JPH08323045A - 電子ゲーム機器 - Google Patents

電子ゲーム機器

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Publication number
JPH08323045A
JPH08323045A JP7133900A JP13390095A JPH08323045A JP H08323045 A JPH08323045 A JP H08323045A JP 7133900 A JP7133900 A JP 7133900A JP 13390095 A JP13390095 A JP 13390095A JP H08323045 A JPH08323045 A JP H08323045A
Authority
JP
Japan
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card
selection
cards
data
game
Prior art date
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Pending
Application number
JP7133900A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Hagiwara
一晃 萩原
Eri Kakimoto
江里 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7133900A priority Critical patent/JPH08323045A/ja
Publication of JPH08323045A publication Critical patent/JPH08323045A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カードゲーム機能を搭載した電子ゲーム機器
で、特に、神経衰弱ゲームをより扱い易くすると共に、
様々な遊戯方法で神経衰弱ゲームを行なうこと。 【構成】タブレット入力部19を重ねて設けた液晶表示
部18に表示された複数のカードを、タッチペン20に
より順次直接タッチして選択すると、その選択されたカ
ード同士の絵柄の一致/不一致が判断されて神経衰弱ゲ
ームが行なえると共に、ゲームレベルを“1”又は
“2”の何れかにセットすると、1回分のカード選択可
能枚数が2枚まで又は3枚までに切換えられてレベル調
整され、しかも、カード選択に伴なうゲームデータの送
受信機能を備えることで、2台の機器による通信対戦が
行なえるので、ゲームレベルがユーザに合わせて調整で
きるだけでなく、実際のカードで現実にカードを捲るよ
うにして神経衰弱の対戦ゲームを行なうができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、カードゲーム機
能を搭載した電子ゲーム機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カードゲームを電子機器に応用し
たものが製品化されている。このような電子機器では、
表示部に表示されたカードを、使用者がそのゲームルー
ルに従って選択しゲームを進行させている。
【0003】従来の電子機器においてカードゲームを行
なう際に、カードを選択する場合には、キー入力等によ
り表示部に表示されているカーソルを移動させることに
より、カードの選択を行なっていた。また、対戦する相
手をコンピュータではなく他の使用者とする場合には、
1つの機器を対戦者間で順番に回さなければならなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、前記従来の
電子ゲーム機器において、神経衰弱ゲームを行なう場合
には、カードを1枚選択する毎にカーソルの移動操作を
行なわなければならない問題がある。
【0005】また、カードの選択権を交替する際には、
その都度対戦相手にゲーム機器を渡さなければならず、
待機する側の人にとってはその表示内容が見ずらくな
り、対戦相手がどの様なカードを選択したか認識しずら
くなる問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、カードゲームをより扱い易くすると共に、様
々な遊戯方法でゲームを行なうことが可能になる電子ゲ
ーム機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる電子ゲーム機器は、表示部と、この表示部
に複数のカードを表示する表示手段と、この表示手段に
よって表示されたカードを選択する選択手段と、この選
択手段によるカードの選択枚数を指定する選択枚数指定
手段と、前記選択手段により1枚目に選択されたカード
を記憶する記憶手段と、前記選択枚数指定手段によって
指定された選択枚数以内で前記選択手段によって選択さ
れた2枚目以降のカードの絵柄と前記記憶手段に記憶さ
れたカードの絵柄が一致しているか否かを順次比較判断
する比較判断手段と、この比較判断手段により比較した
カードの絵柄が一致していると判断された際、該カード
の絵柄を表示する表示制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0008】また、本発明の請求項2に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項1に係わる電子ゲーム機器にあっ
て、前記選択手段は、前記表示部上にタブレット入力手
段を備え、このタブレット入力手段によって表示部に表
示されたカードを選択する選択手段であることを特徴と
する。
【0009】また、本発明の請求項3に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項1に係わる電子ゲーム機器にあっ
て、前記選択手段は、電子機器の内部処理によってカー
ドを選択する選択手段であることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項4に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項3に係わる電子ゲーム機器にあっ
て、前記選択手段は、過去に選択されたカードを記憶す
る記憶手段を備え、この記憶手段に記憶されたカードを
参考にしてカードを選択する選択手段であることを特徴
とする。
【0011】また、本発明の請求項5に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項1乃至請求項4何れか1項に係わ
る電子ゲーム機器にあって、前記表示制御手段は、前記
選択手段によって前記選択枚数指定手段で指定された選
択枚数分カードが選択された際は、この指定された選択
枚数目のカードを表示する最終カード表示手段を備えた
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項6に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項1乃至請求項4何れか1項に係わ
る電子ゲーム機器にあって、前記カードは、音データが
対応して付してあり、前記比較判断手段は、このカード
に付した音データが一致しているか否かを比較判断する
比較判断手段であり、この比較判断手段によって音デー
タが一致していると判断された際、この音データを放音
する放音手段を前記表示制御手段に替えて備えたことを
特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項7に係わる電子ゲー
ム機器は、表示部と、この表示部に複数のカードを表示
する表示手段と、この表示手段によって表示されたカー
ドを選択するためのタブレット入力部を前記表示部上に
設けた選択手段と、この選択手段によるカードの選択枚
数を指定する選択枚数指定手段と、前記選択手段により
1枚目に選択されたカードを記憶する記憶手段と、前記
選択枚数指定手段によって指定された選択枚数以内で前
記選択手段によって選択された2枚目以降のカードの絵
柄と前記記憶手段に記憶されたカードの絵柄が一致して
いるか否かを順次比較判断する比較判断手段と、この比
