JPH0773007A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0773007A
JPH0773007A JP5221932A JP22193293A JPH0773007A JP H0773007 A JPH0773007 A JP H0773007A JP 5221932 A JP5221932 A JP 5221932A JP 22193293 A JP22193293 A JP 22193293A JP H0773007 A JPH0773007 A JP H0773007A
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Application number
JP5221932A
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English (en)
Inventor
Emiko Morooka
恵美子 諸岡
Tomoko Akimoto
智子 秋元
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えば電子手帳や電子ゲーム機
等、予め記憶された画像データを表示する画像表示装置
において、機械的操作を行なわず、現実的な感覚で被表
示画像データを動かしあるいは変化させて表示すること
を目的とする。 【構成】 発光素子及び受光素子を有する各送受信部10
A,10B,10Cのうちの任意の送受信部の前方におい
て、ユーザの手を非接触で翳して位置させることで、対
応する送受信部における発光素子からの赤外反射光をそ
の受光素子に受光させ、このユーザの非接触操作に伴な
い赤外反射光を受光検出した送受信部10A,10B,10C
の組合せに応じて、ROMアドレスMの値を選択的に設
定することにより、内蔵ROMに予め記憶されたそれぞ
れ動きの変化した複数種類の犬キャラクタデータ及びそ
の効果音データを選択的にCPUに読出し、液晶表示部
18に表示させると共に、それぞれ対応する効果音も発生
させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子式の手帳や
電子ゲーム機等の電子機器において、予め記憶された画
像データを表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器において、例えば動物等
のキャラクタを表示する画像表示装置にあっては、その
表示するキャラクタ画像を動かしたり変化させたりする
のは、通常、キー入力部からの複数のキー入力操作に応
じて行なわれる。
【0003】すなわち、上記キャラクタ画像として例え
ば犬を表示する場合に、上下左右を示すカーソルキーを
選択的に操作することにより、それぞれの方向に首を振
った犬の表示等が行なえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像表示装置では、表示するキャラクタ画像を変化
させたり動かしたりするのに、キー入力操作が必要であ
るため、例えば上記犬を“お手”させたり“お座り”さ
せたりして表示するにも、キー入力という機械的操作に
より命令が成されることになる。
【0005】したがって、被表示キャラクタ画像を、ユ
ーザによる現実的な感覚の命令により動かしたり変化さ
せたりして表示することがでず、面白みに欠ける問題が
ある。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
キー入力という機械的操作を行なうことなく、実際に動
物に命令しているような身振り手振り等の現実的な感覚
で被表示画像データを動かしあるいは変化させて表示す
ることが可能になる画像表示装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の画像表示装置は、複数種類の画像データを記憶
する画像データ記憶手段と、装置本体に対し非接触で入
力される信号を検出する非接触信号検出手段と、この非
接触信号検出手段により検出された入力信号のレベルに
応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の
画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択す
る画像データ選択手段と、この画像データ選択手段によ
