JPH0772996A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0772996A
JPH0772996A JP5221681A JP22168193A JPH0772996A JP H0772996 A JPH0772996 A JP H0772996A JP 5221681 A JP5221681 A JP 5221681A JP 22168193 A JP22168193 A JP 22168193A JP H0772996 A JPH0772996 A JP H0772996A
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JP5221681A
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Inventor
Yuji Tabata
裕二 田畑
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Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はプリンタ装置に係り、RAN等の複
数の上位機器に接続されたプリンタ装置においても、迅
速なエミュレーション切り換え処理を行い、印字処理を
高速に行うことが可能なプリンタ装置を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明は、ホストコンピュータ等の上位機器
A等が変更された時、前の上位機器A等の印字データに
対してはその上位機器の印字データを処理する為のエミ
ュレーションプログラムにより受信処理、解析処理、実
行処理を行い、変更後の上位機器B等から出力された印
字データに対しては変更後の上位機器B等に対応するエ
ミュレーションプログラムで受信処理、解析処理、実行
処理を行い、極めて迅速な印字処理を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の上位機器に接続さ
れ、共同使用されるプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ホストコンピュータ等の上位機器
を複数接続し、データベースの資源やプリンタ装置等を
共同使用する、例えばRAN(ローカルエリアネットワ
ーク)システムが利用されている。この様なシステムで
使用されるプリンタ装置は、複数のホストコンピュータ
から出力される印字情報に対応する必要があり、汎用性
が要求される。しかし、ホストコンピュータの機種が異
なれば、その印字情報を処理する制御コマンドも異な
り、この制御コマンドを処理する為の個別のエミュレー
ションプログラムを選択する必要がある。
【0003】この為、RANシステムに接続される従来
のプリンタ装置では、図9に示す如く、各ホストコンピ
ュータから出力される印字データの先頭にエミュレーシ
ョンを切り換える為の制御コードを付加し、選択したエ
ミュレーションプログラムにより制御コマンドの解析や
コマンド実行処理を行っている。
【0004】上述の処理を具体的に説明すると、図10
に示す如く、プリンタ装置内のROM13を任意のバン
ク、例えばバンク1、2、3、・・・に分割し、1個の
バンクには1個のホストコンピュータ(例えばホストコ
ンピュータA、B、C、・・・)から出力される印字情
報を受信し、データ解析し、コマンド実行する為のエミ
ュレーションプログラムを記憶しておき、上述の制御コ
ードに基づいて対応するバンクのエミュレーションプロ
グラムを実行するものである。すなわち、上述の制御コ
ードにより選択されたバンク1、2、3、・・・の中の
いずれか1個のエミュレーションプログラムに基づいて
印字情報の受信、解析、実行処理が行われている。
【0005】尚、同図に示す如く、従来のRAM14は
上述のエミュレーションエリア14aの他に、ワークエ
リア14b、受信バッファ14c、フレームメモリ14
dで構成され、ワークエリア14bは単一構成であり、
印字情報の受信処理、解析処理、実行処理はすべて、こ
の単一構成のワークエリア14bを利用して行ってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタ装置で
は、ホストコンピュータが変更された時、上述の制御コ
ードに基づいてバンク切り換えを行うが、その際、変更
前のホストコンピュータからの印字情報の入力を停止
し、受信バッファやフレームメモリに展開された印字情
報の処理を行った後バンクの切り換えを行う。例えば、
受信バッファに展開された印字情報(中間コード)が存
在する時、この中間コードのコマンド実行処理を行い、
コマンド実行の結果得られたパターンデータをフレーム
メモリに展開した後バンク切り換えを行うことになる。
この為、迅速な印字処理を行うことができない。