較判断手段により比較したカードの絵柄が一致している
と判断された際、該比較した2枚のカードの表示位置デ
ータを外部に送信する送信手段とを具備したことを特徴
とする。
【0014】また、本発明の請求項8に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項7に係わる電子ゲーム機器にあっ
て、前記送信手段は、前記選択手段により前記選択枚数
指定手段で指定された選択枚数分カードが選択された際
に、この選択枚数目のカードと前記記憶手段に記憶され
ているカードの表示位置データを外部に送信する最終カ
ード送信手段を備えたことを特徴とする。
【0015】また、本発明の請求項9に係わる電子ゲー
ム機器は、前記請求項7又は請求項8に係わる電子ゲー
ム機器にあって、前記カードは、音データが対応して付
してあり、前記比較判断手段は、このカードに付した音
データが一致しているか否かを比較判断する比較判断手
段であり、この比較判断手段によって音データが一致し
ていると判断された際、この音データを放音する放音手
段を前記表示制御手段に替えて備えたことを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の請求項10に係わる電子ゲ
ーム機器は、前記請求項1,請求項2,請求項5,請求
項7,請求項8の何れか1項に係わる電子ゲーム機器に
あって、外部の電子ゲーム機器から送信されたカードの
表示位置データを受信する受信手段と、この受信手段に
より受信されたカードの表示位置データから前記表示手
段により表示されているカードの中から対応したカード
を選択する受信カード選択手段と、この受信カード選択
手段によって選択されたカードの絵柄を表示する表示手
段と、前記受信カード選択手段によって選択されたカー
ドの絵柄の一致を検出する検出手段と、この検出手段に
より絵柄が一致していると検出された際、前記受信カー
ド選択手段によって選択されたカードを前記表示手段か
ら消去する消去手段とをさらに備えたことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】つまり、前記請求項1に係わる電子ゲーム機器
では、表示手段によって表示された複数のカードを選択
手段により選択する際に、選択枚数指定手段によって指
定された選択枚数以内で選択された1枚目のカードと2
枚目以降のカードとの絵柄の一致/不一致が比較判断さ
れ、絵柄一致と判断された場合には、該一致カードの絵
柄が表示されるので、カード選択枚数の指定如何により
ゲームレベルが切換えられることになる。
【0018】また、前記請求項2に係わる電子ゲーム機
器では、請求項1に係わる電子ゲーム機器にあって、表
示部上に備えたタブレット入力手段によってカードが選
択されるので、表示されている所望のカードが直接タッ
チされて選択されることになる。
【0019】また、前記請求項3に係わる電子ゲーム機
器では、請求項1に係わる電子ゲーム機器にあって、電
子機器の内部処理によりカード選択されるので、機器自
身のカード選択により該選択カードの一致/不一致が比
較判断されることになる。
【0020】また、前記請求項4に係わる電子ゲーム機
器では、請求項3に係わる電子ゲーム機器にあって、過
去に選択したカードを参考にしてカードが選択されるの
で、機器自身により過去に選択したカードと一致するカ
ードが検索されて選択されることになる。
【0021】また、前記請求項5に係わる電子ゲーム機
器では、請求項1乃至請求項4何れか1項に係わる電子
ゲーム機器にあって、選択枚数指定手段で指定された選
択枚数分カードが選択されると、その最終カードが選択
カードとして表示されるので、不一致判断された途中選
択のカードは表示されないことになる。
【0022】また、前記請求項6に係わる電子ゲーム機
器では、請求項1乃至請求項4何れか1項に係わる電子
ゲーム機器にあって、カードの絵柄に替わって音データ
が付され、選択されたカードの音データが一致した際に
はその音データが放音されるので、同じ音のカードを見
付けるカードゲームが行なえることになる。
【0023】また、前記請求項7に係わる電子ゲーム機
器では、表示手段によって表示された複数のカードを表
示部上に設けたタブレット入力部を操作して選択する際
に、選択枚数指定手段によって指定された選択枚数以内
で選択された1枚目のカードと2枚目以降のカードとの
絵柄の一致/不一致が比較判断され、絵柄一致と判断さ
れた場合には、該一致した2枚のカードの表示位置デー
タが外部に送信されるので、カード選択枚数の指定如何
によりゲームレベルが切換えられると共に、一致カード
が他の機器に伝えられることになる。
【0024】また、前記請求項8に係わる電子ゲーム機
器では、請求項7に係わる電子ゲーム機器にあって、選
択枚数指定手段で指定された選択枚数分カードが選択さ
れると、その1枚目の選択カードと最終選択カードそれ
ぞれの表示位置データが外部に送信されるので、途中選
択のカードは他の機器に伝えられないことになる。
【0025】また、前記請求項9に係わる電子ゲーム機
器では、請求項7又は請求項8に係わる電子ゲーム機器
にあって、カードの絵柄に替わって音データが付され、
選択されたカードの音データが一致した際にはその音デ
ータが放音されるので、他の機器へのゲームデータの送
信手段を有するだけでなく、同じ音のカードを見付ける
カードゲームが行なえることになる。
【0026】また、前記請求項10に係わる電子ゲーム
機器では、請求項1,請求項2,請求項5,請求項7,
請求項8の何れか1項に係わる電子ゲーム機器にあっ
て、他の機器の送信手段により送信された一致判断され
たカードの表示位置データが受信されると、その受信さ
れた表示位置データに対応して表示中のカードが選択さ
れ、該選択されたカードの絵柄が表示されると共に、絵
柄の一致が検出されると、その一致カードの表示が消去
されるので、他の機器との通信により対戦型のカードゲ
ームが行なえることになる。
【0027】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の電子ゲーム機器を搭載した電子手
帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0028】この電子手帳は、CPU(制御部)11を
備えている。前記CPU11は、キー入力部12からの
キー操作信号あるいはタブレット入力部19からのタッ
チペン20によるタッチ操作信号に応じて起動されるR
OM13に予め記憶されたシステムプログラムに従っ
て、回路各部の動作制御を司るもので、このCPU11
には、前記キー入力部12,タブレット入力部19,R
OM13の他、送信部14、受信部15、及びRAM1
6が接続される。
【0029】また、前記CPU11には、表示駆動回路
17を介して液晶表示部18が接続される。前記キー入
力部12には、手帳データとして登録させる「名前」や
「住所」「電話番号」を入力するための文字キー及びテ
ンキー12aが設けられると共に、機器電源の投入/遮
断を行なう際に操作される「ON/OFF」キー12
b、動作メニューを選択する際に操作される「メニュ
ー」キー12c、入力データや選択データの確定,実行
を行なう際に操作される「実行」キー12d、外部機器
との間で赤外線による通信を開始する際に操作される
「通信」キー12e、表示画面上でのカーソル移動及び
データ選択を行なう際に操作される「↑」キー12f,
「↓」キー12g,「←」キー12h,「→」キー12
i等が設けられる。
【0030】前記タブレット入力部19は、前記液晶表
示部18の表示画面に重ねて設けられたタッチパネルか
らなり、ユーザのタッチ操作位置に対応する電圧信号を
出力するもので、このタブレット入力部19から出力さ
れた電圧信号はCPU11に供給され前記タッチ操作位
置に対応する表示画面上のX,Y方向の座標データに変
換される。
【0031】これにより、前記液晶表示部18に表示さ
れた様々なデータに対する選択操作が判断される。前記
ROM13には、CPU11を制御動作させるためのシ
ステムプログラムが予め記憶されると共に、手帳モード
処理プログラムやゲームモード処理プログラム等のサブ
プログラムも記憶される。
【0032】前記送信部14には、送信回路14a及び
