発光素子14b及び受光素子15bの前方に
移動通過させることで、受信部15の受光素子15bに
対し反射赤外光が受光されると、その受光の都度、すな
わち、ユーザの手の移動通過による非接触操作の都度、
前記ROMアドレスレジスタMの値が(+1)ずつ加算
セットされる。
【0026】よって、ROMアドレスレジスタMには、
赤外光が発光されている2秒間でのユーザの手による非
接触操作回数に対応したアドレス値がセットされること
になる。
【0027】次に、上記構成による電子手帳の動作につ
いて説明する。図4は上記電子手帳の全体処理を示すフ
ローチャートである。すなわち、キー入力部12におけ
る「モード」キー12bを操作した際に、RAM16の
モードフラグレジスタNに“0”がセットされている場
合、つまり、現在、CPU11が手帳モードに設定され
ている場合には、該モードフラグレジスタNに“1”が
セットされ、CPU11は画像表示モードに切換え設定
される(ステップS1→S2→S3)。
【0028】上記CPU11が画像表示モードに設定さ
れると、ROMアドレスレジスタMに“0”がセットさ
れる(ステップS4)。また、上記「モード」キー12
bを操作した際に、RAM16のモードフラグレジスタ
Nに“1”がセットされている場合、つまり、現在、C
PU11が画像表示モードに設定されている場合には、
該モードフラグレジスタNに“0”がセットされ、CP
U11は手帳モードに切換え設定される(ステップS1
→S2→S5)。
【0029】そして、上記RAM16のモードフラグレ
ジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU11により手帳モード処理(図5参照)が
実行される(ステップS6→SA)。
【0030】また、モードフラグレジスタNに“1”が
セットされている画像表示モードにあっては、CPU1
1により画像表示モード処理(図6〜図11参照)が実
行される(ステップS6→SB)。
【0031】図5は上記電子手帳における手帳モード処
理を示すフローチャートである。すなわち、RAM16
のモードフラグレジスタNに“0”がセットされている
手帳モードにあって、キー入力部12の文字キー及びテ
ンキー12aを操作して「名前」「電話番号」等の手帳
データを入力すると、そのキー入力手帳データは、CP
U11から表示駆動回路17を介して液晶表示部18に
順次表示される(ステップA1→A2,A3)。
【0032】また、キー入力部12の「書込み」キー1
2fを操作すると、現在、液晶表示部18に表示されて
いる手帳データがRAM16の手帳データレジスタ16
aに登録される(ステップA4→A5)。
【0033】また、キー入力部12の「検索」キー12
gを操作すると、そのキー操作毎にRAM16の手帳デ
ータポインタPが(+1)されて更新され、手帳データ
レジスタ16aに登録されている所定人数の手帳データ
が順次検索されると共に、該検索された手帳データはC
PU11に読出され、表示駆動回路17を介して液晶表
示部18に表示される(ステップA6→A7,A3)。
【0034】また、キー入力部12の「スタート」キー
12cを操作すると、現在、液晶表示部18に表示され
ている手帳データが送信部14の送信回路14aにて赤
外波長に変調され、発光素子14bから他の電子機器に
対し、赤外発光データとして送信される(ステップA8
→A9)。
【0035】また、キー入力部12の「受信」キー12
eを操作すると、RAM16の受信フラグレジスタF0
に“1”がセットされ、他の電子機器から赤外発光デー
タとして送信された手帳データが受信部15によって受
信され、CPU11から表示駆動回路17を介し液晶表
示部18に表示される(ステップA10→A11,A1
2,A3)。
【0036】そして、キー入力部12の「エンド」キー
12dを操作すると、RAM16の受信フラグレジスタ
F0 に“0”がセットされ、上記他の電子機器から赤外
発光データとして送信された手帳データの受信処理が停
止される(ステップA13→A14,A15)。
【0037】図6は上記電子手帳における画像表示モー
ド処理を示すフローチャートである。図7は上記電子手
帳における画像表示モード処理に伴なう画像表示処理を
示すフローチャートである。
【0038】図8は上記電子手帳における画像表示モー
ド処理に伴なう非接触ユーザ操作回数と命令(ユーザ意
思)との関係及びその動作内容を示す図である。図9は
上記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう「ス
タート」キー12c操作の際のキャラクタ表示状態を示
す図である。
【0039】図10は上記電子手帳における画像表示モ
ード処理に伴なうユーザによる非接触操作が一定時間内
に3回である場合のキャラクタ表示状態を示す図であ
る。図11は上記電子手帳における画像表示モード処理
に伴なうユーザによる非接触操作が一定時間内に2回で
ある場合のキャラクタ表示状態を示す図である。
【0040】すなわち、図6における画像表示モード処
