JP3663635B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば電子式の手帳や電子ゲーム機等において、予め記憶された画像データ等をユーザ操作に応じて切換え表示する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器において、例えば動物等のキャラクタを表示する画像表示装置にあっては、その表示するキャラクタ画像を動かしたり変化させたりするのは、通常、キー入力部からの複数のキー入力操作に応じて行なわれる。
【0003】
すなわち、前記キャラクタ画像として例えば犬を表示する場合に、上下左右を示すカーソルキーを選択的に操作することにより、それぞれの方向に犬の移動表示等が行なえる。
【0004】
しかしながら、キー入力という機械的操作の命令によりキャラクタ画像の移動表示等を行なうのでは、動物等の被表示キャラクタ画像を、ユーザによる現実的な感覚の命令により動かしたり変化させたりして表示することができず、面白みに欠けるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本件出願人は、装置本体から発射させた赤外光をユーザの手による非接触での操作により反射させ、この反射光を受光することで、その反射受光パターンに応じてキャラクタ画像の変化表示が行なえる電子機器につき出願した。
【0006】
しかしながら、この電子機器にあっては、赤外光の受光パターンに応じてキャラクタ画像の変化表示を行なう機能を設けた場合、受光信号が自発光による赤外光を前記非接触でのユーザ操作により反射させたものなのか、あるいは他の電子機器から発光されたものなのかの区別が困難になり、何れの場合でも、その受光パターンが同じであれば同一のキャラクタ画像が表示されてしまう問題がある。本発明は、前記課題に鑑みなされたもので、自己送信信号に伴なう反射信号が受信されたのか、他の機器からの送信信号が受信されたのかに応じて、異なる画像表示を行なうことが可能になる電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係わる電子機器は、以下の手段を備えている。
【0008】
本発明に係わる第1の電子機器は、機器毎に異なる固有のデータを記憶する固有データ記憶手段と、この固有データ記憶手段に記憶されたデータを無線信号として送信する送信手段と、他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信する受信手段と、複数種類の画像データを記憶している画像データ記憶手段と、前記受信手段により受信された無線信号のデータと前記固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を判断する受信データ判断手段と、この受信データ判断手段の判断結果に応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択する画像データ選択手段と、この画像データ選択手段により選択された画像データを表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係わる第2の電子機器は、機器毎に異なる固有のデータを記憶する固有データ記憶手段と、この固有データ記憶手段に記憶されたデータを無線信号として送信する送信手段と、他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信する受信手段と、複数種類の画像データを記憶している画像データ記憶手段と、この画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのそれぞれに対応して複数種類の音データを記憶している音データ記憶手段と、前記受信手段により受信された無線信号のデータと前記固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を判断する受信データ判断手段と、この受信データ判断手段の判断結果に応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択する画像データ選択手段と、この画像データ選択手段により選択された画像データを表示する表示手段と、この表示手段による画像データの表示と共に、その画像データに対応して前記音データ記憶手段に記憶されている音データに応じた音を発生する音発生手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本発明に係わる第1の電子機器では、他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信手段により受信すると、この受信された無線信号のデータと固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を受信データ判断手段により判断する。すると、この受信データ判断手段の判断結果に応じて画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択し、この選択された画像データを表示手段に表示する。
【0011】