発光素子14bが備えられ、CPU11から与えられる
送信データに応じて赤外光を発光するもので、手帳モー
ド処理では、文字キー及びテンキー12aの操作に応じ
て入力表示された手帳データや、RAM16から検索表
示された手帳データが、「通信」キー12eの操作に応
じて送信回路14aにて変調され発光素子14bを介し
赤外発光データとして送信出力される。
【0033】また、ゲームモード処理では、そのゲーム
データが「通信」キー12e又はタブレット入力部19
の操作に応じて送信回路14aにて変調され発光素子1
4bを介し赤外発光データとして送信出力される。
【0034】前記受信部15には、受信回路15a及び
受光素子15bが備えられ、外部からの赤外発光信号を
受光,受信するもので、前記手帳モード処理では、他の
電子機器から赤外発光データとして送信された手帳デー
タが受光素子15bを介し受信回路15aにて受信復調
され、液晶表示部18に表示される。
【0035】また、ゲームモード処理では、対戦相手の
電子機器から赤外発光データとして送信されたゲームデ
ータが受光素子15bを介し受信回路15aにて受信復
調され、液晶表示部18に表示される。
【0036】図2は前記電子ゲーム機器を搭載した電子
手帳のRAM16に備えられるレジスタの構成を示す図
である。前記RAM16には、液晶表示部18に表示さ
せるべき被表示データがイメージデータとして記憶され
る表示レジスタ16a、手帳モードかゲームモードかの
設定動作モードを示すモードデータがセットされるモー
ドデータレジスタM、ゲームモード処理においてユーザ
により任意に選択されるゲームレベル“1”又は“2”
がセットされるレベルレジスタ16b、ゲームモード処
理におけるコンピュータ対戦処理において、過去に選択
されたカードの配列位置及びその絵柄データが、前記レ
ベルレジスタ16bにセットされたゲームレベルに応じ
て定められる最新のものから一定枚数分記憶される過去
データレジスタ16c、複数のカードの配列位置データ
やゲーム得点データ等のゲーム進行上必要なデータが記
憶されるゲームデータレジスタ16d、手帳モード処理
においてキー入力あるいは受信入力された手帳データが
記憶される手帳データレジスタ16e等が備えられる。
【0037】ここで、前記レベルレジスタ16bにセッ
トされたゲームレベルが“1”の場合は、前記過去デー
タレジスタ16cには、過去に選択された最新の2枚分
のカードデータが記憶され、また、ゲームレベルが
“2”の場合は、過去に選択された最新の3枚分のカー
ドデータが記憶される。
【0038】つまり、コンピュータ対戦処理にあって、
レベルレジスタ16bにセットされたゲームレベルが高
いと、過去データレジスタ16cに記憶される過去に選
択されたカードデータの枚数も多くなり、コンピュータ
はこの過去のカードデータに基づいて新たなカードを選
択するので、コンピュータの対戦レベルは高くなる。
【0039】また、通信対戦処理にあって、レベルレジ
スタ16bにセットされたゲームレベルが高いと、ユー
ザによるカード選択可能枚数が増加するので、互いの対
戦レベルが共に高くなる。
【0040】前記液晶表示部18には、手帳モード処理
では、文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力
された手帳データか、RAM16の手帳データレジスタ
16eから検索された手帳データの何れかが表示され
る。
【0041】また、ゲームモード処理では、コンピュー
タ対戦処理や通信対戦処理のそれぞれに応じて、対戦レ
ベルの選択画面やカード選択表示画面、ゲーム結果表示
画面等が表示される。
【0042】次に、前記構成による電子ゲーム機器を搭
載した電子手帳の動作について説明する。図3は前記電
子ゲーム機器を搭載した電子手帳のゲームモード処理に
おけるコンピュータ対戦処理を示すフローチャートであ
る。
【0043】図4は前記電子ゲーム機器を搭載した電子
手帳におけるコンピュータ対戦処理に伴なう表示動作を
示す図である。まず、図4(A)に示すように、キー入
力部12の「メニュー」キー12cが操作されると、手
帳モードとゲームモードを選択するためのモード選択用
の画面データがROM13から読出されてRAM16内
の表示レジスタ16aに書込まれ、表示駆動回路17を
介して液晶表示部18に表示される。
【0044】このモード選択画面において、図4(B)
に示すように、キー入力部12の「↓」キー12gを1
回操作してカーソルにより「ゲーム」を選択指示した状
態で「実行」キー12dを操作すると、ゲームモードデ
ータがRAM16内のモードデータレジスタMに記憶さ
れると共に、コンピュータ対戦(COMP)か通信対戦
(通信)かを選択するための対戦相手選択用の画面デー
タがROM13から読出されてRAM16内の表示レジ
スタ16aに書込まれ、表示駆動回路17を介して液晶
表示部18に表示される。
【0045】この対戦相手選択画面において、コンピュ
ータ対戦(COMP)をタッチペン20を用いてタッチ
して選択すると、そのタッチ位置信号がタブレット入力
部19からCPU11に供給されて内容判断され、図3
におけるコンピュータ対戦処理が起動される。
【0046】図3におけるコンピュータ対戦処理が起動
されると、図4(C)に示すように、ゲームレベル選択
用の画面データがROM13から読出されてRAM16
内の表示レジスタ16aに書込まれ、表示駆動回路17
を介して液晶表示部18に表示される(ステップS
1)。
【0047】このゲームレベル選択画面において、ゲー
ムレベルの“1”又は“2”の何れか一方をタッチペン
20を用いてタッチして選択すると、そのタッチ位置信
号がタブレット入力部19からCPU11に供給されて
内容判断され、その選択されたゲームレベルデータがR
AM16内のレベルレジスタ16bにセットされる(ス
テップS2)。
【0048】すると、ROM13に予め記憶されてい
る、例えば24枚の絵柄カードが6×4の配列としてラ
ンダムに設定され、その配列位置データがRAM16内
のゲームデータレジスタ16dに記憶されると共に、図
4(D)に示すように、その配列位置の設定された各絵
柄カードが、全カード伏せた状態で、1枚目カードのユ
ーザ選択画面として液晶表示部18に表示される(ステ
ップS3)。
【0049】ここで、ユーザがタッチペン20を用いて
1枚目のカードをタッチして選択すると、図4(E)に
示すように、該選択された1枚目のカード位置が点滅表
示されると共に、その選択カードの絵柄データが表示さ
れ、2枚目カードのユーザ選択画面として液晶表示部1
8に表示される(ステップS4,S5)。
【0050】ここで、ユーザがタッチペン20を用いて
2枚目のカードをタッチして選択すると、図4(F)に
示すように、該選択された2枚目のカード位置が点滅表
示されると共に、その選択カードの絵柄データが表示さ
れ、前記1枚目に選択表示されたカードの絵柄データと
の一致/不一致が比較判断される(ステップS6,S
7,S8)。
【0051】ここで、ユーザ選択された1枚目カードと
2枚目カードとの各絵柄データが一致すると判断された
場合には、その一致判断されたカードが消去されると共
に、ユーザ側の得点データがゲームデータレジスタ16
dに加算され、全カードの選択一致による消去が終了し
たか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了したか
否か判断される(ステップS8→S9,S10)。
【0052】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
されると、再び前記ステップS4に戻り、前記一致判断
されたカードが消去された後の残りの各カードが、1枚
目カードのユーザ選択画面として液晶表示部18に表示
される(ステップS10→S4)。
【0053】なお、前記ステップS9における得点加算
処理では、1番最初の一致判断に際してのみ、2点が加
算される。一方、前記図4(F)で示したように、ユー
ザ選択された1枚目カードと2枚目カードとの各絵柄デ
ータが不一致と判断された場合には、その不一致と判断
された2枚のカードの絵柄データ及び配列位置データが
RAM16内の過去データレジスタ16cに記憶され、
コンピュータ側のカード選択処理に移行し、ゲームデー