【0007】また、エミュレーションの切り換え自体の
処理についても、所定のイニシャル処理を行い初期状態
に設定した後、印字情報の受信を再開する為一定の時間
が必要であり、この点からも従来のプリンタ装置では迅
速な印字処理を行うことができなかった。
【0008】本発明は上記従来の実情に鑑み、RAN等
のシステムに利用され、複数の上位機器に接続されたプ
リンタ装置においても、迅速なエミュレーション切り換
えを行い、印字処理を高速に行うことが可能なプリンタ
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上位機器から
送信される印字情報に従って、対応する印字処理を行う
プリンタ装置に適用され、前記上位機器からの印字情報
受信の為の受信制御プログラムと、前記上位機器からの
印字情報の解析の為の解析制御プログラムと、印字実行
の為の実行制御プログラムとを、前記上位機器に対応し
て各々複数種記憶する記憶手段と、現在実行中の前記各
制御プログラムの種類を記憶する状態記憶手段と、前記
受信制御プログラム、解析制御プログラム、及び印字制
御プログラムを並行して実行する処理手段とを有し、異
なる上位機器から入力する印字情報に対して、連続して
印字処理を行うことを特徴とするプリンタ装置。
【0010】
【作用】本発明は、ホストコンピュータ等の上位機器が
変更された時、受信処理、解析処理、実行処理毎に、制
御プログラムを直ちに変更し、前の上位機器の印字デー
タに対してはその上位機器の印字データを処理する為の
制御プログラムにより受信処理、解析処理、実行処理を
行い、変更後の上位機器から出力された印字データに対
しては変更後の上位機器に対応する制御プログラムで受
信処理、解析処理、実行処理を個別に行い、極めて迅速
な印字処理を行うものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は一実施例のプリンタ装置が
接続されたRANのシステム構成図である。同図におい
て、RANシステム1は各々機種の異なる複数の上位機
器(ホストコンピュータ)A〜Dを接続して構成され、
ディスク装置や通信インターフェイス等も図示しないが
接続されている。プリンタ装置2は汎用性を有するプリ
ンタ装置であり、所謂マルチエミュレーションプリンタ
である。
【0012】図2は上述のプリンタ装置2のシステム構
成を説明する図であり、上位機器Aも含めて示してい
る。プリンタ装置2は、受信処理部3、解析処理部4、
受信バッファ5、実行処理部6、イメージメモリ7、ビ
デオインターフェイス(以下、ビデオI/Fで示す)
8、印字制御部9で構成されている。上位機器(ホスト
コンピュータ)Aから出力される文字コードや印字制御
情報としての印字データは、先ずプリンタ装置2内の受
信処理部3に入力する。この受信処理部3は上位機器A
から出力される印字データをプリンタ装置に入力する際
の入力制御を行う回路であり、例えば不図示の入力(ホ
スト)インターフェイスが対応する。解析処理部4はプ
リンタ装置2に入力する印字データを解析し、対応する
中間コードに変換する回路であり、例えば不図示のCP
U(中央処理装置)が対応する。また、中間コードに変
換された印字データは受信バッファ5に格納される。
【0013】次に、実行処理部6は上述の受信バッファ
5に格納された中間コードを読出し、各コマンドの指示
する処理を実行する回路であり、上述のCPUが対応す
る。この実行処理の際、文字コードは不図示のキャラク
タジェネレータ(CG)へ出力され、対応するパターン
データに変換される。イメージメモリ7は、上述の実行
処理部6の実行処理により変換されたパターンデータを
記憶するメモリであり、例えば用紙1頁分に対応するメ
モリ領域を有する。
【0014】ビデオI/F8は、イメージメモリ7に記
憶されたパターンデータを印字部へ出力制御する回路で
あり、印字制御部9はビデオI/F8を介して出力され
るパターンデータを用紙に印字する為の画像形成プロセ
スユニット、及びその回路で構成されている。
【0015】一方、上述のプリンタ装置2内には、図3
(a)〜(c)の構成を有する、及び状態記憶手段とし
てのメモリが設けられている。同図(a)は、記憶手段
としてのエミュレーションプログラムを記憶するエリア
の構成を示す図であり、前述の上位機器A〜D毎に、受
信処理、データ解析処理、コマンド実行処理の為の個別
のプログラムを有する。例えば、同図(a)の「受信
A」は上位機器Aから出力される印字情報を受信処理す
る為の受信制御プログラムであり、「解析A」は上位機
器Aから出力される印字情報を解析処理する為の解析制
御プログラムであり、「実行A」は同じく上位機器Aか
ら出力される印字情報の実行処理の為の実行制御プログ
ラムである。また、他の「受信B」、「解析B」、「実
行B」、「受信C」、「解析C」、「実行C」、等につ
いても同様に、上位機器B、又はC等に対応するエミュ