理おいて、キー入力部12の「スタート」キー12cを
操作すると、発光フラグレジスタF1 に“1”がセット
され、送信部14の発光素子14bによる赤外光の発光
出力が開始されると共に、タイマ11aがクリア・スタ
ートされ、その計時データがRAM16のタイムレジス
タ16cに順次更新されて書込まれる(ステップB1→
B2,B3)。
【0041】そして、RAM16のROMアドレスレジ
スタMに“0”がセットされ、図7における画像表示処
理が実行される(ステップB4,BC)。すなわち、前
記ステップB4において、RAM16のROMアドレス
レジスタMに“0”がセットされると、そのROMアド
レス「M=0」に対応した1組のキャラクタデータ(1)
(2)(図2参照)がROM13からCPU11に読出さ
れ、そのキャラクタデータ(1)(2)、つまり、犬小屋(1)
と該犬小屋から顔を出した犬(2) との組合せからなる犬
小屋から出入りする犬キャラクタデータが、図9で示す
ように、液晶表示部18に対し1秒毎に交互に表示され
る(ステップC1→C2)。
【0042】ここで、ユーザによる何等の操作もないま
ま、前記タイムレジスタ16cから読出される計時デー
タに基づき、前記赤外光の発光開始からの時間が2秒経
過したと判断されると、発光フラグレジスタF1 に
“0”がセットされ、送信部14の発光素子14bによ
る赤外光の発光出力は停止される(ステップB5→B
6)。
【0043】この後、1秒経過後の3秒経過が判断され
ると、前記ROMアドレスレジスタMにセットされてい
るROMアドレスMに対応してROM13から読出され
る効果音の発生出力処理が実行されるが、この場合、R
OMアドレス「M=0」に対応するROM13内の効果
音データは「無音」であるので、前記ステップC1,C
2における画像表示処理のみが継続的に実行される(ス
テップB7→B8,BC)。
【0044】一方、前記「スタート」キー12cの操作
により赤外光の発光が開始され、ROMアドレス「M=
0」に対応する犬キャラクタデータが、図9で示したよ
うに、液晶表示部18に表示されている状態で、タイム
レジスタ16cから読出されるタイマ11aの計時デー
タが2秒に到達する以前に、例えば図10で示すよう
に、ユーザの手を、発光素子14b及び受光素子15b
の前方において非接触で3回移動通過させると、その通
過操作の都度、発光素子14bから発光出力されている
赤外光が、ユーザの手に反射されて受光素子15bに受
光され、ROMアドレスレジスタMの値が(+1)ずつ
加算されて“3”にセットされる(ステップB9→B1
0,B11→BC)。
【0045】この場合、ROMアドレス「M=3」にセ
ットされるものの、タイムレジスタ16cから読出され
るタイマ11aの計時データが2秒経過するまでは発光
フラグレジスタF1 は“0”にセットされないので、図
7における画像表示処理では、ステップC1→C3の判
断処理が繰返され、液晶表示部18には、前記ステップ
C1により実行されたROMアドレス「M=0」に対応
する犬キャラクタデータの表示が保持されたままとな
る。
【0046】すなわち、前記ユーザの手による3回の非
接触操作が行なわれた段階では、ステップB5→BC
(C1→C3)の判断処理が繰返される。そして、前記
タイムレジスタ16cから読出される計時データに基づ
き、前記赤外光の発光開始からの時間が2秒経過したと
判断されると、発光フラグレジスタF1 に“0”がセッ
トされ、送信部14の発光素子14bによる赤外光の発
光出力は停止される(ステップB5→B6,B7→B
C)。
【0047】すると、図7における画像表示処理では、
上記更新されたROMアドレス「M=3」に対応した1
組のキャラクタデータ(1)(2)(図2参照)がROM13
からCPU11に読出され、そのキャラクタデータ(1)
(2)、つまり、喜ぶ動作の犬キャラクタデータが、前記
図9で示したROMアドレス「M=0」に対応する犬小
屋から出入りする犬キャラクタデータに換って、図10
で示すように、液晶表示部18に対し1秒毎に交互に表
示される(ステップC3→C4→C6→C7)。
【0048】この後、1秒経過後の3秒経過が判断され
ると、ROMアドレスレジスタMにセットされているR
OMアドレス「M=3」に対応するROM13内の効果
音データ「クウン」がCPU11に読出され、前記RO
Mアドレス「M=3」に対応する喜ぶ動作の犬キャラク
タデータの表示と共に、増幅回路19を介しスピーカ2
0から発生出力されるようになる(ステップB7→B
8)。
【0049】すなわち、ユーザの手で犬に“よしよし”
と命令するように、発光素子14b及び受光素子15b
の前方を3回移動通過させる非接触操作を行なうと、上
記液晶表示部18には喜ぶ動作の犬キャラクタが選択的
に表示されると共に、その効果音「クウン」がスピーカ
20から発生されるようになる。
【0050】一方、前記「スタート」キー12cの操作
により赤外光の発光が開始され、ROMアドレス「M=
0」に対応する犬キャラクタデータが、図9で示したよ
うに、液晶表示部18に表示されている状態で、タイム