タレジスタ16dに消去されずに残っている各カード
が、コンピュータによる1枚目カードの選択画面として
液晶表示部18に表示される(ステップS8→S1
1)。
【0054】なお、前記RAM16内の過去データレジ
スタ16cに記憶される過去に選択されて不一致判断さ
れたカードデータの枚数は、レベルレジスタ16bにセ
ットされているゲームレベルが“1”である場合には、
最新の4枚分のカードデータが記憶され、レベルレジス
タ16bにセットされているゲームレベルが“2”であ
る場合には、最新の6枚分のカードデータが記憶され
る。
【0055】そして、コンピュータにより、前記RAM
16内の過去データレジスタ16cに記憶されている過
去の選択カードデータを参考にして、1枚目のカードが
選択されると、該選択された1枚目のカード位置が点滅
表示されると共に、その選択カードの絵柄データが表示
され、コンピュータによる2枚目カードの選択画面とし
て液晶表示部18に表示される(ステップS11,S1
2,S13)。
【0056】さらに、コンピュータにより、前記RAM
16内の過去データレジスタ16cに記憶されている過
去の選択カードデータを参考にして、2枚目のカードが
選択されると、該選択された2枚目カードの絵柄データ
と前記1枚目に選択表示されたカードの絵柄データとの
一致/不一致が比較判断される(ステップS13,S1
4)。
【0057】この場合、前記コンピュータによるカード
選択処理は、前記RAM16内の過去データレジスタ1
6cに記憶されている過去の選択カードデータの中に、
同一の絵柄データを有するカードがある場合には、その
同一絵柄の2枚のカードが順次選択される。
【0058】また、前記RAM16内の過去データレジ
スタ16cに記憶されている過去の選択カードデータの
中に、同一の絵柄データを有するカードが無い場合に
は、当該記憶されている過去の選択カード以外のカード
の中から1枚目カードとしてランダムに選択されると共
に、この1枚目カードと同一の絵柄データを有するカー
ドが前記過去の選択カードデータ中にある場合にはその
同一絵柄のカードが2枚目カードとして選択され、さら
に、前記1枚目カードと同一の絵柄データを有するカー
ドが前記過去の選択カードデータ中に無い場合には、2
枚目カードも当該記憶されている過去の選択カード以外
のカードの中からランダムに選択される。
【0059】ここで、コンピュータにより選択された1
枚目カードと2枚目カードとの各絵柄データが一致する
と判断された場合には、前記1枚目カードの絵柄表示に
続き、2枚目カードの絵柄データも表示され、コンピュ
ータ側の得点データがゲームデータレジスタ16dに加
算される(ステップS14→S15,S16)。
【0060】すると、前記コンピュータ選択により一致
判断されたカードが消去され、全カードの選択一致によ
る消去が終了したか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲー
ムが終了したか否か判断される(ステップS17)。
【0061】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
されると、再び前記ステップS11に戻り、前記一致判
断されたカードが消去された後の残りの各カードが、コ
ンピュータによる1枚目カードの選択画面として液晶表
示部18に表示される(ステップS17→S11)。
【0062】なお、前記ステップS16における得点加
算処理では、1番最初の一致判断に際してのみ、2点が
加算される。一方、コンピュータ選択された1枚目カー
ドと2枚目カードとの各絵柄データが不一致と判断され
た場合には、その不一致と判断された2枚のカードの絵
柄データ及び配列位置データがRAM16内の過去デー
タレジスタ16cに更新記憶され、RAM16内のレベ
ルレジスタ16bに記憶されているゲームレベルが
“2”か否か判断される(ステップS14→S18)。
【0063】ここで、前記レベルレジスタ16bに記憶
されているゲームレベルは“1”であり、レベル“2”
ではないと判断された場合には、再び前記ステップS4
に戻ってユーザ側のカード選択処理に移行し、今までの
ユーザ選択やコンピュータ選択により一致判断されたカ
ードが消去された後の残りの各カードが、1枚目カード
のユーザ選択画面として液晶表示部18に表示される
(ステップS18→S4)。
【0064】また、前記コンピュータ選択による1枚目
カードと2枚目カードとの不一致が判断された後、レベ
ルレジスタ16bに記憶されているゲームレベルは
“2”であると判断された場合には、前記ステップS1
3におけるコンピュータによる2枚目カードの選択画面
がそのまま3枚目カードの選択画面として液晶表示部1
8に表示される(ステップS14→S18→S19)。
【0065】そして、コンピュータにより、前記RAM
16内の過去データレジスタ16cに記憶されている過
去の選択カードデータを参考にして、3枚目のカードが
選択されると、該選択された3枚目のカード位置が点滅
表示されると共に、その3枚目カードの絵柄データと前
記1枚目に選択表示されたカードの絵柄データとの一致
/不一致が比較判断される(ステップS19,S20,
S21)。
【0066】ここで、前記ゲームレベルが“2”にセッ
トされている状態で、コンピュータにより選択された1
枚目カードと3枚目カードとの各絵柄データが一致する
と判断された場合には、コンピュータ側の得点データが
ゲームデータレジスタ16dに加算される(ステップS
21→S22)。
【0067】すると、前記コンピュータ選択により一致
判断されたカードが消去され、全カードの選択一致によ
る消去が終了したか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲー
ムが終了したか否か判断される(ステップS23)。
【0068】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
されると、再び前記ステップS11に戻り、前記一致判
断されたカードが消去された後の残りの各カードが、コ
ンピュータによる1枚目カードの選択画面として液晶表
示部18に表示される(ステップS23→S11)。
【0069】なお、前記ステップS22における得点加
算処理では、1番最初の一致判断に際してのみ、2点が
加算される。一方、前記コンピュータ選択された1枚目
カードと3枚目カードとの各絵柄データが不一致と判断
された場合には、その不一致と判断された2枚のカード
の絵柄データ及び配列位置データがRAM16内の過去
データレジスタ16cに更新記憶されると共に、再び前
記ステップS4に戻ってユーザ側のカード選択処理に移
行し、ゲームデータレジスタ16dに消去されずに残っ
ている各カードが、ユーザによる1枚目カードの選択画
面として液晶表示部18に表示される(ステップS21
→S4)。
【0070】こうして、ユーザのカード選択に伴なう神
経衰弱とコンピュータのカード選択に伴なう神経衰弱と
が繰返され、ゲームデータレジスタ16dにて記憶管理
されるそれぞれの得点が順次加算されて行く状態で、前
記ステップS10又は前記ステップS17又は前記ステ
ップS23の何れかにおいて、ゲームデータレジスタ1
6dに設定記憶されたカードデータが、それまでのカー
ド選択による一致判断に伴ない全て消去され、ゲーム終
了と判断されると、前記ゲームデータレジスタ16dに
記憶管理されているユーザ及びコンピュータそれぞれの
得点データが読出され、コンピュータ対戦のゲーム結果
として液晶表示部18に対比して表示される(ステップ
S10→S24/S17→S24/S23→S24)。
【0071】これにより、前記コンピュータ対戦処理で
は、液晶表示部18の表示画面上に設けたタブレット入
力部19に対し、タッチペン20を直接タッチ操作して
カードを選択することで、非常に容易に且つ現実的なカ
ード選択を行なうことができ、しかも、ゲームレベルを
“1”又は“2”にセットすることで、コンピュータの
カード選択に伴ない参考とされる過去のカード選択によ
り不一致判断されたカードデータの記憶枚数を4枚又は
6枚に、また、カード選択可能枚数を2枚まで又は3枚
までに切換えてコンピュータレベルを調整することがで