レーションである。
【0016】また、同図(b)は、CPUが印字データ
の解析や実行処理を行う時使用するワークエリアの構成
を示す。同図(b)に示す様に、本実施例のワークエリ
アは従来と異なり、上位機器A、B、C、D、・・・毎
に設定されている。したがって、上位機器が変更された
時、対応するワークエリアを利用して個々に処理を行う
ことができる構成である。例えば、上位機器Aから出力
された印字データに対しては「ワークA」を使用し、上
位機器Bから出力された印字データに対しては「ワーク
B」を使用する。また、他の上位機器C、D、・・・か
ら出力された印字データの処理についても同様であり、
対応する「ワークC」、「ワークD」等を使用する。
【0017】一方、同図(c)は、上述の受信処理、解
析処理、実行処理毎に各制御プログラムの種類を記憶す
る状態記憶手段としての記憶エリアであり、本実施例で
は各処理毎に個別に設けられている。例えば、「受信記
憶」にはA、B、C、・・・の上位機器の中のどの上位
機器の受信制御プログラムを選択するかを指示するデー
タが、例えば“A”、“B”、“C”、・・・という形
式で記憶されている。また、他の「解析記憶」、「実行
記憶」についても同様であり、解析制御プログラム、又
は実行制御プログラムを指示するデータが、“A”、
“B”、“C”、・・・という形式で記憶されている。
尚、初期時、上述の「受信記憶」、「解析記憶」、「実
行記憶」には、上位機器Aの印字データを処理するデー
タ“A”が設定されているものとする。
【0018】以上の構成のプリンタ装置において、以下
に印字データの処理動作を説明する。先ず、上位機器A
からプリンタ装置2へ図2に示す経路に沿って印字デー
タが出力される。この印字データは、文字コード、印字
制御情報、及びエミュレーション切り換えコマンドで構
成されている。この様な構成の印字データはプリンタ装
置2へ入力すると、不図示のホストI/F、及び処理手
段としてのCPUにより受信処理される。この受信処理
を示すフローチャートが図4である。すなわち、CPU
は先ず図3(c)の「受信記憶」に記憶されているデー
タを判断する(ステップ(以下STで示す)1)。ここ
で、初期時「受信記憶」には前述の様にデータ“A”が
記憶されているので(ST1がY(イエス))、同図
(a)のエミュレーション記憶部から上位機器Aから入
力する印字データを受信処理する為の受信制御プログラ
ム「受信A」を読出し、受信処理を実行する(ST
2)。一方、上位機器から出力された印字データに含ま
れるエミュレーション切り換えコマンドにより、「受信
記憶」の記憶データが初期設定時の“A”から、例えば
データ“B”に変わっていれば(ST1がN(ノー)、
ST3がY)、上位機器Bから出力された印字データを
受信処理する為の受信制御プログラム「受信B」を読出
し、印字データの受信処理を実行する(ST4)。さら
に、上述の判断の結果、「受信記憶」の記憶データが例
えばデータ“C”に変わっていれば(ST1がN、ST
3がN、ST5がY)、上位機器Cから出力された印字
データを受信処理する為の受信制御プログラム「受信
C」を読出し、印字データの受信処理を実行する(ST
6)。さらに、「受信記憶」の記憶データが上位機器D
等の他の上位機器から出力された印字データを受信処理
するデータであれば、上述と同様、対応する印字データ
の受信処理の為の受信制御プログラムを読出し受信処理
を実行する。尚、上述の受信処理は、「受信記憶」に記
憶されたデータ“A”の処理を行う時は「ワークA」を
使用し、データ“B”の処理を行う時は「ワークB」を
使用し、データ“C”、“D”、・・・の処理を行う時
は対応する「ワークC」、「ワークD」、・・・を使用
するものである。
【0019】受信処理の制御方法(通信プロトコル)は
上位装置機種に依存する為、各エミュレーション毎に異
なる仕様となっているが、LANの様な1台の上位装置
から複数の上位装置機種の印字データが出力される場
合、後述するエミュレーション切り換えコマンドに対応
して切り換わる上位装置のプロトコルと一致せずエラー
となる場合がある。
【0020】この為、受信処理は、解析処理と同期して
切り換わる状態と上位装置の機種に依存しエミュレーシ
ョン切り換えコマンドに依存しない固定の状態との何れ
かに操作パネル等から設定出来る様にしている。
【0021】以降は、受信処理が解析処理と同期して切
り換わる状態の場合の説明である。上述の様にして受信
処理部3で受信された印字データは、次にデータ解析部
4でデータ解析が行われる。図5はこのデータ解析処理
のフローチャートである。このデータ解析処理も前述と
同様、先ず図3(c)の「解析記憶」に記憶されたデー
タを読出し、対応する解析制御プログラムを同図(a)
から読出すものである。例えば、「解析記憶」に記憶さ
れたデータが“A”であり、上位機器Aから出力された