また、本発明に係わる第2の電子機器は、他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信手段により受信すると、この受信された無線信号のデータと固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を受信データ判断手段により判断する。すると、この受信データ判断手段の判断結果に応じて画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択し、この選択された画像データを表示手段に表示する。一方、この表示手段による画像データの表示と共に、その画像データに対応して前記音データ記憶手段に記憶されている音データに応じた音を音発生手段により発生する。
【0012】
【実施例】
以下図面により本発明の一実施例について説明する。
【0013】
図1は本発明の電子機器を搭載した電子手帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0014】
この電子手帳は、CPU(中央処理装置)11を備えている。
【0015】
前記CPU11は、キー入力部12からのキー操作信号に応じて起動されるROM13に予め記憶されたシステムプログラムに従って回路各部の動作制御を司るもので、このCPU11には、キー入力部12,ROM13の他、送信部14,受信部15、及びRAM16が接続される。
【0016】
また、前記CPU11には、発振回路11b及び分周回路11cからなるタイマ11aが接続され、さらに、表示駆動回路17を介して液晶表示部18が接続されると共に、増幅回路19を介してスピーカ20が接続される。
【0017】
前記キー入力部12には、手帳データとして登録させる「名前」や「電話番号」を入力するための文字キー及びテンキー12aが設けられると共に、手帳モードと画像表示モードとを切換える際に操作される「モード」キー12b、手帳モードでは他の電子機器に対する手帳データの送信開始キーとして操作され、画像表示モードでは赤外光の発光開始キーとして操作される「スタート」キー12c、手帳モードでは他の電子機器から受信される手帳データの受信終了キーとして操作され、画像表示モードでは赤外光の発光停止キーとして操作される「エンド」キー12d、手帳モードにおいて他の電子機器から送信された手帳データを受信する際に操作される「受信」キー12e、前記文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力された手帳データ、あるいは他の電子機器から受信された手帳データをRAM16に登録させる際に操作される「書込み」キー12f、RAM16に登録された手帳データを検索表示する際に操作される「検索」キー12g等が設けられる。
【0018】
前記ROM13には、CPU11を制御動作させるためのシステムプログラムの他、複数種類の被表示画像データと共に、その被表示画像データのそれぞれに対応した効果音データが予め記憶される。
【0019】
図2は前記電子手帳のROM13に予め記憶される被表示画像データ及びその効果音データを示す図である。
【0020】
すなわち、前記ROM13には、「M=0〜4」でアドレスされる5種類(組)の犬のキャラクタデータがビットマップデータとしてそれぞれ2つ(1)(2)1組で記憶されると共に、該5種類のキャラクタデータに対応させた効果音データがPCMデータとして記憶される。
【0021】
前記送信部14には、送信回路14a及び発光素子14bが備えられ、CPU11から与えられる送信データに応じて赤外光を発光するもので、前記手帳モードでは、文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力表示された手帳データ、あるいは「検索」キー12gの操作に応じて検索表示された手帳データが、「スタート」キー12cの操作に応じて送信回路14aにて変調され発光素子14bを介し赤外発光信号として送信出力される。
【0022】
また、画像表示モードでは、RAM16に登録された電子手帳毎に異なる固有の性別及び名前データが、「スタート」キー12cの操作に応じて送信回路14aにて変調され発光素子14bを介し赤外発光信号として送信出力される。
【0023】
前記受信部15には、受信回路15a及び受光素子15bが備えられ、他の電子手帳の送信部14より送信された赤外発光信号や自分の電子手帳の送信部14から送信された赤外発光信号の反射信号を、何れも外部からの赤外発光信号として受光,受信するもので、前記手帳モードでは、他の電子機器から赤外発光信号として送信された手帳データが、「受信」キー12eの操作に応じて受光素子15bを介し受信回路15aにて受信復調され、液晶表示部18に表示される。
【0024】
また、画像表示モードでは、外部から赤外発光信号として与えられたデータが受光素子15bを介し受信回路15aにて受信復調され、CPU11に通知される。
【0025】
図3は前記電子手帳のRAM16に備えられるレジスタの構成を示す図である。
【0026】