き、ユーザのレベルに合わせた神経衰弱のカードゲーム
を行なうことができる。
【0072】図5は前記電子ゲーム機器を搭載した電子
手帳のゲームモード処理における通信対戦処理を示すフ
ローチャートである。図6は前記電子ゲーム機器を搭載
した電子手帳における通信対戦処理に伴なう表示動作を
示す図である。
【0073】まず、キー入力部12の「メニュー」キー
12cが操作されると、手帳モードとゲームモードを選
択するためのモード選択用の画面データがROM13か
ら読出されてRAM16内の表示レジスタ16aに書込
まれ、表示駆動回路17を介して液晶表示部18に表示
される[図4(A)参照]。
【0074】このモード選択画面において、カーソルに
より「ゲーム」を選択指示した状態で「実行」キー12
dを操作すると、ゲームモードデータがRAM16内の
モードデータレジスタMに記憶されると共に、コンピュ
ータ対戦(COMP)か通信対戦(通信)かを選択する
ための対戦相手選択用の画面データがROM13から読
出されてRAM16内の表示レジスタ16aに書込ま
れ、表示駆動回路17を介して液晶表示部18に表示さ
れる[図4(B)参照]。
【0075】この対戦相手選択画面において、通信対戦
(通信)をタッチペン20を用いてタッチして選択する
と、そのタッチ位置信号がタブレット入力部19からC
PU11に供給されて内容判断され、図5における通信
対戦処理が起動される。
【0076】図5における通信対戦処理が起動される
と、ゲームレベル選択用の画面データがROM13から
読出されてRAM16内の表示レジスタ16aに書込ま
れ、表示駆動回路17を介して液晶表示部18に表示さ
れる[図4(C)参照]。
【0077】このゲームレベル選択画面において、ゲー
ムレベルの“1”又は“2”の何れか一方をタッチペン
20を用いてタッチして選択すると、そのタッチ位置信
号がタブレット入力部19からCPU11に供給されて
内容判断され、その選択されたゲームレベルデータがR
AM16内のレベルレジスタ16bにセットされる(ス
テップA1)。
【0078】すると、ROM13に予め記憶されてい
る、例えば24枚の絵柄カードが6×4の配列としてラ
ンダムに設定され、その配列位置データがRAM16内
のゲームデータレジスタ16dに記憶される(ステップ
A2)。
【0079】すると、液晶表示部18には、通信対戦を
行なう相手の電子手帳との通信実行を促す通信要求メッ
セージが表示される(ステップA3)。 この通信要求メッセージの表示状態において、キー入力
部12における「通信」キー12eを操作すると、前記
RAM16内のレベルレジスタ16bにセットされたゲ
ームレベルデータ、及びゲームデータレジスタ16dに
設定記憶された24枚のカードの配列位置データが、送
信部14の送信回路14aにおいて赤外発光信号に変調
され、発光素子14bから相手の電子手帳に対して送信
される(ステップA4→A5)。
【0080】一方、前記自分の電子手帳からそのゲーム
レベルデータ及びカード配列位置データの送信を実施す
る以前に、相手の電子手帳において設定記憶されたゲー
ムレベルデータ及びカード配列位置データが、赤外発光
信号として受信部15の受光素子15bにて受光され受
信回路15aを介して復調されると、当該受信された相
手側の電子手帳の設定によるゲームレベルデータ及びカ
ード配列位置データが、それぞれ前記RAM16内のレ
ベルデータレジスタ16b及びゲームデータレジスタ1
6dにセットされ、相手側のカード選択に伴なうゲーム
データの受信待機状態となる(ステップA6→A7)。
【0081】前記キー入力部12の「通信」キー12c
の操作に伴ない、自分の電子手帳にて設定されたゲーム
レベルデータ及びカード配列位置データが送信され、相
手の電子手帳に設定されると、図6(A)に示すよう
に、RAM16内のゲームデータレジスタ16dに設定
記憶された絵柄カードの配列位置データに基づき、全カ
ード伏せた状態で、1枚目カードの選択画面として液晶
表示部18に表示される(ステップA4→A5,A
8)。
【0082】ここで、ユーザがタッチペン20を用いて
1枚目のカードをタッチして選択すると、図6(B)に
示すように、該選択された1枚目のカード位置が点滅表
示されると共に、その選択カードの絵柄データが表示さ
れ、2枚目カードの選択画面として液晶表示部18に表
示される(ステップA9,A10)。
【0083】ここで、また、ユーザがタッチペン20を
用いて2枚目のカードをタッチして選択すると、該選択
された2枚目カードの絵柄データと前記1枚目に選択表
示されたカードの絵柄データとの一致/不一致が比較判
断される(ステップA10,A11)。
【0084】前記ユーザにより選択された1枚目カード
と2枚目カードとの各絵柄データが一致すると判断され
た場合には、前記1枚目カードの絵柄表示に続き、2枚
目カードの絵柄データも表示され、その一致判断された
2枚のカードの配置位置データが送信部14を介して相
手の電子手帳に送信されると共に、自分の得点データと
してゲームデータレジスタ16dに加算される(ステッ
プA11→A12,A13,A14)。
【0085】すると、前記一致判断されたカードが消去
され、全カードの選択一致による消去が終了したか否
か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了したか否か判
断される(ステップA15)。
【0086】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
されると、再び前記ステップA8に戻り、前記一致判断
されたカードが消去された後の残りの各カードが、1枚
目カードの選択画面として液晶表示部18に表示される
(ステップA15→A8)。
【0087】なお、前記ステップA14における得点加
算処理では、1番最初の一致判断に際してのみ、2点が
加算される。また、前記ステップA13において送信さ
れた一致判断に対応する2枚のカードの配置位置データ
が、受信待機状態にある相手の電子手帳の受信部15に
て受信されると、当該相手の電子手帳では、受信された
2枚のカードの配置位置データに基づき、その各カード
の絵柄データがゲームデータレジスタ16dに記憶され
ているカードデータから検索されて一致することが判断
され、対応するカードデータがゲームデータレジスタ1
6dから消去されると共に、その一致カードの配置位置
及び絵柄データが、例えば図6(E)に示すように、相
手側選択カードとして液晶表示部18に表示される(ス
テップA22→A23,A24)。
【0088】すると、前記ゲームデータレジスタ16d
に記憶されている全カードの選択一致による消去が終了
したか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了した
か否か判断されると共に、ゲーム終了でないと判断され
た場合でも、前記受信された2枚のカードデータが絵柄
不一致と判断されることで、カード選択権が自分の電子
手帳に移行(交替)されたか否か判断される(ステップ
A25)。
【0089】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
され、しかも、前記受信された2枚のカードデータが絵
柄一致と判断されることで、カード選択権が自分の電子
手帳に移行(交替)しないと判断された場合には、再び
前記ステップA22に戻り、相手側のカード選択に伴な
うゲームデータの受信待機状態となる(ステップA25
→A22)。
【0090】一方、前記ステップA11において、選択
された1枚目カードと2枚目カードとの各絵柄データが
不一致と判断された場合には、RAM16内のレベルレ
ジスタ16bに記憶されているゲームレベルが“2”か
否か判断される(ステップA11→A16)。
【0091】ここで、前記レベルレジスタ16bに記憶
されているゲームレベルは“1”であり、レベル“2”
ではないと判断された場合には、前記不一致判断された
2枚のカードの配置位置データが送信部14から相手の
電子手帳に送信されると共に、該選択カードの絵柄デー
タが液晶表示部18に表示される(ステップA16→A
17,A18)。
【0092】この場合、前記選択された1枚目カードの
絵柄データと2枚目カードの絵柄データとは、前記ステ