り選択された画像データを表示する表示手段とを備えて
構成したものである。
【0008】また、本発明に係わる第2の画像表示装置
は、前記第1の画像表示装置に対し、前記画像データ記
憶手段に記憶された複数種類の画像データのそれぞれに
対応して複数種類の音データを記憶する音データ記憶手
段と、前記表示手段による画像データの表示と共に、そ
の画像データに対応して前記音データ記憶手段に記憶さ
れている音データに応じた音を発生する音発生手段と
を、さらに備えて構成したものである。
【0009】
【作用】つまり、前記第1の画像表示装置では、例えば
装置本体に対し使用者の手をもって反射入力された赤外
光信号が非接触信号検出手段により受光検出され、この
反射赤外光の受光量、すなわち、赤外光の反射位置にお
ける使用者の手の翳し方に応じて、画像データ記憶手段
に予め記憶されている複数種類の画像データのうちの少
なくとも1つの画像データが選択され、表示手段により
表示されるので、犬等のキャラクタ画像にあっては、使
用者の手によるジェスチャ的な命令に即した画像の選択
表示が行なわれることになる。
【0010】また、前記第2の画像表示装置では、さら
に、表示手段により表示される画像データに対応した効
果音が発生されるので、より実際の命令に即したリアル
な画像表示が行なわれることになる。
【0011】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の画像表示装置を搭載した電子手
帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0012】この電子手帳は、CPU(中央処理装置)
11を備えている。上記CPU11は、キー入力部12
からのキー操作信号に応じて起動されるROM13に予
め記憶されたシステムプログラムに従って回路各部の動
作制御を司るもので、このCPU11には、キー入力部
12,ROM13の他、それぞれ同一の送信部14,受
信部15を備えた3つの送受信部10A,10B,10
C、及びRAM16が接続される。
【0013】また、上記CPU11には、発振回路11
b及び分周回路11cからなるタイマ11aが接続さ
れ、さらに、表示駆動回路17を介して液晶表示部18
が接続されると共に、増幅回路19を介してスピーカ2
0が接続される。
【0014】上記キー入力部12には、手帳データとし
て登録させる「名前」や「電話番号」を入力するための
文字キー及びテンキー12aが設けられると共に、手帳
モードと画像表示モードとを切換える際に操作される
「モード」キー12b、手帳モードでは他の電子機器に
対する手帳データの送信開始キーとして操作され、画像
表示モードでは赤外光の発光開始キーとして操作される
「スタート」キー12c、手帳モードでは他の電子機器
から受信される手帳データの受信終了キーとして操作さ
れ、画像表示モードでは赤外光の発光停止キーとして操
作される「エンド」キー12d、手帳モードにおいて他
の電子機器から送信された手帳データを受信する際に操
作される「受信」キー12e、上記文字キー及びテンキ
ー12aの操作に応じて入力された手帳データ、あるい
は他の電子機器から受信された手帳データをRAM16
に登録させる際に操作される「書込み」キー12f、R
AM16に登録された手帳データを検索表示する際に操
作される「検索」キー12g等が設けられる。
【0015】上記ROM13には、CPU11を制御動
作させるためのシステムプログラムの他、複数種類の被
表示画像データと共に、その被表示画像データのそれぞ
れに対応した効果音データが予め記憶される。
【0016】図2は上記電子手帳のROM13に予め記
憶される被表示画像データ及びその効果音データを示す
図である。すなわち、上記ROM13には、「M=0〜
7」でアドレスされる8種類(組)の犬のキャラクタデ
ータがビットマップデータとしてそれぞれ2つ(1)(2)1
組で記憶されると共に、該8種類のキャラクタデータに
対応させた効果音データがPCMデータとして記憶され
る。
【0017】上記各送受信部10A,10B,10Cに
おける送信部14には、送信回路14a及び発光素子1
4bが備えられ、CPU11から与えられる送信データ
に応じて赤外光を発光するもので、上記手帳モードで
は、文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力表
示された手帳データ、あるいは「検索」キー12gの操