すなわち、前記RAM16には、「名前」及び「電話番号」からなる所定人数分の手帳データが手帳データポインタPで示されるアドレスに登録される手帳データレジスタ16a、液晶表示部18に表示させるべき被表示データがイメージデータとして書込まれる表示レジスタ16b、ROM13に予め記憶されている犬のキャラクタデータに対し電子手帳毎に異なる固有の性別及び名前データが登録される性別レジスタ16c及び名前レジスタ16d、前記受信部15において受信された赤外発光信号の受光波形がデジタルデータとして記憶される光波形レジスタ16e、前記タイマ11aからの32Hzのタイマパルス信号に基づき前記画像表示モードにおける赤外発光信号の受光時間が更新セットされる受信タイマレジスタT0 、前記タイマ11aからの32Hzのタイマパルス信号に基づき前記画像表示モードにおけるキャラクタデータの表示切換え時間を規定する表示タイマレジスタT1 、手帳モードで“0”,画像表示モードで“1”にセットされるモードフラグレジスタN、前記ROM13に記憶されるキャラクタデータ及び効果音データのアドレスを示すROMアドレスレジスタM、前記手帳モードにおける手帳データの受信状態にて“1”にセットされる受信フラグレジスタF0 、前記画像表示モードにおける赤外光の発光状態にて“1”にセットされる発光フラグレジスタF1 、前記画像表示モードにおける犬キャラクタデータの性別,名前を登録するモードにおいて“1”にセットされる名前登録フラグレジスタB、及び前記画像表示モードにおいて赤外光の受光開始に際し“1”にセットされる受光フラグレジスタSが備えられる。
【0027】
前記液晶表示部18には、手帳モードでは、文字キー及びテンキー12aの操作に応じて入力された手帳データか、「検索」キー12gの操作に応じてRAM16の手帳データレジスタ16aから検索された手帳データか、あるいは「受信」キー12eの操作に応じて受信部15を介し受信された手帳データの何れかが表示される。
【0028】
また、画像表示モードでは、性別,名前を登録する際にそのキー入力データが表示され、その後、RAM16のROMアドレスレジスタMにて示されるROMアドレスに応じてROM13から読出された少なくとも1組(1)(2)のキャラクタデータが、表示タイマレジスタT1 で規定される表示切換え時間に基づいて2秒毎に交互に表示される。
【0029】
前記スピーカ20からは、画像表示モードにおいて、前記RAM16のROMアドレスレジスタMにて示されるROMアドレスに応じてROM13から読出された効果音データに基づく効果音が発生される。
【0030】
一方、前記タイマ11aは、例えば32Hzのタイマパルス信号をCPU11に供給するもので、前記受信タイマレジスタT0 ,表示タイマレジスタT1 には、前記32Hzのタイマパルス信号に対応してそのタイマ計時データが加算され、例えばT=32で1秒、T=64で2秒として判断される。
【0031】
前記受信タイマレジスタT0 及び表示タイマレジスタT1 は、画像表示モードにおいて受信部15にて赤外発光信号が受光受信されるとクリアスタートされるもので、前記表示タイマレジスタT1 に書込まれるタイマ計時データが2秒を経過する毎に、ROMアドレスレジスタMにセットされているROMアドレスに対応する1組のキャラクタデータ(図2参照)の切替え表示が行なわれる。
【0032】
ここで、前記受信部15にて外部からの赤外発光信号が受信される状態で、その受信復調されたデータ内容が前記RAM16内の性別レジスタ16c及び名前レジスタ16dに予め登録された性別及び名前データと一致し且つその受信時間T0 が0.5秒を越えた場合には、前記ROMアドレスMに“2”がセットされ、また、前記受信復調されたデータ内容が性別で一致しても名前で不一致である場合には、前記ROMアドレスレジスタMに“3”がセットされ、また、前記受信復調されたデータ内容が性別,名前共に不一致である場合には、前記ROMアドレスレジスタMに“4”がセットされ、さらに、前記受信復調されたデータ内容が性別及び名前で一致してもその受信時間が0.5秒以下である場合には、前記ROMアドレスレジスタMに“1”がセットされる。
【0033】
すなわち、前記ROMアドレスレジスタMには、外部からの赤外発光信号が受信部15に受信された際、そのデータ内容がRAM16内に予め登録された性別,名前データと一致する場合に“1”あるいは“2”がセットされ、また、一致しない場合に“3”あるいは“4”が選択的にセットされることになる。
【0034】
次に、前記構成による電子手帳の動作について説明する。
【0035】
図4は前記電子手帳の全体処理を示すフローチャートである。
【0036】
すなわち、キー入力部12における「モード」キー12bを操作した際に、RAM16のモードフラグレジスタNに“0”がセットされている場合、つまり、現在、CPU11が手帳モードに設定されている場合には、該モードフラグレジスタNに“1”がセットされ、CPU11は画像表示モードに切換え設定される(ステップS1→S2→S3)。
【0037】
前記CPU11が画像表示モードに設定されると、ROMアドレスレジスタMに“0”がセットされる(ステップS4)。
【0038】
また、前記「モード」キー12bを操作した際に、RAM16のモードフラグレジスタNに“1”がセットされている場合、つまり、現在、CPU11が画像表示モードに設定されている場合には、該モードフラグレジスタNに“0”がセットされ、CPU11は手帳モードに切換え設定される(ステップS1→S2→S5)。
【0039】
そして、前記RAM16のモードフラグレジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあっては、CPU11により手帳モード処理(図5参照)が実行される(ステップS6→SA)。