ップA11において既に不一致判断されているので、カ
ード選択権が相手側に移行し、該相手側のカード選択に
伴なうゲームデータの受信待機状態となる(ステップA
19→A22)。
【0093】前記ステップA17において送信された不
一致判断に対応する2枚のカードの配置位置データが、
受信待機状態にある相手の電子手帳の受信部15にて受
信されると、当該相手の電子手帳では、受信された2枚
のカードの配置位置データに基づき、その各カードの絵
柄データがゲームデータレジスタ16dに記憶されてい
るカードデータから検索されて不一致であることが判断
され、その不一致カードの配置位置及び絵柄データが、
相手側選択カードとして液晶表示部18に表示される
(ステップA22→A23,A24)。
【0094】すると、前記ゲームデータレジスタ16d
に記憶されている全カードの選択一致による消去が終了
したか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了した
か否か判断されると共に、ゲーム終了でないと判断され
た場合でも、前記受信された2枚のカードデータが絵柄
不一致と判断されることで、カード選択権が自分の電子
手帳に移行(交替)されたか否か判断される(ステップ
A25)。
【0095】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
され、しかも、前記受信された2枚のカードデータが絵
柄不一致と判断されることで、カード選択権が自分の電
子手帳に移行(交替)したと判断された場合には、ステ
ップA8に進み、今までの双方のカード選択により一致
判断されたカードが消去された後の残りの各カードが、
1枚目カードの選択画面として液晶表示部18に表示さ
れる(ステップA25→A15→A8)。
【0096】また、前記ステップA11において、1枚
目の選択カードと2枚目の選択カードとの不一致が判断
された後、レベルレジスタ16bに記憶されているゲー
ムレベルは“2”であると判断された場合には、例えば
図6(C)に示すように、前記ステップA10における
2枚目カードの選択画面がそのまま3枚目カードの選択
画面として液晶表示部18に表示される(ステップA1
1→A16→A20)。
【0097】ここで、ユーザがタッチペン20を用いて
3枚目のカードをタッチして選択すると、前記ステップ
A9において選択表示された1枚目の選択カードと3枚
目の選択カードの各カード位置データが送信部14を介
して相手の電子手帳に送信される(ステップA21,A
17)。
【0098】そして、図6(D)に示すように、前記ス
テップA9において表示された1枚目のカード位置及び
絵柄の表示と共に、今回選択した3枚目のカード位置及
び絵柄も表示され、その3枚目カードの絵柄データと前
記1枚目に選択表示されたカードの絵柄データとの一致
/不一致が比較判断される(ステップA18,A1
9)。
【0099】ここで、例えば前記選択された1枚目カー
ドと3枚目カードとの各絵柄データが一致すると判断さ
れた場合には、自分側の得点データとしてゲームデータ
レジスタ16dに加算される(ステップA19→A1
4)。
【0100】すると、前記一致判断されたカードが消去
され、全カードの選択一致による消去が終了したか否
か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了したか否か判
断される(ステップA15)。
【0101】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
されると、再び前記ステップA8に戻り、前記一致判断
されたカードが消去された後の残りの各カードが、1枚
目カードの選択画面として液晶表示部18に表示される
(ステップA15→A8)。
【0102】この場合に、前記ステップA17において
送信された1枚目及び3枚目の各選択カードの配置位置
データが、受信待機状態にある相手の電子手帳の受信部
15にて受信されると、当該相手の電子手帳では、受信
された2枚のカードの配置位置データに基づき、その各
カードの絵柄データがゲームデータレジスタ16dに記
憶されているカードデータから検索されて一致すること
が判断され、対応するカードデータがゲームデータレジ
スタ16dから消去されると共に、その一致カードの配
置位置及び絵柄データが、例えば図6(E)に示すよう
に、相手側選択カードとして液晶表示部18に表示され
る(ステップA22→A23,A24)。
【0103】すると、前記ゲームデータレジスタ16d
に記憶されている全カードの選択一致による消去が終了
したか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了した
か否か判断されると共に、ゲーム終了でないと判断され
た場合でも、前記受信された2枚のカードデータが絵柄
不一致と判断されることで、カード選択権が自分の電子
手帳に移行(交替)されたか否か判断される(ステップ
A25)。
【0104】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
され、しかも、前記受信された2枚のカードデータが絵
柄一致と判断されることで、カード選択権が自分の電子
手帳に移行(交替)しないと判断された場合には、再び
前記ステップA22に戻り、相手側のカード選択に伴な
うゲームデータの受信待機状態となる(ステップA25
→A22)。
【0105】また、前記ステップA19において、前記
ゲームレベルが“2”にセットされていることで選択さ
れた3枚目カードの絵柄データと、既に選択されている
1枚目カードの絵柄データとが、不一致と判断された場
合には、カード選択権が相手側に移行し、該相手側のカ
ード選択に伴なうゲームデータの受信待機状態となる
(ステップA19→A22)。
【0106】この場合、ステップA17において送信さ
れた1枚目及び3枚目カードの各配置位置データが、受
信待機状態にある相手の電子手帳の受信部15にて受信
されると、当該相手の電子手帳では、受信された2枚の
カードの配置位置データに基づき、その各カードの絵柄
データがゲームデータレジスタ16dに記憶されている
カードデータから検索されて不一致であることが判断さ
れ、その不一致カードの配置位置及び絵柄データが、相
手側選択カードとして液晶表示部18に表示される(ス
テップA22→A23,A24)。
【0107】すると、前記ゲームデータレジスタ16d
に記憶されている全カードの選択一致による消去が終了
したか否か、つまり、今回の神経衰弱ゲームが終了した
か否か判断されると共に、ゲーム終了でないと判断され
た場合でも、前記受信された2枚のカードデータが絵柄
不一致と判断されることで、カード選択権が自分の電子
手帳に移行(交替)されたか否か判断される(ステップ
A25)。
【0108】ここで、前記ゲームデータレジスタ16d
に設定記憶されたカードデータ中に、一致消去されてな
いカードが存在することで、ゲーム終了ではないと判断
され、しかも、前記受信された2枚のカードデータが絵
柄不一致と判断されることで、カード選択権が自分の電
子手帳に移行(交替)したと判断された場合には、ステ
ップA8に進み、今までの双方のカード選択により一致
判断されたカードが消去された後の残りの各カードが、
1枚目カードの選択画面として液晶表示部18に表示さ
れる(ステップA25→A15→A8)。
【0109】こうして、自分の電子手帳でのカード選択
に伴なう神経衰弱と相手の電子手帳でのカード選択に伴
なう神経衰弱とが繰返され、ゲームデータレジスタ16
dにて記憶管理されるそれぞれの得点が順次加算されて
行く状態で、前記ステップA15又は前記ステップA2
5及びA15の何れかにおいて、ゲームデータレジスタ
16dに設定記憶されたカードデータが、それまでのカ
ード選択による一致判断に伴ない全て消去され、ゲーム
終了と判断されると、図6(F)に示すように、前記ゲ
ームデータレジスタ16dに記憶管理されている自分及
び相手のそれぞれの得点データが読出され、通信対戦の
ゲーム結果として液晶表示部18に対比して表示される
(ステップA15→A26/A25→A15→A2
6)。
【0110】これにより、前記通信対戦処理では、互い
のカード選択に伴なうゲームデータを赤外発光信号とし