作に応じて検索表示された手帳データが、「スタート」
キー12cの操作に応じて送信回路14aにて変調され
発光素子14bを介し赤外発光データとして送信出力さ
れる。
【0018】また、画像表示モードでは、CPU11か
らの指令により所定周波数の赤外光が送信回路14a及
び発光素子14bを介して発光出力される。この場合、
手帳モードにおける手帳データの送信は、例えば送受信
部10Aの送信部14により代表して行なわれ、また、
画像表示モードにおける赤外光の発光出力は、各送受信
部10A,10B,10Cの送信部14により同時に行
なわれる。
【0019】上記各送受信部10A,10B,10Cに
おける受信部15には、受信回路15a及び受光素子1
5bが備えられ、外部からの赤外発光信号を受光,受信
するもので、上記手帳モードでは、他の電子機器から赤
外発光データとして送信された手帳データが、「受信」
キー12eの操作に応じて受光素子15bを介し受信回
路15aにて受信復調され、液晶表示部18に表示され
る。
【0020】また、画像表示モードでは、外部からの赤
外光が受光素子15bに受光され、その受光状態が受信
回路15aを介しCPU11に通知される。この場合、
手帳モードにおける手帳データの受信は、例えば送受信
部10Aの受信部15により代表して行なわれ、また、
画像表示モードにおける赤外光の受光は、各送受信部1
0A,10B,10Cの受信部15により同時に行なわ
れる。
【0021】図3は上記電子手帳のRAM16に備えら
れるレジスタの構成を示す図である。すなわち、上記R
AM16には、「名前」及び「電話番号」からなる所定
人数分の手帳データが手帳データポインタPで示される
アドレスに登録される手帳データレジスタ16a、液晶
表示部18に表示させるべき被表示データがイメージデ
ータとして書込まれる表示レジスタ16b、手帳モード
で“0”,画像表示モードで“1”にセットされるモー
ドフラグレジスタN、前記ROM13に記憶されるキャ
ラクタデータ及び効果音データのアドレスを示すROM
アドレスレジスタM、前記手帳モードにおける手帳デー
タの受信状態にて“1”にセットされる受信フラグレジ
スタF0 、前記画像表示モードにおける赤外光の発光状
態にて“1”にセットされる発光フラグレジスタF1 、
及びタイマ11aからの計時データが順次更新セットさ
れるタイムレジスタ16cが備えられる。
【0022】上記液晶表示部18には、手帳モードで
は、文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力さ
れた手帳データか、「検索」キー12gの操作に応じて
RAM16の手帳データレジスタ16aから検索された
手帳データか、あるいは「受信」キー12eの操作に応
じて送受信部10aの受信部15を介し受信された手帳
データの何れかが表示される。
【0023】また、画像表示モードでは、RAM16の
ROMアドレスレジスタMにて示されるROMアドレス
に応じてROM13から読出された少なくとも1組(1)
(2)のキャラクタデータが1秒毎に交互に表示される。
【0024】上記スピーカ20からは、画像表示モード
において、上記RAM16のROMアドレスレジスタM
にて示されるROMアドレスに応じてROM13から読
出された効果音データに基づく効果音が発生される。
【0025】一方、上記タイマ11aは、画像表示モー
ドにおける「スタート」キー12cの操作により各送受
信部10A,10B,10Cの送信部14から赤外光が
発光出力される状態で、何れかの受信部15にてその反
射赤外光が受光される度にリセットスタートされるもの
で、このタイマ11aによる計時データは、前記RAM
16内のタイムレジスタ16cに書込まれる。
【0026】ここで、上記タイムレジスタ16cから読
出されるタイマ計時データが1秒経過するまでの間、つ
まり、送受信部10A,10B,10Cの何れかから赤
外反射光を受光したことが通知されてから1秒間に、該
赤外反射光を受光した送受信部が、例えば10Aのみで
ある場合には、前記ROMアドレスレジスタMに“1”
がセットされ、また、10A,10Bの組みである場合
には、同ROMアドレスレジスタMに“2”がセットさ
れ、また、10A,10B,10Cの全てである場合に
は、同ROMアドレスレジスタMに“3”がセットさ
れ、また、10Bのみであるばあいには、同ROMアド
レスレジスタMに“4”がセットされ、また、10B,