【0040】
また、モードフラグレジスタNに“1”がセットされている画像表示モードにあっては、CPU11により画像表示モード処理(図6〜図11参照)が実行される(ステップS6→SB)。
【0041】
図5は前記電子手帳における手帳モード処理を示すフローチャートである。
【0042】
すなわち、RAM16のモードフラグレジスタNに“0”がセットされている手帳モードにあって、キー入力部12の文字キー及びテンキー12aを操作して「名前」「電話番号」等の手帳データを入力すると、そのキー入力手帳データは、CPU11から表示駆動回路17を介して液晶表示部18に順次表示される(ステップA1→A2,A3)。
【0043】
また、キー入力部12の「書込み」キー12fを操作すると、現在、液晶表示部18に表示されている手帳データがRAM16の手帳データレジスタ16aに登録される(ステップA4→A5)。
【0044】
また、キー入力部12の「検索」キー12gを操作すると、そのキー操作毎にRAM16の手帳データポインタPが(+1)されて更新され、手帳データレジスタ16aに登録されている所定人数の手帳データが順次検索されると共に、該検索された手帳データはCPU11に読出され、表示駆動回路17を介して液晶表示部18に表示される(ステップA6→A7,A3)。
【0045】
また、キー入力部12の「スタート」キー12cを操作すると、現在、液晶表示部18に表示されている手帳データが送信部14の送信回路14aにて赤外波長に変調され、発光素子14bから他の電子機器に対し、赤外発光データとして送信される(ステップA8→A9)。
【0046】
また、キー入力部12の「受信」キー12eを操作すると、RAM16の受信フラグレジスタF0 に“1”がセットされ、他の電子機器から赤外発光データとして送信された手帳データが受信部15によって受信され、CPU11から表示駆動回路17を介し液晶表示部18に表示される(ステップA10→A11,A12,A3)。
【0047】
そして、キー入力部12の「エンド」キー12dを操作すると、RAM16の受信フラグレジスタF0 に“0”がセットされ、前記他の電子機器から赤外発光データとして送信された手帳データの受信処理が停止される(ステップA13→A14,A15)。
【0048】
図6は前記電子手帳における画像表示モード処理を示すフローチャートである。
【0049】
図7は前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう受光検出処理を示すフローチャートである。
【0050】
図8は前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう画像表示処理を示すフローチャートである。
【0051】
図9は前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう名前登録モードでの性別,名前の登録表示状態を示す図である。
【0052】
図10は前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なうユーザの非接触操作による赤外発光反射信号の受信時間が0.5秒以下である場合のキャラクタ表示状態を示す図である。
【0053】
図11は前記電子手帳における画像表示モード処理に伴ない他の電子手帳から送信された赤外発光信号が受信されそのデータ内容が同性,異名である場合のキャラクタ表示状態を示す図である。
【0054】
すなわち、図6における画像表示モード処理において、ROM13に予め記憶された犬キャラクタデータに対しそのユーザ所望の性別及び名前を登録すべく、図9に示すように、キー入力部12の文字キー及びテンキー12aを操作すると、RAM16内の名前登録フラグレジスタBが“1”がセットされて名前登録モードに設定される(ステップB1→B2)。
【0055】
そして、「性別」「名前」のガイダンス表示に伴なってキー入力部12の文字及びテンキー12aを操作し、ユーザ所望の性別(「オス」又は「メス」)及び名前(例えば「ガガーリン」)を入力すると、画像表示処理が起動される(ステップB3,BD)。
【0056】
すなわち、図8における画像表示処理において、RAM16内の名前登録フラグレジスタBに“1”がセットされていることで、名前登録モードに設定されていると判断されると、前記ステップB3においてキー入力された性別及び名前データが、図9で示すように、液晶表示部18に表示される(ステップD1→D2)。
【0057】
ここで、「書込み」キー12fを操作すると、前記液晶表示部18に表示された性別データ「オス」及び名前データ「ガガーリン」が、それぞれRAM16内の性別レジスタ16c及び名前レジスタ16dに登録される(ステップB4→B5,BD「D1→D2」)。
【0058】
こうして、自己の電子手帳の犬キャラクタデータに対する性別及び名前を登録した状態で、ユーザ自身の非接触操作によりキャラクタ表示を行なわせるべく、「スタート」キー12cを操作すると、発光フラグレジスタF1 に“1”がセットされ、前記ROM16内の性別レジスタ16c及び名前レジスタ16dに登録された性別及び名前データが送信回路14aにて赤外波長に変調されその赤外発光信号が発光素子14bを介して送信される(ステップB6→B7)。
【0059】