て双方で送受信することで、常に相手のカード選択状況
を認識できる状態で、自分と相手の2台の電子手帳でカ
ードゲームを進めることができる。
【0111】また、液晶表示部18の表示画面上に設け
たタブレット入力部19に対し、タッチペン20を直接
タッチ操作してカードを選択することで、非常に容易に
且つ現実的なカード選択を行なうことができ、しかも、
ゲームレベルを“1”又は“2”にセットすることで、
カード選択可能な枚数を、2枚まで又は3枚までに切換
えることができ、双方のレベルに合わせた神経衰弱のカ
ードゲームを行なうことができる。
【0112】したがって、前記構成の電子ゲーム機器を
搭載した電子手帳によれば、タブレット入力部19を重
ねて設けた液晶表示部18に表示された複数のカード
を、タッチペン20により順次直接タッチして選択する
と、その選択されたカード同士の絵柄の一致/不一致が
判断されて神経衰弱ゲームが行なえると共に、ゲームレ
ベルを“1”又は“2”の何れかにセットすると、1回
分のカード選択可能枚数が2枚まで又は3枚までに切換
えられてレベル調整され、しかも、カード選択に伴なう
ゲームデータの送受信機能を備えることで、2台の機器
による通信対戦が行なえるので、ゲームレベルがユーザ
に合わせて調整できるだけでなく、実際のカードで現実
にカードを捲るようにして神経衰弱の対戦ゲームを行な
うができるようになる。
【0113】なお、前記実施例では、選択された2枚の
カードの絵柄の一致/不一致を判断して神経衰弱ゲーム
を行なう構成としたが、例えば1組のカード毎に異なる
音データを割付け、選択された2枚のカードの音の一致
/不一致を判断して神経衰弱ゲームを行なう構成しても
よい。
【0114】図7は前記電子ゲーム機器を搭載した電子
手帳における音による神経衰弱のコンピュータ対戦処理
に伴なう表示動作を示す図である。すなわち、図7
(A)に示すように、液晶表示部18にランダムに配列
設定されて表示されたカードデータの中から、タッチペ
ンにより1枚目のカードを選択すると、その1枚目カー
ドに対応付けられた音データ「ピピ」がRAM16内の
ゲームデータレジスタ16dから読出されて図示しない
スピーカから放音される。
【0115】そして、図7(B)に示すように、2枚目
のカードを選択すると、その2枚目のカードに対応付け
られた音データ「ピピ」が放音されると共に、前記1枚
目の選択カードの音データ「ピピ」との比較による一致
判断が成され、当該一致判断されたカードデータが消去
され、RAM16内のゲームデータレジスタ16dに対
しユーザの得点データとして加算される。
【0116】続いて、図7(C)に示すように、1枚目
のカードを選択した際に「ブー」と放音され、また、図
7(D)に示すように、2枚目のカードを選択した際に
「ビビ」と放音されることで、今回の選択カードは不一
致であると判断されると、当該不一致判断されたカード
データがRAM16内の過去データレジスタ16cに更
新記憶されると共に、カード選択権がユーザ側からコン
ピュータ側に移行される。
【0117】そして、図7(E)に示すように、前記R
AM16内の過去データレジスタ16cに記憶された過
去のカード選択データを参考にして、コンピュータによ
り1枚目のカードが選択されると、その1枚目のカード
に対応付けられた音データ「ボー」が放音され、続いて
選択される2枚目のカードに対応付けられた音データと
比較判断される。
【0118】したがって、前記音の神経衰弱によるコン
ピュータ対戦処理であっても、液晶表示部18の表示画
面上に設けたタブレット入力部19に対し、タッチペン
20を直接タッチ操作してカードを選択することで、非
常に容易に且つ現実的なカード選択を行なうことがで
き、しかも、前記絵柄の神経衰弱による実施例同様に、
ゲームレベルを“1”又は“2”にセットすることで、
コンピュータのカード選択に伴ない参考とされる過去の
カード選択により不一致判断されたカードデータの記憶
枚数を例えば4枚又は6枚に、また、カード選択可能枚
数を例えば2枚まで又は3枚までに切換えてコンピュー
タレベルを調整することができ、ユーザのレベルに合わ
せた神経衰弱のカードゲームを行なうことができる。
【0119】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る電子ゲーム機器によれば、表示手段によって表示され
た複数のカードを選択手段により選択する際に、選択枚
数指定手段によって指定された選択枚数以内で選択され
た1枚目のカードと2枚目以降のカードとの絵柄の一致
/不一致が比較判断され、絵柄一致と判断された場合に
は、該一致カードの絵柄が表示されるので、カード選択
枚数の指定如何によりゲームレベルが切換えられるよう
になる。
【0120】また、本発明の請求項2に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項1に係わる電子ゲーム機器にあ
って、表示部上に備えたタブレット入力手段によってカ
ードが選択されるので、表示されている所望のカードが
直接タッチされて選択されるようになる。
【0121】また、本発明の請求項3に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項1に係わる電子ゲーム機器にあ
って、電子機器の内部処理によりカード選択されるの
で、機器自身のカード選択により該選択カードの一致/
不一致が比較判断されるようになる。
【0122】また、本発明の請求項4に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項3に係わる電子ゲーム機器にあ
って、過去に選択したカードを参考にしてカードが選択
されるので、機器自身により過去に選択したカードと一
致するカードが検索されて選択されるようになる。
【0123】また、本発明の請求項5に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項1乃至請求項4何れか1項に係
わる電子ゲーム機器にあって、選択枚数指定手段で指定
された選択枚数分カードが選択されると、その最終カー
ドが選択カードとして表示されるので、不一致判断され
た途中選択のカードは表示されないようになる。
【0124】また、本発明の請求項6に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項1乃至請求項4何れか1項に係
わる電子ゲーム機器にあって、カードの絵柄に替わって
音データが付され、選択されたカードの音データが一致
した際にはその音データが放音されるので、同じ音のカ
ードを見付けるカードゲームが行なえるようになる。
【0125】また、本発明の請求項7に係わる電子ゲー
ム機器によれば、表示手段によって表示された複数のカ
ードを表示部上に設けたタブレット入力部を操作して選
択する際に、選択枚数指定手段によって指定された選択
枚数以内で選択された1枚目のカードと2枚目以降のカ
ードとの絵柄の一致/不一致が比較判断され、絵柄一致
と判断された場合には、該一致した2枚のカードの表示
位置データが外部に送信されるので、カード選択枚数の
指定如何によりゲームレベルが切換えられると共に、一
致カードが他の機器に伝えられるようになる。
【0126】また、本発明の請求項8に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項7に係わる電子ゲーム機器にあ
って、選択枚数指定手段で指定された選択枚数分カード
が選択されると、その1枚目の選択カードと最終選択カ
ードそれぞれの表示位置データが外部に送信されるの
で、途中選択のカードは他の機器に伝えられないように
なる。
【0127】また、本発明の請求項9に係わる電子ゲー
ム機器によれば、請求項7又は請求項8に係わる電子ゲ
ーム機器にあって、カードの絵柄に替わって音データが
付され、選択されたカードの音データが一致した際には
その音データが放音されるので、他の機器へのゲームデ
ータの送信手段を有するだけでなく、同じ音のカードを
見付けるカードゲームが行なえるようになる。
【0128】また、本発明の請求項10に係わる電子ゲ
ーム機器によれば、請求項1,請求項2,請求項5,請
求項7,請求項8の何れか1項に係わる電子ゲーム機器