10Cの組みである場合には、同ROMアドレスレジス
タMに“5”がセットされ、また、10Cのみであるば
あいには、同ROMアドレスレジスタMに“6”がセッ
トされ、さらに、10A,10Cの組みである場合に
は、同ROMアドレスレジスタMに“7”がセットされ
る。
【0027】そして、前記タイムレジスタ16cに書込
まれるタイマ計時データが1秒を経過した場合には、上
記各送受信部10A,10B,10Cの送信部14にお
ける赤外光の発光出力は停止され、不要な電力消費が抑
制される。
【0028】次に、上記構成による電子手帳の動作につ
いて説明する。図4は上記電子手帳の全体処理を示すフ
ローチャートである。すなわち、キー入力部12におけ
る「モード」キー12bを操作した際に、RAM16の
モードフラグレジスタNに“0”がセットされている場
合、つまり、現在、CPU11が手帳モードに設定され
ている場合には、該モードフラグレジスタNに“1”が
セットされ、CPU11は画像表示モードに切換え設定
される(ステップS1→S2→S3)。
【0029】上記CPU11が画像表示モードに設定さ
れると、ROMアドレスレジスタMに“0”がセットさ
れる(ステップS4)。また、上記「モード」キー12
bを操作した際に、RAM16のモードフラグレジスタ
Nに“1”がセットされている場合、つまり、現在、C
PU11が画像表示モードに設定されている場合には、
該モードフラグレジスタNに“0”がセットされ、CP
U11は手帳モードに切換え設定される(ステップS1
→S2→S5)。
【0030】そして、上記RAM16のモードフラグレ
ジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっ
ては、CPU11により手帳モード処理(図5参照)が
実行される(ステップS6→SA)。
【0031】また、モードフラグレジスタNに“1”が
セットされている画像表示モードにあっては、CPU1
1により画像表示モード処理(図6〜図11参照)が実
行される(ステップS6→SB)。
【0032】図5は上記電子手帳における手帳モード処
理を示すフローチャートである。すなわち、RAM16
のモードフラグレジスタNに“0”がセットされている
手帳モードにあって、キー入力部12の文字キー及びテ
ンキー12aを操作して「名前」「電話番号」等の手帳
データを入力すると、そのキー入力手帳データは、CP
U11から表示駆動回路17を介して液晶表示部18に
順次表示される(ステップA1→A2,A3)。
【0033】また、キー入力部12の「書込み」キー1
2fを操作すると、現在、液晶表示部18に表示されて
いる手帳データがRAM16の手帳データレジスタ16
aに登録される(ステップA4→A5)。
【0034】また、キー入力部12の「検索」キー12
gを操作すると、そのキー操作毎にRAM16の手帳デ
ータポインタPが(+1)されて更新され、手帳データ
レジスタ16aに登録されている所定人数の手帳データ
が順次検索されると共に、該検索された手帳データはC
PU11に読出され、表示駆動回路17を介して液晶表
示部18に表示される(ステップA6→A7,A3)。
【0035】また、キー入力部12の「スタート」キー
12cを操作すると、現在、液晶表示部18に表示され
ている手帳データが送受信部10Aにおける送信部14
の送信回路14aにて赤外波長に変調され、発光素子1
4bから他の電子機器に対し、赤外発光データとして送
信される(ステップA8→A9)。
【0036】また、キー入力部12の「受信」キー12
eを操作すると、RAM16の受信フラグレジスタF0
に“1”がセットされ、他の電子機器から赤外発光デー
タとして送信された手帳データが送受信部10Aの受信
部15によって受信され、CPU11から表示駆動回路
17を介し液晶表示部18に表示される(ステップA1
0→A11,A12,A3)。
【0037】そして、キー入力部12の「エンド」キー
12dを操作すると、RAM16の受信フラグレジスタ
F0 に“0”がセットされ、上記他の電子機器から赤外
発光データとして送信された手帳データの受信処理が停
止される(ステップA13→A14,A15)。
【0038】図6は上記電子手帳における画像表示モー
ド処理を示すフローチャートである。図7は上記電子手
帳における画像表示モード処理に伴なう受光検出処理を
示すフローチャートである。
【0039】図8は上記電子手帳における画像表示モー
ド処理に伴なう画像表示処理を示すフローチャートであ