また、これと共に、ROMアドレスレジスタMに“0”が初期セットされ、名前登録フラグレジスタBが“0”に、受光フラグレジスタSが“0”にそれぞれセットされる(ステップB8,B9,B10)。
【0060】
そして、受信タイマレジスタT0 の計時データが“0”クリアされて、図8における画像表示処理が起動される(ステップB11,BD)。
【0061】
すると、前記名前登録フラグレジスタBは“1”でないと判断されるので、表示タイマレジスタT1 の計時データがタイマ11aからの32Hzのタイマパルス信号に基づき1/32秒分(+1)されて加算されると共に、まずは、その表示切替え時間T1 は2秒経過してないとの判断に従って、前記ステップB8においてROMアドレスレジスタMに初期セットされたROMアドレス「M=0」に対応する犬小屋から出入りする犬キャラクタデータ(図2参照)の第1パターン(1) がROM13から読出され、液晶表示部18に表示される(ステップD1→D3,D4→D5)。
【0062】
ここで、何等キー入力操作の為されない状態では、図7における受光検出処理(ステップBC)が起動されるが、そのステップC1において受信部15に対し赤外発光信号の受光無しと判断されると共に、ステップC2において受光フラグレジスタSは“1”にセットされてないと判断されるので、そのまま画像表示処理(ステップBD)が繰返し起動され、前記表示タイマレジスタT1 の計時データに基づく2秒経過判断に伴なうROMアドレス「M=0」に対応する犬キャラクタデータの第1パターン(1) の表示処理が繰返される(ステップD1→D3,D4→D5)。
【0063】
この後、前記ステップD4において「YES」、つまり、表示タイマレジスタT1 の計時データに基づき表示切替え時間T1 が2秒経過したと判断されると、ROMアドレス「M=0」に対応する効果音データ(この場合、無音「…」)がROM13から読出されてスピーカ20から出力されると共に、該ROMアドレス「M=0」に対応する犬キャラクタデータの被表示パターンが、犬小屋のみの第1パターン(1) から犬小屋から顔を出した第2パターン(2) に切替えられて表示され、前記表示タイマレジスタT1 の計時データが“0”クリアされる(ステップD4→D6,D7,D8)。
【0064】
すると、再び、何等キー入力操作の為されない状態では、図7における受光検出処理(ステップBC「C1→C2」)を通して繰返し画像表示処理(ステップBD)が起動され、前記表示タイマレジスタT1 の計時データに基づく2秒経過判断に伴なうROMアドレス「M=0」に対応する犬キャラクタデータの第2パターン(2) の表示処理が繰返される(ステップD1→D3,D4→D5)。
【0065】
つまり、この場合、ROMアドレス「M=0」に対応する犬小屋から出入りする犬キャラクタデータの第1パターン(1) と第2パターン(2) とが、前記表示切替え時間T1 に基づき2秒毎に交互に表示されると共に、その表示の切替えに伴ない効果音(M=0の場合には無音「…」)が出力されるようになる。
【0066】
こうして、送信部14からRAM16内の性別データ及び名前データに基づき変調された赤外発光信号が送信されている状態で、図10で示すように、ユーザの手を発光素子14b及び受光素子15bの前方に翳して非接触操作を行なうと、その赤外発光反射信号が受光素子15bに受光受信されることにより、図7における受光検出処理において赤外光の入力有りと判断され、受光フラグレジスタSが“1”にセットされると共に、その赤外受光信号の受光波形がデジタル化されてRAM16内の光波形レジスタ16eに記憶される(ステップC1→C3,C4)。
【0067】
そして、受信タイマレジスタT0 の計時データがタイマ11aからの32Hzのタイマパルス信号に基づき1/32秒分(+1)されて加算される(ステップC5)。
【0068】
すると、ステップC6において、前記光波形レジスタ16eに記憶される赤外受光信号の受光波形に基づき、その性別データ及び名前データが復調されたか否か判断されるもので、このステップC6にて「NO」、つまり、受信部15に受信された赤外受光信号のデータ内容が復調されない状態では、再び前記同様の画像表示処理が繰返され、ROMアドレス「M=0」に対応する犬キャラクタデータの切替え表示処理が継続的に実行される(ステップC6→BD「D1→D3〜D8」)。
【0069】
この後、前記ステップC6において「YES」、つまり、受信部15に受信された赤外受光信号のデータ内容(性別,名前)が復調されたと判断されると、その受信された赤外受光信号の性別及び名前データと、RAM16内の性別レジスタ16c及び名前レジスタ16dに予め登録された性別データ「オス」及び名前データ「ガガーリン」との一致/不一致がCPU11において判断される(ステップC6→C7→C8)。
【0070】
このステップC7,C8において共に「YES」、つまり、受信部15に受信された赤外受光信号が有する性別及び名前データと、予め登録されたこの電子手帳固有の性別(オス)及び名前データ(ガガーリン)とが共に一致したと判断されると、前記受信タイマレジスタT0 の計時データに基づき前記赤外受光信号の受信時間T0 が0.5秒を越えたか否か判断される(ステップC7→C8→C9)。
【0071】