レジスタ16cから読出されるタイマ11aの計時デー
タが2秒に到達する以前に、例えば図11で示すよう
に、ユーザの手を、発光素子14b及び受光素子15b
の前方において非接触で2回移動通過させると、その通
過操作の都度、発光素子14bから発光出力されている
赤外光が、ユーザの手に反射されて受光素子15bに受
光され、ROMアドレスレジスタMの値が(+1)ずつ
加算されて“2”にセットされる(ステップB9→B1
0,B11→BC)。
【0051】そして、前記タイムレジスタ16cから読
出される計時データに基づき、前記赤外光の発光開始か
らの時間が2秒経過したと判断されることにより、発光
フラグレジスタF1 に“0”がセットされ、送信部14
の発光素子14bによる赤外光の発光出力が停止される
と(ステップB5→B6,B7→BC)、図7における
画像表示処理では、上記更新されたROMアドレス「M
=2」に対応した1組のキャラクタデータ(1)(2)(図2
参照)がROM13からCPU11に読出され、そのキ
ャラクタデータ(1)(2)、つまり、お座り動作の犬キャラ
クタデータが、前記図9で示したROMアドレス「M=
0」に対応する犬小屋から出入りする犬キャラクタデー
タに換って、図11で示すように、液晶表示部18に対
し1秒毎に交互に表示される(ステップC3→C4→C
5)。
【0052】この後、1秒経過後の3秒経過が判断され
ると、ROMアドレスレジスタMにセットされているR
OMアドレス「M=2」に対応するROM13内の効果
音データ「ワン」がCPU11に読出され、前記ROM
アドレス「M=2」に対応するお座り動作の犬キャラク
タデータの表示と共に、増幅回路19を介しスピーカ2
0から発生出力されるようになる(ステップB7→B
8)。
【0053】すなわち、ユーザの手で犬に“おすわり”
と命令するように、発光素子14b及び受光素子15b
の前方を2回移動通過させる非接触操作を行なうと、上
記液晶表示部18にはお座り動作の犬キャラクタが選択
的に表示されると共に、その効果音「ワン」がスピーカ
20から発生されるようになる。
【0054】一方、キー入力部12の「エンド」キー1
2dを操作した場合、発光フラグレジスタF1 に“1”
がセットされている赤外光の発光中においては、該発光
フラグレジスタF1 に“0”がセットされて赤外発光が
停止されると共に、ROMアドレスレジスタMは“0”
に初期設定され、ROMアドレス「M=0」に対応する
初期のキャラクタ表示(図9参照)に復帰されるように
なり、次にF1 に“1”がセットされていなくても同様
にタイマ計時がストップされる(ステップB12→B1
3→B14,B15,B16,BC)。
【0055】したがって、上記構成の電子手帳によれ
ば、装置本体に設けられた発光素子14b及び受光素子
15bの前方において、該発光素子14bが赤外発光し
ている一定時間内にユーザの手を非接触で移動通過させ
ることにより、その通過操作の都度、赤外反射光を受光
素子15bに受光させ、このユーザの非接触操作に伴な
う赤外反射光の受光回数に対応して、ROMアドレスレ
ジスタMの値を設定することで、ROM13に予め記憶
されたお座り動作の犬や喜ぶ動作の犬等、それぞれ動き
の変化した複数種類の犬キャラクタデータ及びその効果
音データが選択的にCPU11に読出され、液晶表示部
18に表示されると共に、それぞれ対応する効果音もス
ピーカ20から発生されるようになり、従来の画像表示
装置のように、キー入力という機械的操作により命令を
行なう必要はなく、使用者の手の動きによる実際に即し
た命令により、例えば上記お座り動作の犬のキャラクタ
データや喜ぶ動作の犬のキャラクタデータを選択的に表
示させることができ、キャラクタ表示の面白みを大幅に
向上させることができる。
【0056】なお、上記実施例では、赤外反射光の受光
回数に応じて複数種類の犬キャラクタデータが選択表示
される構成としたが、該赤外反射光の反射受光波形に応
じてデータ選択される構成としてもよい。
【0057】また、上記実施例では、赤外光の反射を利
用してユーザの手による非接触操作を検出しているが、
例えば光の遮断や音波の反射、あるいは磁気の変化等、
要するに、ユーザが装置本体に接触せずにジェスチャー
等で行なった命令が、本体側にて検出される構成とすれ
ばよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の画像表示
装置によれば、例えば装置本体に使用者の手をもって赤
外光を反射させてスイッチングさせる非接触スイッチ手
段の一定時間内におけるスイッチ動作回数、すなわち、
一定時間内に使用者が手を赤外光の反射位置に移動通過
させた回数に応じて、画像データ記憶手段に予め記憶さ
れている複数種類の画像データのうちの少なくとも1つ
の画像データが選択され、表示手段により表示され、ま
た、本発明の第2の画像表示装置によれば、さらに、表
示手段により表示される画像データに対応した効果音が
発生されるので、犬等のキャラクタ画像にあっては、使
用者の手によるジェスチャ的な命令に即したリアルな画