る。図9は上記電子手帳における画像表示モード処理に
伴なう「スタート」キー12c操作の際のキャラクタ表
示状態を示す図である。
【0040】図10は上記電子手帳における画像表示モ
ード処理に伴ないユーザの非接触操作による反射赤外光
が送受信部10A,10Bの組みにて受光された場合の
キャラクタ表示状態を示す図である。
【0041】図11は上記電子手帳における画像表示モ
ード処理に伴ないユーザの非接触操作による反射赤外光
が送受信部10Bのみにて受光された場合のキャラクタ
表示状態を示す図である。
【0042】すなわち、図6における画像表示モード処
理おいて、キー入力部12の「スタート」キー12cを
操作すると、発光フラグレジスタF1 に“1”がセット
され、各送受信部10A,10B,10Cのそれぞれに
おける送信部14の発光素子14bによる赤外光の発光
出力が開始される(ステップB1→B2)。
【0043】そして、RAM16のROMアドレスレジ
スタMに“0”がセットされ、図8における画像表示処
理が実行される(ステップB3,BC)。すなわち、前
記ステップB3において、RAM16のROMアドレス
レジスタMに“0”がセットされると、そのROMアド
レス「M=0」に対応した1組のキャラクタデータ(1)
(2)(図2参照)がROM13からCPU11に読出さ
れ、そのキャラクタデータ(1)(2)、つまり、犬小屋(1)
と該犬小屋から顔を出した犬(2) との組合せからなる犬
小屋から出入りする犬キャラクタデータが、図9で示す
ように、液晶表示部18に対し1秒毎に交互に表示され
る(ステップC1→C2)。
【0044】この場合、ROMアドレス「M=0」に対
応するROM13内の効果音データは「無音」であるの
で、上記ステップC1,C2における画像表示処理が継
続的に実行される(ステップB4→BC)。
【0045】ここで、図10で示すように、ユーザの手
を、送受信部10B,10Cの前方に非接触で翳して位
置させると、該送受信部10B,10Cそれぞれの発光
素子14bから発光出力されている赤外光は、ユーザの
手に反射されて各対応する受光素子15bに受光され、
図7における受光検出処理が実行される(ステップB5
→BD)。
【0046】すなわち、上記ユーザの手による赤外反射
光が、上記ステップB5において、2つの送受信部10
B,10Cにおける受信部15の受光素子15bを介し
受光検出され、該2つの送受信部10B,10Cからの
受光検出状態がCPU11に通知されると、ROMアド
レスレジスタMが“0”、つまり、初期設定状態におい
ては、そのままタイマ11aによる計時動作が開始さ
れ、そのタイマ計時時間がタイムレジスタ16cに順次
更新されて書込まれる(ステップD1→D2a)。
【0047】ここで、前記2つの送受信部10B,10
Cからの受光検出状態の通知に基づき、ユーザの非接触
操作に伴なう反射赤外光が、該2つの送受信部10B,
10Cの組みに受光されたことがCPU11により判断
されると、前記ROMアドレスレジスタMは“5”にセ
ットされる(ステップD3→D4e)。
【0048】そして、前記タイムレジスタ16cから読
出されるタイマ計時時間が1秒を経過すると、発光フラ
グレジスタF1 に“0”がセットされ、各送受信部10
A,10B,10Cの送信部14における発光素子14
bによる赤外光の発光出力は停止される(ステップD5
→D6)。
【0049】すると、図8における画像表示処理におい
て、上記更新されたROMアドレス「M=5」に対応し
た1組のキャラクタデータ(1)(2)(図2参照)がROM
13からCPU11に読出され、そのキャラクタデータ
(1)(2)、つまり、喜ぶ動作の犬キャラクタデータが、前
記図9で示したROMアドレス「M=0」に対応する犬
小屋から出入りする犬キャラクタデータに換って、液晶
表示部18に対し1秒毎に交互に表示される(ステップ
C11→C12)。
【0050】また、前記ユーザの手が送受信部10B,
10Cの前方から離れたことに対応して、そのそれぞれ
の受信部15において、赤外反射光の受光検出が無くな
った時点で、ROMアドレス「M=5」に対応するRO
M13内の効果音データ「クウン」がCPU11に読出
され、前記ROMアドレス「M=5」に対応する喜ぶ動
作の犬キャラクタデータの表示と共に、増幅回路19を
介しスピーカ20から発生出力されるようになる(ステ
ップB5→B4)。
【0051】すなわち、ユーザの手で送受信部10B,