ここで、前記ステップC7,C8において共に「YES」、つまり、受信部15に受信された赤外受光信号が有する性別及び名前データと、予め登録されたこの電子手帳固有の性別及び名前データとが共に一致したと判断されることで、当該赤外受光信号はこの電子手帳の送信部14から送信された赤外発光信号の反射信号であると判断された場合でも、前記ステップC9において「NO」、つまり、その受信時間T0 が0.5を越えてないと判断された場合には、再び前記同様の画像表示処理が繰返され、ROMアドレス「M=0」に対応する犬キャラクタデータの切替え表示処理が継続的に実行される(ステップC9→BD「D1→D3〜D8」)。
【0072】
そして、図10で示すように、ユーザの手が発光素子14b及び受光素子15bの前方から遠ざかり、その赤外発光反射信号が受信部15に受信されなくなると、図7における受光検出処理において赤外光の入力無しと判断されると共に、受光フラグレジスタSが“1”にセットさていると判断され、受信タイマレジスタT0 の計時データが加算される(ステップC1→C2→C10)。
【0073】
ここで、前記受信タイマレジスタT0 の計時データに基づき、前記ユーザの非接触操作による赤外発光反射信号の受信時間T0 が0.5秒以下であると判断されると、ROMアドレスレジスタMに“1”がセットされた後、発光フラグレジスタF1 に“0”がセットされ送信部14からの赤外発光信号の送信が停止されると共に、受光フラグレジスタSに“0”がセットされる(ステップC11→C12,C13,C14)。
【0074】
そして、受信タイマレジスタT0 が“0”クリアされ、画像表示処理が起動される(ステップC15,BD)。
【0075】
すると、図8における画像表示処理では、前記ROMアドレスレジスタMに更新セットされたROMアドレス「M=1」に対応する悄気る犬のキャラクタデータ(図2参照)がROM13から読出され、図10で示すように、その第1パターン(1) と第2パターン(2) の表示タイマレジスタT1 に基づく切替え表示処理と共に、効果音「ウー」の出力処理が繰返し実行されるようになる(ステップD1→D3〜D8)。
【0076】
一方、前記ステップC7,C8,C9において共に「YES」、つまり、受信部15に受信された赤外受光信号が有する性別及び名前データと、予め登録されたこの電子手帳固有の性別及び名前データとが共に一致したと判断されることで、当該赤外受光信号はこの電子手帳の送信部14から送信された赤外発光信号の反射信号であると判断された場合であって、その赤外受光信号の受光時間T0 が0.5秒を越えたと判断された場合には、ROMアドレスレジスタMに“2”がセットされた後、発光フラグレジスタF1 に“0”がセットされ送信部14からの赤外発光信号の送信が停止される(ステップC9→C16,C13)。
【0077】
そして、受光フラグレジスタSに“0”がセットされ、受信タイマレジスタT0 が“0”クリアされ、画像表示処理が起動される(ステップC14,C15,BD)。
【0078】
すると、図8における画像表示処理では、前記ROMアドレスレジスタMに更新セットされたROMアドレス「M=2」に対応するお手する犬のキャラクタデータ(図2参照)がROM13から読出され、その第1パターン(1) と第2パターン(2) の表示タイマレジスタT1 に基づく切替え表示処理と共に、効果音「ワンワン」の出力処理が繰返し実行されるようになる(ステップD1→D3〜D8)。
【0079】
すなわち、前記送信部14から送信させた赤外発光信号が、ユーザの非接触操作に伴なって受信部15に受信された場合には、その赤外受光信号が有する性別及び名前データと、RAM16内の性別及び名前レジスタ16c,16dに予め登録させたこの電子手帳固有の性別及び名前データとの一致判断が成され、ROMアドレスレジスタMには“1”あるいは“2”がセットされることになるので、液晶表示部18には、悄気る犬あるいはお手する犬のキャラクタデータの切替え表示が行なわれるようになる。
【0080】
一方、図11に示すように、他の電子手帳の送信部14から送信された赤外発光信号がこの電子手帳の受信部15で受信されると、図7における受光検出処理において、受光入力有りと判断されることにより、受光フラグレジスタSが“1”にセットされ、その受光波形がデジタル化されて光波形レジスタ16eに記憶されると共に、受信タイマレジスタT0 の計時データが加算される(ステップC1→C3,C4,C5)。
【0081】
そして、前記受信部15で受信された赤外受光信号が前記光波形レジスタ16eに記憶された受光波形に基づき復調された際に、その受光信号が有する性別データとRAM16内の性別レジスタ16cに予め登録された性別データとが一致したと判断された場合であっても、該受光信号が有する名前データとRAM16内の名前レジスタ16dに予め登録された名前データとが不一致であると判断された場合には、ROMアドレスレジスタMに“3”がセットされた後、発光フラグレジスタF1 に“0”がセットされ送信部14からの赤外発光信号の送信が停止される(ステップC6→C7→C8→C17,C13)。
【0082】
そして、受光フラグレジスタSに“0”がセットされ、受信タイマレジスタT0 が“0”クリアされ、画像表示処理が起動される(ステップC14,C15,BD)。
【0083】
すると、図8における画像表示処理では、前記ROMアドレスレジスタMに更新セットされたROMアドレス「M=3」に対応する怒る犬のキャラクタデータ(図2参照)がROM13から読出され、図11で示すように、その第1パターン(1) と第2パターン(2) の表示タイマレジスタT1 に基づく切替え表示処理と共に、効果音「ウーワンワン」の出力処理が繰返し実行されるようになる(ステップD1→D3〜D8)。