印字データの解析処理であると判断すると(ステップ
(以下Sで示す)1がY)、同図(a)から上位機器A
から出力された印字データを解析処理する為の解析制御
プログラム「解析A」を読出し、印字データの解析処理
を行う(S2)。また、上述の判断の結果、「解析記
憶」に記憶されたデータが“B”であり、上位機器Bか
ら出力された印字データの解析処理であると判断すると
(S1がN(ノー)、S3がY)、上位機器Bから出力
された印字データを解析処理する為の解析制御プログラ
ム「解析B」を読出し、解析処理を行う(S4)。ま
た、他の上位機器から出力された印字データの解析処理
であると判断すると(S1がN、S3がN)、対応する
上位機器から出力された印字データを解析処理する為の
解析制御プログラムを読出し、当該印字データの解析処
理を行う(S5、S6、等)。
【0022】一方、上述の解析処理を具体的に説明する
図が図6である。同図に示す様に、例えば上位機器Aか
ら出力された印字データを解析処理する時は、上述の様
に「解析A」の解析制御プログラムを読出し、このプロ
グラムに従って1バイト毎に印字データを入力し(S
7)、コマンド解析する(S8)。このコマンド解析と
しては、例えば文字の反転、拡大、縮小、等のコマンド
に対してプリンタ装置2自体で対応する処理を行う為の
中間コードに変換するものである。上述の処理により、
コマンド解析が終了(コマンド確定)すると(S8が
Y)、エミュレーション切り換えコマンドの入力がある
か判断する(S9)。ここで、エミュレーション切り換
えコマンドが入力しない時(S9がN)、他の印字デー
タ(各コマンド)の解析処理の実行を継続する(S1
1)。
【0023】一方、エミュレーション切り換えコマンド
が入力すると(S9がY)、「受信記憶」および「解析
記憶」に新たに指定されたエミュレーションをセットし
(S10)、以後この指定に基づく解析制御プログラム
に従ってコマンド解析処理を行う(S11)。例えば、
上位機器Aから出力された印字データの解析処理を「解
析A」の解析制御プログラムに従って処理していた時、
上位機器がBに変更されると「解析記憶」にデータ
“B”が設定されると共に、「解析B」の解析制御プロ
グラムが読出され、以後このプログラムに従って印字デ
ータの解析処理が行われる。すなわち、新たなエミュレ
ーションが「解析記憶」にセットされた後のコマンド解
析は、新たなエミュレーションプログラムに従って実行
される。この様に解析処理することにより、従来の様に
前の上位機器から出力された未処理の印字データがすべ
て前の解析制御プログラムに従って解析されるまで待つ
必要がなく、印字データの解析処理の中断が発生しな
い。
【0024】尚、上述の解析処理は、「解析記憶」に記
憶されたデータが“A”の時は「ワークA」を使用し、
データ“B”の時は「ワークB」を使用し、データ
“C”、“D”、・・・の時は対応する「ワークC」、
「ワークD」、・・・を使用する。
【0025】上述の様にしてコマンド解析された印字デ
ータは、受信バッファ5に格納され、以後実行処理部6
においてコマンド実行される。このコマンド実行処理を
説明する図が、図7に示すフローチャートである。この
コマンド実行処理も前述と同様、先ず図3(c)の「実
行記憶」に記憶されたデータを読出し、対応する実行制
御プログラムを同図(a)から読出しコマンド実行処理
を行うものである。例えば、「実行記憶」に記憶された
データが初期時の“A”のままであり、上位機器Aから
出力された印字データの実行処理であると判断すると
(ステップ(以下STPで示す)1がY)、同図(a)
から上位機器Aに対応するコマンド実行処理の為の実行
制御プログラム「実行A」を読出し、コマンドの実行処
理を行う(STP2)。また、上述の判断の結果、「実
行記憶」に記憶されたデータが“B”や“C”等である
時(STP1がN(ノー)、STP3がY、又はSTP
5がY)、上位機器B、又はCに対応するコマンド実行
処理である実行制御プログラム「実行B」、又は「実行
C」を読出し、コマンド実行処理を行う(STP4、S
TP6)。
【0026】また、上述のコマンド実行処理を具体的に
説明する図が図8である。同図に示す様に、コマンド実
行処理は受信バッファ5に格納された中間コードを読出
し、(STP7)、コマンドの実行処理を行う(STP
8)。このコマンド実行処理としては、例えば文字の反
転、拡大、縮小、等のコマンドに対して指定された文字
に対応する処理を施すものである。また、上述の実行処
理が終了(コマンド確定)すると(STP8がY)、エ
ミュレーション切り換えコマンドの入力があるか判断す
る(STP9)。ここで、エミュレーション切り換えコ
マンドが入力しない時(STP9がN)、上述のコマン
ド実行処理を継続する(STP11)。
【0027】一方、エミュレーション切り換えコマンド
が入力すると(STP9がY)、「実行記憶」に新たに