10Cの組みに対する非接触操作を行なうと、上記液晶
表示部18には喜ぶ動作をする犬キャラクタが選択的に
表示されると共に、その効果音「クウン」がスピーカ2
0から発生されるようになる。
【0052】この後、再び、前記「スタート」キー12
cの操作により、各送受信部10A,10B,10Cそ
れぞれにおける送信部14からの赤外光の発光出力が開
始されると共に、図9で示すように、ROMアドレスレ
ジスタMにセットされた初期のROMアドレス「M=
0」に対応する犬キャラクタデータが表示されている状
態で、図11で示すように、ユーザの手を、送受信部1
0Bの前方に非接触で翳して位置させると、該送受信部
10Bの発光素子14bから発光出力されている赤外光
は、ユーザの手に反射されて同送受信部10Bの受光素
子15bに受光され、図7における受光検出処理が実行
される(ステップB5→BD)。
【0053】すなわち、上記ユーザの手による赤外反射
光が、上記ステップB5において、送受信部10Bにお
ける受信部15の受光素子15bを介し受光検出され、
該送受信部10Bのみからの受光検出状態がCPU11
に通知されると、ROMアドレスレジスタMが“0”で
はない、つまり、タイマ11aによる計時動作が継続さ
れている際には、該タイマ11aは一旦クリアされて計
時動作が開始され、そのタイマ計時時間がタイムレジス
タ16cに順次更新されて書込まれる(ステップD1→
D2b)。
【0054】ここで、前記送受信部10Bのみからの受
光検出状態の通知に基づき、ユーザの非接触操作に伴な
う反射赤外光が、該送受信部10Bのみに受光されたこ
とがCPU11により判断されると、前記ROMアドレ
スレジスタMは“4”にセットされる(ステップD3→
D4d)。
【0055】そして、前記タイムレジスタ16cから読
出されるタイマ計時時間が1秒を経過すると、前記同
様、発光フラグレジスタF1 に“0”がセットされ、各
送受信部10A,10B,10Cの送信部14における
発光素子14bによる赤外光の発光出力は停止される
(ステップD5→D6)。
【0056】すると、図8における画像表示処理におい
て、上記更新されたROMアドレス「M=4」に対応し
た1組のキャラクタデータ(1)(2)(図2参照)がROM
13からCPU11に読出され、そのキャラクタデータ
(1)(2)、つまり、お座り動作の犬キャラクタデータが、
前記図9で示したROMアドレス「M=0」に対応する
犬小屋から出入りする犬キャラクタデータに換って、液
晶表示部18に対し1秒毎に交互に表示される(ステッ
プC9→C10)。
【0057】また、前記ユーザの手が送受信部10Bの
前方から離れたことに対応して、その受信部15におい
て、赤外反射光の受光検出が無くなった時点で、ROM
アドレス「M=4」に対応するROM13内の効果音デ
ータ「ワン」がCPU11に読出され、前記ROMアド
レス「M=4」に対応するお座り動作の犬キャラクタデ
ータの表示と共に、増幅回路19を介しスピーカ20か
ら発生出力されるようになる(ステップB5→B4)。
【0058】すなわち、ユーザの手で送受信部10Bの
みに対する非接触操作を行なうと、上記液晶表示部18
にはお座り動作をする犬キャラクタが選択的に表示され
ると共に、その効果音「ワン」がスピーカ20から発生
されるようになる。
【0059】さらに、前記「スタート」キー12cの操
作により各送受信部10A,10B,10Cの送信部1
4から赤外光を発光出力させた状態で、送受信部10A
のみに対して非接触操作を行なうと、その受信部15の
みに対して反射赤外光が受光され、ROMアドレスレジ
スタMは“1”にセットされる(ステップD3→D4
a)。
【0060】この場合、前記ROMアドレス「M=1」
に対応してROM13から読出される悄気る動作の犬キ
ャラクタが選択的に表示されると共に、その効果音「ウ
ー」がスピーカ20から発生されるようになる(ステッ
プBC(C3,C4) ,B4)。
【0061】また、送受信部10A,10Bの組みに対
して非接触操作を行なうと、その各受信部15に対して
反射赤外光が受光され、ROMアドレスレジスタMは
“2”にセットされる(ステップD3→D4b)。
【0062】この場合、前記ROMアドレス「M=2」
に対応してROM13から読出されるお手する動作の犬
キャラクタが選択的に表示されると共に、その効果音
「ワンワン」がスピーカ20から発生されるようになる
(ステップBC(C5,C6) ,B4)。