像選択表示が行なわれるようになり、機械的操作を行な
うことなく、現実的な感覚で被表示画像データを動かし
あるいは変化させて表示することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の一実施例に係わる電子
手帳の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】上記電子手帳のROMに予め記憶される被表示
画像データ及びその効果音データを示す図。
【図3】上記電子手帳のRAMに備えられるレジスタの
構成を示す図。
【図4】上記電子手帳の全体処理を示すフローチャー
ト。
【図5】上記電子手帳における手帳モード処理を示すフ
ローチャート。
【図6】上記電子手帳における画像表示モード処理を示
すフローチャート。
【図7】上記電子手帳における画像表示モード処理に伴
なう画像表示処理を示すフローチャート。
【図8】上記電子手帳における画像表示モード処理に伴
なう非接触ユーザ操作回数と命令(ユーザ意思)との関
係及びその動作内容を示す図。
【図9】上記電子手帳における画像表示モード処理に伴
なう「スタート」キー操作の際のキャラクタ表示状態を
示す図。
【図10】上記電子手帳における画像表示モード処理に
伴なうユーザによる非接触操作が一定時間内に3回であ
る場合のキャラクタ表示状態を示す図。
【図11】上記電子手帳における画像表示モード処理に
伴なうユーザによる非接触操作が一定時間内に2回であ
る場合のキャラクタ表示状態を示す図。
【符号の説明】
11…CPU(中央処理装置)、11a…タイマ、12
…キー入力部、12a…文字キー及びテンキー、12b
…「モード」キー、12c…「スタート」キー、12d
…「エンド」キー、12e…「受信」キー、12f…
「書込み」キー、12g…「検索」キー、13…RO
M、14…送信部、14a…送信回路、14b…発光素
子、15…受信部、15a…受信回路、15b…受光素
子、16…RAM、16a…手帳データレジスタ、16
b…表示レジスタ、16c…タイムレジスタ、N…モー
ドフラグレジスタ、M…ROMアドレスレジスタ、F0
…受信フラグレジスタ、F1 …発光フラグレジスタ、P
…手帳データポインタ、17…表示駆動回路、18…液
晶表示部、19…増幅回路、20…スピーカ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の画像データを記憶する画像デ
    ータ記憶手段と、 使用者が装置本体に接触せずにスイッチングされる非接
    触スイッチ手段と、 予め設定された一定時間内に前記非接触スイッチ手段が
    スイッチ動作した回数を計数するスイッチ回数計数手段
    と、 このスイッチ回数計数手段により計数された前記非接触
    スイッチ手段の一定時間内におけるスイッチ動作回数に
    応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の
    画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択す
    る画像データ選択手段と、 この画像データ選択手段により選択された画像データを
    表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の画像データを記憶する画像デ
    ータ記憶手段と、 この画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像デ
    ータのそれぞれに対応して複数種類の音データを記憶す
    る音データ記憶手段と、 使用者が装置本体に接触せずにスイッチングされる非接
    触スイッチ手段と、 予め設定された一定時間内に前記非接触スイッチ手段が
    スイッチ動作した回数を計数するスイッチ回数計数手段
    と、 このスイッチ回数計数手段により計数された前記非接触
    スイッチ手段の一定時間内におけるスイッチ動作回数に
    応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の
    画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択す
    る画像データ選択手段と、 この画像データ選択手段により選択された画像データを
    表示する表示手段と、 この表示手段による画像データの表示と共に、その画像
    データに対応して前記音データ記憶手段に記憶されてい
    る音データに応じた音を発生する音発生手段と、を具備
    したことを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記非接触スイッチ手段は、光,音波,
    磁気等を利用したスイッチ手段からなることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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