【0084】
また、前記他の電子手帳の送信部14から送信された赤外発光信号がこの電子手帳の受信部15で受信され復調された際に、ステップC7において「NO」、つまり、その受光信号が有する性別データとRAM16内の性別レジスタ16cに予め登録された性別データとが不一致であると判断された場合には、ROMアドレスレジスタMに“4”がセットされた後、発光フラグレジスタF1 に“0”がセットされ送信部14からの赤外発光信号の送信が停止される(ステップC6→C7→C18→C13)。
【0085】
そして、受光フラグレジスタSに“0”がセットされ、受信タイマレジスタT0 が“0”クリアされ、画像表示処理が起動される(ステップC14,C15,BD)。
【0086】
すると、図8における画像表示処理では、前記ROMアドレスレジスタMに更新セットされたROMアドレス「M=4」に対応する伏せ/お座りする犬のキャラクタデータ(図2参照)がROM13から読出され、その第1パターン(1) と第2パターン(2) の表示タイマレジスタT1 に基づく切替え表示処理と共に、効果音「クウン」の出力処理が繰返し実行されるようになる(ステップD1→D3〜D8)。
【0087】
すなわち、他の電子手帳の送信部14から送信された赤外発光信号が、この電子手帳の受信部15に受信された場合には、その赤外受光信号が有する性別及び名前データと、RAM16内の性別及び名前レジスタ16c,16dに予め登録させたこの電子手帳固有の性別及び名前データとの間で何等かの不一致判断が成され、ROMアドレスレジスタMには“3”または“4”がセットされることになるので、液晶表示部18には、怒る犬あるいは伏せ/お座りする犬のキャラクタデータのパターン切替え表示が行なわれるようになる。
【0088】
一方、前記図6における画像表示モード処理において、キー入力部12の「エンド」キー12dを操作すると、発光フラグレジスタF1 に“1”がセットされている赤外発光信号の送信中においては、該発光フラグレジスタF1 に“0”がセットされて赤外発光の送信が停止され、画像表示処理において、ROMアドレスレジスタMにセットされているROMアドレスMに対応する犬キャラクタデータのパターン切替え表示処理が継続的に実行される(ステップB12→B13→B14,BD「D1→D3〜D8」)。
【0089】
したがって、前記構成の電子手帳によれば、RAM16内の性別レジスタ16c及び名前レジスタ16dに予め登録された電子手帳毎に異なる固有の性別及び名前データを赤外発光信号として変調送信する送信部14が備えられ、受信部15において外部からの赤外発光信号が受光受信されると、その受信信号から復調された性別及び名前データと、前記性別及び名前レジスタ16c,16dに予め登録させた固有の性別及び名前データとの一致/不一致が判断され、他の電子手帳の送信部14より送信された赤外発光信号が受信されたと判断された場合には、ROMアドレスレジスタMは“3”あるいは“4”にセットされ、怒る犬あるいは伏せ/お座りする犬のキャラクタデータがROM13から読出されその効果音発生と共に交互表示され、自己の電子手帳の送信部14より送信された赤外発光信号の非接触操作による反射信号が受信されたと判断された場合には、ROMアドレスレジスタMは“1”あるいは“2”にセットされ、悄気る犬あるいはお手する犬のキャラクタデータがROM13から読出されその効果音発生と共に交互表示されるので、赤外線通信機能を搭載した電子手帳にあって、赤外光の受光パターンに応じてキャラクタデータの変化表示を行なう機能を設けた場合でも、その受光信号が自発光による赤外光をユーザによる非接触操作で反射させたものなのか、あるいは他の電子手帳から発光されたものなのかを区別することができ、それぞれ異なる種類の犬キャラクタデータを選択的に表示することができる。
【0090】
なお、前記実施例では、赤外発光信号を利用して無線通信手段を構成しているが、音波(例えば超音波)あるいは磁性体からの磁気の変化等を利用して無線通信手段を構成してもよい。
【0091】
【発明の効果】
以上のように、本発明の第1の電子機器によれば、他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信すると、この受信された無線信号のデータと固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を判断し、この判断結果に応じて画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択し、この選択された画像データを表示することができる。
【0092】
また、本発明の第2の電子機器によれば、他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信すると、この受信された無線信号のデータと固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を判断し、この判断結果に応じて、画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択し、この選択された画像データを表示することができるばかりでなく、画像データの表示と共に、その画像データに対応して音データ記憶手段に記憶されている音データに応じた音を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一実施例に係わる電子手帳の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子手帳のROMに予め記憶される被表示画像データ及びその効果音データを示す図。