【0063】また、送受信部10A,10B,10Cの
全てに対して非接触操作を行なうと、その各受信部15
に対して反射赤外光が受光され、ROMアドレスレジス
タMは“3”にセットされる(ステップD3→D4
c)。
【0064】この場合、前記ROMアドレス「M=3」
に対応してROM13から読出される伏せする動作の犬
キャラクタが選択的に表示されると共に、その効果音
「クー」がスピーカ20から発生されるようになる(ス
テップBC(C7,C8) ,B4)。
【0065】一方、キー入力部12の「エンド」キー1
2dを操作すると、発光フラグレジスタF1 に“1”が
セットされている赤外光の発光中においては、該発光フ
ラグレジスタF1 に“0”がセットされて赤外発光が停
止されると共に、ROMアドレスレジスタMは“0”に
初期設定され、ROMアドレス「M=0」に対応する初
期のキャラクタ表示(図9参照)に復帰されるようにな
る(ステップB6→B7→B8,B9,BC)。
【0066】したがって、上記構成の電子手帳によれ
ば、装置本体に設けられ発光素子14b及び受光素子1
5bを有する3つの送受信部10A,10B,10Cの
うちの任意の送受信部の前方において、ユーザの手を非
接触で翳して位置させることにより、対応する送受信部
における発光素子14bからの赤外反射光をその受光素
子15bに受光させ、このユーザの非接触操作に伴ない
赤外反射光を受光検出した送受信部10A,10B,1
0Cの組合せに応じて、ROMアドレスレジスタMの値
を選択的に設定することにより、ROM13に予め記憶
された喜ぶ犬やお座りする犬等のそれぞれ動きの変化し
た複数種類の犬キャラクタデータ及びその効果音データ
を選択的にCPU11に読出し、液晶表示部18に表示
させると共に、それぞれ対応する効果音もスピーカ20
から発生させるので、従来の画像表示装置のように、キ
ー入力という機械的操作により命令を行なう必要はな
く、使用者の手の動きによる実際に即した命令により、
例えば上記喜ぶ犬のキャラクタデータやお座りする犬の
キャラクタデータ等を選択的に表示させることができ、
キャラクタ表示の面白みを大幅に向上させることができ
る。
【0067】なお、上記実施例では、複数の送受信部1
0A,10B,10Cを備え、反射赤外光を受光した送
受信部の組合せに応じてROMアドレスMを選択的にセ
ットする構成としたが、各送受信部10A,10B,1
0Cにおける受光状態をその受光量に換算し、該受光量
に応じてROMアドレスMを選択的にセットする構成と
してもよい。
【0068】この場合、複数の送受信部10A,10
B,10Cを備える必要はなく、単一の送受信部に対す
るユーザの手の翳し具合に応じて得られる赤外反射光の
受光量の大小に応じて、ROMアドレスMを選択的にセ
ットすればよい。
【0069】また、上記実施例では、赤外反射光の受光
量に応じて複数種類の犬キャラクタデータが選択される
構成としたが、該赤外反射光の反射受光波形に応じてデ
ータ選択される構成としてもよい。
【0070】さらに、上記実施例では、赤外光の反射を
利用してユーザの手による非接触操作を検出している
が、例えば光の遮断や音波の反射、あるいは磁気の変化
等、要するに、ユーザが装置本体に接触せずにジェスチ
ャー等で行なった命令が、本体側にて検出される構成と
すればよい。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の画像表示
装置によれば、例えば装置本体に対し使用者の手をもっ
て反射入力された赤外光信号が非接触信号検出手段によ
り受光検出され、この反射赤外光の受光量、すなわち、
赤外光の反射位置における使用者の手の翳し方に応じ
て、画像データ記憶手段に予め記憶されている複数種類
の画像データのうちの少なくとも1つの画像データが選
択され、表示手段により表示され、また、本発明の第2
の画像表示装置によれば、さらに、表示手段により表示
される画像データに対応した効果音が発生されるので、
犬等のキャラクタ画像にあっては、使用者の手によるジ
ェスチャ的な命令に即したリアルな画像選択表示が行な
われるようになり、機械的操作を行なうことなく、現実
的な感覚で被表示画像データを動かしあるいは変化させ
て表示することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の一実施例に係わる電子