指定されたエミュレーションをセットし(STP1
0)、以後のこのエミュレーションに対応する実行制御
プログラムに従って処理を行う(STP11)。例え
ば、上位機器Bから出力された印字データの実行処理を
「実行A」の実行制御プログラムに従って処理している
時上位機器がCに変更された場合、「実行記憶」にデー
タ“C”が設定されると共に、「実行C」の実行制御プ
ログラムが読出され、以後このプログラムに従ってコマ
ンドの実行処理が行われる。すなわち、このコマンド実
行処理においても、新たなエミュレーションが「実行記
憶」にセットされた後のコマンド実行処理は、新たな実
行制御プログラムに従って処理される。この様に実行処
理を行うことにより、従来の様に前の上位機器から出力
された未処理の中間コードがすべて前の実行制御プログ
ラムに従って処理されるまで待つ必要がない。したがっ
て、この時にもコマンドの実行処理は中断しない。
【0028】尚、上述の実行処理も、「実行記憶」に記
憶されたデータが“A”の時は「ワークA」を使用し、
データ“B”の時は「ワークB」を使用し、データ
“C”、“D”、・・・の時は対応する「ワークC」、
「ワークD」、・・・を使用する。
【0029】以上の様に、本実施例のプリンタ装置は、
ある上位機器の印字データの出力が他の上位機器からの
印字データの出力に変更されると、変更後のエミュレー
ションプログラムが受信処理、解析処理、実行処理毎に
個別に読出され、上位機器の変更後印字処理を中断する
ことなく、極めて迅速に印字処理を行うことができるも
のである。このことは、本実施例のプリンタ装置2が上
位機器A、B、C、・・・に対応した「ワークA」、
「ワークB」等を有し、各ワークエリアで個々の処理を
行えるからである。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明によれ
ば上位機器が変更されても、その変更後直ちに、受信処
理、解析処理、実行処理の各処理のエミュレーションプ
ログラムが変更されるので、各処理毎に変更前の印字処
理を終了させ、直ちに新たな制御プログラムに従って印
字処理を行うことができ、極めて迅速に印字処理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のプリンタ装置を接続したRANのシ
ステム構成図である。
【図2】一実施例のプリンタ装置のシステム構成を説明
する図である。
【図3】一実施例のプリンタ装置のメモリ構成を説明す
る図である。
【図4】受信処理を説明するフローチャートである。
【図5】印字データの解析処理を説明するフローチャー
トである。
【図6】解析処理の具体例を説明するフローチャートで
ある。
【図7】コマンド実行処理を説明するフローチャートで
ある。
【図8】コマンド実行処理の具体例を説明するフローチ
ャートである。
【図9】上位機器から出力されるデータ内容を説明する
図である。
【図10】従来のプリンタ装置のメモリ構成を説明する
図である。
【符号の説明】
2 プリンタ装置 3 受信処理部 4 解析処理部 5 受信バッファ 6 実行処理部 7 イメージメモリ 8 ビデオI/F 9 印字制御部 A〜D 上位機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位機器から送信される印字情報に従っ
    て、対応する印字処理を行うプリンタ装置において、前
    記上位機器からの印字情報受信の為の受信制御プログラ
    ムと、前記上位機器からの印字情報の解析の為の解析制
    御プログラムと、印字実行の為の実行制御プログラムと
    を、前記上位機器に対応して各々複数種記憶する記憶手
    段と、 現在実行中の前記各制御プログラムの種類を記憶する状
    態記憶手段と、 前記受信制御プログラム、解析制御プログラム、及び印
    字制御プログラムを並行して実行する処理手とを有
    し、 異なる上位機器から入力する印字情報に対して、連続し
    て印字処理を行うことを特徴とするプリンタ装置。
JP5221681A 1993-09-07 1993-09-07 プリンタ装置 Pending JPH0772996A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01140221A (ja) * 1987-11-26 1989-06-01 Ricoh Co Ltd プリンタ制御装置
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JPH05104825A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Fuji Xerox Co Ltd プリンタ制御装置

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