【図3】前記電子手帳のRAMに備えられるレジスタの構成を示す図。
【図4】前記電子手帳の全体処理を示すフローチャート。
【図5】前記電子手帳における手帳モード処理を示すフローチャート。
【図6】前記電子手帳における画像表示モード処理を示すフローチャート。
【図7】前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう受光検出処理を示すフローチャート。
【図8】前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう画像表示処理を示すフローチャート。
【図9】前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なう名前登録モードでの性別,名前の登録表示状態を示す図。
【図10】前記電子手帳における画像表示モード処理に伴なうユーザの非接触操作による赤外発光反射信号の受信時間が0.5秒以下である場合のキャラクタ表示状態を示す図。
【図11】前記電子手帳における画像表示モード処理に伴ない他の電子手帳から送信された赤外発光信号が受信されそのデータ内容が同性,異名である場合のキャラクタ表示状態を示す図。
【符号の説明】
11…CPU(中央処理装置)、11a…タイマ、11b…発振回路、11c…分周回路、12…キー入力部、12a…文字キー及びテンキー、12b…「モード」キー、12c…「スタート」キー、12d…「エンド」キー、12e…「受信」キー、12f…「書込み」キー、12g…「検索」キー、13…ROM、14…送信部、14a…送信回路、14b…発光素子、15…受信部、15a…受信回路、15b…受光素子、16…RAM、16a…手帳データレジスタ、16b…表示レジスタ、16c…性別レジスタ、16d…名前レジスタ、16e…光波形レジスタ、T0 …受信タイマレジスタ、T1 …表示タイマレジスタ、N…モードフラグレジスタ、M…ROMアドレスレジスタ、F0 …受信フラグレジスタ、F1 …発光フラグレジスタ、P…手帳データポインタ、B…名前登録フラグレジスタ、S…受光フラグレジスタ、17…表示駆動回路、18…液晶表示部、19…増幅回路、20…スピーカ。
Claims (4)
- 機器毎に異なる固有のデータを記憶する固有データ記憶手段と、
この固有データ記憶手段に記憶されたデータを無線信号として送信する送信手段と、
他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信する受信手段と、
複数種類の画像データを記憶している画像データ記憶手段と、
前記受信手段により受信された無線信号のデータと前記固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を判断する受信データ判断手段と、
この受信データ判断手段の判断結果に応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択する画像データ選択手段と、
この画像データ選択手段により選択された画像データを表示する表示手段と、
を具備したことを特徴とする電子機器。 - 機器毎に異なる固有のデータを記憶する固有データ記憶手段と、
この固有データ記憶手段に記憶されたデータを無線信号として送信する送信手段と、
他の機器の送信手段により送信された無線信号または自己の機器の送信手段により送信された無線信号の反射信号を受信する受信手段と、
複数種類の画像データを記憶している画像データ記憶手段と、
この画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのそれぞれに対応して複数種類の音データを記憶している音データ記憶手段と、
前記受信手段により受信された無線信号のデータと前記固有データ記憶手段に記憶されている固有データとの一致/不一致を判断する受信データ判断手段と、
この受信データ判断手段の判断結果に応じて前記画像データ記憶手段に記憶された複数種類の画像データのうち少なくとも1つの画像データを選択する画像データ選択手段と、
この画像データ選択手段により選択された画像データを表示する表示手段と、
この表示手段による画像データの表示と共に、その画像データに対応して前記音データ記憶手段に記憶されている音データに応じた音を発生する音発生手段と、
を具備したことを特徴とする電子機器。 - 前記送信手段及び受信手段は、光、音波を利用した通信手段からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子機器。
- 前記固有のデータは、キー入力された性別、名前の文字データであることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の電子機器。
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