手帳の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】上記電子手帳のROMに予め記憶される被表示
画像データ及びその効果音データを示す図。
【図3】上記電子手帳のRAMに備えられるレジスタの
構成を示す図。
【図4】上記電子手帳の全体処理を示すフローチャー
ト。
【図5】上記電子手帳における手帳モード処理を示すフ
ローチャート。
【図6】上記電子手帳における画像表示モード処理を示
すフローチャート。
【図7】上記電子手帳における画像表示モード処理に伴
なう受光検出処理を示すフローチャート。
【図8】上記電子手帳における画像表示モード処理に伴
なう画像表示処理を示すフローチャート。
【図9】上記電子手帳における画像表示モード処理に伴
なう「スタート」キー操作の際のキャラクタ表示状態を
示す図。
【図10】上記電子手帳における画像表示モード処理に
伴ないユーザの非接触操作による反射赤外光が送受信部
A,Bの組みにて受光された場合のキャラクタ表示状態
を示す図。
【図11】上記電子手帳における画像表示モード処理に
伴ないユーザの非接触操作による反射赤外光が送受信部
Bのみにて受光された場合のキャラクタ表示状態を示す
図。
【符号の説明】
10A,10B,10C…送受信部、11…CPU(中
央処理装置)、11a…タイマ、11b…発振回路、1
0c…分周回路、12…キー入力部、12a…文字キー
及びテンキー、12b…「モード」キー、12c…「ス
タート」キー、12d…「エンド」キー、12e…「受
信」キー、12f…「書込み」キー、12g…「検索」
キー、13…ROM、14…送信部、14a…送信回
路、14b…発光素子、15…受信部、15a…受信回
路、15b…受光素子、16…RAM、16a…手帳デ
ータレジスタ、16b…表示レジスタ、16c…タイム
レジスタ、N…モードフラグレジスタ、M…ROMアド
レスレジスタ、F0 …受信フラグレジスタ、F1 …発光
フラグレジスタ、P…手帳データポインタ、17…表示
駆動回路、18…液晶表示部、19…増幅回路、20…
スピーカ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の画像データを記憶する画像デ
    ータ記憶手段と、 装置本体に対し非接触で入力される信号を検出する非接
    触信号検出手段と、 この非接触信号検出手段により検出された入力信号のレ
    ベルに応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数
    種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを
    選択する画像データ選択手段と、 この画像データ選択手段により選択された画像データを
    表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の画像データを記憶する画像デ
    ータ記憶手段と、 この画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像デ
    ータのそれぞれに対応して複数種類の音データを記憶す
    る音データ記憶手段と、 装置本体に対し非接触で入力される信号を検出する非接
    触信号検出手段と、 この非接触信号検出手段により検出された入力信号のレ
    ベルに応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数
    種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを
    選択する画像データ選択手段と、 この画像データ選択手段により選択された画像データを
    表示する表示手段と、 この表示手段による画像データの表示と共に、その画像
    データに対応して前記音データ記憶手段に記憶されてい
    る音データに応じた音を発生する音発生手段と、を具備
    したことを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記非接触信号検出手段は、光,音波,
    磁気等を検出する手段からなることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の画像表示装置。
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