にあって、他の機器の送信手段により送信された一致判
断されたカードの表示位置データが受信されると、その
受信された表示位置データに対応して表示中のカードが
選択され、該選択されたカードの絵柄が表示されると共
に、絵柄の一致が検出されると、その一致カードの表示
が消去されるので、他の機器との通信により対戦型のカ
ードゲームが行なえるようになる。
【0129】よって、本発明によれば、カードゲーム、
特に神経衰弱ゲームをより扱い易くすると共に、様々な
遊戯方法で神経衰弱ゲームを行なうことが可能になる電
子ゲーム機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子ゲーム機器を搭載した電子手帳の
電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子ゲーム機器を搭載した電子手帳のRA
Mに備えられるレジスタの構成を示す図。
【図3】前記電子ゲーム機器を搭載した電子手帳のゲー
ムモード処理におけるコンピュータ対戦処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】前記電子ゲーム機器を搭載した電子手帳におけ
るコンピュータ対戦処理に伴なう表示動作を示す図。
【図5】前記電子ゲーム機器を搭載した電子手帳のゲー
ムモード処理における通信対戦処理を示すフローチャー
ト。
【図6】前記電子ゲーム機器を搭載した電子手帳におけ
る通信対戦処理に伴なう表示動作を示す図。
【図7】前記電子ゲーム機器を搭載した電子手帳におけ
る音による神経衰弱のコンピュータ対戦処理に伴なう表
示動作を示す図。
【符号の説明】
11 …CPU(制御部:中央処理装置)、 12 …キー入力部、 12a…文字キー及びテンキー、 12b…「ON/OFF」キー、 12c…「メニュー」キー、 12d…「実行」キー、 12e…「通信」キー、 12f…「↑」キー、 12g…「↓」キー、 12h…「←」キー、 12i…「→」キー、 13 …ROM、 14 …送信部、 14a…送信回路、 14b…発光素子、 15 …受信部、 15a…受信回路、 15b…受光回路、 16 …RAM、 16a…表示レジスタ、 16b…レベルレジスタ、 16c…過去データレジスタ、 16d…ゲームデータレジスタ、 16e…手帳データレジスタ、 17 …表示駆動回路、 18 …液晶表示部、 19 …タブレット入力部、 20 …タッチペン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部と、 この表示部に複数のカードを表示する表示手段と、 この表示手段によって表示されたカードを選択する選択
    手段と、 この選択手段によるカードの選択枚数を指定する選択枚
    数指定手段と、 前記選択手段により1枚目に選択されたカードを記憶す
    る記憶手段と、 前記選択枚数指定手段によって指定された選択枚数以内
    で前記選択手段によって選択された2枚目以降のカード
    の絵柄と前記記憶手段に記憶されたカードの絵柄が一致
    しているか否かを順次比較判断する比較判断手段と、 この比較判断手段により比較したカードの絵柄が一致し
    ていると判断された際、該カードの絵柄を表示する表示
    制御手段とを具備したことを特徴とする電子ゲーム機
    器。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記表示部上にタブレ
    ット入力手段を備え、このタブレット入力手段によって
    表示部に表示されたカードを選択する選択手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子ゲーム機器。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、電子機器の内部処理に
    よってカードを選択する選択手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の電子ゲーム機器。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、過去に選択されたカー
    ドを記憶する記憶手段を備え、この記憶手段に記憶され
    たカードを参考にしてカードを選択する選択手段である
    ことを特徴とする請求項3記載の電子ゲーム機器。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記選択手段によ
    って前記選択枚数指定手段で指定された選択枚数分カー
    ドが選択された際は、この指定された選択枚数目のカー
    ドを表示する最終カード表示手段を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4何れか1項記載の電子ゲーム
    機器。
  6. 【請求項6】 前記カードは、音データが対応して付し
    てあり、 前記比較判断手段は、このカードに付した音データが一
    致しているか否かを比較判断する比較判断手段であり、 この比較判断手段によって音データが一致していると判
    断された際、この音データを放音する放音手段を前記表
    示制御手段に替えて備えたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4何れか1項記載の電子ゲーム機器。
  7. 【請求項7】 表示部と、 この表示部に複数のカードを表示する表示手段と、 この表示手段によって表示されたカードを選択するため
    のタブレット入力部を前記表示部上に設けた選択手段
    と、 この選択手段によるカードの選択枚数を指定する選択枚
    数指定手段と、 前記選択手段により1枚目に選択されたカードを記憶す
    る記憶手段と、 前記選択枚数指定手段によって指定された選択枚数以内
    で前記選択手段によって選択された2枚目以降のカード
    の絵柄と前記記憶手段に記憶されたカードの絵柄が一致
    しているか否かを順次比較判断する比較判断手段と、 この比較判断手段により比較したカードの絵柄が一致し
    ていると判断された際、該比較した2枚のカードの表示
    位置データを外部に送信する送信手段とを具備したこと
    を特徴とする電子ゲーム機器。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は、前記選択手段により前
    記選択枚数指定手段で指定された選択枚数分カードが選
    択された際に、この選択枚数目のカードと前記記憶手段
    に記憶されているカードの表示位置データを外部に送信
    する最終カード送信手段を備えたことを特徴とする請求
    項7記載の電子ゲーム機器。
  9. 【請求項9】 前記カードは、音データが対応して付し
    てあり、 前記比較判断手段は、このカードに付した音データが一
    致しているか否かを比較判断する比較判断手段であり、 この比較判断手段によって音データが一致していると判
    断された際、この音データを放音する放音手段を前記表
    示制御手段に替えて備えたことを特徴とする請求項7又
    は請求項8記載の電子ゲーム機器。
  10. 【請求項10】 外部の電子ゲーム機器から送信された
    カードの表示位置データを受信する受信手段と、 この受信手段により受信されたカードの表示位置データ
    から前記表示手段により表示されているカードの中から
    対応したカードを選択する受信カード選択手段と、 この受信カード選択手段によって選択されたカードの絵
    柄を表示する表示手段と、 前記受信カード選択手段によって選択されたカードの絵
    柄の一致を検出する検出手段と、 この検出手段により絵柄が一致していると検出された
    際、前記受信カード選択手段によって選択されたカード
    を前記表示手段から消去する消去手段とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項5,請求
    項7,請求項8の何れか1項記載の電子ゲーム機器。
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